JP2002025208A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2002025208A
JP2002025208A JP2000199847A JP2000199847A JP2002025208A JP 2002025208 A JP2002025208 A JP 2002025208A JP 2000199847 A JP2000199847 A JP 2000199847A JP 2000199847 A JP2000199847 A JP 2000199847A JP 2002025208 A JP2002025208 A JP 2002025208A
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component
track
disk
servo
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Masahide Tanitsu
正英 谷津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】WRO成分によるトラック形状の歪に起因する
隣接トラック間の不均一性を解消できるようにヘッド位
置決め誤差を補正し、結果として確実なデータ記録再生
動作を実現できる高い信頼性を有する磁気ディスク装置
を提供することにある。 【解決手段】ヘッド位置決め制御システムは、目標位置
(r)との位置誤差(e)に基づいて、プラント3を駆
動制御するフィードバック制御系に付加して、トラック
形状歪に基づいて位置誤差(e)を補償するための補正
値を算出する補正系20を有する構成である。フィード
バック制御系は、データ記録又は再生に伴うヘッド位置
決め制御時に、記憶部27からの補正値を使用して位置
誤差(e)を補償し、トラック形状歪をほぼ解消したト
ラック形状を想定したヘッド位置決め制御を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクドライブなどの磁気ディスク装置に適用し、特にサ
ーボライト時に発生するディスクの偏心成分に関係する
トラック間で相関のないディスク回転の同期成分による
ヘッドの位置誤差を抑制するヘッド位置決め制御機能を
備えた磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクドライブ(HD
D)は、磁気ヘッド(以下単にヘッドと称する)により
記憶媒体であるディスク上にデータを書込み、またディ
スクからデータを読出すように構成されている。ディス
クは、各データ面に同心円状の多数のトラック(シリン
ダ)が構成されて、各トラックがそれぞれ複数のデータ
セクタに分割されている。HDDでは、ディスク上には
サーボデータが記録されたサーボエリアが所定の間隔で
設けられている。サーボデータは大別して、トラックを
識別するためのトラックアドレス(シリンダコード)及
びサーボバーストデータ(位置信号)からなる。ここ
で、サーボエリアから次のサーボエリアの前までの領域
をサーボセクタと呼ぶ。即ち、ディスク上の各トラック
は、複数のサーボセクタ(サーボエリアの数に相当)に
分割されている。各サーボセクタは、サーボエリアを先
頭として、1個又は複数個のデータセクタから構成され
ている。
【0003】HDDには、アクセス対象のトラック(目
標位置)が決定されると、ヘッドを当該目標位置まで移
動制御して、かつ当該トラックの範囲内に位置決めする
ように追従制御させるためのヘッド位置決め制御システ
ムが設けられている。
【0004】ヘッド位置決め制御システムは、概念的に
は図7に示すように、フィードバック制御系1によりト
ラック追従制御を実行している。フィードバック制御系
1は大別して、ディスク上の目標位置(r)と実際のヘ
ッド位置(y)との位置誤差(e)を算出する位置誤差
検出要素(減算要素)2と、制御要素(コントローラ)
4と、プラント(制御対象)3とから構成されている。
コントローラ4は、具体的にはHDDのメイン制御装置
であるCPU(マイクロコントローラ)である。また、
プラント3は、ボイスコイルモータ(VCM)を含むア
クチュエータである。アクチュエータはヘッドを搭載し
ており、ディスク上の半径方向にヘッドを移動し、目標
位置に位置決めする。ここで、コントローラ4及びプラ
ント3の各伝達関数をそれぞれ「Fb」と「Ps」とす
る。
【0005】コントローラ4は、ヘッドと目標位置との
相対的位置である位置誤差eを入力して、この位置誤差
eを解消するような制御値(制御操作量)Ufを算出す
る。このとき、コントローラ4は、閉ループ系を安定化
補償し、かつサーボデータの偏差補償を行なうように制
御値(Uf)を算出する。ここで、安定化補償とは、シ
ステムの位相遅れを補償してループの安定化を行なうも
のであり、位相進み補償とも呼ばれる。具体的には、ゲ
インクロス周波数で、位相の遅れが「−180度」以下
になると、制御ループが不安定になる。このため、制御
ループ内にディジタルフィルタを設けて、ゲインクロス
周波数で位相が進むような補償がなされる。
【0006】一方、偏差補償とは、ディスク上のトラッ
クに記録されたサーボデータとヘッドとの相対誤差を小
さくして、ヘッドの位置決め精度を向上させるものであ
る。具体的には、ヘッドを搭載しているアクチュエータ
は、ヘッドとヘッドアンプ間の信号伝送やVCMに対す
る通電のためのFPC(flexible printed circuit boa
rd)の歪みによる外力を常に受けている。また、ディス
ク上に記録されたサーボデータは、ディスクの偏心によ
るトラック振れや、スピンドルモータ(ディスクの回転
機構)の振れ、スピンドルモータの回転振動などによっ
て生ずる同期及び非同期な振れにより、常に位置変動を
起こしている。このようなアクチュエータに加わる外力
やトラック位置変動に対して、サーボデータとヘッドと
の相対誤差を低減させるために、制御ループ内に積分型
のディジタルフィルタを設けて、ヘッドのトラック追従
精度を向上させるための偏差補償がなされる。
【0007】ところで、ヘッドを追従させるべきディス
ク上のトラックには、特にディスクの回転に伴う要因に
より偏心(ヘッドに対するトラック偏心)が発生する。
この偏心の要因としては、ディスクを回転させるための
スピンドルモータの軸振れ、サーボデータを書き込むと
きのディスクの振動、また周囲温度の変化によるディス
ク形状の伸縮などがある。
【0008】従来のヘッド位置決め制御システムでは、
前記のようなディスクの回転に伴うトラックの偏心に対
して、ヘッドの位置決め精度を向上させるために、フィ
ードバック制御系のゲインを上げて、その偏心の抑制率
を向上させる方法がある。しかしながら、実際のHDD
では、ヘッドを搭載しているアクチュエータには機械的
な共振要素が含まれており、単純にフィードバック制御
系のゲインを上げることはできない。
【0009】図8(A),(B)は、従来のヘッド位置
決め制御システムにおいて、ヘッドを特定のトラックに
位置決め制御したときの位置決め精度とそのスペクトル
を示す測定例である。同図(A)では、横軸はディスク
上の特定のトラック(ディスクの1回転における)サー
ボセクタの位置(ここではサーボセクタ数として50を
想定している)を示す。また、同図(A)において、測
定結果である曲線140cは平均値を示す。また、曲線
140aと140bとの誤差は、ディスクを回転させる
スピンドルモータに発生する非同期の偏心成分によるも
のである。さらに、同図(B)では、横軸は偏心成分の
次数(偏心次数)を示す。ここでは、1,2,4次の偏
心成分が十分に抑制されずに、繰り返し周期成分として
残留していることを示している。要するに、従来のフィ
ードバック制御系のシステムでは、ディスクの回転に伴
うトラックの偏心成分を十分に抑制できないことがあ
る。
【0010】ところで、前述のように、ディスクを回転
させるためのスピンドルモータの軸振れ、サーボデータ
を書き込むときのディスクの振動、また周囲温度の変化
によるディスク形状の伸縮などにより、スピンドルモー
タ(ディスク)の回転周期に同期した同期成分で、隣接
トラック間で相関のある同期成分(以下RRO成分また
は第1の同期成分と表記する場合がある)がある。一
方、当該同期成分で、隣接トラック間で相関のない同期
成分(以下WRO成分または第3の同期成分と表記する
場合がある)がある(後述する)。
【0011】前記のRRO成分を抑圧する技術として、
図9に示すように、フィードバック制御系1と共に、学
習型フィードフォワード制御系10を併用したヘッド位
置決め制御システムが提案されている。学習型フィード
フォワード制御系10は、フィードバック制御系1によ
る位置決め制御の実行時における位置誤差(e)を観測
し、この位置誤差(e)からディスクの回転周期に同期
した特定偏心成分を抽出する同期成分(偏心成分)検出
部(伝達関数Ft)11を有する。フィードフォワード
制御部(伝達関数Fwとし、以下FWコントローラと呼
ぶ)12は、同期成分検出部11の検出結果(学習結
果)に基づいて、同期成分(偏心成分)を抑制するよう
な制御値(制御操作量)Ufを算出して、フィードバッ
ク制御系1の加算部13に出力する。加算部13は、コ
ントローラ4からの制御値UbとFWコントローラ12
からの制御値Ufとを加算した制御値(制御操作量)を
プラント3に出力する。
【0012】このような同期成分抑制方式のシステムに
より、フィードバック制御系1のみではヘッドの追従制
御が困難となるトラックの偏心成分(即ち、前記RRO
成分)を抑制できるため、結果的に位置誤差を十分に抑
制し、ヘッドの位置決め精度を向上させて、データの記
録または再生を確実に行うことができる。
【0013】図10(A),(B)は、当該同期成分抑
制方式のヘッド位置決め制御システムにおいて、ヘッド
を特定のトラックに位置決め制御したときの位置決め精
度とそのスペクトルを示す測定例である。この測定例か
ら明らかなように、学習型フィードフォワード制御系1
0を付加した方式により、フィードバック制御系1のみ
のシステムと比較して、同期成分を十分に抑制できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述の同期成分抑制方
式のヘッド位置決め制御システムでは、ディスク回転
(スピンドルモータの回転)に同期した偏心成分におい
て、HDDの衝撃、振動、発熱などの環境により発生す
る複数のトラック間で相関のある同期成分(RRO成
分)を抑制することは可能である。しかしながら、従来
の同期成分抑制方式では、トラック間で相関のない同期
成分(WRO成分)を十分に抑制することはできない。
【0015】前述したように、ディスク回転(スピンド
ルモータの回転)に同期した同期成分には、RRO成分
(または第1の同期成分)以外に、WRO成分(第3の
同期成分)がある。RRO成分は、トラック間で相関の
ある成分であるため、原理的にはヘッドをトラック位置
に正確に追従させることによって、データの記録又は再
生時の信頼性を向上させることが可能である。
【0016】しかし、WRO成分はトラック間で相関の
ない同期成分であるため、ヘッドをトラック位置に正確
に追従させると、セクタ位置によっては隣接トラック間
隔を狭めることになり、データの記録又は再生時の干渉
を生じやすくする(図2を参照)。
【0017】ここで、HDDの製造工程には、ディスク
100上にサーボデータ(サーボパターン)を記録する
ためのサーボライト工程がある。サーボライト工程は、
サーボトラックライタ(STW)と呼ぶ専用装置によ
り、スピンドルモータにより回転しているディスク上に
サーボデータを記録する。このサーボライト時に発生す
るスピンドルモータの非同期成分がWRO成分に相当
し、ディスク上には固定化されたトラック形状の歪とし
て現れる。換言すれば、WRO成分とは、サーボライト
時のスピンドルモータの非同期成分により、サーボデー
タとしてディスク上に固定化されたトラック形状の歪に
相当し、スピンドルモータの回転周期に同期した成分で
ある。具体的には、図2(A)に示すように、ディスク
上に記録されるサーボデータにより構成される理想形状
のトラック(点線で示すN−1,N,N+1)に対し
て、実線で示すようなトラック形状の歪が固定化され
る。このトラック形状の歪は各トラック間で異なるた
め、前記のような隣接トラック間隔が狭まる部分201
が発生する。なお、図2(A)は、同図(B)で示す部
分200の拡大図である。このようなディスク上のトラ
ック形状の歪は、データの記録又は再生時の信頼性を低
下させる要因となる。
【0018】そこで、本発明の目的は、WRO成分によ
るトラック形状の歪に起因する隣接トラック間の不均一
性を解消できるようにヘッド位置決め誤差を補正し、結
果として確実なデータ記録再生動作を実現できる高い信
頼性を有する磁気ディスク装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点は、
ヘッドの位置決め制御に得られる位置誤差から各トラッ
ク間で相関のないWRO成分(同期成分)を検出して、
当該同期成分からサーボライト時に発生するディスク上
のトラック形状の歪を検出する機能を有するディスクド
ライブに関するものである。
【0020】具体的には、本ドライブは、ヘッドにより
読出されたサーボデータを使用して、前記ヘッドの現在
位置と指定の目標位置との位置誤差を検出するための位
置誤差検出手段と、ディスクの回転に同期する周波数成
分とは異なる所定の周波数成分を有する振動を生成し、
目標位置に追従しているヘッドをディスク上の複数のト
ラック間で振動させるためのサーボ系加振手段と、サー
ボ系加振手段によるヘッドの振動状態において、位置誤
差検出手段により検出される位置誤差の観測結果に基づ
いて、各トラック間で相関のあるディスク回転に同期す
る第1の同期成分及び各トラック毎の第2の同期成分を
検出するための同期成分検出手段と、第1の同期成分及
び第2の同期成分を使用して、各トラック間で相関のな
い第3の同期成分(WRO成分)を算出する手段と、第
3の同期成分を使用してディスク上に記録されたサーボ
データに基づいて構成されるトラック形状の歪を示すト
ラック形状歪を検出する手段とを有するヘッド位置決め
制御システムを備えたものである。
【0021】このような構成であれば、サーボライト工
程によりディスク上に固定化されたトラック形状の歪
(理想トラック形状からの誤差)を検出できるため、当
該トラック形状の歪によるヘッド位置決め誤差を解消で
きる制御が可能となる。即ち、ヘッド位置決め制御シス
テムは、理想トラック形状に基づいて構成されるデータ
トラックに対してヘッドを位置決め制御できる。従っ
て、トラック形状の歪により隣接トラック間隔が狭くな
り、データ記録再生時の干渉が発生する事態を未然に防
止し、結果として確実にデータ記録再生動作を実現でき
る。
【0022】本発明の第2の観点は、前記各トラックの
形状歪の検出結果を利用してヘッドの位置決めを補正す
るための補正値を求めて、例えばフラッシュメモリ又は
ディスク上に記憶する機能を有するヘッド位置決め制御
システムを備えたドライブに関するものである。
【0023】具体的には、本発明のヘッド位置決め制御
システムは、トラック形状歪の検出結果を使用して、ヘ
ッド位置決め制御において理想のトラック形状に基づい
た位置情報とトラック形状歪に基づいた位置情報との誤
差を補正するための補正情報を算出する補正値算出手段
と、補正値算出手段により算出された補正情報を記憶す
る記憶手段とを有する。
【0024】このような構成であれば、特に製品出荷さ
れたディスクドライブは、ヘッド位置決め制御時に記憶
した補正情報を使用して、理想トラック形状に基づいて
構成されるデータトラックに対してヘッドを高精度に位
置決めできる。従って、換言すれば、ディスク上のデー
タトラック間隔を均一化できるため、データ記録再生時
の干渉を抑制し、データ記録再生動作の信頼性を向上さ
せることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0026】(ディスクドライブの構成)本実施形態
は、特にHDDのサーボ系に適用した場合を想定する。
HDDのサーボ系は、図6に示すように、マイクロコン
トローラ110をメイン要素とし、後述するヘッド位置
決め制御システムを実現している(図1を参照)。
【0027】まず、HDDでは、記録媒体であるディス
ク100はスピンドルモータ103に固定されて、所定
の角速度で高速回転している。ディスク100は、多数
の同心円状のトラック(シリンダ)が形成されている。
各トラックは複数のサーボセクタに分割されている。各
サーボセクタは、サーボエリア102を先頭として、1
個又は複数個のデータセクタ101から構成されてい
る。データセクタ101は、ユーザデータを記録するた
めのエリアである。サーボエリア102には、前述した
ように、トラックアドレス(シリンダコード)およびサ
ーボバーストデータ(位置信号)を含むサーボデータが
記録されている。
【0028】ヘッド104はアクチュエータ105に搭
載されている。アクチュエータ105はVCM106に
より駆動されて、ヘッド104をディスク100の半径
方向に移動(シーク動作)または位置調整(トラック追
従動作)する。VCM106はVCMドライバ113か
ら供給される駆動電流により駆動する。アクチュエータ
105、VCM106およびVCMドライバ113は、
後述するように、ヘッド位置決め制御システムのプラン
ト(制御対象)に含まれる。
【0029】ヘッドアンプ回路114は、ヘッド104
により読出されたサーボデータを含む再生信号(リード
データ)を増幅して出力する。サンプルホールド回路1
15は、サーボバーストデータの振幅値(通常では2相
のバーストパターンA,BとC,Dからなる)をサンプ
ルホールドし、マイクロコントローラ110に出力す
る。マイクロコントローラ110は、サンプルホールド
回路115から出力される振幅値に基づいてヘッド10
4の絶対位置と目標位置(通常ではアクセス対象のトラ
ックの中心)との位置誤差を算出する。
【0030】マイクロコントローラ110は、メモリに
予め格納された制御プログラムを実行するCPUをメイ
ン要素とし、後述するヘッド位置決め制御システムの制
御プロセスを実行する。マイクロコントローラ110
は、A/Dコンバータ111により位置誤差eをディジ
タル値に変換して入力する。また、マイクロコントロー
ラ110は、算出した制御操作量をD/Aコンバータ1
12によりアナログの電圧信号に変換してVCMドライ
バ113に出力する。但し、D/Aコンバータ112は
VCMドライバ113側に設けられて、マイクロコント
ローラ110はディジタル値である制御値をVCMドラ
イバ113に設定するような構成でもよい。VCMドラ
イバ113は、制御値をVCM106を駆動するための
電流に変換する。
【0031】なお、マイクロコントローラ110による
一連の制御動作は、ヘッド104がサーボデータを読み
込む毎に逐次実行される。セクタサーボ方式では、一定
の間隔でサーボデータが書き込まれているため、一定の
サンプル周期毎にヘッド位置決め制御が実行される。
【0032】(ヘッド位置決め制御システムの構成)本
実施形態のヘッド位置決め制御システムは、WRO成分
によりディスク上に固定化されたトラック形状の歪に起
因して、データトラック間隔が不均一になることを防ぐ
ために、トラック形状の歪を検出し、かつ当該検出結果
に基づいてヘッド位置決めの補正を実行する機能を有す
るシステムである。
【0033】具体的には、本システムは、図1に示すよ
うに、ヘッド104の絶対位置(y)とディスク100
上の目標位置(r)との位置誤差(e)に基づいて、プ
ラント(アクチュエータ)3を駆動制御するフィードバ
ック制御系に付加して、位置誤差(e)からトラック形
状の歪に基づいた誤差(WRO成分)を解消するための
補正値を算出する補正系20を有する構成である。
【0034】補正系20は、サーボ系加振部(伝達関数
Gt)20と、RRO成分検出部22と、各トラックの
同期成分検出部(TS)23と、WRO成分検出部24
と、トラック形状歪検出部25と、補正部26と、補正
値の記憶部27とを有する。以下、補正系20の各要素
の機能を詳細に説明する。
【0035】サーボ系加振部(伝達関数Gt)21は、
ディスク100の回転に同期する同期成分とは異なる周
波数成分でフィードバック制御系を加振して、ヘッドを
複数のトラックのまたがって加振させる。具体的には、
サーボ系加振部21は、例えば所定の周波数(例えば1
00Hz)のサイン(sin)波からなる外乱信号を発
生し、フィードバック制御系の加算部5により、観測値
に相当する位置誤差信号(位置誤差検出部2の出力)に
加算する。具体的には、サーボ系加振部20は、アクチ
ュエータ105を複数のトラック間を振動させる。これ
により、図5に示すように、ヘッド104を搭載したア
クチュエータ105は、目標位置(例えばトラックNと
する)を境界として、複数のトラック間を振動するよう
に移動する(ヘッド軌跡301)。なお、図5におい
て、実線300は、トラック形状の歪(トラック偏心)
を示している。なお、サーボ系加振部21はトラック間
で相関のある同期成分を求めるときのみ動作するもので
ある。
【0036】RRO成分検出部22は、サーボ系加振部
21により加振された外乱を含む位位置誤差(e)を観
測し、当該位置誤差(e)に含まれるディスクの回転周
期に同期し、トラック間で相関のある同期成分(RRO
成分)を抽出する。
【0037】RRO成分検出部22は、具体的には位置
誤差(e)から特定の同期成分をサイン(sin)成分
とコサイン(cos)成分に分離し抽出する処理を実行
する。位置誤差(e)の中で、ディスクの回転周期に同
期した同期成分は、周期関数として捉えることができる
ので、フーリエ級数により展開表示することができる。
即ち、ディスクの回転周期をT、位置誤差の観測情報を
e(t)とすれば以下式(1)を求めることができる。
観測情報e(t)には、加振された外乱の周波数成分が
含まれている。
【0038】
【数1】
【0039】ここで、a1,a2,a3,…,b1,b
2,b3,…,c0はフーリエ係数(1,2,3,…は
偏心次数を意味する)であり、各偏心成分の大きさと位
相を表す。各フーリエ係数は次式(2)により求めるこ
とができる。
【0040】
【数2】
【0041】本実施形態のHDDでは、前述したよう
に、セクタサーボ方式であるためサーボデータは離散的
にしか得られないため、位置誤差(e)を時間的に連続
な情報として得ることはできない。そこで、位置誤差
(e)を離散的な情報として得る場合のフーリエ係数a
1,a2,a3,…,b1,b2,b3,…を求める関
係式(3)を以下に示す。
【0042】
【数3】
【0043】さらに、前記式(3)を数式的に変形し
て、1サンプル前までに得られた偏心成分のフーリエ係
数に、現時点の観測情報により得られたフーリエ係数の
変化分を逐次加算していく演算式として下記の関係式
(4)を求めることができる。
【0044】
【数4】
【0045】この関係式(4)により、サーボ系加振部
21からの外乱により、複数のトラック間にヘッド10
4を振動させたときの位置誤差情報から、各トラック間
で相関のある偏心成分をサイン(sin)成分とコサイ
ン(cos)成分とに分離して抽出することができる。
【0046】各トラックの同期成分検出部(TS)23
は、各トラック毎の個々の同期成分を求める要素であ
る。同期成分検出部23は、具体的には図3に示すよう
に、各セクタ(z)に応じたメモリを用意して、位置誤
差(e)の信号を随時メモリ内で加算した後に平均値
(1/N)を求めて、非同期成分の影響を低減すること
によって、各トラック毎の同期成分(es)を求める。
【0047】WRO成分検出部24は、RRO成分検出
部22の検出結果(トラック間で相関のある同期成分)
と、同期成分検出部23の検出結果(各トラックごとの
同期成分)との差に基づいて、トラック間で相関のない
同期成分すなわちWRO成分を算出する。
【0048】トラック形状歪検出部25は、WRO成分
検出部24の検出結果に基づいて、位置誤差(e)に含
まれるWRO成分からトラック形状の歪を求める(推定
する)。換言すれば、位置誤差(e)に含まれるWRO
成分からトラック形状のWRO成分を求める。
【0049】通常、HDDでは、ヘッドとディスク上の
トラックとの相対的な位置誤差を観測できる。直接、デ
ィスク上のトラック形状を観測するためには、専用の観
測装置が必要であり、作業量やコストの面から得策とは
いえない。そこで、本発明では、位置誤差のWRO成分
からトラック形状のWRO成分を求めるために、サーボ
系の閉ループ特性を利用する。具体的には、制御対象3
の伝達関数をPs、フィードバック制御部4の伝達関数
をFbとすれば、目標トラック位置(r)から位置誤差
(e)までの伝達関数は次式(5)により表現できる。
【0050】
【数5】
【0051】したがって、位置誤差(e)から目標トラ
ック位置(r)までの伝達関数は次式(6)となる。
【0052】
【数6】
【0053】この伝達関数に位置誤差のWRO成分を代
入することによって、目標位置(r)のWRO成分すな
わちトラック形状の歪を求めることができる。
【0054】補正部26は、トラック形状歪検出部25
の検出結果に基づいて、各トラックの形状歪に伴う位置
誤差に含まれるWRO成分を解消するための補正値をも
めて、記憶部27に記憶する。記憶部27は、具体的に
は、HDDのフラッシュメモリまたはディスク上の所定
記憶エリアを意味し、ヘッド位置決め制御時にはCPU
110によりアクセス可能な補正値保持部である。記憶
部27は、各トラック単位又はセクタ単位の補正値を保
持する。
【0055】(システムの動作)前述の補正系20の機
能を付加されるヘッド位置決め制御システムの動作を説
明する。
【0056】まず、通常のHDDでは、ホストシステム
からアクセスコマンドが発行されると、マイクロコント
ローラ110は、ディスク100上のアクセス対象のト
ラックN(目標位置r)までヘッド104を移動させる
シーク制御(速度制御)を実行する。マイクロコントロ
ーラ110は、ヘッド104により読出されたサーボデ
ータに含まれるトラックアドレス(トラック番号)に基
づいて、アクチュエータ105の移動制御を実行する。
ここで、本システムは、一定の間隔でサーボデータを得
ることになるため、所定のサンプル周期でヘッド位置決
め制御を実行する。
【0057】次に、ヘッド104が目標トラックの近傍
に接近すると、マイクロコントローラ110はヘッド1
04をトラックNの範囲内に(通常ではトラック中心)
に位置決め整定させるためのトラック追従制御(位置制
御)を実行する。即ち、本実施形態のシステムは、ヘッ
ド104によりサーボデータが読出される毎に、トラッ
ク追従制御時の一連の動作(制御プロセス)を逐次実行
する。
【0058】即ち、図1に示すように、ヘッド104に
よりサーボデータのサーボバーストデータが読出される
度に、位置誤差検出部2は目標位置(r)と実際のヘッ
ド位置(y)との位置誤差(e)を検出する。コントロ
ーラ4は、入力する位置誤差(e)を解消するための制
御値Ubを算出する。
【0059】ここで、補正系20は、位置誤差(e)を
観測し、図5に示すようなディスク上のトラック形状歪
に伴うWRO成分を位置誤差(e)から解消するための
補正値(ea)をフィードバック制御系に出力する。こ
の補正値(ea)は、前述の手順により算出されて記憶
部27に保持されており、HDDのデータ記録再生動作
に伴うヘッド位置決め制御時にアクセスされる。
【0060】フィードバック制御系では、加算部6によ
り、位置誤差(e)にマイナスの補正値(ea)が加算
されることにより、位置誤差(e)に含まれるWRO成
分がキャンセルされて、コントローラ4に入力される。
コントローラ4は、位置誤差信号(e)と補正値(e
a)とを加算した結果に基づいて、データの記録や再生
のできる目標位置の範囲内にヘッド位置があるかを判断
する。コントローラ4は、ヘッド位置を目標位置の範囲
内に調整するための操作制御値(Ub)を求めて、制御
対象3を制御する。
【0061】以上のように同実施形態のヘッド位置決め
システムであれば、ディスク上のトラック形状が理想ト
ラック形状と比較して形状歪が固定化されている場合
に、ヘッドの位置決め制御時に当該形状歪に伴うWRO
成分を補償することが可能である。図4は、当該ヘッド
位置決め制御システムにおいて、ヘッドを特定のトラッ
クに位置決め制御したときの位置決め精度を示す測定例
である。この測定例から明らかなように、WRO成分を
補償する補正系20の機能により、WRO成分を十分に
抑制できる。従って、結果としてヘッドをほぼ理想トラ
ック形状に追従制御できるため、WRO成分によるトラ
ック形状の歪に起因する隣接トラック間の不均一性を解
消できる。これにより、隣接トラックからデータの記録
又は再生時に干渉を受けるような事態を防止し、確実な
データ記録再生動作を実現することができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
ーボライト工程でWRO成分によるトラック形状歪が固
定化されているディスク上に、ヘッドを目標位置に位置
決め制御するシステムにおいて、当該トラック形状歪に
起因する隣接トラック間の不均一性を解消できるように
ヘッド位置決め誤差を補正することができる。従って、
結果として隣接トラックからの干渉を受けるような事態
を抑制し、確実なデータ記録再生動作を実現できる高い
信頼性を有する磁気ディスク装置を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するヘッド位置決め制
御システムの概念を説明するためのブロック図。
【図2】同実施形態に関係するWRO成分を説明するた
めの図。
【図3】同実施形態に関係する各トラックの同期成分検
出部の構成を説明するためのブロック図。
【図4】同実施形態の位置決め精度の測定結果を示す
図。
【図5】同実施形態のシステムに使用されるサーボ系加
振部の動作を説明するための図。
【図6】同実施形態におけるHDDの要部を示すブロッ
ク図。
【図7】従来のヘッド位置決め制御システムに適用する
フィードバック制御系を示すブロック図。
【図8】従来のシステムに関係する位置決め精度の測定
結果及び偏心成分の特性を示す図。
【図9】従来の同期成分抑制方式のヘッド位置決め制御
システムの概念を説明するためのブロック図。
【図10】同システムに関係する位置決め精度の測定結
果及び偏心成分の特性を示す図。
【符号の説明】
1…フィードバック制御系 2…位置誤差検出部 3…プラント(制御対象) 4…コントローラ 5,6…加算部 10…学習型フィードフォワード制御系 11…同期成分検出部 12…フィードフォワード制御部 13…加算部 20…補正系 21…サーボ系加振部 22…RRO成分検出部 23…各トラックの同期成分検出部 24…WRO成分検出部 25…トラック形状歪検出部 26…補正部 27…記憶部 100…ディスク 104…ヘッド 105…アクチュエータ 106…ボイスコイルモータ(VCM) 110…マイクロコントローラ 111…A/Dコンバータ 112…D/Aコンバータ 113…VCMドライバ 114…ヘッドアンプ回路 115…サンプルホールド回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転しているディスク上にデータのリー
    ド/ライトを行うためのヘッドを有し、前記ディスク上
    のサーボ領域に記録されたサーボデータを使用して前記
    ヘッドの位置決め制御を実行するヘッド位置決め制御手
    段を備えた磁気ディスク装置であって、 前記ヘッド位置決め制御手段は、 前記ヘッドにより読出された前記サーボデータを使用し
    て、前記ヘッドの現在位置と指定の目標位置との位置誤
    差を検出するための位置誤差検出手段と、 前記ディスクの回転に同期する周波数成分とは異なる所
    定の周波数成分を有する振動を生成し、前記目標位置に
    追従している前記ヘッドをディスク上の複数のトラック
    間で振動させるためのサーボ系加振手段と、 前記サーボ系加振手段による前記ヘッドの振動状態にお
    いて、前記位置誤差検出手段により検出される位置誤差
    の観測結果に基づいて、前記各トラック間で相関のある
    ディスク回転に同期する第1の同期成分及び各トラック
    毎の第2の同期成分を検出するための同期成分検出手段
    と、 前記第1の同期成分及び前記第2の同期成分を使用し
    て、前記各トラック間で相関のない第3の同期成分を算
    出する手段と、 前記第3の同期成分を使用して、前記ディスク上に記録
    されたサーボデータに基づいて構成されるトラック形状
    の歪を示すトラック形状歪を検出する手段とを具備した
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド位置決め制御手段は、 前記トラック形状歪の検出結果を使用して、ヘッド位置
    決め制御において理想のトラック形状に基づいた位置情
    報と前記トラック形状歪に基づいた位置情報との誤差を
    補正するための補正情報を算出する補正値算出手段と、 前記補正値算出手段により算出された前記補正情報を記
    憶する記憶手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド位置決め制御手段は、 前記位置誤差検出手段により検出された位置誤差と、前
    記補正情報による補正値とに基づいて、前記ヘッドを前
    記目標位置に位置決めするための制御値を算出する制御
    手段と、 前記制御値を使用して、前記ヘッドを前記目標位置に位
    置決め制御する手段とを有することを特徴とする請求項
    2記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド位置決め制御手段は、 前記位置誤差検出手段により検出された位置誤差と前記
    補正情報による補正値とを加算した結果に基づいてヘッ
    ド位置決め制御を実行し、前記ヘッドがディスク上でデ
    ータの記録又は再生できる目標範囲内に位置しているか
    否かを判断する手段を有することを特徴とする請求項2
    記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記補正値算出手段により算出された前
    記補正情報を前記記憶手段に記憶するまでのプロセスを
    装置の製造工程で実行し、 前記ディスク上へのユーザデータの記録又は再生時に、
    前記記憶手段に記憶された前記補正情報を使用してヘッ
    ド位置決め制御を実行することを特徴とする請求項2記
    載の磁気ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100652423B1 (ko) 2005-08-11 2006-12-01 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 제어기 설계방법 및 장치
JP4897049B2 (ja) * 2007-08-21 2012-03-14 東芝ストレージデバイス株式会社 記録媒体駆動装置および摩擦特性測定方法

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