JP2850436B2 - 風呂給湯装置 - Google Patents

風呂給湯装置

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JP2850436B2 JP2013154A JP1315490A JP2850436B2 JP 2850436 B2 JP2850436 B2 JP 2850436B2 JP 2013154 A JP2013154 A JP 2013154A JP 1315490 A JP1315490 A JP 1315490A JP 2850436 B2 JP2850436 B2 JP 2850436B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、浴槽へ自動的にお湯はりを行う自動風呂給
湯装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の給湯機付風呂釜は自動給湯シーケンス
を実行する制御器が異なる本発明の実施例を示す第1図
を利用して説明する。1は給湯機付風呂釜であり、給湯
用熱交換器2と風呂追いだき用熱交換器18が内蔵され各
々台所やシャワーへの給湯と風呂の追いだきに使用され
る。まず給水側から説明する。水道管に接続される給水
管3によって給湯機付風呂釜1に水が導かれると、分岐
されて一方は水量センサー4と給湯用熱交換器2へ導か
れ、他方はバイパス弁26へ導かれた後、給湯用熱交換器
2で加熱された湯と合流されて給湯管6の先に設けられ
た水量比例弁5に至る。そして湯は水量比例弁5を出る
と、自動給湯用電磁弁7に接続される給湯管B8と台所等
に設置される給湯栓9に導かれる給湯管A10に分岐部11
で分岐されている。給湯管B8の先には自動給湯用電磁弁
7があり、第1逆止弁27を通ってからバキュームブレー
カー28を介し、第2逆止弁29を通ってから風呂回路分岐
部36にて分岐して、一方に二方弁31が接続されている。
二方弁31は内部にボールバルブ(図示せず)があり、ボ
ールバルブはモータ32によって回転するようにしてあ
る。二方弁31はボールバルブの回転によって、「開」
「閉」ができる。
今、浴槽21へ給湯しようとすると、二方弁31のバルブ
を「閉」しておくと、お湯はフロースイッチ30と風呂用
熱交換器18を介して風呂往き管19を通り風呂アダプター
20を介して浴槽21へ導かれる。
34は給湯機付風呂釜1の制御器で、従来例では後述す
る第5図に示す構成と第6図、第7図に示す自動給湯シ
ーケンスを有し、リモコン32とともに自動給湯シーケン
スを実行する。35は給湯機付風呂釜1を自動制御する自
動給湯スイッチ、37は運転スイッチ、38は電源コンセン
トである。
上記構成において、制御器34の構成を自動給湯シーケ
ンスの実行と合せて第5図、第6図、第7図を基に説明
する。この給湯装置は第6図のフローチャートにしたが
い、コンセント38を電源に接続され、二方弁31の閉、循
環ポンプ17のON等の初期化にするシーケンスは既に行わ
れているものである。そして、ここで、運転スイッチ37
のON、自動給湯スイッチ35のONにより水量センサー4と
フロースイッチ30がともに「ON」し、水が流れているこ
とを確認すると次のシーケンスへ移行する。しかし、こ
こで自動給湯用電磁弁7が「開」になって所定時間T
1(たとえば10秒)以内に上記水量センサー4とフロー
スイッチ30が「ON」しない場合はリモコン32(たとえば
風呂リモコン)等に数字(たとえば53)等でエラー表示
33を行い、且つ、自動給湯用電磁弁7を「閉」にして、
風呂往き管19が凍結により閉塞していた場合の異常を検
出する風呂往き管閉塞判定部38が設けてある。
続いて風呂往き管19等の閉塞がないときを確認する
と、二方弁31を「開」として、風呂戻り管22と風呂往き
管19の両管で所定時間T2(たとえば30秒間)湯を搬送す
る。この時、風呂戻り管22に設けられた循環ポンプ17に
自動的に水が充満され、一般に行われる循環ポンプへの
呼水作業が自動的になされる。なお、循環ポンプ17と風
呂アダプター20との間には水位センサー23が設けてあ
る。なお、この時循環ポンプは「OFF」(停止)のまま
である。
その後、所定時間T3(例えば30秒間)自動給湯用電磁
弁7を「閉」にしてから、循環ポンプ17を「ON」(運
転)して、循環水のチェックを行い、フロースイッチ30
が「ON」しない場合には浴槽21に残水がないことの確認
ができる浴槽水残水判定部39が設けてある。
通常、試運転時は浴槽21を空にしてあるので、フロー
スイッチ30は「ON」しないので、浴槽残水判定部39は残
水無しと判定する。
次に循環ポンプ17を「OFF」にしてから、自動給湯用
電磁弁7を「ON」して、所定時間T4(たとえば30秒間)
風呂往き管19と風呂戻り管22の両管で自動注湯する。こ
の時、再度循環ポンプ17に自動的に呼水することにな
る。(この時も、循環ポンプ17は「OFF」(停止)のま
まである。
次に水位検出を行うので、二方弁31を閉じて、風呂往
き管19からのみ搬送する。この時、二方弁31が閉じてい
るので、水位センサー23により、浴槽21内の水位検出が
できる。
浴槽21内の水位が風呂アダプター20の風呂戻り管22の
所に来ると水位センサー23の出力が上昇しはじめるの
で、たとえば10ビット(水位で約2.5cm)上昇した所を
変曲点とする浴槽水変曲点判定部40を設けている。
さらに、追加落し込みを10ビット(水位で約2.5cm)
をした後、所定時間T5(たとえば30秒間)二方弁31を開
いて、風呂往き管19と風呂戻り管22の両管で再度搬送
し、管内の空気を抜くようにする。
この後、自動給湯用電磁弁7を「閉」にしてから、循
環ポンプ17を「ON」にして、循環水チェックを行い、管
内の空気を完全に抜くようにする。この時は、フロース
イッチ30が「ON」する。この後、二方弁31を「閉」にし
ながら、循環ポンプ17を「OFF」にしてから、再度、自
動給湯用電磁弁7を「ON」し、所定時間T7(たとえば20
秒間)後の水位を基準点(水位基準点確定)とする浴槽
水水位基準点判定部41を設けてある。以降、設定水位ま
で、風呂往き管19で搬送する。設定水位になると、自動
給湯用電磁弁7を閉にして、二方弁31を開にしながら、
循環ポンプ17を「ON」して、循環水チェックを行ったの
ち、設定温度より浴槽水が低い場合は、追いだき(風呂
用熱交換器18−風呂往き管19−浴槽21−風呂戻り管22−
水位センサー23−循環ポンプ17−二方弁31−風呂用熱交
換器18と浴槽水を循環させて加温する。)を行い、設定
温度まで沸き上げる。
ここで、前記基準点から設定水位まで浴槽21に落し込
んだ量を水量センサー4によって積算する。本実施例に
おいて、バイパス弁26を流れる流量:水量センサーを流
れる流量=4:6と設定したとすると、前記の浴槽に落し
込んだ量は次式でしめされる。
この基準点から設定水位まで浴槽に落し込んだ量を、落
し込み積算量記憶部42で記憶させてある。
なお、前記基準点は浴槽水水位基準点記憶部43によっ
て記憶されているので、次回の自動給湯時には前記基準
点から記憶している落し込み積算量を落と込めば設定水
位になる。
発明が解決しようとする課題 従来の制御器34による自動給湯シーケンスは浴槽水水
位基準点判定部41により浴槽水位基準点を確定した後、
浴槽21の残湯が前記基準点より下にある場合も、空の場
合も、ともに同じ自動給湯シーケンスを繰り返すのであ
った。
本発明は上記従来の技術の課題を解決するもので、浴
槽に残湯がある場合には、早くこれを検出して常に設定
水位の浴水はりを得られるようにすることを目的とす
る。
また本発明は浴槽の同一設定水位に対しての水位誤差
を極力小さくするとともに残湯後の数回の浴水はり運転
しても浴槽からの浴水のあふれを防ぐことを目的とす
る。
課題を解決するための手段 このように本発明は途中に自動給湯用電磁弁を介した
給湯管と、この給湯管に設けられた風呂回路分岐部と、
この風呂回路分岐部の一方に接続され、途中にフロース
イッチと風呂熱交換器を介して浴槽へ接続される風呂往
き管と前記風呂回路分岐部の他方に接続され、かつ途中
に二方弁と浴槽水と循環させる循環ポンプと浴槽水位を
検出する水位センサーと風呂アダプターを介して浴槽へ
接続した風呂戻り管と、制御器とを備え、制御器は水位
センサーが検出した水位により動作し、浴槽水位を記憶
する浴槽水水位基準点記憶部と、浴槽水水位基準点記憶
部に基準点が記憶されている浴槽の残湯が基準点以下に
あるときは自動給湯開始後の所定時間内に風呂往き管で
の自動給湯を継続し、浴槽水位が所定水位上昇した場合
には残湯ありの検知をする残湯検出判定部を設けたもの
である。
また本発明は上記手段で残湯検出判定後、所定時間二
方弁を「開」き、風呂往き管と風呂戻り管の両管で湯を
浴槽に給湯後、自動給湯用電磁弁を閉にし、循環ポンプ
を駆動して循環水チェックをおこなうとともに、この
後、二方弁を閉にしながら循環ポンプをOFFした後、自
動給湯用電磁弁をOFFのままで所定時間待機した後の水
位を今回の水位基準点とし、前回の浴槽水位基準点と今
回の浴槽水位基準点を比較する浴槽水水位基準点比較判
定部を設けたものである。
さらに本発明は今回の浴槽水水位基準点が前回の浴水
位基準点から所定水位以上高い時は前回の低い浴水基準
点をしようとするようにした浴槽水水位基準点比較判定
部を備えているものである。
作用 (1)浴槽水水位基準点記憶部にて浴水位基準点の記憶
を有する場合で且つ残湯が基準値以下にある場合、自動
給湯スイッチ「ON」後、初期所定時間内に風呂往き管で
注湯を継続し、浴槽の水位が所定水位上昇した点を残湯
検知判定部で残湯ありと判定する。
(2)上記の場合、残湯検知で、アダプター上部に残湯
があり、常に水位センサーで水位を検知しているとは言
え、風呂戻り管の局部的に空気があると水位に誤差を生
ずるので、風呂往き管と風呂戻り管の両管で所定時間注
湯した後、自動給湯用電磁弁を「閉」にしている。
実施例 以下本発明の一実施例につき、第1図〜第4図にもと
づき説明する。第1図は従来の技術の処で説明したの
で、詳細な説明を省略し、制御器34並びに自動給湯シー
ケンスを中心に従来の技術と異なる処を説明する。
この給湯装置は第2図に示すように残湯検出判定部4
5、浴槽水水位基準点比較判定部44を制御器34に備えた
ことが従来と異なる処である。そして、これらの作用は
自動給湯シーケンスの実行と合わせて説明する。
上記実施例において、第4回のフローチャートにした
がいコンセント38を電源に接続し、かつ二方弁31を閉、
循環ポンプ17のON等のこの給湯装置の設置時における初
期化するシーケンスは既に行われているものとする。そ
して、この給湯装置は第1回目の試運転であるので、も
ちろん浴槽21は空になっているものである。したがっ
て、自動給湯シーケンスは次に説明するように制御器34
により実行する。すなわち、運転スイッチ37と自動給湯
スイッチ35のONにより水量センサー4とフロースイッチ
30がともにONし、給湯用熱交換器2で加熱された湯水が
流れていることを確認すると次のシーケンスへ移行す
る。しかし、ここで自動給湯用電磁弁7が開になって所
定時間T1(例えば10秒)以内に水量センサー4とフロー
スイッチ30がONしない場合はリモコン32等に数字53で示
すエラー表示33を行い、かつ自動給湯用電磁弁7を閉に
して風呂往き管19が凍結により閉塞していた場合の異常
を風呂往き管閉塞判定部38が検出するのである。
続いて風呂往き管19の閉塞していないことを確認する
とこのまま自動給湯は続けられるが、自動給湯スイッチ
35のONから所定時間T2(例えば1分)だけ待って水位セ
ンサー23により水位を検出する。しかし、浴槽21は空で
あるかと、所定水位の上昇がないので水位センサー23に
よる信号で残湯検出判定部45は残湯がないと判定する。
そして、浴槽21の水位が風呂アダプター20の風呂戻り管
22の所にくると水位センサー23の出力が上昇し始めるの
で、例えば10ビット(水位で約2.5cm)上昇した所を浴
槽水変曲点判定部40で変曲点とする。さらに追加落し込
みを10ビット(水位で約2.5cm)をした後、二方弁31を3
0秒間の所定時間T5の間、開いて風呂往き管19と風呂戻
り管22の両管で湯を給湯し、管内の空気を抜くようにす
る。
この後、自動給湯用電磁弁7を閉にしてから循環ポン
プ17をONにして循環水チェックを行い給湯経路管内の空
気を完全に抜くようにする。この時はフロースイッチ30
がONする。この後、二方弁31を閉にしながら、循環ポン
プ17をOFFにし、かつ自動給湯用電磁弁7をOFFし、20秒
間の所定時間T7後の水位を浴槽水水位基準点比較判定部
44により水位基準点を確定する。以降、設定水位まで風
呂往き管19で給湯する。設定水位になると、自動給湯用
電磁弁7を閉にして二方弁31を開にしながら循環ポンプ
17をONして循環水チェックを行った後、設定温度より浴
槽水が低い場合は従来の技術と同様に追いだきを行い設
定温度まで沸きあげる。
また、前記基準点から設定水位まで浴槽21に落し込ん
だ量を水量センサー4によって積算し、その方法は従来
の技術と同様にして行う。そして、前記水位基準点は浴
槽水水位基準点記憶部44によって記憶されているので、
次回の自動給湯時には前記水位基準点から記憶している
落し込み積算量を落込めば設定水位になる。
続いて、浴槽21に残湯がある場合の自動給湯を説明す
る。
上記した自動給湯シーケンスと同じ処は省略して説明
するものとし、第4図のフローチャートのように自動給
湯スイッチ35をONして風呂往き管19に閉塞がないことを
確認すると風呂往き管19での自動給湯が継続される。こ
の時、二方弁31は閉じている。そして、自動給湯スイッ
チ35のONから1分間の所定時間T2内に水位センサー23の
出力上昇が水位で4ビットの1cmの所定水位Hだけ上昇
した場合は残湯検出判定部45が残湯ありと検知し、しか
も浴槽水水位基準点記憶部44に水位基準点の記憶がある
と、上記した浴水変曲点検出(10ビットの2.5cm)、追
加給湯(10ビットの2.5cm)、さらには従来の技術でい
う風呂往き管19と風呂戻り管22の両方での給湯(T5)、
循環水チェックT6、風呂往き管19による給湯(T7)から
なる水位基準点チェックのモードを省略する。以上のよ
うに、水位基準点の記憶があり、かつ1分間の所定時間
T2に所定水位Hが水位センサー23により検出されて残湯
があると、さらに30秒間の所定時間T5の間、二方弁31を
開いて風呂往き管19と風呂戻り管22の両管で給湯し、管
内の空気を抜く。この後、自動給湯用電磁弁7を閉にし
てから循環ポンプ17を30秒の所定時間T6の間ONして循環
水のチェックを行い管内の空気を完全に抜くとともにフ
ロースイッチ30がONする。この後は二方弁31を閉にして
循環ポンプ17もOFFにしてから自動給湯電磁弁7を開に
して20秒の所定時間T7後の水位を水量センサー23が検出
し今回の水位基準点とする。そして、前回の浴水位基準
点と今回の浴水位基準点とを浴槽水水位基準点比較判定
部44で比較判定し、この値を浴水位基準点に確定し、こ
れ以降から設定水位まで給湯すると、沸き上げまでは上
記した試運転時のシーケンスと同じである。ここで、第
4図をもとに、従来例の水位検出と本発明の一実施例の
水位検出について比較し詳述する。
従来例の試運転時の水位検出の風呂アダプター20から
上部の動きをA線で示す。A線においては、浴槽に残湯
がない場合の動きを示してあり、試運転時水位基準点が
風呂アダプター20から9cmであったことを示すものであ
る。この時の浴槽設定水位を洋風風呂に合わせて風呂ア
ダプター20から13cm上の水位であったとする。
ここで、従来例の残湯時水位検出の動きをB線で示
す。今、残湯が風呂アダプター20より8cmであったとす
ると、残湯8cmに従来例の試運転時水位基準点9cmを加え
た17cmが、従来例の残湯時今回水位基準点となる。これ
では、初期の設定水位13cmより4cmも上でやっと基準点
がみつかったことになり、ここで循環水チェック後沸き
上げたとしても、もとの設定水位13cmより4cmも上で沸
き上げが完了したことになる。もし、風呂アダプター20
から16cm上の所に浴槽上端があったとすると、浴槽から
のお湯があふれた状態になってしまうことを意味してい
る。
ここで問題なのは、従来例の浴水位基準点から下の残
湯時は、基準点の記憶があっても、従来の試運転時と同
じ動きによって基準点を求めてゆき、今回の浴水位基準
点と前回の基準点の比較をした時は、前回の基準点より
はるか上方に基準点があることがわかるのが非常に遅い
(言い方を変えると水位がかなり上に進まないと、比較
検出できなかった)ことを意味する。
しかるに本発明の一実施例の前回基準値ありの場合の
残湯時水位検出の動きをC線で示す。本実施例の残湯
(8cm)時には、所定時間T8(たとえば1分間)に所定
水位上昇H(=4ビット=1cm)があった場合は、風呂
アダプター20より上に水位があると判定するものであ
る。(残湯検出。) さらに、上記において今回の残湯時水位基準点は、風
呂アダプター20より11cmの水位であることを示してい
る。
ここで、前回の水位基準点(9cm)と今回の水位基準
点(11cm)を比較する。前回の水位基準点と今回の水位
基準点との比較を行い、所定水位H0(たとえば4ビット
=1cm)以上高いときには、前回の低い浴槽水位基準点
を使用するようにしてあるので、本実施例の場合はH0
1cmに対して、2cm上となったので、前回の水位基準点を
使うので、前回の設定水位13cmで沸き上げることが可能
になるのである。
(今回の水位基準点から1cm相当分のみ風呂往き管で
給湯してから、循環水チェックを行った後、沸き上げる
ものである。) 発明の効果 このように本発明によれば次のような作用効果を期待
できる。
(1)前回の浴水位基準点を記憶する浴槽水水位基準点
記憶部と自動給湯開始後の所定時間内に風呂往き管での
自動給湯を行い、浴水位が所定水位上昇した際には残湯
がありと検知する残湯検出判定部を備えているから、従
来のような浴水変曲点検出モード、追加給湯モードを省
略し前回の浴水位基準点に対する今回の浴水位基準点の
差、あるいは同一残湯量に対する浴槽水位基準点の差を
限りなく小さくでき、残湯がありながら、すばやく設定
水位の浴水はりをすることができる。
(2)残湯検出判定後に二方弁を開き、風呂往き管と風
呂戻り管の両管で浴水を給湯後、自動給湯用電磁弁を閉
じ、循環ポンプを駆動して循環水のチェックをおこなう
とともに二法弁を閉、循環ポンプをOFFした後に自動給
湯用電磁弁を閉じたまま所定時間待機した後の水位を今
回の浴槽水位基準点とし、前回の浴水位基準点と今回の
浴槽水位基準点とを比較する浴槽水水位基準点判定部を
備えているから、浴水位の上昇を極力おさえた形で浴水
位基準点を確定でき、同一設定水位に対して水位誤差を
極力小さくして残湯後の浴水はりをしても浴槽からの湯
のあふれを防ぐことができる。
(3)また、今回の浴水位基準点が前回の浴水位基準点
から所定水位H0以上高いときは、前回の低い浴水位基準
点を使用するようにした浴槽水水位基準点比較判定部を
設けたので、残湯がある場合に設定水位が低くしてあっ
ても、初期の設定水位通りの水位で浴水はりが完了でき
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明風呂給湯装置の一実施例を示す構成図、
第2図は同制御器部分のブロック図、第3図は同自動給
湯シーケンスのタイムチャート、第4図は同フローチャ
ート、第5図は従来例の制御器部分のブロック図、第6
図は同フローチャート、第7図は同自動給湯シーケンス
のタイムチャートである。 7……自動給湯用電磁弁、8……給湯管、17……循環ポ
ンプ、18……風呂熱交換器、19……風呂往き管、20……
風呂アダプター、21……浴槽、22……風呂戻り管、23…
…水位センサー、31……二方弁、34……制御器、36……
風呂分岐回路。43……浴槽水水位基準点記憶部、44……
浴槽水水位基準点比較判定部、45……残湯検出判定部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 1/00 602

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続され途中に自動給湯用電磁弁を接続し
    た給湯管と、この給湯管の先端に設けられた風呂回路分
    岐部と、前記風呂回路分岐部の一方に接続され途中にフ
    ロースイッチと風呂熱交換器を介して浴槽へ接続される
    風呂往き管と、前記風呂回路分岐部の他方に接続され、
    かつ途中に二方弁と浴槽水を循環させる循環ポンプと浴
    槽水位を検出する水位センサー、と風呂アダプターを介
    して浴槽へ接続し風呂戻り管と、制御器とを備え、制御
    器は水位センサーが検出した水位により動作し浴槽水位
    を記憶する浴槽水水位基準点記憶部と、この浴槽水水位
    基準点記憶部に基準点が記憶していて、残湯が前記基準
    点以下にあるときは自動給湯開始後の所定時間に風呂往
    き管での自動給湯を継続し、浴槽水位が所定時間内に所
    定水位上昇した場合には残湯ありの検知をする残湯検出
    判定部を設けた風呂給湯装置。
  2. 【請求項2】制御器は残湯検出判定後、所定時間二方弁
    を開き風呂往き管と風呂戻り管の両管で給湯後、自動給
    湯用電磁弁を閉にし、循環ポンプを駆動して循環水チェ
    ックをおこなうとともに、二方弁を閉にしながら循環ポ
    ンプをOFFしたままで所定時間待機した後の水位を今回
    の浴水位基準点とし、前回の浴水位基準点と今回の浴水
    基準点を比較する浴槽水位基準点比較判定部を設けた請
    求項1記載の風呂給湯装置。
  3. 【請求項3】制御器は今回の浴槽水位基準点が前回の浴
    水位基準点から所定水位Ho以上高いときは、前回の低い
    浴水位基準点を使用するようにした浴槽水水位基準点比
    較部を有する請求項2記載の風呂給湯装置。
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