JP2847507B2 - 半導体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体メモリ装置及びその製造方法

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JP2847507B2
JP2847507B2 JP8281285A JP28128596A JP2847507B2 JP 2847507 B2 JP2847507 B2 JP 2847507B2 JP 8281285 A JP8281285 A JP 8281285A JP 28128596 A JP28128596 A JP 28128596A JP 2847507 B2 JP2847507 B2 JP 2847507B2
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gate electrode
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリに係
り、特にキャパシタの無いDRAMセルとして使用でき
る半導体メモリ装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体メモリ市場は好況を呈して
おり、且つ超高集積化に対する活発な研究が行われてい
る。しかし、現在の基本構造をもって超高集積化及び大
容量化を実現するには限界があるので、新しいモデルの
メモリ素子が求められている実状である。
【0003】メモリ素子はいろんな種類があるが、それ
ぞれ特性を持っている。例えば、DRAM素子はサイク
リングに制限を受けないが、単位セルが一つの蓄積キャ
パシタとトランジスタにより構成されるので、密度の面
では劣る。これに対して、EEPROMメモリ素子は一
つの積層型トランジスタで構成され、一つの薄いトンネ
ル酸化膜を介してフローティングゲートへ電子を充電さ
せるか、或いはフローティングゲートから充電した電子
を放電させてセルの「書込」又は「消去」を実施するの
で、密度には優れているが、サイクリングは107程度
に制限を受ける。
【0004】以下、従来のメモリ素子のうちDRAMと
EEPROMを添付図面を参照して説明する。図1は一
般的なDRAMセルの回路構成図であり、図2は一般的
なDRAMセルの構造断面図である。従来のDRAMセ
ルは、1本のビット線B/L、1本のワード線W/L、
一つのアクセストランジスタM1、一つの蓄積キャパシ
タCs、及び一つのセンス増幅器SAを備えている。
【0005】前記構造によれば、アクセストランジスタ
M1のゲートGはワード線W/Lに連結され、アクセス
トランジスタM1のドレインDはビット線B/Lに連結
されている。アクセストランジスタM1のソースSは蓄
積キャパシタCsの第1電極に連結されており、前記蓄
積キャパシタの第2電極は多結晶シリコンセルプレート
に連結されている。ビット線B/Lはセンス増幅器SA
の入力端子に連結され、そのセンス増幅器SAの他の入
力端子は基準電圧(Vref )に連結されている。
【0006】このような回路構成を有するDRAMの構
造を図2を参照して説明する。基板1は、フィルド領域
と活性領域に分けられ、フィルド領域にフィルド酸化膜
2が形成されるとともに、活性領域のほぼ中央部分の上
にゲート絶縁膜3とゲート電極4が順次積層され、その
両側の基板にN型不純物領域であるソース/ドレイン領
域S、Dを形成して、アクセストランジスタM1を形成
する。上記アクセストランジスタM1のソース領域Sに
キャパシタの第1電極6を形成し、その表面に誘電体膜
7と第2電極8を積層している。アクセストランジスタ
M1のドレイン領域Dにはビット線B/Lが接続されて
いる。5、9は絶縁膜である。
【0007】以下、このように構成された従来のDRA
Mセルの動作を説明する。まず、動作中には、P型シリ
コン基板1は接地されており、キャパシタの第2電極8
にVCC(5V)の電圧が印加されていると仮定する。し
たがって、前記第2電極8の下のP型シリコン領域の表
面に反転層が形成されるとともに電子が蓄積され、その
反転層の下には一つの空乏層が形成される。
【0008】従って、ある一つのセルにデータ「1」を
書き込むためには、そのセルのアクセストランジスタM
1のドレインDに連結されたビット線に5Vを加え、且
つそのセルのアクセストランジスタM1のゲートGに連
結されたワード線には5〜6Vの電圧パルスを印加す
る。そうすると、アクセストランジスタが「オン」状態
とされ、そのセルのアクセストランジスタのソースの電
位が5Vに上昇する。このとき、前記第2電極8の下の
P型シリコン領域の表面にある反転層の電位は5Vより
はやや低い。第2電極8に印加された電圧5Vは前記第
2電極8の下にある蓄積キャパシタの誘電体膜を介して
やや電圧降下するためである。従って、第2電極8の下
のP型シリコン基板表面に形成された反転層に蓄積され
た電子が、電子エネルギー状態の低いアクセストランジ
スタM1のソース領域へ流れ込むことにより、第2電極
8の下のP型シリコン領域の表面には空の電位ウェルが
形成される。このような状態は2進法における論理
「1」を示す。
【0009】ある一つのセルにデータ「0」を書き込む
ためには、そのセルのアクセルトランジスタのドレイン
に連結されたビット線B/Lを接地し、且つそのセルの
アクセストランジスタのゲートに連結されたワード線W
/Lには5〜6Vの電圧パルスを印加する。そうする
と、電子エネルギーの高いアクセストランジスタM1の
ソース領域Sから電子がP型シリコン基板の表面に形成
された空の電位ウェルへ流れ込んで、その電位ウェルを
満たす。従って、キャパシタの下のP型シリコン基板の
表面に形成された反転層に電子が蓄積されることにな
る。このような状態は2進法における論理「0」を示
す。
【0010】一つのセルからデータを読み出すために
は、そのセルのビット線B/Lを0.5VCC(〜2.5
V)に予め充電させてから、そのセルのワード線に5〜
6Vの電圧パルスを印加する。すると、そのセルの蓄積
キャパシタに充電していた電荷がそのビット線B/Lに
流れ込んでそのビット線B/Lの電位を変える。センス
増幅器(SA)は一つの比較回路なので、ビット線の電
位が基準電圧(〜0.5VCC)より大きければ論理
「1」が読み取られ、小さければ論理「0」が読み取ら
れる。この際、ビット線(B/L)の変位電位(△V)
は次の式(1)で表れる。 △V=±0.5VCC(Cs)/(Cs+Cb)・・・(1) ここで、Csは蓄積キャパシタの静電容量、Cbはビッ
ト線の静電容量である。尚、式(1)において、(+)
符号はそのセルに論理「1」が蓄積された場合、(−)
符号はそのセルに論理「0」が蓄積された場合に該当す
る。
【0011】従って、一つのセンス増幅器が分別し得る
基準電圧とビット線から入力される電圧との最小差をそ
のセンス増幅器の「分別力」といえば、以前の1MDR
AMの場合には150〜200mVのセンス増幅器の分
別力を有していた。これにより、式(1)において、V
CCが5Vであるとき△Vが150mV以上となるために
は、ビット線の静電容量Cbと蓄積キャパシタの静電容
量Csとの比率(r=Cb/Cs)は15より小さくな
ければならない。以前に発表された論文によれば、1M
DRAMの場合、Csは30〜60fF、Cbは250
〜500fF、rは7〜15であった。
【0012】一般的なDRAMセルは集積度が増加して
セル面積も減少しているが、センス増幅器の識別力とビ
ット線の静電容量、さらに蓄積キャパシタの静電容量は
セル面積の減少量に比べてあまり減少していない。尚、
DRAMで一番重要な信頼性の問題の一つである「ソフ
トエラー」を防止するためには、蓄積キャパシタの静電
容量を一定の大きさに保持する必要があった。こういっ
た理由でDRAMの集積度が増加し、且つセル面積の大
きさも一緒に減少して来たのにも拘わらず、蓄積キャパ
シタの静電容量の減少はわずかであった。例えば、25
6KDRAMの場合には約2mmの設計規則、256M
DRAMの場合には約0.25μm の設計規則が使用さ
れており、セル面積は100倍程度減少した。しかし、
蓄積キャパシタの静電容量の大きさを比較してみれば、
256KDRAMの場合には約40fF、256MDR
AMの場合には約25fFであったので、約1.5倍し
か減少しないことになる。
【0013】このように一般的なDRAMでは、集積度
が増加しても、蓄積キャパシタの静電容量はほぼ同じに
しなければならないので、集積度に限界があるという問
題点を抱えている。セル面積を最小としつつ蓄積キャパ
シタを大きく形成するためには、基板にトレンチを形成
して蓄積キャパシタをそのトレンチ内に形成したり、ス
タックトキャパシタ構造を使用して蓄積キャパシタを形
成したりしなければならないので、半導体の製造工程が
複雑となり、且つ半導体製造工程の費用が大幅増加する
という問題があった。
【0014】一方、図3は一般的なフラッシュEEPR
OMセルの回路的構成図であり、図4はその構造断面図
である。一般的なEEPROMセルはスタックトゲート
型トランジスタ構造をしているFAMOSとなってお
り、各セルの制御ゲートはワード線W/Lに、各セルの
ドレインDはビット線B/Lにそれぞれ接続されてお
り、各セルのソースSは共通ソース線C.S に接続され
ている。各ビット線B/Lはセンス増幅器SAの入力端
子に連結されており、センス増幅器SAの他の入力端子
は基準電圧Vrefに連結されている。
【0015】このように回路的に構成された一般的なE
EPROMセルの構造は図4の通りである。即ち、P型
シリコン基板1上にフローティングゲートF.G と制御
ゲートC.G が順次積層されて形成され、P型シリコン
基板1のフローティングゲートF.G の両側にN型不純
物領域であるソース領域S及びドレイン領域Dが形成さ
れる。ここで、シリコン基板1と、フローティングゲー
トF.G 及び制御ゲートC.G上には絶縁膜が形成され
るが、フローティングゲートF.Gと制御ゲートC.G
との間は一般的なトランジスタのゲート絶縁膜程度の厚
さに形成され、フローティングゲートF.G とシリコン
基板1との間にはトンネル酸化膜(約100Å以下)が
形成される。
【0016】このような一般的なEEPROMの動作は
下記の通りである。まず、一つのセルにデータ「1」を
書き込むためには、そのセルに該当するビット線(B/
L)に7〜8Vを印加し、ワード線W/Lに12〜13
Vの電圧パルスを印加し、ソースSと基板は接地する。
ドレインDと基板との間のPN接合でなだれ降伏が発生
し、これによりホットエレクトロンが生成する。こうし
て生成されたホットエレクトロンの一部は基板とゲート
酸化膜との間のエネルギー障壁の高さ(約3.2eV )
より大きいエネルギーを得、基板からゲート酸化膜を越
えてフローティングゲートF.G へ流れ込み、そこに蓄
積される。フローティングゲートF.G に蓄積された電
子の数が増加すればするほど、セルのしきい値電圧が増
加する。一般的に、セルのしきい値電圧が7V以上とな
るように「書込」を行う。電子がフローティングゲート
F.G に蓄積されると、フローティングゲートF.G
と、フローティングゲートを完全に囲んでいる絶縁膜と
の間のエネルギー障壁の高さが3eVより大きいので、
自然の電子放出量は無視してもよいほど小さい。従っ
て、電子の量は数年間ほとんど変わりなく保持される。
セルのこういう状態は2進法における論理「1」を示
す。
【0017】このようにして一つのセルに書き込まれた
データを消すためには、基板と制御ゲートC.Gを接地
し、共通ソース線C.Sに12〜13Vの電圧パルスを
印加する。すると、トンネリング現象によってフローテ
ィングゲートF.G に蓄積されていた電子がフローティ
ングゲートF.G から薄いゲート酸化膜を介してソース
Sへ放出される。このとき、フローティングゲートF.
G に蓄積された電子の放出量が増加するに伴ってセル
のしきい値電圧は低下し始めるが、一般的にはセルのし
きい値電圧が3V以下となるようにする。従って、この
ような状態は2進法における論理「0」を示す。
【0018】一方、一つのセルに蓄積されたデータを読
み出すためには、そのセルのドレインDに接続されたビ
ット線B/Lに1〜2Vを印加し、基板とソースSは接
地し、その後、そのセルの制御ゲートC.G に接続され
たワード線W/Lに3〜5Vの電圧波形を印加する。そ
のセルにデータ「1」が蓄積されている場合には、セル
は「オフ」状態とされるので、そのビット線B/Lに充
電した電荷は放出されずにそのまま残っているので、予
め印加された電位1〜2Vがそのまま保持される。そし
て、そのセルにデータ「0」が蓄積されている場合に
は、そのセルは「オン」状態とされるので、そのビット
線B/Lに充電した電荷は全てそのセルを介してソース
Sへ放出されてそのビット線B/Lの電位は接地状態と
なる。このようなビット線B/Lの電位差をそのビット
線B/Lに連結されたセンス増幅器SAが認識して、そ
のセルの蓄積されたデータを読み出す。
【0019】このような一般的なフラッシュEEPRO
Mの場合は、DRAMセルで要求される蓄積キャパシタ
を形成する必要が無いので、DRAMに比べて、単位セ
ルの面積を小さくすることができるばかりではなく、工
程をより簡単にすることができるという長所をもってい
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、DRAMはデ
ータの書込/消去の可能回数が無限大である反面、EE
PROMはデータの書込/消去の可能回数が通常107
回以下と制限されるために、フラッシュEEPROMは
全ての分野でDRAMの替わりに使用するということは
できない。これはデータの書込及び消去過程で電子がゲ
ート酸化膜を通過するとき、注入された一部の電子がゲ
ート酸化膜に捕獲され、それがデータの書込/消去回数
の増加により増加してゲート酸化膜の劣化を招くためで
ある。このようにゲート酸化膜が劣化すると、書込と消
去の速度を低下させることになり、書込と消去時間を調
整しなければ、データの書込/消去回数の増加とともに
書込しきい値電圧が低くなり、消去しきい値電圧は高く
なるので、両者のしきい値電圧の差が少なくなり(ウィ
ンドウクロジング現象)、ある回数以上となると、その
素子はそれ以上データの書込/消去を行うことができな
くなる。
【0021】本発明はかかる問題点を解決するためのも
のであって、その目的はDRAMとEEPROMの長所
のみを生かして各セルを一つのトランジスタで構成して
集積度を向上させ、データの書込/消去の回数に制限の
無い半導体メモリ装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体メモリ装置は、電荷を蓄積するフロ
ーティングゲート電極を有するメモリセルと、前記フロ
ーティングゲート電極に電荷を充電させ、フローティン
グゲート電極に充電した電荷を放電させるようにスイッ
チングするスイッチング素子とを含んでなることを特徴
とする。
【0023】本発明の半導体メモリ装置の製造方法は、
第1導電型の半導体基板にアイランド状のフィルド絶縁
膜を形成し、そのフィルド絶縁膜の間の列方向に第2導
電型の不純物領域を前記第1導電型の半導体基板に形成
し、前記フィルド絶縁膜を含んだ基板全面に第1ゲート
絶縁膜を形成し、前記第2導電型の不純物領域の間の前
記フィルド絶縁膜を含んだ第1ゲート絶縁膜に第1導電
型と第2導電型の不純物層が繰り返されるようにフロー
ティングゲート電極を形成し、前記フローティングゲー
ト電極を含んだ第1ゲート絶縁膜の全面に第2ゲート絶
縁膜を形成し、前記フローティングゲート電極の垂直方
向に前記フィルド絶縁膜の間の第2ゲート絶縁膜上に制
御電極を形成し、前記制御電極の間にパストランジスタ
のゲート電極を形成することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、前記のような本発明の半導
体メモリ装置の実施形態を添付図面に基づいてより詳細
に説明する。図5は本発明の半導体メモリ装置の回路構
成図であり、図6は本発明による第1実施形態の半導体
メモリ装置のレイアウト図であり、図7は図6のA−
A’線断面図であり、図8は図6のB−B’線断面図で
あり、図9は図6のC−C’線断面図であり、図10は
図6のD−D’線断面図である。
【0025】まず、本発明の半導体メモリ装置の回路構
成は、フローティングゲートF.Gと制御ゲートC.G
を有するメモリセル(データメモり用の積層形トランジ
スタ(M1,1〜Mn,n)がマトリクス状に複数個配列さ
れ、前記各データメモり用の積層形トランジスタ(M1,
1〜Mn,n)のフローティングゲートF.G に電荷を充電
させ、充電した電荷を放電させるようにスイッチングし
てセルの書込/消去を行うパストランジスタ(Q1,1〜
Qn,n)が前記データメモリ用の積層形トランジスタ
(M1,1〜Mn,n)と対となるように構成されている。
【0026】このように構成された半導体メモリ装置
は、同一行の各データメモリ用積層形トランジスタの制
御ゲートC.G はワード線(W/L1〜W/Ln)に連
結され、同一行の各データメモリ用積層形トランジスタ
(M1,1〜M1,n、・・・)のドレインDとそれに隣接す
る各メモリ用積層形トランジスタのソースとが共通にそ
れぞれのビット線(B/L1〜B/Ln)に連結され
る。両端側が共通に接続されないのはいうまでもない。
【0027】前記各ビット線(B/L1〜B/Ln)に
はセンス増幅器SAの入力端子が連結されている。この
センス増幅器の他の入力端子には基準電圧が印加され
る。各ビット線(B/L1〜B/Ln)の他端はフロー
ティングされている。同一行の各パストランジスタ(た
とえばQ1,1〜Q1,n)は1本のゲートライン(G/L
1)に連結されており、同一列の各パストランジスタは
直列連結されている。さらに、各パストランジスタのソ
ースとそのトランジスタに直列接続されたパストランジ
スタのドレインとの間にデータメモリ用積層トランジス
タのフローティングゲートF.G が接続されている。す
なわち、パストランジスタは間にメモり用積層トランジ
スタのフローティングゲートを挟んで直列に接続されて
いる。パストランジスタの接続回路の図面上上端トラン
ジスタのドレインはフローティングされている。下端の
トランジスタのソースには記憶させる状態に応じた電圧
が加えられる。
【0028】このような回路的構成を有する本発明によ
る一実施形態の半導体メモリ装置の構造は図6乃至図1
0に示す。図6に示すように、P型シリコン基板11に
ビット線として使用する高濃度のN型不純物領域12が
一定間隔を置いて一方向に互いに平行に複数個形成され
ている。そのN型不純物領域12の間の前記P型シリコ
ン基板11上には電荷を蓄積するためのフローティング
ゲート半導体層(多結晶シリコン)13が前記P型半導
体基板と隔離された状態で互いに平行に複数個形成され
る。このように形成された基板上にはワード線W/Lと
して使用される制御電極14が前記フローティングゲー
ト半導体層13の上側に一定間隔を置いて半導体層13
と直角方向に互いに平行に複数個形成されている。前記
各制御電極14の間の前記基板上には各パストランジス
タM1,1〜Mn,nを制御するためのパスゲート電極15が
同様に互いに平行に複数個形成される。
【0029】前記各フローティングゲート半導体層13
は、前記制御電極14の下側では高濃度のN型不純物層
(N+) に、前記パスゲート電極15の下側ではP型不
純物層(P)に形成される。前記パスゲート電極15と
フローティングゲート半導体層13との交差部分の下側
のシリコン基板にはアイランド状、すなわち島状にフィ
ルド酸化膜16が形成される。
【0030】以下、このようなレイアウトを有する本発
明の半導体メモリ装置をより具体的に説明する。まず、
図6の制御電極方向の断面は図7に示す通りである。P
型シリコン基板11に一定間隔を置いて、ビット線とし
て使用する高濃度のN型不純物領域12が形成されてい
る。このように形成された前記P型シリコン基板11の
全表面に第1ゲート絶縁膜17が形成され、前記各高濃
度のN型不純物領域12の間の第1ゲート絶縁膜17上
にフローティングゲート半導体層13が形成されてい
る。そして、前記フローティングゲート半導体層13を
含んだP型シリコン半導体層11の全面に第2ゲート絶
縁膜18が形成され、前記第2ゲート絶縁膜18上に制
御電極14が形成されている。
【0031】図6におけるパスゲート電極方向の断面は
図8に示す通りである。P型シリコン基板11に一定間
隔を置いて、ビット線として使用する高濃度のN型不純
物領域12が形成される。そして、各フローティングゲ
ート半導体層13と各パスゲート電極15との交差部分
にアイランド状のフィルド酸化膜16が形成されてい
る。フィルド酸化膜16とN型不純物領域12が形成さ
れた前記P型シリコン基板11の全表面に第1ゲート絶
縁膜17が形成され、前記各高濃度のN型不純物領域1
2の間の第1ゲート絶縁膜17上にフローティングゲー
ト半導体層13が形成されている。そして、前記フロー
ティングゲート半導体層13を含んだP型シリコン半導
体層11の全面に第2ゲート絶縁膜18が形成され、そ
の上にパスゲート電極15が形成されている。
【0032】一方、図6におけるフローティングゲート
半導体層方向の断面は図9に示す通りである。P型シリ
コン基板11のフローティングゲート半導体層13とパ
スゲート電極15との交差部分にアイランド状にフィル
ド酸化膜16が形成され、フィルド酸化膜16を含んだ
P型シリコン基板11の全面に第1ゲート絶縁膜17が
形成されている。そして、前記第1ゲート絶縁膜17上
にフローティングゲート半導体層13が形成され、前記
フローティングゲート半導体層13を含んだP型シリコ
ン半導体層11の全面に第2ゲート絶縁膜18が形成さ
れている。前記第2ゲート絶縁膜18上に一定間隔を置
いて複数個の制御電極14が形成され、前記各制御電極
14の間の第2ゲート絶縁膜18上に複数個のパスゲー
ト電極15が前記制御電極14と絶縁膜19によって隔
離されて形成されている。
【0033】図6における高濃度のN型不純物領域方向
の断面は図10に示す通りである。P型シリコン基板1
1にビット線として使用する高濃度のN型不純物領域1
2が形成される。このように形成されたP型シリコン基
板11の全表面に第1ゲート絶縁膜17と第2ゲート絶
縁膜18が形成され、前記第2ゲート絶縁膜18上に一
定間隔を置いて複数個の制御電極14が形成され、前記
各制御電極14の間に複数個のパスゲート電極15が前
記制御電極14と絶縁膜19によって隔離されて形成さ
れている。
【0034】以下、このような構造を有する本発明の実
施形態の半導体メモリ装置の製造方法を説明する。図1
1、12は図6のA−A’線上の本発明による半導体メ
モリ装置の工程断面図であり、図13、14は図6のB
−B’線上の本発明による半導体メモリ装置の工程断面
図であり、図15、16は図6のC−C’線上の本発明
による半導体メモリ装置の工程断面図であり、図17、
18は図6のD−D’線上の本発明による半導体メモリ
装置の工程断面図である。
【0035】まず、図11(a)、図13(a)、図1
5(a)、及び図17(a)に示すように、P型シリコ
ン基板11上にバッファ酸化膜20と窒化膜21と第1
感光膜22を順次蒸着し、露光及び現像工程によってア
イランド状のフィルド領域を決めてそのフィルド領域の
前記窒化膜21を除去する。
【0036】各図(b)に示すように、前記P型シリコ
ン基板11を熱酸化してフィルド領域にフィルド酸化膜
16を形成し、前記第1感光膜22と窒化膜21と酸化
膜20を除去する。ここで、前記フィルド酸化膜16の
代わりにP型イオンを注入してチャンネル隔離領域を形
成しても良い。各図(c)に示すように、第2感光膜2
3を堆積させ、露光及び現像工程により一定間隔でビッ
ト線領域を決め、P型半導体基板11に高濃度のN型イ
オンを注入して高濃度のN型不純物領域12を形成す
る。このとき、高濃度のN型不純物領域12が形成され
る部分で酸化膜20aが形成される。
【0037】各図(d)に示すように、第2感光膜23
を除去した後、前記フィルド酸化膜16を含んだP型シ
リコン基板11の全面に厚さ70〜200Å程度に第1
ゲート絶縁膜(酸化膜)17を堆積する。各図(e)に
示すように、前記第1ゲート絶縁膜17上にP型多結晶
シリコン層13a及び第3感光膜24を順次堆積させ、
前記図6で説明した、フローティングゲート半導体層1
3が制御電極14と交差するようになる部分の前記P型
多結晶シリコン層13aが露出するように露光及び現像
工程によって前記第3感光膜24をパターニングする。
そして、このパターニングされた第3感光膜24をマス
クとして、露出した前記P型多結晶シリコン層13aに
N型不純物イオンを注入する。この際、前記P型多結晶
シリコン層13aのP型不純物の濃度は1015〜1018
atoms/cm3程度とし、前記N型不純物の濃度は1018
1021atoms/cm3程度とする。
【0038】図12(f)、図14(f)、図16
(f)、及び図18(f)に示すように、前記第3感光
膜24を除去した後、さらにP型多結晶シリコン層13
a上に第4感光膜25を堆積させ、露光及び現像工程で
フローティングゲート領域を決めて、前記各高濃度のN
型不純物領域12の間に当たる位置の第1ゲート絶縁膜
17上にフローティングゲート半導体層13を形成する
ように、他のP型多結晶シリコン層13aを選択的に除
去する。ここで、各図とも(e)と(f)の工程を替え
て行っても良い。即ち、P型多結晶シリコン13aを堆
積させてそれを選択的に除去して、先にフローティング
ゲート半導体層13を形成してから、制御電極14と交
差する部分に選択的にN型不純物イオンを注入してもよ
い。
【0039】各図(g)に示すように、前記フローティ
ングゲート半導体層13を載せた第1ゲート絶縁膜17
の全面に第2ゲート絶縁膜18を堆積させ、第1N型多
結晶シリコン層14a及びキャップ絶縁膜(酸化膜又は
窒化膜)29と第4感光膜26を順次堆積させる。この
とき、前記第2ゲート絶縁膜18は酸化膜、或いは窒化
膜/酸化膜が積層された構造、或いは酸化膜/窒化膜/
酸化膜が積層された構造で形成され、前記第1N型多結
晶シリコン層14aのN型不純物の濃度は1018〜10
21atoms/cm3程度とする。
【0040】各図(h)に示すように、露光及び現像工
程で制御電極領域を決め、前記キャップ絶縁膜29及び
第1N型多結晶シリコン層14aを選択的に除去して制
御電極14を形成する。ここで、前記第1N型多結晶シ
リコン14aの替わりに金属を使用しても良い。
【0041】各図(i)に示すように、前記制御電極1
4を含んだ第2ゲート絶縁膜18の全面に絶縁膜を堆積
させて、エッチバックして前記制御電極14の側壁に絶
縁膜側壁27を形成する。露出した第2ゲート絶縁膜1
8のほとんどが除去される。
【0042】最後に各図(j)に示すように、前記制御
電極14を含んだ第1ゲート絶縁膜18上に第3ゲート
絶縁膜19、高濃度の第2N型多結晶シリコン及び第5
感光膜を蒸着する。そして、露光及び現像工程によりパ
スゲート領域を決め、前記第2N型多結晶シリコンを選
択的に除去してパスゲート電極15を形成する。ここ
で、パスゲート電極15も金属で形成することができ
る。
【0043】以下、このように製造される本発明の半導
体装置の動作を説明する。まず、各セルにデータを記録
する方法を説明する。データ記録時には基板に2〜10
Vの電圧を加え、制御電極14はフローティングさせ、
記憶させるビット線は接地する。そして、パストランジ
スタ(Q1,1〜Qn,n)のゲート電極に5Vの電圧
を印加してパストランジスタをオン状態とする。記録は
最下位行から順に行う。最下位(n)行のメモリセルに
記憶させる場合、そのパストランジスタのソース端に、
記録すべきデータの電圧を加える。データ「1」を記録
したければ、そのパストランジスタのソース端に「−3
V」を加え、データ「0」を記録したければ、「0V」
を加える。それにより、一行のメモリセルにデータが同
時に記録される。
【0044】このようにして最下位(n)のセルにデー
タが全て記録されると、各行の最下位(n)パストラン
ジスタのゲート電極を0Vとするか、或いはフローティ
ングさせて、最下位(n)のパストランジスタをオフ状
態とする。次に、直前の(n−1)のメモリセルに記録
するデータに応じて上記の方法で当該パストランジスタ
のソース端に電圧を印加する。このような方法で全ての
セルにデータを記録し、全てのパストランジスタをオフ
状態とする。他の実施形態でデータを記録するに際し
て、該当ビット線にー2〜7Vの電圧を印加し、基板を
接地して、前記方法によってデータを記録することがで
きる。
【0045】一方、このように記録されたデータを読み
出す方法を説明する。もし、図5でデータメモリ用の積
層形トランジスタM2,2 のデータを読み出そうとすると
仮定して説明する。全てのパストランジスタQ1,1〜Q
n,nをオフさせた状態で、第2ビット線B/L2には2
Vに事前充電(pre-charge)させ、第3ビット線B/L3
は接地し、第1ビット線B/L1は第2ビット線B/L
2と同一の電圧を印加するかフローティングさせる。
【0046】そして、読み出そうとするメモリセルM2,
2 のワード線W/L2に電圧を印加してセンス増幅器S
A2を介してデータを読み出す。もし、データメモリ用
の積層形トランジスタM2,2 にデータ「1」が記録して
あれば、セルのソースとドレインとの間にチャンネルが
形成されないので、第1ビット線に印加された2Vの電
圧がセンス増幅器によって検出されて出力されるので、
データ「1」を読み出す。そして、データメモリ用の積
層形トランジスタM2,2 にデータ「0」が記録されてい
る場合には、データメモリ用の積層形トランジスタM2,
2 のソースとドレインとの間にチャンネルが形成される
ので、第2ビット線に印加された2Vの電圧が第3ビッ
ト線へ抜け出すので、センス増幅器SA2ではデータ
「0」が読み出される。
【0047】このとき、もしデータメモリ用の積層形ト
ランジスタM1,2 にデータ「1」又は「0」が記録され
ているとしても、第1ビット線B/L1をフローティン
グされているので、前記データメモリ用の積層形トラン
ジスタM1,2 のソース/ドレイン間にはチャンネルが形
成されない。従って、データの読み出しに何の問題もな
い。このような方法以外にも設計上の条件に応じていろ
んな方法でデータを書き込んだり読み出したりすること
ができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した本発明の半導体メモリ装置
は下記の効果がある。 1.本発明は一般的なフラッシュEEPROMのような
積層形トランジスタをメモリ素子として用いるが、一般
的なフラッシュEEPROMセルの構造とは異なり、パ
ストランジスタを利用して積層形トランジスタのフロー
ティングゲートに電子を充電させたり、フローティング
ゲートに充電した電子を放電させたりしてセルの書込或
いは消去を行うので、ゲート絶縁膜内で電子捕獲が発生
しない。従って、データの書込或いは消去の制限が無
く、DRAMとして使用することができる。 2.一般的なDRAMではキャパシタをメモリ素子とし
て利用するが、本発明はキャパシタを使用しないので、
DRAMに比べて単位セルの面積を小さくすることがで
き、集積度を向上させることができる。 3.一般的なDRAMでは単位面積で大きいキャパシタ
ンスを得るために、トレンチ及び王冠形状にキャパシタ
を形成しなければならないので工程が複雑であったが、
本発明はキャパシタが不要なので工程が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なDRAMセルの回路的構成図であ
る。
【図2】 一般的なDRAMセルの構造断面図である。
【図3】 一般的なフラッシュEEPROMセルの回路
的構成図である。
【図4】 一般的なフラッシュEERPROMセルの構
造断面図である。
【図5】 本発明の半導体メモリ装置の回路的構成図で
ある。
【図6】 本発明による第1実施形態の半導体メモリ装
置のレイアウト図である。
【図7】 図6のA−A’線上の本発明による半導体メ
モリ装置の構造断面図である。
【図8】 図6のB−B’線上の本発明による半導体メ
モリ装置の構造断面図である。
【図9】 図6のC−C’線上の本発明による半導体メ
モリ装置の構造断面図である。
【図10】 図6のD−D’線上の本発明による半導体
メモリ装置の構造断面図である。
【図11】 図6のA−A’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【図12】 図6のA−A’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【図13】 図6のB−B’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【図14】 図6のB−B’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【図15】 図6のC−C’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【図16】 図6のC−C’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【図17】 図6のD−D’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【図18】 図6のD−D’線上の本発明による半導体
メモリ装置の工程断面図である。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 高濃度のN型不純物領域 13 フロ−ティングゲ−ト電極 13a P型多結晶シリコン 14 制御電極 14a、15a N型多結晶シリコン 15 パストランジスタ 16 フィルド酸化膜 17、18、19 ゲ−ト絶縁膜 20 バッファ酸化膜 21 窒化膜 22、23、24、26、28 感光膜 25 キャップ絶縁膜 27 絶縁膜側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/10 451 H01L 21/8247 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷を蓄積するフローティングゲート電
    極を有し、且つマトリクス状に配列された複数個のメモ
    リセルと、前記複数個のメモリセルの各々の 前記フローティングゲ
    ート電極に電荷を充電させ、前記フローティングゲート
    電極に充電した電荷を放電させるようにスイッチングす
    複数個のスイッチング素子と、備え、 前記複数個のスイッチング素子のうちの同一行の各スイ
    ッチング素子は一つのゲートラインに連結されており、
    同一列の各スイッチング素子は直列連結されている こと
    を特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 フローティングゲートと制御ゲートを有
    し、且つマトリクス状に配列される複数個のメモリセル
    と、 前記各メモリセルのフローティングゲートに電荷を充電
    させ、充電した電荷を放電させるようにスイッチングす
    る複数個のスイッチング素子と、 同一行の各メモリセルの制御ゲートに共通に連結される
    複数のワード線と、 同一列の各メモリセルのドレイン及び隣接する列の各メ
    モリセルのソースに共通に連結される複数のビット線
    と、 前記各ビット線に連結される複数個のセンス増幅器と備え、 同一行の各スイッチング素子は一つのゲートラインに連
    結されており、同一列の各スイッチング素子は直列連結
    されている ことを特徴とする半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板と、 前記半導体基板上に一定間隔を置いて一方向に形成され
    る複数個の不純物領域と、 前記不純物領域の間の前記半導体基板上に形成されて電
    荷を蓄積する複数個のフローティングゲート電極と、 前記各フローティングゲート電極及び前記半導体基板の
    上に一定間隔を置いて前記フローティングゲート電極に
    対して垂直方向に形成される複数個の制御電極と、 前記各フローティングゲート電極及び前記半導体基板上
    に一定間隔を置いて前記各制御電極の間に形成されるパ
    ストランジスタと、備えたことを特徴とする半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 パストランジスタは前記制御電極の間の
    各フローティングゲート電極及び前記半導体基板上にパ
    ストランジスタのゲート電極が形成され、前記パストラ
    ンジスタのゲート電極の両側のフローティングゲート電
    極を前記パストランジスタのソース及びドレイン領域と
    することを特徴とする請求項3記載の半導体メモリ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記パストランジスタと前記フローティ
    ングゲート電極との交差部分の半導体基板にはフィルド
    絶縁膜が形成されることを特徴とする請求項3記載の半
    導体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 フィルド絶縁膜の替わりにチャンネル隔
    離不純物領域が形成されることを特徴とする請求項3
    載の半導体メモリ装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板と、 前記半導体基板上にアイランド状に形成されるフィルド
    絶縁膜と、 前記各フィルド絶縁膜及び半導体基板上にわたり前記半
    導体基板と絶縁して形成されるフローティングゲート電
    極と、 前記フィルド絶縁膜の上側のフローティングゲート電極
    上に形成されるパストランジスタと、 前記パストランジスタの間に隔離されて形成される制御
    電極と、備えたことを特徴とする半導体メモリ装置。
  8. 【請求項8】 記第1導電型の半導体基板上にアイラン
    ド状のフィルド絶縁膜を形成する段階と、 前記半導体基板に、前記フィルド絶縁膜の間の列方向に
    第2導電型の不純物領域を形成する段階と、 前記フィルド絶縁膜を含んだ基板全面に第1ゲート絶縁
    膜を形成する段階と、 前記第2導電型の不純物領域の間の前記フィルド絶縁膜
    を含んだ第1ゲート絶縁膜上に第1導電型と第2導電型
    の不純物層が繰り返されるようにフローティングゲート
    電極を形成する段階と、 前記フローティングゲート電極を含んだ第1ゲート絶縁
    膜の全面に第2ゲート絶縁膜を形成する段階と、 前記フローティングゲート電極に対して垂直方向に前記
    フィルド絶縁膜の間の第2ゲート絶縁膜上に制御電極を
    形成する段階と、 前記制御電極の間にパストランジスタのゲート電極を形
    成する段階とを有することを特徴とする半導体メモリ装
    置の製造方法。
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