JPH10189891A - 不揮発性メモリ及びその動作方法 - Google Patents
不揮発性メモリ及びその動作方法Info
- Publication number
- JPH10189891A JPH10189891A JP35126896A JP35126896A JPH10189891A JP H10189891 A JPH10189891 A JP H10189891A JP 35126896 A JP35126896 A JP 35126896A JP 35126896 A JP35126896 A JP 35126896A JP H10189891 A JPH10189891 A JP H10189891A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- voltage
- transistor
- diffusion layer
- floating gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 83
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 61
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 36
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 36
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 33
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 20
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 10
- 239000000284 extract Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 75
- 239000010408 film Substances 0.000 description 43
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 19
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 4
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 229910021332 silicide Inorganic materials 0.000 description 1
- FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N silicide(4-) Chemical compound [Si-4] FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C14/00—Digital stores characterised by arrangements of cells having volatile and non-volatile storage properties for back-up when the power is down
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/04—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
- H01L27/10—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Dram (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
で、かつ、比較的簡単な構造及び製造工程により実現す
ることができる不揮発性メモリを提供すること。 【解決手段】 半導体基板1上に順次積層された第1絶
縁膜3、フローティングゲート4、第2絶縁膜5及びコ
ントロールゲート6、半導体基板1中に形成されたソー
ス/ドレイン拡散層7、13により構成される1個の不
揮発性メモリトランジスタと、2つの電極10、12に
挟持されたキャパシタ絶縁膜11から構成され、前記一
方の電極10が前記不揮発性メモリトランジスタのソー
ス拡散層7と接続されている1個のキャパシタとを有す
るメモリセルの少なくとも1つと、ドレイン拡散層13
側からトンネル電流によりフローティングゲート4への
電子の注入/引き抜きを行う注入/引き抜き手段とから
なる不揮発性メモリ。
Description
に関し、より詳細には、ダイナミックRAMの機能とE
EPROMの機能を有する不揮発性メモリに関する。
に、記憶装置には、電源をオフにしても記憶内容が保持
されている不揮発性メモリ(EEPROM等)と、電源
をオフにすると記憶内容が消失する揮発性メモリ(RA
M等)がある。不揮発性メモリであるEEPROMは電
源をオフにしても記憶されているデータを長時間保持す
ることができるが、データの書込み/消去時間が長く、
また、書込み/消去回数に制限があるため、常時データ
を書き換える用途には適していない。一方、揮発性メモ
リであるRAMはデータの書換え時間が短く、書換え回
数に制限はないが、電源をオフにすると記憶されている
データが消失する。
きるとともに、書き換えたデータを長時間保持すること
ができる半導体メモリとしてEEPROMセルとRAM
セルとを組み合わせた不揮発性RAM(NVRAM)セ
ルが提案されている。
は、NVRAMセルとしてEEPROMにDRAMを組
み合わせた半導体装置が開示されている。この半導体装
置は、図18のセル回路図及び図19のセル構造断面図
に示したように、1つのセルが、1個のMOSトランジ
スタ(以下、「トランジスタT」と記す)と1個のスタ
ック構造のキャパシタCとからなるDRAM部と、1個
のFLOTOX型MOSトランジスタ(以下、「トラン
ジスタMT」と記す)からなるEEPROM部とで構成
されている。
ワードラインに接続されており、ドレイン拡散層21に
はビットラインが接続されている。また、キャパシタC
はプレートキャパシタ電極26と蓄積ノード(コントロ
ールゲート)25とで絶縁膜29を挟持したスタック構
造を有しており、蓄積ノード25はトランジスタTのソ
ース拡散層23に接続されている。さらに、トランジス
タMTは、データを長時間蓄積しておくフローティング
ゲート24、フローティングゲート24とソース拡散層
22との間のトンネル絶縁膜28、上述のコントロール
ゲート25を備えており、トランジスタMTのドレイン
拡散層はトランジスタTのソース拡散層23と接続され
ている。
OMセルとDRAMセルとを組み合わせることによっ
て、常時データを書換える時はDRAMとして動作(D
RAM動作)させ、電源をオフする時又はデータを長時
間保存する必要がある時はDRAM部からEEPROM
部へデータを一括転送してEEPROM部に記憶させ
(ストア動作)、電源投入時等にEEPROM部に保存
されていたデータを転送してDRAM部に記憶させてい
る(リコール動作)。しかし、この半導体装置は、DR
AM部とEEPROM部とから構成されているため、各
部の占有面積による制約から半導体装置自体の占有面積
を小さくすることが難しく高集積化に適さないという問
題があった。
には、NVRAMのセルとしてDRAMセルと不揮発性
メモリセルとを組み合わせた複合メモリセルが開示され
ている。この複合メモリセルは、図20のセル回路図及
び図21のセル構造断面図に示したように、素子形成用
基板35の一方の面に、フローティングゲート30及び
コントロールゲート31を備えた不揮発性メモリセルと
DRAMセルの情報蓄積部32、33、34とが形成さ
れ、さらにそれらセルの上方に支持基板38が張り合わ
されている。また、他方の面には、DRAMセルを構成
するゲート電極37、チャネル領域36A及びソース・
ドレイン領域36Bが形成されて構成されている。
んでDRAMセルと不揮発性メモリセルとのゲート領域
が縦積みされているので、上述の半導体装置に比べて占
有面積を小さくすることができるが、不揮発性メモリセ
ル及びDRAMセルの情報蓄積部の上方に支持基板38
を張り合わせた後、素子形成用基板35の一部を除去す
る工程が必要となるため、構造及び製造工程が複雑とな
るという問題があった。
に、1トランジスタ不揮発性DRAMが開示されてい
る。このメモリは、図22の回路図及び図23の構造断
面図に示したように、半導体基板41内に形成された記
憶ノード42、絶縁膜43及び上部電極44からなるキ
ャパシタCと、半導体基板41内に形成されたソース4
5、記憶ノード42と共通するドレイン、コントロール
ゲート46及び2層構造のフローティングゲート47
a、47bからなる転送トランジスタTとからなる。
い距離にあるフローティングゲート47bと、キャパシ
タCの記憶ノード(ドレイン)42との間でトンネル通
過させることによりキャパシタCに記憶されたデータを
フローティングゲート47bに転送することができる。
具体的には、データをキャパシタCからフローティング
ゲート47bへ転送するため、まず+15Vをすべての
ワードラインWLに印加し、すべてのビットラインBL
を接地する。キャパシタCに格納されている状態がキャ
パシタCの−5Vに対応したデータ“1”である場合、
転送トランジスタTのキャパシタC側における電界が充
分高くなるので、電子がトンネル酸化物を介してドレイ
ン42からフローティングゲート47bへトンネル通過
する。キャパシタCの容量がコントロールゲート46の
容量よりもはるかに高いので、フローティングゲート4
7bを負に充電するのに充分なものとなる。よって、キ
ャパシタCに格納されている−5Vがフローティングゲ
ート47bに転送される。一方、キャパシタCの電圧が
データ“0”を表す0Vである場合、層間絶縁膜の電界
は、電子がフローティングゲート47bへのトンネルを
通過するのに充分な強さではなくなる。その結果、電子
がフローティングゲート47bに注入されなくなり、フ
ローティングゲート47bは充電されないままである。
よって、以前のDRAMモードの動作中にキャパシタC
に格納された内容がフローティングゲート47b中に恒
久的に転送され、電力が回復し、リコール/イレースモ
ードが活動化されるまで、ここに残される(不揮発性ス
トア)。このように、ワードラインWLに15Vを印加
しているため、転送トランジスタTはオフ状態となり、
チャネル層は形成されていない。
は、ソース/ドレイン領域とワードラインとの電位差に
よって決定される。しかし上記メモリセルの場合、フロ
ーティングゲート47bに電子が注入された結果、ドレ
イン42に正孔が発生する。しかも、ドレイン42がフ
ローティング状態にあるため、ドレイン42に正孔が蓄
積されるので、ドレイン42の電位が低下し、ドレイン
42とワードラインWL間との電位差が書き込みととも
に小さくなる。その結果、書き込み特性にばらつきが生
じるという問題がある。
ラインWLに−20Vを、全てのビットラインBLに0
V印加することによって、フローティングゲート47に
格納されているデータを消去する。これによって、電子
がドレイン42へのトンネルを通過し、フローティング
ゲート47に残っている電子を空にする。このように、
ワードラインWLに−20Vを印加しているため、転送
トランジスタTはオン状態となり、チャネル層が形成さ
れているビットラインBLに印加された電圧をチャネル
層を介してドレイン42に与え、ドレイン42とワード
ラインWLとの間の電位差により、フローティングゲー
ト47中の電子を、ドレイン42側に引き抜く。なお、
トンネル酸化膜はドレイン側にのみ形成されているた
め、電子はドレインに引き抜かれる。この結果、ドレイ
ン電位はオン抵抗により下がるため、ソース電位をオン
抵抗分高くとる必要があるという問題があった。
あり、従来のDRAMセルとほぼ同程度の占有面積で、
比較的簡単な構造及び製造工程により実現することがで
きるとともに、書き込み特性のばらつきを抑制すること
ができる不揮発性メモリ及びその動作方法を提供するも
のである。
基板上に順次積層された第1絶縁膜、フローティングゲ
ート、第2絶縁膜及びコントロールゲート、前記半導体
基板中に形成されたソース/ドレイン拡散層により構成
される1個の不揮発性メモリトランジスタと、2つの電
極に挟持されたキャパシタ絶縁膜から構成され、前記一
方の電極が前記不揮発性メモリトランジスタのソース拡
散層と接続されている1個のキャパシタとを有するメモ
リセルの少なくとも1つと、前記ドレイン拡散層側から
トンネル電流によりフローティングゲートへの電子の注
入/引き抜きを行う注入/引き抜き手段とからなる不揮
発性メモリが提供される。
個マトリクス状に配設され、ワードラインを不揮発性メ
モリトランジスタのコントロールゲートに、ビットライ
ンを前記トランジスタのドレイン拡散層に接続してな
り、かつ各キャパシタに所定のデータが蓄積されている
不揮発性メモリにおいて、キャパシタに蓄積されている
データが第2のデータであるときのみ、電子の注入/引
き抜き手段により、ビットラインに第2の電圧を印加し
てフローティングゲートと少なくともドレイン拡散層と
の間にトンネル電流が発生する第2の電位差を生じさせ
る一方、前記キャパシタに蓄積されているデータが第1
のデータであるときには、ビットラインにトンネル電流
の発生を阻止する第1の電圧を印加してフローティング
ゲートと少なくともドレイン拡散層との間に第2の電位
差よりも小さい第1の電位差を生じさせることにより、
前記不揮発性メモリトランジスタの閾値を制御するスト
ア動作を含む上記不揮発性メモリの動作方法が提供され
る。
に配設され、ワードラインを不揮発性メモリトランジス
タのコントロールゲートに、ビットラインを前記トラン
ジスタのドレイン拡散層に接続してなり、かつ各キャパ
シタに所定のデータが蓄積されている不揮発性メモリに
おいて、各キャパシタに蓄積されたデータをラッチした
後、まず、前記キャパシタに蓄積されたデータにかかわ
らず、電子の注入/引き抜き手段により、フローティン
グゲートと少なくともドレイン拡散層との間にトンネル
電流が発生する電位差を生じさせて電子の注入/引き抜
きを行い、次いで、電子の注入/引き抜き手段により、
前記ラッチされたデータが第1のデータであるときの
み、ビットラインに第1の電圧を印加してフローティン
グゲートと少なくともドレイン拡散層との間にトンネル
電流が発生する第2の電位差を生じさせて電子の引き抜
き/注入を行う一方、前記ラッチされたデータが第2の
データであるときに、ビットラインにトンネル電流の発
生を阻止する第2の電圧を印加してフローティングゲー
トと少なくともドレイン拡散層との間に第2の電位差よ
りも小さい第1の電位差を生じさせることにより前記不
揮発性メモリトランジスタの閾値を制御する別のストア
動作を含む上記不揮発性メモリの動作方法が提供され
る。
個マトリクス状に配設され、ワードラインを不揮発性メ
モリトランジスタのコントロールゲートに、ビットライ
ンを前記トランジスタのドレイン拡散層に接続してな
り、かつ前記各トランジスタに所定のデータが蓄積され
ている不揮発性メモリにおいて、第1のデータが蓄積さ
れた前記トランジスタの閾値と第2のデータが蓄積され
た前記トランジスタの閾値との間の電圧Vwlを前記ワー
ドラインに印加するとともに、ビットラインに所定の電
圧Vb1を印加して、オンした前記トランジスタのキャパ
シタのみに電圧Vb1を書き込み、さらに、前記ワードラ
インに前記電圧Vwlを印加し、ビットラインに前記電圧
Vb1と異なる電圧Vb2を印加するとともにビットライン
における該電圧Vb2の変動を検知し、検知した電圧が電
圧Vb2と不一致であった場合に第1のデータ、一致した
場合に第2のデータと判定してラッチした後、前記トラ
ンジスタに第2のデータが蓄積されている場合のみ、電
子の注入/引き抜き手段により、ビットラインに第1の
電圧を印加してフローティングゲートと少なくともドレ
イン拡散層との間にトンネル電流が発生する第2の電位
差を生じさせる一方、前記トランジスタの閾値が第1の
データに対応するときには、ビットラインにトンネル電
流の発生を阻止する第2の電圧を印加してフローティン
グゲートと少なくともドレイン拡散層との間に第2の電
位差よりも小さい第1の電位差を生じさせることによ
り、すべて前記不揮発性メモリトランジスタの閾値を均
一にし、前記ラッチした第1及び第2のデータをそれぞ
れキャパシタに蓄積させるリコール/初期化動作を含む
上記不揮発性メモリの動作方法が提供される。
に配設され、ワードラインを不揮発性メモリトランジス
タのコントロールゲートに、ビットラインを前記トラン
ジスタのドレイン拡散層に接続してなり、かつ前記各ト
ランジスタに所定のデータが蓄積されている不揮発性メ
モリにおいて、第1のデータが蓄積された前記トランジ
スタの閾値と第2のデータが蓄積された前記トランジス
タの閾値との間の電圧Vwlを前記ワードラインに印加す
るとともに、ビットラインに所定の電圧Vb1を印加し
て、オンした前記トランジスタのキャパシタのみに電圧
Vb1を書き込み、さらに、前記ワードラインに前記電圧
Vwlを印加し、ビットラインに前記電圧Vb1と異なる電
圧Vb2を印加するとともにビットラインにおける該電圧
Vb2の変動を検知し、検知した電圧が電圧Vb2と不一致
であった場合に第1のデータ、一致した場合に第2のデ
ータと判定してラッチした後、まず、ラッチされたデー
タにかかわらず、電子の注入/引き抜き手段により、ビ
ットラインに第2の電圧を印加してフローティングゲー
トと少なくともドレイン拡散層との間にトンネル電流が
発生する電位差を生じさせて電子の注入/引き抜きを行
うことにより、選択されたワードラインに接続されてい
る全てのトランジスタの閾値を第1のデータが蓄積され
ているトランジスタの閾値以上にし、次いで、電子の注
入/引き抜き手段により、ビットラインに第1の電圧を
印加してフローティングゲートと少なくともドレイン拡
散層との間にトンネル電流が発生する電位差を生じさせ
て電子の引き抜き/注入を行うことにより、選択された
ワードラインに接続されている全てのトランジスタの閾
値を均一にし、前記ラッチした第1及び第2のデータを
それぞれキャパシタに蓄積させる別のリコール/初期化
動作を含む上記不揮発性メモリの動作方法が提供され
る。
的に1個の不揮発性メモリトランジスタと1個のキャパ
シタとからなる単位メモリセルを少なくとも1つ有して
おり、このメモリセルと、不揮発性メモリトランジスタ
のドレイン拡散層側からフローティングゲートへの電子
の注入/引き抜きを行う注入/引き抜き手段(以下「注
入/引き抜き手段」と記す)とからなる。なお、単位メ
モリセルは、複数個マトリクス状に配設されていること
が好ましい。また、各メモリセルの不揮発性トランジス
タのドレイン拡散層はビットラインに、コントロールゲ
ートはワードラインに接続されている。
板上に順次積層された第1絶縁膜、フローティングゲー
ト、第2絶縁膜及びコントロールゲート、半導体基板中
に形成されたソース/ドレイン拡散層により構成され
る。第1絶縁膜は、通常トンネル絶縁膜と称されるもの
であり、シリコン酸化膜、窒素を含有したシリコン酸化
膜等により形成することができる。膜厚は、かかるトラ
ンジスタを動作させる際の印加電圧等により適宜調整す
ることができる。フローティングゲートは、ポリシリコ
ン、シリコン窒化膜等の電荷を適当に蓄積することがで
きる材料であることが好ましく、その膜厚は特に限定さ
れるものではない。なお、本発明においては、フローテ
ィングゲートは電荷を蓄積する電荷蓄積層として機能す
るものであり、上記の他、SiN−SiO2 の2層構造
やSiO2 −SiN−SiO2 の3層構造のようにトラ
ップの多い層を用いてもよい。第2絶縁膜は、フローテ
ィングゲートと後述のコントロールゲートとの間に形成
されるものであり、第1絶縁膜と同様の材料で形成する
ことができる。コントロールゲートは、通常電極材料と
して使用できるものであれば特に限定されるものではな
く、ポリシリコン、シリサイド、ポリサイド、各種金属
等により、任意の膜厚で形成することができ、フローテ
ィングゲートへの電子の注入を制御できるように、フロ
ーティングゲートの全面又は一部を被覆するように形成
することが好ましい。ソース/ドレイン拡散層は、P型
又はN型の不純物を含有してなる。ソース/ドレイン拡
散層は、その製造工程の容易さから対称かつ同一の不純
物濃度で形成されることが好ましいが、後述する注入/
引き抜き手段により、不揮発性メモリトランジスタのド
レイン拡散層側からフローティングゲートへの電子の注
入/引き抜きを容易ならしめるために、ソース拡散層側
よりもドレイン拡散層側の不純物濃度を高くするか、ソ
ース拡散層とドレイン拡散層との位置をフローティング
ゲートに対して非対称に形成してもよい。
おいては、注入/引き抜き手段により、不揮発性メモリ
トランジスタのドレイン拡散層側からフローティングゲ
ートへの電子の注入/引き抜きを容易ならしめるため
に、第1絶縁膜を、ソース拡散層側よりもドレイン拡散
層側の方が薄い膜厚を有するような、膜厚が不均一とな
るように形成してもよい。なお、本発明における不揮発
性メモリトランジスタは、N型又はP型のいずれのタイ
プのトランジスタにおいても実現することができる。
電極、例えば蓄積電極とプレート電極とに挟持されて構
成されている。キャパシタ絶縁膜としては、特に限定さ
れるものではなく、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒
化膜又はそれらの積層膜等を任意の膜厚で形成すること
ができる。蓄積電極としては、上述したように、通常電
極として使用される材料であれば特に限定されるもので
はなく、任意の膜厚で形成することができる。なお、こ
の蓄積電極は、不揮発性メモリトランジスタのソース拡
散層と電気的に接続されているものであるが、半導体基
板内に形成された拡散層としてソース拡散層と共有して
形成してもよい。プレート電極は、蓄積電極と同様の材
料、任意の膜厚で形成することができる。なお、このプ
レート電極は、個々のメモリセルに対応して形成しても
よいが、隣接する複数個のメモリセルのプレート電極と
共有して形成することが好ましい。
発性メモリは、例えば、図17に示したようなメモリ・
システムにより実現できる。つまり、本発明のメモリセ
ルアレイ50と、ビットラインデコーダ、プリチャー
ジ、センス増幅器及びラッチ回路51と、マルチプレク
サ52と、ワードラインデコーダ及びドライバ回路53
と、タイミング回路54等とにより構成することができ
る。これらビットラインデコーダ、プリチャージ、セン
ス増幅器及びラッチ回路51と、マルチプレクサ52
と、ワードラインデコーダ及びドライバ回路53と、タ
イミング回路54はすべて周知の回路を用いることがで
きる。メモリセルアレイ50におけるコントロールゲー
トが接続されている各ワードラインWLは、ワードライ
ンデコーダ及びドライバ回路53に接続されており、各
ビットラインBLはビットラインデコーダ、プリチャー
ジ、センス増幅器及びラッチ回路51に接続されてい
る。また、メモリセルアレイ50内の特定のメモリセル
を選択するために、マルチプレクサ52がビットライン
デコーダ51及びワードラインデコーダ53に接続され
ている。なお、データはマルチプレクサ52を介して入
出力される。また、本発明に従って動作するとともに、
停止信号55が入力されるタイミング回路54が、マル
チプレクサ52、ビットラインデコーダ51及びワード
ラインデコーダ53に接続されている。
き抜きをドレイン拡散層側から行うとは、かかる電子の
注入/引き抜きを、少なくともドレイン拡散層とフロー
ティングゲートとの間で行われればよいことを意味して
いる。例えば、不揮発性メモリトランジスタがオンの状
態ではフローティングゲート直下の半導体基板表面にチ
ャネルが形成することとなるため、このチャネルからも
フローティングゲートへの電子の注入/引き抜きが行わ
れることとなる。従って、ドレイン拡散層とチャネルの
一部又は全領域、あるいはドレイン拡散層からソース拡
散層にわたる表面全領域からのフローティングゲートへ
の電子の注入/引き抜きをも含まれることとなる。
ジスタ製造方法を、適当に変更することによって製造す
ることができる。つまり、所望の薄膜形成技術、薄膜の
加工技術、拡散層形成技術、配線形成技術等を組み合わ
せることにより、本発明の不揮発性メモリの製造が実現
される。
ーチャートに示したように、DRAM動作、ストア動作
及びリコール/初期化動作の主な動作によって、常時デ
ータを高速で書き換えることができるとともに、書き換
えたデータを長時間保持することができる半導体装置と
して機能するものである。これらの動作については、以
下の実施例において詳細に説明するが、ビットライン、
ワードライン、プレート電極等に印加する電圧は、特に
限定されるものではなく、例えば、本発明の不揮発性メ
モリをDRAMとして機能させる際、このDRAM動作
に対応させて適当な値を例示しているものであり、各素
子の機能、DRAM動作の最適化、電源電圧等種々のパ
ラメータによって適宜調節することができる。なお、ス
トア動作及びリコール/初期化動作についても、適宜調
節することができる。
いては、電源をオフすると判断した場合、停電を検出し
た場合あるいは急激な電源電圧の変動等を検出した場合
等に、キャパシタに蓄積されていたデータを、不揮発性
メモリトランジスタに記憶させるものである。
トア動作では、キャパシタに蓄積されているデータを判
定した後、キャパシタに蓄積されている第1のデータ
(例えば“0”)又は第2のデータ(例えば“1”)に
応じて、注入手段を用いて、ワードラインとドレイン拡
散層との間に第1の電位差を生じさせるか、あるいはワ
ードラインとドレイン拡散層との間に第1の電位差より
も小さい第2の電位差を生じさせることによって、前記
不揮発性メモリトランジスタの閾値を変化させる。ここ
で、第1の電位差は、ゲートとドレイン拡散層との間で
トンネル電流が生じる電位差であり、第2の電位差は、
トンネル電流が生じない電位差である。ただし、第1及
び第2の電位差は、トンネル酸化膜厚、ドレイン拡散層
の不純物濃度を変化させることにより適宜調整すること
ができる。また、ワードラインには12Vの電圧が印加
されるが、これにより、不揮発性メモリトランジスタは
オン状態となり、フローティングゲートとドレイン拡散
層との間だけでなく、フローティングゲートと基板全体
との間でトンネル電流による電子の注入が生じる。な
お、上述のストア動作は、フローティングゲートへの電
子の注入により行っているが、フローティングゲートか
らの電子の引き抜きにより行うこともできる。この場
合、ワードラインには−8V、ビットラインには4Vを
印加するが、これにより、不揮発性メモリトランジスタ
はオフ状態となり、フローティングゲートとドレイン拡
散層との間でのみトンネル電流による電子の引き抜きが
生じる。
に蓄積されたデータをラッチして、第1のデータ及び第
2のデータにかかわらず、注入(引き抜き)手段を用い
て、選択されたワードラインとドレイン拡散層との間に
トンネル電流を生じさせる。次に、ラッチされたデータ
に応じて引き抜き(注入)手段により引き抜く(注入す
る)ことによって、不揮発性メモリトランジスタの閾値
を変化させる。
化動作においては、電源がオンされた場合等に、不揮発
性メモリトランジスタのフローティングゲートに蓄えら
れている電荷をキャパシタに転送する動作であり、その
ために、書き込み、読み出し(判定)、ラッチ、初期化
及び転送等の一連の動作を行う。
いる第1のデータ(例えば“0”)又は第2のデータ
(例えば“1”)に応じて異なる閾値の差異を利用し
て、これらデータの書き込み、読み出し(判定)を行
う。この際、ビットラインに印加する電圧Vb1及びVb2
は、DRAM動作のデータ“0”及び“1”の書き込み
に使用される電圧と同じ電圧を選択することができる。
次いで、読み出された(判定された)データを周知の方
法でラッチし、ラッチ回路に格納した後、データに応じ
て引き抜き手段を用いて、電子を引き抜くことにより不
揮発性メモリトランジスタの閾値を均一とし(初期
化)、ラッチされたデータをキャパシタに転送し、再び
書き込む。ここで、ワードラインには−8Vが印加され
るが、これにより、不揮発性メモリトランジスタはオフ
状態となり、フローティングゲートとドレイン拡散層と
の間でのみトンネル電流による電子の引き抜きが生じ
る。
たワードラインの全ての不揮発性メモリトランジスタに
ついて、電子の注入手段により注入を行い、その後、引
き抜き手段を用いて電子を引き抜くことにより、不揮発
性メモリトランジスタの閾値を均一にしてもよい。ここ
でいう電子の注入手段及び引き抜き手段は、判定された
データにかかわらず、注入及び引き抜きを行う。なお、
上述のリコール/初期化動作は、フローティングゲート
からの電子の引き抜きにより行っているが、フローティ
ングゲートへの電子の注入により行ってもよい。この場
合、ワードラインには12V、ビットラインには0Vが
印加されるので、不揮発性メモリトランジスタは、オン
状態となり、フローティングゲートとドレイン拡散層と
の間だけでなく、フローティングゲートと基板全体との
間でトンネル電流による電子の注入が生じる。
基づいて説明する。本発明の不揮発性メモリを使用した
オープンビット方式のメモリセルアレイを図1に示す。
また、その1セルの等価回路図を図2に示す。本発明の
不揮発性メモリは、図1に示したように、複数のメモリ
セルがマトリクス状に配設されてなる。なお、図1にお
いて、(a)はメモリセルアレイの平面図、(b)は
(a)のA−A′線断面図、(c)は(a)のB−B′
線断面図を示す。
ンジスタ(兼DRAMの転送/選択用トランジスタ、以
下「MT」と記す)と1個のキャパシタCとで構成さ
れ、それぞれロコス酸化膜2で分離されている。MT
は、半導体基板1上に第1絶縁膜であるトンネル絶縁膜
3を介して形成されたフローティングゲート4、フロー
ティングゲート4上に第2絶縁膜としてONO膜5を介
して形成されたコントロールゲート(兼DRAMのゲー
ト電極)6からなる。コントロールゲート6はワードラ
インに接続されている。また、ソース拡散層7はセル単
位でロコス酸化膜2によって囲まれ、フローティング状
態になっている。ドレイン拡散層13は開口窓15を介
してビットライン14に接続されている。
上方に絶縁膜8を介して形成されたポリシリコンからな
る蓄積電極10と、ONO膜からなる絶縁膜11と、プ
レート電極12とを順次積層したスタック構造で形成さ
れている。蓄積電極10は、その一端が開口窓9を介し
てMTのソース拡散層7とオーミック接続され、その他
端はコントロールゲート6の上方まで延びている。な
お、プレート電極12は複数のメモリセル(図1では4
つのメモリセル)に共通の電極として形成されている。
図1にはオープンビット方式のメモリセルアレイを示し
たが、本発明においては、図3に示したフォールデッド
ビット方式のメモリセルアレイを適用してもよい。図3
においては、図1と同一の符号を付している。また、上
記においてフローティングゲートは、電荷を蓄積する電
荷蓄積層として機能するものであり、ポリシリコンの
他、SiN−SiO2 の2層構造やSiO2 −SiN−
SiO2 の3層構造のようにトラップの多い層を用いて
もよい。
のフローチャートに示したように動作する。まず、D
RAM動作を行う。このDRAM動作は、従来のDRA
Mと同様に行うことができる。例えば、図5(a)及び
(b)に示す等価回路を用い、表1に示す電圧を印加す
ることによって行うことができる。
ンに5Vを印加し、データ“0”を書き込む場合ビット
ラインに0Vを印加し、データ“1”を書き込む場合ビ
ットラインに3Vを印加することにより、キャパシタに
電荷を蓄積させる。このときプレート電極(CP)はV
CC/2Vとする。また、選択されなかったメモリセルの
ワードラインには0Vが印加されるのでオフ状態とな
り、データの書き込みは行われない(図5(a)参
照)。
(VCCが3Vのときは1.5V)にプリチャージし、選
択されたメモリセルのワードラインを書込みと同様に5
Vを印加してオン状態にする。このときキャパシタに蓄
積されている電荷によりビットラインの電位が変動し、
変動したビットラインの電位と基準電位(VCC/2)と
を比較することにより、データの読み出しを行う(図5
(b)参照)。ここで、読み出し時のオープンビットア
レイ及びフォールデッドアレイの等価回路を図6(a)
及び(b)にそれぞれ示す。
判断し、電源をオフすると判断した場合、ストア動作
が行われる。このストア動作とは、上述のDRAM動作
で書き込まれたデータ(キャパシタに蓄えられている電
荷)をMTのフローティングゲートに転送して記憶させ
る動作である。ストア動作には2種類あり、一方のスト
ア動作については、図7に示す等価回路を用い、表2に
示す電圧を印加することによって行う。
様にビットラインの電位の変動を検知することにより、
キャパシタに蓄積されているデータが“0”(電荷が蓄
積されていない状態)であるか、“1”(電荷が蓄積さ
れている状態)であるかを判定する。なお、この際の判
定は、周知の技法によって行う。
トラインには4Vを印加し、データが“1”と判定され
たビットラインには0Vを印加する。このとき選択され
たワードラインには12Vが印加さているので、データ
“1”と判定された場合には、ワードライン−ビットラ
イン間に12Vの電位差が生じ、FNトンネルにより電
子がドレイン側からMTのフローティングゲートに注入
され、MTの閾値が上がる。ここで、閾値が所定の値
(例えば5.5V)に達するまで、電子の注入を繰り返
す。なお、5.5Vに達したか否かの判定は、ワードラ
インに5.5Vを印加してMTがオン状態であれば、再
度電子の注入を行う。この5.5VをHVthとする。一
方、データ“0”と判定された場合には、ワードライン
−ビットライン間には8Vの電位差しか生じないため、
MTのフローティングゲートには電子が注入されない。
また、非選択のワードラインには0Vが印加されている
ため、同様にフローティングゲートに電子が注入され
ず、MTの閾値は低いまま、例えば1〜2V程度(LV
th)のままである。
示す等価回路を用いて説明する。まず、通常DRAM動
作の読み出しを行い、読み出したデータをレジスタ(ラ
ッチ回路)に記憶させる(図8)。なお、図8のレジス
タは、メモリセルと同一の構造であるが、インバータを
2つだき合わせて周知のラッチ回路であってもよい。次
に、選択されたワードラインに12V、全てのビットラ
インに0Vを印加することにより、ワードラインに接続
された全てのMTについて電子の注入を行う(図9)。
る場合には、ビットラインに4Vを印加し、“1”であ
る場合には、ビットラインに0Vを印加する。このこと
により、ラッチされたデータが“0”である場合のみ電
子の引き抜きが行われる(図10)。このとき、選択さ
れたワードラインには−8V、選択されていないワード
ラインには0Vを印加する。プレート電極にはVCC/2
Vが印加されている。
について、周知の技術によりリフレッシュを行う(この
動作をバースト・リフレッシュという)。また、上記ス
トア動作が終了した後、電源オフの状態に移行させる。
初期化動作を行う。このリコール/初期化動作は、MT
のフローティングゲートに蓄えられている電荷をキャパ
シタに転送する動作であり、そのために、書き込み、読
み出し(判定)、ラッチ、初期化及び転送の一連の動作
を行う(図11〜図16参照)。
等価回路を用い、表3に示す電圧を印加することによっ
て行うことができる。つまり、ワードラインにHVth>
Vwl≧LVthなる電位Vwlを印加し、すべてのビットラ
インに所定の電位、例えば0Vを印加する。これによ
り、閾値がHVthのMTはオフとなり、閾値がLVthの
MTはオンとなる。このため、MTがオンしたメモリセ
ルのキャパシタにのみ0Vの電位が書き込まれる(図1
1参照)。
ットラインに書き込み時の電圧と異なる電圧、例えば
1.5Vを印加し、ワードラインにHVth>Vwl≧LV
thなる電位Vwlを印加することによって、ビットライン
の電位を読み出す。この際、先の書き込みで、キャパシ
タに0Vが書き込まれたメモリセル(MTがオンしたメ
モリセル)のビットラインは、1.5Vから0Vに電位
が低下する。一方、キャパシタに0Vが書き込まれなか
ったメモリセル(MTがオフであったメモリセル)のビ
ットラインは、電位が低下せず1.5Vのままである。
ここで、書き込み時のビットラインの電位と読み出し時
のビットラインの電位とが0Vと一致した場合、すなわ
ちMTがオン状態の場合にはDRAMデータが“0”、
書き込み時のビットラインの電位と読み出し時のビット
ラインの電位とが一致しなかった場合、すなわちMTが
オフ状態の場合にはDRAMデータが“1”と定義し
て、各メモリセルのデータが“1”又は“0”のいずれ
であるかを判定する。なお、DRAMデータが“1”と
判定されたメモリセルのフローティングゲートには電子
が注入されておらず、“0”と判定されたメモリセルの
フローティングゲートには電子が注入されている(図1
2)。
この際のラッチは、周知の技法によって各ビットライン
の電圧が読み取られ、ラッチ回路に格納することによっ
て行われる(図13)。
された電子を消去して、すべてのMTの閾値を1〜2V
と均一にする(初期化)。この方法は2種類あり、一方
の方法としては、図14に示す等価回路を用い、表4に
示す電圧を印加することによって行うことができる。
されている場合(閾値がHVthである場合)、ビットラ
インに4Vを印加し、MTのフローティングゲートに電
子が蓄積されていない場合(閾値がLVthである場
合)、ビットラインに0Vを印加する。この際、選択さ
れたワードラインには−8Vの高い負電圧が印加されて
いるので、フローティングゲートに電子が蓄積されてい
る場合には、ワードライン−ビットライン間に12Vの
電位差が生じ、FNトンネルにより電子がMTのフロー
ティングゲートからドレイン側に引き抜かれ、よってM
Tの閾値が、例えば1〜2V程度(LVth)に低下す
る。ここで、閾値が所定の値(例えば2V)に低下する
まで電子の引き抜きを繰り返す。なお、2Vに低下した
か否かの判定は、ワードラインに2Vを印加してMTが
オフ状態であれば電子の引き抜きを行う。一方、フロー
ティングゲートに電子が蓄積されていない場合には、ワ
ードライン−ビットライン間には8Vの電位差しか生じ
ないため、MTのフローティングゲートからは電子が引
き抜かれず、MTの閾値は、1〜2V程度(LVth)と
低いままである。これにより、すべてのMTの閾値が1
〜2Vと均一となる。
(b)に示す等価回路を用いて説明する。まず、選択さ
れたワードラインに12V、ラッチされたデータに依存
せず全てのビットラインに0Vを印加して、選択された
ワードラインに接続されているMTのフローティングゲ
ートに電子を注入する(図15(a))。ここで、フロ
ーティングゲートに蓄積される電荷量はワードラインと
ビットラインとの電位差によって決まるので、既に電子
が注入されているMTと電子が注入されていないMTの
フローティングゲートの電荷が同程度となるまで注入を
行う。その結果、同程度の閾値となる。
全てのビットラインに4Vを印加して、選択されたワー
ドラインに接続されているMTのフローティングゲート
から電子を引き抜くことによって、全てのMTの閾値を
1〜2Vと均一にする(図15(b))。この方法によ
れば、ラッチされたデータに応じてビットラインの電圧
を印加しないので、ビットラインに印加する電圧の制御
が容易となる。
て、キャパシタに“1”又は“0”のいずれかのデータ
を書き込む。これにより、MTのフローティングゲート
に蓄えられていた電荷をキャパシタに転送することがで
きる。なお、この際のキャパシタへのデータの書き込み
は、上述のDRAM動作における書き込みと同様の方法
で行うことができる(図16)。なお、リコール/初期
化動作が行われたメモリセルについては、周知の技術に
よりバースト・リフレッシュを行う。
法によれば、1個の不揮発性メモリトランジスタ、1個
のキャパシタ及び電子の注入/引き抜き手段とからなる
ため、常時データを高速で書き換えることができるとと
もに、書き換えたデータを長時間保持することができる
EEPROMとDRAMとの両方の機能を有する不揮発
性メモリを得ることができる。また、1メモリ内の素子
数及びその占有面積を、従来のDRAMセルと同一とす
ることができ、高集積化を実現することができる。さら
に、不揮発性メモリを構成するフローティングゲートへ
の電子の注入/引き抜きがキャパシタと接続されていな
いドレイン拡散層側から行われるため、コントロールゲ
ート−ドレイン拡散層間の電位差を安定的に生じさせる
ことができ、不揮発性メモリトランジスタへの書き込み
特性を向上させることもできる。
図、要部の概略縦及び横断面図である。
る。
面図、要部の概略縦及び横断面図である。
フローチャートである。
を説明するための等価回路図である。
のオープンビットアレイ及びフォールデッドアレイの等
価回路図である。
動作を説明するための等価回路図である。
動作の一状態を説明するための等価回路図である。
動作の一状態を説明するための等価回路図である。
ア動作の一状態を説明するための等価回路図である。
初期化動作における書き込みを説明するための等価回路
図である。
初期化動作における読み出し(判定)を説明するための
等価回路図である。
初期化動作におけるラッチを説明するための等価回路図
である。
初期化動作における一方の初期化を説明するための等価
回路図である。
初期化動作における他方の初期化を説明するための等価
回路図である。
初期化動作における転送を説明するための等価回路図で
ある。
/引き抜き手段を含めたメモリシステムを説明するため
の概略図である。
図である。
る。
路図である。
る。
等価回路図である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体基板上に順次積層された第1絶縁
膜、フローティングゲート、第2絶縁膜及びコントロー
ルゲート、前記半導体基板中に形成されたソース/ドレ
イン拡散層により構成される1個の不揮発性メモリトラ
ンジスタと、2つの電極に挟持されたキャパシタ絶縁膜
から構成され、前記一方の電極が前記不揮発性メモリト
ランジスタのソース拡散層と接続されている1個のキャ
パシタとを有するメモリセルの少なくとも1つと、 前記ドレイン拡散層側からトンネル電流によりフローテ
ィングゲートへの電子の注入/引き抜きを行う注入/引
き抜き手段とからなることを特徴とする不揮発性メモ
リ。 - 【請求項2】 第1絶縁膜が、ソース拡散層側よりもド
レイン拡散層側の方が薄い膜厚を有している請求項1記
載の不揮発性メモリ。 - 【請求項3】 第1絶縁膜が、均一の膜厚を有している
請求項1記載の不揮発性メモリ。 - 【請求項4】 注入/引き抜き手段が、書き込み時にフ
ローティングゲートへの電子の注入を行い、かつイレー
ス時にフローティングゲートから電子の引き抜きを行う
手段である請求項1記載の不揮発性メモリ。 - 【請求項5】 注入/引き抜き手段が、書き込み時にフ
ローティングゲートから電子の引き抜きを行い、かつイ
レース時にフローティングゲートへの電子の注入を行う
手段である請求項1記載の不揮発性メモリ。 - 【請求項6】 メモリセルと同一構造のレジスタをさら
に備える請求項1記載の不揮発性メモリ。 - 【請求項7】 メモリセルが複数個マトリクス状に配設
され、ワードラインを不揮発性メモリトランジスタのコ
ントロールゲートに、ビットラインを前記トランジスタ
のドレイン拡散層に接続してなり、かつ各キャパシタに
所定のデータが蓄積されている不揮発性メモリにおい
て、 キャパシタに蓄積されているデータが第2のデータであ
るときのみ、電子の注入/引き抜き手段により、ビット
ラインに第2の電圧を印加してフローティングゲートと
少なくともドレイン拡散層との間にトンネル電流が発生
する第2の電位差を生じさせる一方、前記キャパシタに
蓄積されているデータが第1のデータであるときには、
ビットラインにトンネル電流の発生を阻止する第1の電
圧を印加してフローティングゲートと少なくともドレイ
ン拡散層との間に第2の電位差よりも小さい第1の電位
差を生じさせることにより、前記不揮発性メモリトラン
ジスタの閾値を制御するストア動作を含むことを特徴と
する請求項1〜6に記載の不揮発性メモリの動作方法。 - 【請求項8】 メモリセルが複数個マトリクス状に配設
され、ワードラインを不揮発性メモリトランジスタのコ
ントロールゲートに、ビットラインを前記トランジスタ
のドレイン拡散層に接続してなり、かつ各キャパシタに
所定のデータが蓄積されている不揮発性メモリにおい
て、 各キャパシタに蓄積されたデータをラッチした後、ま
ず、前記キャパシタに蓄積されたデータにかかわらず、
電子の注入/引き抜き手段により、フローティングゲー
トと少なくともドレイン拡散層との間にトンネル電流が
発生する電位差を生じさせて電子の注入/引き抜きを行
い、 次いで、電子の注入/引き抜き手段により、前記ラッチ
されたデータが第1のデータであるときのみ、ビットラ
インに第1の電圧を印加してフローティングゲートと少
なくともドレイン拡散層との間にトンネル電流が発生す
る第2の電位差を生じさせて電子の引き抜き/注入を行
う一方、前記ラッチされたデータが第2のデータである
ときに、ビットラインにトンネル電流の発生を阻止する
第2の電圧を印加してフローティングゲートと少なくと
もドレイン拡散層との間に第2の電位差よりも小さい第
1の電位差を生じさせることにより前記不揮発性メモリ
トランジスタの閾値を制御するストア動作を含むことを
特徴とする請求項1〜6に記載の不揮発性メモリの動作
方法。 - 【請求項9】 メモリセルが複数個マトリクス状に配設
され、ワードラインを不揮発性メモリトランジスタのコ
ントロールゲートに、ビットラインを前記トランジスタ
のドレイン拡散層に接続してなり、かつ前記各トランジ
スタに所定のデータが蓄積されている不揮発性メモリに
おいて、 第1のデータが蓄積された前記トランジスタの閾値と第
2のデータが蓄積された前記トランジスタの閾値との間
の電圧Vwlを前記ワードラインに印加するとともに、ビ
ットラインに所定の電圧Vb1を印加して、オンした前記
トランジスタのキャパシタのみに電圧Vb1を書き込み、 さらに、前記ワードラインに前記電圧Vwlを印加し、ビ
ットラインに前記電圧Vb1と異なる電圧Vb2を印加する
とともにビットラインにおける該電圧Vb2の変動を検知
し、検知した電圧が電圧Vb2と不一致であった場合に第
1のデータ、一致した場合に第2のデータと判定してラ
ッチした後、 前記トランジスタに第2のデータが蓄積されている場合
のみ、電子の注入/引き抜き手段により、ビットライン
に第1の電圧を印加してフローティングゲートと少なく
ともドレイン拡散層との間にトンネル電流が発生する第
2の電位差を生じさせる一方、前記トランジスタの閾値
が第1のデータに対応するときには、ビットラインにト
ンネル電流の発生を阻止する第2の電圧を印加してフロ
ーティングゲートと少なくともドレイン拡散層との間に
第2の電位差よりも小さい第1の電位差を生じさせるこ
とにより、すべて前記不揮発性メモリトランジスタの閾
値を均一にし、 前記ラッチした第1及び第2のデータをそれぞれキャパ
シタに蓄積させるリコール/初期化動作を含むことを特
徴とする請求項1〜6に記載の不揮発性メモリの動作方
法。 - 【請求項10】 メモリセルが複数個マトリクス状に配
設され、ワードラインを不揮発性メモリトランジスタの
コントロールゲートに、ビットラインを前記トランジス
タのドレイン拡散層に接続してなり、かつ前記各トラン
ジスタに所定のデータが蓄積されている不揮発性メモリ
において、 第1のデータが蓄積された前記トランジスタの閾値と第
2のデータが蓄積された前記トランジスタの閾値との間
の電圧Vwlを前記ワードラインに印加するとともに、ビ
ットラインに所定の電圧Vb1を印加して、オンした前記
トランジスタのキャパシタのみに電圧Vb1を書き込み、 さらに、前記ワードラインに前記電圧Vwlを印加し、ビ
ットラインに前記電圧Vb1と異なる電圧Vb2を印加する
とともにビットラインにおける該電圧Vb2の変動を検知
し、検知した電圧が電圧Vb2と不一致であった場合に第
1のデータ、一致した場合に第2のデータと判定してラ
ッチした後、 まず、ラッチされたデータにかかわらず、電子の注入/
引き抜き手段により、ビットラインに第2の電圧を印加
してフローティングゲートと少なくともドレイン拡散層
との間にトンネル電流が発生する電位差を生じさせて電
子の注入/引き抜きを行うことにより、選択されたワー
ドラインに接続されている全てのトランジスタの閾値を
第1のデータが蓄積されているトランジスタの閾値以上
にし、 次いで、電子の注入/引き抜き手段により、ビットライ
ンに第1の電圧を印加してフローティングゲートと少な
くともドレイン拡散層との間にトンネル電流が発生する
電位差を生じさせて電子の引き抜き/注入を行うことに
より、選択されたワードラインに接続されている全ての
トランジスタの閾値を均一にし、 前記ラッチした第1及び第2のデータをそれぞれキャパ
シタに蓄積させるリコール/初期化動作を含むことを特
徴とする請求項1〜6に記載の不揮発性メモリの動作方
法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35126896A JP3299900B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 不揮発性メモリ及びその動作方法 |
US08/997,909 US6009011A (en) | 1996-12-27 | 1997-12-24 | Non-volatile memory and method for operating the same |
KR1019970073885A KR19980064657A (ko) | 1996-12-27 | 1997-12-26 | 비휘발성 메모리 및 그의 동작방법 |
EP97310640A EP0851431B1 (en) | 1996-12-27 | 1997-12-29 | Non-volatile memory and method for operating the same |
DE69730937T DE69730937T2 (de) | 1996-12-27 | 1997-12-29 | Nichtflüchtiger Speicher und Betriebsverfahren dafür |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35126896A JP3299900B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 不揮発性メモリ及びその動作方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001379380A Division JP2002237578A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 不揮発性メモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10189891A true JPH10189891A (ja) | 1998-07-21 |
JP3299900B2 JP3299900B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=18416171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35126896A Expired - Fee Related JP3299900B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 不揮発性メモリ及びその動作方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6009011A (ja) |
EP (1) | EP0851431B1 (ja) |
JP (1) | JP3299900B2 (ja) |
KR (1) | KR19980064657A (ja) |
DE (1) | DE69730937T2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005071563A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性ダイナミックランダムアクセスメモリの駆動回路及び駆動方法 |
JP2005196936A (ja) * | 2003-12-30 | 2005-07-21 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性dramの駆動回路及びその駆動方法 |
JP2005277367A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-10-06 | Hynix Semiconductor Inc | 電荷トラップを有するゲート誘電体を含む揮発性メモリセルトランジスタ及びその製造方法 |
JP2006041510A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体素子のdram及びその製造方法 |
JP2009217932A (ja) * | 2003-08-22 | 2009-09-24 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性ダイナミックランダムアクセスメモリの駆動方法 |
JP2010238361A (ja) * | 2003-12-30 | 2010-10-21 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性dramの駆動回路及びその駆動方法 |
US7982256B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-07-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor memory device having DRAM cell mode and non-volatile memory cell mode and operation method thereof |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6141248A (en) * | 1999-07-29 | 2000-10-31 | Micron Technology, Inc. | DRAM and SRAM memory cells with repressed memory |
US6873144B2 (en) * | 2000-04-07 | 2005-03-29 | Landis+Gyr Inc. | Electronic meter having random access memory with passive nonvolatility |
US7068544B2 (en) | 2001-08-30 | 2006-06-27 | Micron Technology, Inc. | Flash memory with low tunnel barrier interpoly insulators |
US6754108B2 (en) | 2001-08-30 | 2004-06-22 | Micron Technology, Inc. | DRAM cells with repressed floating gate memory, low tunnel barrier interpoly insulators |
US6778441B2 (en) * | 2001-08-30 | 2004-08-17 | Micron Technology, Inc. | Integrated circuit memory device and method |
US7042043B2 (en) * | 2001-08-30 | 2006-05-09 | Micron Technology, Inc. | Programmable array logic or memory devices with asymmetrical tunnel barriers |
US6963103B2 (en) * | 2001-08-30 | 2005-11-08 | Micron Technology, Inc. | SRAM cells with repressed floating gate memory, low tunnel barrier interpoly insulators |
US7087954B2 (en) | 2001-08-30 | 2006-08-08 | Micron Technology, Inc. | In service programmable logic arrays with low tunnel barrier interpoly insulators |
US7476925B2 (en) | 2001-08-30 | 2009-01-13 | Micron Technology, Inc. | Atomic layer deposition of metal oxide and/or low asymmetrical tunnel barrier interploy insulators |
US7075829B2 (en) * | 2001-08-30 | 2006-07-11 | Micron Technology, Inc. | Programmable memory address and decode circuits with low tunnel barrier interpoly insulators |
US7132711B2 (en) | 2001-08-30 | 2006-11-07 | Micron Technology, Inc. | Programmable array logic or memory with p-channel devices and asymmetrical tunnel barriers |
US6791883B2 (en) * | 2002-06-24 | 2004-09-14 | Freescale Semiconductor, Inc. | Program and erase in a thin film storage non-volatile memory |
US6944042B2 (en) * | 2002-12-31 | 2005-09-13 | Texas Instruments Incorporated | Multiple bit memory cells and methods for reading non-volatile data |
KR100719178B1 (ko) * | 2003-08-29 | 2007-05-17 | 주식회사 하이닉스반도체 | 비휘발성 디램의 구동방법 |
US7021900B2 (en) * | 2003-10-08 | 2006-04-04 | Prueitt Melvin L | Vapor-powered kinetic pump |
US6952366B2 (en) * | 2004-02-10 | 2005-10-04 | Micron Technology, Inc. | NROM flash memory cell with integrated DRAM |
US7927948B2 (en) | 2005-07-20 | 2011-04-19 | Micron Technology, Inc. | Devices with nanocrystals and methods of formation |
US8110469B2 (en) | 2005-08-30 | 2012-02-07 | Micron Technology, Inc. | Graded dielectric layers |
US8391078B2 (en) * | 2008-02-12 | 2013-03-05 | Chip Memory Technology, Inc. | Method and apparatus of operating a non-volatile DRAM |
US7898857B2 (en) * | 2008-03-20 | 2011-03-01 | Micron Technology, Inc. | Memory structure having volatile and non-volatile memory portions |
US8014200B2 (en) | 2008-04-08 | 2011-09-06 | Zeno Semiconductor, Inc. | Semiconductor memory having volatile and multi-bit, non-volatile functionality and methods of operating |
US8325542B2 (en) * | 2008-08-25 | 2012-12-04 | Halo Lsi Inc. | Complementary reference method for high reliability trap-type non-volatile memory |
US9214465B2 (en) * | 2012-07-24 | 2015-12-15 | Flashsilicon Incorporation | Structures and operational methods of non-volatile dynamic random access memory devices |
CN103794609B (zh) * | 2012-11-01 | 2016-12-07 | 北京芯盈速腾电子科技有限责任公司 | 非挥发性内存单元及非挥发性内存矩阵 |
CN104112747B (zh) * | 2013-04-19 | 2017-02-08 | 中国科学院微电子研究所 | 存储器件及其制造方法和存取方法 |
KR102171025B1 (ko) * | 2014-04-30 | 2020-10-29 | 삼성전자주식회사 | 비휘발성 메모리 장치 |
US9859291B2 (en) * | 2015-08-03 | 2018-01-02 | Iotmemory Technology Inc. | Non-volatile memory and manufacturing method thereof |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6273489A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
JPH0748553B2 (ja) * | 1989-03-14 | 1995-05-24 | シャープ株式会社 | 半導体装置 |
JPH05175460A (ja) * | 1991-12-26 | 1993-07-13 | Sharp Corp | 半導体メモリ |
US5331188A (en) * | 1992-02-25 | 1994-07-19 | International Business Machines Corporation | Non-volatile DRAM cell |
US5517634A (en) * | 1992-06-23 | 1996-05-14 | Quantum Corporation | Disk drive system including a DRAM array and associated method for programming initial information into the array |
JPH06244384A (ja) * | 1993-02-19 | 1994-09-02 | Sony Corp | Dramセルと不揮発性メモリセルが複合された複合メモリセル及びその作製方法 |
WO1994027295A1 (en) * | 1993-05-11 | 1994-11-24 | Nkk Corporation | Non-volatile memory device and method for adjusting the threshold value thereof |
JPH0778484A (ja) * | 1993-07-13 | 1995-03-20 | Nkk Corp | 記憶素子、不揮発性メモリ、不揮発性記憶装置及びそれを用いた情報記憶方法 |
US5640345A (en) * | 1993-10-01 | 1997-06-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor memory device and fabrication process |
JPH08167285A (ja) * | 1994-12-07 | 1996-06-25 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
US5627392A (en) * | 1995-03-07 | 1997-05-06 | California Institute Of Technology | Semiconductor structure for long term learning |
US5814850A (en) * | 1995-08-22 | 1998-09-29 | Nippon Steel Corporation | Semiconductor device including a capacitor responsible for a power supply voltage to semiconductor device and capable of blocking an increased voltage |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35126896A patent/JP3299900B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-12-24 US US08/997,909 patent/US6009011A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-26 KR KR1019970073885A patent/KR19980064657A/ko active Search and Examination
- 1997-12-29 DE DE69730937T patent/DE69730937T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-29 EP EP97310640A patent/EP0851431B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005071563A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性ダイナミックランダムアクセスメモリの駆動回路及び駆動方法 |
JP2009217932A (ja) * | 2003-08-22 | 2009-09-24 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性ダイナミックランダムアクセスメモリの駆動方法 |
JP4589647B2 (ja) * | 2003-08-22 | 2010-12-01 | 株式会社ハイニックスセミコンダクター | 不揮発性ダイナミックランダムアクセスメモリの駆動回路 |
JP2005196936A (ja) * | 2003-12-30 | 2005-07-21 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性dramの駆動回路及びその駆動方法 |
JP2010238361A (ja) * | 2003-12-30 | 2010-10-21 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性dramの駆動回路及びその駆動方法 |
JP4587718B2 (ja) * | 2003-12-30 | 2010-11-24 | 株式会社ハイニックスセミコンダクター | 不揮発性dramの駆動回路及びその駆動方法 |
JP2005277367A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-10-06 | Hynix Semiconductor Inc | 電荷トラップを有するゲート誘電体を含む揮発性メモリセルトランジスタ及びその製造方法 |
US8115244B2 (en) | 2004-03-22 | 2012-02-14 | Hynix Semiconductor Inc. | Transistor of volatile memory device with gate dielectric structure capable of trapping charges |
JP2006041510A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体素子のdram及びその製造方法 |
US7982256B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-07-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor memory device having DRAM cell mode and non-volatile memory cell mode and operation method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0851431A2 (en) | 1998-07-01 |
EP0851431A3 (en) | 1999-10-27 |
US6009011A (en) | 1999-12-28 |
JP3299900B2 (ja) | 2002-07-08 |
DE69730937T2 (de) | 2005-10-06 |
KR19980064657A (ko) | 1998-10-07 |
EP0851431B1 (en) | 2004-09-29 |
DE69730937D1 (de) | 2004-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3299900B2 (ja) | 不揮発性メモリ及びその動作方法 | |
EP0911831B1 (en) | Non-volatile semiconductor memory device | |
EP1782427B1 (en) | Integrated dram-nvram multi-level memory | |
US7359241B2 (en) | In-service reconfigurable DRAM and flash memory device | |
US4907198A (en) | Semiconductor memory device | |
US20050174847A1 (en) | Nrom flash memory cell with integrated dram | |
US9214465B2 (en) | Structures and operational methods of non-volatile dynamic random access memory devices | |
JP2002324400A (ja) | 半導体記憶装置のデータ書き込み方法及び半導体記憶装置 | |
JP2847507B2 (ja) | 半導体メモリ装置及びその製造方法 | |
US6970370B2 (en) | Ferroelectric write once read only memory for archival storage | |
JPS6233672B2 (ja) | ||
JPS58143494A (ja) | メモリ・アレイ | |
JP3070531B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JP3162264B2 (ja) | フラッシュメモリの書換え方法 | |
US7054201B2 (en) | Driving circuit for non-volatile DRAM | |
JPH0154796B2 (ja) | ||
US5796670A (en) | Nonvolatile dynamic random access memory device | |
JP2002237578A (ja) | 不揮発性メモリ | |
JP3095918B2 (ja) | 不揮発性半導体メモリ | |
JP2002367380A (ja) | 不揮発性半導体メモリ装置 | |
JP3522836B2 (ja) | 半導体装置 | |
US5641979A (en) | Semiconductor memory device having electrically erasable programmable read only memory and dynamic random access memory functions and method of writing, reading and erasing information therefor | |
JPH0963283A (ja) | 半導体不揮発性メモリ素子およびその使用方法 | |
US20020011621A1 (en) | Semiconductor nonvolatile memory with low programming voltage | |
JPH11163173A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置と、その読み出し方法、及び書き込み方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |