JP2500871B2 - 半導体不揮発性ram - Google Patents

半導体不揮発性ram

Info

Publication number
JP2500871B2
JP2500871B2 JP3093654A JP9365491A JP2500871B2 JP 2500871 B2 JP2500871 B2 JP 2500871B2 JP 3093654 A JP3093654 A JP 3093654A JP 9365491 A JP9365491 A JP 9365491A JP 2500871 B2 JP2500871 B2 JP 2500871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
transistor
floating gate
prom
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3093654A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04303964A (ja
Inventor
清文 落井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP3093654A priority Critical patent/JP2500871B2/ja
Priority to KR1019920005136A priority patent/KR960012250B1/ko
Publication of JPH04303964A publication Critical patent/JPH04303964A/ja
Priority to US08/376,644 priority patent/US5557566A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2500871B2 publication Critical patent/JP2500871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C14/00Digital stores characterised by arrangements of cells having volatile and non-volatile storage properties for back-up when the power is down

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば不揮発性のR
AMに係わるものであり、特に、RAMとしてDRAM
セルを用い、不揮発性メモリとしてE2 PROMセルを
用い、両者を同一チップ上に混載した半導体不揮発性R
AMに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、DRAMセルとE2 PROM
セルを混載した従来の不揮発性RAMの断面図を示すも
のであり、図13はその等価回路を示すものである。
【0003】トランジスタT1は、ワード線に相当する
セレクトゲートSGによって開閉され、ビット線に相当
するドレインD(n)とDRAMセルの記憶ノードN
Pとを選択的に接続するものである。トランジスタT2
はトランジスタT1とE2 PROMセルを構成するトラ
ンジスタT3を接続するものである。
【0004】トランジスタT1のソースに接続された記
憶ノードNPはコントロールゲートCGとともに、DR
AMセルのキャパシタを構成している。コントロールゲ
ートCGは、DRAMセルのプレート電極の役割をする
とともに、DRAMセルからE2 PROMセルへのデー
タ転送(store)、およびE2 PROMセルからDRAM
セルへのデータ転送(recall)の際にパルス駆動され
る。
【0005】上記構成の不揮発性RAMは、通常のDR
AMとして動作する場合、トランジスタT2のリコール
ゲートRG、コントロールゲートCGがともに接地さ
れ、コントロールゲートCGがプレート電極とされ、コ
ントロールゲートCGと記憶ノードNP間の容量を記憶
容量として動作するスタック型のセルとなる。リコール
ゲートRGは接地されているため、DRAMセルはE2
PROMセルとは分離されている。DRAMとしての書
込み、読出し、リフレッシュ等の基本動作は、通常のD
RAMセルと全く同一である。
【0006】次に、DRAMセルの記憶情報をE2 PR
OMセルへ転送するストアーモード(store mode)の場
合の動作について説明する。
【0007】図14に示すように、ストアーモードは2
つの過程(前半と後半)に分けられる。前半の過程で
は、“0”を記憶しているDRAMセルの情報をE2
ROMセルに書込むために、対応するE2 PROMセル
のフローティングゲートFGからエレクトロンを放出す
る消去(erase )過程である。同図に示すように、この
場合、コントロールゲートCGは接地に、ソースSは電
源Vpにバイアスされるが、この間に2層のフローティ
ングノード、すなわち、記憶ノードNPとフローティン
グゲートFGが介在しており、これらはそれぞれ接地と
電源Vpとの間で容量結合されている。
【0008】“0”情報が記憶されたDRAMセルで
は、コントロールゲートCGと記憶ノードNP間の記憶
容量には電荷が充電されておらず、“1”情報が記憶さ
れたDRAMセルでは、“+”電荷が充電されている。
したがって、コントロールゲートCGは接地電位、ソー
スSはVpにバイアスされた状態であり、DRAMセル
“1”ではフローティングゲートFGとソースSの間の
薄いトンネル酸化膜にかかる電界強度は弱く、DRAM
セル“0”では強くなるため、後者のE2 PROMセル
のみでF−N電流が流れ、エレクトロンの放出(消去)
が行われる。
【0009】次に、ストアーモードの後半の過程では、
“1”を記憶しているDRAMセルの情報をE2 PRO
Mセルに書込むため、対応するE2 PROMセルのフロ
ーティングゲートFGにエレクトロンを注入するプログ
ラム(program )過程である。図14に示すように、こ
の場合はコントロールゲートCGが電圧Vp、ソースS
が接地電位にバイアスされ、フローティングゲートFG
とソースSの間のトンネル酸化膜にかかる電界はDRA
M“0”で弱く、DRAM“1”で強くなり、後者のE
2 PROMセルのみで、消去の場合とは逆方向にF−N
電流が流れ、フローティングゲートFGにエレクトロン
が注入されて、プログラムされる。
【0010】次に、E2 PROMセルの記憶情報をDR
AMセルに転送するリコールモード(recall mode)につ
いて、図15を参照して説明する。
【0011】先ず、ドレインD=5V、セレクトゲート
SG=8Vとし、全てのDRAMセルに“1”を書込
む。この後、リコールゲートRGを8Vとすると、
“0”を記憶したE2 PROMセルのトランジスタの閾
値は低くなるため、デプレションモード(depletion mo
de)となり、“1”を記憶したE2 PROMセルのトラ
ンジスタは閾値が高くエンハンスモード(enhance mode
)となる。このため、“0”を記憶したE2 PROM
セルに接続されたDRAMセルの“1”として書込まれ
た電荷のみがリコールゲートRGトランジスタ、E2
ROMトランジスタを経て接地されたソース端子へ放電
される。また、“1”が記憶されたE2 PROMに接続
されたDRAMセルの“1”としての書込み電荷は放電
されずに残る。したがって、E2 PROMに記憶された
情報がDRAMセルに転送されたこととなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
不揮発性RAMセルは、DRAMセルとE2 PROMセ
ルとを効果的に混載したセルであるが、図12から明ら
かなように、3つのトランジスタT1,T2,T3が平
面的に配置されている。このため、セルの占有面積は通
常のDRAMセルないしはE2 PROMセルに比べて大
幅に大きくならざるを得ない。
【0013】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、DRAM
セルとE2 PROMセルとを効果的に混載することがで
き、しかも、セルの占有面積を通常のDRAMセルある
いはE2 PROMセルとほぼ同等とすることが可能な半
導体不揮発性RAMを提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
上記課題を解決するため、第1のトランジスタおよびこ
の第1のトランジスタに接続され、情報を記憶する記憶
領域を有するダイナミックRAMセルと、一部が前記ダ
イナミックRAMセルの記憶領域に記憶された情報に応
じて導通制御されるチャネル領域を有し、この領域を介
して前記第1のトランジスタに接続される第2のトラン
ジスタを有するE2 PROMセルとを設けている。
【0015】また、ダイナミックRAMセルの記憶領域
の一部は、前記E2 PROMセルのフローティングゲー
トの上層部に延出されており、他の部分は前記ダイナミ
ックRAMセルの記憶領域に記憶された情報に応じて導
通制御されるチャネル領域と対応され、このチャネル領
域は、前記E2 PROMセルのフローティングゲートに
対応したチャネル領域と自己整合的に連続的に設けられ
ている。
【0016】さらに、この発明は、第1、第2の拡散層
およびこれら拡散層の相互間に設けられたチャネル領域
に対応して設けられたゲートを有し、前記第1の拡散層
がビット線に接続され、前記ゲートがワード線に接続さ
れた第1のトランジスタ、およびこの第1のトランジス
タの前記第2の拡散層に接続され、情報を記憶する記憶
ノードを有するダイナミックRAMセルと、前記第1の
トランジスタの第2の拡散層および第3の拡散層と、こ
の第3の拡散層にトンネル酸化膜を介在して設けられた
フローティングゲートと、このフローティングゲートの
上方に前記記憶ノードとともにダイナミックRAMセル
のキャパシタを構成するコントロールゲートを有し、前
記記憶ノードの一部は、前記コントロールゲートとフロ
ーティングゲートの相互間で、フローティングゲートの
上層部に延出され、前記記憶ノードの他の部分は前記フ
ローティングゲートとともに、第2、第3の拡散層の相
互間に位置するチャネル領域と対応された第2のトラン
ジスタを有するE2 PROMセルとを設けている。
【0017】
【作用】この発明は、E2 PROMセルを構成する第2
のトランジスタのチャネル領域の一部を、ダイナミック
RAMセルの記憶領域に記憶された情報に応じて導通制
御し、このチャネル領域を介してダイナミックRAMセ
ルを構成する第1のトランジスタとE2 PROMセルを
構成する第2のトランジスタとを接続している。しか
も、ダイナミックRAMセルの記憶領域を構成する記憶
ノードの一部をE2 PROMセルのフローティングゲー
トの上方へ延出し、E2 PROMセルのチャネル領域の
うち、記憶ノードの他の部分に対応するチャネル領域と
フローティングゲートに対応するチャネル領域とを自己
整合的に連続して形成している。したがって、ダイナミ
ックRAMセルとE2 PROMセルを効果的に接続する
ことができ、セルの占有面積を従来に比べて減少するこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0019】図1は、この発明の構成を示す断面図であ
り、図2は図1の等価回路を示すものである。図1、図
2において、同一部分には同一符号を付す。
【0020】半導体基板1の内部には、DRAMセルの
アクセストランジスタT1を構成するドレインD、ソー
スSとしてのn拡散層、およびE2 PROMセルのト
ランジスタT2を構成するソースSとしてのn拡散層
が所定間隔離間して設けられている。前記DRAMセル
を構成するソースSとしてのn拡散層はE2 PROM
セルのドレインDを兼ねている。
【0021】前記アクセストランジスタT1のセレクト
ゲートSGは、半導体基板1上に絶縁層を介在して設け
られ、このセレクトゲートSGはワード線WLに接続さ
れている。また、アクセストランジスタT1のドレイン
Dはビット線BLに接続されている。さらに、DRAM
セルの記憶容量は、トランジスタT1のソースSに接続
された記憶ノードNPと、この記憶ノードNPの上部に
絶縁膜を介在して配置されたプレート電極としてのコン
トロールゲートCGとの間に形成される。
【0022】E2 PROMセルにおいて、トランジスタ
T2のソースSの上には薄いトンネル酸化膜TOが設け
られ、このトンネル酸化膜TOの上にはフローティング
ゲートFGが設けられている。このフローティングゲー
トFG上には絶縁層が設けられ、この絶縁層の上には前
記DRAMセルの記憶ノードNPが設けられている。こ
の記憶ノードNPの上には絶縁層が設けられ、この絶縁
層の上にはコントロールゲートCGが設けられている。
このコントロールゲートCGの上には絶縁層が設けら
れ、この絶縁層の上には前記ビット線BLが設けられて
いる。
【0023】また、前記フローティングゲートFGの一
部はトランジスタT2のソース、ドレインの中間部に延
出されている。さらに、前記記憶ノードNPのうち、フ
ローティングゲートFGと重なっていない低層部分NP
1は、前記トランジスタT2のソース、ドレインの中間
部に位置され、且つ、前記半導体基板1の表面からの距
離は前記フローティングゲートFGの延出部FG1と同
一とされている。これら低層部分NP1と前記半導体基
板1との相互間、およびフローティングゲートFGの延
出部FG1と前記半導体基板1との相互間には絶縁層が
設けられている。トランジスタT2のソース、ドレイン
相互間のチャネルCHはフローティングゲートFGの延
出部FG1によって制御される部分と、記憶ノードNP
の低層部分NP1によって制御される部分とを自己整合
的に連続的に形成することができるため、フローティン
グゲートFGと記憶ノードNPとの間の結合容量を大き
く保つことができ、しかも、セルの占有面積を減少する
ことができる。
【0024】上記構成において、動作について図3乃至
図5を参照して説明する。
【0025】不揮発性RAMの動作は、前述したように
DRAMセルに記憶されている情報をE2 PROMセル
へ転送して書込むストアモードと、E2 PROMセルの
記憶情報をDRAMセルに転送するリコールモード、お
よび通常のDRAMとしての動作の3つに分けられる。
【0026】DRAMセルに記憶されている情報をE2
PROMセルへ転送するということは、DRAMセルに
記憶されている“1”あるいは“0”の情報に対応し
て、E2 PROMセルのフローティングゲートFGから
エレクトロンを放出する消去動作、あるいはフローティ
ングゲートFGにエレクトロンを注入するプログラム動
作を行うことである。この発明のセルでは、以下の動作
によって、DRAMセルに記憶されている情報がE2
ROMセルへ転送される。
【0027】先ず、DRAMセルに記憶されている情報
がビット線BLに読出される。すなわち、ビット線BL
が初期電圧にイニシャライズされ、セレクトゲートSG
によって一群のセルを選択し、この選択されたセルから
ビット線BLに微小信号が読出される。この読出された
微小信号は、図示せぬセンスアンプによって増幅され
る。
【0028】この後、セレクトゲートSGが閉じられ、
コントロールゲートCGが、例えば12Vの高電位(以
下、この高電位をVpと称す)とされる。この時、それ
まで電源Vcc(5V)に保持されていたトランジスタT
2のソースSが接地電位GNDに下げられる。図3
(a)はこの状態を示している。この場合、コントロー
ルゲートCGが高電位Vpとなているため、コントロー
ルゲートCGと容量結合されている記憶ノードNPも昇
圧され、さらに、記憶ノードNPと容量結合されている
フローティングゲートFGも昇圧される。
【0029】一方、トランジスタT2のソースSは接地
電位とされているため、トンネル酸化膜TOにはソース
SからフローティングゲートFGにエレクトロンが注入
される方向に電界が生ずる。この時、記憶ノードNPに
電荷が蓄積されていない“0”記憶状態で、エレクトロ
ンが注入されるようにしておけば、図3(b)に示す
“1”が記憶されたセルでは、さらに、トンネル酸化膜
TOに加わる電界が強まるが、E2 PROMセルのトラ
ンジスタT2がオン状態となるため、記憶ノードNPに
蓄積された電荷は、破線で示すごとく、ソースSに放電
され、“0”が記憶されたセルと同様に、フローティン
グゲートFGにエレクトロンが注入された状態となる。
つまり、DRAMセルに記憶されている“1”または
“0”の情報とは無関係に、先ず、フローティングゲー
トFGにエレクトロンが注入され、プログラムされる。
【0030】次に、ビット線BLに読出されていたDR
AMセルの記憶情報を、再びDRAMセルに書込んだ
後、“0”が記憶されるセルのみエレクトロンが消去さ
れる。すなわち、図5に示すように、再びトランジスタ
T2のソースSをVccとし、コントロールゲートCGを
接地電位GNDに戻した後、セレクトゲートSGが開け
られる。つまり、ビット線BLに読出されていたDRA
Mセルの記憶情報が、再びDRAMセルに書込まれる。
この後、トランジスタT2のソースSを高電位Vpとす
ると、記憶ノードNPに電荷が蓄積されていない、つま
り“0”が記憶されたE2 PROMセルのトンネル酸化
膜TOにエレクトロンを放出する方向に強い電界が加わ
る。また、“1”が記憶されたE2 PROMセルでは、
記憶ノードNPとコントロールゲートCGの間に正電荷
が蓄積されているため、トンネル酸化膜TOに加わる電
界が弱く、エレクトロンは放出されない。この時、
“0”が記憶されるセルでは、記憶ノードNPの低層部
分NP1をゲートとするチャネル部分がカットオフとさ
れているため、高電位Vpが加わっているソースSから
電荷が記憶ノードNPに流れ込むことはない。したがっ
て、最終的には、“0”が記憶されたセルでは、フロー
ティングゲートFGにエレクトロンが捕獲されておら
ず、E2 PROMセルのトランジスタT2の閾値は低く
なるが、“1”が記憶されたセルは、フローティングゲ
ートFGにエレクトロンが捕獲されているため、トラン
ジスタT2の閾値は高くなる。
【0031】なお、前記“0”が記憶されるセルにおい
て、記憶ノードNPの低層部分NP1をゲートとするチ
ャネル部分がカットオフとされ、高電位Vpが加わって
いるソースSから記憶ノードNPに電荷の流れ込みを阻
止する動作は、通常のDRAM動作時にE2 PROMセ
ルの影響を受けないように、DRAMセルとE2 PRO
Mセルとを分離する場合と同様である。通常のDRAM
動作については後述する。
【0032】次に、図6乃至図8を参照して、E2 PR
OMセルからDRAMセルに情報を取出すリコールモー
ドの動作について説明する。
【0033】先ず、トランジスタT1のドレインD(ビ
ット線BL)が電位Vccとされるとともに、セレクトゲ
ートSGが電位Vccとされ、一群のDRAMセルが選択
される。この選択されたDRAMセルに全て“1”情報
が書込まれる。この後、トランジスタT1のドレインD
およびセレクトゲートSGが共に接地電位に戻され、こ
の状態で、トランジスタT2のソースSを接地電位に下
げると、フローティングゲートFGにエレクトロンが捕
獲されておらず、閾値が低くなっている(デプレション
タイプ:depletion type)のトランジスタT2のみがオ
ンとなる。したがって、図6に示すように、“0”が記
憶されているセルのみ、DRAMセルの容量に充電され
た正電荷がトランジスタT2のソースに放電されてDR
AMセルの記憶情報が“0”に変更される。また、図7
に示すように、“1”が記憶されているセルでは、DR
AMセルの容量に充電された正電荷が放電が放電されな
いため、DRAMセルの記憶情報が“1”のまま保持さ
れる。つまり、E2 PROMセルからDRAMセルへ情
報が転送されたこととなる。その後、トランジスタT2
のソースSが電位Vccとされ、E2 PROMセルとDR
AMセルは電気的に分離される。
【0034】次に、通常のDRAM動作について、図9
を参照して説明する。
【0035】同図に示すごとく、トランジスタT2のソ
ースSを電位Vccとすることにより、DRAMセルに記
憶された情報、あるいはE2 PROMセルに記憶された
情報の如何に係わらず、DRAMセルとE2 PROMセ
ルは電気的に分離される。
【0036】図10は従来の不揮発性RAMセルの平面
図を示すものであり、図11はこの実施例の不揮発性R
AMセルの平面図を示すものである。図10、図11に
おいて、コントロールゲートCGは図示していない。
【0037】この実施例の場合、従来のリコールゲート
RGを除去することができ、さらに、E2 PROMを構
成するトランジスタT2のフローティングゲートFGの
延出部FG1によって制御される部分と、記憶ノードN
Pの低層部分NP1によって制御される部分とを自己整
合的に作ることができる。したがって、セルの占有面積
を従来の約87%とすることができ、従来に比べて集積
度を向上することができる。
【0038】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
DRAMセルとE2 PROMセルとを効果的に混載する
ことができ、しかも、セルの占有面積を通常のDRAM
セルあるいはE2 PROMセルとほぼ同等とすることが
可能な半導体不揮発性RAMを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す側断面図。
【図2】図1の等価回路図。
【図3】図1、図2の消去、プログラム動作を説明する
ために示す図。
【図4】図1、図2の消去、プログラム動作を説明する
ために示す図。
【図5】図1、図2の消去、プログラム動作を説明する
ために示す波形図。
【図6】図1、図2のリコール動作を説明するために示
す図。
【図7】図1、図2のリコール動作を説明するために示
す図。
【図8】図1、図2のリコール動作を説明するために示
す波形図。
【図9】図1、図2のDRAM動作を説明するために示
す等価回路図。
【図10】従来の半導体不揮発性RAMの要部のパター
ン平面図。
【図11】この発明の半導体不揮発性RAMの要部のパ
ターン平面図。
【図12】従来の半導体不揮発性RAMの側断面図。
【図13】図12の等価回路図。
【図14】図12、図13の消去、プログラム動作を説
明するために示す波形図。
【図15】図12、図13のリコール動作を説明するた
めに示す波形図。
【符号の説明】
1…半導体基板、T1…DRAMセルを構成するトラン
ジスタ、T2…E2 PROMセルを構成するトランジス
タ、SG…セレクトゲート、FG…フローティングゲー
ト、NP…記憶ノード、CG…コントロールゲート。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のトランジスタおよびこの第1のト
    ランジスタに接続され、情報を記憶する記憶領域を有す
    るダイナミックRAMセルと、一部が前記ダイナミック
    RAMセルの記憶領域に記憶された情報に応じて導通制
    御されるチャネル領域を有し、この領域を介して前記第
    1のトランジスタに接続される第2のトランジスタを有
    するE2 PROMセルと、を具備したことを特徴とする
    半導体不揮発性RAM。
  2. 【請求項2】 前記ダイナミックRAMセルの記憶領域
    の一部は、前記E2 PROMセルのフローティングゲー
    トの上層部に延出されており、他の部分は前記ダイナミ
    ックRAMセルの記憶領域に記憶された情報に応じて導
    通制御されるチャネル領域と対応され、このチャネル領
    域は、前記E2 PROMセルのフローティングゲートに
    対応したチャネル領域と自己整合的に連続的に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の半導体不揮発性
    RAM。
  3. 【請求項3】 第1、第2の拡散層およびこれら拡散層
    の相互間に設けられたチャネル領域に対応して設けられ
    たゲートを有し、前記第1の拡散層がビット線に接続さ
    れ、前記ゲートがワード線に接続された第1のトランジ
    スタ、およびこの第1のトランジスタの前記第2の拡散
    層に接続され、情報を記憶する記憶ノードを有するダイ
    ナミックRAMセルと、前記第1のトランジスタの第2
    の拡散層および第3の拡散層と、この第3の拡散層にト
    ンネル酸化膜を介在して設けられたフローティングゲー
    トと、このフローティングゲートの上方に前記記憶ノー
    ドとともにダイナミックRAMセルのキャパシタを構成
    するコントロールゲートを有し、前記記憶ノードの一部
    は、前記コントロールゲートとフローティングゲートの
    相互間で、フローティングゲートの上層部に延出され、
    前記記憶ノードの他の部分は前記フローティングゲート
    とともに、第2、第3の拡散層の相互間に位置するチャ
    ネル領域と対応された第2のトランジスタを有するE2
    PROMセルと、を具備したことを特徴とする半導体不
    揮発性RAM。
JP3093654A 1991-03-30 1991-03-30 半導体不揮発性ram Expired - Fee Related JP2500871B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3093654A JP2500871B2 (ja) 1991-03-30 1991-03-30 半導体不揮発性ram
KR1019920005136A KR960012250B1 (ko) 1991-03-30 1992-03-28 반도체 비휘발성 ram
US08/376,644 US5557566A (en) 1991-03-30 1995-01-20 Semiconductor nonvolatile ram having E2PROM with a floating gate located above the midportion of the transistor channel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3093654A JP2500871B2 (ja) 1991-03-30 1991-03-30 半導体不揮発性ram

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04303964A JPH04303964A (ja) 1992-10-27
JP2500871B2 true JP2500871B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=14088372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3093654A Expired - Fee Related JP2500871B2 (ja) 1991-03-30 1991-03-30 半導体不揮発性ram

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5557566A (ja)
JP (1) JP2500871B2 (ja)
KR (1) KR960012250B1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0883855A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
KR0142603B1 (ko) * 1995-03-14 1998-07-01 김주용 플래쉬 이이피롬 셀 및 그 제조방법
US5482881A (en) * 1995-03-14 1996-01-09 Advanced Micro Devices, Inc. Method of making flash EEPROM memory with reduced column leakage current
KR0147352B1 (ko) * 1995-05-17 1998-08-01 김주용 다이나믹 램의 셀 및 그 제조방법
KR0179175B1 (ko) * 1995-10-05 1999-03-20 문정환 반도체 메모리 장치 및 제조방법
US5856691A (en) * 1996-02-23 1999-01-05 Nippon Steel Corporation Element-to-element interconnection in semiconductor device
KR100205309B1 (ko) * 1996-07-23 1999-07-01 구본준 비휘발성 메모리셀 및 이 비휘발성 메모리셀을 프로그래밍하는 방법
US6642574B2 (en) * 1997-10-07 2003-11-04 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory device and manufacturing method thereof
JP4363679B2 (ja) * 1997-06-27 2009-11-11 聯華電子股▲ふん▼有限公司 半導体装置の製造方法
US6420753B1 (en) * 1997-06-30 2002-07-16 Winbond Memory Laboratory Electrically selectable and alterable memory cells
US6232633B1 (en) 1998-06-08 2001-05-15 International Business Machines Corporation NVRAM cell using sharp tip for tunnel erase
DE19950362C1 (de) * 1999-10-19 2001-06-07 Infineon Technologies Ag DRAM-Zellenanordnung, Verfahren zu deren Betrieb und Verfahren zu deren Herstellung
JP4096687B2 (ja) * 2002-10-09 2008-06-04 株式会社デンソー Eepromおよびその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4998220A (en) * 1988-05-03 1991-03-05 Waferscale Integration, Inc. EEPROM with improved erase structure
JPH02222571A (ja) * 1989-02-23 1990-09-05 Sharp Corp 半導体記憶装置
JPH0748553B2 (ja) * 1989-03-14 1995-05-24 シャープ株式会社 半導体装置
JPH03214778A (ja) * 1990-01-19 1991-09-19 Sharp Corp 半導体記憶装置の動作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04303964A (ja) 1992-10-27
KR960012250B1 (ko) 1996-09-18
KR920018946A (ko) 1992-10-22
US5557566A (en) 1996-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2710521B2 (ja) 反転層を含む半導体メモリ・セルおよびメモリ・アレイ
EP0440265B1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
US6151252A (en) Nonvolatile semiconductor memory device
US5586073A (en) Semiconductor device having a multi-layer channel structure
EP0911831B1 (en) Non-volatile semiconductor memory device
US6954377B2 (en) Non-volatile differential dynamic random access memory
EP0851431B1 (en) Non-volatile memory and method for operating the same
KR930000818B1 (ko) Nand 메모리셀 구조를 갖춘 eeprom
US4601020A (en) Semiconductor memory device
US4858194A (en) Nonvolatile semiconductor memory device using source of a single supply voltage
JP2002324400A (ja) 半導体記憶装置のデータ書き込み方法及び半導体記憶装置
JP2500871B2 (ja) 半導体不揮発性ram
JPH0568799B2 (ja)
JPS58115691A (ja) 単一トランジスタを有した電気的に消去可能なプログラマブルリ−ドオンリメモリセル
US6385076B1 (en) Nonvolatile memory and its driving method
US4630238A (en) Semiconductor memory device
US5844271A (en) Single layer polycrystalline silicon split-gate EEPROM cell having a buried control gate
JPH03214778A (ja) 半導体記憶装置の動作方法
JPS63188896A (ja) 不揮発性半導体メモリ
JP2732601B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
KR19980081699A (ko) 대용량 및 고속 소거에 적합한 반도체 메모리 장치
EP0376290A2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device capable of preventing read error caused by overerase state
JPH11238814A (ja) 半導体記憶装置およびその制御方法
JP2510521B2 (ja) Eeprom装置
JP3160451B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees