JP2846840B2 - 2次元映像から3次元映像を生成する方法 - Google Patents
2次元映像から3次元映像を生成する方法Info
- Publication number
- JP2846840B2 JP2846840B2 JP7132437A JP13243795A JP2846840B2 JP 2846840 B2 JP2846840 B2 JP 2846840B2 JP 7132437 A JP7132437 A JP 7132437A JP 13243795 A JP13243795 A JP 13243795A JP 2846840 B2 JP2846840 B2 JP 2846840B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field
- motion vector
- value
- video
- changed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/144—Movement detection
- H04N5/145—Movement estimation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/20—Analysis of motion
- G06T7/223—Analysis of motion using block-matching
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/20—Analysis of motion
- G06T7/262—Analysis of motion using transform domain methods, e.g. Fourier domain methods
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
- H04N13/106—Processing image signals
- H04N13/128—Adjusting depth or disparity
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/20—Image signal generators
- H04N13/261—Image signal generators with monoscopic-to-stereoscopic image conversion
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/20—Image signal generators
- H04N13/296—Synchronisation thereof; Control thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/36—Scanning of motion picture films, e.g. for telecine
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/11—Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
- H04N13/106—Processing image signals
- H04N13/15—Processing image signals for colour aspects of image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
- H04N13/106—Processing image signals
- H04N13/167—Synchronising or controlling image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
- H04N13/189—Recording image signals; Reproducing recorded image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
- H04N13/194—Transmission of image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/20—Image signal generators
- H04N13/204—Image signal generators using stereoscopic image cameras
- H04N13/239—Image signal generators using stereoscopic image cameras using two 2D image sensors having a relative position equal to or related to the interocular distance
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/20—Image signal generators
- H04N13/257—Colour aspects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/302—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
- H04N13/305—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays using lenticular lenses, e.g. arrangements of cylindrical lenses
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N2013/0074—Stereoscopic image analysis
- H04N2013/0085—Motion estimation from stereoscopic image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/147—Scene change detection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
等から出力されたり、CATVやTV放送によって伝送
される2次元映像を3次元映像に変換する2次元映像か
ら3次元映像を生成する方法に関する。
ステムに使用される映像ソフトは、その大半が3次元映
像表示用に特別に作成されたものである。このような3
次元映像表示用の映像ソフトは、一般には2台のカメラ
を用いて左目用映像と右目用映像を撮像することによ
り、作成されたものである。そして、この3次元映像ソ
フトに記録された左右の映像は、略同時にディスプレイ
に表示され、この2重に映し出された左目用映像および
右目用映像を観察者の左右の目に夫々入射させることに
より、観察者は3次元映像を認識する。
成された映像シフトは多数存在するが、3次元用の映像
ソフトは非常に少ないため、3次元映像を表示するため
には、新たに3次元用の映像ソフトを制作する必要があ
り、手間がかかり、コスト高になるという問題がある。
する方法が既に提案されている。2次元映像を3次元映
像に変換する方法として、次のようなものが挙げられ
る。すなわち、例えば左から右に移動する物体が映って
いる2次元の映像の場合、この元の2次元の映像を左目
用映像とし、この左目用映像に対して数フレーム前の映
像(この映像はフレーム遅延により得ることが可能)を
右目用映像とすることにより、上記左目用映像と右目用
映像との間には視差が生じるので、この両映像を略同時
に画面上に表示することにより、上記移動する物体を背
景に対して前方に浮き出させる方法である。
により2次元映像から3次元映像に変換する方法では、
現在映し出されている映像のシーンから全く異なるシー
ンに映像が変化した場合、左目用映像では新たなシーン
が映し出されているのに対して、フレーム遅延された右
目用映像では前のシーンの映像が映し出されるため、観
察者の左右の目には全く異なるシーンの映像が入射し、
観察者が違和感を感じるという問題が生じる。
欠点に鑑み為されたものであり、現在映し出されている
映像のシーンから全く異なるシーンに映像が変化するシ
ーンの切れ目において、観察者の左右の目に全く異なる
シーンの映像が入射することを抑え、観察者が違和感無
く3次元映像を観賞することができる2次元映像から3
次元映像を生成する方法を提供することを目的とするも
のである。
一方の目用の映像とし、上記2次元映像を所定フィール
ド遅延させた映像を他方の目用の映像とすることによ
り、2次元映像から3次元映像を生成する方法におい
て、上記2次元映像におけるシーンの変化の有無を判定
し、シーンの変化が有ると判定した場合に上記フィール
ド遅延の遅延量を所定値、たとえば零にすることを特徴
とする。
の判定を、上記2次元映像の動きベクトルを検出するこ
とにより行うことを特徴とする。
動きベクトルが、前後のフィールドの映像の動きベクト
ルに対して所定以上の大きさであるフィールドを検出し
た場合にシーンの変化が有ると判定することを特徴とす
る。
ベクトルをMX(t)とし、第tフィールドよりも2フ
ィールド前から所定フィールド(ただし、2フィールド
以上)前までの動きベクトルの平均値をMXave (t−
2)とした場合、次の数式4を満足する際に、第(t−
1)フィールドの映像の動きベクトルが、前後のフィー
ルドの動きベクトルに対して所定以上の大きさであると
判断することを特徴とする。
MX(t)を検出する領域が、複数設定されていること
を特徴とする。
(t)を上記複数の領域の動きベクトルの総和としたこ
とを特徴とする。
ベクトルの総和MX(t)が、次の数式5で表されるM
X(t)であることを特徴とする。
前のフィールドの映像の動きベクトルを、数フィールド
の映像の動きベクトルの平均値MXave (t)としたこ
とを特徴とする。
ールド前までの映像の動きベクトルの平均値MX
ave (t)が、次の数式6で表されるMXave (t)で
あることを特徴とする。
断した場合に、シーンが変化する前の映像に関して確保
している情報を消去することを特徴とする。
の判定を、上記2次元映像の輝度レベルを検出すること
により行うことを特徴とする。
がしきい値よりも大きい場合にシーンの変化が有ると判
定することを特徴とする。
の判定を、上記2次元映像の色レベルを検出することに
より行うことを特徴とする。
の判定を、上記2次元映像の信号の同期信号を検出する
ことにより行うことを特徴とする。
の同期が外れた場合にシーンの変化があると判定するこ
とを特徴とする。
の判定を、受信チャンネル切り換え時に発生するチャン
ネル切り換え信号の検出、あるいは映像ソース切り換え
時に発生するソース切り換え信号の検出により行うこと
を特徴とする。
換映像である場合に、上記シーンの変化の有無の判定
を、テレシネ変換映像の動きベクトルに関する値を検出
することにより行なうことを特徴とする。
の判定を、テレシネ変換映像のコマが変化したフィール
ドで検出された動きベクトルに関する値に基づいて行な
うことを特徴とする。
が変化した所定フィールドで検出された動きベクトルに
関する値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで
検出された動きベクトルに関する値に対して、所定以上
の大きさであるときに、上記所定フィールドにおいてシ
ーンが変化したと判定することを特徴とする。
が変化した所定フィールドで検出された動きベクトルに
関する値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで
検出された動きベクトルに関する値およびその2つ前の
コマが変化したフィールドで検出された動きベクトルに
関する値に対して、所定以上の大きさであるときに、上
記所定フィールドにおいてシーンが変化したと判定する
ことを特徴とする。
が変化した所定フィールドで検出された動きベクトルに
関する値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで
検出された動きベクトルに関する値およびその2つ前の
コマが変化したフィールドで検出された動きベクトルに
関する値に対して、所定以上の大きさであり、かつコマ
が変化した上記所定フィールドで検出された動きベクト
ルに関する値と、その1つ前のコマが変化したフィール
ドで検出された動きベクトルに関する値との差の絶対値
が、上記1つ前のコマが変化したフィールドで検出され
た動きベクトルに関する値と上記2つ前のコマが変化し
たフィールドで検出された動きベクトルに関する値との
差の絶対値以上大きいときに、上記所定フィールドにお
いてシーンが変化したと判定することを特徴とする。
が変化した第1の所定フィールドで検出された動きベク
トルに関する値が、その1つ前のコマが変化したフィー
ルドで検出された動きベクトルに関する値に対して、所
定以上の大きさであるときに、上記第1の所定フィール
ドにおいてシーンが変化したと判定するステップと、テ
レシネ変換映像の現フィールドより1つ前の第2の所定
フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、上
記現フィールドで検出された動きベクトルに関する値に
対して所定以上の大きさであり、かつ上記第2の所定フ
ィールドで検出された動きべクトルに関する値が、その
1つ前のフィールドで検出された動きべクトルに関する
値に対して所定以上の大きさである場合において、その
後にテレシネ変換映像のコマが変化したフィールドまで
の各フィールドにわたって、上記第2の所定フィールド
で検出された動きベクトルに関する値が、その後の各フ
ィールドで検出された動きベクトルに関する値に対して
所定以上の大きさであるときに、上記第2の所定フィー
ルドでシーンが変化したと判定するステップとを備えて
いることを特徴とする。
が変化した第1の所定フィールドで検出された動きベク
トルに関する値が、その1つ前のコマが変化したフィー
ルドで検出された動きベクトルに関する値およびその2
つ前のコマが変化したフィールドで検出された動きベク
トルに関する値に対して、所定以上の大きさであるとき
に、上記第1の所定フィールドにおいてシーンが変化し
たと判定するステップと、テレシネ変換映像の現フィー
ルドより1つ前の第2の所定フィールドで検出された動
きベクトルに関する値が、上記現フィールドで検出され
た動きベクトルに関する値に対して所定以上の大きさで
あり、かつ上記第2の所定フィールドで検出された動き
べクトルに関する値が、その1つ前のフィールドで検出
された動きべクトルに関する値に対して所定以上の大き
さである場合において、その後にテレシネ変換映像のコ
マが変化したフィールドまでの各フィールドにわたっ
て、上記第2の所定フィールドで検出された動きベクト
ルに関する値が、その後の各フィールドで検出された動
きベクトルに関する値に対して所定以上の大きさである
ときに、上記第2の所定フィールドでシーンが変化した
と判定するステップとを備えていることを特徴とする。
が変化した第1の所定フィールドで検出された動きベク
トルに関する値が、その1つ前のコマが変化したフィー
ルドで検出された動きベクトルに関する値およびその2
つ前のコマが変化したフィールドで検出された動きベク
トルに関する値に対して、所定以上の大きさであり、か
つコマが変化した上記第1の所定フィールドで検出され
た動きベクトルに関する値と、その1つ前のコマが変化
したフィールドで検出された動きベクトルに関する値と
の差の絶対値が、上記1つ前のコマが変化したフィール
ドで検出された動きベクトルに関する値と上記2つ前の
コマが変化したフィールドで検出された動きベクトルに
関する値との差の絶対値以上大きいときに、上記第1の
所定フィールドにおいてシーンが変化したと判定するス
テップと、テレシネ変換映像の現フィールドより1つ前
の第2の所定フィールドで検出された動きベクトルに関
する値が、上記現フィールドで検出された動きベクトル
に関する値に対して所定以上の大きさであり、かつ上記
第2の所定フィールドで検出された動きべクトルに関す
る値が、その1つ前のフィールドで検出された動きべク
トルに関する値に対して所定以上の大きさである場合に
おいて、その後にテレシネ変換映像のコマが変化したフ
ィールドまでの各フィールドにわたって、上記第2の所
定フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、
その後の各フィールドで検出された動きベクトルに関す
る値に対して所定以上の大きさであるときに、上記第2
の所定フィールドでシーンが変化したと判定するステッ
プとを備えていることを特徴とする。
とえば、代表点マッチング法による動きベクトル検出時
に得られる相関累積値の最小値が用いられる。
により2次元映像を3次元映像に変換する通常の動作を
停止するため、観察者の左右の目に異なるシーンの映像
が夫々に入射することが抑えられる。
大きく変化するため、シーンが変化する前に映っていた
物や風景が無くなったり、大きく移動したりする。この
ため、例えシーンの変化により画像の輝度等が変化しな
くても、動きベクトルはシーンが変化する前に映ってい
た物を捜すため、略確実に大きくなる。
動きベクトルが大きくなるフィールドを捜すことによ
り、シーンの変化を良好に判定することができる。
ィールドがあれば、第(t−2)フィールドと第(t−
1)フィールドとの間でシーンが変化したと判定するこ
とができる。
を複数とすることにより動きベクトルの検出精度が向上
する。
総和を求めることにより、画面全体にわたって動きベク
トルの変化を均等に検出することができる。
域における横方向の動きベクトルの総和が求められる。
ルドの映像の動きベクトルは、複数のフィールドの平均
値とすることにより、ある領域の動きベクトルの検出に
間違いが生じてもその値を殆ど無視することができ、良
好にシーンの変化を判定することができる。
ィールドにおける動きベクトルの平均値を求めることが
できる。
に、シーンが変化する前の映像に関して確保している情
報を消去することにより、古いシーンの映像の情報によ
る影響を受けることなく、良好にシーンの変化の有無を
判定することができる。特に、前述の複数のフィールド
における動きベクトルの平均値を良好に求めることがで
きる。
大きく変化するため、画像の輝度レベルや色レベルが大
きく変化し、これを検出することによりシーンの変化の
有無を判定することができる。
るものである場合、受信チャンネルを切り換えると、元
になる映像信号の同期が外れるため、この同期はずれを
検出することにより、受信テャンネルが切り換えられた
ことを検出することができる。このため、元になる2次
元映像信号の同期はずれを検出し、遅延により2次元映
像を3次元映像に変換する通常の動作を停止することに
より、観察者の左右の目に受信チャンネル切り換え前後
の全く異なるシーンの映像が夫々別々に入射することが
抑えられる。
とは、チャンネル切換信号を検出することにより、検出
できる。また、元になる映像信号の映像ソースが切り換
えられ、元になる映像が全く異なる映像に切り換わった
ことは、ソース切換信号を検出することにより、検出で
きる。そして、これらの信号を検出した場合に、遅延に
より2次元映像を3次元映像に変換する通常の動作を停
止することにより、観察者の左右の目に受信チャンネル
切り換え前後、あるいは映像ソース源切り換え前後の全
く異なるシーンの映像が夫々別々に入射することが抑え
られる。
像がテレシネ変換映像である場合にも、シーンの変化の
有無の判定を、テレシネ変換映像の動きベクトルに関す
る値を検出することにより行なうことができる。
ある場合には、シーンの変化の有無の判定は、たとえ
ば、テレシネ変換映像のコマが変化したフィールドで検
出された動きベクトルに関する値に基づいて行なわれ
る。
した所定フィールドで検出された動きベクトルに関する
値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで検出さ
れた動きベクトルに関する値に対して、所定以上の大き
さであるときに、上記所定フィールドにおいてシーンが
変化したと判定される。
した所定フィールドで検出された動きベクトルに関する
値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで検出さ
れた動きベクトルに関する値およびその2つ前のコマが
変化したフィールドで検出された動きベクトルに関する
値に対して、所定以上の大きさであるときに、上記所定
フィールドにおいてシーンが変化したと判定される。
した所定フィールドで検出された動きベクトルに関する
値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで検出さ
れた動きベクトルに関する値およびその2つ前のコマが
変化したフィールドで検出された動きベクトルに関する
値に対して、所定以上の大きさであり、かつコマが変化
した上記所定フィールドで検出された動きベクトルに関
する値と、その1つ前のコマが変化したフィールドで検
出された動きベクトルに関する値との差の絶対値が、上
記1つ前のコマが変化したフィールドで検出された動き
ベクトルに関する値と上記2つ前のコマが変化したフィ
ールドで検出された動きベクトルに関する値との差の絶
対値以上大きいときに、上記所定フィールドにおいてシ
ーンが変化したと判定される。
ある場合において、シーンの変化の有無の判定を、上述
したように、テレシネ変換映像のコマが変化したフィー
ルドで検出された動きベクトルに関する値に基づいて行
うと同時に、次のようなシーン変化の有無判定を行なう
ようにしてもよい。
前の第2の所定フィールドで検出された動きベクトルに
関する値が、上記現フィールドで検出された動きベクト
ルに関する値に対して所定以上の大きさであり、かつ上
記第2の所定フィールドで検出された動きべクトルに関
する値が、その1つ前のフィールドで検出された動きべ
クトルに関する値に対して所定以上の大きさである場合
において、その後にテレシネ変換映像のコマが変化した
フィールドまでの各フィールドにわたって、上記第2の
所定フィールドで検出された動きベクトルに関する値
が、その後の各フィールドで検出された動きベクトルに
関する値に対して所定以上の大きさであるときに、上記
第2の所定フィールドでシーンが変化したと判定され
る。
いて詳細に説明する。
の3次元映像ソフト変換システムの要部概略ブロック図
である。
ムでは、入力端子1に2次元映像を表示するための通常
の2次元映像信号が入力される。入力端子1より入力さ
れた2次元映像信号は映像切換回路2およびフィールド
メモリ5に供給される。
像信号を所定フィールドだけ遅延して出力し、映像切換
回路2に供給する。フィールドメモリ5の遅延量はメモ
リ制御回路6により1フィールド単位で可変制御され
る。また、この可変制御は1フィールド以下の小さい単
位でも構わない。
号Lを出力する出力端子3および右目用映像信号Rを出
力する出力端子4に出力されており、被写体の動きの方
向に応じて出力状態が切り換わるように制御される。
信号は、動きベクトル検出回路7に供給される。動きベ
クトル検出回路7では、映像のフィールド間の動きに応
じた動きベクトルが検出された後、CPU8に供給され
る。
ち水平成分を抽出し、これに応じてメモリ制御回路6を
制御する。すなわち、被写体の動きが大きく、動きベク
トルが大きい場合、フィールドメモリ5の遅延量が少な
くなるように制御し、被写体の動きが小さいか、あるい
はスローモーション再生時のように動きベクトルが小さ
い場合、遅延量が多くなるように制御する。
左から右の場合は、遅延された映像信号を右目用映像信
号とし、動きベクトルの方向が右から左の場合は、遅延
された映像信号を左目用信号とするように映像切換回路
2を制御する。
体が水平方向に移動するようなシーンについては動きの
速さに応じた視差が発生する。
信号をレンチキュラ方式等の立体映像表示用のディスプ
レイに供給することにより、観察者は立体感のある3次
元映像を観賞することができる。
信号により構成される第11フィールドから第15フィ
ールドまでの5個のフィールドの映像、およびその映像
における動きベクトルの大きさおよび向きを模式的に示
す図である。なお、図中、第11フィールド、第12フ
ィールド、第13フィールドの3個のフィールドの映像
は鳥が左から右に飛んでいるシーンであり、第14フィ
ールド、第15フィールドの2個のフィールドの映像は
バスが右から左に走っているシーンである。すなわち、
第13フィールドの映像と第14フィールドの映像とは
全く別のシーンであり、この間でシーンの変化、すなわ
ちシーンの切れ目がある。
は1フィールドを構成する映像のうち図2に示すように
a、b、c、dの4個の動きベクトル検出領域で、各領
域の代表点(中心点)での動きベクトルを検出する(代
表点マッチング法)。
とに行なわれるシーンチェンジ検出処理手順を示してい
る。
トル検出回路7より現フィールドにおける領域aでの水
平方向の動きベクトルの大きさ(以下、動きベクトル量
という)を取得し、ステップ2で、上記ステップ1で検
出された動きベクトル量を既存の値に加算する。ここで
は、既存の値は初期値、すなわち0であり、加算値は領
域aでの動きベクトル量となる。
おける全ての領域a、b、c、dの動きベクトルを取得
したか否かを調べ、全ての領域の動きベクトルを取得し
ていない場合はステップ1に戻る。
取得を行っていない領域bについて動きベクトル量の取
得を行い、ステップ2において既存の値に加算する。す
なわち、ステップ2では、領域aにおける動きベクトル
量と領域bにおける動きベクトル量との和が得られる。
の映像における全ての領域a、b、c、dの動きベクト
ルを取得したか否かを調べ、全ての領域を取得するまで
ステップ1、2、3を繰り返し、最終的にはステップ2
において現フィールドの映像における全ての領域a、
b、c、dの動きベクトル量の総和を得る。なお、現フ
ィールドを第tフィールド(tは自然数)とした場合に
おける上記動きベクトル量の総和をMX(t)とし、下
記の数7の式のように定義される。
2である。
おける全ての領域a、b、c、dの動きベクトルを取得
したと判断されると、ステップ4において、2フィール
ド前までの動きベクトル量の総和の平均値、具体的には
3フィールド前の映像の動きベクトル量の総和MX(t
−3)と2フィールド前の映像の動きベクトルの総和M
X(t−2)との平均値MXave (t−2)を求める。
MXave (t)は下記の数8の式のように定義される。
お、本実施例では簡略化のため2フィールド前と3フィ
ールド前の2つのフィールドによる平均値を求めた場合
について説明するが、実際には、それ以上、例えば2フ
ィールド前から9フィールド前までの8個のフィールド
(S=8)による平均値を求めている。
2で得られた現フィールドの動きベクトル量の総和MX
(t)を退避領域に確保する。なお、退避領域には数フ
ィールド前までの映像について各フィールド毎の動きベ
クトル量の総和が確保されている。
保されている1フィールド前のフィールドの動きベクト
ル量の総和MX(t−1)がステップ4で得られた平均
値MXave (t−2)よりも遙かに大きいかどうか(例
えば、40画素以上の差があるかどうか)を判断する。
そして、総和MX(t−1)が平均値MXave (t−
2)よりも遙かに大きくはないと判断した場合は(ステ
ップ6でNO)、CPU8は現フィールドにおける動作
を終了する。また、総和MX(t−1)が平均値MX
ave (t−2)よりも遙かに大きいと判断した場合(ス
テップ6でYES)、ステップ7に進む。
る1フィールド前のフィールドの動きベクトル量の総和
MX(t−1)が退避領域に確保されている現フィール
ドの動きベクトル量の総和MX(t)よりも遙かに大き
いかどうか(例えば、40画素以上の差があるかどう
か)を判断する。そして、総和MX(t−1)が総和M
X(t)よりも遙かに大きくはないと判断した場合(ス
テップ7でNO)、CPU8は現フィールドにおける動
作を終了する。また、総和MX(t−1)が総和MX
(t)よりも遙かに大きいと判断した場合(ステップ7
でYES)、CPU8は2フィールド前の映像と1フィ
ールド前の映像との間にはシーンの切れ目が生じている
と判定し、ステップ8に進む。
1)>>MXave (t−2)であるかを調べ、ステップ
7においてMX(t−1)>>MX(t)であるかを調
べ、両方の条件を満たす下記の数9の式が成立する時、
動きベクトル量が急激に大きくなったと判断し、第(t
−2)フィールドと第(t−1)フィールドとの間でシ
ーンが変化したと判定する。
て、遅延量を零にするためのデータが作成される。した
がって、次のフィールドにおいては、CPU8は映像切
換回路2より出力される左目用映像信号Lおよび右目用
映像信号Rをともに入力端子1より供給される2次元映
像信号となるように該映像切換回路2を制御する。これ
により、出力端子3、4より出力される左右の映像信号
は、同一の映像信号となり、ディスプレイに映し出され
る左右の映像は同一の映像となるため、観察者の左右の
目には同一の映像が入射し、観察者がシーンの変化によ
る違和感を感じることは抑えられる。
れている各フィールドの動きベクトル量の総和の全てを
クリア(消去)する。以上により、今回のシーンチェン
ジ検出処理は終了する。
たがって説明すると、現フィールドが第14フィールド
の場合、CPU8はステップ6において、第13フィー
ルドの動きベクトル量の総和MX(13)が、第11フ
ィールドの動きベクトル量の総和と第12フィールドの
動きベクトル量の総和との平均値MXave (12)より
も遙かに大きいかどうかを判断する。この場合、総和M
X(13)と平均値MXave (12)とは略等しいた
め、遙かに大きいことはないと判断し、動作を終了す
る。すなわち、CPU8は第12フィールドと第13フ
ィールドとの間には、シーンの切れ目が存在していない
と判断する。
場合、CPU8はステップ6において、第14フィール
ドの動きベクトル量の総和MX(14)が第12フィー
ルドの動きベクトル量の総和と第13フィールドの動き
ベクトル量の総和との平均値MXave (13)よりも遙
かに大きいかどうかを判断する。この場合、第14フィ
ールドではシーンの変化が生じているため、全ての領域
a、b、c、dでの動きベクトル量が大きくなり、総和
MX(14)は平均値MXave (13)よりも遙かに大
きい(Y)と判断し、ステップ7に進む。
ドの動きベクトル量の総和MX(14)が第15フィー
ルドの動きベクトル量の総和MX(15)よりも遙かに
大きいかどうかを判断する。この場合、第15フィール
ドではシーンの変化が生じていないため、バスが映って
いる領域cでは動きベクトル量は大きいが、他の領域で
は動きベクトル量は小さく、総和MX(14)は総和M
X(15)よりも遙かに大きいと判断し、ステップ8に
進む。
におけるシーンチェンジ検出処理において、第13フィ
ールドと第14フィールドとの間には、シーンの切れ目
が存在すると判断する。そして、第16フィールド目に
おいて、左目用映像信号Lと右目用映像信号Rとが共に
入力端子1からフィールドメモリ5を介さずに直接供給
される2次元映像信号となるように映像切換回路2を切
り換える。すなわち、3次元映像を生成するための遅延
量を0にする。これにより、出力端子3、4からは同じ
フィールドの2次元映像信号が出力され、観察者の左右
の目には、同じ映像が入射する。
ト変換システムでは、元になる2次元映像にシーンの変
化が起こっても、観察者の左右の目に異なるシーンの映
像を入射させることは殆ど無く、シーンの変化が多い2
次元映像を観察者が違和感無く観賞することができる3
次元映像に変換することができる。
が変化したと判定すると、次フィールドにおいて、遅延
量が0になるように映像切換回路2を制御しているが、
遅延量が0以外の予め定められた値に強制的になるよう
にメモリ制御回路6に指示を出してもよい。この場合
は、シーンが変化した場合でも、ある程度の遅延量があ
るため、シーンが変化した後、改めてフィールド遅延に
より3次元映像を生成する場合、観察者は連続的にスム
ーズに3次元映像を観賞することができる。
も、数フィールド遅延させることにより観察者は立体映
像を認識することがある。このため、被写体の動きが無
い場合においても、遅延量を0とはせずに、数フィール
ドにする場合もある。この場合は、前述の予め定められ
た値を上記数フィールドにすれば良い。
フィールドがシーンの変化が起こった直後の第14フィ
ールドの時には、CPU8はシーンの変化が有るという
判定を行うことができず、次の第15フィールドの時に
シーンの変化が有るという判定を行う。このため、2フ
ィールドの期間だけ、観察者の左右の目に異なるシーン
の映像が入射するという問題があるが、実際には2フィ
ールドは非常に短い期間であるので、観察者がこれによ
る違和感を感じることは殆ど無い。
は、図1において、入力端子1と映像切換回路2との間
で、且つフィールドメモリ5とは並列となる個所(Aで
示す個所)に1フィールド以上のフィールドメモリを挿
入し、入力端子1から直接供給される2次元映像信号を
数フィールドだけ遅延させれば良い。この場合、CPU
8が第15フィールドの映像の動きベクトル量によりシ
ーンの変化が有ると判定すると同時、あるいは判定した
後に、第14フィールドの映像が映像切換回路2から出
力されるようにすることができるので、シーンが変化し
た直後の映像から、観察者の左右の目に異なるシーンの
映像が入射することが防止される。
動きベクトルの大きさを動きベクトル量としてシーンの
変化の有無の判定を行っている。このため、シーンチェ
ンジ検出のために別途動きベクトルを検出することな
く、2次元映像を3次元映像に変換する際の遅延量を決
定するのに用いられる水平方向の動きベクトルを有効に
利用することができる。ただし、本発明では、水平方向
以外の動きベクトルの大きさを用いてもよい。
チング法により求められた動きベクトル量の平均値およ
び総和を用いてシーンの変化の有無を判定しているが、
下記の(i)(ii)(iii)のように動きベクトルに関する他の
値を用いてシーンの変化の有無を判定しても良い。
ル検出時に得られる相関累積値の最小値を用いて上記第
1実施例と同様の処理を行う。
トル検出時に得られる相関累積値の最小値とその周辺の
相関値の差、すなわち傾きを用いて上記第1実施例と同
様の処理を行う。ただし、この時のパラメータはシーン
の変化が有ると値が減少する。
トル検出時に得られる相関累積値の平均値を用いて上記
第1実施例と同様の処理を行う。
システムの概略構成を示すブロック図であり、図1と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
フィールドだけ遅延して出力するフィールドメモリ、1
0はフィールドメモリ9から出力された映像信号から、
上記フィールドメモリ9を通らずに直接入力された映像
信号を減算する減算器、11は減算器10から出力され
た映像信号の輝度成分の絶対値を出力する絶対値回路、
12は絶対値回路11からの出力を加算する累積加算
器、13は累積加算器12からの出力値としきい値(例
えば、入力映像が256階調の場合、32階調)との大
小関係を比較する比較器である。
ング周波数は14.32MHz(=4fsc)であり、
該サンプリング周波数と同じ周波数で絶対値回路11お
よび累積加算器12は動作する。
同期信号を抽出する同期分離回路であり、同期分離回路
14より抽出された垂直同期信号は累積加算器12およ
び比較器13に入力される。累積加算器12は垂直同期
信号が新たに入力するまでの間、絶対値回路11の出力
を加算し出力する。すなわち累積加算器12からは1フ
ィールド毎に、現フィールドの映像信号と1フィールド
前の映像信号との輝度成分の差に対する絶対値の合計値
に相当する信号が出力される。比較器13は、1フィー
ルド毎に、累積加算器12の出力と上記しきい値との比
較を行い、その比較結果を出力する。
取り、該比較結果が累積加算器12からの出力値が上記
しきい値よりも大きい場合、入力された映像のシーンが
変化したと判断し、映像切換回路2から出力される左目
用映像信号Lと右目用映像信号Rとが共に入力端子1か
らフィールドメモリ5を介さずに直接供給される2次元
映像信号となるように映像切換回路2を切り換える。
する制御動作は、前述の図1に示したCPU8と同じで
ある。
変換システムの動作について、図2に示されるような第
11フィールドから第15フィールドの映像に基づいて
説明する。
ドでの輝度レベルを示す図である。上記図2に示した映
像のうち、第11フィールドから第13フィールドまで
は同じシーンの映像であるため、輝度レベルは大きく変
化しない。そして、第13フィールドと第14フィール
ドとの間ではシーンの変化があり、第14フィールドで
輝度レベルが急激に大きくなる。そして、第14フィー
ルドから第15フィールドは同じシーンの映像であるた
め、輝度レベルは大きく変化しない。
ら第13フィールドの映像の場合、前述したように同じ
シーンの映像であるため輝度レベルは大きく変化しな
い。このため、1フィールド前の映像と現フィールドの
映像との輝度レベルの差を出力とする累積加算器12の
出力値はほぼ0に等しい値となる。この結果、比較器1
3は、累積加算器12の出力が、上記しきい値よりも小
さい値と判定する。したがって、CPU15は第11フ
ィールドから第13フィールドの間では、シーンの変化
が無いと判断し、第12フィールドから第14フィール
ドにおいては、通常通り、フィールドメモリ5の遅延量
を制御する。
映像の場合、前述したように第13フィールドと第14
フィールドとの間でシーンの変化があるため、輝度レベ
ルは大きく変化する。このため、1フィールド前の映像
と現フィールドの映像との輝度レベルの差を出力とする
累積加算器12の出力値は大きな値となり、比較器13
のしきい値よりも大きくなる。したがって、CPU15
は第13フィールドから第14フィールドの間で、シー
ンの変化が有ると判断し、第15フィールド目におい
て、映像切換回路2から出力される左目用映像信号Lと
右目用映像信号Rとが共に入力端子1からフィールドメ
モリ5を介さずに直接供給される2次元映像信号となる
ように映像切換回路2を切り換える。
映像の場合、前フィールドと比べてシーンが変化しない
ため、輝度レベルは大きく変化しない。したがって、第
11フィールドから第13フィールドの場合と同様に、
上記CPU15はシーンの変化が無いと判断し、第16
フィールド目においては、通常通りフィールドメモリ5
の遅延量を制御する。
フト変換システムでは、輝度レベルの大きな変化により
元になる2次元映像のシーンの変化を検出し、出力端子
3、4から出力される左目用映像信号L、右目用映像信
号Rの遅延量を0とすることにより、観察者の左右の目
に異なるシーンの映像が入射することを防止する。
も良いし、また、図4の破線に示すように、累積加算器
12からの出力値をCPU15に入力し、該CPU15
の制御による可変値にしても良い。上記しきい値が可変
値の場合、累積加算器12からの出力値が長時間にわた
って上記しきい値よりも小さい場合は、上記しきい値を
小さくし、また、累積加算器12の出力値がすぐに上記
しきい値よりも大きくなる場合は、上記しきい値を大き
くする。
元映像の輝度レベルの変化により、シーンの変化の有無
を判定しているが、元になる2次元映像の色レベルの変
化によりシーンの変化の有無を判定しても良い。なお、
シーンの変化が有る場合は、色レベルの変化が大きくな
る。
システムの回路構成を示すブロック図であり、図1と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
り垂直同期信号を抽出する垂直同期分離回路、17は垂
直同期分離回路16によって抽出された垂直同期信号の
立ち下がりを検出する立下がり検出回路、18は入力さ
れた2次元映像信号より水平同期信号を抽出する水平同
期分離回路、19は水平同期分離回路18によって抽出
された水平同期信号の立ち下がりを検出する立下がり検
出回路である。
号に基づいて、水平同期信号の数をカウントするカウン
タであり、そのカウント数を9ビットのデジタル信号と
して出力する。また、カウンタ20は立下がり検出回路
17からの検出信号を上記カウントのリセット信号とし
て入力し、立下がり検出回路17からの検出信号が入力
されると水平同期信号のカウント数を0に戻す。
ト数を表すデジタル信号を入力する垂直周期検出回路で
あり、立下がり検出回路17からの検出信号が入力され
た際の、上記デジタル信号が表すカウント数を検出す
る。
出回路21が検出したカウント数を読み取り、そのカウ
ント数が261または262以外の数の場合、入力され
た映像信号の同期が外れ、シーンが変化したと判断し、
映像切換回路2から出力される左目用映像信号Lと右目
用映像信号Rとが共に入力端子1からフィールドメモリ
5を介さずに直接供給される2次元映像信号となるよう
に映像切換回路2を切り換える。なお、CPU22が上
記カウント数を読み取るタイミングは、入力された映像
信号の奇数フィールド/偶数フィールド判別信号(FL
D信号)により決定される。
1フィールド期間での水平同期信号の数は261若しく
は262であり(具体的には、奇数フィールドが261
であれば偶数フィールドは262であり、奇数フィール
ドが262であれば偶数フィールドは261であ
る。)、入力した映像信号に同期外れが生じた場合、上
記水平同期信号の数が261若しくは262以外の数に
なる。
する制御動作は、前述の図1に示したCPU8と同じで
ある。
ステムでは、元になる2次元映像信号がオンエアのテレ
ビジョン放送による映像信号の場合、受信チャンネルを
変えない時は、上記垂直周期検出回路21が検出する水
平同期信号のカウント数は1フィールド期間での水平同
期信号の数は261または262となる。したがって、
上記CPU22は入力映像のシーンが変化したとは判断
せず、通常通りフィールドメモリ5の遅延量を制御し、
出力端子3、4より左右の映像信号を出力する。
ンネルを変えた瞬間、入力される映像信号の垂直同期が
大きく乱れ、垂直同期検出回路21が検出するカウント
数は261および262から外れる。したがって、CP
U22は入力映像のシーンが変化したと判断し、映像切
換回路から出力される左目用映像信号Lと右目用映像信
号Rとが共に入力端子1からフィールドメモリ5を介さ
ずに直接供給される2次元映像信号となるように映像切
換回路2を切り換える。これにより、出力端子3、4よ
り出力される左右の映像信号は同一の映像信号となり、
観察者の左右の目には同一の映像が入射する。
オンエアのテレビジョン信号からVTRの再生信号に切
り換えた際にも、前述と同様に入力される映像信号の垂
直同期が大きく乱れ、垂直周期検出回路21が検出する
カウント数は261および262から外れる。したがっ
て、CPU22はシーンが変化したと判断し、映像切換
回路から出力される左目用映像信号Lと右目用映像信号
Rとが共に入力端子1からフィールドメモリ5を介さず
に直接供給される2次元映像信号となるように映像切換
回路2を切り換える。
アのテレビジョン信号である場合に受信チャンネルを切
り換えたり、あるいは映像信号のソースを切り換えた際
に、上記切り換えの前後で、ディスプレイに表示される
映像は全く別のシーンの映像に変化する。上記第3実施
例の3次元映像ソフト変換システムでは、このようなシ
ーンチェンジを1フィールド期間内の水平同期信号の数
の乱れにより検出し、出力端子3、4から出力される左
目用映像信号L、右目用映像信号Rの遅延量を0とす
る。したがって、上述のような受信チャンネルの切り換
え、あるいは映像ソースの切り換えを行った際には、左
右の映像が同じになり、観察者の左右の目が上記切り換
えを行う前後の全く異なる映像を認識することは防止さ
れ、観察者が違和感を感じることは抑えられる。
変換システムに、図7に示すように、テレビジョン放送
の受信チャネルを切り換えた際に発生するチャンネル切
換信号を入力するチャンネル切換信号入力端子23、お
よび映像ソース源を切り換えた際に発生するソース切換
信号を入力するソース切換信号入力端子24を設け、上
記入力端子23、24より入力した上記切換信号をCP
U22に入力させてもよい。
切り換えた際、あるいはソース源を切り換えた際に、上
記チャンネル切換信号、あるいはソース切換信号を入力
し、これにより入力映像のシーンが変化したと判断し、
映像切換回路2から出力される左目用映像信号Lと右目
用映像信号Rとが共に入力端子1からフィールドメモリ
5を介さずに直接供給される2次元映像信号となるよう
に映像切換回路2を切り換える。この場合においても、
上述のような受信チャンネルの切り換え、あるいは映像
ソースの切り換えを行った際には、左右の映像が同じに
なり、観察者の左右の目が上記切り換えを行う前後の全
く異なる映像を認識することは防止され、観察者が違和
感を感じることは抑えられる。
1フィールドの映像毎に動きベクトルを検出している
が、1フレームの映像、あるいは数フィールドの映像毎
に動きベクトルを検出しても良い。なお、本発明では、
これら1フレーム、数フィールドのことを含めて広い意
味で1フィールドと表現している。
ついて説明する。2次元映像ソフト変換システムのハー
ド構成は、たとえば、図1に示されているものと同じで
あり、シーンチェンジが検出されたときには、遅延量は
所定値、たとえば零にされる。
変換映像であるか、テレシネ変換映像以外の通常映像で
あるかが判別され、この判別結果に応じたシーンチェン
ジ検出処理が行なわれる。ここで、テレシネ変換映像と
は、映画フィルムの映像がTV信号に変換された映像を
いう。
て行なわれる。テレシネシステムとして一般的な間欠式
映写機は、映画フィルムを間欠的に送り、画像アパーチ
ャにフィルムが停止した期間に照射を行い、これをフィ
ルムカメラで受けてテレビ用の映像信号に変換する。
NTSC方式のTV信号に変換されると、得られたTV
信号では、図8に示すように、コマAが3フィールド続
いた後、その次のコマBが2フィールド続き、さらにそ
の次のコマCが3フィールド続く。このような、テレシ
ネ変換方式は、2−3プルダウン方式と呼ばれている。
ィールドごとにコマ送りして見ると、動きのないフィー
ルドが規則的な間隔で現れる。したがって、隣接フィー
ルド間の動きベクトルには、ノイズ等の外乱を無視すれ
ば規則的な間隔で動き0のベクトルが現れる。
示すように、フィールドの切れ目ごとに、T→B→T→
B→Bとなる動きベクトルが検出される。ここで、Tは
動きベクトルの正のピーク(以下、トップという)を示
しコマが変化したことを、BはTに比べ小さいボトムを
示し同じコマであることを示している。
ルのパターンに基づいて、入力映像信号がテレシネ変換
映像であるかテレシネ変換映像以外の通常映像であるか
が判別される。そして、判別結果に応じたシーンチェン
ジ検出処理が行なわれる。
外の通常映像信号であると判定された場合のシーンチェ
ンジ検出処理および入力映像信号がテレシネ変換映像信
号であると判定された場合のシーンチェンジ検出処理に
ついて、それぞれ説明する。
映像以外の通常映像信号であると判定された場合のシー
ンチェンジ検出処理の説明。
と判定された場合のシーンチェンジ検出の基本的な考え
方について説明する。
に説明する。図10に示すように、各フィールドの映像
エリア100内に、複数の動きベクトル検出領域E1 〜
E12が設定されている。各動きベクトル検出領域E1 〜
E12の大きさは同じである。また、各動きベクトル検出
領域E1 〜E12は、図11に示すように、さらに複数の
小領域eに分割されている。そして、図12に示すよう
に、各小領域eそれぞれに、複数のサンプリング点Sと
1つの代表点Rとが設定されている。
プリング点Sの映像信号レベル(輝度レベル)と、前フ
ィールドにおける対応する小領域eの代表点Rの映像信
号レベル(輝度レベル)との差(各サンプリング点にお
ける相関値)が、各動きベクトル検出領域E1 〜E12ご
とに求められる。そして、各動きベクトル検出領域E 1
〜E12ごとに、動きベクトル検出領域内の全ての小領域
間において、代表点Rに対する偏位が同じサンプリング
点どうしの相関値が累積加算される。したがって、各動
きベクトル検出領域E1 〜E12ごとに、1つの小領域e
内のサンプリング点の数に応じた数の相関累積値が求め
られる。
12内において、相関累積値が最小となる点の偏位、すな
わち相関性が最も高い点の偏位が、当該動きベクトル検
出領域E1 〜E12の動きベクトル(被写体の動き)とし
て抽出される。
ベルの変化に敏感に反応するパラメータである、代表点
マッチング法による動きベクトル検出時に得られる相関
累積値の最小値が用いられる。1フィールド内の各動き
ベクトル検出領域で得られた相関累積値の最小値を加算
し、その加算結果を全動きベクトル検出領域数で除算す
ることにより得られた値(相関累積値の最小値の平均
値)をMINと定義する。
生した場合のMINの変化を示している。図13に示す
ように、通常映像ではシーンチェンジが起こらない限
り、MINの変動が比較的緩やかであるという特徴を持
つ。また、シーンチェンジが起こると、MINが大きく
なり、MINの変動が大きくなるという特徴を持つ。
すように、現フィールドのMINと前フィールドのMI
Nとの差が、所定値αより大きいか否かに基づいて、シ
ーンチェンジの発生を検知することが可能である。
ド(jフィールド)における相関累積値の最小値の平均
値を示し、MINj-1 は前フィールド(j−1フィール
ド)における相関累積値の最小値の平均値を示してい
る。αは、比較的大きな値を持つ閾値を表している。以
下、数式10に基づくシーンチェンジ検出手法をピーク
検出に基づくシーンチェンジ検出手法と呼ぶことにす
る。
出手法では、図14の(j−19)フィールド目のピー
クのように、現フィールドのMINj-19がシーンチェン
ジであることが、現フィールドのMINj-19と前フィー
ルドのMINj-20との差が閾値α以下であるために、現
フィールドをシーンチェンジ発生フィールドと検出する
ことができないことがある。なぜなら、これは、シーン
チェンジを誤って検出しないよう上記数式10の閾値α
をある程度高めに設定しているためである。
するためには、シーンチェンジ後にシーンチェンジが発
生していたことを検証する必要がある。シーンチェンジ
後にシーンチェンジが発生していたことを検証すること
によって、シーンチェンジを検出する手法を、ピーク事
後検出に基づくシーンチェンジ検出手法という。
シーンチェンジ検出手法では、次の数式11および数式
12の両方の条件が満たされているか否かが判別され、
両方の条件が満たされている場合には、前フィールドに
おいてシーンチェンジが発生していたとみなされる。
β1 およびβ2 は、閾値であり、閾値β1 とβ2 との大
小関係および閾値β2 とαとの大小関係は、次の数式1
3で示すような関係となっている。
に基づくシーンチェンジ検出手法では、前フィールドの
MINが現フィールドのMINに対して、所定値β1 よ
り大きく、かつ前フィールドのMINがさらにその前の
フィールドのMINに対して、所定値β2 より大きいと
きに、前フィールドでシーンチェンジが発生したと判定
される。
像以外の通常映像信号であると判定されている場合に、
入力映像信号の1フィールド毎に行なわれるシーンチェ
ンジ検出処理手順を示している。
セット(Fs=0)される(ステップ11)。
性履歴の更新処理が行なわれる(ステップ12)。レベ
ル属性判定処理では、次の数式14に示すように、現フ
ィールドのMINj から前フィールドのMINj-1 を引
いた値が、比較的小さい閾値γ(γ≦β2 )以上か否か
が判定される。そして、MINj −MINj-1 がγ以上
であれば、現フィールドのレベル属性lrj は”1”と
され、MINj −MINj-1 がγより小さければ、現フ
ィールドのレベル属性lrj は”0”とされる。
rj は、レベル属性履歴lr( j -1 5)〜lrj として、
15フィールド後まで保存される。レベル属性履歴の更
新処理では、新たに得られた現フィールドに対するレベ
ル属性lrj によって、それまで、記憶されていたレベ
ル属性履歴が更新される。
性履歴lrj -15 〜lrj に基づいて、現フィールドの
MINj が、通常映像のピークか否かが判別される(ス
テップ13)。つまり、ステップ12で判定された現フ
ィールドのレベル属性lrjが1でかつ、過去15フィ
ールドのレベル属性lrj が全て0であるときに、現フ
ィールドのMINj が通常映像のピークであると判定さ
れ、それ以外の場合には現フィールドのMINj は通常
映像のピークではないと判定される。
INj が通常映像のピークであると判定されたときに
は、数式10のピーク検出に基づくシーンチェンジ検出
手法によって、現フィールドでシーンチェンジが発生し
たか否かが判定される(ステップ14)。そして、現フ
ィールドでシーンチェンジが発生したと判別されたとき
には、シーンチェンジ検出フラグFsがセット(Fs=
1)される(ステップ16)。
行なわれた後(ステップ17)、今回のシーンチェンジ
検出処理は終了する。シーンチェンジ多重検出回避処理
については、後述する。
のMINj が通常映像のピークではないと判定されたと
きには、数式11、12のピーク事後検出に基づくシー
ンチェンジ検出手法によって、前フィールドでシーンチ
ェンジが発生していたか否かが判別される(ステップ1
5)。そして、前フィールドでシーンチェンジが発生し
ていたと判別されたときには、シーンチェンジ検出フラ
グFsがセット(Fs=1)される(ステップ16)。
行なわれた後(ステップ17)、今回のシーンチェンジ
検出処理は終了する。
ーンチェンジが頻繁に検出されることを防止するための
処理が行なわれる。シーンチェンジが起こった後、数1
0フィールド以内に別のシーンチェンジが発生すること
は稀である。そこで、シーンチェンジ多重検出回避処理
では、あるフィールドでシーンチェンジが検出される
と、そのあと数10フィールド以内に他のシーンチェン
ジが検出されとしても、その決定が無効とされる。
が検出されると、そのあと数10フィールド以内におい
て、ステップ16でシーンチェンジ検出フラグFsがセ
ットされても、シーンチェンジ多重検出回避処理におい
てシーンチェンジ検出フラグFsがリセットされる。
シーンチェンジ検出フラグFsがセットされた場合に
は、次フィールドにおいて、遅延量が零にされる。
映像であると判定された場合のシーンチェンジ検出処理
の説明。
判定された場合のシーンチェンジ検出の基本的な考え方
について説明する。
ネ変換されたテレシネ変換映像の各フィールドに対する
MINの変化を示している。テレシネ変換映像では、図
16に示すように、同じコマが連続するときにはMIN
は低くなり(ボトム)、コマが変わるとMINが大きく
なる(トップ)。このため、コマが変わると、あたかも
シーンチェンジが発生しているかのような様相を呈す
る。このため、テレシネ変換映像に対して、数式10に
基づいてシーンチェンジの検出を行なった場合に、コマ
の変わり目を、シーンチェンジと誤って検出してしまう
おそれがある。
ネ変換映像に対しては、トップ間でMINの値を比較す
ることにより、シーンチェンジが検出される。以下、ト
ップ間でMINの値を比較することにより、シーンチェ
ンジを検出する手法を包絡線検出に基づくシーンチェン
ジ検出手法ということにする。
法では、数式15、16および17で示される条件を全
て満たしたときに、シーンチェンジが発生したとみなさ
れる。
れる数式15、16および17において、TOP0 は、
現フィールドのトップのMIN値を示している。TPO
1 は、1つ前のトップのMIN値を示している。TOP
2 は、2つ前のトップのMIN値を示している。また、
δは、比較的大きな値をとる閾値である。また、数式1
7のθは、θ<δを満たす比較的小さな値である。
に、シーンチェンジが発生したとみなされる。
プレベルに比べて十分に大きいこと (ii)現時点のトップが、その2つ前とトップレベルに比
べて十分に大きいこと (iii) 現時点と1つ前のトップレベルの差が、1つ前と
2つ前のトップレベルの差の絶対値にθを加えた値に対
して大きいこと
検出手法においては、原理的には、数式15の条件のみ
によってシーンチェンジを検出することが可能である。
しかしながら、この例では、外乱等による1つ前のトッ
プレベルの低下によって発生する誤検出を防止するため
に、数式16の条件が付加されている。さらに、この例
では、トップレベルが数フィールドにわたって急峻な増
加傾向を示す場合に、誤ってシーンチェンジが検出され
るのを防止するために、数式17の条件が付加されてい
る。
法では、図17の(j−16)フィールド目のトップの
ように、現フィールドのTOPがシーンチェンジである
ことが、現フィールドのTOPと1つ先のTOPとの差
から検証されるような場合でも、現フィールドをシーン
チェンジ発生フィールドと検出することができないこと
がある。なぜなら、これは、シーンチェンジを誤って検
出しないよう上記数式15、16の閾値δをある程度高
めに設定しているためである。
するためには、シーンチェンジ後にシーンチェンジが発
生していたことを検証することが必要となる。シーンチ
ェンジ後にシーンチェンジが発生していたことを検証す
ることにより、シーンチェンジを検出する手法を、包絡
線事後検出に基づくシーンチェンジ検出手法という。
出手法においては、シーンチェンジと思われるフィール
ド(以下、仮のシーンチェンジという)の検出後に、テ
レシネ変換映像の特有のトップが検出されたときでなけ
れば、仮のシーンチェンジが真のシーンチェンジである
か否かを判定することができない。
検出に用いられた数式11および12に基づいて、仮の
シーンチェンジの可能性のあるトップを検出し、その後
もテレシネ周期が乱されず次のトップまで次の数式18
が満足されたときに、仮のシーンチェンジが真のシーン
チェンジであったと判定される。
ルドのMINに対して、所定値β1より大きく、かつ前
フィールドのMINがさらにその前のフィールドのMI
Nに対して、所定値β2 より大きいときに、前フィール
ドが仮のシーンチェンジの可能性のあるトップであると
判定される。その後、次のトップまでの各フィールドに
おいて、次の数式18が満足されたときに、仮のシーン
チェンジの可能性のあるトップであると判定された上記
フィールドで真のシーンチェンジであったと判定され
る。
ェンジのMINを示している。したがって、仮のシーン
チェンジが検出されてから、次のトップが検出されるま
での各フィールドにおいて、仮のシーンチェンジのMI
N(TOPseen)が、各フィールドでのMINに対
して、閾値β1 より大きければ、仮のシーンチェンジが
真のシーンチェンジであったと判定される。
あるトップを検出してもその後のテレシネ周期が乱され
た場合は、テレシネ変換映像のボトムの最大継続数+1
フィールドを経過しなければシーンチェンジを判定でき
ず、シーンチェンジ検出が遅れる可能性がある。そこ
で、2−3プルダウン方式でテレシネ変換されたテレシ
ネ変換映像に対する包絡線事後検出に基づくシーンチェ
ンジ検出手法では、仮のシーンチェンジ検出後、3フィ
ールド以内に次のトップが検出されないときには、仮の
シーンチェンジ検出後、3フィールドにわたって数式1
8が成立すれば仮のシーンチェンジが真のシーンチェン
ジであったと判定する。
検出されるまでに数式18を満たさないMINが現れた
場合、または仮のシーンチェンジ検出後、3フィールド
以内に数式18を満たさないMINが現れた場合には、
仮のシーンチェンジは真のシーンチェンジではなかった
とされ、その後の包絡線事後検出に基づくシーンチェン
ジ検出処理は打ち切られる。
レシネ変換映像信号であると判定された場合に、入力映
像信号の1フィールド毎に行なわれるシーンチェンジ検
出処理手順を示している。
セット(Fs=0)される(ステップ21)。
ベル属性判定処理およびレベル属性履歴の更新処理が行
なわれる(ステップ22)。
ンジ検出処理が継続されているか否かを示すフラグFk
に基づいて、包絡線事後検出に基づくシーンチェンジ検
出処理が継続されているか否かが判別される(ステップ
23)。つまり、フラグFkがセット(Fk=1)であ
れば、包絡線事後検出に基づくシーンチェンジ検出処理
が継続されていると判断され、フラグFkがリセット
(Fk=0)されていれば、包絡線事後検出に基づくシ
ーンチェンジ検出処理が継続されていないと判断され
る。
出処理が継続されている場合には、現フィールドMIN
と、仮のシーンチェンジにおけるMIN(TOPsee
n)とに基づいて、数式18が成立するか否かが判別さ
れる(ステップ24)。
ドのMINがテレシネ変換映像のトップか否かが判別さ
れる(ステップ25)。この判別は、たとえば次のよう
にして行なわれる。
過去のトップのMINと、最新過去のボトムのMINと
の和の1/2より大きければ、現フィールドのMINが
テレシネ変換映像のトップであると判別される。逆に、
現フィールドのMINが、最新過去のトップのMIN
と、最新過去のボトムのMINとの和の1/2以下であ
れば、現フィールドのMINがテレシネ変換映像のトッ
プではない、すなわちボトムであると判別される。ただ
し、過去所定フィールド分のMINが全てボトムと判定
されているときには、現フィールドのMINはトップで
あると判別され、過去所定フィールド分のMINが全て
トップであると判定されているときには、現フィールド
のMINはボトムであると判別される。
のトップであるときには、既に検出されている仮のシー
ンチェンジが真のシーンチェンジであると判定され、シ
ーンチェンジ検出フラグFsがセット(Fs=1)され
る(ステップ26)。また、包絡線事後検出に基づくシ
ーンチェンジ検出処理が終了したので、フラグFkがリ
セット(Fk=0)される(ステップ27)。そして、
ステップ29に進む。
には、3フィールド連続して数式18が成立したか否か
が判別される(ステップ28)。3フィールド連続して
数式28が成立した場合には、仮のシーンチェンジが真
のシーンチェンジであると判定され、シーンチェンジ検
出フラグFsがセット(Fs=1)される(ステップ2
6)。また、包絡線事後検出に基づくシーンチェンジ検
出処理が終了したので、フラグFkがリセット(Fk=
0)される(ステップ27)。そして、ステップ29に
進む。
連続して数式18が成立したと判定されなかったとき
は、フラグFsのセットおよびフラグFkのリセットを
行なうことなくステップ29に進む。
8が成立しなかったときには、フラグFkがリセット
(Fk=0)された後(ステップ27)、ステップ29
に進む。
線事後検出に基づくシーンチェンジ検出処理が継続され
ていない(Fk=0)と判別されたときには、フラグF
sのセットおよびフラグFkのリセットを行なうことな
くステップ29に進む。
よび12に基づいて、現フィールドが仮のシーンチェン
ジか否かが判別される。現フィールドが仮のシーンチェ
ンジであるときには、検出された仮のシーンチェンジに
対して、包絡線事後検出に基づくシーンチェンジ検出処
理を、次フィールドにおいて開始させるために、フラグ
Fkがセットされる(ステップ30)。
行した場合には、既に検出されている仮のシーンチェン
ジに対する、包絡線事後検出に基づくシーンチェンジ検
出処理が継続されている。したがって、この場合、ステ
ップ29において仮のシーンチェンジが新たに検出され
ると問題が生じる。しかしながら、ステップ29におい
て現フィールドが仮のシーンチェンジと判別されるとき
は、現フィールドのMINがテレシネ変換映像のトップ
であるときである。
のトップであるときには、ステップ28の前段階のステ
ップ25でYESとなり、ステップ28に移行しないの
で、ステップ28からステップ29に移行した場合に、
ステップ29で現フィールドが仮のシーンチェンジであ
ると判定されることはない。
検出されなかったとき、または上記ステップ30でフラ
グFkがセットされたときには、ステップ31に移行す
る。
がテレシネ変換映像のトップであるか否かが判定され
る。現フィールドのMINがテレシネ変換映像のトップ
であると判定されたときには、数式15、16および1
7の包絡線検出に基づくシーンチェンジ検出処理によっ
て、現フィールドでシーンチェンジが発生したか否かが
判別される(ステップ32)。そして、現フィールドで
シーンチェンジが発生したと判別されたときには、シー
ンチェンジ検出フラグFsがセット(Fs=1)される
(ステップ33)。そして、ステップ34に進む。
INがテレシネ変換映像のトップでないと判定された場
合は、ステップ34に進む。
プ17と同様に、シーンチェンジ多重検出回避処理が行
なわれる。そして、今回のシーンチェンジ検出処理は終
了する。
シーンチェンジ検出フラグFsがセットされた場合に
は、次フィールドにおいて、遅延量が零にされる。
レシネ変換されたテレシネ変換映像に対するシーンチェ
ンジ検出処理について説明したが、2−2プルダウン方
式等のテレシネ変換映像、その他の間欠映像に対して
も、上記のシーンチェンジ検出手法を適用することによ
り、正確にシーンチェンジを検出することができる。
フラッシュがたかれるシーンが希に存在する。このよう
な映像に対し、図15および図18、19に示すシーン
チェンジ検出処理を適応すると、フラッシュがたかれた
部分の画像の輝度レベルが急激に上がるためMINも急
激に増加する。このため、シーンが変わっていないのに
シーンチェンジが発生したとみなす誤検出が発生するお
それがある。
の影響がある映像に対するシーンチェンジの誤検出率を
減少させる方法について説明する。
限定されている場合、その他の部分については被写体お
よび背景の動きに継続性がある。したがって、フラッシ
ュによるシーンチェンジの誤検出を減らすためには、被
写体および背景の動きに継続性が見られればそれはシー
ンチェンジではないと云う条件をシーンチェンジ検出ア
ルゴリズムに組み込めばよい。
動きの継続性を精度よくモニターし、継続性の乱れを検
知することが重要である。現在の2D/3D変換装置で
実現可能な手法としては、現フィールドと以前のフィー
ルドとの動きベクトルがどの程度変化したかをモニター
する手法が挙げられる。以下、これについて説明する。
ベクトル検出領域の水平方向の動きベクトルをxij、垂
直方向の動きベクトルをyijとすると、i番目の検出領
域における現フィールドと前フィールド(j−1フィー
ルド)との動きベクトルの水平方向および垂直方向の差
diffxij、diffyijは次の数式19で表され
る。
加速度成分を持つ動きに対しての取り扱いが難しいの
で、次の数式20で示すように、水平、垂直方向成分に
対してそれぞれその差をとったddxij、ddyijを用
いて動きの検証を行う。
範囲を越えなければその領域の動きの継続性は保たれて
いるとみなすことができる。この判定は、シーンチェン
ジ検出に使用する全ての領域に対して毎フィールド行わ
れ、その判定は履歴として保存される。
ルドにおけるi番目の検出領域のddxijおよびddy
ijが共に2画素以内であれば、履歴pdijに連続性が保
たれていることを示す数字”1”が記録され、ddxij
およびddyijの少なくとも一方が2画素より大きけれ
ば、履歴pdijに連続性が保たれていないことを示す”
0”が記録される。
って継続性の有無を即決することは信頼性に問題がある
ため、以前のフィールドの継続性も考慮した上で現フィ
ールドの継続性の最終判定を下す必要がある。そこで、
この最終判定に用いるパラメータとして次の数式22に
よって表される継続性の重みWj を用いる。
される動きベクトル検出領域数を表し、wi はjフィー
ルドのi番目の領域の重みを表し次の数式23によって
算出される。したがって、継続性の重みWj は、各動き
ベクトル検出領域でのjフィールドの重みの総和を表
す。
所定値、たとえばN/4を越える場合、継続性が保たれ
ているとして、フラッシュによってjフィールドでシー
ンチェンジが誤検出されている場合には、そのシーンチ
ェンジの検出結果が棄却される。
シーンが変化した際、観察者の左右の目に夫々別のシー
ンの映像が入射することを防止することができる。この
ため、観察者が違和感なく良好に3次元映像を観賞する
ことができる。
激に大きくなる映像を検出することにより、シーンの変
化の有無の判定を精度良く行うことができる。
で検出された動きベクトルの総和により動きベクトルの
大きさを検出することにより、画面全体にわたって均一
に動きベクトルを検出することができる。
複数フィールドの動きベクトルの平均値より求めること
により、あるフィールドで動きベクトルの検出値に間違
いが生じていても、その値を殆ど無視することができ、
動きベクトルが大きくなり、シーンが変化する映像を良
好に判定することができる。
ると判定した場合、シーンが変化する前の映像に関する
情報を消去するので、次のシーンの変化の有無を判定す
る際に、古いシーンの映像の情報による影響を受けるこ
と無く、良好にシーンの判定を行うことができる。
像がテレビジョン放送である場合に受信チャンネルを切
り換えた際、観察者の左右の目に夫々、チャンネル切り
換え前後の全く異なる映像が入射することを防止するこ
とができる。このため、観察者が違和感なく良好な3次
元映像を観賞することができる。
像の映像ソースを切り換えた際、観察者の左右の目に夫
々、映像ソース切り換え前後の全く異なる映像が入射す
ることを防止することができる。このため、観察者が違
和感なく良好な3次元映像を観賞することができる。
像がテレシネ変換映像である場合も、元になるテレシネ
変換映像のシーンが変化した際、観察者の左右の目に夫
々別のシーンの映像が入射することを防止できる。この
結果、観察者が違和感なく良好に3次元映像を観賞する
ことができる。
の概略構成の第1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
ある。
すフローチャートを示す図である。
の概略構成の第2実施例の構成を示すブロック図であ
る。
図である。
の概略構成の第2実施例の構成を示すブロック図であ
る。
別の構成を示すブロック図である。
像をフィールドごとに示す模式図である。
像のフィールドに対する動きベクトルの変化を示すグラ
フである。
数の動きベクトル検出領域E1 〜E12を示す模式図であ
る。
領域eを示す模式図である。
プリング点Sと、1つの代表点Rとを示す模式図であ
る。
シーンチェンジが発生した場合のMINの変化を示すグ
ラフである。
シーンチェンジが発生した場合のMINの変化を示すグ
ラフである。
映像である場合のシーンチェンジ検出処理手順を示すフ
ローチャートである。
が発生した場合のMINの変化を示すグラフである。
が発生した場合のMINの変化を示すグラフである。
のシーンチェンジ検出処理手順を示すフローチャートで
ある。
のシーンチェンジ検出処理手順を示すフローチャートで
ある。
Claims (25)
- 【請求項1】 2次元映像を一方の目用の映像とし、上
記2次元映像を所定フィールド遅延させた映像を他方の
目用の映像とすることにより、2次元映像から3次元映
像を生成する方法において、上記2次元映像におけるシ
ーンの変化の有無を判定し、シーンの変化が有ると判定
した場合に上記フィールド遅延の遅延量を所定値にする
ことを特徴とする2次元映像から3次元映像を生成する
方法。 - 【請求項2】 上記シーンの変化の有無の判定を、上記
2次元映像の動きベクトルを検出することにより行うこ
とを特徴とする請求項1記載の2次元映像から3次元映
像を生成する方法。 - 【請求項3】 あるフィールドの映像の動きベクトル
が、前後のフィールドの映像の動きベクトルに対して所
定以上の大きさであるフィールドを検出した場合にシー
ンの変化が有ると判定することを特徴とする請求項2記
載の2次元映像から3次元映像を生成する方法。 - 【請求項4】 第tフィールドの映像の動きベクトルを
MX(t)とし、第tフィールドよりも2フィールド前
から所定フィールド(ただし、2フィールド以上)前ま
での動きベクトルの平均値をMXave (t−2)とした
場合、下記の数式1を満足した際に、第(t−1)フィ
ールドの映像の動きベクトルが、前後のフィールドの動
きベクトルに対して所定以上の大きさであると判断する
ことを特徴とする請求項3記載の2次元映像から3次元
映像を生成する方法。 【数1】 - 【請求項5】 上記映像の動きベクトルを検出する領域
が、複数設定されていることを特徴とする請求項2、3
および4のいずれかに記載の2次元映像から3次元映像
を生成する方法。 - 【請求項6】 上記映像の動きベクトルを検出する領域
が、複数設定されており、上記動きベクトルMX(t)
が、上記複数の領域の動きベクトルの総和であることを
特徴とする請求項4記載の2次元映像から3次元映像を
生成する方法。 - 【請求項7】 第tフィールドにおける動きベクトルの
総和MX(t)が、下記の数式2で表されるMX(t)
であることを特徴とする請求項6記載の2次元映像から
3次元映像を生成する方法。 【数2】 - 【請求項8】 あるフィールドに対する前のフィールド
の映像の動きベクトルを、数フィールドの映像の動きベ
クトルの平均値MXave (t)としたことを特徴とする
請求項3記載の2次元映像から3次元映像を生成する方
法。 - 【請求項9】 第tフィールドから所定フィールド前ま
での映像の動きベクトルの平均値MXave (t)が、下
記の数式3で表されるMXave (t)であることを特徴
とする請求項4および8のいずれかに記載の2次元映像
から3次元映像を生成する方法。 【数3】 - 【請求項10】 シーンの変化が有ると判断した場合
に、シーンが変化する前の映像に関して確保している情
報を消去することを特徴とする請求項4、8および9の
いずれかに記載の2次元映像から3次元映像を生成する
方法。 - 【請求項11】 上記シーンの変化の有無の判定を、上
記2次元映像の輝度レベルを検出することにより行うこ
とを特徴とする請求項1記載の2次元映像から3次元映
像を生成する方法。 - 【請求項12】 上記輝度レベルの変化量がしきい値よ
りも大きい場合にシーンの変化が有ると判定することを
特徴とする請求項11記載の2次元映像から3次元映像
を生成する方法。 - 【請求項13】 上記シーンの変化の有無の判定を、上
記2次元映像の色レベルを検出することにより行うこと
を特徴とする請求項1記載の2次元映像から3次元映像
を生成する方法。 - 【請求項14】 上記シーンの変化の有無の判定を、上
記2次元映像の信号の同期信号を検出することにより行
うことを特徴とする請求項1記載の2次元映像から3次
元映像を生成する方法。 - 【請求項15】 上記2次元映像の信号の同期が外れた
場合にシーンの変化があると判定することを特徴とする
請求項14記載の2次元映像から3次元映像を生成する
方法。 - 【請求項16】 上記シーンの変化の有無の判定を、受
信チャンネル切り換え時に発生するチャンネル切換信号
の検出、あるいは映像ソース切り換え時に発生するソー
ス切換信号の検出により行うことを特徴とする請求項1
記載の2次元映像から3次元映像を生成する方法。 - 【請求項17】 上記2次元映像がテレシネ変換映像で
あり、上記シーンの変化の有無の判定を、テレシネ変換
映像の動きベクトルに関する値を検出することにより行
なうことを特徴とする請求項1に記載の2次元映像から
3次元映像を生成する方法。 - 【請求項18】 上記シーンの変化の有無の判定を、テ
レシネ変換映像のコマが変化したフィールドで検出され
た動きベクトルに関する値に基づいて行なうことを特徴
とする請求項17に記載の2次元映像から3次元映像を
生成する方法。 - 【請求項19】 テレシネ変換映像のコマが変化した所
定フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、
その1つ前のコマが変化したフィールドで検出された動
きベクトルに関する値に対して、所定以上の大きさであ
るときに、上記所定フィールドにおいてシーンが変化し
たと判定する請求項18に記載の2次元映像から3次元
映像を生成する方法。 - 【請求項20】 テレシネ変換映像のコマが変化した所
定フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、
その1つ前のコマが変化したフィールドで検出された動
きベクトルに関する値およびその2つ前のコマが変化し
たフィールドで検出された動きベクトルに関する値に対
して、所定以上の大きさであるときに、上記所定フィー
ルドにおいてシーンが変化したと判定する請求項18に
記載の2次元映像から3次元映像を生成する方法。 - 【請求項21】 テレシネ変換映像のコマが変化した所
定フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、
その1つ前のコマが変化したフィールドで検出された動
きベクトルに関する値およびその2つ前のコマが変化し
たフィールドで検出された動きベクトルに関する値に対
して、所定以上の大きさであり、かつコマが変化した上
記所定フィールドで検出された動きベクトルに関する値
と、その1つ前のコマが変化したフィールドで検出され
た動きベクトルに関する値との差の絶対値が、上記1つ
前のコマが変化したフィールドで検出された動きベクト
ルに関する値と上記2つ前のコマが変化したフィールド
で検出された動きベクトルに関する値との差の絶対値以
上大きいときに、上記所定フィールドにおいてシーンが
変化したと判定する請求項18に記載の2次元映像から
3次元映像を生成する方法。 - 【請求項22】 テレシネ変換映像のコマが変化した第
1の所定フィールドで検出された動きベクトルに関する
値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで検出さ
れた動きベクトルに関する値に対して、所定以上の大き
さであるときに、上記第1の所定フィールドにおいてシ
ーンが変化したと判定するステップと、 テレシネ変換映像の現フィールドより1つ前の第2の所
定フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、
上記現フィールドで検出された動きベクトルに関する値
に対して所定以上の大きさであり、かつ上記第2の所定
フィールドで検出された動きべクトルに関する値が、そ
の1つ前のフィールドで検出された動きべクトルに関す
る値に対して所定以上の大きさである場合において、そ
の後にテレシネ変換映像のコマが変化したフィールドま
での各フィールドにわたって、上記第2の所定フィール
ドで検出された動きベクトルに関する値が、その後の各
フィールドで検出された動きベクトルに関する値に対し
て所定以上の大きさであるときに、上記第2の所定フィ
ールドでシーンが変化したと判定するステップと、 を備えている請求項17に記載の2次元映像から3次元
映像を生成する方法。 - 【請求項23】 テレシネ変換映像のコマが変化した第
1の所定フィールドで検出された動きベクトルに関する
値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで検出さ
れた動きベクトルに関する値およびその2つ前のコマが
変化したフィールドで検出された動きベクトルに関する
値に対して、所定以上の大きさであるときに、上記第1
の所定フィールドにおいてシーンが変化したと判定する
ステップと、 テレシネ変換映像の現フィールドより1つ前の第2の所
定フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、
上記現フィールドで検出された動きベクトルに関する値
に対して所定以上の大きさであり、かつ上記第2の所定
フィールドで検出された動きべクトルに関する値が、そ
の1つ前のフィールドで検出された動きべクトルに関す
る値に対して所定以上の大きさである場合において、そ
の後にテレシネ変換映像のコマが変化したフィールドま
での各フィールドにわたって、上記第2の所定フィール
ドで検出された動きベクトルに関する値が、その後の各
フィールドで検出された動きベクトルに関する値に対し
て所定以上の大きさであるときに、上記第2の所定フィ
ールドでシーンが変化したと判定するステップと、 を備えている請求項17に記載の2次元映像から3次元
映像を生成する方法。 - 【請求項24】 テレシネ変換映像のコマが変化した第
1の所定フィールドで検出された動きベクトルに関する
値が、その1つ前のコマが変化したフィールドで検出さ
れた動きベクトルに関する値およびその2つ前のコマが
変化したフィールドで検出された動きベクトルに関する
値に対して、所定以上の大きさであり、かつコマが変化
した上記第1の所定フィールドで検出された動きベクト
ルに関する値と、その1つ前のコマが変化したフィール
ドで検出された動きベクトルに関する値との差の絶対値
が、上記1つ前のコマが変化したフィールドで検出され
た動きベクトルに関する値と上記2つ前のコマが変化し
たフィールドで検出された動きベクトルに関する値との
差の絶対値以上大きいときに、上記第1の所定フィール
ドにおいてシーンが変化したと判定するステップと、 テレシネ変換映像の現フィールドより1つ前の第2の所
定フィールドで検出された動きベクトルに関する値が、
上記現フィールドで検出された動きベクトルに関する値
に対して所定以上の大きさであり、かつ上記第2の所定
フィールドで検出された動きべクトルに関する値が、そ
の1つ前のフィールドで検出された動きべクトルに関す
る値に対して所定以上の大きさである場合において、そ
の後にテレシネ変換映像のコマが変化したフィールドま
での各フィールドにわたって、上記第2の所定フィール
ドで検出された動きベクトルに関する値が、その後の各
フィールドで検出された動きベクトルに関する値に対し
て所定以上の大きさであるときに、上記第2の所定フィ
ールドでシーンが変化したと判定するステップと、 を備えている請求項17に記載の2次元映像から3次元
映像を生成する方法。 - 【請求項25】 動きベクトルに関する値が、代表点マ
ッチング法による動きベクトル検出時に得られる相関累
積値の最小値であることを特徴とする請求項17、1
8、19、20、21、22、23および24のいずれ
かに記載の2次元映像から3次元映像を生成する方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132437A JP2846840B2 (ja) | 1994-07-14 | 1995-05-30 | 2次元映像から3次元映像を生成する方法 |
US08/500,620 US5808664A (en) | 1994-07-14 | 1995-07-11 | Method of converting two-dimensional images into three-dimensional images |
KR1019950020551A KR100350191B1 (ko) | 1994-07-14 | 1995-07-13 | 2차원영상을3차원영상으로변환하는방법 |
DE69523674T DE69523674T2 (de) | 1994-07-14 | 1995-07-14 | Verfahren zum Umsetzen von zweidimensionalen Bildern in dreidimensionalen Bilder |
EP95111094A EP0692917B1 (en) | 1994-07-14 | 1995-07-14 | Method of converting two-dimensional images into three-dimensional images |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16226094 | 1994-07-14 | ||
JP6-162260 | 1994-09-22 | ||
JP6-228186 | 1994-09-22 | ||
JP22818694 | 1994-09-22 | ||
JP7132437A JP2846840B2 (ja) | 1994-07-14 | 1995-05-30 | 2次元映像から3次元映像を生成する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08149514A JPH08149514A (ja) | 1996-06-07 |
JP2846840B2 true JP2846840B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=27316498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7132437A Expired - Fee Related JP2846840B2 (ja) | 1994-07-14 | 1995-05-30 | 2次元映像から3次元映像を生成する方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5808664A (ja) |
EP (1) | EP0692917B1 (ja) |
JP (1) | JP2846840B2 (ja) |
KR (1) | KR100350191B1 (ja) |
DE (1) | DE69523674T2 (ja) |
Families Citing this family (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8396328B2 (en) | 2001-05-04 | 2013-03-12 | Legend3D, Inc. | Minimal artifact image sequence depth enhancement system and method |
US7907793B1 (en) | 2001-05-04 | 2011-03-15 | Legend Films Inc. | Image sequence depth enhancement system and method |
US6049363A (en) * | 1996-02-05 | 2000-04-11 | Texas Instruments Incorporated | Object detection method and system for scene change analysis in TV and IR data |
JP3781210B2 (ja) * | 1996-04-05 | 2006-05-31 | ソニー株式会社 | 立体視化装置及び立体視化方法 |
US6031564A (en) * | 1997-07-07 | 2000-02-29 | Reveo, Inc. | Method and apparatus for monoscopic to stereoscopic image conversion |
JP4056154B2 (ja) * | 1997-12-30 | 2008-03-05 | 三星電子株式会社 | 2次元連続映像の3次元映像変換装置及び方法並びに3次元映像の後処理方法 |
JP2984247B2 (ja) * | 1998-03-17 | 1999-11-29 | 日本放送協会 | 高速画像再生方法および装置 |
DE10016074B4 (de) * | 2000-04-01 | 2004-09-30 | Tdv Technologies Corp. | Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung von 3D-Bildern |
US7254265B2 (en) * | 2000-04-01 | 2007-08-07 | Newsight Corporation | Methods and systems for 2D/3D image conversion and optimization |
US9286941B2 (en) | 2001-05-04 | 2016-03-15 | Legend3D, Inc. | Image sequence enhancement and motion picture project management system |
US8401336B2 (en) | 2001-05-04 | 2013-03-19 | Legend3D, Inc. | System and method for rapid image sequence depth enhancement with augmented computer-generated elements |
US6714594B2 (en) * | 2001-05-14 | 2004-03-30 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Video content detection method and system leveraging data-compression constructs |
DE10128530A1 (de) * | 2001-06-13 | 2002-12-19 | Basf Ag | Kühlmittel für Kühlsysteme in Brennstoffzellenantrieben enthaltend Azolderivate |
CN1295655C (zh) * | 2001-11-24 | 2007-01-17 | Tdv技术公司 | 从2d图像序列生成立体图像序列 |
KR100491440B1 (ko) * | 2002-05-22 | 2005-05-25 | 최명렬 | 3차원 영상신호 변환장치 |
JP4120265B2 (ja) * | 2002-05-23 | 2008-07-16 | ソニー株式会社 | 信号処理装置およびその方法、並びにそのプログラム |
US20090219383A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-09-03 | Charles Gregory Passmore | Image depth augmentation system and method |
US20090295791A1 (en) * | 2008-05-29 | 2009-12-03 | Microsoft Corporation | Three-dimensional environment created from video |
US20090315980A1 (en) * | 2008-06-24 | 2009-12-24 | Samsung Electronics Co., | Image processing method and apparatus |
US20090317062A1 (en) * | 2008-06-24 | 2009-12-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image processing method and apparatus |
KR20100002032A (ko) * | 2008-06-24 | 2010-01-06 | 삼성전자주식회사 | 영상 생성 방법, 영상 처리 방법, 및 그 장치 |
US20090315981A1 (en) * | 2008-06-24 | 2009-12-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image processing method and apparatus |
WO2011014419A1 (en) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for creating three-dimensional (3d) images of a scene |
US9380292B2 (en) | 2009-07-31 | 2016-06-28 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for generating three-dimensional (3D) images of a scene |
US20110025830A1 (en) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for generating stereoscopic content via depth map creation |
TW201114244A (en) * | 2009-10-15 | 2011-04-16 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | Method for generating a 3D image |
JP5521913B2 (ja) | 2009-10-28 | 2014-06-18 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム |
US9344701B2 (en) | 2010-07-23 | 2016-05-17 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for identifying a rough depth map in a scene and for determining a stereo-base distance for three-dimensional (3D) content creation |
US9185388B2 (en) | 2010-11-03 | 2015-11-10 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer program products for creating three-dimensional video sequences |
US8274552B2 (en) | 2010-12-27 | 2012-09-25 | 3Dmedia Corporation | Primary and auxiliary image capture devices for image processing and related methods |
US10200671B2 (en) | 2010-12-27 | 2019-02-05 | 3Dmedia Corporation | Primary and auxiliary image capture devices for image processing and related methods |
US8730232B2 (en) | 2011-02-01 | 2014-05-20 | Legend3D, Inc. | Director-style based 2D to 3D movie conversion system and method |
JP2012161012A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Canon Inc | 動画記録装置 |
US9113130B2 (en) | 2012-02-06 | 2015-08-18 | Legend3D, Inc. | Multi-stage production pipeline system |
US9288476B2 (en) | 2011-02-17 | 2016-03-15 | Legend3D, Inc. | System and method for real-time depth modification of stereo images of a virtual reality environment |
US9282321B2 (en) | 2011-02-17 | 2016-03-08 | Legend3D, Inc. | 3D model multi-reviewer system |
US9241147B2 (en) | 2013-05-01 | 2016-01-19 | Legend3D, Inc. | External depth map transformation method for conversion of two-dimensional images to stereoscopic images |
US9407904B2 (en) | 2013-05-01 | 2016-08-02 | Legend3D, Inc. | Method for creating 3D virtual reality from 2D images |
US8681182B2 (en) | 2011-04-19 | 2014-03-25 | Deluxe 3D Llc | Alternate viewpoint rendering |
JP5058354B1 (ja) * | 2011-04-19 | 2012-10-24 | 株式会社東芝 | 電子機器、表示制御方法及びプログラム |
JP2013054238A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Sony Corp | 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム |
US9007404B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-04-14 | Legend3D, Inc. | Tilt-based look around effect image enhancement method |
US9438878B2 (en) | 2013-05-01 | 2016-09-06 | Legend3D, Inc. | Method of converting 2D video to 3D video using 3D object models |
US9609307B1 (en) | 2015-09-17 | 2017-03-28 | Legend3D, Inc. | Method of converting 2D video to 3D video using machine learning |
CN112188181B (zh) * | 2019-07-02 | 2023-07-04 | 中强光电股份有限公司 | 图像显示设备、立体图像处理电路及其同步信号校正方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE411400B (sv) * | 1977-11-02 | 1979-12-17 | Saab Scania Ab | For foljning av ett objekt avsedd korrelationsfoljare |
US4562463A (en) * | 1981-05-15 | 1985-12-31 | Stereographics Corp. | Stereoscopic television system with field storage for sequential display of right and left images |
JPS60168276A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-08-31 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 画面上の移動体の動き方向検出方式 |
DE3415685A1 (de) * | 1984-04-27 | 1985-11-07 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Verfahren zur szenenwechselerkennung in filmen und videoaufzeichnungen sowie zur ueberwachung von objekten mittels videokameras |
AU579550B2 (en) * | 1985-06-10 | 1988-11-24 | Nec Corporation | Movement compensation predictive encoder for a moving picture signal with a reduced amount of information |
US4754327A (en) * | 1987-03-20 | 1988-06-28 | Honeywell, Inc. | Single sensor three dimensional imaging |
US4807024A (en) * | 1987-06-08 | 1989-02-21 | The University Of South Carolina | Three-dimensional display methods and apparatus |
EP0318570A1 (en) * | 1987-06-22 | 1989-06-07 | Aspex Limited | Recording and reproduction of images |
FR2654291B1 (fr) * | 1989-11-03 | 1992-02-21 | Pochet Roger | Procede de creation temporelle de couples d'images stereoscopiques, et dispositif mettant en óoeuvre un tel procede. |
FR2671682B1 (fr) * | 1991-01-16 | 1993-04-30 | France Telecom | Une methode de codage multi-voies. |
US5473369A (en) * | 1993-02-25 | 1995-12-05 | Sony Corporation | Object tracking apparatus |
US5510832A (en) * | 1993-12-01 | 1996-04-23 | Medi-Vision Technologies, Inc. | Synthesized stereoscopic imaging system and method |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7132437A patent/JP2846840B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-11 US US08/500,620 patent/US5808664A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-13 KR KR1019950020551A patent/KR100350191B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-07-14 EP EP95111094A patent/EP0692917B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-14 DE DE69523674T patent/DE69523674T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0692917B1 (en) | 2001-11-07 |
DE69523674T2 (de) | 2002-08-14 |
US5808664A (en) | 1998-09-15 |
EP0692917A1 (en) | 1996-01-17 |
JPH08149514A (ja) | 1996-06-07 |
DE69523674D1 (de) | 2001-12-13 |
KR960006661A (ko) | 1996-02-23 |
KR100350191B1 (ko) | 2002-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2846840B2 (ja) | 2次元映像から3次元映像を生成する方法 | |
JP2951230B2 (ja) | 2次元映像から3次元映像を生成する方法 | |
US5739844A (en) | Method of converting two-dimensional image into three-dimensional image | |
KR100381348B1 (ko) | 2차원 영상을 3차원 영상으로 변환하는 방법 | |
JP2846830B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
US7254265B2 (en) | Methods and systems for 2D/3D image conversion and optimization | |
US9565415B2 (en) | Method of presenting three-dimensional content with disparity adjustments | |
US8115866B2 (en) | Method for detecting film pulldown cadences | |
GB2478157A (en) | Method and apparatus for cutting between a first and second image sequence in a stereoscopic video | |
US20120293622A1 (en) | Stereoscopic video processing apparatus, method, and program | |
JP3423189B2 (ja) | ディジタル立体放送によるテロップ表示装置 | |
US20210160473A1 (en) | Information processing apparatus, information processing method, video processing system, and storage medium | |
US9025011B2 (en) | Image capturing apparatus, playback apparatus, control method, image capturing system and recording medium | |
JP3249335B2 (ja) | 3次元映像変換方法 | |
KR100574503B1 (ko) | 필름모드 판별장치 및 그 방법 | |
JP3096622B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JP3234412B2 (ja) | 動きベクトル検出装置 | |
JPH08149387A (ja) | 動き情報表示装置 | |
JPH08289328A (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JPH07226958A (ja) | 立体映像表示方式 | |
JP2003052056A (ja) | 映像タイミング差検出方法、映像補正方法、映像タイミング差検出装置、映像補正装置及びそれらを用いた記録再生装置、受像機 | |
JP3108287B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JPH09179880A (ja) | 動画像の重要画像抽出装置および重要画像抽出方法 | |
JP2846834B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JP3442145B2 (ja) | テレビジョン映像信号の境界位置検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101030 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101030 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111030 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |