JP3423189B2 - ディジタル立体放送によるテロップ表示装置 - Google Patents
ディジタル立体放送によるテロップ表示装置Info
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Description
送によるテロップ表示装置に関し、特に、左眼および右
眼用映像信号を圧縮処理して伝送するディジタル立体放
送において、キャラクタなどをテロップ表示するような
テロップ表示装置に関する。
送(以下、ノンインタレースディジタル放送と称する)
システムを使用し、順次走査(以下、ノンインタレー
ス)の1フレームを上下2つのブロックに分割し、この
各々のブロックに飛越し走査(以下、インタレース)の
画像を2つ、計2フィールド分の画像を嵌め込むことで
インタレース2チャネルをノンインタレース1チャネル
に変換して伝送する方式がある。このようなディジタル
放送システムについては、本願出願人が特願平08−3
26721によって既に出願している。このシステムを
用いることによって1つの伝送路で左右の映像信号を伝
送することができ、立体放送を実現できる。
放送システムで立体放送を行なう場合、立体放送番組視
聴中に台風情報や地震情報などの緊急放送のテロップを
立体情報として画面に表示すると、表示するテロップの
視差量の調整が難しく、立体映像の立体感が損なわれて
しまうという問題点があった。
体映像の立体感を損なわず、立体放送番組視聴中に緊急
放送などのテロップを画面に表示できるようなディジタ
ル立体放送によるテロップ表示装置を提供することであ
る。
立体映像を表示するための右眼用映像信号と左眼用映像
信号とが伝送されるディジタル立体放送において、テロ
ップ情報を送り、受信側に設けられてテロップ情報を記
憶する記憶手段と、視聴者の要求に応じて記憶手段から
テロップ情報を読出して加工して表示させる表示制御手
段を備えて構成される。
制御手段は、右眼用および左眼用画像信号に基づく立体
映像とテロップ情報とを切換えて表示する。
制御手段は、右眼用および左眼用画像信号に基づく立体
映像とテロップ情報とを重畳して表示する。
いずれかの表示制御手段は、テロップ情報が記憶された
とき、それを視聴者に知らせるための表示器を含み、さ
らに視聴者が表示器を見てテロップ情報の表示を指令す
るための指令手段を含む。
する前に、この発明の前提について説明する。ノンイン
タレースディジタル放送は、たとえば「525順次走査
信号対応CSディジタル放送システムの開発」(浦野,
坂口,山中,田村:日本テレビ放送網株式会社:テレビ
ジョン学会報告:1996.2.27)に詳しく書かれ
ているので、ここでは詳細な説明は省略する。
において、データの伝送はMPEG2トランスポートパ
ケットというデータ構造が用いられている。各パケット
には、PID(Packet Identification )というパケッ
ト識別子があり、該当パケットの個別ストリームの属性
を示している。たとえば、ある立体放送番組の映像デー
タがPID=100,音声データがPID=200で放
送されているとする。ここで、この番組中に発生した緊
急放送のテロップ情報はPID=300で放送されるも
のと仮定する。
ロック図である。図1において、アンテナ1からの信号
はチューナ2に与えられて選局される。チューナ2で復
調されたディジタル放送データはチャネルデータ分離回
路3に与えられる。チャネルデータ分離回路2はディジ
タル放送データからPIDにより、映像データとテロッ
プデータと音声データとに分離する。映像データは映像
データ処理回路4に与えられ、テロップデータはテロッ
プデータ処理回路5に与えられ、音声データは音声デー
タ処理回路6に与えられる。映像データ処理回路4は映
像データを表示できる信号形式に変換し、重畳回路11
を介して映像表示部12に表示する。また、音声データ
処理回路6は音声データを音声出力部13で出力できる
信号形式に変換して音声出力部13に与える。
って制御され、テロップデータが受信された場合、CP
U7はテロップ情報有無表示回路16でテロップ情報が
あることを表示する。たとえば、パイロットランプを点
灯させる。テロップデータ処理回路5で処理されたテロ
ップデータはテロップ用メモリ8に記憶される。また、
映像データ処理回路4で処理された映像データは視差量
検出回路9に与えられ、左眼映像信号と右眼映像信号と
の視差量が検出され、テロップの視差生成回路10でテ
ロップ情報に視差が付加され、重畳回路11に与えられ
る。テロップデータ有無表示回路16でテロップデータ
のあることが表示されると、視聴者はリモコン14を操
作し、その信号がリモコン受信回路15で受信され、C
PU7に伝達される。CPU7はその指令に応じて、テ
ロップ情報を映像表示部12に表示させる。
順を示す図であり、図3はこの発明の実施形態の動作を
説明するためのフローチャートであり、図4はこの発明
における立体映像とテロップ映像との関係を説明するた
めの図である。
具体的な動作について説明する。CPU7は図3に示す
フローチャートに基づくプログラムを実行し、テロップ
データを受信したか否かを判別する。この判断は、CP
U7がチャネルデータ分離回路3から与えられるテロッ
プデータを分離したことを示す信号を判断することによ
って行なわれる。テロップデータを受信していなけれ
ば、図2(a)に示すように立体映像(3D映像)を映
像表示部12に表示する。
を判別したときには、テロップ用メモリ8にテロップデ
ータを記憶させるとともに、図2(b)に示すようにテ
ロップデータ有無表示回路16を点灯させる。そして、
CPU7はリモコン14からテロップ表示命令を受信す
るまで待機する。
プデータ有無表示回路16が点灯したことを判別し、リ
モコン14でテロップ表示切換の指令を与えると、CP
U7はリモコン14からのテロップ表示命令を受信した
ことを判別し、重畳回路11によって図2(d)に示す
ように立体映像からテロップ表示に切換える。そして、
CPU7はテロップデータ有無表示回路16を消灯させ
る。
者が再びリモコン14を操作すると、CPU7は重畳回
路11に対してテロップ表示から図2(e)に示す立体
映像に切換えさせる。
ン14からテロップ表示命令が与えられたとき、重畳回
路11によって立体表示からテロップ表示に切換えるよ
うにしたが、これに限ることなく立体映像にテロップ映
像を重畳して表示するようにしてもよい。
て表示する例を説明するための図である。この図4に示
した例は、左眼用映像として現フィールドの画面を用
い、右眼用映像として2フィールド前の画面を用いるよ
うにしたものである。また、この図4では例として鳥が
飛んでいる映像を用いており、背景の山の立体映像が奥
に表示され、鳥が最も手前に表示される。このため背景
の立体映像よりも前方に飛び出している鳥の視差を検出
し、鳥の映像を最も手前になるように視差量が調整され
る。さらに、テロップの位置を鳥よりも前に表示するた
めに、テロップの視差量を調節する。この視差量の調整
は、図1に示したテロップの視差生成回路10によって
行なわれる。
形態を説明するための図である。図5に示した例は、映
像表示部18の下側の領域にテロップ表示のための専用
の領域19を設けたものである。この場合、映像表示部
18に立体映像を表示し、領域19には視聴者の要求に
応じてテロップデータが2次元(2D)で表示される。
テロップデータを領域19に表示するとき、映像表示部
18に立体映像を表示し続けてもよくあるいは立体映像
を消すようにしてもよい。
データを表示するための専用の表示器20を設けたもの
である。この表示器としては、たとえば発光ダイオード
などが用いられる。この例においても、テロップ領域2
0に視聴者の要求に応じてテロップデータが表示される
が、このとき映像表示部18に立体映像を表示し続けて
もよくあるいは消去するようにしてもよい。
表示のための映像信号とは別にテロップ情報を送り、受
信側でそのテロップ情報を記憶しておき、視聴者の要求
に応じてテロップ情報を読出して表示するようにしたの
で、立体映像の立体感を損なうことなく、立体放送番組
視聴中に緊急放送などのテロップを画面に表示すること
ができる。
である。
である。
ローチャートである。
を説明するための図である。
の専用の領域を設けた例を示す図である。
ための特別の表示部を設けた例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 立体映像を表示するための右眼用映像信
号と左眼用映像信号とが伝送されるディジタル立体放送
において、 前記立体映像とは別のテロップ情報を送り、 受信側に設けられ、前記テロップ情報を記憶する記憶手
段、および視聴者の要求に応じて前記記憶手段からテロ
ップ情報を読出し、加工して表示させる表示制御手段を
備えた、ディジタル立体放送によるテロップ表示装置。 - 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記右眼用および
左眼用画像信号に基づく立体映像と前記テロップ情報と
を切換えて表示することを特徴とする、請求項1に記載
のディジタル立体放送によるテロップ表示装置。 - 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記右眼用および
左眼用画像信号に基づく立体映像と前記テロップ情報と
を重畳して表示することを特徴とする、請求項1に記載
のディジタル立体放送によるテロップ表示装置。 - 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記テロップ情報
が前記記憶手段に記憶されたとき、それを視聴者に知ら
せるための表示器を含み、さらに視聴者が前記表示器を
見て前記テロップ情報の表示を指令するための指令手段
を備えたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに
記載のディジタル立体放送によるテロップ表示装置。
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JP13692197A JP3423189B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | ディジタル立体放送によるテロップ表示装置 |
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