JP2846830B2 - 2次元映像を3次元映像に変換する方法 - Google Patents
2次元映像を3次元映像に変換する方法Info
- Publication number
- JP2846830B2 JP2846830B2 JP7029888A JP2988895A JP2846830B2 JP 2846830 B2 JP2846830 B2 JP 2846830B2 JP 7029888 A JP7029888 A JP 7029888A JP 2988895 A JP2988895 A JP 2988895A JP 2846830 B2 JP2846830 B2 JP 2846830B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- field
- state
- memory
- delay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/20—Image signal generators
- H04N13/261—Image signal generators with monoscopic-to-stereoscopic image conversion
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
- H04N13/106—Processing image signals
- H04N13/167—Synchronising or controlling image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/10—Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
- H04N13/189—Recording image signals; Reproducing recorded image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N2013/0074—Stereoscopic image analysis
- H04N2013/0085—Motion estimation from stereoscopic image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N2013/0074—Stereoscopic image analysis
- H04N2013/0096—Synchronisation or controlling aspects
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Television Systems (AREA)
Description
ラ等から出力されたり、CATV放送、TV放送等によ
って伝送されてきたりする2次元映像を3次元映像に変
換する方法に関する。
ステムに使用される3次元映像ソフトは、その大半が3
次元映像表示システム用に特別に作成されたものであ
る。このような3次元映像ソフトは、一般には2台のカ
メラを用いて左目用映像と右目用映像とを撮像して記録
されたものである。3次元映像ソフトに記録された左右
の映像は、ほぼ同時に表示装置に重ね合わされて表示さ
れる。そして、重ね合わされて表示される左目用映像と
右目用映像とを、観察者の左右の目にそれぞれ別々に入
射させることによって、観察者に3次元映像が認識され
る。
存在している。したがって、これらの2次元映像ソフト
から3次元映像を生成することができれば、既存の2次
元映像ソフトと同じ内容の3次元映像ソフトを最初から
作り直すといった手間が省ける。
映像に変換する方法が既に提案されている。2次元映像
を3次元映像に変換する従来方法として、次のようなも
のが挙げられる。すなわち、左から右方向に移動する物
体が映っている2次元映像の場合、この元の2次元映像
を左目用映像とし、この左目用映像に対して数フレーム
前の映像を右目用映像とする方法である。このようにす
ると、左目用映像と右目用映像との間に視差が生じるの
で、この両映像をほぼ同時に画面上に表示することによ
り、移動する物体が背景に対して前方に浮き出される。
映像は、元の2次元映像をフイールドメモリに記憶さ
せ、所定フィールド数分、遅延して読み出すことにより
得られる。以上のような、従来方法をフィールド遅延方
式ということにする。
は、左目用映像および右目用映像の一方に対する他方の
遅延量を一定にした場合には、移動物体の動きが速くな
るほど視差が大きくなるため、立体感が変化し3次元映
像がみにくくなる。
るために、移動物体の動きが速くなるほど、左目用映像
および右目用映像の一方に対する他方の遅延量を小さく
することを考案した。このようにすると、動きの速い映
像に対しては比較的新しいフィールドが遅延画像として
提示され、動きの遅い映像に対しては比較的古いフィー
ルドが遅延画像として提示される。
の一方に対する他方の遅延量を変化させる場合において
は、左目用映像および右目用映像の一方に対する他方の
最大遅延量の数に応じたフィールドメモリが必要とな
る。
の一方に対する他方の遅延量を変化させる場合におい
て、フィールドメモリ数の低減化を図ることができる2
次元映像信号を3次元映像に変換する方法を提供するこ
とを目的とする。
次元映像を3次元映像に変換する方法は、2次元映像か
ら、主映像と、フィールドメモリを利用して主映像に対
して遅延された副映像とを生成することにより、2次元
映像を3次元映像に変換する方法において、主映像の動
きが速いときには、主映像を1フィールド毎にフィール
ドメモリに書き込んでいき、主映像の動きが遅いときに
は、主映像を所定フィールド数ずつ間隔をおいてフィー
ルドメモリに書き込んでいき、主映像の動きの速度に基
づいて、フィールドメモリから副映像として読み出すべ
き映像を決定することを特徴とする。
1フィールドずつ間隔をおいて主映像がフィールドメモ
リに書き込まれる。
対する副映像の好適な遅延量を算出し、算出された遅延
量に基づいて、主映像の動きの速度を判定するようにし
てもよい。
の動きが遅いほど大きくなるように決定される。
映像に変換する方法は、2次元入力映像から、主映像
と、主映像に対して遅延された副映像とを生成すること
により、2次元映像を3次元映像に変換する方法におい
て、2次元入力映像をフィールド単位で記憶するための
フィールドメモリを設け、2次元入力映像の動きが速い
ときには、2次元入力映像を1フィールド毎にフィール
ドメモリに書き込んでいき、2次元入力映像の動きが遅
いときには、2次元入力映像を所定フィールド数ずつ間
隔をおいてフィールドメモリに書き込んでいき、主映像
に対する副映像の遅延量が2次元入力映像の動きの速度
にに基づいて決定された値となるように、2次元入力映
像およびフィールドメモリ内の映像のうちから主映像を
選択するとともにフィールドメモリ内の映像のうちから
副映像を選択することを特徴とする。
映像に変換する方法は、2次元入力映像から、主映像
と、主映像に対して遅延された副映像とを生成すること
により、2次元映像を3次元映像に変換する方法におい
て、2次元入力映像をフィールド単位で記憶するための
フィールドメモリを設け、2次元入力映像の動きが速い
ときには、2次元入力映像を1フィールド毎にフィール
ドメモリに書き込んでいき、2次元入力映像の動きが遅
いときには、1つのフィールドメモリを除く他のフィー
ルドメモリに、2次元入力映像を所定フィールド数ずつ
間隔をおいて書き込んでいくとともに、上記除かれた1
つのフィールドメモリに、他のフィールドメモリに書き
込まれないフィールドの2次元入力映像を書き込んでい
き、主映像に対する副映像の遅延量が2次元入力映像の
動きの速度に基づいて決定された値となるように、2次
元入力映像およびフィールドメモリ内の映像のうちから
主映像を選択するとともにフィールドメモリ内の映像の
うちから副映像を選択することを特徴とする。
映像に変換する方法は、2次元入力映像から、主映像
と、主映像に対して遅延された副映像とを生成すること
により、2次元映像を3次元映像に変換する方法におい
て、2次元入力映像をフィールド単位で記憶するための
フィールドメモリを設け、2次元入力映像の動きが速い
ときには、2次元入力映像を1フィールド毎にフィール
ドメモリに書き込んでいき、2次元入力映像の動きが遅
いときには、2次元入力映像を所定フィールド数ずつ間
隔をおいてフィールドメモリに書き込んでいく第1書き
込みモード、および1つのフィールドメモリを除く他の
フィールドメモリに、2次元入力映像を所定フィールド
数ずつ間隔をおいて書き込んでいくとともに、上記除か
れた1つのフィールドメモリに、他のフィールドメモリ
に書き込まれないフィールドの2次元入力映像を書き込
んでいく第2書き込みモードのうち、2次元入力映像の
動きの速度に応じた書き込みモードによる処理を行い、
主映像に対する副映像の遅延量が2次元入力映像の動き
の速度に基づいて決定された値となるように、2次元入
力映像およびフィールドメモリ内の映像のうちから主映
像を選択するとともにフィールドメモリ内の映像のうち
から副映像を選択することを特徴とする。
に変換する方法では、主映像の動きが速いときには、1
フィールド毎に主映像信号がフィールドメモリに書き込
まれる。主映像の動きが遅いときには所定フィールド数
ずつ間隔をおいて主映像信号がフィールドメモリに書き
込まれる。そして、主映像の動きの速度に基づいて、フ
ィールドメモリから副映像として読み出すべき映像が決
定される。
の遅延量は、主映像の動きが遅いほど、主映像信号に対
する副映像信号の遅延量が大きくなるように決定される
ので、最大遅延量は主映像の動きが遅いときの遅延量に
よって定まる。この発明による第1の2次元映像を3次
元映像に変換する方法では、主映像の動きが遅いときに
は所定フィールド数ずつ間隔をおいて主映像信号がフィ
ールドメモリに書き込まれるので、最大遅延量よりも、
フィールドメモリ数を少なくすることができる。
映像に変換する方法では、2次元入力映像の動きが速い
ときには、2次元入力映像が1フィールド毎にフィール
ドメモリに書き込まれる。2次元入力映像の動きが遅い
ときには、2次元入力映像が所定フィールド数ずつ間隔
をおいてフィールドメモリに書き込まれる。そして、主
映像に対する副映像の遅延量が2次元入力映像の動きの
速度に基づいて決定された値となるように、2次元入力
映像およびフィールドメモリ内の映像のうちから主映像
が選択されるとともにフィールドメモリ内の映像のうち
から副映像が選択される。
映像に変換する方法では、2次元入力映像の動きが速い
ときには、2次元入力映像が1フィールド毎にフィール
ドメモリに書き込まれる。2次元入力映像の動きが遅い
ときには、1つのフィールドメモリを除く他のフィール
ドメモリに、2次元入力映像が所定フィールド数ずつ間
隔をおいて書き込まれるとともに、上記除かれた1つの
フィールドメモリに、他のフィールドメモリに書き込ま
れないフィールドの2次元入力映像が書き込まれる。そ
して、主映像に対する副映像の遅延量が2次元入力映像
の動きの速度に基づいて決定された値となるように、2
次元入力映像およびフィールドメモリ内の映像のうちか
ら主映像が選択されるとともにフィールドメモリ内の映
像のうちから副映像が選択される。
映像に変換する方法では、2次元入力映像の動きが速い
ときには、2次元入力映像が1フィールド毎にフィール
ドメモリに書き込まれる。2次元入力映像の動きが遅い
ときには、2次元入力映像を所定フィールド数ずつ間隔
をおいてフィールドメモリに書き込んでいく第1書き込
みモード、および1つのフィールドメモリを除く他のフ
ィールドメモリに、2次元入力映像を所定フィールド数
ずつ間隔をおいて書き込んでいくとともに、上記除かれ
た1つのフィールドメモリに、他のフィールドメモリに
書き込まれないフィールドの2次元入力映像を書き込ん
でいく第2書き込みモードのうち、2次元入力映像の動
きの速度に応じた書き込みモードによる処理が行われ
る。そして、主映像に対する副映像の遅延量が2次元入
力映像の動きの速度に基づいて決定された値となるよう
に、2次元入力映像およびフィールドメモリ内の映像の
うちから主映像が選択されるとともにフィールドメモリ
内の映像のうちから副映像が選択される。
ついて説明する。
るための2D/3D変換装置の構成を示している。
延方式によって左目用映像と右目用映像とを生成するこ
とにより視差を発生させ、生成された左目用映像と右目
用映像の両方または一方に位相ずらしを施すことによ
り、被写体と基準スクリーン面との位置関係を変化させ
る。
映像信号a)が入力される。この入力映像信号aは、動
きベクトル検出回路16、複数のフィールドメモリ11
およびセレクタ17にそれぞれ送られる。
ているように、代表点マッチング法に基づいて、動きベ
クトルを検出するためのデータを生成するものである。
動きベクトル検出回路16によって生成されたデータ
は、CPU20に送られる。
する。各フィールドの映像エリア内に複数の動きベクト
ル検出領域が設定されており、各動きベクトル検出領域
が複数の小領域に分割されている。そして、各小領域そ
れぞれに、複数のサンプリング点と1つの代表点とが設
定されている。
リング点の映像信号レベルと、前フィールドにおける対
応する小領域の代表点の映像信号レベルとの差(各サン
プリング点における相関値)が、各動きベクトル検出領
域ごとに求められる。そして、各動きベクトル検出領域
内の各小領域間において、代表点に対する偏位が同じサ
ンプリング点どうしの相関値が累積加算される。そし
て、各動きベクトル検出領域内において、相関累積値が
最小となる点の偏位、すなわち相関性が最も高い点の偏
位が、当該動きベクトル検出領域の動きベクトル(被写
体の動き)として抽出される。
をフイールド単位で遅延させて出力させるために設けら
れており、複数個設けられている。各フィールドメモリ
11の書込みおよび読出しは、メモリ制御回路24によ
って制御される。
元映像信号が、入力映像信号aのフィールドが切り替わ
る毎に、副映像信号bとして出力される。また、後述す
るフィールドメモリ制御データ生成処理の第2実施例に
おいては、フィールドメモリ11内のいずれかの2次元
映像信号が、主映像信号dとして選択されることがあ
る。この場合には、フィールドメモリ11内から主映像
信号dとして選択されるべき映像信号cが読み出され
る。
レクタ17に送られる。セレクタ17は、入力映像信号
aと映像信号cとの一方を選択し、選択した映像信号を
主映像信号dとして補間回路18および映像切換回路1
3に送る。補間回路18は、入力信号d(aまたはc)
に対して、垂直方向の補間信号を生成するものである。
補間回路18の出力e(信号dの垂直方向補間信号)
は、映像切換回路13に送られる。セレクタ17による
映像の切り換えは、CPU20によって制御される。
像信号bは、映像切換回路13および補間回路12にそ
れぞれ送られる。補間回路12は、入力信号bに対し
て、垂直方向の補間信号を生成するものである。補間回
路12の出力f(信号bの垂直方向補間信号)は、映像
切換回路13に送られる。
d、e、bおよびfが入力される。映像切換回路13
は、左画像用位相制御回路14と右画像用位相制御回路
15とに対し、信号dおよび信号eのうちの一方の信号
(主映像信号)と、信号bおよび信号fのうちの一方の
信号(副映像信号)とを、被写体の動き方向に応じて切
り換えて出力する。ただし、遅延量が0の場合には、左
画像用位相制御回路14と右画像用位相制御回路15と
の両方に、入力映像信号aが送られる。
は、入力映像信号aが奇数フィールドか偶数フィールド
かに基づいて行なわれる。すなわち、信号dおよび信号
eのうち、入力映像信号aのフィールド種類(奇数フィ
ールドか偶数フィールド)に対応するものが選択され
る。同様に、信号bおよび信号fのうち、入力映像信号
aのフィールド種類(奇数フィールドか偶数フィール
ド)に対応するものが選択される。映像切換回路13に
よる映像の切り換えは、CPU20によって制御され
る。
映像信号の位相をずらすことにより、入力される映像の
表示位置を水平方向に移動させるために設けられてい
る。位相のずらし量およびずらし方向は、メモリ制御回
路24によって制御される。左画像用位相制御回路14
の出力は、左画像出力端子2に送られる。また、右画像
用位相制御回路15の出力は、右画像出力端子3に送ら
れる。
回路24および映像切換回路13を制御する。CPU2
0は、そのプログラム等を記憶するROM21および必
要なデータを記憶するRAM22を備えている。CPU
20には、動きベクトル検出回路16から動きベクトル
検出に必要なデータが送られてくる。また、CPU20
には、各種入力手段および表示器を備えた操作・表示部
23が接続されている。
フィールドメモリ11による遅延フィールド数(遅延
量)を算出する。ここで、遅延フィールド数は、副映像
が主映像に対して何フィールド遅延しているかを示すも
のである。原則的には、動きベクトルが大きい場合に
は、遅延量が小さくなるように、動きベクトルが小さい
場合には、遅延量が大きくなるように、遅延量を決定す
る。
に基づいて、映像切換回路13を制御する。つまり、動
きベクトルの方向が左から右の場合には、主映像信号
(信号eまたはf)を左目用位相制御回路14に、副映
像信号(bまたはf)を右目用位相制御回路15に送
る。動きベクトルの方向が右から左の場合には、主映像
信号(信号eまたはf)を右目用位相制御回路14に、
副映像信号(bまたはf)を左目用位相制御回路15に
送る。
遅延方式によって主映像と副映像とを生成することによ
り視差を発生させ、生成された主映像と副映像の両方ま
たは一方に位相ずらしを施すことにより、被写体と基準
スクリーン面との位置関係を変化させている。
手順を示している。
映像信号aのフィールドの切り換えタイミングがくるご
とに行なわれる。
フィールド分の映像信号aを書き込むか書き込まないか
を示すデータ、書き込みを行う場合には書き込むべきフ
ィールドメモリ(書込みメモリ)を示すデータ、および
2次元映像信号を読み出すべきフィールドメモリ(読み
出しメモリ)を示すデータがメモリ制御回路24に出力
される。これらのデータは、前回の2D/3D変換処理
のステップ11のフィールドメモリ制御用データ生成処
理で生成される。
4、15による位相ずれ量および向きを示すデータがメ
モリ制御回路24に出力される。さらに、映像切換回路
13に映像切り換え制御信号が出力される。各位相制御
回路14、15による位相ずれ量および向きは、前回の
2D/3D変換処理のステップ2で既に取り込まれて記
憶されているデータに基づいて決定される。
の一方の選択(主映像の選択)は、後述するフィールド
メモリ制御データ生成処理によって得られたデータに基
づいて決定される。ただし、フィールドメモリ制御デー
タ生成処理の第1実施例では、入力映像信号aが常に主
映像信号dとして選択される。また、信号dおよびeの
うちの一方の選択は、信号dのフィールド種類と、入力
映像信号aのフィールド種類とに基づいて決定される。
同様に、信号bおよびfのうちの一方の選択は、信号b
のフィールド種類と、入力映像信号aのフィールド種類
とに基づいて決定される。
e)と、副映像信号(bまたはf)との切り換えは、前
回の2D/3D変換処理で求められた水平方向の動きベ
クトルの方向に基づいて決定される。なお、主映像(d
またはe)と、副映像(bまたはf)との切り換え方向
は、遅延量の極性によって表される。
からの各種入力信号が取り込まれて記憶される。各種入
力信号には、位相ずれ量および向きを設定する信号、遅
延量を自動で算出するか(自動モード)、手動で設定す
るか(手動モード)を示す自動・手動モード設定信号、
自動モードが設定されるときに行なわれる遅延量倍率設
定信号、手動モードが設定されるときに行なわれる遅延
量設定信号等がある。
変換処理のステップ10で求められた各動きベクトル検
出領域ごとの動きベクトルに対する信頼性結果に基づい
て、信頼性のある動きベクトルのみが抽出される。
された信頼性のある動きベクトルのうち、垂直方向成分
が所定値より小さいもののみが抽出される。
された信頼性のある動きベクトルの水平方向成分(有効
水平方向動きベクトル)の平均値が算出される。
された有効水平方向動きベクトルの平均値に基づく、遅
延量算出処理が行なわれる。この遅延量算出処理の詳細
については、後述する。
込まれて記憶されているデータに基づいて、自動モード
か手動モードかが判別される。
ていると判別された場合には、遅延量が、ステップ2で
取り込まれた設定値に固定される(ステップ8)。
ていると判別された場合には、ステップ6の遅延量算出
処理で用いられる履歴データが更新される(ステップ
9)。
検出回路16から動きベクトル検出に必要なデータが取
り込まれ、各動きベクトル検出領域に対する動きベクト
ルが算出される。また、各動きベクトル検出領域ごとの
相関累積値の平均値および最小値に基づいて、各動きベ
クトル検出領域ごとに動きベクトルの信頼性が判別され
る。そして、算出された動きベクトルおよび信頼性判別
結果がRAM22に記憶される。
モリ制御用データ生成処理が行なわれる。つまり、遅延
量設定モードが自動モードである場合に、ステップ6で
算出された遅延量に基づいて、次フィールドの入力映像
信号aを書き込むか否かを示すデータ、書き込む場合に
は書込みメモリを示すデータおよび読出しメモリを示す
データが生成される。フィールドメモリ制御用データ生
成処理の詳細については後述する。
理の詳細な手順を示している。
れている遅延量倍率設定値および上記ステップ5で求め
られた有効水平方向動きベクトルの平均値v(以下、動
きベクトル平均値という)に基づいて、第1遅延量d1
が求められる(ステップ21)。
の関係を示している。図4に示すような関係が遅延量テ
ーブルとしてROM21に記憶されている。そして、ま
ず、動きベクトル平均値に対応する遅延量が、遅延量テ
ーブルから求められる。
も、立体表示装置(モニタ)の条件、すなわち、モニタ
の種類およびモニタを見る条件によって、視差が異な
る。そこで、モニタの条件にかかわらず、同じような立
体感を得るために、あるいは観察者の好みに合うよう
に、上記ステップ2で設定されて記憶されている遅延量
倍率設定値を、遅延量テーブルから求められた遅延量に
積算することにより、第1遅延量d1が求められる。
体感を得るために、複数種類の遅延量テーブルを格納し
ておき、操作・表示部23から、モニタの条件または観
察者の好みに応じた遅延量テーブルを選択するための命
令を入力するようにしてもよい。
られた関係式に基づいて、第1遅延量を求めるようにし
てもよい。この場合の関係式の求め方について図5を参
照して説明する。
好適な間隔を適視距離A〔mm〕とする。また、モニタ
面S上での注視物体の右画像Rと左画像Lとの間隔を視
差B〔mm〕とする。また、眼間距離をC〔mm〕とす
る。適視距離Aは、モニタの条件によって決定される。
注視物体の視差Bは、3次元映像信号が同じであって
も、モニタの条件によって異なる。
より、注視物体の立体像位置Pは決まる。つまり、注視
物体のモニタ面Sからの飛び出し量D〔mm〕は、適視
距離Aと視差Bと眼間距離Cとによって決まる。
ニタ面Sからの飛び出し量を一定量Dにするための視差
Bは、次の数式1で表される。
平方向画素数をh〔画素〕とし、動きベクトル平均値を
v〔画素/フィールド〕、第1遅延量をd1〔フィール
ド〕とすると、次の関係が成り立つ。
H)・B)を操作・表示部23によって設定される調整
量X(モニタの条件に関するデータまたは観察者の好み
に応じたデータ)とすると、第1遅延量d1は、次の関
係式で求められる。
れると、遅延量履歴データに基づいて、今回から過去9
回までの10フィールド分の遅延量の平均値、前回から
その過去9回までの10フィールド分の遅延量の平均
値、前前回からその過去9回までの10フィールド分の
遅延量の平均値がそれぞれ算出される(ステップ2
2)。
タは、過去において、ステップ21で得られた第1遅延
量d1である。
じ値であれば、その値(多数値)が第2遅延量d2とし
て選択され、すべてが異なる値であればその中間値が第
2遅延量d2として選択される(ステップ23)。
量d2と、12〜18フィールド前の1(たとえば、1
5フィールド前)の第2遅延量d2のいずれかと、30
フィールド前の第2遅延量d2とが比較される(ステッ
プ24)。ステップ24で用いられた遅延量履歴データ
は、過去において、ステップ23で得られた第2遅延量
d2である。
(ステップ25でYES)、目標遅延量Pdがステップ
23で選択された第2遅延量に変更された後(Pd=d
2)(ステップ26)、ステップ30に進む。したがっ
て、図6に示すように、3つの第2遅延量d2(過去の
ものから順にd2−1、d2−2、d2−3で表す)が
変化し、全ての第2遅延量d2が一致すると、目標遅延
量Pdが第2遅延量(d2−3)に変更される。
は(ステップ25でNO)、全ての第2遅延量d2が現
在の目標遅延量Pdより大きいか、全ての第2遅延量d
2が現在の目標遅延量Pdより小さいか、またはそれら
の条件に該当しないかが判別される(ステップ27)。
Pdより大きいときには、目標遅延量Pdが+1された
後(Pd=Pd+1)(ステップ28)、ステップ30
に進む。たとえば、図7に示すように、3つの第2遅延
量d2(過去のものから順にd2−1、d2−2、d2
−3で表す)が変化し、全ての第2遅延量d2が現在の
目標遅延量Pdより大きいときには、目標遅延量Pdが
+1される。
Pdより小さいときには、目標遅延量Pdが−1された
後(Pd=Pd−1)(ステップ29)、ステップ30
に進む。全ての第2遅延量d2が現在の目標遅延量Pd
より大きくなくかつ全ての第2遅延量d2が現在の目標
遅延量dより小さくないときには、ステップ30に進
む。
実際に設定されている遅延量(設定遅延量d3)とが一
致するか否かが判別される。目標遅延量Pdと設定遅延
量d3とが一致していない場合には、現在の設定遅延量
d3が既に4フィールド継続しているか否かが判別され
る(ステップ31)。現在の設定遅延量d3が既に4フ
ィールド継続している場合には、設定遅延量d3が目標
遅延量Pdに近づく方向に1だけ変更される(d3=d
3±1)(ステップ32)。そして、図2のステップ7
に移行する。
設定遅延量とが一致している場合または、上記ステップ
31で現在の設定遅延量が既に4フィールド継続してい
ない場合には、遅延量を変更することなく、図2のステ
ップ7に移行する。
フィールド周期単位でかつ1フィールド分ずつ目標遅延
量Pdに近づくように制御される。
において、初めて第1遅延量d1が算出されたときに
は、第2遅延量d2、目標遅延量Pdおよび設定遅延量
d3はd1と等しくなる。
回から過去9回までの10フィールド分の遅延量の平均
値のみを算出し、これを目標遅延量とし、ステップ2
3、24、25、26、27、28、29の処理を省略
してもよい。
去9回の10フィールド分の遅延量の平均値のみを算出
し、これを第2遅延量とし、ステップ23の処理を省略
してもよい。
量を目標遅延とし、ステップ24、25、26、27、
28、29の処理を省略してもよい。
略してもよい。この場合には、ステップ24で用いられ
る第2遅延量として、ステップ21で求められた第1遅
延量d1が用いられる。
テップ11のフィールドメモリ制御用データ生成処理の
第1実施例について説明する。第1実施例では、主映像
信号dとしは、常に入力映像信号aが選択される。
しては比較的新しいフィールドが遅延画像として提示さ
れ、動きの遅い映像に対しては比較的古いフィールドが
遅延画像として提示される。このため、動きの速い映像
に対する遅延量は小さくなり、動きの遅い映像に対する
遅延量は大きくなる。
入力される各フィールドの2次元映像信号aをフィール
ドメモリ11に順次書き込んでいくようにすると、6個
のフィールドメモリが必要となる。この場合のフィール
ドメモリの書込み制御は、図24に示すように行なわれ
る。
下欄の数字は、片目用の映像信号として出力される現フ
ィールドの番号を表している。また上欄の数字A〜F
は、各フィールドメモリを示している。数字A〜Fに対
応する下欄の数字は、フィールドメモリA〜Fに書き込
まれているフィールドの番号を示している。また、1/
7等のa/bの形式で記載されている箇所は、当該フィ
ールドメモリの内容がフィールド番号aの映像からフィ
ールド番号bの映像に書き換えられることを示してい
る。図24に示す書込み制御では、入力映像信号aが、
A〜Fのフィールドメモリに順次書き込まれる。
フィールドメモリの制御方法を工夫することにより、フ
ィールドメモリ数の低減化を図っている。動きの遅い映
像では、隣接フィールド間の被写体の移動距離は小さ
く、間引いて表示しても観察者の目にはさほど違和感が
生じないと考えられる。一方、動きの速い映像では、隣
接フィールド間の被写体の移動距離は大きく、間引いて
表示した場合には、観察者は違和感をいだくと考えられ
る。
ルドを間引くことなくフィールドメモリ11に入力映像
信号を書込み、動きの遅い映像に対してはフィールドを
間引いてフィールドメモリ11に入力映像信号を書込む
ことにより、フィールドメモリ数を削減するようにして
いる。ここでは、フィールドメモリ数を6から3に削減
した例について説明する。
込み規則は以下の通りである。
ップ6で決定された設定遅延量d3)が小さい(例え
ば、0、±1〜±3(符号同順))場合は、1フィール
ド毎に入力映像信号aをフィールドメモリに書込み、好
適遅延フィールド数が大きい(例えば、±4〜±6(符
号同順))場合は、2フィールドに1回の割合で入力映
像信号aをフィールドメモリに書込む。 (b)好適遅延フィールド数が±3から±4(符号同
順)に変化する場合には、好適遅延フィールド数の変り
目では入力映像信号aをフィールドメモリに書き込まな
い。 (c)好適遅延フィールド数が±4から±3(符号同
順)に変化する場合には、好適遅延フィールド数の変り
目において入力映像信号aをフィールドメモリに書き込
む。
の書込み制御は、図8および図9に示すようになる。
(±1〜±3(符号同順))場合のフィールドメモリの
書込み制御例を示し、図9は好適遅延フィールド数が大
きい(±4〜±6(符号同順))場合のフィールドメモ
リの書込み制御例を示している。
ド数が小さいとき、すなわち映像の動きが比較的速いと
きには、入力映像信号a(スルー)がフィールドメモリ
A、B、CにA、B、Cの順番で順次書き込まれてい
く。
ド数が大きいとき、すなわち映像の動きが比較的遅いと
きには、入力映像信号(スルー)が2フィールドに1回
の割合でフィールドメモリA、B、CにA、B、Cの順
番で順次書き込まれていく。
がって書込み制御が行なわれる場合において、好適遅延
フィールド数に応じて選択される副映像信号bの選択方
法を示している。
(±1〜±3(符号同順))場合の副映像信号bの選択
方法を示し、表2は好適遅延フィールド数が大きい(±
4〜±6(符号同順))場合の副映像信号bの選択方法
を示している。
相対番号”とは、次フィールドの映像信号が入力される
時点を基準として、何回前にフィールドメモリに書き込
まれた映像信号を、副映像信号bとして読み出すかを示
すデータである。読出しメモリ相対番号が、たとえば2
である場合には、次フィールドの映像信号が入力される
時点を基準として、2回前に書き込まれた映像信号が、
副映像信号bとして読み出される。ただし、読出しメモ
リ相対番号が0である場合には、入力映像信号aが副映
像信号bとして用いられることを意味する。
ド数が小さい場合には、読出しメモリ相対番号は、好適
遅延フィールド数と等しくなる。また、実際の遅延フィ
ールド数も好適遅延フィールド数と等しくなる。
ド数が大きい場合には、読出しメモリ相対番号は、好適
遅延フィールド数が4の場合には2になり、好適遅延フ
ィールド数が5の場合には2または3になり、好適遅延
フィールド数が6の場合には3となる。
延フィールド数が4の場合には3または4になり、好適
遅延フィールド数が5の場合には4または5になり、好
適遅延フィールド数が6の場合には5または6になる。
好適遅延フィールド数が5の場合に、読出しメモリ相対
番号を2、3のいずれにするかは、今回入力された現フ
ィールドの映像信号がフィールドメモリに書き込まれた
か否かに応じて決定される。
ようになる。
メモリ相対番号を決定するための状態推移図を示してい
る。この状態推移図にしたがったアルゴリズムにより、
次回の入力映像信号(次フィールドの映像信号)が入力
された際のフィールドメモリ制御に用いられるデータが
生成される。
入力映像信号の書込み順序は予め決まっている。したが
って、状態推移図にしたがったアルゴリズムによって次
フィールドの映像信号を書き込むか否かが決定されるこ
とにより、書込み制御用データ(書き込みを行なうか否
かのデータ、書込みメモリを示すデータ)が生成され
る。また、状態推移図にしたがったアルゴリズムによっ
て読出しメモリ相対番号が決定されることにより、副映
像信号bを読み出すための読出し制御用データ(読出し
メモリを示すデータ)が生成される。
に記されている数字0〜16は、状態番号を示してい
る。また、円内に0/wのようにβ/γの記載形式で記
載された番号および記号は、次のように定義される。
信号bを読み出すメモリ(読出しメモリ)を決定するた
めの読出しメモリ相対番号を示し、γは次フィールドの
入力映像信号を書き込むか書き込まないかを示す。γ=
wの場合には、次フィールドの入力映像信号がフィール
ドメモリに書き込まれることを示し、γ=nの場合に
は、次フィールドの入力映像信号がフィールドメモリに
書き込まれないことを示している。
を示し、有向線に付した数字は好適遅延フィールド数を
示している。
ルド数が0〜3の範囲内にある場合の状態推移を示して
いる。また、領域C内の状態7、10〜14は、好適遅
延フィールド数が4〜6の範囲内にある場合の状態推移
を示している。
6は、好適遅延フィールド数が3から4に変化する場合
または好適遅延フィールド数が4から3に変化する場合
の状態推移過程を示している。
ない場合と、変化する場合との状態推移について説明す
る。
ない場合 好適遅延フィールド数が変化していない場合には、次の
ような状態推移となる。 ・好適遅延フィールド数0:状態0を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数1:状態1を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数2:状態2を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数3:状態3を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数4:状態7と10とを交互に繰
り返す。 ・好適遅延フィールド数5:状態11と12とを交互に
繰り返す。 ・好適遅延フィールド数6:状態13と14とを交互に
繰り返す。
合 好適遅延フィールド数が変化する場合には、次のような
状態推移となる。 ・好適遅延フィールド数0と1との間の変化:状態0と
1とを交互に繰り返す。 ・好適遅延フィールド数1と2との間の変化:状態1と
2とを交互に繰り返す。 ・好適遅延フィールド数2と3との間の変化:状態2と
3とを交互に繰り返す。 ・好適遅延フィールド数3から4への変化:状態3→4
→5→6→7と推移する。
化: (i) 状態10→9→8→3と推移する、または (ii) 状態7→15→16→3と推移する。 ・好適遅延フィールド数4から5への変化: (i) 状態7→11と推移する、または (ii) 状態10→12と推移する。
化: (i) 状態11→7と推移する、または (ii) 状態12→10と推移する。
化: (i) 状態11→14と推移する、または (ii) 状態12→13と推移する。
化: (i) 状態13→12と推移する、または (ii) 状態14→11と推移する。
応じたアルゴリズムによって、フィールドメモリが制御
された場合の具体例を示している。これらの図におい
て、()で囲まれた数字は、副映像信号bとして選択さ
れたフィールドの番号を示している。また、2/6等の
a/bの形式で記載されている箇所は、フィールドメモ
リの内容がフィールド番号aの映像信号からフィールド
番号bの映像信号に書き換えられることを示している。
なお、各フィールドメモリとしては、新データを書き込
む前に旧データを読み出せるものまたは旧データを読み
出しながら新データを書き込むことができるものが用い
られている。
する場合の具体例を示している。この場合には、図10
の状態1が繰り返される。図12は、好適遅延フィール
ド数2が継続する場合の具体例を示している。この場合
には、図10の状態2が繰り返される。図13は、好適
遅延フィールド数3が継続する場合の具体例を示してい
る。この場合には、図10の状態3が繰り返される。
γ=wであるので、入力映像信号aのフィールドが切り
変わる毎に、2D/3D変換処理のステップ1(図2参
照)に基づくメモリ制御において、入力映像信号aがフ
ィールドメモリA、B、Cのうち、所定の順番によって
決まる書き込みメモリに、書き込まれる。所定の順番と
は、A→B→C→Aの順番である。
βはそれぞれ1、2または3である。したがって、好適
遅延フィールド数が1、2または3が継続する場合に
は、次回のメモリ制御(ステップ1(図2参照))にお
いては、次フィールドの映像信号の入力時点を基準とし
て、それぞれ1回前(前回)、2回前または3回前にフ
ィールドメモリに書き込まれた映像信号が、副映像信号
bとしてフィールドメモリから読み出される。
場合の具体例を示している。この場合には、図10の状
態7と10とが交互に繰り返される。
状態10のβ/γに従って、次フィールドのフィールド
メモリ制御用データが生成される。
回のメモリ制御(ステップ1(図2参照))において、
入力映像信号aは、フィールドメモリに書き込まれな
い。状態10ではβ=2となっているので、次回のメモ
リ制御においては、次フィールドの映像信号の入力時点
を基準として、2回前にフィールドメモリに書き込まれ
た映像信号が、副映像信号bとしてフィールドメモリか
ら読み出される。
状態7のβ/γに従って、次フィールドのフィールドメ
モリ制御用データが生成される。
のメモリ制御においては、入力映像信号aがフィールド
メモリA、B、Cのうち、所定の順番によって決まる書
き込みメモリに書き込まれる。状態7ではβ=2となっ
ているので、次回のメモリ制御においては、次フィール
ドの映像信号の入力時点を基準として、2回前にフィー
ルドメモリに書き込まれた映像信号が、副映像信号bと
してフィールドメモリから読み出される。
場合の具体例を示している。この場合には、図10の状
態11と12とが交互に繰り返される。
は、状態12のβ/γに従って、次フィールドのフィー
ルドメモリ制御用データが生成される。
がって、次回のメモリ制御においては、入力映像信号a
がフィールドメモリA、B、Cのうち、所定の順番によ
って決まる書き込みメモリに書き込まれる。また、次回
のメモリ制御においては、次フィールドの映像信号の入
力時点を基準として、2回前にフィールドメモリに書き
込まれた映像信号が、副映像信号bとしてフィールドメ
モリから読み出される。
は、状態11のβ/γに従って、次フィールドのフィー
ルドメモリ制御用データが生成される。
がって、次回のメモリ制御においては、入力映像信号a
はフィールドメモリに書き込まれない。また、次回のメ
モリ制御においては、次フィールドの映像信号の入力時
点を基準として、3回前にフィールドメモリに書き込ま
れた映像信号が、副映像信号bとしてフィールドメモリ
から読み出される。
場合の具体例を示している。この場合には、図10の状
態13と14とが交互に繰り返される。
は、状態14のβ=3、γ=wに従って、次フィールド
のフィールドメモリ制御用データが生成される。
は、状態13のβ=3、γ=nに従って、次フィールド
のフィールドメモリ制御用データが生成される。
→2→3と変化する場合の具体例を示している。
(図17のスルー5からスルー6への変化)した際に
は、図10の状態0から状態1に推移する。この場合に
は、状態1のβ=1、γ=wに従って、次フィールドの
フィールドメモリ制御用データが生成される。
(図17のスルー9からスルー10への変化)した際に
は、図10の状態1から状態2に推移する。この場合に
は、状態2のβ=2、γ=wに従って、次フィールドの
フィールドメモリ制御用データが生成される。
(図17のスルー13からスルー14への変化)した際
には、図10の状態2から状態3に推移する。この場合
には、状態3のβ=3、γ=wに従って、次フィールド
のフィールドメモリ制御用データが生成される。
→1→0と変化する場合の具体例を示している。
(図18のスルー5からスルー6への変化)した際に
は、図10の状態3から状態2に推移する。この場合に
は、状態2のβ=2、γ=wに従って、次フィールドの
フィールドメモリ制御用データが生成される。
(図18のスルー9からスルー10への変化)した際に
は、図10の状態2から状態1に推移する。この場合に
は、状態1のβ=1、γ=wに従って、次フィールドの
フィールドメモリ制御用データが生成される。
(図18のスルー13からスルー14への変化)した際
には、図10の状態1から状態0に推移する。この場合
には、状態0のβ=0、γ=wに従って、次フィールド
のフィールドメモリ制御用データが生成される。
→6と変化する場合の具体例を示している。
る場合としては、図10の状態10から状態12に推移
する場合と、図10の状態7から状態11に推移する場
合とがある。図19の例(図19のスルー9からスルー
10への変化)では、図10の状態10から状態12に
推移する場合を示している。この場合には、状態12の
β=2、γ=wに従って、次フィールドのフィールドメ
モリ制御用データが生成される。なお、図10の状態7
から状態11に推移する場合には、状態11のβ=3、
γ=nに従って、次フィールドのフィールドメモリ制御
用データが生成される。
る場合としては、図10の状態11から状態14に推移
する場合と、図10の状態12から状態13に推移する
場合とがある。図19の例(図19のスルー13からス
ルー14への変化)では、図10の状態11から状態1
4に推移する場合を示している。この場合には、状態1
4のβ=3、γ=wに従って、次フィールドのフィール
ドメモリ制御用データが生成される。なお、図10の状
態12から状態13に推移する場合には、状態13のβ
=3、γ=nに従って、次フィールドのフィールドメモ
リ制御用データが生成される。
→4と変化する場合の具体例を示している。
る場合としては、図10の状態13から状態12に推移
する場合と、図10の状態14から状態11に推移する
場合とがある。図20の例(図20のスルー9からスル
ー10への変化)では、図10の状態13から状態12
に推移する場合を示している。この場合には、状態12
のβ=2、γ=wに従って、次フィールドのフィールド
メモリ制御用データが生成される。なお、図10の状態
14から状態11に推移する場合には、状態11のβ=
3、γ=nに従って、次フィールドのフィールドメモリ
制御用データが生成される。
る場合としては、図10の状態11から状態7に推移す
る場合と、図10の状態12から状態10に推移する場
合とがある。図20の例(図20のスルー13からスル
ー14への変化)では、図10の状態11から状態7に
推移する場合を示している。この場合には、状態7のβ
=2、γ=wに従って、次フィールドのフィールドメモ
リ制御用データが生成される。なお、図10の状態12
から状態10に推移する場合には、状態10のβ=2、
γ=nに従って、次フィールドのフィールドメモリ制御
用データが生成される。
と変化する場合の具体例を示している。この場合には、
図10の状態3から、状態4、5、6を通って状態7に
推移する。
6からスルー7への変化)する際には、状態4のβ=
3、γ=nに従って、次フィールドのフィールドメモリ
制御用データが生成される。状態4から状態5に変化
(図21のスルー7からスルー8への変化)する際に
は、状態5のβ=2、γ=wに従って、次フィールドの
フィールドメモリ制御用データが生成される。
8からスルー9への変化)する際には、状態6のβ=
2、γ=nに従って、次フィールドのフィールドメモリ
制御用データが生成される。状態6から状態7に変化
(図21のスルー9からスルー10への変化)する際に
は、状態7のβ=2、γ=wに従って、次フィールドの
フィールドメモリ制御用データが生成される。
と変化する場合の具体例を示している。図22は、図1
0の状態10から、状態9、8を通って、状態3に推移
する例を示している。
ー9からスルー10への変化)する際には、状態9のβ
=2、γ=wに従って、次フィールドのフィールドメモ
リ制御用データが生成される。
10からスルー11への変化)する際には、状態8のβ
=2、γ=wに従って、次フィールドのフィールドメモ
リ制御用データが生成される。
11からスルー12への変化)する際には、状態3のβ
=3、γ=wに従って、次フィールドのフィールドメモ
リ制御用データが生成される。
と変化する場合の具体例を示している。図23は、図1
0の状態7から、状態15、16を通って、状態3に推
移する例を示している。
ー8からスルー9への変化)する際には、状態15のβ
=2、γ=wに従って、次フィールドのフィールドメモ
リ制御用データが生成される。
ルー9からスルー10への変化)する際には、状態16
のβ=3、γ=wに従って、次フィールドのフィールド
メモリ制御用データが生成される。
ー10からスルー11への変化)する際には、状態3の
β=3、γ=wに従って、次フィールドのフィールドメ
モリ制御用データが生成される。
ステップ11のフィールドメモリ制御用データ生成処理
の第2実施例について説明する。
処理の第1実施例では、表3に示したように、好適遅延
フィールド数が±4、±5または±6である場合におい
ては、実際の遅延フィールド数が1フィールド毎に変動
する。
く被写体を注視している場合に、実際の遅延フィールド
数が1フィールド毎に変動すると、輻輳角θが1フィー
ルド毎に規則的に変動する。たとえば、被写体が等速度
で水平方向に動いていると仮定し、その際の移動速度が
好適遅延フィールド数5に相当するとすると、実際の遅
延フィールド数は、1フィールド毎に4または5に交互
に変動する。実際の遅延フィールド数が4の場合の輻輳
角θは、実際の遅延フィールド数が5の場合の輻輳角θ
に比べ、小さくなる。したがって、好適遅延フィールド
数5が継続すると、輻輳角θが1フィールドごとに大き
くなったり、小さくなったりする。
場合には、被写体または背景の動きが比較的小さいた
め、遅延フィールド数が1フィールド毎に変動したとし
ても、輻輳角θの変動も小さいので、立体感もさほど損
なわれない。しかしながら、表示装置の画角が大きい場
合には、遅延フィールド数が1フィールド毎に変動した
とすると、輻輳角θの変動が大きいため、立体感が損な
われるおそれがある。
第2実施例では、好適遅延フィールド数の最大値が6で
ある場合に、フィールドメモリ数を4つに削減する例を
示している。フィールドメモリ制御用データ生成処理の
第2実施例によれば、好適遅延フィールド数が±4、±
5または±6である場合においても、実際の遅延フィー
ルド数が変動しなくなる。
き込み(映像退避)および読み出し(映像表示)の規則
は以下の通りである。
された設定遅延量d3)が0、±1〜±3(符号同順)
の場合は、1フィールド毎に入力映像信号を4つのフィ
ールドメモリに所定の順番で書込む。
(符号同順)の場合は、2フィールドに1回の割合で入
力映像aを、1つのフィールドメモリを除いた3つのフ
ィールドメモリに所定の順番で書き込む。そして、上記
3つのフィールドメモリに書き込まれなかった入力映像
信号aを上記除かれた1つのフィールドメモリ(以下、
xメモリという)に順次書き込む。
は、2フィールドに1回の割合で入力映像aを4つのフ
ィールドメモリに所定の順番に順次書き込む。
を選択する。特に、好適遅延フィールド数が±4〜±5
では、フィールドメモリに書き込まれた最新の退避映像
を主映像として使用することが許可される。
御が行われた場合の、好適遅延フィールド数と実際の遅
延フィールド数との関係を表4に示す。この表から分か
るように、好適遅延フィールド数と実際の遅延フィール
ド数は等しくなる。
決定するための状態推移図を示している。この状態推移
図にしたがったアルゴリズムにより、次フィールドの映
像信号が入力された際のフィールドメモリ制御に用いら
れるデータが生成される。
によって、次フィールドにおいて、xメモリを設定する
か否か、xメモリを設定する場合には、どのフィールド
メモリをxメモリとするか、xメモリの設定を解除する
か否か、次フィールドの入力映像信号をフィールドメモ
リに書き込むか否か、書き込む場合にはどのフィールド
メモリに書き込むか、が決定されることにより、書込み
制御用データ(xメモリの指定データ、xメモリの解除
データ、書き込みを行なうか否かのデータ、書込みメモ
リを示すデータ)が生成される。
ムによって、主映像信号をフィールドメモリから読み出
すか否か、主映像信号を読み出す場合にはどのフィール
ドメモリから読み出すか、副映像をどのフィールドメモ
リから読み出すかが決定されることにより、読出し制御
用データ(主映像読出しメモリを示すデータ、副映像読
出メモリを示すデータ)が生成される。
に記されている数字0〜29は、状態番号を示してい
る。また、円内の下部の黒丸は、xメモりを使用しない
状態を示している。また、円内にα,β/γの記載形式
で記載された番号および記号は、次のように定義され
る。
相対番号(主映像の読出しメモリ相対番号)である。主
映像の読出しメモリ相対番号αは、次フィールドの映像
信号が入力される時点を基準として、何回前にフィール
ドメモリ(ただし、xメモリは除外する)に書き込まれ
た映像信号を、主映像信号として読み出すかを示すデー
タである。
0、1またはxがある。相対番号αが0である場合に
は、次フィールドにおいて、主映像信号として入力映像
信号aが選択されることを意味する。相対番号αが1で
ある場合には、次フィールドの映像信号が入力される時
点を基準として、1回前に書き込まれた映像信号が、次
フィールドの主映像信号として読み出されることを意味
する。相対番号αがxである場合には、次フィールドに
おいて、xメモリ内の映像信号が主映像信号として読み
出されることを意味する。
番号(副映像の読出しメモリ相対番号である。副映像の
読出しメモリ相対番号βは、次フィールドの映像信号が
入力される時点を基準として、何回前にフィールドメモ
リ(ただし、xメモリは除外する)に書き込まれた映像
信号を、副映像信号として読み出すかを示すデータであ
る。
0、1、2、3、4またはxがある。相対番号が0であ
る場合には、次フィールドにおいて、副映像信号として
入力映像信号aが選択されることを意味する。相対番号
βが1である場合には、次フィールドの映像信号が入力
される時点を基準として、1回前に書き込まれた映像信
号が、次フィールドの副映像信号として読み出されるこ
とを意味する。
は、次フィールドの映像信号が入力される時点を基準と
して、それぞれ2、3または4回前に書き込まれた映像
信号が、次フィールドの副映像信号として読み出される
ことを意味する。相対番号βがxである場合には、次フ
ィールドにおいて、xメモリ内の映像信号が副映像信号
として読み出されることを意味する。
γ=wである場合には、次フィールドにおいて、xメモ
リ以外のフィールドメモリのうち、所定の書き込み順序
に従って決定されたフィーメルドメモリに入力映像を退
避させることを意味する。γ=xである場合には、次フ
ィールドにおいて、xメモリに、入力映像を退避させる
ことを意味する。γ=nである場合には、次フィールド
において、入力映像を退避させないことを意味する。
を示し、有向線に付した数字は好適遅延フィールド数を
示している。また、丸数字が付いている有向線について
は、その処理内容を補足する必要があることを示してい
る。補足する必要がある処理内容については、後述す
る。
ない場合と、変化した場合との状態推移について説明す
る。
ない場合 好適遅延フィールド数が変化していない場合には、次の
ような状態推移となる。 ・好適遅延フィールド数0:状態0を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数1:状態1を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数2:状態2を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数3:状態3を繰り返す。 ・好適遅延フィールド数4:状態7と8とを交互に繰り
返す。 ・好適遅延フィールド数5:状態18と19とを交互に
繰り返す。 ・好適遅延フィールド数6:状態25と26とを交互に
繰り返す。
合。 好適遅延フィールド数が変化する場合には、次のような
状態推移となる。 ・好適遅延フィールド数0と1との間の変化:状態0と
1とを交互に繰り返す。 ・好適遅延フィールド数1と2との間の変化:状態1と
2とを交互に繰り返す。 ・好適遅延フィールド数2と3との間の変化:状態2と
3とを交互に繰り返す。 ・好適遅延フィールド数3から4への変化:状態3→4
→5→6→7と推移する。
化: (i) 状態8→9→10→3と推移する (ii) 状態8→11→12→13→3と推移する、また
は (iii) 状態8→14→15→16→17→3と推移す
る。
化: (i) 状態7→19と推移する、または (ii) 状態8→18と推移する。
化: (i) 状態18→8と推移する、または (ii) 状態19→7と推移する。
化: (i) 状態18→24→29→26と推移する (ii) 状態18→22→23→24→29→26と推移
する、または (iii) 状態18→20→21→22→23→24→29
→26と推移する。 但し、上記(i) 、(ii)、(iii) において、状態29で好
適フィールド遅延数が5に変化した場合には、状態29
から状態19へ推移する。また、状態23で好適フィー
ルド遅延数が5に変化した場合には、状態23から状態
19へ推移する。また、状態21で好適フィールド遅延
数が5に変化した場合には、状態21から状態19へ推
移する。
化: (i) 状態25→27→18と推移する、または (ii) 状態26→28→19と推移する。
移において行われる処理について補足説明する。
ついての補足説明 (i) 状態3から4への状態推移:これから書き込もう
とするフィールドメモリから、書き込み順序の3つ先の
フィールドメモリがxメモリに割り当てられる。たとえ
ば、これから書き込もうとするフィールドメモリがDで
あれば、フィールドメモリCがxメモリとされる(図3
3のスルー7から8へ変化した箇所を参照参照)。
れから書き込もうとするフィールドメモリから、書き込
み順序の1つ先のフィールドメモリがxメモリに割り当
てられる。たとえば、これから書き込もうとするフィー
ルドメモリがBであれば、フィールドメモリCがxメモ
リとされる(図36のスルー9から10へ変化した箇所
を参照)。
これから書き込もうとするフィールドメモリがxメモリ
として割り当てられた後、割り当てられたxメモリか
ら、書き込み順序の1つ先のフィールドメモリが、これ
から書き込もうとするフィールドメモリとして割り当て
られる。たとえば、これから書き込もうとするフィール
ドメモリがBであれば、このフィールドメモリBがxメ
モリとされ、xメモリBから書き込み順序の1つ先のフ
ィールドメモリCが、これから書き込もうとするフィー
ルドメモリとして割り当てられる(図37のスルー8か
ら9へ変化した箇所を参照)。
ついての補足説明 (i) 状態17から3への状態推移:xメモリの割当が
解除される。 (ii) 状態13から3への状態推移:xメモリの割当が
解除される。 (iii) 状態10から3への状態推移:xメモリの割当が
解除される。 (iv) 状態29から26への状態推移:xメモリが次に
書き込むべきメモリ として指定されるとともに、xメモリの割当が解除され
る(図38のスルー17から18へ変化した箇所を参
照)。
ついての補足説明 状態8にある状態において、好適遅延フィールド数が3
となった場合には、以下の分岐条件によって、状態9、
11または状態12に推移する。
の条件:次に書き込むべきメモリが、xメモリから書き
込み順序の3つ先のフィールドメモリであること。たと
えば、xメモリがCであれば、次に書き込むべきメモリ
がBであること(図35ののスルー16から17へ変化
した箇所を参照)。
めの条件:次に書き込むべきメモリが、xメモリから書
き込み順序の2つ先のフィールドメモリであること。た
とえば、xメモリがCであれば、次に書き込むべきメモ
リがAであること(図34のスルー14から15へ変化
した箇所を参照)。
めの条件:次に書き込むべきメモリが、xメモリから書
き込み順序の1つ先のフィールドメモリであること。た
とえば、xメモリがCであれば、次に書き込むべきメモ
リがDであること(図33のスルー12から13へ変化
した箇所を参照)。
ついての補足説明 状態18にある状態において、好適遅延フィールド数が
6となった場合には、以下の分岐条件によって、状態2
0、22または状態24に推移する。
ための条件:次に書き込むべきメモリが、xメモリから
書き込み順序の1つ先のフィールドメモリであること。
たとえば、xメモリがDであれば、次に書き込むべきメ
モリがAであること(図38のスルー11から12へ変
化した箇所を参照)。
ための条件:次に書き込むべきメモリが、xメモリから
書き込み順序の2つ先のフィールドメモリであること。
ための条件:次に書き込むべきメモリが、xメモリから
書き込み順序の3つ先のフィールドメモリであること。
応じたアルゴリズムによって、フィールドメモリが制御
された場合の具体例を示している。これらの図におい
て、記号〔 〕で囲まれた数字は、主映像信号として選
択されたフィールドの番号を示し、( )で囲まれた数
字は、副映像信号として選択されたフィールドの番号を
示している。
ている箇所は、フィールドメモリの内容がフィールド番
号aの映像信号からフィールド番号bの映像信号に書き
換えられることを示している。また、読み出しメモリ相
対番号及び書き込み種別の欄にα,β/γの記載形式で
記載された番号および記号は、上述した通りである。な
お、各フィールドメモリとしては、旧データを読み出し
ながら、新データを書き込むことができるものが用いら
れている。
する場合の具体例を示している。この場合には、図26
の状態1が繰り返される。図28は、好適遅延フィール
ド数2が継続する場合の具体例を示している。この場合
には、図26の状態2が繰り返される。図28は、好適
遅延フィールド数3が継続する場合の具体例を示してい
る。この場合には、図26の状態3が繰り返される。
xメモリは設定されない。状態1、2または3が継続す
る場合には、γ=0であるので、入力映像信号aのフィ
ールドが切り変わる毎に、2D/3D変換処理のステッ
プ1(図2参照)に基づくメモリ制御において、入力映
像信号aがフィールドメモリA、B、C、Dのうち、所
定の順番によって決まる書き込みメモリに、書き込まれ
る。所定の順番とは、A→B→C→D→Aの順番であ
る。
α=0であるので、入力映像信号aのフィールドが切り
変わる毎に、入力映像信号aが主映像信号dとして選択
される。
合には、βはそれぞれ1、2または3である。したがっ
て、好適遅延フィールド数が1、2または3がそれぞれ
継続する場合には、次回のメモリ制御においては、次フ
ィールドの映像信号の入力時点を基準として、それぞれ
1回前(前回)、2回前または3回前にフィールドメモ
リに書き込まれた映像信号が、副映像信号bとしてフィ
ールドメモリから読み出される。
場合の具体例を示している。この場合には、図26の状
態7と8とが交互に繰り返される。
態8のα,β/γに従って、次フィールドにおけるフィ
ールドメモリ制御用データが生成される。この場合に
は、xメモリは既に設定されている。この例では、フィ
ールドメモリDがxメモリに設定されている。また、状
態8ではγ=wであるので、次回のメモリ制御において
は、入力映像信号aがxメモリ以外のメモリA、B、C
のうち、所定の書き込み順序によって決定される書き込
みメモリに書き込まれる。
リ制御においては、入力映像信号aが主映像信号dとし
て選択される。状態8ではβ=2であるので、次回のメ
モリ制御においては、次フィールドの映像信号の入力時
点を基準として、2回前にフィールドメモリ(xメモリ
を除く)に書き込まれた映像信号が、副映像信号bとし
てフィールドメモリから読み出される。
態7のα,β/γに従って、次フィールドにおけるフィ
ールドメモリ制御用データが生成される。
る。したがって、次回のメモリ制御においては、入力映
像信号aがxメモリ(=メモリD)に書き込まれる。ま
た、次回のメモリ制御においては、次フィールドの映像
信号の入力時点を基準として、1回前(前回)にフィー
ルドメモリ(xメモリを除く)に書き込まれた映像信号
が、主映像信号dとして選択される。また、次回のメモ
リ制御においては、次フィールドの映像信号の入力時点
を基準として、3回前にフィールドメモリ(xメモリを
除く)に書き込まれた映像信号が、副映像信号bとして
フィールドメモリから読み出される。
場合の具体例を示している。この場合には、図26の状
態18と19とが交互に繰り返される。
は、状態19のα,β/γに従って、次フィールドにお
けるフィールドメモリ制御用データが生成される。
ある。したがって、次回のメモリ制御においては、入力
映像信号aがxメモリ以外のメモリA、B、Cのうち、
所定の書き込み順序によって決定される書き込みメモリ
に書き込まれる。また、次回のメモリ制御においては、
xメモリ(=メモリD)に書き込まれている映像信号
が、主映像信号dとして選択される。また、次回のメモ
リ制御においては、次フィールドの映像信号の入力時点
を基準として、3回前にフィールドメモリ(xメモリを
除く)に書き込まれた映像信号が、副映像信号bとして
フィールドメモリから読み出される。
は、状態18のα,β/γに従って、次フィールドにお
けるフィールドメモリ制御用データが生成される。
ある。したがって、次回のメモリ制御において、入力映
像信号aがxメモリ(=メモリD)に書き込まれる。ま
た、次回のメモリ制御においては、入力映像信号aが、
主映像信号dとして選択される。また、次回のメモリ制
御においては、次フィールドの映像信号の入力時点を基
準として、3回前にフィールドメモリ(xメモリを除
く)に書き込まれた映像信号が、副映像信号bとしてフ
ィールドメモリから読み出される。
場合の具体例を示している。この場合には、図26の状
態25と26とが交互に繰り返される。
は、状態26のα=0、β=3、γ=wに従って、次フ
ィールドにおけるフィールドメモリ制御用データが生成
される。この場合には、xメモリは設定されない。次回
のメモリ制御においては、入力映像信号aがメモリA、
B、C、Dのうち、所定の書き込み順序によって決定さ
れる書き込みメモリに書き込まれる。また、次回のメモ
リ制御においては、入力映像信号aが、主映像信号dと
して選択される。また、次回のメモリ制御においては、
次フィールドの映像信号の入力時点を基準として、3回
前にフィールドメモリに書き込まれた映像信号が、副映
像信号bとしてフィールドメモリから読み出される。
は、状態25のα=1、β=4、γ=nに従って、次フ
ィールドにおけるフィールドメモリ制御用データが生成
される。つまり、次回のメモリ制御においては、入力映
像信号aは、フィールドメモリには書き込まれない。ま
た、次回のメモリ制御においては、次フィールドの映像
信号の入力時点を基準として、1回前(前回)にフィー
ルドメモリに書き込まれた映像信号が、主映像信号dと
して選択される。また、次回のフィールドメモリ制御に
おいては、次フィールドの映像信号の入力時点を基準と
して、4回前にフィールドメモリに書き込まれた映像信
号が、副映像信号bとしてフィールドメモリから読み出
される。
→3と変化する場合の具体例を示している。
(図33のスルー7からスルー8への変化)した際に
は、図26の状態3から、状態4、5、6を通って状態
7に推移する。状態3から状態4に変化する際には、補
足説明として既に説明したように、これから書き込もう
とするフィールドメモリ(この例ではD)から、書き込
み順序の3つ先のフィールドメモリ(この例ではC)が
xメモリに割り当てられる。
先の各状態4、5、6、7のα、β、γに従って、次フ
ィールドにおけるフィールドメモリ制御用データが生成
される。
(図33のスルー12からスルー13への変化)した際
には、補足説明として既に説明したように、分岐条件に
よって3通りの推移がある。図33の例では、次に書き
込むべきメモリはDであり、xメモリであるCから書き
込み順序の1つ先のメモリにあたるため、図26の状態
8から、状態14、15、16、17を通って状態3に
推移する。また、この状態推移過程においては、推移先
の各状態14、15、16、17、3のα、β、γに従
って、次フィールドにおけるフィールドメモリ制御用デ
ータが生成される。なお、状態17から状態3へ移行す
る際には、補足説明として既に説明したように、xメモ
リの設定が解除される。
と変化する場合の具体例を示している。図34では、図
26の状態8から、状態11、12、13を通って状態
3に推移する例を示している。なお、状態13から状態
3へ移行する際には、補足説明として既に説明したよう
に、xメモリの設定が解除される。
と変化する場合の具体例を示している。図35では、図
26の状態8から、状態9、10を通って状態3に推移
する例を示している。なお、状態10から状態3へ移行
する際には、補足説明として既に説明したように、xメ
モリの設定が解除される。
→4と変化する場合の具体例を示している。
ら5に変化(図36のスルー9からスルー10への変
化)した際に、図26の状態25から、状態27を通っ
て状態18に推移する例を示している。状態25から状
態27に変化する際には、補足説明として既に説明した
ように、これから書き込もうとするフィールドメモリ
(この例ではB)から、書き込み順序の1つ先のフィー
ルドメモリ(この例ではC)がxメモリに割り当てられ
る。
が5から4に変化(図36のスルー13からスルー14
への変化)した際に、図26の状態18から、状態8に
推移する例を示している。
→4と変化する場合の具体例を示している。
ら5に変化(図36のスルー8からスルー9への変化)
した際に、図26の状態26から、状態28を通って状
態19に推移する例を示している。状態26から状態2
8に変化する際には、補足説明として既に説明したよう
に、これから書き込もうとするフィールドメモリ(この
例ではB)がxメモリとして割り当てられ、このxメモ
リ(この例ではB)から、書き込み順序の1つ先のフィ
ールドメモリ(この例ではC)がこれから書き込もうと
するフィールドメモリとして割り当てられる。
が5から4に変化(図37のスルー12からスルー13
への変化)した際に、図26の状態19から、状態7に
推移する例を示している。
→6と変化する場合の具体例を示している。
ら5に変化(図38のスルー8からスルー9への変化)
した際に、図26の状態8から状態18に推移する例を
示している。
(図38のスルー11からスルー12への変化)した際
には、補足説明として既に説明したように、分岐条件に
よって3通りの推移がある。図38の例では、次に書き
込むべきメモリはAであり、xメモリであるDから書き
込み順序の1つ先のメモリにあたるため、図26の状態
18から、状態20、21、22、23、24、29を
通って、状態26に推移する。
目用映像の一方に対する他方の遅延量を変化させる場合
において、フィールドメモリ数の低減化が図れる。
ある。
順を示すフローチャートである。
順をフローチャートである。
示すグラフである。
係式の導き方を説明するための模式図である。
遅延量が変更される様子を示すタイムチャートである。
り大きくなったときに、目標遅延量が変更される様子を
示すタイムチャートである。
するための説明図である。
するための説明図である。
明するための状態推移図である。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
化する場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイ
ムチャートである。
化する場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイ
ムチャートである。
る場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチ
ャートである。
る場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチ
ャートである。
合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチャー
トである。
合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチャー
トである。
合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチャー
トである。
ための説明図である。
題を説明するための模式図である。
明するための状態推移図である。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
ルドメモリ制御の具体例を示すタイムチャートである。
る場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチ
ャートである。
合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチャー
トである。
合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチャー
トである。
る場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチ
ャートである。
る場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチ
ャートである。
る場合のフィールドメモリ制御の具体例を示すタイムチ
ャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 2次元映像から、主映像と、フィールド
メモリを利用して主映像に対して遅延された副映像とを
生成することにより、2次元映像を3次元映像に変換す
る方法において、 主映像の動きが速いときには、主映像を1フィールド毎
にフィールドメモリに書き込んでいき、 主映像の動きが遅いときには、主映像を所定フィールド
数ずつ間隔をおいてフィールドメモリに書き込んでい
き、 主映像の動きの速度に基づいて、フィールドメモリから
副映像として読み出すべき映像を決定することを特徴と
する2次元映像を3次元映像に変換する方法。 - 【請求項2】 主映像の動きが遅い場合には、1フィー
ルドずつ間隔をおいて主映像をフィールドメモリに書き
込んでいくことを特徴とする請求項1に記載の2次元映
像を3次元映像に変換する方法。 - 【請求項3】 主映像の動きの速さに基づいて、主映像
に対する副映像の好適な遅延量を算出し、算出された遅
延量に基づいて、主映像の動きの速度を判定することを
特徴とする請求項1および2のいずれかに記載の2次元
映像を3次元映像に変換する方法。 - 【請求項4】 主映像の動きが遅いほど、主映像に対す
る副映像の遅延量が大きくなるように、遅延量が決定さ
れることを特徴とする請求項1、2および3のいずれか
に記載の2次元映像を3次元映像に変換する方法。 - 【請求項5】 2次元入力映像から、主映像と、主映像
に対して遅延された副映像とを生成することにより、2
次元映像を3次元映像に変換する方法において、 2次元入力映像をフィールド単位で記憶するためのフィ
ールドメモリを設け、 2次元入力映像の動きが速いときには、2次元入力映像
を1フィールド毎にフィールドメモリに書き込んでい
き、 2次元入力映像の動きが遅いときには、2次元入力映像
を所定フィールド数ずつ間隔をおいてフィールドメモリ
に書き込んでいき、 主映像に対する副映像の遅延量が2次元入力映像の動き
の速度に基づいて決定された値となるように、2次元入
力映像およびフィールドメモリ内の映像のうちから主映
像を選択するとともにフィールドメモリ内の映像のうち
から副映像を選択することを特徴とする2次元映像を3
次元映像に変換する方法。 - 【請求項6】 2次元入力映像から、主映像と、主映像
に対して遅延された副映像とを生成することにより、2
次元映像を3次元映像に変換する方法において、 2次元入力映像をフィールド単位で記憶するためのフィ
ールドメモリを設け、 2次元入力映像の動きが速いときには、2次元入力映像
を1フィールド毎にフィールドメモリに書き込んでい
き、 2次元入力映像の動きが遅いときには、1つのフィール
ドメモリを除く他のフィールドメモリに、2次元入力映
像を所定フィールド数ずつ間隔をおいて書き込んでいく
とともに、上記除かれた1つのフィールドメモリに、他
のフィールドメモリに書き込まれないフィールドの2次
元入力映像を書き込んでいき、 主映像に対する副映像の遅延量が2次元入力映像の動き
の速度に基づいて決定された値となるように、2次元入
力映像およびフィールドメモリ内の映像のうちから主映
像を選択するとともにフィールドメモリ内の映像のうち
から副映像を選択することを特徴とする2次元映像を3
次元映像に変換する方法。 - 【請求項7】 2次元入力映像から、主映像と、主映像
に対して遅延された副映像とを生成することにより、2
次元映像を3次元映像に変換する方法において、 2次元入力映像をフィールド単位で記憶するためのフィ
ールドメモリを設け、 2次元入力映像の動きが速いときには、2次元入力映像
を1フィールド毎にフィールドメモリに書き込んでい
き、 2次元入力映像の動きが遅いときには、2次元入力映像
を所定フィールド数ずつ間隔をおいてフィールドメモリ
に書き込んでいく第1書き込みモード、および1つのフ
ィールドメモリを除く他のフィールドメモリに、2次元
入力映像を所定フィールド数ずつ間隔をおいて書き込ん
でいくとともに、上記除かれた1つのフィールドメモリ
に、他のフィールドメモリに書き込まれないフィールド
の2次元入力映像を書き込んでいく第2書き込みモード
のうち、2次元入力映像の動きの速度に応じた書き込み
モードによる処理を行い、 主映像に対する副映像の遅延量が2次元入力映像の動き
の速度に基づいて決定された値となるように、2次元入
力映像およびフィールドメモリ内の映像のうちから主映
像を選択するとともにフィールドメモリ内の映像のうち
から副映像を選択することを特徴とする2次元映像を3
次元映像に変換する方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7029888A JP2846830B2 (ja) | 1994-11-22 | 1995-02-17 | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 |
US08/561,420 US5673081A (en) | 1994-11-22 | 1995-11-21 | Method of converting two-dimensional images into three-dimensional images |
DE69526908T DE69526908T2 (de) | 1994-11-22 | 1995-11-21 | Verfahren zur Umwandlung von zweidimensionalen Bildern in dreidimensionalen Bilder |
EP95118310A EP0714077B1 (en) | 1994-11-22 | 1995-11-21 | Method of converting two-dimensional images into three-dimensional images |
KR1019950042440A KR100345629B1 (ko) | 1994-11-22 | 1995-11-21 | 2차원영상을3차원영상으로변환하는방법 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28765794 | 1994-11-22 | ||
JP6-287657 | 1994-11-22 | ||
JP7029888A JP2846830B2 (ja) | 1994-11-22 | 1995-02-17 | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205196A JPH08205196A (ja) | 1996-08-09 |
JP2846830B2 true JP2846830B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=26368143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7029888A Expired - Fee Related JP2846830B2 (ja) | 1994-11-22 | 1995-02-17 | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5673081A (ja) |
EP (1) | EP0714077B1 (ja) |
JP (1) | JP2846830B2 (ja) |
KR (1) | KR100345629B1 (ja) |
DE (1) | DE69526908T2 (ja) |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7907793B1 (en) | 2001-05-04 | 2011-03-15 | Legend Films Inc. | Image sequence depth enhancement system and method |
US8396328B2 (en) | 2001-05-04 | 2013-03-12 | Legend3D, Inc. | Minimal artifact image sequence depth enhancement system and method |
US6384859B1 (en) * | 1995-03-29 | 2002-05-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Methods for creating an image for a three-dimensional display, for calculating depth information and for image processing using the depth information |
WO2001039512A1 (en) * | 1999-11-26 | 2001-05-31 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Device and method for converting two-dimensional video to three-dimensional video |
DE10016074B4 (de) * | 2000-04-01 | 2004-09-30 | Tdv Technologies Corp. | Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung von 3D-Bildern |
US7254265B2 (en) * | 2000-04-01 | 2007-08-07 | Newsight Corporation | Methods and systems for 2D/3D image conversion and optimization |
FR2809267B1 (fr) * | 2000-05-19 | 2002-09-27 | Thomson Multimedia Sa | Procede de detection de saturation d'un champ de vecteurs mouvement |
US8401336B2 (en) | 2001-05-04 | 2013-03-19 | Legend3D, Inc. | System and method for rapid image sequence depth enhancement with augmented computer-generated elements |
US9286941B2 (en) | 2001-05-04 | 2016-03-15 | Legend3D, Inc. | Image sequence enhancement and motion picture project management system |
DE10128530A1 (de) * | 2001-06-13 | 2002-12-19 | Basf Ag | Kühlmittel für Kühlsysteme in Brennstoffzellenantrieben enthaltend Azolderivate |
EP1292133A1 (en) * | 2001-09-06 | 2003-03-12 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Multi-picture display |
CN1295655C (zh) * | 2001-11-24 | 2007-01-17 | Tdv技术公司 | 从2d图像序列生成立体图像序列 |
US20030103136A1 (en) * | 2001-12-05 | 2003-06-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and system for 2D/3D illusion generation |
US7184071B2 (en) * | 2002-08-23 | 2007-02-27 | University Of Maryland | Method of three-dimensional object reconstruction from a video sequence using a generic model |
US20090219383A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-09-03 | Charles Gregory Passmore | Image depth augmentation system and method |
CN101312539B (zh) * | 2008-07-03 | 2010-11-10 | 浙江大学 | 用于三维电视的分级图像深度提取方法 |
KR101716636B1 (ko) * | 2009-07-27 | 2017-03-15 | 코닌클리케 필립스 엔.브이. | 3d 비디오 및 보조 데이터의 결합 |
US9380292B2 (en) | 2009-07-31 | 2016-06-28 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for generating three-dimensional (3D) images of a scene |
US20110025830A1 (en) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for generating stereoscopic content via depth map creation |
WO2011014419A1 (en) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for creating three-dimensional (3d) images of a scene |
US9053562B1 (en) | 2010-06-24 | 2015-06-09 | Gregory S. Rabin | Two dimensional to three dimensional moving image converter |
US9344701B2 (en) | 2010-07-23 | 2016-05-17 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer-readable storage media for identifying a rough depth map in a scene and for determining a stereo-base distance for three-dimensional (3D) content creation |
US20120218382A1 (en) | 2010-08-02 | 2012-08-30 | Ron Zass | Multiclass clustering with side information from multiple sources and the application of converting 2d video to 3d |
JP2012085030A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Panasonic Corp | 立体撮像装置および立体撮像方法 |
US9185388B2 (en) | 2010-11-03 | 2015-11-10 | 3Dmedia Corporation | Methods, systems, and computer program products for creating three-dimensional video sequences |
US10200671B2 (en) | 2010-12-27 | 2019-02-05 | 3Dmedia Corporation | Primary and auxiliary image capture devices for image processing and related methods |
US8274552B2 (en) | 2010-12-27 | 2012-09-25 | 3Dmedia Corporation | Primary and auxiliary image capture devices for image processing and related methods |
US8730232B2 (en) | 2011-02-01 | 2014-05-20 | Legend3D, Inc. | Director-style based 2D to 3D movie conversion system and method |
US9241147B2 (en) | 2013-05-01 | 2016-01-19 | Legend3D, Inc. | External depth map transformation method for conversion of two-dimensional images to stereoscopic images |
US9113130B2 (en) | 2012-02-06 | 2015-08-18 | Legend3D, Inc. | Multi-stage production pipeline system |
US9407904B2 (en) | 2013-05-01 | 2016-08-02 | Legend3D, Inc. | Method for creating 3D virtual reality from 2D images |
US9282321B2 (en) | 2011-02-17 | 2016-03-08 | Legend3D, Inc. | 3D model multi-reviewer system |
US9288476B2 (en) | 2011-02-17 | 2016-03-15 | Legend3D, Inc. | System and method for real-time depth modification of stereo images of a virtual reality environment |
US8681182B2 (en) | 2011-04-19 | 2014-03-25 | Deluxe 3D Llc | Alternate viewpoint rendering |
US9992021B1 (en) | 2013-03-14 | 2018-06-05 | GoTenna, Inc. | System and method for private and point-to-point communication between computing devices |
US9007404B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-04-14 | Legend3D, Inc. | Tilt-based look around effect image enhancement method |
US9438878B2 (en) | 2013-05-01 | 2016-09-06 | Legend3D, Inc. | Method of converting 2D video to 3D video using 3D object models |
US9609307B1 (en) | 2015-09-17 | 2017-03-28 | Legend3D, Inc. | Method of converting 2D video to 3D video using machine learning |
US20190335167A1 (en) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Sina Fateh | Method and apparatus for time-based stereo display of images and video |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4562463A (en) * | 1981-05-15 | 1985-12-31 | Stereographics Corp. | Stereoscopic television system with field storage for sequential display of right and left images |
JPS60168276A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-08-31 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 画面上の移動体の動き方向検出方式 |
US4754327A (en) * | 1987-03-20 | 1988-06-28 | Honeywell, Inc. | Single sensor three dimensional imaging |
US5111511A (en) * | 1988-06-24 | 1992-05-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image motion vector detecting apparatus |
US5510832A (en) * | 1993-12-01 | 1996-04-23 | Medi-Vision Technologies, Inc. | Synthesized stereoscopic imaging system and method |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP7029888A patent/JP2846830B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-21 DE DE69526908T patent/DE69526908T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-21 EP EP95118310A patent/EP0714077B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-21 US US08/561,420 patent/US5673081A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-21 KR KR1019950042440A patent/KR100345629B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100345629B1 (ko) | 2002-11-23 |
US5673081A (en) | 1997-09-30 |
EP0714077B1 (en) | 2002-06-05 |
DE69526908T2 (de) | 2003-11-20 |
EP0714077A3 (en) | 1996-07-17 |
DE69526908D1 (de) | 2002-07-11 |
EP0714077A2 (en) | 1996-05-29 |
JPH08205196A (ja) | 1996-08-09 |
KR960020555A (ko) | 1996-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2846830B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
KR100381348B1 (ko) | 2차원 영상을 3차원 영상으로 변환하는 방법 | |
EP0703716B1 (en) | Method of converting two-dimensional images into three-dimensional images | |
JP2951230B2 (ja) | 2次元映像から3次元映像を生成する方法 | |
US5784097A (en) | Three-dimensional image display device | |
US20110012998A1 (en) | Imaging device, imaging method and recording medium | |
US6553184B1 (en) | Method of converting two dimensional images into three-dimensional images | |
JPH08115439A (ja) | 画像データ処理装置及び画像再生装置 | |
JP3724117B2 (ja) | 画像生成装置および画像生成方法 | |
JP3096612B2 (ja) | 時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置 | |
JP3128467B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JP3392627B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JPH10108220A (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する装置 | |
JP2846836B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JP2846843B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JP3091659B2 (ja) | 3次元画像表示方法 | |
JP3096622B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
KR100322727B1 (ko) | 2차원/스테레오영상변환방법및장치 | |
JP3108287B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JP2846834B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JP4249187B2 (ja) | 立体映像処理装置並びにそのプログラム | |
JP3152556B2 (ja) | 2次元画像を3次元画像に変換する方法 | |
JP2001148806A (ja) | 映像合成演算処理装置、その方法及びシステム | |
JP3152557B2 (ja) | 2次元画像を3次元画像に変換する方法 | |
JPH1169382A (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101030 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101030 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111030 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |