JP3781210B2 - 立体視化装置及び立体視化方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(1)実施例(図1〜図10)
(2)他の実施例(図11)
発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は立体視化装置及び立体視化方法に関し、特に入力テレビジヨン信号に基づく立体画像を表示する立体視化装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、テレビジヨン信号の立体視化を実現する装置としては、例えばテレビジヨン学会誌 Vol.45,No.4,pp.446〜452 (1991)に記載されているように種々のものが提案されている。
【0004】
これらの立体視化装置の中で、左目及び右目に対応する視差のある2つの画像をテレビジヨンモニタにフイールド毎に交互に切り換えて表示し、この表示画像を、表示画像の切換えに同期して左目用シヤツタ及び右目用シヤツタが開閉する液晶シヤツタ眼鏡を通して視ることにより、立体視を実現するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、左目及び右目に対応する2つの画像をテレビジヨンモニタに交互に表示することにより立体視を実現する方法においては、通常、予め左目及び右目に対応する2台のテレビジヨンカメラによつて撮影した画像を記録又は伝送する必要がある。このため画像の時間分解能を落とさないようにすると2倍の情報量が必要であり、また情報量を増やさないようにすると時間分解能が落ちるためにフリツカが生じて画質が劣化する欠点があつた。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、記録情報量又は伝送情報量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる立体視化装置及び立体視化方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類するクラス分類手段と、入力テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成する予測ブロツク化手段と、予め複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数を有し、当該各組の予測係数のうち、クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分類結果に応じた予測係数を用いて、予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する予測処理手段と、当該予測処理手段の出力に基づいて得られる左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて立体画像を表示する表示手段とを設けるようにする。
【0008】
また本発明においては、入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類する第1のステツプと、入力テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成する第2のステツプと、予め用意された複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数のうちクラス分類結果に応じた予測係数を用いて予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する第3のステツプと、左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて立体画像を表示する第4のステツプとを設けるようにする。
【0009】
従つて本発明では、入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類するクラス分類手段と、入力テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成する予測ブロツク化手段と、予め複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数を有し、当該各組の予測係数のうち、クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分類結果に応じた予測係数を用いて、予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する予測処理手段と、当該予測処理手段の出力に基づいて得られる左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて立体画像を表示する表示手段とを設けるようにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防止するようにして表示手段に立体視化映像を映出することができる。
【0010】
また本発明では、入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類し、次いで入力テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成し、続いて予め用意された複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数のうちクラス分類結果に応じた予測係数を用いて予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成し,次いで左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて立体画像を表示するようにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0012】
(1)実施例
図1において、1は全体として立体視化装置を示し、1つの入力テレビジヨン信号S1からそれぞれ視差のある左目用の画像信号(以下、これを左目用画像信号と呼ぶ)S2L及び右目用の画像信号(以下、これを右目用画像信号と呼ぶ)S2Rを生成し、これら左目用画像信号S2L及び右目用画像信号S2Rにそれぞれ基づく画像を表示装置2に表示し得るようになされている。
【0013】
この場合まず立体視化装置1は、受信した入力テレビジヨン信号S1をアナログデジタル変換回路(A/D)3によつて13.5〔MHz〕のサンプリング周波数でテレビジヨンデータD1に変換し、当該テレビジヨンデータD1を直接クラス分類用ブロツク化回路4に供給すると共に遅延回路5を介してクラス分類用ブロツク化回路4に供給する。なお上述したサンプリング周波数でサンプリングされてなるテレビジヨンデータD1に基づく画像のサイズは、1フレームあたり横 720画素×縦 480ライン程度となる。
【0014】
クラス分類用ブロツク化回路4は、所定の画素を注目点として、その周囲の微小領域における画像部分の画像内容の特徴に基づいてクラス分類コードを求めるために、時空間における周辺画素を集めるようなブロツク化処理を画素クロツク単位で実行する。その結果クラス分類用ブロツク化回路4は、時空間でみたとき、注目点の画素を中心とする3次元的な領域(すなわち当該注目点が存在するフレーム及びその前後のフレームに亘る近傍領域)内に存在する画素の画素データでなるブロツク化画素データD2を1つのブロツクとして集めて、クラス分類回路6に与える。
【0015】
ここで図2(A)に示すように、クラス分類用ブロツク化回路4は、第2フレームにおいて所定の注目点F2Xについて、その周辺にある画素として、第1フレームの斜め上及び斜め下の2つの点F11及びF12と、第2フレームの走査線上の隣接する2つの点F21及びF22と、第3フレームの斜め上及び斜め下の2つの画素F31及びF32とを選んでこれら各画素の画素データをブロツク化画素データD2としてクラス分類回路6に出力する。
【0016】
また注目点F2X(図2(A))の画素に対して、図2(B)に示すように、第2フレームの真下に隣接する画素を注目点F2Yとしたとき、クラス分類用ブロツク化回路4は第1フレームの真横の1つの画素F10と、第2フレーム上の斜め上方の2つの画素F21及びF22並びに斜め下の2つの画素F23及びF24と、第3フレームの真横の1つの画素F30とを1つのブロツクとして集めて各画素の画素データをブロツク化画素データD2としてクラス分類回路6に出力する。
【0017】
クラス分類用ブロツク化回路4は、このようなブロツク化処理(すなわち、上述した第2フレーム上における注目点F2X及びF2Yについての処理)を、以下同様にして画面全体について実行する。
その後クラス分類用ブロツク化回路4は、図2(C)に示すように、第3フレーム上の所定の画素を注目点F3Xとして第2フレームの2つの画素F21及びF22と、第3フレームの2つの画素F31及びF32と、第4フレームの2つの画素F41及びF42とを集めて同様のブロツク化処理を実行する。また図2(D)に示すように、第3フレーム上の所定の画素を注目点F3Yとして第2フレームの1つの画素F20と、第3フレームの4つの画素F31、F32、F33及びF34と、第4フレームの1つの画素F40とを集めて同様のブロツク化処理を実行する。
【0018】
クラス分類回路6は、このようにしてクラス分類用ブロツク化回路4から与えられたブロツク化画素データD2毎に例えばADRC(Adaptive Dynamic Range Coding )圧縮処理を施すことにより当該ブロツク化画素データD2に対してレベル分布パターンに基づくクラス分類を実行し、当該分類結果をクラス識別番号であるインデツクスデータINDEXとして出力する。なおクラス分類回路6において用いられるADRC圧縮処理は、図2(A)〜(D)について上述したように、注目点の周囲の画素を含む微小な時空間にブロツクの領域を限定すれば、各画素データは相互に強い相関をもつていることを利用して各ブロツクの最小値及び最大値によつて表されるダイナミツクレンジ内の各画素データの値と最小値との偏差が非常に小さくなるために、圧縮処理をすることにより各画素の画素データのレベルによつて表されるレベル分布パターンが単純な傾向をもつことが明確になる。
【0019】
このレベル分布パターンの傾向として、例えば明るさの分布がブロツク内において上に凸になる(すなわちブロツク内にピーク値をもつ)傾向になつたり、下に凸になる(すなわち当該ブロツク内に暗い谷がある)ような傾向になつたり、明るさのピークや谷をもたない平坦な傾向になつたりするといつた特徴が把握できるような結果が得られる。
クラス分類回路6はこのようなクラス分類用ブロツク内のレベル分布パターンの特徴に基づいて、当該特徴に分類コードを割り当てることによりインデツクスデータINDEXを生成する。
【0020】
また立体視化装置1は、アナログデジタル変換回路5から出力されたテレビジヨンデータD1を直接遅延回路7に供給すると共に、遅延回路5を介して遅延回路7に供給し、当該遅延回路7によつてテレビジヨンデータD1を上述したクラス分回路6においてクラス分類処理に要した時間分だけ遅延させた後、左目用クラス分類適応処理部8の予測ブロツク化回路9及び右目用クラス分類適応処理部10の予測ブロツク化回路11に供給する。
【0021】
予測ブロツク化回路9及び11は、それぞれクラス分類用ブロツク化回路4において用いられた注目点を中心とする所定の時空間領域内の各画素の画素データを予測演算用画素データD3及びD4として予測処理回路12及び13に供給する。ここで予測ブロツク化回路9及び11により形成されるブロツクはクラス分類用ブロツク化回路4によるブロツクより格段的に大きい領域に選定され、これにより当該注目点の画素データの予測精度を高めるようになされている。また図3に示すように、予測ブロツク化回路9におけるブロツク領域AR1は、予測ブロツク化回路11におけるブロツク領域AR2に対して数画素分だけ左側にずれるようになされている。なおこのずれ量は、生成しようとする左目用画像と右目用画像との間に設けられる視差に応じて選定されている。
【0022】
ここで図4に示すように、予測処理回路12(及び13)は、クラス分類回路6から与えられたインデツクスデータINDEXをインデツクスデコード回路20においてデコードして係数組メモリアドレス信号S3を発生することにより、インデツクスデータINDEXによつて表されている画素ブロツクのレベル分布パターンに対応する複数組の係数w1 、w2 ……wn を記憶している係数組メモリM1、M2……MKの1つをアクセスすることにより当該1組の係数データw1 、w2 ……wn をそれぞれ係数レジスタ21A1、21A2……21Anに読み出すようになされている。
【0023】
係数レジスタ21A1、21A2……21Anに読み出された係数データw1 、w2 ……wn は掛算回路22A1、22A2……22Anにおいて予測ブロツク化回路9(及び11)から供給される予測演算用画素データD3(及びD4)のデータx1 、x2 ……xn と乗算され、当該乗算結果が加算回路23において加算され、その加算結果が左目用画像データD5L(及び右目用画像データD5R)として予測処理回路12(及び13)から出力される。
【0024】
この場合左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rは、それぞれ予測処理回路12及び13から13.5〔MHz〕の画素クロツク単位で出力され、左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rにそれぞれ基づく画像のサイズは1フレームあたり横 720画素×縦 480ライン程度となる。従つてこれら左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rの情報量は、入力テレビジヨン信号S1の情報量の2倍に増加されており、時間分解能及び空間分解能の劣化を防止し得るようになされている。
【0025】
左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rは、それぞれフレームメモリ(FM)31及び32に書き込まれる。
ここでこの立体視化装置1は、入力テレビジヨン信号S1を同期抽出回路33に供給し、当該同期抽出回路33は入力テレビジヨン信号S1から垂直同期信号V及び水平同期信号Hを抽出してタイミングコントローラ34に送出する。
タイミングコントローラ34は、入力された垂直同期信号V及び水平同期信号Hに基づいて読み出しクロツク信号S5を生成し、当該読み出しクロツク信号S5をフレームメモリ31及び32に同時に供給する。
【0026】
これによりフレームメモリ31及び32は、それぞれ読み出しクロツク信号S5が入力されたタイミングに応じて左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rをテレビジヨン信号S1と同期させて読み出す。
かくして左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rは、それぞれデジタルアナログ変換回路(D/A)35及び36によつて左目用画像信号S2L及び右目用画像信号S2Rに変換されて表示装置2に供給される。
この場合表示装置2は、例えばバイザートロンのように、左目及び右目にそれぞれ対応する2台の液晶デイスプレイを組み合わせてヘツドマウントできるように構成されており、かくして表示装置2を人が装着したとき、立体画像を楽しむことができる。
【0027】
ここで予測処理回路12(及び13)において係数組メモリM1、M2……MKにそれぞれ記憶されている各組の係数データw1 、w2 ……wn は、予め学習により求められる。
この場合まず図5に示すように、この学習では、人の左目の位置及び右目の位置にそれぞれ相当する位置に配設された左目用テレビジヨンカメラ40L及び右目用テレビジヨンカメラ40Rと、これら左目用テレビジヨンカメラ40L及び右目用テレビジヨンカメラ40Rの間に配設された通常のテレビジヨンカメラに相当する中央テレビジヨンカメラ40Cとによつて標準被写体41を同時に撮像することにより得られる左目用画像信号、右目用画像信号及び中央画像信号を使用する。
【0028】
実際上左目用テレビジヨンカメラ40L、右目用テレビジヨンカメラ40R及び中央テレビジヨンカメラ40Cから得られる左目用画像信号、右目用画像信号及び中央画像信号は、図1との対応する部分に同一符号を付して示す図6に示すような構成の係数学習回路50において使用される。
この場合係数学習回路50は、中央テレビジヨンカメラ40Cから得られた中央映像信号S10Cをアナログデジタル変換回路3において立体視化装置1(図1)の場合のクロツク周波数と同じクロツク周波数(この実施例の場合13.5〔MHz〕)によつて中央映像データD10Cに変換して、当該中央映像データD10Cを立体視化装置1と同様にしてクラス分類用ブロツク化回路4に供給する。
【0029】
クラス分類用ブロツク化回路4は、中央映像データD10Cの画像データのうち、立体視化装置1の場合と同様にして抽出されるべき画素を取り込んで、当該クラス分類用ブロツク化回路4におけるブロツク化動作と同様に、注目点を中心とする時空間領域内に存在する画素によつて1つのブロツクを形成して当該ブロツク内に存在する各画素の画素データでなるブロツク化画素データD11をクラス分類回路6に供給する。
クラス分類回路6は、ブロツク内画素に対してADRC圧縮処理を施すことによりレベル分布パターンに基づくクラス分類を実行し、当該分類結果のクラスコード番号を表すインデツクスデータINDEX1を学習回路51及び52に出力する。
【0030】
また係数学習回路50は、アナログデジタル変換回路3から出力された中央映像データD10Cを立体視化装置1と同様に予測ブロツク化回路9及び予測ブロツク化回路11に供給する。予測ブロツク化回路9及び11は、それぞれクラス分類用ブロツク化回路4において用いられた注目点を中心とする所定の時空間領域内の各画素の画素データをブロツク化画素データD12として学習回路51及び52に供給する。
【0031】
さらに学習回路51には、左目用テレビジヨンカメラ40Lにより得られた左目用映像信号S10Lがアナログデイジタル変換回路53によつて左目用画像データD13Lに変換された後、遅延回路54を介して供給され、学習回路52には右目用テレビジヨンカメラ40Rにより得られた右目用映像信号S10Rがアナログデイジタル変換回路55によつて右目用画像データD13Rに変換された後、遅延回路56を介して供給される。
【0032】
学習回路51は、インデツクスデータINDEX1によつて表わされる各クラス毎に、左目用画像データD13Lを教師データとして、ブロツク化画素データD12として供給される画素データに対して乗算すべき係数データw1 、w2 ……wn を最小自乗法演算回路を用いた学習によつて求めることにより、各組の左目用の係数データw1 、w2 ……wn を出力してこれら各組毎にそれぞれ対応する係数組メモリM1、M2……MK(図4)に記憶させる。
同様に、学習回路52はインデツクスデータINDEX1によつて表わされる各クラス毎に、右目用画像データD13Rを教師データとして、ブロツク化画素データD12として供給される画素データに対して乗算すべき係数データw1 、w2 ……wn を最小自乗法演算回路を用いた学習によつて求めることにより、各組の係数データw1 、w2 ……wn を出力してこれら各組毎にそれぞれ対応する係数組メモリM1、M2……MK(図4)に記憶させる。
【0033】
なおタイミングコントローラ34は、同期抽出回路33によつて抽出された中央映像信号S10Cの垂直同期信号V1及び水平同期信号H1に基づいて、例えばクラス分類用ブロツク化回路4や予測ブロツク化回路9及び11のブロツク化のタイミングを合わせるための制御信号を生成する。
【0034】
ここで最小自乗法演算回路における各組の係数データw、w……wの算出方法について説明する。この場合最小自乗法演算回路は、ブロツク化画像データD12で表わされる複数の画素値(以下これを中央画素値と呼ぶ)と、左目用画像データD13L(及び右目用画像データD13R)で表される1つの注目画素値(すなわち、左目用画素値及び右目用画素値)との関係を次の理論モデルに従つて最小自乗法を用いて求める。
まず中央画素値xmn(m=1、2、……m、n=1、2、……nとする)と、左目用画素値y(m=1、2、……m)との間に、係数w(n=1、2、……n)と共に、次式(1)
【数1】
XW=Y ……(1)
ただし、次式(2)
【数2】
Figure 0003781210
のように線型1次式結合の関係があると仮定する。
【0035】
このような(1)式による観測方程式を、未知数として係数wi (i=1、2、……n)について解くために次式(3)
【数3】
Figure 0003781210
のような残差方程式を考え、次式(4)
【数4】
Figure 0003781210
によつて表される残差em (m=1、2、……m)について、未知数として係数wi (i=1、2、……n)を見出すには、次式(5)
【数5】
Figure 0003781210
を最小にする条件、すなわち次式(6)
【数6】
Figure 0003781210
になる係数wi (i=1、2、……n)を見出せば良い。
【0036】
そこで(3)式を未知数としての係数w(i=1、2、……n)によつて偏微分すれば、次式(7)
【数7】
Figure 0003781210
となるから、(7)式を(6)式に代入して(6)式の条件をi=1、2、……、nについて立てれば、次式(8)
【数8】
Figure 0003781210
の条件式が得られる。
【0037】
そこで(3)式及び(8)式から次式(9)
【数9】
Figure 0003781210
の正規方程式が得られる。
ここで(9)式は未知数がn個だけある連立方程式であるから、この連立方程式から最確値であるw(i=1、2、……n)を求めることができ、正確には(9)式において未知数wが乗算されるマトリクス、すなわち次式(10)
【数10】
Figure 0003781210
が正則であれば、未知数として係数wを解くことができる。実際には、Gauss−Jordanの消去法(掃き出し法)を用いて連立方程式を解く。
【0038】
ここで図7に示すように、かかる理論モデルに基づいて学習回路51(及び52)の最小自乗法演算回路51A(及び52A)は、(9)式のうちxinin(j=1、2、……n、n=1、2、……n)の項及びxin(j=1、2、……n、n=1、2、……n)の乗算を実行する乗算器アレイ61を有し、その演算結果xinin(j=1、2、……n、n=1、2、……n)及びxin(j=1、2、……n、n=1、2、……n)の乗算結果を加算メモリ62に供給することにより、加算メモリ62に(9)式によつて表される連立方程式の各項が記録され、続く係数演算回路63によつてGauss−Jordanの消去法(掃出し法)を用いて、加算メモリ62から送出された連立方程式を解くことにより係数w(i=1、2、……n)を求めて係数データw、w、……wを係数演算回路63から送出する。
【0039】
この場合図8に示すように、最小自乗法演算51A(及び52A)の乗算器アレイ61は、(9)式の項xjnjn(j=1、2、……m、n=1、2、……n)のうち、斜め右半部の項に対応し、かつそれぞれ図9に示す構成の乗算器61Aだけが用意され、かくして構成を簡略化するようになされている。因に(9)式の正規方程式は、右上の項を反転すれば、左下の項と同じものになるため、乗算器61Aとしては右上の項に対応するものだけを用意すれば良い。
【0040】
また図10に示すように、加算器メモリ62は、加算器アレイ65とクラス数分だけ設けられたメモリ(又はレジスタ)アレイ66A、66B、……66Kとにより構成されている。メモリアレイ66A、66B、……66Kは、クラス分類回路6(図6)から供給されるインデツクスデータINDEX1が与えられたとき、これをインデツクスデコード回路67でデコードして得られるアドレス信号S20に応答して1つのメモリアレイ66A、66B、……又は66Kが指定され、当該指定されたメモリアレイ66A、66B、……又は66Kの格納値が加算器アレイ62に帰還される。このとき加算器アレイ62により得られる加算結果が再び対応するメモリアレイ66A、66B、……又は66Kに格納される。
【0041】
このようにしてインデツクスデータINDEX1によつて分類されたクラスが指定されたとき、対応されたメモリエリアから(9)式に基づく正規方程式が読み出され、係数演算回路63において係数wi (i=1、2、……n)を演算により求めて係数データw1 、w2 、……wn を係数演算回路63から送出し、これを予測処理回路12(及び13、図1)のROMでなる係数組メモリM1、M2、……MKに格納する。
【0042】
以上の構成において、立体視化装置1は放送用信号等でなる入力テレビジヨン信号S1が入力されると、当該入力テレビジヨン信号S1を注目点毎にクラス分類し、当該分類結果に応じた右目用の予測係数データw1 、w2 ……wn 及び左目用の予測係数データw1 、w2 ……wn を用いてそれぞれ当該テレビジヨン信号S1に基づく予測演算用画素データD3及びD4を予測演算することことにより、左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rを生成する。この結果伝送又は記録において情報量を増加させなくとも時間分解能を低下させずに左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rを生成することがてきる。
【0043】
またこの立体視化装置1は、左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rを入力テレビジヨン信号S1に同期させて表示装置2に表示させる。これにより視聴者はフリツカがなく良好な立体視化素装置を表示装置2において鑑賞することができる。
【0044】
以上の構成によれば、入力テレビジヨン信号S1を各注目画素を中心とする時空間領域内の各画素毎にレベル分布パターンに応じてクラス分類し、当該クラス分類結果に基づくインデツクスデータINDEXを生成するクラス分類回路6と、入力テレビジヨン信号S1を上述した各注目点画素を中心とする所定の時空間領域内の各画素毎にブロツク化することにより予測演算用画像データD3及びD4を生成する予測ブロツク化回路9及び11と、予め各クラスに対応する各組の予測係数を有し、これら各組の予測係数のうち、インデツクスデータINDEXに応じた予測係数を用いてそれぞれ予測演算用画素データD3及びD4を予測演算処理することにより左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rを生成する予測処理回路12及び13と、左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rに基づいて立体視化映像を映出する表示装置2とを設けるようにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防止するようにして表示装置2に立体視化映像を映出することができ、かくして記録情報量又は伝送情報量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる立体視化装置を実現することができる。
【0045】
また以上の構成によれば、入力テレビジヨン信号S1を各注目画素を中心とする時空間領域内の各画素毎にレベル分布パターンに応じてクラス分類し、当該クラス分類結果に基づくインデツクスデータINDEXを生成し、次いで入力テレビジヨン信号S1を上述した各注目点画素を中心とする所定の時空間領域内の各画素毎にブロツク化することにより予測演算用画像データD3及びD4を生成し、続いて予め用意された各クラスに対応する各組の予測係数の予測係数のうち、インデツクスデータINDEXに応じた予測係数を用いてそれぞれ予測演算用画素データD3及びD4を予測演算処理することにより左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rを生成し、次いで左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rに基づいて立体画像を表示するようにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防止することができ、かくして記録情報量又は伝送情報量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる立体視化方法を実現することができる。
【0046】
(2)他の実施例
なお上述の実施例においては、注目画素を中心とする時空間領域内の各画素をレベル分布パターンに基づいてクラス分類する手法としてADRCによる圧縮手法を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば離散コサイン変換(DCT)、差分量子化(DPCM)やBTC(Block Truncation Coding )等の種々の圧縮手法を用いることができる。
【0047】
また上述の実施例においては、予測係数を記憶させる記憶手段として、ROMを用いた場合について述べたが、RAM(Random Access Memory)やSRAMを用いるようにしても良い。
【0048】
さらに上述の実施例においては、アナログデイジタル変換回路3、53及び55の変換動作を13.5〔MHz〕のサンプリング周波数で実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、クロツク周波数を例えば14.3〔MHz〕などに必要に応じて変更することができる。
【0049】
さらに上述の実施例においては、左目用及び右目用クラス分類適応処理回路8及び10のクラス分類適応処理をハードウエアの構成によつて実現するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、デイジタル化されたデータを計算機に取り込むことによりソフトウエアによつて実現するようにしても良い。
【0050】
さらに上述の実施例においては、入力テレビジヨン信号S1から生成した左目用画像信号S2L及び右目用画像信号S2Rに基づいて表示装置2に立体画像を表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、入力テレビジヨン信号S1から生成した左目用画像信号S2L及び右目用画像信号S2Rを一旦記録装置に記録した後、当該記録装置から再生して表示装置2に供給するようにしても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0051】
さらに上述の実施例においては、クラス分類用ブロツク化回路4においてテレビジヨンデータD1を図2(A)〜(D)に示すようにダイヤモンド形の微小領域についてクラス分類用ブロツク化をするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、クラス分類用ブロツク化としては、図11(A)〜(D)示すように、方形の微小領域についてクラス分類用ブロツク化をするようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類するクラス分類手段と、入力テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成する予測ブロツク化手段と、予め複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数を有し、当該各組の予測係数のうち、クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分類結果に応じた予測係数を用いて、予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する予測処理手段と、当該予測処理手段の出力に基づいて得られる左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて立体画像を表示する表示手段とを設けるようにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防止するようにして表示手段に立体視化映像を映出することができ、かくして記録情報量又は伝送情報量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる立体視化装置を実現することができる。
【0053】
また上述のように本発明によれば、入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類し、次いで入力テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成し、続いて予め用意された複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数のうちクラス分類結果に応じた予測係数を用いて予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成し,次いで左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて立体画像を表示するようにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防止することができ、かくして記録情報量又は伝送情報量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる立体視化方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による立体視化装置の構成を示すブロツク図である。
【図2】クラス分類用のブロツク化の説明に供する略線図である。
【図3】予測ブロツク化回路により形成される予測ブロツクの説明に供する略線図である。
【図4】予測処理回路の構成を示すブロツク図である。
【図5】学習に用いる映像信号の説明に供する略線図である。
【図6】係数学習回路の構成を示すブロツク図である。
【図7】最小自乗法演算回路の構成を示すブロツク図である。
【図8】乗算器アレイの構成を示す略線図である。
【図9】図8の乗算器アレイの詳細構成を示す略線図である。
【図10】加算器メモリの構成を示す略線図である。
【図11】他の実施例によるクラス分類用のブロツク化の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……立体視化装置、2……表示装置、4……クラス分類用ブロツク化回路、6……クラス分類回路、8……左目用クラス分類適応処理回路、9……予測ブロツク化回路、10……右目用クラス分類適応処理回路、11……予測ブロツク化回路、12……予測処理回路、13……予測処理回路、50……係数学習回路、51、52……学習回路、M1、M2……MK……係数組メモリ。

Claims (5)

  1. 入力テレビジヨン信号に基づく立体画像を表示する立体視化装置において、
    上記入力テレビジヨン信号を、複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類するクラス分類手段と、
    上記入力テレビジヨン信号を各上記注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成する予測ブロツク化手段と、
    予め複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数を有し、当該各組の予測係数のうち、上記クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分類結果に応じた上記予測係数を用いて、上記予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる上記予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する予測処理手段と、
    上記予測処理手段の出力に基づいて得られる上記左目用の画像信号及び上記右目用の画像信号に基づいて上記立体画像を表示する表示手段と
    を具えることを特徴とする立体視化装置。
  2. 上記予測処理手段は、
    予め学習により求められた各クラスに対応した左目用の予測係数が記憶された左目用予測係数記憶手段と、
    予め学習により求められた各クラスに対応した右目用の予測係数が記憶された右目用予測係数記憶手段と、
    上記クラス分類手段の出力に基づいて得られる上記クラス分類結果に応じて上記左目用予測係数記憶手段から出力された上記予測係数と、上記予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる上記予測演算用画素データとを用いた線型一次結合式に基づいて演算を行うことにより上記左目用の画像信号を生成する左目用演算手段と、
    上記クラス分類手段の出力に基づいて得られる上記クラス分類結果に応じて上記右目用予測係数記憶手段から出力された上記予測係数と、上記予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる上記予測演算用画素データとを用いた線型一次結合式に基づいて演算を行うことにより上記右目用の画像信号を生成する右目用演算手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の立体視化装置。
  3. 上記予測係数は、
    互いに視差のある所定位置に配設された中央のテレビジヨンカメラと、左目用のテレビジヨンカメラと、右目用のテレビジヨンカメラとによつてそれぞれ得られる中央、左目用及び右目用テレビジヨン信号のうち、上記中央のテレビジヨンカメラから得られる上記中央テレビジヨン信号を、上記クラス分類手段と同様の手法によつてクラス分類し、
    上記分類した各クラス毎に、上記左目用のテレビジヨンカメラから得られた上記左目用テレビジヨン信号及び上記右目用のテレビジヨンカメラから得られた上記右目用テレビジヨン信号を教師データとして、当該教師データを上記中央テレビジヨン信号と複数の係数との線型一次結合式により表すようにして、
    各上記係数を最小自乗法を用いた学習によつて求めたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体視化装置。
  4. 上記表示手段は、
    上記左目用の映像信号及び上記右目用の映像信号をそれぞれ表示するヘツドマウントタイプの液晶デイスプレイでなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体視化装置。
  5. 入力テレビジヨン信号に基づく立体画像を表示する立体視化方法において、
    上記入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類する第1のステツプと、
    上記入力テレビジヨン信号を、各上記注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画素データを生成する第2のステツプと、
    予め用意された複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数のうち、上記第1のステツプで得られるクラス分類結果に応じた上記予測係数を用いて、上記第2のステツプで得られる上記予測演算用画素データを予測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する第3のステツプと、
    上記左目用の画像信号及び上記右目用の画像信号に基づいて上記立体画像を表示する第4のステツプと
    を具えることを特徴とする立体視化方法。
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