JPH09275577A - 立体視化装置及び立体視化方法 - Google Patents

立体視化装置及び立体視化方法

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JPH09275577A
JPH09275577A JP8110314A JP11031496A JPH09275577A JP H09275577 A JPH09275577 A JP H09275577A JP 8110314 A JP8110314 A JP 8110314A JP 11031496 A JP11031496 A JP 11031496A JP H09275577 A JPH09275577 A JP H09275577A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、立体視化装置及び立体視化方法につ
いて記録情報量及び伝送情報量を増やさずに良好な立体
画像を得るようにする。 【解決手段】本発明は、入力テレビジヨン信号を各注目
画素を中心とする時空間領域内の各画素毎にレベル分布
パターンに基づいてそれぞれクラス分類し、入力テレビ
ジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする時空間領
域内の各画素毎にブロツク化して予測演算用画素データ
を生成し、予め用意された各組の予測係数のうちクラス
分類手段から得られるクラス分類結果に応じた予測係数
を用いて予測演算用画素データを予測演算処理して左目
用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成し,
当該左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて
立体画像を表示するようにしたことにより、フリツカを
なくして画質の劣化を防止するようにして表示手段に立
体視化映像を映出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)実施例(図1〜図10) (2)他の実施例(図11) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は立体視化装置及び立
体視化方法に関し、特に入力テレビジヨン信号に基づく
立体画像を表示する立体視化装置に適用して好適なもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来、テレビジヨン信号の立体視化を実
現する装置としては、例えばテレビジヨン学会誌 Vol.
45,No.4,pp.446〜452 (1991)に記載されているように種
々のものが提案されている。
【0004】これらの立体視化装置の中で、左目及び右
目に対応する視差のある2つの画像をテレビジヨンモニ
タにフイールド毎に交互に切り換えて表示し、この表示
画像を、表示画像の切換えに同期して左目用シヤツタ及
び右目用シヤツタが開閉する液晶シヤツタ眼鏡を通して
視ることにより、立体視を実現するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、左目及び右
目に対応する2つの画像をテレビジヨンモニタに交互に
表示することにより立体視を実現する方法においては、
通常、予め左目及び右目に対応する2台のテレビジヨン
カメラによつて撮影した画像を記録又は伝送する必要が
ある。このため画像の時間分解能を落とさないようにす
ると2倍の情報量が必要であり、また情報量を増やさな
いようにすると時間分解能が落ちるためにフリツカが生
じて画質が劣化する欠点があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、記録情報量又は伝送情報量を増やさずに良好な立体
画像を得ることができる立体視化装置及び立体視化方法
を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力テレビジヨン信号を複数の注
目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎
に当該各画素のレベル分布パターンに基づいてそれぞれ
クラス分類するクラス分類手段と、入力テレビジヨン信
号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域
内の複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算
用画素データを生成する予測ブロツク化手段と、予め複
数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数を有し、
当該各組の予測係数のうち、クラス分類手段の出力に基
づいて得られるクラス分類結果に応じた予測係数を用い
て、予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる予測
演算用画素データを予測演算処理することにより左目用
の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する予
測処理手段と、当該予測処理手段の出力に基づいて得ら
れる左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基づいて
立体画像を表示する表示手段とを設けるようにする。
【0008】また本発明においては、入力テレビジヨン
信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内
の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基
づいてそれぞれクラス分類する第1のステツプと、入力
テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所
定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化すること
により予測演算用画素データを生成する第2のステツプ
と、予め用意された複数のクラスにそれぞれ応じた複数
組の予測係数のうち、クラス分類手段の出力に基づいて
得られるクラス分類結果に応じた予測係数を用いて、予
測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる予測演算用
画素データを予測演算処理することにより左目用の画像
信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生成する第3のス
テツプと、左目用の画像信号及び右目用の画像信号に基
づいて立体画像を表示する第4のステツプとを設けるよ
うにする。
【0009】従つて本発明では、入力テレビジヨン信号
を複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複
数の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づい
てそれぞれクラス分類するクラス分類手段と、入力テレ
ビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定の
時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することによ
り予測演算用画素データを生成する予測ブロツク化手段
と、予め複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係
数を有し、当該各組の予測係数のうち、クラス分類手段
の出力に基づいて得られるクラス分類結果に応じた予測
係数を用いて、予測ブロツク化手段の出力に基づいて得
られる予測演算用画素データを予測演算処理することに
より左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ
生成する予測処理手段と、当該予測処理手段の出力に基
づいて得られる左目用の画像信号及び右目用の画像信号
に基づいて立体画像を表示する表示手段とを設けるよう
にしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防
止するようにして表示手段に立体視化映像を映出するこ
とができる。
【0010】また本発明では、入力テレビジヨン信号を
複数の注目画素を中心とする所定の時空間領域内の複数
の画素毎に当該各画素のレベル分布パターンに基づいて
それぞれクラス分類し、次いで入力テレビジヨン信号を
各注目画素をそれぞれ中心とする所定の時空間領域内の
複数の画素毎にブロツク化することにより予測演算用画
素データを生成し、続いて予め用意された複数のクラス
にそれぞれ応じた複数組の予測係数のうち、クラス分類
手段の出力に基づいて得られるクラス分類結果に応じた
予測係数を用いて、予測ブロツク化手段の出力に基づい
て得られる予測演算用画素データを予測演算処理するこ
とにより左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれ
ぞれ生成し,次いで左目用の画像信号及び右目用の画像
信号に基づいて立体画像を表示するようにしたことによ
り、フリツカをなくして画質の劣化を防止することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0012】(1)実施例 図1において、1は全体として立体視化装置を示し、1
つの入力テレビジヨン信号S1からそれぞれ視差のある
左目用の画像信号(以下、これを左目用画像信号と呼
ぶ)S2L及び右目用の画像信号(以下、これを右目用
画像信号と呼ぶ)S2Rを生成し、これら左目用画像信
号S2L及び右目用画像信号S2Rにそれぞれ基づく画
像を表示装置2に表示し得るようになされている。
【0013】この場合まず立体視化装置1は、受信した
入力テレビジヨン信号S1をアナログデジタル変換回路
(A/D)3によつて13.5〔MHz〕のサンプリング周波
数でテレビジヨンデータD1に変換し、当該テレビジヨ
ンデータD1を直接クラス分類用ブロツク化回路4に供
給すると共に遅延回路5を介してクラス分類用ブロツク
化回路4に供給する。なお上述したサンプリング周波数
でサンプリングされてなるテレビジヨンデータD1に基
づく画像のサイズは、1フレームあたり横 720画素×縦
480ライン程度となる。
【0014】クラス分類用ブロツク化回路4は、所定の
画素を注目点として、その周囲の微小領域における画像
部分の画像内容の特徴に基づいてクラス分類コードを求
めるために、時空間における周辺画素を集めるようなブ
ロツク化処理を画素クロツク単位で実行する。その結果
クラス分類用ブロツク化回路4は、時空間でみたとき、
注目点の画素を中心とする3次元的な領域(すなわち当
該注目点が存在するフレーム及びその前後のフレームに
亘る近傍領域)内に存在する画素の画素データでなるブ
ロツク化画素データD2を1つのブロツクとして集め
て、クラス分類回路6に与える。
【0015】ここで図2(A)に示すように、クラス分
類用ブロツク化回路4は、第2フレームにおいて所定の
注目点F2Xについて、その周辺にある画素として、第
1フレームの斜め上及び斜め下の2つの点F11及びF
12と、第2フレームの走査線上の隣接する2つの点F
21及びF22と、第3フレームの斜め上及び斜め下の
2つの画素F31及びF32とを選んでこれら各画素の
画素データをブロツク化画素データD2としてクラス分
類回路6に出力する。
【0016】また注目点F2X(図2(A))の画素に
対して、図2(B)に示すように、第2フレームの真下
に隣接する画素を注目点F2Yとしたとき、クラス分類
用ブロツク化回路4は第1フレームの真横の1つの画素
F10と、第2フレーム上の斜め上方の2つの画素F2
1及びF22並びに斜め下の2つの画素F23及びF2
4と、第3フレームの真横の1つの画素F30とを1つ
のブロツクとして集めて各画素の画素データをブロツク
化画素データD2としてクラス分類回路6に出力する。
【0017】クラス分類用ブロツク化回路4は、このよ
うなブロツク化処理(すなわち、上述した第2フレーム
上における注目点F2X及びF2Yについての処理)
を、以下同様にして画面全体について実行する。その後
クラス分類用ブロツク化回路4は、図2(C)に示すよ
うに、第3フレーム上の所定の画素を注目点F3Xとし
て第2フレームの2つの画素F21及びF22と、第3
フレームの2つの画素F31及びF32と、第4フレー
ムの2つの画素F41及びF42とを集めて同様のブロ
ツク化処理を実行する。また図2(D)に示すように、
第3フレーム上の所定の画素を注目点F3Yとして第2
フレームの1つの画素F20と、第3フレームの4つの
画素F31、F32、F33及びF34と、第4フレー
ムの1つの画素F40とを集めて同様のブロツク化処理
を実行する。
【0018】クラス分類回路6は、このようにしてクラ
ス分類用ブロツク化回路4から与えられたブロツク化画
素データD2毎に例えばADRC(Adaptive Dynamic R
angeCoding )圧縮処理を施すことにより当該ブロツク
化画素データD2に対してレベル分布パターンに基づく
クラス分類を実行し、当該分類結果をクラス識別番号で
あるインデツクスデータINDEXとして出力する。な
おクラス分類回路6において用いられるADRC圧縮処
理は、図2(A)〜(D)について上述したように、注
目点の周囲の画素を含む微小な時空間にブロツクの領域
を限定すれば、各画素データは相互に強い相関をもつて
いることを利用して各ブロツクの最小値及び最大値によ
つて表されるダイナミツクレンジ内の各画素データの値
と最小値との偏差が非常に小さくなるために、圧縮処理
をすることにより各画素の画素データのレベルによつて
表されるレベル分布パターンが単純な傾向をもつことが
明確になる。
【0019】このレベル分布パターンの傾向として、例
えば明るさの分布がブロツク内において上に凸になる
(すなわちブロツク内にピーク値をもつ)傾向になつた
り、下に凸になる(すなわち当該ブロツク内に暗い谷が
ある)ような傾向になつたり、明るさのピークや谷をも
たない平坦な傾向になつたりするといつた特徴が把握で
きるような結果が得られる。クラス分類回路6はこのよ
うなクラス分類用ブロツク内のレベル分布パターンの特
徴に基づいて、当該特徴に分類コードを割り当てること
によりインデツクスデータINDEXを生成する。
【0020】また立体視化装置1は、アナログデジタル
変換回路5から出力されたテレビジヨンデータD1を直
接遅延回路7に供給すると共に、遅延回路5を介して遅
延回路7に供給し、当該遅延回路7によつてテレビジヨ
ンデータD1を上述したクラス分回路6においてクラス
分類処理に要した時間分だけ遅延させた後、左目用クラ
ス分類適応処理部8の予測ブロツク化回路9及び右目用
クラス分類適応処理部10の予測ブロツク化回路11に
供給する。
【0021】予測ブロツク化回路9及び11は、それぞ
れクラス分類用ブロツク化回路4において用いられた注
目点を中心とする所定の時空間領域内の各画素の画素デ
ータを予測演算用画素データD3及びD4として予測処
理回路12及び13に供給する。ここで予測ブロツク化
回路9及び11により形成されるブロツクはクラス分類
用ブロツク化回路4によるブロツクより格段的に大きい
領域に選定され、これにより当該注目点の画素データの
予測精度を高めるようになされている。また図3に示す
ように、予測ブロツク化回路9におけるブロツク領域A
R1は、予測ブロツク化回路11におけるブロツク領域
AR2に対して数画素分だけ左側にずれるようになされ
ている。なおこのずれ量は、生成しようとする左目用画
像と右目用画像との間に設けられる視差に応じて選定さ
れている。
【0022】ここで図4に示すように、予測処理回路1
2(及び13)は、クラス分類回路6から与えられたイ
ンデツクスデータINDEXをインデツクスデコード回
路20においてデコードして係数組メモリアドレス信号
S3を発生することにより、インデツクスデータIND
EXによつて表されている画素ブロツクのレベル分布パ
ターンに対応する複数組の係数w1 、w2 ……wn を記
憶している係数組メモリM1、M2……MKの1つをア
クセスすることにより当該1組の係数データw1 、w2
……wn をそれぞれ係数レジスタ21A1、21A2…
…21Anに読み出すようになされている。
【0023】係数レジスタ21A1、21A2……21
Anに読み出された係数データw1、w2 ……wn は掛
算回路22A1、22A2……22Anにおいて予測ブ
ロツク化回路9(及び11)から供給される予測演算用
画素データD3(及びD4)のデータx1 、x2 ……x
n と乗算され、当該乗算結果が加算回路23において加
算され、その加算結果が左目用画像データD5L(及び
右目用画像データD5R)として予測処理回路12(及
び13)から出力される。
【0024】この場合左目用画像データD5L及び右目
用画像データD5Rは、それぞれ予測処理回路12及び
13から13.5〔MHz〕の画素クロツク単位で出力され、
左目用画像データD5L及び右目用画像データD5Rに
それぞれ基づく画像のサイズは1フレームあたり横 720
画素×縦 480ライン程度となる。従つてこれら左目用画
像データD5L及び右目用画像データD5Rの情報量
は、入力テレビジヨン信号S1の情報量の2倍に増加さ
れており、時間分解能及び空間分解能の劣化を防止し得
るようになされている。
【0025】左目用画像データD5L及び右目用画像デ
ータD5Rは、それぞれフレームメモリ(FM)31及
び32に書き込まれる。ここでこの立体視化装置1は、
入力テレビジヨン信号S1を同期抽出回路33に供給
し、当該同期抽出回路33は入力テレビジヨン信号S1
から垂直同期信号V及び水平同期信号Hを抽出してタイ
ミングコントローラ34に送出する。タイミングコント
ローラ34は、入力された垂直同期信号V及び水平同期
信号Hに基づいて読み出しクロツク信号S5を生成し、
当該読み出しクロツク信号S5をフレームメモリ31及
び32に同時に供給する。
【0026】これによりフレームメモリ31及び32
は、それぞれ読み出しクロツク信号S5が入力されたタ
イミングに応じて左目用画像データD5L及び右目用画
像データD5Rをテレビジヨン信号S1と同期させて読
み出す。かくして左目用画像データD5L及び右目用画
像データD5Rは、それぞれデジタルアナログ変換回路
(D/A)35及び36によつて左目用画像信号S2L
及び右目用画像信号S2Rに変換されて表示装置2に供
給される。この場合表示装置2は、例えばバイザートロ
ンのように、左目及び右目にそれぞれ対応する2台の液
晶デイスプレイを組み合わせてヘツドマウントできるよ
うに構成されており、かくして表示装置2を人が装着し
たとき、立体画像を楽しむことができる。
【0027】ここで予測処理回路12(及び13)にお
いて係数組メモリM1、M2……MKにそれぞれ記憶さ
れている各組の係数データw1 、w2 ……wn は、予め
学習により求められる。この場合まず図5に示すよう
に、この学習では、人の左目の位置及び右目の位置にそ
れぞれ相当する位置に配設された左目用テレビジヨンカ
メラ40L及び右目用テレビジヨンカメラ40Rと、こ
れら左目用テレビジヨンカメラ40L及び右目用テレビ
ジヨンカメラ40Rの間に配設された通常のテレビジヨ
ンカメラに相当する中央テレビジヨンカメラ40Cとに
よつて標準被写体41を同時に撮像することにより得ら
れる左目用画像信号、右目用画像信号及び中央画像信号
を使用する。
【0028】実際上左目用テレビジヨンカメラ40L、
右目用テレビジヨンカメラ40R及び中央テレビジヨン
カメラ40Cから得られる左目用画像信号、右目用画像
信号及び中央画像信号は、図1との対応する部分に同一
符号を付して示す図6に示すような構成の係数学習回路
50において使用される。この場合係数学習回路50
は、中央テレビジヨンカメラ40Cから得られた中央映
像信号S10Cをアナログデジタル変換回路3において
立体視化装置1(図1)の場合のクロツク周波数と同じ
クロツク周波数(この実施例の場合13.5〔MHz〕)によ
つて中央映像データD10Cに変換して、当該中央映像
データD10Cを立体視化装置1と同様にしてクラス分
類用ブロツク化回路4に供給する。
【0029】クラス分類用ブロツク化回路4は、中央映
像データD10Cの画像データのうち、立体視化装置1
の場合と同様にして抽出されるべき画素を取り込んで、
当該クラス分類用ブロツク化回路4におけるブロツク化
動作と同様に、注目点を中心とする時空間領域内に存在
する画素によつて1つのブロツクを形成して当該ブロツ
ク内に存在する各画素の画素データでなるブロツク化画
素データD11をクラス分類回路6に供給する。クラス
分類回路6は、ブロツク内画素に対してADRC圧縮処
理を施すことによりレベル分布パターンに基づくクラス
分類を実行し、当該分類結果のクラスコード番号を表す
インデツクスデータINDEX1を学習回路51及び5
2に出力する。
【0030】また係数学習回路50は、アナログデジタ
ル変換回路3から出力された中央映像データD10Cを
立体視化装置1と同様に予測ブロツク化回路9及び予測
ブロツク化回路11に供給する。予測ブロツク化回路9
及び11は、それぞれクラス分類用ブロツク化回路4に
おいて用いられた注目点を中心とする所定の時空間領域
内の各画素の画素データをブロツク化画素データD12
として学習回路51及び52に供給する。
【0031】さらに学習回路51には、左目用テレビジ
ヨンカメラ40Lにより得られた左目用映像信号S10
Lがアナログデイジタル変換回路53によつて左目用画
像データD13Lに変換された後、遅延回路54を介し
て供給され、学習回路52には右目用テレビジヨンカメ
ラ40Rにより得られた右目用映像信号S10Rがアナ
ログデイジタル変換回路55によつて右目用画像データ
D13Rに変換された後、遅延回路56を介して供給さ
れる。
【0032】学習回路51は、インデツクスデータIN
DEX1によつて表わされる各クラス毎に、左目用画像
データD13Lを教師データとして、ブロツク化画素デ
ータD12として供給される画素データに対して乗算す
べき係数データw1 、w2 ……wn を最小自乗法演算回
路を用いた学習によつて求めることにより、各組の左目
用の係数データw1 、w2 ……wn を出力してこれら各
組毎にそれぞれ対応する係数組メモリM1、M2……M
K(図4)に記憶させる。同様に、学習回路52はイン
デツクスデータINDEX1によつて表わされる各クラ
ス毎に、右目用画像データD13Rを教師データとし
て、ブロツク化画素データD12として供給される画素
データに対して乗算すべき係数データw1 、w2 ……w
n を最小自乗法演算回路を用いた学習によつて求めるこ
とにより、各組の係数データw1 、w2 ……wn を出力
してこれら各組毎にそれぞれ対応する係数組メモリM
1、M2……MK(図4)に記憶させる。
【0033】なおタイミングコントローラ34は、同期
抽出回路33によつて抽出された中央映像信号S10C
の垂直同期信号V1及び水平同期信号H1に基づいて、
例えばクラス分類用ブロツク化回路4や予測ブロツク化
回路9及び11のブロツク化のタイミングを合わせるた
めの制御信号を生成する。
【0034】ここで最小自乗法演算回路における各組の
係数データw1 、w2 ……wn の算出方法について説明
する。この場合最小自乗法演算回路は、ブロツク化画像
データD12で表わされる複数の画素値(以下これを中
央画素値と呼ぶ)と、左目用画像データD13L(及び
右目用画像データD13R)で表される1つの注目画素
値(すなわち、左目用画素値及び右目用画素値)との関
係を次の理論モデルに従つて最小自乗法を用いて求め
る。まず中央画素値xmn(m=1、2、……m、n=
1、2、……nとする)と、左目用画素値δym (m=
1、2、……m)との間に、係数wn (n=1、2、…
…n)と共に、次式(1)
【数1】 ただし、次式(2)
【数2】 のように線型1次式結合の関係があると仮定する。
【0035】このような(1)式による観測方程式を、
未知数として係数wi (i=1、2、……n)について
解くために次式(3)
【数3】 のような残差方程式を考え、次式(4)
【数4】 によつて表される残差em (m=1、2、……m)につ
いて、未知数として係数wi (i=1、2、……n)を
見出すには、次式(5)
【数5】 を最小にする条件、すなわち次式(6)
【数6】 になる係数wi (i=1、2、……n)を見出せば良
い。
【0036】そこで(3)式を未知数としての係数wi
(i=1、2、……n)によつて偏微分すれば、次式
(7)
【数7】 となるから、(7)式を(6)式に代入して(6)式の
条件をi=1、2、……、nについて立てれば、次式
(8)
【数8】 の条件式が得られる。
【0037】そこで(3)式及び(8)式から次式
(9)
【数9】 の正規方程式が得られる。ここで(9)式は未知数がn
個だけある連立方程式であるから、この連立方程式から
最確値であるwi (i=1、2、……n)を求めること
ができ、正確には(9)式において未知数wi が乗算さ
れるマトリクス、すなわち次式(10)
【数10】 が正則であれば、未知数として係数wi を解くことがで
きる。実際には、Gauss-Jordanの消去法(掃き出し法)
を用いて連立方程式を解く。
【0038】ここで図7に示すように、かかる理論モデ
ルに基づいて学習回路51(及び52)の最小自乗法演
算回路51A(及び52A)は、(9)式のうちxjn
jn(j=1、2、……n、n=1、2、……n)の項及
びxjnδyj (j=1、2、……n、n=1、2、……
n)の乗算を実行する乗算器アレイ61を有し、その演
算結果xjnjn(j=1、2、……n、n=1、2、…
…n)及びxjnδyj(j=1、2、……n、n=1、
2、……n)の乗算結果を加算メモリ62に供給するこ
とにより、加算メモリ62に(9)式によつて表される
連立方程式の各項が記録され、続く係数演算回路63に
よつてGauss-Jordanの消去法(掃出し法)を用いて、加
算メモリ62から送出された連立方程式を解くことによ
り係数wi(i=1、2、……n)を求めて係数データ
1 、w2 、……wn を係数演算回路63から送出す
る。
【0039】この場合図8に示すように、最小自乗法演
算51A(及び52A)の乗算器アレイ61は、(9)
式の項xjnjn(j=1、2、……m、n=1、2、…
…n)のうち、斜め右半部の項に対応し、かつそれぞれ
図9に示す構成の乗算器61Aだけが用意され、かくし
て構成を簡略化するようになされている。因に(9)式
の正規方程式は、右上の項を反転すれば、左下の項と同
じものになるため、乗算器61Aとしては右上の項に対
応するものだけを用意すれば良い。
【0040】また図10に示すように、加算器メモリ6
2は、加算器アレイ65とクラス数分だけ設けられたメ
モリ(又はレジスタ)アレイ66A、66B、……66
Kとにより構成されている。メモリアレイ66A、66
B、……66Kは、クラス分類回路6(図6)から供給
されるインデツクスデータINDEX1が与えられたと
き、これをインデツクスデコード回路67でデコードし
て得られるアドレス信号S20に応答して1つのメモリ
アレイ66A、66B、……又は66Kが指定され、当
該指定されたメモリアレイ66A、66B、……又は6
6Kの格納値が加算器アレイ62に帰還される。このと
き加算器アレイ62により得られる加算結果が再び対応
するメモリアレイ66A、66B、……又は66Kに格
納される。
【0041】このようにしてインデツクスデータIND
EX1によつて分類されたクラスが指定されたとき、対
応されたメモリエリアから(9)式に基づく正規方程式
が読み出され、係数演算回路63において係数wi (i
=1、2、……n)を演算により求めて係数データ
1 、w2 、……wn を係数演算回路63から送出し、
これを予測処理回路12(及び13、図1)のROMで
なる係数組メモリM1、M2、……MKに格納する。
【0042】以上の構成において、立体視化装置1は放
送用信号等でなる入力テレビジヨン信号S1が入力され
ると、当該入力テレビジヨン信号S1を注目点毎にクラ
ス分類し、当該分類結果に応じた右目用の予測係数デー
タw1 、w2 ……wn 及び左目用の予測係数データ
1 、w2 ……wn を用いてそれぞれ当該テレビジヨン
信号S1に基づく予測演算用画素データD3及びD4を
予測演算することことにより、左目用画像データD5L
及び右目用画像データD5Rを生成する。この結果伝送
又は記録において情報量を増加させなくとも時間分解能
を低下させずに左目用画像データD5L及び右目用画像
データD5Rを生成することがてきる。
【0043】またこの立体視化装置1は、左目用画像デ
ータD5L及び右目用画像データD5Rを入力テレビジ
ヨン信号S1に同期させて表示装置2に表示させる。こ
れにより視聴者はフリツカがなく良好な立体視化素装置
を表示装置2において鑑賞することができる。
【0044】以上の構成によれば、入力テレビジヨン信
号S1を各注目画素を中心とする時空間領域内の各画素
毎にレベル分布パターンに応じてクラス分類し、当該ク
ラス分類結果に基づくインデツクスデータINDEXを
生成するクラス分類回路6と、入力テレビジヨン信号S
1を上述した各注目点画素を中心とする所定の時空間領
域内の各画素毎にブロツク化することにより予測演算用
画像データD3及びD4を生成する予測ブロツク化回路
9及び11と、予め各クラスに対応する各組の予測係数
を有し、これら各組の予測係数のうち、インデツクスデ
ータINDEXに応じた予測係数を用いてそれぞれ予測
演算用画素データD3及びD4を予測演算処理すること
により左目用画像データD5L及び右目用画像データD
5Rを生成する予測処理回路12及び13と、左目用画
像データD5L及び右目用画像データD5Rに基づいて
立体視化映像を映出する表示装置2とを設けるようにし
たことにより、フリツカをなくして画質の劣化を防止す
るようにして表示装置2に立体視化映像を映出すること
ができ、かくして記録情報量又は伝送情報量を増やさず
に良好な立体画像を得ることができる立体視化装置を実
現することができる。
【0045】また以上の構成によれば、入力テレビジヨ
ン信号S1を各注目画素を中心とする時空間領域内の各
画素毎にレベル分布パターンに応じてクラス分類し、当
該クラス分類結果に基づくインデツクスデータINDE
Xを生成し、次いで入力テレビジヨン信号S1を上述し
た各注目点画素を中心とする所定の時空間領域内の各画
素毎にブロツク化することにより予測演算用画像データ
D3及びD4を生成し、続いて予め用意された各クラス
に対応する各組の予測係数の予測係数のうち、インデツ
クスデータINDEXに応じた予測係数を用いてそれぞ
れ予測演算用画素データD3及びD4を予測演算処理す
ることにより左目用画像データD5L及び右目用画像デ
ータD5Rを生成し、次いで左目用画像データD5L及
び右目用画像データD5Rに基づいて立体画像を表示す
るようにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣
化を防止することができ、かくして記録情報量又は伝送
情報量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる
立体視化方法を実現することができる。
【0046】(2)他の実施例 なお上述の実施例においては、注目画素を中心とする時
空間領域内の各画素をレベル分布パターンに基づいてク
ラス分類する手法としてADRCによる圧縮手法を用い
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば離散コサイン変換(DCT)、差分量子化
(DPCM)やBTC(Block Truncation Coding )等
の種々の圧縮手法を用いることができる。
【0047】また上述の実施例においては、予測係数を
記憶させる記憶手段として、ROMを用いた場合につい
て述べたが、RAM(Random Access Memory)やSRA
Mを用いるようにしても良い。
【0048】さらに上述の実施例においては、アナログ
デイジタル変換回路3、53及び55の変換動作を13.5
〔MHz〕のサンプリング周波数で実行するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、クロツク
周波数を例えば14.3〔MHz〕などに必要に応じて変更す
ることができる。
【0049】さらに上述の実施例においては、左目用及
び右目用クラス分類適応処理回路8及び10のクラス分
類適応処理をハードウエアの構成によつて実現するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
デイジタル化されたデータを計算機に取り込むことによ
りソフトウエアによつて実現するようにしても良い。
【0050】さらに上述の実施例においては、入力テレ
ビジヨン信号S1から生成した左目用画像信号S2L及
び右目用画像信号S2Rに基づいて表示装置2に立体画
像を表示するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、入力テレビジヨン信号S1から生成し
た左目用画像信号S2L及び右目用画像信号S2Rを一
旦記録装置に記録した後、当該記録装置から再生して表
示装置2に供給するようにしても上述の場合と同様の効
果を得ることができる。
【0051】さらに上述の実施例においては、クラス分
類用ブロツク化回路4においてテレビジヨンデータD1
を図2(A)〜(D)に示すようにダイヤモンド形の微
小領域についてクラス分類用ブロツク化をするようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、クラ
ス分類用ブロツク化としては、図11(A)〜(D)示
すように、方形の微小領域についてクラス分類用ブロツ
ク化をするようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力テレ
ビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時空
間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パタ
ーンに基づいてそれぞれクラス分類するクラス分類手段
と、入力テレビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心
とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化
することにより予測演算用画素データを生成する予測ブ
ロツク化手段と、予め複数のクラスにそれぞれ応じた複
数組の予測係数を有し、当該各組の予測係数のうち、ク
ラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分類結果
に応じた予測係数を用いて、予測ブロツク化手段の出力
に基づいて得られる予測演算用画素データを予測演算処
理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信
号をそれぞれ生成する予測処理手段と、当該予測処理手
段の出力に基づいて得られる左目用の画像信号及び右目
用の画像信号に基づいて立体画像を表示する表示手段と
を設けるようにしたことにより、フリツカをなくして画
質の劣化を防止するようにして表示手段に立体視化映像
を映出することができ、かくして記録情報量又は伝送情
報量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる立
体視化装置を実現することができる。
【0053】また上述のように本発明によれば、入力テ
レビジヨン信号を複数の注目画素を中心とする所定の時
空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレベル分布パ
ターンに基づいてそれぞれクラス分類し、次いで入力テ
レビジヨン信号を各注目画素をそれぞれ中心とする所定
の時空間領域内の複数の画素毎にブロツク化することに
より予測演算用画素データを生成し、続いて予め用意さ
れた複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数の
うち、クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス
分類結果に応じた予測係数を用いて、予測ブロツク化手
段の出力に基づいて得られる予測演算用画素データを予
測演算処理することにより左目用の画像信号及び右目用
の画像信号をそれぞれ生成し,次いで左目用の画像信号
及び右目用の画像信号に基づいて立体画像を表示するよ
うにしたことにより、フリツカをなくして画質の劣化を
防止することができ、かくして記録情報量又は伝送情報
量を増やさずに良好な立体画像を得ることができる立体
視化方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による立体視化装置の構成を
示すブロツク図である。
【図2】クラス分類用のブロツク化の説明に供する略線
図である。
【図3】予測ブロツク化回路により形成される予測ブロ
ツクの説明に供する略線図である。
【図4】予測処理回路の構成を示すブロツク図である。
【図5】学習に用いる映像信号の説明に供する略線図で
ある。
【図6】係数学習回路の構成を示すブロツク図である。
【図7】最小自乗法演算回路の構成を示すブロツク図で
ある。
【図8】乗算器アレイの構成を示す略線図である。
【図9】図8の乗算器アレイの詳細構成を示す略線図で
ある。
【図10】加算器メモリの構成を示す略線図である。
【図11】他の実施例によるクラス分類用のブロツク化
の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……立体視化装置、2……表示装置、4……クラス分
類用ブロツク化回路、6……クラス分類回路、8……左
目用クラス分類適応処理回路、9……予測ブロツク化回
路、10……右目用クラス分類適応処理回路、11……
予測ブロツク化回路、12……予測処理回路、13……
予測処理回路、50……係数学習回路、51、52……
学習回路、M1、M2……MK……係数組メモリ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力テレビジヨン信号に基づく立体画像を
    表示する立体視化装置において、 上記入力テレビジヨン信号を、複数の注目画素を中心と
    する所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素の
    レベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類する
    クラス分類手段と、 上記入力テレビジヨン信号を各上記注目画素をそれぞれ
    中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロツ
    ク化することにより予測演算用画素データを生成する予
    測ブロツク化手段と、 予め複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の予測係数を
    有し、当該各組の予測係数のうち、上記クラス分類手段
    の出力に基づいて得られるクラス分類結果に応じた上記
    予測係数を用いて、上記予測ブロツク化手段の出力に基
    づいて得られる上記予測演算用画素データを予測演算処
    理することにより左目用の画像信号及び右目用の画像信
    号をそれぞれ生成する予測処理手段と、 上記予測処理手段の出力に基づいて得られる上記左目用
    の画像信号及び上記右目用の画像信号に基づいて上記立
    体画像を表示する表示手段とを具えることを特徴とする
    立体視化装置。
  2. 【請求項2】上記予測処理手段は、 予め学習により求められた各クラスに対応した左目用の
    予測係数が記憶された左目用予測係数記憶手段と、 予め学習により求められた各クラスに対応した右目用の
    予測係数が記憶された右目用予測係数記憶手段と、 上記クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分
    類結果に応じて上記左目用予測係数記憶手段から出力さ
    れた上記予測係数と、上記予測ブロツク化手段の出力に
    基づいて得られる上記予測演算用画素データとを用いた
    線型一次結合式に基づいて演算を行うことにより上記左
    目用の画像信号を生成する左目用演算手段と、 上記クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分
    類結果に応じて上記右目用予測係数記憶手段から出力さ
    れた上記予測係数と、上記予測ブロツク化手段の出力に
    基づいて得られる上記予測演算用画素データとを用いた
    線型一次結合式に基づいて演算を行うことにより上記右
    目用の画像信号を生成する右目用演算手段とを具えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の立体視化装置。
  3. 【請求項3】上記予測係数は、 互いに視差のある所定位置に配設された中央のテレビジ
    ヨンカメラと、左目用のテレビジヨンカメラと、右目用
    のテレビジヨンカメラとによつてそれぞれ得られる中
    央、左目用及び右目用テレビジヨン信号のうち、上記中
    央のテレビジヨンカメラから得られる上記中央テレビジ
    ヨン信号を、上記クラス分類手段と同様の手法によつて
    クラス分類し、 上記分類された各クラス毎に、上記左目用のテレビジヨ
    ンカメラから得られた上記左目用テレビジヨン信号及び
    上記右目用のテレビジヨンカメラから得られた上記右目
    用テレビジヨン信号を教師データとして、当該教師デー
    タを上記中央テレビジヨン信号と複数の係数との線型一
    次結合式により表し、 各上記係数を最小自乗法を用いた学習によつて求めたも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の立体視化装
    置。
  4. 【請求項4】上記表示手段は、上記左目用の映像信号及
    び上記右目用の映像信号をそれぞれ表示するヘツドマウ
    ントタイプの液晶デイスプレイでなることを特徴とする
    請求項1に記載の立体視化装置。
  5. 【請求項5】入力テレビジヨン信号に基づく立体画像を
    表示する立体視化方法において、 上記入力テレビジヨン信号を複数の注目画素を中心とす
    る所定の時空間領域内の複数の画素毎に当該各画素のレ
    ベル分布パターンに基づいてそれぞれクラス分類する第
    1のステツプと、 上記入力テレビジヨン信号を、各上記注目画素をそれぞ
    れ中心とする所定の時空間領域内の複数の画素毎にブロ
    ツク化することにより予測演算用画素データを生成する
    第2のステツプと、 予め用意された複数のクラスにそれぞれ応じた複数組の
    予測係数のうち、上記クラス分類手段の出力に基づいて
    得られるクラス分類結果に応じた上記予測係数を用い
    て、上記予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる
    上記予測演算用画素データを予測演算処理することによ
    り左目用の画像信号及び右目用の画像信号をそれぞれ生
    成する第3のステツプと、 上記左目用の画像信号及び上記右目用の画像信号に基づ
    いて上記立体画像を表示する第4のステツプとを具える
    ことを特徴とする立体視化方法。
  6. 【請求項6】上記第3のステツプでは、 予め学習により求められた各クラスに対応した左目用の
    予測係数が記憶された左目用予測係数記憶手段から、上
    記クラス分類手段の出力に基づいて得られるクラス分類
    結果に応じて上記左目用予測係数記憶手段から出力され
    た上記予測係数と、上記予測ブロツク化手段の出力に基
    づいて得られる上記予測演算用画素データとを用いた線
    型一次結合式に基づいて演算を行うことにより上記左目
    用の画像信号を生成すると共に、予め学習により求めら
    れた各クラスに対応した右目用の予測係数が記憶された
    右目用予測係数記憶手段から、上記クラス分類手段の出
    力に基づいて得られるクラス分類結果に応じて上記右目
    用予測係数記憶手段から出力された上記予測係数と、上
    記予測ブロツク化手段の出力に基づいて得られる上記予
    測演算用画素データとを用いた線型一次結合式に基づい
    て演算を行うことにより上記右目用の画像信号を生成す
    ることを特徴とする請求項5に記載の立体視化方法。
  7. 【請求項7】上記予測係数は、 互いに視差のある所定位置に配設された中央のテレビジ
    ヨンカメラと、左目用のテレビジヨンカメラと、右目用
    のテレビジヨンカメラとによつてそれぞれ得られる中
    央、左目用及び右目用テレビジヨン信号のうち、上記中
    央のテレビジヨンカメラから得られる上記中央テレビジ
    ヨン信号を、上記クラス分類手段と同様の手法によつて
    クラス分類し、 分類された各クラス毎に、上記左目用のテレビジヨンカ
    メラから得られた上記左目用テレビジヨン信号及び上記
    右目用のテレビジヨンカメラから得られた上記右目用テ
    レビジヨン信号を教師データとして、当該教師データを
    上記中央テレビジヨン信号と複数の係数との線型一次結
    合式により表し、 各上記係数を最小自乗法を用いた学習によつて求めたも
    のであることを特徴とする請求項5に記載の立体視化方
    法。
  8. 【請求項8】上記表示手段は、上記左目用の映像信号及
    び上記右目用の映像信号をそれぞれ表示するヘツドマウ
    ントタイプの液晶デイスプレイでなることを特徴とする
    請求項5に記載の立体視化方法。
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