JPH0851598A - 画像情報変換装置 - Google Patents

画像情報変換装置

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JPH0851598A
JPH0851598A JP20286394A JP20286394A JPH0851598A JP H0851598 A JPH0851598 A JP H0851598A JP 20286394 A JP20286394 A JP 20286394A JP 20286394 A JP20286394 A JP 20286394A JP H0851598 A JPH0851598 A JP H0851598A
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Masashi Uchida
真史 内田
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から供給される通常の解像度の画像情報
を高解像度の画像情報へ変換することができる。 【構成】 ディジタル化されたSDデータが領域分割化
回路2において、複数の領域へ分割される。ADRC回
路3では、分割された領域毎にレベル分布のパターンが
検出され、クラスコード発生回路4において、検出され
たパターンに応じてクラスが検出され、そのクラスを示
すクラスコードがROMテーブル5へ供給される。RO
Mテーブル5では、予め学習により決定されているHD
データへ変換するための係数データが供給されたクラス
コードに応じて読み出され、推定演算回路7へ供給され
る。推定演算回路7では、遅延回路6により所定時間遅
延されたSDデータとROMテーブル5から供給された
係数データにより垂直方向の補間がなされ、水平補間フ
ィルタ8において、水平方向の補間がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、テレビジョ
ン受像器やビデオテープレコーダ装置等に用いて好適な
画像情報変換装置に関し、特に、外部から供給される通
常の解像度の画像情報を高解像度の画像情報へ変換して
出力するような画像情報変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、オーディオ・ビジュアル
指向の高まりから、より高解像度の画像を得ることが出
来るようなテープ受像器の開発が望まれ、この要望に応
えて、いわゆるハイビジョン方式が開発された。このハ
イビジョン方式は、いわゆるNTSC方式に規定される
走査線が525本に対して、2倍以上の1125本とな
っているうえ、表示画面の縦横比もNTSC方式が3:
4に対して、ハイビジョン方式は、9:16と広角画面
になっている。このため、高解像度で臨場感のある画面
を得ることが出来るようになっている。
【0003】しかしながら、このような優れた特性を有
するハイビジョン方式ではあるが、NTSC方式の映像
信号をそのまま供給しても画像表示を行うことはできな
い。これは、上述のようにNTSC方式とハイビジョン
方式とでは、規格が異なることが原因している。このた
め、NTSC方式の映像信号に応じたハイビジョン方式
で表示しようとする場合、従来は、例えば図8に示すよ
うな画像情報変換装置を用いて映像信号のレート変換を
行っていた。
【0004】図8において、従来の画像情報変換装置
は、入力端子31を介して供給されるNTSC方式の映
像信号の水平方向の補間処理を行う水平補間フィルタ3
2と、水平方向の補間処理の行われた映像信号の垂直方
向の補間処理を行う垂直補間フィルタ33とから構成さ
れ、水平方向、および垂直方向の補間処理がなされたN
TSC方式の信号は、出力端子34から取り出される。
【0005】具体的には、水平補間フィルタ32は、図
9に示すような構成を有しており、入力端子31を介し
て供給されるNTSC方式の映像信号は、入力端子41
を介して、第1〜第mの乗算器42〜42m にそれぞれ
供給される。各乗算器42は、それぞれ映像信号に係数
を乗算して出力する。係数の乗算された映像信号は、そ
れぞれ第1〜第mの加算器43〜43m-1 へ供給され
る。各加算器43〜43m-1 の間には、それぞれ時間T
の遅延レジスタ44〜44m が設けられている。そし
て、第mの乗算器42m から出力された映像信号は、第
mの遅延レジスタ44m により時間Tの遅延が施され、
第m−1の加算器43m-1 へ供給される。
【0006】第m−1の加算器43m-1 は、第mの遅延
レジスタ44m からの時間Tの遅延が施された映像信号
と、第m−1の乗算器42m-1 からの映像信号とを加算
処理して出力する。この加算処理の施された映像信号
は、第m−1の遅延レジスタ44m-1 により再度、時間
Tの遅延が施され、図示しない第m−2の加算器43m-
2 において、同じく図示しない第m−2の乗算器43m-
2 からの映像信号と加算処理される。水平補間フィルタ
32は、このようにしてNTSC方式の映像信号を出力
端子45を介して、垂直補間フィルタ33へ供給する。
【0007】垂直補間フィルタ33は、上述の水平補間
フィルタ32と同様の構成を有しており、水平補間処理
の行われた映像信号に対して、垂直方向の画素の補間を
行う。これにより、NTSC方式の映像信号に対して、
垂直方向の画素の補間を行う。このような変換のなされ
たハイビジョン方式の映像信号は、ハイビジョン方式受
像器に供給される。これにより、NTSC方式の映像信
号に応じた画像をハイビジョン方式受像器で表示するこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように従来の画像情報変換装置は、NTSC方式の映像
信号を基にして、単に水平方向、および垂直方向の補間
を行っているに過ぎないため、解像度は基となるNTS
C方式の映像信号と何ら変わらなかった。特に、通常の
動画を変換対象とした場合、垂直方向の補間フィールド
内処理で行うのが一般的であるが、この場合、画像のフ
ィールド間相関を使用していないため、画像静止部にお
いてはNTSC方式の映像信号よりも解像度が劣化する
欠点があった。
【0009】これに対し、特開平5−328185号公
報に記載のディジタルデータ変換装置および方法では、
複数の入力データの分布状態に応じたクラス分けがさ
れ、各クラスに関するデータ変換、すなわちクラス情報
を出力データへ変換、またはクラス情報を出力データを
形成するためのパラメータに変換するマッピング表が使
用される。このマッピング表は、トレーニング用の種々
の絵柄の源画像を用いて予め形成されている。したがっ
て、このマッピング表によって、入力画像信号に含まれ
ない高解像度成分を復元することができる。
【0010】また、特願平5−172617号に記載の
画像信号変換装置では、入力信号である画像信号レベル
の3次元(時空間)分布に応じてクラス分割を行い、ク
ラス毎に予め学習により獲得された予測係数値を格納し
た記憶手段を持ち、予測式に基づいた演算により最適な
推定値を出力する画像信号変換装置というものがある。
【0011】この手法は、HD(High Difinition )画
素を創造する場合、時間的、空間的な意味でその周辺に
存在する複数のSD(Standerd Difinition )画素デー
タをクラス分割し、それぞれのクラス毎に予測係数値を
学習により獲得することで画像静止部においてはフィー
ルド間、フレーム間等の時間方向の相関を利用し、また
動き部においてはフィールド内相関のみを利用すること
により真値に近いHD画素値を得る、というような巧妙
なものである。
【0012】すなわち、図10において、SD画素x1
とSD画素x2 の差分値が小さい場合は、創造するべき
HD画素y周辺の画像は静止している可能性が高い。そ
こで、画像信号変換装置では、空間位置の低いSD画素
1 とSD画素x2 に重きをおいて、HD画素yを創造
する。一方、SD画素x1 とSD画素x2 の差分値が大
きい場合は、創造するべきHD画素y周辺の画像は動い
ている可能性が高い。そこで、画像信号変換装置では、
時間的に近いSD画素x3 とSD画素x4 に重きをおい
て、HD画素yを創造する。
【0013】この手法によれば静止/動きの切り換わり
も実際の画像を用いて学習することにより滑らかに表現
できるので、従来の動き適応方式のように静止/動きの
切り換わりによる不自然さの発生を大幅に減少させるこ
とができる。
【0014】しかしながら、上述の手法は、有限個のク
ラス分割により、動き情報と区間内の波形の二つを表現
する必要があり、クラスによっては、本来なら分離する
べきパターンが一つのクラス内に混在してしまう場合が
あった。
【0015】例えば、図10において、SD画素x1
SD画素x2 の差分値が小さい場合は、上述のようにそ
の周辺の画像は静止している可能性が非常に高いが、わ
ずかな可能性ではあるが実際には画像が動いている場合
がある。例えば、(k−1)フィールドにのみ動き物体
が侵入している場合、また、kフィールドから(k+
2)フィールドの間で画像中の物体が動いているが、た
またまSD画素x1 とSD画素x2 の差分値が小さいこ
とにより、HD画素yは、画像信号変換装置では、空間
位置の近いSD画素x1 とSD画素x2 に重きをおい
て、創造される。したがって、この場合、創造されたH
D画素と真のHD画素の誤差が大きいものとなり、復元
画像の品質の劣化が目立つことになる。
【0016】この対応策として、クラス分割に用いる画
素数を増やして、クラス数を増加させることにより、復
元画像の品質劣化を低減する、という手法も考えられ
る。しかしながら、この手法によるとクラス数が非常に
大きなものになってしまい、その結果ハードウェア規模
の増加を招き、現実性に乏しい。
【0017】したがって、この発明は、上述の問題点に
鑑みてなされたものであり、解像度を向上させてNTS
C方式の映像信号をハイビジョン方式の映像信号へ変換
することができるような画像情報変換装置の提供を目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、高い解像度
のディジタル画像信号からダウンコンバートされたディ
ジタル画像信号を、再び高い解像度のディジタル画像信
号へ変換するようにした画像情報変換装置において、外
部から供給された画像情報を複数のブロックへ分割する
画像情報分割手段と、画像情報分割手段により分割され
たブロック毎に外部から供給された画像情報のレベル分
布のパターンが検出され、検出されたパターンに基づい
て、ブロック毎の画像情報が属するクラスが決定され、
クラス検出情報を出力するクラス検出手段と、外部から
供給された画像情報を、外部から供給された画像情報よ
りも高い解像度の画像情報へ変換するための情報である
推定式の係数データがクラス毎に発生され、クラス検出
手段からのクラス検出情報に応じて係数データを出力す
る係数データ発生手段と、係数データ発生手段から供給
された係数データに応じて、外部から供給された画像情
報を、外部から供給された画像情報よりも高い解像度の
画像情報へ変換して出力する画像変換手段と、画像変換
手段から供給された、高い解像度の画像情報をダウンコ
ンバートする画像間引き手段と、画像間引き手段から供
給された画像情報を入力された画像情報と比較し、その
誤差の大きさに応じて適応的に出力信号を切り換える比
較判定手段とを有することを特徴とする画像情報変換装
置である。
【0019】
【作用】この発明に係る画像情報変換装置は、HD信号
よりダウンコンバートされた入力SD信号が画像情報分
割手段により複数の領域に分割され、それぞれの領域毎
に画像情報のレベル分布のパターンを検出し、その検出
したパターンに基づいて、その領域の画像情報が属する
クラスを決定してクラス検出情報を出力する。係数デー
タ記憶手段には、外部から供給された画像情報をこの画
像情報よりも高い解像度の画像情報に変換するための情
報である線形推定式の係数データがクラス毎に記憶され
ており、この係数データは、クラス係数情報に応じて出
力される。そして、画像情報変換手段が係数データ記憶
手段から供給された係数データに応じて、外部から供給
された画像情報がその外部から供給された画像情報より
も高い解像度の画像情報へ変換される。変換されたHD
信号は、ダウンコンバートされSD信号へ変換され、入
力SD信号と比較される。その誤差が大きい場合は、画
素の推定において大きな誤差が発生していることを意味
するので、時空間モデルによる推定をフィールド内空間
モデルによる推定に置き換え出力する。
【0020】
【実施例】以下、この発明に係る画像信号変換装置の実
施例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1
は、この一実施例、すなわち画像信号変換装置の信号処
理の概略的構成を示す。1で示す入力端子から、外部か
ら供給される画像情報として、例えばいわゆるNTSC
方式の映像信号がディジタル化され、SDデータとして
供給される。
【0021】この実施例における、SD画素と創造する
べきHD画素の位置関係は、図2に示すとおりとする。
すなわち、同一フィールド内において、創造するべきH
D画素には、SD画素から近い位置に存在するHD画素
1 と、SD画素から遠い位置に存在するHD画素y2
の2種類がある。以降、SD画素から近い位置に存在す
るHD画素を推定するモードをモード1と称し、SD画
素から遠い位置に存在するHD画素を推定するモードを
モード2と称する。
【0022】領域分割化回路2では、入力端子1から供
給されたSD画像信号を複数の領域に分割する。この実
施例では、モード1用に創造するべきHD画素の例えば
上下各2画素ずつのSD画素を、1画素×4ラインの計
4画素からなる領域に分割する。この領域をブロック1
と呼ぶことにする。HD画素y1に対するブロック1の
SD画素は、図2におけるx1 、x2 、x3 、x4 とな
る。
【0023】一方、モード2用には2種類の領域分割が
行われる。まず、モード1と同様に創造するべきHD画
素の例えば上下各2画素ずつのHD画素を1画素×4ラ
インの計4画素からなる領域に分割する。この領域をブ
ロック2−1のSD画素は、図2におけるx1 、x2
3 、x4 となる。
【0024】さらに、モード2に対しては他のフィール
ドに属するSD画素を含んだ4画素の領域分割がなされ
る。具体的には、例えば創造するべきHD画素の上下各
1画素ずつのHD画素それぞれ1画素がブロック化さ
れ、いわゆる、時空間構造を持った領域分割がなされ
る。この領域をブロック2−2と呼ぶことにする。HD
画素y2に対するブロック2−2のSD画素は、図3に
おけるx1 、x2 、x3 、x4 となる。
【0025】領域分割化回路2によりブロック化された
データが、ADRC回路3、および遅延回路6へ供給さ
れる。遅延回路6は、ADRC回路3、クラスコード発
生回路4、ROMテーブル5の処理に必要な時間だけデ
ータを遅延させて、推定演算回路7へ出力する。
【0026】ADRC回路3は、領域毎に供給されるS
Dデータの1次元的、あるいは2次元的なレベル分布の
パターンを検出するとともに、上述のように各領域のデ
ータを、例えば8ビットのSDデータから2ビットのS
Dデータに圧縮するような演算を行うことによりパター
ン圧縮データを形成し、このパターン圧縮がクラスコー
ド発生回路4へ供給される。
【0027】本来、ADRC(Adaptive Dynamic Range
Coding )は、VTR向け高能率符号化用に開発された
適応的再量子化法であるが、信号レベルの局所的なパタ
ーンを短い語長で効率的に表現できるため、この発明の
実施例では、信号パターンのクラス分類のコード発生に
使用している。ADRC回路3は、領域内のダイナミッ
クレンジをDR、ビット割当をn、領域内画素のデータ
レベルをL、再量子化コードをQ、として以下の式
(1)により、領域内の最大値MAXと最小値MINと
の間を指定されたビット長で均等に分割して再量子化を
行う。
【0028】 DR=MAX−MIN+1 Q={(L−MIN+0.5)×2n /DR} (1) ただし、{ }は切り捨て処理を意味する。
【0029】この実施例では、領域分離化回路2により
分離されたそれぞれ4画素のSDデータを、各2ビット
に圧縮するものとする。圧縮されたSDデータを、それ
ぞれq1 〜q4 とする。
【0030】クラスコード発生回路4は、ADRC回路
3から供給されるパターン圧縮データに基づいて以下の
式(2)の演算を行うことにより、そのブロックが属す
るクラスを検出し、そのクラスを示すクラスコードclas
s がROMテーブル5へ供給される。このクラスコード
class は、ROMテーブル5からの読み出しアドレスを
示すものとなっている。
【0031】
【数1】 この実施例では、nは4、pは2である。
【0032】ROMテーブル5には、SDデータのパタ
ーンとHDデータの関係を学習することにより、線形推
定式を用いて、SDデータに対応するHDデータを算出
するための係数データが各クラス毎に記憶さている。こ
れは、線形推定式によりSDデータをこの画像情報より
も高い解像度の画像情報である、いわゆるハイビジョン
方式の規格に合致したHDデータへ変換するための情報
である。
【0033】この実施例において係数データは、モード
1とモード2のそれぞれ独立に用意され、さらにモード
2に関しては、ブロック2−1のデータを使用する場合
と、ブロック2−2のデータを使用する場合でそれぞれ
独立に係数データは、用意されている。なお、ROMテ
ーブル5に記憶されている係数データの作成方法につい
ては後述する。ROMテーブル5からは、クラスコード
class で示されるアドレスから、そのクラスの係数デー
タであるwi (class )が読み出される。この係数デー
タは、推定演算回路7へ供給される。
【0034】推定演算回路7は、遅延回路6を介して、
領域分割化回路2から供給されるSDデータ、およびR
OMテーブル5から供給される係数データであるw
i (class )に基づいて、入力されたSDデータに対応
するHDデータを算出する。推定演算回路7について
は、図4を用いて詳しく説明する。
【0035】遅延回路6より供給されたSDデータとR
OMテーブル5から供給された係数データは、まず初期
推定演算回路11へ供給される。初期推定演算回路11
は、モード1に関しては、ブロック1用の係数を用い
て、係数データであるwi (class )に基づいて、それ
ぞれ以下の式(3)に示す演算を行うことにより、入力
されたSDデータに対応するHDデータを算出する。ま
た、モード2のHD画素に関しては、2種類のデータが
存在することになる。
【0036】モード1のHDデータと、モード2のHD
データのうちブロック2−2用の係数データを用いて作
成されたHDデータが、垂直間引きフィルタ12へ供給
される。モード1のHDデータは、同時に水平補間フィ
ルタ8にも供給される。ブロック2−2用の係数データ
を用いて作成されたHDデータは、同時にスイッチ回路
14へ供給される。ブロック2−1用の係数データを用
いて作成されたモード2のHDデータは、スイッチ回路
14へ供給される。
【0037】 hd´=w1 1 +w2 2 +w3 3 +w4 4 (3)
【0038】垂直間引きフィルタ12は、後に詳しく説
明する垂直間引きフィルタ22と同一のものであり、H
D画像信号の垂直方向の画素数をフィルタリングにより
SD画像信号の画素数に間引くものである。垂直間引き
フィルタ12は、初期推定演算回路11より供給された
HDデータをダウンコンバートしてSDデータを作成し
て、比較判定回路13へ出力する。
【0039】比較判定回路13には、垂直間引きフィル
タ12により生成され、推定されたHDデータをダウン
コンバートして作成したSDデータと、遅延回路6から
供給されたSDデータが供給される。比較判定回路13
では、遅延回路6から供給されたオリジナルのSDデー
タと、垂直間引きフィルタ12から供給され、推定され
たHDデータをダウンコンバートすることによって作成
されたSDデータとの比較が行われる。
【0040】遅延回路6から供給されたオリジナルのS
Dデータは、もともと垂直間引きフィルタ12と同一の
フィルタにより、真のHDデータからダウンコンバート
されたものである。したがって、初期推定演算回路11
により推定されたHDデータが真値と完全に一致するな
らば、遅延回路6から供給されたオリジナルのSDデー
タと、垂直間引きフィルタ12から供給され、推定され
たHDデータとは、一致するはずである。しかしなが
ら、SDデータからHDデータを完全に推定することは
事実上不可能であるから多少の誤差が発生することが一
般的である。
【0041】しかしながら、比較判定回路13で大きな
誤差が発生することがあり、この場合、誤差の発生した
SDデータの近傍のHDデータを推定するときに大きな
誤差が発生した可能性が高い。
【0042】今、モード1の画素の推定は完全フィール
ド内推定方式によって行われている。したがって、動き
等により極端な性能劣化は発生せず、モード1の画素の
推定においては大きな誤差が発生する可能性は低い。
【0043】これに対してモード2の画素の推定は、時
空間のタップ構造を持つ推定方式によって行われてい
る。この構造を持つ推定方式は平均的には高い推定精度
を持つが、それほど多くないクラスにおいて、この推定
を行った場合、動画シーンを静止と判定ミスすることに
より非常に大きな誤差が発生することがある。
【0044】よって、比較判定回路13で大きな誤差が
発生した場合、誤差の発生したSDデータの近傍のモー
ド2におけるHDデータを推定するときに大きな誤差が
発生した可能性が高い、と言える。
【0045】したがって、推定演算回路7においては、
モード2のHDデータ出力において、比較判定回路13
に比較において、誤差がない、または小さい場合は、ブ
ロック2−2の画素、および係数データを用いた推定に
より算出されたHDデータを出力する。また、比較判定
回路13の比較において、誤差が大きい場合はブロック
2−1の画素、および係数データを用いた推定により算
出されたHDデータを出力する。モード1のHDデータ
出力においては、常にブロック1の画素、および係数デ
ータを用いた推定により算出されたHDデータを出力す
る。
【0046】具体的には、図5における、SDデータx
1 とx2 における、オリジナルのSDデータと、推定さ
れたHDデータをダウンコンバートすることにより作成
されたSDデータの誤差が共にあるしきい値THを超え
る場合、モード2のHDデータyにおける出力データ
は、ブロック2−1の画素、および係数データを用いた
推定により算出されたHDデータを用い、上述の条件に
当てはまらないときは、ブロック2−2の画素、および
係数データを用いた推定により算出されたHDデータを
用いる。
【0047】水平補間フィルタ8は、図8の水平補間フ
ィルタ33と同一なもので、補間処理により水平方向の
画素数を2倍にするものである。水平補間フィルタ8の
出力は、出力端子9を介して出力される。この出力端子
9を介して出力されるHDデータは、例えばHDテレビ
ジョン受像器やHDビデオテープレコーダ装置等に供給
される。
【0048】このように、SDデータに対応するHDデ
ータを推定するための係数データを各クラス毎に予め学
習により求めた上で、ROMテーブル5に記憶してお
き、入力されるSDデータ、およびROMテーブル5か
ら読み出した係数データに基づいて演算を行い、入力さ
れたSDデータに対応するHDデータを形成して出力す
ることにより、入力されるSDデータを単に補間処理し
たのとは異なり、実際のHDデータを出力することがで
きる。
【0049】しかも、クラス分類を増やすことによって
改善しようとすると、クラス数が膨大なものになってし
まうが、この発明の手法によれば、モード2の推定によ
り従来の2倍のクラスが必要になるものを、総合的なク
ラス数としては従来の1.5倍のクラス数という充分実
用的なクラス数で大幅な画質改善を得ることができる。
【0050】続いて、ROMテーブル5に格納される係
数データの作成方法について、図6を用いて説明する。
係数データを学習によって得るためには、まず、既に知
られているHD画像に対応したHD画像の1/4の画素
数のSD画像を形成する。具体的には、図6に示す理想
フィルタ回路により、入力端子21を介して供給される
HDデータの垂直方向の画素を垂直間引きフィルタ22
によりフィールド内の垂直方向の周波数が1/2になる
ように間引き処理され、さらに水平間引きフィルタ23
により、HDデータの水平方向の画素を間引き処理する
ことにより、SDデータを得る。垂直間引きフィルタ2
3により得られたSDデータは、領域分割化回路24へ
供給される。
【0051】領域分割化回路24では、水平間引きフィ
ルタ23から供給されたSD画像信号を複数の領域に分
割される。具体的には領域分割化回路24は、先に説明
した領域分割化回路2と同一の働きをするものである。
この実施例では、領域分割化回路2と同じく、各4画素
からなる領域に分割される。すなわち、モード1に対し
てはブロック1の領域の領域分割を行い、モード2に関
しては、ブロック2−1とブロック2−2の2種類の領
域分割が行われる。この領域毎のSDデータがADRC
回路25、および正規方程式加算回路27へ供給され
る。
【0052】ADRC回路25は、領域毎に供給される
SDデータの1次元的、あるいは2次元的なレベル分布
のパターンを検出すると共に、上述のように各領域の全
てのデータ、あるいは一部のデータを、例えば8ビット
のSDデータから2ビットのSDデータに圧縮するよう
な演算を行うことによりパターン圧縮データを形成し、
このパターン圧縮データをクラスコード発生回路26へ
供給する。ADRC回路25は、先に説明したADRC
回路3と同一のものであり、この実施例では、領域分割
化回路24により分離された、4画素からなる各領域の
SDデータ(図2、図3におけるx1 〜x4 )を、AD
RCにより各2ビットに圧縮するものとする。
【0053】クラスコード発生回路26は、先に説明し
たクラスコード発生回路4と同一のものであり、ADR
C回路25から供給されるパターン圧縮データに基づい
て式(2)の演算を行うことにより、そのブロックが属
するクラスを検出し、そのクラスを示すクラスコードcl
ass を出力するものである。クラスコード発生回路26
は、クラスコードclass を正規方程式加算回路27へ出
力する。
【0054】ここで、正規方程式加算回路27の説明の
ために、複数個のSD画素からHD画素への変換式の学
習とその予測式を用いた信号変換について述べる。説明
のために画素をより一般化してn画素による予測を行う
場合について以下に説明する。SD画素レベルをそれぞ
れx1 、‥‥、xn として、それぞれにpビットADR
Cを行った結果、再量子化データをq1 、‥‥、qn
する。このとき、この領域のクラスコードclass を式
(2)で定義する。
【0055】上述のように、SD画素レベルをそれぞ
れ、x1 、‥‥、xn とし、HD画素レベルをyとした
とき、クラス毎に係数データw1 、‥‥、wn によるn
タップの線形推定式を設定する。これを式(4)に示
す。ここで、学習前はwi が未定係数である。
【0056】 y=w1 1 +w2 2 +w3 3 +w4 4 (4)
【0057】学習は、クラス毎に複数の信号データに対
して行う。データ数がmの場合、式(4)にしたがっ
て、式(5)が設定される。
【0058】 y=w1 j1+w2 j2+w3 j3+w4 j4 (5) (j=1、2、‥‥、m)
【0059】m>nの場合、係数データw1 、‥‥wn
は一意に決まらないので、誤差ベクトルeの要素を式
(6)で定義し、式(7)を最小にする係数データを求
める。いわゆる、最小自乗法による解法である。
【0060】 ej =yj −{w1 j1+w2 j2+w3 j3+w4 j4} (6) (j=1、2、‥‥、m)
【0061】
【数2】
【0062】ここで、式(7)のwi による偏微分係数
を求める。それは式(8)を `0'にするように各wi
を求めればよい。
【0063】
【数3】
【0064】以下、式(9)、(10)のように、
ji、Yi を定義すると式(8)は、行列を用いて式
(11)へ書き換えられる。
【0065】
【数4】
【0066】
【数5】
【0067】
【数6】
【0068】この方程式は、一般に正規方程式と呼ばれ
ている。正規方程式加算回路27は、クラスコード発生
回路26から供給されたクラスコードclass 、領域分割
化回路24から供給されたSDデータx1 、‥‥、
n 、入力端子21から供給されたSDデータに対応し
たHD画素レベルyを用いて、この正規方程式の加算を
行う。
【0069】すべてのトレーニングデータの入力が終了
した後、正規方程式加算回路27は、予測係数決定回路
28に正規方程式データを出力する。予測係数決定回路
28は、正規方程式を掃き出し法等の一般的な行列解放
を用いて、wi について解き、予測係数を算出する。予
測係数決定回路28は、算出された予測係数をメモリ2
9へ書き込む。
【0070】以上のようにトレーニングを行った結果、
メモリ29には、量子化データq1〜q4 で規定される
パターン毎に、注目HDデータyを推定するための統計
的にもっとも真値に近い画素の推定が生成できる予測係
数が格納される。このメモリ29に格納されたテーブル
が、この発明の画像信号変換装置において使用されるR
OMテーブル5である。以上の処理により、線形推定式
によりSDデータからHDデータを作成するための係数
データの学習が終了する。
【0071】ここで、図7は、この発明に係る推定演算
回路内の比較判定部分の他の実施例を示す。入力端子3
1からモード1のHDデータ、すなわちブロック1用の
係数データを用いて作成されたHDデータが供給され、
入力端子32からモード2のHDデータのうちブロック
2−2用の係数データを用いて作成されたHDデータが
供給され、入力端子33からモード2のHDデータのう
ちブロック2−1用の係数データを用いて作成されたH
Dが供給される。
【0072】ブロック1用の係数データを用いて作成さ
れたHDデータは、垂直間引き回路34、および35へ
供給され、間引き処理がなされる。この垂直間引き回路
34、および35は、上述の垂直間引き回路12と同じ
機能を有する。ブロック2−1用の係数データを用いて
作成されたHDデータは、垂直間引き回路34へ供給さ
れ、ブロック2−2用の係数データを用いて作成された
HDデータは、垂直間引き回路35へ供給され、それぞ
れ間引き処理がなされる。
【0073】垂直間引き回路34において、間引き処理
されたモード1のHDデータと、モード2のHDデータ
のうちブロック2−1の係数データを用いて作成された
HDデータとが比較回路36へ供給され、誤差が検出さ
れる。検出された誤差は、判定回路38へ供給される。
同様に垂直間引き回路35において、間引き処理された
モード1のHDデータと、モード2のHDデータのうち
ブロック2−2の係数データを用いて作成されたHDデ
ータとが比較回路36へ供給され、誤差が検出される。
検出された誤差は、判定回路38へ供給される。
【0074】判定回路38では、モード1のHDデータ
に対して、モード2の2種類のHDデータの何方の誤差
が小さいかが判定され、判定結果に基づいて、スイッチ
39は、制御される。判定回路38において、モード1
のHDデータとブロック2−2の係数データを用いて作
成されたHDデータとの誤差に比べて、モード1のHD
データとブロック2−1の係数データを用いて作成され
たHDデータとの誤差が小さいと判定された場合、ブロ
ック2−1の画素、およびブロック2−1の係数データ
を用いて作成されたHDデータがスイッチ39により選
択され、出力端子40から取り出される。
【0075】また、判定回路38において、モード1の
HDデータとブロック2−1の係数データを用いて作成
されたHDデータとの誤差に比べて、モード1のHDデ
ータとブロック2−2の係数データを用いて作成された
HDデータとの誤差が小さいと判定された場合、ブロッ
ク2−2の画素、およびブロック2−2の係数データを
用いて作成されたHDデータがスイッチ39により選択
され、出力端子40から取り出される。
【0076】なお、実施例の説明では、情報圧縮手段と
して、ADRCを設けることにしたが、これはほんの一
例でであり、信号波形のパターンの少ないクラスで表現
できるような情報圧縮手段であれば何を設けるかは自由
であり、例えば、DPCM(予測符号化)やVQ(ベク
トル量子化)等の圧縮手段を用いてもよい。
【0077】さらに、実施例の説明では、簡単のため水
平方向のアップコンバージョンに水平補間フィルタ9を
用いたが、このかわりに、水平方向のアップコンバージ
ョン用のROMを用意し、水平方向のアップコンバージ
ョンにおいても推定式を用いた方式を採ることも勿論可
能である。
【0078】さらに、実施例の説明では、領域分割化回
路4により、信号波形のパターンを1次元的に分割して
表現したが、2次元的な分割にしてもよい。
【0079】
【発明の効果】従来、提案されている方式の時空間構造
のクラス分類を行うことによる推定方式は、動きのミス
マッチにより推定画像において破綻が発生することがあ
った。この発明の手法は、推定されたHD画像をダウン
コンバートし、オリジナルのSD画像と比較し、大きな
推定誤差があるか否かを判断するため、大きな推定誤差
の可能性が高い場合には、時空間モデルによる推定をフ
ィールド内のモデルによる推定に置き換えることによっ
て破綻を軽減し、画質を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像情報変換装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】SDデータとHDデータの位置関係、およびク
ラス分割に使用するデータを説明するための略線図であ
る。
【図3】クラス分割に使用するデータを説明するための
略線図である。
【図4】この発明に係る画像情報変換装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図5】推定演算回路の動作を説明するための略線図で
ある。
【図6】補正データテーブルを作成するときの説明のた
めのブロック図である。
【図7】この発明に係る画像情報変換装置の他の実施例
を示すブロック図である。
【図8】従来の画像情報変換装置の一例を示すブロック
図である。
【図9】従来の画像情報変換装置の要部の一例を示すブ
ロック図である。
【図10】SDデータとHDデータの位置関係、および
従来の時空間クラス分割方式の問題点を説明するための
略線図である。
【符号の説明】
2 領域分割化回路 3 ADRC回路 4 クラスコード発生回路 5 ROMテーブル 6 遅延回路 7 推定演算回路 8 水平補間フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高い解像度のディジタル画像信号からダ
    ウンコンバートされたディジタル画像信号を、再び高い
    解像度のディジタル画像信号へ変換するようにした画像
    情報変換装置において、 外部から供給された画像情報を複数のブロックへ分割す
    る画像情報分割手段と、 上記画像情報分割手段により分割されたブロック毎に上
    記外部から供給された画像情報のレベル分布のパターン
    が検出され、検出された上記パターンに基づいて、ブロ
    ック毎の上記画像情報が属するクラスが決定され、クラ
    ス検出情報を出力するクラス検出手段と、 上記外部から供給された画像情報を、上記外部から供給
    された画像情報よりも高い解像度の画像情報へ変換する
    ための情報である推定式の係数データが上記クラス毎に
    発生され、上記クラス検出手段からの上記クラス検出情
    報に応じて上記係数データを出力する係数データ発生手
    段と、 上記係数データ発生手段から供給された上記係数データ
    に応じて、上記外部から供給された画像情報を、上記外
    部から供給された画像情報よりも高い解像度の画像情報
    へ変換して出力する画像変換手段と、 上記画像変換手段から供給された、上記高い解像度の画
    像情報をダウンコンバートする画像間引き手段と、 上記画像間引き手段から供給された画像情報を入力され
    た画像情報と比較し、その誤差の大きさに応じて適応的
    に出力信号を切り換える比較判定手段とを有することを
    特徴とする画像情報変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像情報変換装置にお
    いて、 上記画像情報分割手段において、上記外部から供給され
    た画像情報を第1のモードおよび/または第2のモード
    のブロックへ分割するモード分割手段と、 上記モード分割手段の上記第2のモードは、同一フィー
    ルド内および/または複数のフィールド間のブロックへ
    分割するフィールド分割手段とを有することを特徴とす
    る画像情報変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像情報変換装置にお
    いて、 上記係数データ発生手段は、クラス毎の予測係数を格納
    するメモリ手段を有し、 注目画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の
    画素の値と予測係数の線形1次結合によって、上記注目
    画素の値を作成した時に、作成された値と上記注目画素
    の真値との誤差を最小とするようなクラス毎の予測係数
    を予め学習によって求めておくことを特徴とする画像情
    報変換装置。
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