JP2846509B2 - 昇降機のガイドレール吊り装置 - Google Patents

昇降機のガイドレール吊り装置

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JP2846509B2
JP2846509B2 JP3166208A JP16620891A JP2846509B2 JP 2846509 B2 JP2846509 B2 JP 2846509B2 JP 3166208 A JP3166208 A JP 3166208A JP 16620891 A JP16620891 A JP 16620891A JP 2846509 B2 JP2846509 B2 JP 2846509B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降機のカウンタウエ
イトを案内するカウンタウエイト用ガイドレールを設置
する際に用いられる昇降機のガイドレール吊り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭61−37679号
公報に開示されるように、昇降機の仮設工事などでカウ
ンタウエイト用ガイドレールを設置する際に用いられる
昇降機のガイドレール吊り装置が提案されている。
【0003】図4はこの種の従来のガイドレール吊り装
置を示す斜視図である。この図4に示す従来のガイドレ
ール吊り装置は、図示しないカウンタウエイトを案内す
る一方のガイドレール50を把持する吊り板51および
レールクリップ52と、同様に他方のガイドレール53
を把持する吊り板54および図示しないレールクリップ
と、これらの吊り板51、54が両端に取付けられ、そ
れぞれ水平方向に設けられる一対のフレーム55、56
と、これらのフレーム55、56の端部より外側へ突出
し、吊り板51、54が固定される張出し部57、58
と、フレーム55、56の下部に固定される吊りブラケ
ット59、60と、一方の吊りブラケット59にそれぞ
れ設けられるアイボルト61、吊りボルト63と、他方
の吊りブラケット60にそれぞれ設けられるアイボルト
62、吊りボルト64と、機械室床65に形成される穴
66を介して突出する上記の吊りボルト63、64の上
部が締結される受け金具67などとからなっている。こ
の受け金具67は、機械室床65上に配置されたマシン
ビーム68、69上に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
の昇降機のガイドレール吊り装置では、一方のガイドレ
ール50の底面に当接する吊り板51がフレーム55、
56の一端に固定され、他方のガイドレール53の底面
に当接する吊り板54もフレーム55、56の他端に固
定されることから、ガイドレール50、53間の距離に
応じてフレーム55、56の長さ寸法を設定して、これ
らのフレーム55、56を製作するようになっていた。
このため、ガイドレール間の距離が異なる種々の昇降機
に対しては、1台のガイドレール吊り装置で対応するこ
とができず、すなわち汎用性に乏しいという問題があっ
た。また、ガイドレール間の距離が異なる複数の昇降機
に対応するためには複数のガイドレール吊り装置を要す
ることから、製作費がかさむとともに、その保守管理が
煩雑であるという問題もあった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、1台でカウンタ
ウエイト用ガイドレール間の距離が異なる種々の昇降機
に対応することのできる昇降機のガイドレール吊り装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、昇降路内に立設される一対のカウンタウエ
イト用ガイドレールをそれぞれ把持する把持部材と、こ
れらの把持部材を保持する保持部材とを有し、上記ガイ
ドレールを吊上げる昇降機のガイドレール吊り装置にお
いて、上記保持部材が、上記把持部材間に設けられる枠
体と、上記把持部材に固定されるとともに、上記枠体に
装着され枠体の長手方向にスライド可能なスライド体
と、このスライド体を上記枠体に締結する締結具とから
なる構成にしてある。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成したので、カウンタ
ウエイト用ガイドレール間の距離に応じて保持部材のス
ライド体を枠体の長手方向にスライドさせて、この保持
部材により保持される把持部材間の距離を調整した後、
上記のスライド体を締結具を介して枠体に締結して、把
持部材により上記のガイドレールの上部を把持する。そ
の結果、これらのガイドレール間の距離が所定寸法に保
たれるので、この状態でガイドレールを吊上げて昇降路
内の所定高さ位置に設置するようになっている。これに
よって、1台のガイドレール吊り装置でカウンタウエイ
ト用ガイドレール間の距離が異なる種々の昇降機に対応
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の昇降機のガイドレール吊り装
置の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の昇
降機のガイドレール吊り装置の一実施例を示す平面図、
図2は図1のガイドレール吊り装置の要部を示す正面
図、図3は図1のガイドレール吊り装置の側面図であ
る。
【0009】図1に示す本実施例の昇降機のガイドレー
ル吊り装置は、一対のカウンタウエイト用ガイドレール
1、2をそれぞれ把持する把持部材3、4と、図示しな
いウインチロープが連結されるアイボルト5、および図
示しない機械室の受け金具に保持される吊りボルト6を
有し、把持部材3、4間に設けられる枠体7と、この枠
体7の両端に設けられ、枠体7の長手方向にそれぞれス
ライド可能な一対のスライド体8、9と、これらのスラ
イド体8、9を枠体7に締結するボルトなどの締結具1
0とを備えている。なお、上記の枠体7、スライド体
8、9、および締結具10によって、把持部材3、4を
保持する保持部材が構成されている。
【0010】上述した一方の把持部材3は、図1に示す
ように、ガイドレール1の底面に当接する吊り板11
と、ボルト12により押圧され、ガイドレール1を吊り
板11に固定する複数のレールクリップ13とからなっ
ている。上記の吊り板11は、図3に示すように、水平
方向に形成され、ボルト12がそれぞれ挿通される複数
の長穴11aを有している。他方の把持部材4も同様に
構成されており、吊り板14などを有している。
【0011】上述した枠体7は、ガイドレール1、2間
で水平方向に延設され、互いに対向する一対のフレーム
21、22と、これらのフレーム21、22の下部にそ
れぞれの両端が締結され、フレーム21、22を連結す
る吊りブラケット23、24とからなっている。これら
の吊りブラケット23、24のそれぞれに、アイボルト
5が螺合して、吊りボルト6が螺合するナット25が固
設されている。
【0012】上述した一方のスライド体8は、吊り板1
1の外側に付設され、吊り板11溶接部材30を介し
て固定される端板31と、互いに対向し、端部がそれぞ
れフレーム21、22に当接する側板32、33とから
一体に構成され、上から見てコの字状に形成されてい
る。このスライド体8の内側には、ガイドレール1の頭
部に当接する振止め用ブラケット34が設けられてい
る。そして、上記の側板32、33は、図2に示すよう
に、それぞれ締結具10が挿通される図示しない穴が設
けられるとともに、これらの穴よりも側板32、33の
長手方向の外側に別の穴35も設けられている。また他
方のスライド体9も同様に構成されており、このスライ
ド体9の内側にもガイドレール2の頭部に当接する振止
め用ブラケット36が設けられている。
【0013】この実施例にあっては、ガイドレール1、
2を昇降路内に設置する際、ガイドレール1、2間の距
離に応じてスライド体8、9を枠体7の長手方向にスラ
イドさせることにより、吊り板11、12間の距離を調
整した後、締結具10によりスライド体8、9を枠体7
に締結し、次いで、吊り板11にガイドレール1の底面
を押し当てた状態で、このガイドレール1の頭部にレー
ルクリップ13を当接し、ボルト12を締め込んでガイ
ドレール1を吊り板11に固定し、同様に他方のガイド
レール2を吊り板14に固定する。このようにしてガイ
ドレール1、2の上部をそれぞれ把持部材3、4により
把持した後、図示しないウインチロープをアイボルト5
に連結して、ウインチを作動させてガイドレール1、2
を昇降路内の所望の高さ位置まで吊上げる。このとき、
ガイドレール1、2を昇降路内の最上部に設置する場合
には、吊りボルト6の下部をナット25に螺合させると
ともに、上部を図示しない機械室の受け金具に係合させ
ることにより、ガイドレール1、2を吊上げた状態に保
持するようになっている。なお、これらのガイドレール
1、2間の距離が比較的小さい場合、締結具10を取外
した状態で一方のスライド体8を図2の左方向へさらに
相対的に移動させた後、締結具10をフレーム21、2
2の穴、スライド体8の穴35に挿入して、同様に他方
のスライド体9も図2の右方向へさらに相対的に移動さ
せて締結具10を挿入し、これらの締結具10により再
びスライド体8、9を枠体7に締結するようになってい
る。
【0014】このように構成した実施例では、1台のガ
イドレール吊り装置でガイドレール1、2間の距離が異
なる種々の昇降機に対応することができる。また、吊り
板11より外側へ突出するのは端板31のみで、他方の
吊り板14より外側へ突出するのも同様であり、これら
の突出寸法が比較的小さいことから、昇降路内の張出し
部材、例えばガイドレール1、2のブラケット用受け台
などと干渉することを防止できる。さらに、吊り板11
に長穴11aを設けてあることから、ガイドレール1の
底面の幅寸法に合わせてボルト12を長穴11a内で移
動させることができ、他方の吊り板14でも同様である
ので、底面の幅寸法の異なる種々のガイドレールにも1
台のガイドレール吊り装置で対応することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、1
台のガイドレール吊り装置でガイドレール間の距離が異
なる種々の昇降機に対応することができ、汎用性に優れ
ており、したがって、複数のガイドレール吊り装置を要
する従来の場合と比べて、製作費を低減できるととも
に、保守管理が簡単であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降機のガイドレール吊り装置の一実
施例を示す平面図である。
【図2】図1のガイドレール吊り装置の要部を示す正面
図である。
【図3】図1のガイドレール吊り装置の側面図である。
【図4】図4は従来のガイドレール吊り装置を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1、2 ガイドレール 3、4 把持部材 7 枠体 8、9 スライド体 10 締結具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に立設される一対のカウンタウ
    エイト用ガイドレールをそれぞれ把持する把持部材と、
    これらの把持部材を保持する保持部材とを有し、上記ガ
    イドレールを吊上げる昇降機のガイドレール吊り装置に
    おいて、上記保持部材が、上記把持部材間に設けられる
    枠体と、上記把持部材に固定されるとともに、上記枠体
    に装着され枠体の長手方向にスライド可能なスライド
    体と、このスライド体を上記枠体に締結する締結具とか
    らなることを特徴とする昇降機のガイドレール吊り装
    置。
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