JP2845607B2 - カルボニル基含有化合物の製造方法 - Google Patents

カルボニル基含有化合物の製造方法

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JP2845607B2 JP2294226A JP29422690A JP2845607B2 JP 2845607 B2 JP2845607 B2 JP 2845607B2 JP 2294226 A JP2294226 A JP 2294226A JP 29422690 A JP29422690 A JP 29422690A JP 2845607 B2 JP2845607 B2 JP 2845607B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はカルボニル基含有化合物の製造方法に関し、
特にニッケル化合物とアルデヒド化合物の併存下に行な
う新規な反応により、α−シロキシケトン類、α−シロ
キシカルボン酸エステル類、α−ヒドロキシケトン類、
α−ヒドロキシカルボン酸エステル類等のカルボニル基
含有化合物を得る方法に関する。
<従来の技術> 従来、α−シロキシケトン類、α−シロキシカルボン
酸エステル類、α−ヒドロキシケトン類、α−ヒドロキ
シカルボン酸エステル類等のカルボニル基含有化合物を
製造する方法として、エノール化合物を、過酢酸等の過
酸からなる酸化剤や遷移金属触媒の存在下に、過酸化水
素等と反応させる方法が知られている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、前記従来の方法は、使用する酸化剤が
高価かつ取り扱いが危険なものであるためコスト上昇の
原因となり、また、反応条件が苛酷なものであるなどの
不利があった。
そこで本発明の目的は、ニッケル化合物とアルデヒド
化合物の併存下に行なう、温和な反応条件下で行なうこ
とができる新規な反応により、α−シロキシケトン類、
α−シロキシカルボン酸エステル類、α−ヒドロキシケ
トン類、α−ヒドロキシカルボン酸エステル類等のカル
ボニル基含有化合物を得る方法を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 本発明は、前記課題を解決するために、 (1)一般式(I): [式中、R1およびR2は同一でも異なっていてもよく、水
素原子、直鎖または分岐状のアルキル基もしくはアリー
ル基であり、置換基を有していてもよく、R3は置換ある
いは非置換のアルキル基、脂環式炭化水素基、アリール
基またはアルコキシ基であり、相互に結合して環を形成
していてもよく、またR1とR3は、相互に結合して環を形
成していてもよく、R4、R5およびR6は同一でも異なって
いてもよく、低級アルキル基またはアリール基である] で表されるエノレート類を、 一般式(II)または(II)′: [式(II)および(II)′中、R7およびR9、ならびにR
10およびR12は同一でも異なってもよく、低級アルキル
基、アリール基、アルコキシ基またはハロゲン化アルキ
ル基、あるいは下記式(a): −COOR13 (a) (ここで、R13はアルキル基またはアリール基であ
る) あるいは下記式(b): −CONR14R15 (b) (ここで、R14およびR15は同一でも異なってもよく、
アルキル基またはアリール基であり、R14とR15は相互に
結合して環を形成していてもよく、間内に酸素原子また
は窒素原子を含んでいてもよい) で表わされる基であり、置換基を有していてもよく、R8
およびR11は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、アリール基またはアリールアルキル基であり、置換
基を有していてもよく、またR7とR8、およびR11とR12
それぞれ相互に結合して環を形成していてもよい] で表されるニッケル化合物から選ばれる少なくとも1種
と、 下記一般式(III): R16CHO (III) [ここで、R16は直鎖または分岐状のアルキル基、もし
くはアリール基であり、置換基を有していてもよい] で表わされるアルデヒド化合物との存在下に、酸素含有
ガスと反応させる工程を含む、 一般式(IV−A): [R1、R2、R3、R4、R5およびR6は前記一般式(I)にお
いて定義したとおりである] または 一般式(IV−B): [R1、R2およびR3は前記一般式(I)において定義した
とおりである] で表されるカルボニル基含有化合物の製造方法を提供す
るものである。
前記反応工程を、シリル化剤の共存下に行なうと、好
ましい。
また、本発明は、前記の方法によって得られる一般式
(IV−A)で表わされるカルボニル基含有化合物を、さ
らにフッ素イオンの存在下に処理する工程を含む、 一般式(IV−B): [R1、R2およびR3は前記一般式(I)において定義した
とおりである] で表されるカルボニル基含有化合物の製造方法をも提供
するものである。
以下、本発明のカルボニル基含有化合物の製造方法に
ついて詳細に説明する。
本発明の出発物質であるエノレート類を表わす一般式
(I)において、R1およびR2は同一でも異なっていても
よく、水素原子、直鎖または分岐状のアルキル基または
アリール基であり、置換基を有していてもよい。R1およ
びR2の直鎖または分岐状のアルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル
基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n
−ウンデシル基、n−ドデシル基、トリデシル基、ペン
タデシル基、オクタデシル基等が挙げられる。アリール
基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基等が挙げ
られる。このR1およびR2が置換基を有する例としては、
p−メトキシフェニル基、p−クロロフェニル基、p−
フルオロフェニル基等が挙げられる。
R3は置換あるいは非置換のアルキル基、脂環式炭化水
素基、アリール基またはアルコキシ基である。この置換
もしくは非置換のアルキル基としては、例えば、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペン
チル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、ペンタデシル基、オクタデシル基等が挙げられ、脂
環式炭化水素基としては、例えば、シクロヘキシル基、
シクロペンチル基等が挙げられる。アリール基として
は、例えば、フェニル基、トルイル基、ナフチル基等が
挙げられ、アルコキシ基としては、例えば、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブ
トキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−
ブトキシ基等が挙げられる。またR1とR3は、相互に結合
して環を形成していてもよく、例えば、R1とR3がアルキ
ル基の場合、相互に結合して、5、6、7、8、9、10
または12員環を形成していてもよい。
R4、R5およびR6は同一でも異なっていてもよく、低級
アルキル基またはアリール基である。この低級アルキル
基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、tert−ブチル基等が挙げられ、アリール基として
は、例えば、フェニル基等が挙げられる。
この一般式(I)で表わされるエノレート類は、特に
制限されず、いずれの方法にしたがって得られたもので
もよい。例えば、下記式(V): [式中、R1、R2およびR3は前記一般式(I)で定義した
とおりである] で表わされる、α−位に水素原子を少なくとも1つ有す
るケトンまたはカルボン酸エステルを、リチウムジイソ
プロピルアミンと反応させた後、下記式(VI): [式中、R4、R5およびR6は前記一般式(I)で定義した
とおりである] であらわされるシリルクロリドと反応させることによっ
て、得ることができる。このとき、使用するケトンまた
はカルボン酸エステルおよびシリルクロリドを適宜選択
すれば、所望の前記一般式(I)で表わされるエノレー
ト類を得ることができる。
この一般式(I)で表わされるエノレート類の代表例
としては、アセトフェノン、トリメチルシリルエノール
エーテル、プロピオフェノン トリメチルシリルエノー
ルエーテル、5−ノナン トリメチルシリルエノールエ
ーテル、アセトフェノン ジメチルtert−ブチルシリル
エノールエーテル、プロピオフェノン ジメチルtert−
ブチルシリルエノールエーテル、α−テトラロン ジメ
チルtert−ブチルシリルエノールエーテル、ウンデカン
酸メチル、トリメチルケテンシリルアセタール、ヘキサ
ン酸メチルトリメチルケテンシリルアセタール、4−フ
ェニルブタン酸メチル トリメチルケテンシリルアセタ
ール、3−フェニルプロピオン酸メチル トリメチルケ
テンシリルアセタール、シクロヘキサノン トリメチル
シリルエノールエーテル、4−フェニルシクロヘキサノ
ン トリメチルシリルエノールエーテル、4−tert−ブ
チルシクロヘキサノン トリメチルシリルエノールエー
テル等が挙げられる。
本発明においては、所望の構造を有するカルボニル基
含有化合物が得られるように、前記一般式(I)で表わ
されるエノレート類を選択すればよい。
本発明の方法は、前記一般式(I)で表わされるエノ
レート類を、前記一般式(II)または(II)′で表わさ
れるニッケル化合物から選ばれる少くとも1種と前記一
般式(III)で表わされるアルデヒド化合物の存在下
に、酸素含有ガスと反応させる方法である。
本発明の方法で用いられるニッケル化合物を表わす前
記一般式(II)または(II)′において、R7およびR9
ならびにR10およびR12は同一でも異なってもよく、低級
アルキル基、アリール基、アルコキシ基またはハロゲン
化アルキル基、あるいは前記式(a)または(b)で表
わされる基である。この低級アルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、t−ブチル基などが挙げられ、アリール基として
は、フェニル基などが挙げられる。アルコキシ基として
は、例えば、メトキシ基、エトキシ基、等が挙げられ
る。ハロゲン化アルキル基としては、例えば、トリフル
オロメチル基等が挙げられる。
また、前記式(a)において、R13はアルキル基また
はアリール基であり、このアルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基等が挙げられ、アリール基とし
ては、フェニル基などが挙げられる。さらに前記式
(b)において、R14およびR15は同一でも異なってもよ
く、アルキル基またはアリール基である。このアルキル
基およびアリール基としては、前記R13について例示の
ものと同じものが挙げられる。
また、R14とR15は相互に結合して環を形成していても
よく、環内に酸素原子または窒素原子を含んでいてもよ
い。さらに、R7およびR9、ならびにR10およびR12は置換
基を有していてもよく、この置換基を有するR7またはR9
としては、例えば、メトキシフェニル基等が挙げられ
る。
R8およびR11は、水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基、アリール基またはアリールアルキル基である。
ハロゲン原子としては、例えば、塩素、臭素、フッ素、
等が挙げられ、低級アルキル基としては、例えば、メチ
ル基、エチル基等が挙げられる。アリール基としては、
例えば、フェニル基等が挙げられる。また、R8は置換基
を有していてもよく、この置換基を有するR9としては、
例えば、o−、m−またはp−メトキシフェニル基、3,
4−または3,5−ジメトキシフェニル基、3,4,5−トリメ
トキシフェニル基等が挙げられる。
さらに、またR7とR8、およびR11とR12はそれぞれ相互
に結合して環を形成していてもよく、例えば、R7とR8
相互に結合して5員環または6員環等の環を形成してい
てもよい。
この一般式(II)または(II)′で表されるニッケル
化合物の代表例として、下記式(II A)〜(II L)で表
される化合物を挙げることができる。
本発明の方法において、前記一般式(II)または(I
I)′で表わされるニッケル化合物は、1種単独でも2
種以上を組合せて用いてもよい。
また、このニッケル化合物は、いずれの方法によって
得られたものでもよく、特に限定されない。また、市販
品を用いてもよい。
このニッケル化合物は、例えば、所望のニッケル化合
物に対応するジケトン化合物と、NiSO4、NiCl2またはNi
(OAc)とを用いて、脱塩法で製造することができ
る。このようにして得られる生成物は、反応溶媒等を除
去した後、乾燥してそのまま使用してもよい。さらに有
機溶媒で抽出した精製物として使用してもよいし、減圧
下に、昇華精製して使用してもよく、またこれらの精製
法を組合わせて精製し使用に供してもよい。
本発明の方法において、前記一般式(II)または(I
I)′で表されるニッケル化合物の使用量は、通常、出
発原料である前記一般式(I)で表されるエノレート類
1モルに対して0.005〜10モル%の割合であり、特に、
カルボニル基含有化合物の収率が高い点で、0.0096〜4
モル%の割合が一般的である。
本発明の方法においては、前記一般式(II)または
(II)′で表されるニッケル化合物とともに、前記一般
式(III)で表わされるアルデヒド化合物が用いられ
る。一般式(III)において、R16は直鎖または分岐状の
アルキル基、もしくはシクロアルキル基またはアリール
基である。直鎖または分岐状のアルキル基の代表例とし
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プ
ロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、iso−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル
基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、
n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基等が
挙げられ、シクロアルキル基としては、シクロヘキシル
基、シクロペンチル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基等が挙げられる。アリール基としては、例えば、
フェニル基、p−メトキシフェニル基等が挙げられる。
また、これらの直鎖または分岐状のアルキル基、もしく
はシクロアルキル基またはアリール基は、置換基を有し
ていてもよく、例えば、塩素、フッ素等のハロゲン原
子、メトキシ基などの置換基を有していてもよい。
この一般式(III)で表わされるアルデヒド化合物の
代表例として、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒ
ド、ブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、ヘキシルア
ルデヒド、ヘプチルアルデヒド、オクチルアルデヒド、
ノニルアルデヒド、デシルアルデヒド、ウンデシルアル
デヒド、ドデシルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、
2−メチルブチルアルデヒド、2−エチルブチルアルデ
ヒド、2−メチルバレルアルデヒド、イソバレルアルデ
ヒド、ビバルアルデヒド、2−フェニルプロピオンアル
デヒド、3−フェニルプロパナール、シクロヘキサンカ
ルバルデヒド等が挙げられる。
本発明において、前記一般式(III)で表わされるア
ルデヒド化合物は、1種単独でも2種以上を組合せても
用いられる。
この一般式(III)で表わされるアルデヒド化合物の
使用量は、出発物質である前記一般式(I)で表される
エノレート類1モルに対して、通常、1モル以上、好ま
しくは1〜10モルが一般的である。また、この反応は、
溶媒を用いて行うこともでき、この場合には、通常は、
上記式(I)で表される化合物1モルに対して、1〜10
モルの上記アルデヒド化合物を、溶媒で希釈して使用す
ることもできる。
用いられる溶媒としては、反応に対して不活性な溶媒
を使用することができ、このような溶媒の具体的な例と
しては、ベンゼン、トルエン、o−、m−またはp−キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素溶媒;クロロホ
ルム、ジクロロメタン、ジクロロエタンのようなハロゲ
ン化炭化水素系溶媒;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、アセト
ン、ジエチルケトン、THFなどを挙げることができる。
これらの溶媒は単独であるは組み合わせて使用すること
ができる。
本発明の方法で用いられる酸素含有ガスは、酸素ガス
(純酸素)でもよいし、酸素含有窒素ガス(例えば空
気)、酸素含有アルゴンガス等の酸素含有不活性ガスで
もよい。
酸素含有ガス中の酸素の分圧は、好ましくは0.1atm〜
10kg/cm2程度、より好ましくは0.2〜1.0atm程度であ
る。酸素の分圧がこの範囲内にあると、反応速度が速
く、反応収率もよい。
反応温度は、通常、0〜100℃程度であり、さらに20
〜50℃が、カルボニル基含有化合物の収率が高くなる点
で、好ましい。
反応圧力は、特に制限されず、常圧で十分である。
以上の前記一般式(I)で表わされるエノレート類
と、酸素含有ガスとの反応によって得られる反応混合物
は、通常、前記一般式(IV−A)で表わされるカルボニ
ル基含有化合物であるα−シロキシケトンやα−シロキ
シカルボン酸エステルと、前記一般式(IV−B)で表わ
されるカルボニル基含有化合物であるα−ヒドロキシケ
トンやα−ヒドロキシカルボン酸エステルを併有する混
合物として得られる。得られる反応混合物における両カ
ルボニル基含有化合物の含有割合は、使用する前記一般
式(I)で表わされるエノレート類の種類、反応条件等
に応じて決定される。
また、さらに前記一般式(I)で表わされるエノレー
ト類と酸素含有ガスとの反応によって得られる反応混合
物をそのまま、あるいは反応混合物から、前記一般式
(IV−A)で表わされるカルボニル基含有化合物を単離
し、これをフッ素イオンの存在下に処理して、前記一般
式(IV−B)で表わされるカルボニル基含有化合物、例
えば、α−ヒドロキシケトンやα−ヒドロキシカルボン
酸エステルのみを得ることができる。
このフッ素イオンによる処理は、例えば、フッ化カリ
ウム(KF)、テトラn−ブチルアンモニウム フルオリ
ド(n−Bu4NF)、フッ化セシウム(CsF)、フッ化ナト
リウム等のフッ素化合物を用いて行なわれ、このフッ素
化合物は1種単独でも2種以上を組合せても用いられ
る。このフッ素イオンによる処理におけるフッ素化合物
の使用量は、通常、前記一般式(I)で表わされるエノ
レート類よりも過剰量、具体的には、1〜1000倍モル程
度、好ましくは1〜100倍モル程度になる量である。
また、このフッ素イオンによる処理は、溶媒としてメ
タノール、エタノール等のアルコールを用いたり、ある
いは反応混合物に水および相間移動触媒を加えて2層系
の反応系を形成し、この反応系で反応を行なってもよ
い。
溶媒の使用量は、通常、前記一般式(I)で表わされ
るエノレート類1mmolに対して、1〜100ml程度、好まし
くは1〜50ml程度である。
相間移動触媒を使用する場合、用いられる相間移動触
媒としては、例えば、テトラn−ブチルアンモニウムフ
ルオリド、テトラn−ブチルアンモニウムブロミド、テ
トラn−ブチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。
この相間移動触媒を使用する場合、その使用量は、通
常、前記一般式(I)で表わされるエノレート類1mmol
に対して、5〜200%程度、好ましくは5〜100%程度で
ある。
このフッ素イオンによる処理における反応温度は、通
常、0〜100℃程度、好ましくは0〜50℃程度である。
また、本発明の方法において、前記一般式(I)で表
わされるエノレート類と酸素含有ガスの反応をシリル化
剤の存在下に行なうと、高収率で前記一般式(IV−A)
または(IV−B)で表わされるカルボニル基含有化合物
を得ることができる点で、好ましい。
用いられるシリル化剤としては、例えば、N−メチル
−N−トリメチルシリルアセトアミド、N−メチル−N
−トリメチルシリルトリフルオロアセトアミド、N,O−
ビストリメチルシリルアセトアミド等が挙げられ、1種
単独でも2種以上を組合せても用いられる。
このシリル化剤を使用する場合、その使用量は、通
常、前記一般式(III)で表わされるアルデヒド化合物
と等モル以上の量が一般的である。
本発明の方法における反応は、液相中で連続的に行っ
てもよいし、回分的に行ってもよい。
以上の反応によって得られる反応混合物は、通常、副
生物、未反応の出発原料、触媒等を含有するため、本発
明の目的物であるカルボニル基含有化合物は、この反応
混合物中から分離、精製して得ることができる。用いら
れる分離方法は、特に制限されず、例えば、蒸留、吸着
による方法、抽出、再結晶等公知の分離方法によればよ
い。
本発明の方法で得られる前記一般式(IV−A)で表わ
されるカルボニル基含有化合物の代表的なものとして
は、2−トリメチルシロキシアセトフェノン、2−ジメ
チルtert−ブチルシロキシアセトフェノン、2、−ジメ
チルtert−ブチルシロキシプロピオフェノン、2−ジメ
チルtert−ブチルシロキシ−α−テトラロン等のα−シ
ロキシケトン;2−トリメチルシロキシウンデカン酸メチ
ル等のα−シロキシカルボン酸エステルなどが挙げられ
る。
本発明の方法で得られる前記一般式(IV−B)で表わ
されるカルボニル基含有化合物の代表的なものとして
は、2−ヒドロキシアセトフェノン、2−ヒドロキシプ
ロピオフェノン、4−ヒドロキシノナン、2−ヒドロキ
シシクロヘキサン、2−ヒドロキシ−4−フェニルシク
ロヘキサノン、2−ヒドロキシ−4−tert−ブチルシク
ロヘキサノン等のα−ヒドロキシケトン;2−ヒドロキシ
ウンデカン酸メチル、2−ヒドロキシヘキサン酸メチ
ル、2−ヒドロキシ−4−フェニルブタン酸メチル、2
−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸メチル等のα
−ヒドロキシカルボン酸エステルなどが挙げられる。
本発明の方法によって得られるカルボニル基含有化合
物は、例えば、医・農薬の合成中間体、天然物の合成中
間体等の用途に有用である。
<実施例> 以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説
明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるもの
ではない。
(実施例1) 反応容器に、アセトフェノン、トリメチルシリルエノ
ールエーテル1.0mmol、イソブチルアルデヒド6.0mmolお
よび1,2−ジクロロエタン5.0mlを仕込み、ビス(3−メ
チル−2,4−ペンタンジオナト)ニッケル0.016mmolを溶
解させた。次いで、反応容器内に、1atmの酸素ガスを充
填し、室温で6時間反応させた。
反応終了後、得られた反応混合物をシリカゲルクロマ
トグラフィーにかけて反応の主生成物を単離して分析し
たところ、2−トリメチルシロキシアセトフェノンが60
%、2−ヒドロキシアセトフェノンが25%の収率で生成
したことが分った。
(実施例2) 実施例1と同様の反応を行なった後、得られた反応混
合物をテトラアンモニウムフルオリド(相間移動触媒)
とともに、飽和フッ化カリウム水溶液に加え、室温で2
時間撹拌して反応させた。
反応混合物から有機層を分離し、溶媒を除去した後、
シリカゲルクロマトグラフィーにかけて反応の主生成物
を単離して分析したところ、2−ヒドロキシアセトフェ
ノンが76%の収率で生成したことが分った。
(実施例3) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、プロピオフェノン、トリメチルシリルエノ
ールエーテルを使用した以外は実施例1と同様に反応を
行ない、さらに、得られた反応混合物をテトラアンモニ
ウムフルオリド(相間移動触媒)0.2gとともに、飽和フ
ッ化カリウム水溶液に加え、室温で2時間撹拌して反応
させた。
次に、反応混合物から有機相を分離し、溶媒を除去し
た後、シリカゲルクロマトグラフィーにかけて反応の主
生成物を単離して分析したところ、2−ヒドロキシプロ
ピオフェノンが75%の収率で生成したことが分った。
(実施例4) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、5−ノナン トリメチルシリルエノールエ
ーテルを使用した以外は実施例1と同様に反応を行な
い、さらに、得られた反応混合物をテトラアンモニウム
フルオリド(相間移動触媒)0.2gとともに、飽和フッ化
カリウム水溶液に加え、室温で2時間撹拌して反応させ
た。
次に、反応混合物から有機相を分離し、溶媒を除去し
た後、シリカゲルクロマトグラフィーにかけて反応の主
生成物を単離して分析したところ、4−ヒドロキシノナ
ンが79%の収率で生成したことが分った。
(実施例5) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、アセトフェノン ジメチルtert−ブチルシ
リルエノールエーテルを使用した以外は実施例1と同様
に反応を行なった。
次に、得られた反応混合物から有機相を分離し、溶媒
を除去した後、シリカゲルクロマトグラフィーにかけて
反応の主生成物を単離して分析したところ、2−ジメチ
ルtert−ブチルシロキシアセトフェノンが93%の収率で
生成したことが分った。
(実施例6) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、ピロピオフェノン ジメチルtert−ブチル
シリルエノールエーテルを使用した以外は実施例1と同
様に反応を行なった。
次に、得られた反応混合物から有機相を分離し、溶媒
を除去した後、シリカゲルクロマトグラフィーにかけて
反応の主生成物を単離して分析したところ、2−ジメチ
ルtert−ブチルシロキシプロピオフェノンが91%の収率
で生成したことが分った。
(実施例7) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、α−テトラロン ジメチルtert−ブチルシ
リルエノールエーテルを使用した以外は実施例1と同様
に反応を行なった。
次に、得られた反応混合物から有機相を分離し、溶媒
を除去した後、シリカゲルクロマトグラフィーにかけて
反応の主生成物を単離して分析したところ、2−ジメチ
ルtert−ブチルシロキシ−α−テトラロンが71%の収率
で生成したことが分った。
(実施例8) 1,2−ジクロロエタンの代わりにアセトン5mlを用い、
アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテルの
代わりに、α−テトラロン ジメチルtert−ブチルシリ
ルエノールエーテルを使用した以外は実施例1と同様に
反応を行なった。
次に、得られた反応混合物から有機相を分離し、溶媒
を除去した後、シリカゲルクロマトグラフィーにかけて
反応の主生成物を単離して分析したところ、2−ジメチ
ルtert−ブチルシロキシ−α−テトラロンが86%の収率
で生成したことが分った。
(実施例9) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、ウンデカン酸メチル トリメチルケテンシ
リルアセタールを使用し、反応時間を16時間にした以外
は実施例1と同様に反応を行なった。
次に、得られた反応混合物をガスクロマトグラフィー
にかけて分析したところ、2−トリメチルシロキシウン
デン酸メチルが50%の収率で生成したことが分った。
(実施例10) 実施例9と同様に反応を行なって得られた反応混合物
を、0.5gのフッ化カリウムを含む飽和メタノール溶液に
加え、室温で2時間撹拌して反応させた。
次に、反応混合物をガスクロマトグフィーにかけて分
析したところ、2−ヒドロキシウンデカン酸メチルが56
%の収率で生成したことが分った。
(実施例11) 1,2−ジクロロメタンの代わりに、酢酸エチル5mlを使
用した以外は、実施例9と同様に反応を行なって得られ
た反応混合物を、0.5gのフッ化リウムを含む飽和メタノ
ール溶液に加え、室温で2時間撹拌して反応させた。
次に、反応混合物をガスクロマトクラフィーにかけて
分析したところ、2−ヒドロキシウンデカン酸メチルが
70%の収率で生成したことが分った。
(実施例12) 反応系にN−メチル−N−トリメチルシリルアセトア
ミド6.0mmolを加えて行なった以外は、実施例11と同様
にして得られた反応混合物を、0.5gのフッ化カリウムを
含む飽和メタノール溶液に加え、室温で2時間撹拌して
反応させた。
次に、反応混合物をガスクロマトグラフィーにかけて
分析したところ、2−ヒドロキシウンデカン酸メチルが
88%の収率で生成したことが分った。
(実施例13〜15) 出発原料として表1に示すエノレート類を使用した以
外は、実施例12と同様にして反応を行なった。ただし、
実施例14では、N−メチル−N−トリメチルシリルアセ
トアミドの代わりに、N−メチル−N−トリメチルシリ
ルトリフルオロアセトアミドを用いた。
得られた反応混合物をガスクロマトグラフィーにかけ
て分析した結果、表1に示すα−ヒドロキシカルボン酸
エステルが表1に示す収率で生成したことが分った。
(実施例16) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、シクロヘキサン トリメチルシリルエノー
ルエーテルを使用した以外は実施例1と同様に反応を行
ない、さらに、得られた反応混合物を飽和フッ化カリウ
ムメタノール溶液に加え、室温で2時間撹拌して反応さ
せた。
次に、反応混合物をガスクロマトグラフィーにかけて
分析したところ、2−ヒドロキシシクロヘキサノンが25
%の収率で生成したことが分った。
(実施例17) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、4−フェニルシクロヘキサノン トリメチ
ルシリルエノールエーテルを使用した以外は実施例1と
同様に反応を行ない、さらに、得られた反応混合物を飽
和フッ化カリウムメタノール溶液に加え、室温で2時間
撹拌して反応させた。
次に、反応混合物をガスクロマトグラフィーにかけて
分析したところ、2−ヒドロキシ−4−フェニルシクロ
ヘキサノンが30%の収率で生成したことが分った。
(実施例18) アセトフェノン トリメチルシリルエノールエーテル
の代わりに、4−tert−ブチルシクロヘキサノン トリ
メチルシリルエノールエーテルを使用した以外は実施例
1と同様に反応を行ない、さらに、得られた反応混合物
を飽和フッ化カリウムメタノール溶液に加え、室温で2
時間撹拌して反応させた。
次に、反応混合物をガスクロマトグラフィーにかけて
分析したところ、2−ヒドロキシ−4−tert−ブチルシ
クロヘキサノンが30%の収率で生成したことが分った。
<発明の効果> 本発明の方法によれば、特定の構造のニッケル化合物
を触媒して用いる新規な反応により、α−シロキシケト
ン類、α−シロキシカルボン酸エステル類、α−ヒドロ
キシケトン類、α−ヒドロキシカルボン酸エステル類等
のカルボニル基含有化合物を得ることができる。この反
応は、従来のこの種のカルボニル基含有化合物の製造に
適用されてきた反応に比して、穏やかな反応条件で行な
うことができ、しかも、使用するニッケル化合物も少量
で良く、工業的に有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 49/82 C07C 49/82 69/675 69/675 69/732 69/732 Z C07F 7/18 C07F 7/18 H // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 49/17 C07C 49/497 C07C 49/713 - 49/82 C07C 45/37 C07F 7/18 C07C 69/675 - 69/732 B01J 31/22 C07B 61/00 WPI/L(QUESTEL)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I): [式中、R1およびR2は同一でも異なっていてもよく、水
    素原子、直鎖または分岐状のアルキル基もしくはアリー
    ル基であり、置換基を有していてもよく、R3は置換ある
    いは非置換のアルキル基、脂環式炭化水素基、アリール
    基またはアルコキシ基であり、相互に結合して環を形成
    していてもよく、またR1とR3は、相互に結合して環を形
    成していてもよく、R4、R5およびR6は同一でも異なって
    いてもよく、低級アルキル基またはアリール基である] で表されるエノレート類を、 一般式(II)または(II)′: [式(II)および(II)′中、R7およびR9、ならびにR
    10およびR12は同一でも異なってもよく、低級アルキル
    基、アリール基、アルコキシ基またはハロゲン化アルキ
    ル基、あるいは下記式(a): −COOR13 (a) (ここで、R13はアルキル基またはアリール基である) あるいは下記式(b): −CONR14R15 (b) (ここで、R14およびR15は同一でも異なってもよく、ア
    ルキル基またはアリール基であり、R14とR15は相互に結
    合して環を形成していてもよく、間内に酸素原子または
    窒素原子を含んでいてもよい) で表わされる基であり、置換基を有していてもよく、R8
    およびR11は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
    基、アリール基またはアリールアルキル基であり、置換
    基を有していてもよく、またR7とR8、およびR11とR12
    それぞれ相互に結合して環を形成していてもよい] で表されるニッケル化合物から選ばれる少なくとも1種
    と、 下記一般式(III): R16CHO (III) [ここで、R16は直鎖または分岐状のアルキル基、もし
    くはアリール基であり、置換基を有していてもよい] で表わされるアルデヒド化合物との存在下に、酸素含有
    ガスと反応させる工程を含む、 一般式(IV−A): [R1、R2、R3、R4、R5およびR6は前記一般式(I)にお
    いて定義したとおりである] または 一般式(IV−B): [R1、R2およびR3は前記一般式(I)において定義した
    とおりである] で表されるカルボニル基含有化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】前記反応工程を、シリル化剤の共存下に行
    なうことを特徴とする請求項1に記載のカルボニル基含
    有化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】前記請求項1の方法によって得られる一般
    式(IV−A)で表わされるカルボニル基含有化合物を、
    さらにフッ素イオンの存在下に処理する工程を含む、 一般式(IV−B): [R1、R2およびR3は前記一般式(I)において定義した
    とおりである] で表されるカルボニル基含有化合物の製造方法。
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