JP2844410B2 - コンテナへの物品収納方法及び装置 - Google Patents

コンテナへの物品収納方法及び装置

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JP2844410B2
JP2844410B2 JP5183171A JP18317193A JP2844410B2 JP 2844410 B2 JP2844410 B2 JP 2844410B2 JP 5183171 A JP5183171 A JP 5183171A JP 18317193 A JP18317193 A JP 18317193A JP 2844410 B2 JP2844410 B2 JP 2844410B2
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    • B65B5/06Packaging groups of articles, the groups being treated as single articles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物流センター等におい
て、箱状物品をコンテナに収納するに好適な、コンテナ
への物品収納方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図20(A)に示す如くの、コン
テナ1への箱状物品2の収納方法が採用されている。こ
の従来技術は、コンテナ1の開口を横向き配置し、物品
2のコンテナ側側面を揃えた状態で該物品2を積層テー
ブル3上に積層した後、該物品2を押し込みプレート4
でコンテナ1内に押し込み、コンテナ1をその開口が上
向きとなるように起立せしめるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、押し込みプレート4で物品2をコンテナ1内に押
し込んだとき、物品2がコンテナ1の開口寄りにて止ま
ってしまう。このため、コンテナ1を起立せしめたと
き、上層の物品2がコンテナ1の底部と下層側の物品2
との間に落ちて潰れたり、積層状態が崩れることがあ
る。
【0004】本発明は、積層された物品を崩すことなく
コンテナに収納することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、箱状物品を多段に積層し、それらの箱状物品をその
積層状態を保ったままコンテナに収納するコンテナへの
物品収納方法において、コンテナの開口を横向き配置
し、積層テーブルの上にスライド板を保持した状態で、
昇降装置により該積層テーブルを物品積層レベルに位置
付け、該積層テーブルの上のスライド板上に箱状物品を
多段に積層し、スライド板上への上記箱状物品の積層状
態下で、各層の物品の荷揃え面を面一にしてコンテナ側
に向け、積層状態の全物品をスライド板に直交する方向
からみたときに、それら全物品が該物品のスライド板に
接している面積内に納まり、スライド板に平行をなす方
向からみたときに、それら全物品が該物品のコンテナ側
側面の面積内に納まるように設定した後、積層テーブル
を上記物品積層レベルから物品移載レベルに下降し、こ
の下降過程で積層テーブルの上のスライド板の後縁部を
スライド板駆動装置の係合ピンに係入し、スライド板駆
動装置によりスライド板を積層テーブルに設けてある車
輪上にて滑らせることにより、上記物品を積層したスラ
イド板を該物品とともにコンテナの内方に挿入し、続い
て該スライド板をコンテナの外方に急速に引き抜くこと
で、該物品を積層状態のままコンテナの内部に移載し、
コンテナをその開口が上向きとなるように起こし、上記
物品のコンテナ側側面をコンテナの底部に預ける如くに
支持せしめるようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、多段に積層さ
れた箱状物品をその積層状態を保ったままコンテナに収
納するコンテナへの物品収納装置において、コンテナの
姿勢をその開口が横向きとなる位置と上向きとなる位置
とに切換可能とするコンテナ転倒装置と、箱状物品のコ
ンテナ側側面を揃えた状態で該物品を積層し、積層状態
の全物品をスライド板に直交する方向からみたときに、
それら全物品が該物品のスライド板に接している面積内
に納まり、スライド板に平行をなす方向からみたとき
に、それら全物品が該物品のコンテナ側側面の面積内に
納まるように設定せしめられるスライド板と、スライド
板を保持する係止ピンを備えるとともに、スライド板を
滑らせるように支持する車輪を備える積層テーブルと、
積層テーブルの上にスライド板を保持した状態で、該積
層テーブルを物品積層レベルに位置付け、該積層テーブ
ルの上のスライド板上に箱状物品を多段に積層し、スラ
イド板上への上記箱状物品の積層状態下で、各層の物品
の荷揃え面を面一にしてコンテナ側に向け、積層状態の
全物品をスライド板に直交する方向からみたときに、そ
れら全物品が該物品のスライド板に接している面積内に
納まり、スライド板に平行をなす方向からみたときに、
それら全物品が該物品のコンテナ側側面の面積内に納ま
るように設定するとともに、該積層テーブルを上記物品
積層レベルから物品移載レベルに下降せしめる積層テー
ブル昇降装置と、積層テーブル昇降装置による積層テー
ブルの下降過程で積層テーブルの上のスライド板の後縁
部に係入する係合ピンを備えて該スライド板を保持し、
該スライド板を積層テーブルに設けてある車輪上にて滑
らせることにより、スライド板をコンテナの横向き開口
からコンテナの内外に進退可能とし、該スライド板をコ
ンテナの外方に移動する速度を、内方に移動する速度よ
り速く設定、上記物品を積層状態のままコンテナの底
部近くに積層し、該物品のコンテナ側側面をコンテナの
底部に近接する位置に位置付け可能とするスライド板駆
動装置と、コンテナをその開口が上向きとなるように起
こし、上記物品のコンテナ側側面をコンテナの底部に預
ける如くに支持せしめるコンテナ転倒装置とを有してな
るようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項2記載
の本発明において更に、前記スライド板がコンテナの内
方側に向けて下り勾配をなすように傾斜しているもので
ある。
【0008】請求項4に記載の本発明は、請求項2記載
の本発明において更に、前記スライド板がコンテナの外
方に移動するとき、コンテナの開口を閉鎖する物品戻り
防止板を有するようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1、2の本発明によれば下記の作
用がある。スライド板は物品を載せてコンテナ内に挿入移動さ
れ、続いてコンテナ外に急速に引き抜き移動される。従
って、スライド板は物品に挿入移動方向の慣性力を付与
した状態下で、反挿入方向に急速に引き抜かれるもので
あるから、スライド板を単に急速に引き抜く場合に比し
て、その引き抜き当初の物品に反引き抜き方向(挿入移
動方向)の慣性力が付与されている分だけスライド板の
引き抜き性を向上し、物品をスライド板から引き離し易
くしてコンテナの底部側に残し易くできる。 スライド板は積層テーブルと別体とされて軽量化で
き、然もスライド板は積層テーブルに設けてある車輪上
を滑動可能とされている。従って、スライド板駆動装置
は物品が積層されているスライド板を高速で滑動でき、
引き抜き加速度を大きくし、スライド板の引き抜き性を
良好にできる。 積層テーブル昇降装置が積層テーブルとその上のスラ
イド板を物品積層レベルと物品移載レベルの間で昇降す
るとき、スライド板駆動装置はスライド板と分離されて
いる そして、スライド板駆動装置は、積層テーブルを
移動させることなく、スライド板を積層テーブル上で移
動させる。即ち、積層テーブル昇降装置とスライド板駆
動装置は互いに分離され、積層テーブル昇降装置はスラ
イド板駆動装置の重量を担時することなく積層テーブル
とその上のスライド板を駆動し、スライド板駆動装置は
積層テーブル昇降装置の重量を担持することなくスライ
ド板だけを移動するももであり、両者の機動性を軽快に
できる。 物品をスライド板上に積層した後、スライド板ごと物
品をコンテナ内の底部近くまで挿入し、スライド板のみ
引き抜くことにより、物品を積層姿勢のままコンテナ内
の底部近くに移載するものとなる。このとき、全物品が
スライド板に直交する方向からみたときに該スライド板
に接していた面積、従って移載されたコンテナの内面に
接することとなった面積内に納まり、コンテナへの移載
後に物品の崩れを生じない。また、物品はスライド板上
でコンテナの底部側側面を揃えられて積層されているの
で、その積層状態を構成するすべての層の物品がコンテ
ナの底部と近接する位置に位置付けられる。このとき、
全物品がスライド板に平行をなす方向からみたときに該
物品のコンテナ側側面の面積、従って移載されたコンテ
ナの底部に支持されることとなる面積内に納まり、コン
テナを起こしたとき、物品の崩れを生ずることなくコン
テナの底部に支持される。即ち、積層された物品を崩す
ことなくコンテナに収納することができる。
【0010】請求項3に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 スライド板をコンテナの内方側に向けて下り勾配をな
すように傾斜せしめることにより、コンテナ内に一旦挿
入したスライド板の引き抜き時に、物品をスライド板か
ら引き離し易くしてコンテナの底部側に残し易くし、物
品をスライド板とともにコンテナの外方に引き戻してし
まうことを防止できる。
【0011】請求項4に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 スライド板がコンテナの外方に移動するとき、コンテ
ナの開口を閉鎖する物品戻り防止板を用いることによ
り、コンテナ内に一旦挿入したスライド板の引き抜き時
に、万一物品がスライド板とともにコンテナの外方に向
けて引き戻されても、この物品がコンテナの外部に出な
いように堰き止めることができる。これは、物品の量が
多いときに特に有効である。
【0012】
【実施例】図1は物品集荷装置のレイアウトを示す平面
図、図2は物品切出し装置と荷受コンベヤ装置とを示す
正面図、図3は荷受コンベヤ装置とシャッター装置とテ
ーブル装置とコンテナ搬送装置とを示す正面図、図4は
図3のIV-IV 線に沿う矢視図、図5はテーブル装置に設
けた荷崩れ防止壁を示す斜視図、図6は切出し装置から
荷受具への物品移載過程を示す模式図、図7は1層目の
物品の荷受具からシャッター装置への物品移載過程を示
す模式図、図8は1層目の物品のシャッター装置からテ
ーブル装置への物品移載過程を示す模式図、図9は2層
目の物品の荷受具からシャッター装置、テーブル装置へ
の物品移載過程を示す模式図、図10はテーブル装置か
らコンテナへの物品移載過程を示す模式図、図11はテ
ーブル装置からコンテナへの物品移載過程を示す模式
図、図12はスライド板とその駆動装置を示す模式図、
図13はスライド板駆動装置を示す空圧回路図、図14
は総注文品種について各配送先毎の荷受具とコンテナの
割付を計算するフロー図、図15は各配送先毎の荷受具
の割付を計算するフロー図、図16は各配送先毎のコン
テナの割付を計算するフロー図、図17は本発明による
荷受具への集荷方法を示す模式図、図18は本発明によ
るコンテナへの集荷方法を示す模式図、図19はスクレ
ーパの物品圧密化機能を示す模式図、図20は本発明方
法を従来方法に比較して示す模式図である。
【0013】物品集荷装置10は、物品切出し装置1
1、荷受コンベヤ装置12、シャッター装置13、テー
ブル装置14、コンテナ搬送装置15を有する。そし
て、物品集荷装置10は、段ボール箱16に収納されて
いた箱状物品1を物品切出し装置11から必要数づつ荷
受コンベヤ装置12の1又は2以上の荷受具34に切出
し、各配送先毎に荷受コンベヤ装置12に集荷した物品
をシャッター装置13を介してテーブル装置14に移載
して積層し、各配送先毎にテーブル装置14に積層した
物品をコンテナ搬送装置15側のコンテナ17に収納し
て搬送する。
【0014】以下、物品切出し装置11、荷受コンベヤ
装置12、シャッター装置13、テーブル装置14、コ
ンテナ搬送装置15の構造について説明する。
【0015】(A) 物品切出し装置11(図1、図2) 物品集荷装置10は、荷受コンベヤ装置12の搬送ライ
ンに沿う複数位置のそれぞれに物品切出し装置11を並
置し、各切出し装置11毎に異なる品種(同一品種でも
可)の物品1(1A、1B、1C…)を切出し可能とす
る。
【0016】物品切出し装置11は、架台21の上部に
段ボール箱16が載置される段ボール箱支持部22を備
え、段ボール箱支持部22の下にシャッター部材23を
開閉可能に配置し、シャッター部材23の下に昇降テー
ブル24を昇降可能に配置している。シャッター部材2
3はシリンダ23Aにより開閉駆動される。昇降テーブ
ル24は昇降モータ24Aにより駆動されるチェーン2
4Bに連結されて昇降駆動される。
【0017】即ち、段ボール箱16はそのフタを開封さ
れその開封口を下に向けた状態でロボット等により段ボ
ール箱支持部22に載置され、段ボール箱16内の物品
1を閉じ状態にあるシャッター部材23にて支える。昇
降テーブル24は、後述する切出しテーブル26Dへの
物品受渡位置と、シャッター部材23からの物品受取位
置との間で昇降する。そして、昇降テーブル24が物品
受取位置に上昇設定された状態で、シャッター部材23
を開き、シャッター部材23上に支えられていた段ボー
ル箱16内の物品1を昇降テーブル24に移載する。
【0018】物品受渡位置に位置付けられる昇降テーブ
ル24の背後には、押込プレート25が該昇降テーブル
24の上面に沿って移動し、昇降テーブル24上の物品
1の最前縁部を昇降テーブル24の最前縁部(切出しテ
ーブル26Dに接する位置)に位置付け得るように設け
られている。押込プレート25はモータ25Aにより駆
動されるチェーン25Bに連結されて駆動される。
【0019】物品受渡位置に位置付けられる昇降テーブ
ル24の前面には、切出し台26が90度揺動可能に支持
されている。切出し台26はシリンダ26Aにより揺動
される。切出し台26は、物品受渡位置にある昇降テー
ブル24と同一面をなす物品支持部材26Bをシリンダ
26Cによってスライド可能に備えるとともに、物品支
持部材26Bと90度をなして交差する切出しテーブル2
6Dを備え、この切出しテーブル26Dを進退せしめる
シリンダ26Eを備えている。また、切出しテーブル2
6Dは吸着パッド26Fを備えている。
【0020】即ち、切出し台26が起立位置に設定され
たとき、物品支持部材26Bは物品受渡位置にある昇降
テーブル24と同一面に設定される。そして、この状態
で、シリンダ26Eは切出しテーブル26D、吸着パッ
ド26Fを前進させて、昇降テーブル24上の最前列に
ある物品1の側面を吸着パッド26Fにて吸着せしめ
る。その後、シリンダ26Eは切出しテーブル26D、
吸着パッド26Fを後退させて、吸着パッド26Fに吸
着した上述の物品1を物品支持部材26B上に引込む。
続いて、切出し台26が水平位置に設定されると、物品
1は切出しテーブル26Dに支えられるものとなる。こ
の状態で、吸着パッド26Fによる上述の吸着を解除
し、物品支持部材26Bをシリンダ26Cにより前進せ
しめると、物品1は物品支持部材26Bにより押されて
切出しテーブル26D上をスライドし、荷受コンベヤ装
置12の側に切出されるものとなる。
【0021】従って、物品切出し装置11にあっては、
当該切出し装置11に割当てられた品種の物品1を、押
込プレート25により昇降テーブル24の最前列に位置
付けられたものから切出しテーブル26Dを介して荷受
コンベヤ装置12の側に切出す。そして、各物品切出し
装置11は、互いに異なる品種(同一品種でも可)の物
品1を、必要数づつ荷受コンベヤ装置12の同一荷受具
34、もしくは異なる荷受具34に荷受けせしめる。
【0022】(B) 荷受コンベヤ装置12(図1〜図3) 荷受コンベヤ装置12は、架台31内の両端に設けたス
プロケットホイル32、32に無端周回状チェーン33
を巻回し、一方のホイル32をモータ32Aにより駆動
可能としている。荷受コンベヤ装置12は、チェーン3
3に一定のピッチで複数の荷受具34を取着している。
荷受具34は、物品切出し装置11寄りの物品受取側
(図2参照)から、シャッター装置13寄りの他側(図
3参照)に向かう下向き(荷受コンベヤ装置12の搬送
方向に直交する方向)に傾斜した荷受面35を備え、か
つこの他側に該荷受面35の傾斜方向の下端側方領域を
開閉可能とする可動側壁36を備えている。
【0023】可動側壁36は、荷受コンベヤ装置12の
搬送ラインの上半周部において、(a) シャッター装置1
3への物品排出位置を除く範囲では、架台31に取着さ
れて上記搬送ライン方向に延在している側壁ガイド37
により閉じ位置に起立されて物品1を受止め保持可能と
する。また、(b) シャッター装置13への物品排出位置
では、架台31に枢着されている側壁ストッパ38によ
り開閉可能とされている。側壁ストッパ38は、架台3
1に取着されている傾動シリンダ39により揺動せしめ
られ、側壁ガイド37を、上記(a) におけると同一角度
の閉じ位置と、荷受面35の傾斜と同一角度の開き位置
とに切換設定する。
【0024】即ち、各物品切出し装置11から前述(a)
の如くにより切出される物品1は、荷受コンベヤ装置1
2の対応する荷受具34の荷受面35にて荷受けされ
る。荷受面35に荷受けされた物品1は、荷受面35の
傾斜に沿って滑動し、閉じ状態にある可動側壁36に受
止められ、その一側面を可動側壁36に倣う如くの一定
集荷姿勢を付与されて荷受けされる。尚、各切出し装置
11から上記荷受具34の荷受面35に後続して切出さ
れる物品1も、荷受面35の傾斜に沿って滑動し、既に
荷受けされている上述の先行物品1の側面にその一側面
を倣う如くの一定集荷姿勢を付与されて荷受けされる。
【0025】尚、可動側壁36は、荷受コンベヤ装置1
2の搬送ラインの下半周部において、架台31に配設さ
れて上記搬送ライン方向に延在している側壁受部材40
の受溝内を移動し、その横振れを防止せしめられる。
【0026】 (C) シャッター装置13(図1、図3、図4) シャッター装置13は、荷受コンベヤ装置12の荷受具
34からの物品排出位置の側方に配置されている。シャ
ッター装置13は、架台41に傾動フレーム42を支持
し、傾動シリンダ43により傾動フレーム42を傾動可
能としている。そして、シャッター装置13は、傾動フ
レーム42に設けたガイドレール42Aに沿って閉じ位
置と開き位置との間を移動し得るシャッター部材44を
有している。シャッター部材44の反荷受コンベヤ装置
側、即ち傾斜時の下端側方部にはストッパ44Aが立設
されている。44Bは車輪である。シャッター部材44
は、開閉シリンダ45により上述の閉じ位置と開き位置
との間で駆動せしめられる。開閉シリンダ45のピスト
ンロッド先端部にはピン46が設けられ、このピン46
にシャッター部材44に設けた連結孔が係入されてい
る。
【0027】シャッター装置13は、傾動シリンダ43
による傾動フレーム42の傾動により、シャッター部材
44を傾斜位置と水平位置との間で傾動可能としてい
る。シャッター部材44は、傾斜位置で、荷受具34の
荷受面35と略同じ勾配に傾斜され、可動側壁36を開
かれた荷受面35から排出される物品1をその荷受面3
5上での集荷姿勢を崩さずに受入れストッパ44Aにて
受止める。このとき、シャッター部材44は閉じ位置に
設定されている。
【0028】また、シャッター装置13は、シャッター
部材44を水平位置に設定した状態で、開閉シリンダ4
5によってシャッター部材44を開き位置に設定替えす
ることにより、シャッター部材44上に受入れてあった
物品1を下方のテーブル装置14に向けて排出可能とす
る。
【0029】尚、シャッター装置13は、傾動フレーム
42にスクレーパ47を備えている。スクレーパ47
は、シャッター部材44の開閉シリンダ45側に設定さ
れ、シャッター部材44の開放時に、該シャッター部材
44に連れ動く該シャッター部材44上の物品1を受止
める。
【0030】このとき、前記荷受具34の可動側壁36
と、シャッター装置13のスクレーパ47とは、物品1
の相交差する面のそれぞれを受止めるように配置されて
いる。即ち、物品1は、荷受具34の荷受面35に荷受
けされたときにその一方の側面を可動側壁36に倣わせ
てX方向位置を規制され、後に、シャッター装置13の
シャッター部材44上から排出されるときにその他方の
側面をスクレーパ47に押付けられてY方向位置を規制
され、結果としてXY両方向での面揃えを施された荷姿
にてテーブル装置14の側に排出されるものとなる。
【0031】尚、スクレーパ47は、以下の如くの機能
もある(図19)。即ち、シャッター部材44の開放前
にシャッター部材44上にある物品の状態は、図19に
示す如く、物品切出し装置11の在庫状態により歯抜
け状態になっている、荷受けの際の衝撃で物品同志の
間に隙間がある、荷受具34のセンター付近にある。
このように、物品がシャッター部材44上でスクレーパ
47から離れていたり、物品同志の間に隙間があいてい
ても、シャッター部材44の開放とともに該シャッター
部材44に連れ動く物品をスクレーパ47側に寄せるこ
とにて、物品同志の間の隙間をなくし、スクレーパ47
基準で圧密化できる。従って、これらの物品の上に、次
物品群を安定的に積層できるものとなる。尚、次物品群
も同様にスクレーパ47基準で圧密化される。
【0032】 (D) テーブル装置14(図1、図3、図4) テーブル装置14は、シャッター装置13の下方に配置
される。テーブル装置14は、前述の架台41における
シャッター部材44の反開閉シリンダ側に2本の昇降ガ
イド51、51を立設し、この昇降ガイド51、51に
積層テーブル52と一体のテーブル支持部材52Cを昇
降可能に片持支持している。積層テーブル52は、昇降
モータ52Aにより駆動されるチェーン52Bに連結さ
れて、下降位置と上昇位置との間を昇降駆動される。5
2Dはリニアベアリングである。
【0033】積層テーブル52は、図12に示す如く、
後縁側に係止ピン52Eを備え、且つ前縁側に車輪52
Fを備えているテーブル面上にスライド板59を載置せ
しめられている。スライド板59は積層テーブル52の
テーブル面と略同一平面状をなし、後縁側に設けた係止
孔59Aを積層テーブル52の係止ピン52Eに係止し
て位置決めされた状態で、前縁側下面を車輪52F上に
載置せしめるものである。
【0034】積層テーブル52は、下降位置において、
スライド板59がコンテナ搬送装置15側の横向きコン
テナ17の最下面と同一レベルにて接するように停止す
る。また、積層テーブル52は、上昇位置において、架
台41側に設けてある光センサ53が空荷の積層テーブ
ル52もしくはスライド板59を検出し、或いは積層テ
ーブル52の上のスライド板59上の物品1の最上面を
検出したレベルにて停止する。これにより、積層テーブ
ル52とスライド板59は、シャッター装置13のシャ
ッター部材44に干渉しない上昇位置にて待機するもの
となる。尚、積層テーブル52の停止位置は予め設定さ
れた寸法(製品寸法から製品最上面レベルを計算し、こ
の値に基づいて定めた、積層テーブル52の上端停止位
置)としても良い。
【0035】即ち、テーブル装置14は、シャッター装
置13から排出される物品1を支持する積層テーブル5
2を昇降可能とし、積層テーブル52の上のスライド板
59上にシャッター装置13から先に排出された物品1
の上に、後続して排出される物品1を順次積層可能とす
る。そして、積層テーブル52は、物品1が上下に積層
される毎に上述の光センサ53の検出動作に従って下降
動作を繰り返す。そして、所定層数の積層が終了する
と、積層テーブル52はスライド板59からコンテナ1
7への収納レベルである下降位置まで下降して停止す
る。このとき、図11に示す如く、積層状態の全物品1
をスライド板59に直交する方向からみたときに、それ
ら全物品が該物品のスライド板59に接している面積内
に納まり、スライド板59に平行をなす方向からみたと
きに、それら全物品が該物品のコンテナ側側面の面積内
に納めるように設定するものとしてある。
【0036】更に、テーブル装置14は、図12に示す
如く、下降位置にある積層テーブル52の上のスライド
板59上の物品1をコンテナ17に移載するスライド板
駆動シリンダ60(スライド板駆動装置)を有してい
る。スライド板駆動シリンダ60はスライド板59の最
後縁部に設けてある係合孔59Bに下から係合する係合
ピン60Aを備えている。スライド板駆動シリンダ60
が後退位置(原位置)にあるとき、係合ピン60Aは下
降してくる積層テーブル52の上のスライド板59の係
合孔59Bを下から待ち受け、積層テーブル52が下降
位置に到達したとき、係合ピン60Aは係合孔59Bに
自然に係入するようになっている。スライド板59は、
係合孔59Bが係合ピン60Aに係入するに至ったと
き、その係合孔59B回りの後縁部を前縁側よりも若干
持ち上げられ、コンテナ17の内方側に向けて下り勾配
をなすように傾斜せしめられる。この状態で、スライド
板駆動シリンダ60が前進/後退せしめられると、スラ
イド板59は積層テーブル52の車輪52F上を滑り、
コンテナ17の横向き開口からコンテナ17の内外に進
退せしめられるものとなる。
【0037】ここで、スライド板駆動シリンダ60は、
図13に示す如くの空圧回路にて移動せしめられる。図
13において、60Bは切換弁、60Cは絞り、60D
は急速排気弁、60Eは絞りである。スライド板駆動シ
リンダ60は、(a) スライド板59をコンテナ17の内
方に向けて前進させるときには、絞り60C、切換弁6
0Bを経由する排気の流れに絞り60Cにて抵抗を加え
ることによりスライド板59の移動速度を低速にし、
(b) スライド板59をコンテナ17の外方に向けて後退
させるときには、急速排気弁60D、絞り60Eを経由
する排気の流れに大きな抵抗を加えることなく(絞り6
0Eは略全開)スライド板59の移動速度を高速にす
る。即ち、スライド板駆動シリンダ60は、スライド板
59をコンテナ17の外方に移動する後退速度を、内方
に移動する前進速度より速く設定する。これにより、テ
ーブル装置14にあっては、上述の物品1を積層したス
ライド板59を物品1とともに横向きコンテナ17の内
方に挿入し、続いてスライド板59をコンテナ17の外
方に急速に引き抜くことにより、物品1を積層状態のま
まコンテナ17の内部に移載可能とする。
【0038】尚、テーブル装置14は、スライド板59
がコンテナ17の外方に向けて移動するとき、コンテナ
17の開口を閉鎖する物品戻り防止板54を有してい
る。物品戻り防止板54は物品戻り防止板駆動シリンダ
55により駆動される。物品戻り防止板駆動シリンダ5
5は、スライド板駆動シリンダ60がスライド板59を
前進せしめると同時に物品戻り防止板54をコンテナ1
7の側に向けて前進せしめ、シリンダ60がスライド板
59を急速に後退せしめるときには物品戻り防止板54
をコンテナ17の開口前面にて停留させ、その後スライ
ド板59の上記後退動作より遅れて物品戻り防止板54
を後退位置(原位置)に向けて後退せしめる。
【0039】尚、テーブル装置14は、積層テーブル5
2とスライド板59の上下動スペースを囲む全周4面の
うち、コンテナ17に臨む正面を除く3面に、図4、図
5に示す如く、荷崩れ防止壁56、57、58を配置し
ている。荷崩れ防止壁56は物品戻り防止板54と面一
に設定される。昇降ガイド51側の荷崩れ防止壁57に
はテーブル支持部材52Cの通過用スリット57Aが切
欠形成されている。即ち、シャッター装置13側で前述
の如くにXY両方向での荷揃えを施された物品1の荷姿
は、テーブル装置14の積層テーブル52の上のスライ
ド板59上に積層されてコンテナ17への収納レベルに
まで下降せしめられるとき、3方を荷崩れ防止壁56、
57、58、及び物品戻り防止板54にて囲まれ、荷崩
れしない。尚、物品1の荷姿のうち、コンテナ17に臨
むために荷崩れ防止壁を設けられない側は、シャッター
装置13においてストッパ44Aにより面揃えされた面
であり、崩れにくい。
【0040】(E) コンテナ搬送装置15(図1、図3) コンテナ搬送装置15は、架台61に設けられたローラ
ーコンベヤ62によりコンテナ17を搬送可能としてい
る。63はローラー駆動ベルトである。
【0041】このとき、ローラーコンベヤ62はローラ
ー面をテーブル装置14側に下向き勾配とする傾斜状
(傾斜角α)とし、その傾斜方向の下端部にコンテナガ
イドローラー64を備えている。このため、各コンテナ
17は、その底部をローラーコンベヤ62に載せ、その
側部下縁をコンテナガイドローラー64にガイドさせつ
つ、搬送される。
【0042】コンテナ搬送装置15は、テーブル装置1
4の正面に対向するコンテナ転倒位置にコンテナ転倒装
置65を配置している。コンテナ転倒装置65は、架台
61に(90度−α)(αはコンベヤ62の傾斜角)回動
可能に枢着されるコンテナ支持アーム66と、この支持
アーム66を回動せしめるシリンダ67とから構成され
ている。そして、コンテナ転倒装置65は、コンテナ転
倒位置に位置付けられたコンテナ17の底部と側部とを
コンテナ支持アーム66により支持しつつ、この支持ア
ーム66を(90度−α)回動してコンテナ17を物品収
納位置に位置付け、コンテナ17の横向き開口部を積層
テーブル52の上のスライド板59上の積層物品に臨ま
せる。物品収納位置に位置付けられた横向きコンテナ1
7は、その側部の内壁下面を、前述の如く、下降位置に
ある積層テーブル52の上のスライドと板59と同一レ
ベルに設定せしめられる。
【0043】即ち、コンテナ17が横向き開口状態で上
述の物品収納位置に位置付けられると、テーブル装置1
4のスライド板駆動シリンダ60が、積層テーブル52
の上のスライド板59上の積層物品をコンテナ17の内
部に向けて移動する。その後、スライド板駆動シリンダ
60は、スライド板59を素早くコンテナ17の外方に
向けて引き抜き、積層物品のみをコンテナ17内に残
す。その後、コンテナ17は、コンテナ転倒装置65の
戻り動作により、ローラーコンベヤ62上に返却され、
搬出せしめられる。
【0044】以下、物品集荷装置10が取扱う総注文品
種について、各配送先(店)毎の荷受具34とコンテナ
17の割付方法について説明する(図14〜図16)
(表1〜表3)。
【0045】総注文件数K(店番号k)、k店の注文品
種数F(店毎の品種番号f)、コンテナ17の奥行寸法
Wc 、コンテナ17の高さ寸法Hc とする。コンテナ1
7の割付番号m、荷受具34の店毎の割付番号iとす
る。尚、コンテナ17の幅寸法Lc は、荷受具34への
物品切出し幅より大に設定されているものとする。
【0046】また、k店のf品種配送個数P個、段ボー
ル箱16内でのf品種の1列分の個数n個、荷受具34
上でのf品種の1列分の物品奥行寸法w、荷受具34上
でのf品種の1列分の物品高さ寸法hとする。
【0047】また、k店に割付けられる荷受具の最大個
数imax 、各荷受具34(i)の物品最大高さhmax
(i)とする。
【0048】総注文件数Kにおいて、各店k毎の注文内
容(品種fとその個数P)が表1の如くに定まっている
とき、下記(A) 〜(C) により、各店k毎に使用荷受具
(i)と当該荷受具(i)への物品割付け列(j)と使
用コンテナ(m)を求め、表2の如くの割付け計算結果
を得る。尚、段ボール箱16内での各品種fについての
1列分の個数n、奥行寸法w、高さ寸法hは表3の如く
に与えらえる。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】(A) 割付けの全体フロー(図14) 一店目(k=1 )から計算する。このとき、一店目に
は1番目のコンテナ17(m=1 )から割付ける。
【0053】全ての荷受具34(i)について、荷受
具34の奥行寸法W(i)をコンテナ17の奥行寸法W
c に設定する(W(i)=Wc )。
【0054】尚、ここでは、荷受具奥行寸法をコンテナ
奥行寸法としたが、荷受具奥行寸法をコンテナ奥行寸法
より大きく設定しても良い。荷受具奥行寸法をコンテナ
奥行寸法より大きく設定することにより、より多くの物
品をコンテナ17に収納できる。
【0055】k店の1品種目(f=1 )から計算す
る。
【0056】1番目の荷受具34(i=1 )から計算
する。
【0057】使用荷受具34(i)と当該荷受具34
(i)への物品割付け列(j)とを下記(B) の割付け計
算により計算する。
【0058】上記をk店についての全品種(f=
F)について繰り返す。
【0059】上記の計算結果に基づき、k店に割付
けられた荷受具34(i)に荷受けされた物品が積層収
納されるコンテナ17(m)を下記(C) の割付け計算に
より計算する。
【0060】上記を全注文店数Kについて繰り返
す。
【0061】(B) 各店(k)毎の荷受具34の割付け計
算(図15) k店のf品種の配送個数P個、段ボール箱16内での
f品種の1列分の個数n個について、荷受具34に割当
てられる当該f品種の列数Rを計算する(R=P/
n)。計算結果の少数は切上げる。
【0062】1列目から割当て可能か調べる(j=1
)。
【0063】上記の結果、荷受具34の奥行寸法の
残り寸法W(i)と物品1列分の奥行寸法wとを比較
し、物品側のwの方が小であれば、当該荷受具34に物
品のj列目を割付ける。
【0064】このとき、荷受具34の新残り奥行寸法W
(i)を計算し、旧残り奥行寸法W(i)を更新してお
く。また、この荷受具34に割付けられた物品1の最大
高さhmax (i)を記憶しておく。
【0065】上記の結果、上記と異なり、物品側
のwの方が大であれば、後続の荷受具34(i+1 )に
物品のj列目を割付ける。
【0066】このとき、k店で使用される荷受具34の
最大個数imax を記憶しておく。
【0067】上記、をf品種の全ての列数Rにつ
いて繰り返す。
【0068】尚、ここでは、段ボール箱16内での各品
種の1列毎に荷受具34に入るか否かを調べたが、品種
毎に荷受具34に入るかを調べても良い。このとき、上
記、では、W(i)>w×Rを比較するものとな
る。
【0069】(C) 各店(k)毎のコンテナ17の割付け
計算(図16) 前記(B) で割当てられた全荷受具34のうち、1番目
の荷受具34(i=1)、1番目のコンテナ17(m=1
)から計算する。
【0070】コンテナ17(m)の高さをHc とす
る。
【0071】コンテナ17(m)の残り高さh(m)
と、前記(B) で記憶した荷受具34(i)内での物品
最大高さhmax (i)とを比較し、コンテナ17(m)
の残り高さh(m)の方が大であれば、コンテナ17
(m)に荷受具34(i)の集荷物品を割付ける。
【0072】上記を前記(B) で記憶した、k店で
使用される荷受具34の全個数imax について繰り返
す。
【0073】上記と異なり、コンテナ17(m)の
残り高さh(m)の方が小であれば、次番のコンテナ1
7(m+1 )に当該荷受具34(i)の集荷物品を割付
ける。
【0074】以下、物品集荷装置10の物品集荷動作に
ついて説明する。
【0075】(1) 集荷工程(図6) 各物品切出し装置11は、オーダーから割出した物品
必要数をピッキング制御装置(コンピュータ)から指示
され、当該切出し装置11における切出しテーブル26
Dの前面に荷受コンベヤ装置12の荷受具34が停止し
たとき、物品1を列状に並べた状態で荷受具34に向け
て切出す(図6(A))。
【0076】物品切出し装置11の切出しテーブル2
6Dから切出された物品1は、切出しテーブル26Dに
相接する物品受取側から下向きに傾斜している荷受具3
4の荷受面35に受取られる。受取られた物品1は、荷
受面35上を滑り、閉じ状態にある可動側壁36に当た
って列状の整列状態を保ったまま止まる(図6
(B))。
【0077】荷受具34はコンベヤ装置12により順
に他の物品切出し装置11の前面に搬送され、他の切出
し装置11から同様にして切出される他の品種物品1を
受取り、それらの物品1を荷受面35上で可動側壁36
側に寄せて一定の集荷姿勢を形成する(図6(B))。
【0078】(2) 移載工程(図7) 荷受具34はコンベヤ装置12の搬送ライン終端の物品
排出位置に到着すると、可動側壁36を開放して荷受面
35と同一角度に傾斜させる。これにより、荷受面35
上の集荷物品は、荷受面35と略同じ角度に傾斜して待
機しているシャッター装置13のシャッター部材44上
に滑り込み、ストッパ44Aに受止められて停止する
(図7(A)、(B))。
【0079】尚、荷受面35とシャッター部材44の傾
斜角度は、物品1が可動側壁36やストッパ44Aに当
たるとき、物品1が傷むことのない範囲で大きい方が良
い。荷受面35とシャッター部材44の傾斜角度が小さ
いと、物品1が滑っている途中で回転し、荷崩れするこ
とがある。
【0080】(3) 積層工程(図8、図9) シャッター装置13は、傾斜位置にあるシャッター部
材44で上述の如くに物品1を受取った後、シャッター
部材44を水平にし、更にシャッター部材44を開放す
ることにより、物品1をテーブル装置14の積層テーブ
ル52の上のスライド板59に移載する(図8(A)、
(B))。
【0081】このとき、積層テーブル52とスライド板
59は、シャッター部材44の下面に干渉しない上昇位
置にて待機している。
【0082】積層テーブル52の上のスライド上板5
9の物品1の最上面を光センサ53が検出するまで、積
層テーブル52を下降する(図8(C))。
【0083】シャッター部材44を再び閉じて傾斜さ
せ、上記(2) によるシャッター部材44への物品受取り
と、上記(3) 、による積層テーブル52の上のスラ
イド板59上への物品の移載を繰り返し、積層テーブル
52の上のスライド板59上にコンテナ17への収納荷
姿を形成する(図9(A)、(B)、(C))。
【0084】尚、図8(B)、(C)の荷受具34上に
ある物品1は、積層テーブル52の上のスライド板59
上で2層目となる物品である。
【0085】積層テーブル52の上のスライド板59上
に積層される物品1は、1層目も2層目も、それらの一
側面を同一のストッパ44Aに倣う。即ち、各層の物品
1が互いに同一の荷揃え基準面となるストッパ44Aに
より荷揃えされ、上下の物品1はそれらの荷揃え面を互
いに面一に設定される。
【0086】(4) コンテナ収納工程(図10、図11) テーブル装置14の積層テーブル52の上のスライド
板59上に所定層数の収納荷姿が形成されると、積層テ
ーブル52がコンテナ17への収納レベルである下降位
置にまで下降せしめられる。このとき、積層テーブル5
2とスライド板59は、前述の如く3方を荷崩れ防止壁
56、57、58、及び物品戻り防止板54にて囲まれ
ており、荷崩れしない。コンテナ17への排出口となる
ために荷崩れ防止壁が設けられていない側は、前述の如
くストッパ44Aにより精密に荷揃えされており、崩れ
にくい(図10(A))。
【0087】コンテナ17はコンテナ搬送装置15の
ローラーコンベヤ62により搬送され、テーブル装置1
4に対面するコンテナ転倒位置に到着すると、コンテナ
転倒装置65によりその開口部が積層テーブル52側を
向くように横向きに転倒され、その最下面を積層テーブ
ル52の上のスライド板59と同一レベルに設定される
(図10(A))。
【0088】スライド板駆動シリンダ60により、物
品1を積層した上述のスライド板59を物品1とともに
コンテナ17の内方に挿入する(図10(B))。この
とき、積層物品のコンテナ側側面はストッパ44Aによ
って面一に揃えられているから、スライド板59上のす
べての層がコンテナ17の底部に近接する位置まで挿入
される。尚、物品戻り防止板駆動シリンダ55により、
物品戻り防止板54もコンテナ17の側に移動する。
【0089】スライド板駆動シリンダ60により、ス
ライド板59を素早くコンテナ17の外方に向けて引き
抜き、積層物品のみをコンテナ17内に残す(図11
(A))。物品戻り防止板54は、万一物品が崩れても
コンテナ17から出ないように堰き止める。
【0090】コンテナ17をコンテナ転倒装置65に
より再びローラーコンベヤ62上に返却し、搬出せしめ
る(図11(B))。スライド板駆動シリンダ60によ
りスライド板59を後退位置(原位置)に戻し、物品戻
り防止板駆動シリンダ55により物品戻り防止板54を
後退位置(原位置)に戻す。
【0091】以下、本実施例の作用について説明する。 物品切出し装置11から切出されて荷受具34に移載
される先行物品1A(又は1B)は、荷受面35の傾斜
に沿って滑動し、荷受面35の傾斜下端にて閉止状態に
ある可動側壁36にその一側面を倣う如くの一定集荷姿
勢を付与されて荷受けされる(図17(A)、
(B))。
【0092】そして、後続物品1B(又は1C)も、荷
受面35の傾斜に沿って滑動し、荷受面35の傾斜下端
側にて上述の如くに一定の集荷姿勢に整列されて停留し
ている先行物品1A(又は1B)の側面にその一側面を
倣う如くの一定集荷姿勢を付与されて荷受される(図1
7(B)、(C))。
【0093】即ち、先行〜後続の各物品を可動側壁36
側に寄せる如くに安定して荷受けするものとなり、物品
を荷受面上に一定の集荷姿勢に揃えて高密度に集荷でき
る。
【0094】物品切出し装置11から切出された物品
1を順次2以上の荷受具34に移載し、その後各荷受具
34内の物品1をコンテナ17に収納するに際し、例え
ば第1番目の荷受具34Aに上記によって物品1A、
1Bを高密度に集荷し、続いて第2番目の荷受具34B
に上記により物品1Cを高密度に集荷する(図18
(A)〜(C))。
【0095】そして、第1番目の荷受具34A上に一定
の集荷姿勢に揃えられて集荷された物品1A、1Bは、
可動側壁36の開放によりその傾斜荷受面35から、略
同じ勾配に傾斜されているシャッター部材44上にその
集荷姿勢を崩さずに移載される。その後、シャッター部
材44を水平にして、該シャッター部材44を開放する
ことにより、それら物品1A、1Bをその一定の集荷姿
勢のまま積層テーブル52上に移載する(図18
(D))。
【0096】次に、第2番目の荷受具34B上に一定の
集荷姿勢に揃えられて集荷された物品1Cが、可動側壁
36の開放により、その傾斜荷受面35から、略同じ勾
配に傾斜されているシャッター部材44上にその集荷姿
勢を崩さずに移載される。その後、シャッター部材44
を水平にして、該シャッター部材44を開放することに
より、その物品1Cをその一定集荷姿勢のまま積層テー
ブル52上に既に移載されている先行物品1A、1B上
に移載して積層する(図18(D)、(E))。このと
き、下側の物品1A、1Bは互いに隙間なく整列されて
いるから、物品1Cをそれら物品1A、1B上にて崩さ
ずに積層できるものとなる。
【0097】このようにして積層テーブル52上に積層
された物品1A〜1Cは、物品戻り防止板54によりコ
ンテナ17に押込まれて収納される(図18(E))。
【0098】即ち、複数の物品を一定の集荷姿勢を崩す
ことなく積層状態でコンテナ内に収納することができ、
物品をコンテナ内に高密度で収納できる。
【0099】荷受具34の可動側壁36と、シャッタ
ー装置13のスクレーパ47とが、物品1の相交差する
面のそれぞれを受止めるように配置されている。即ち、
物品1は、荷受具34の荷受面35に荷受されたときに
その一方の側面を可動側壁36に倣わせてX方向位置を
規制され、後に、シャッター装置13のシャッター部材
44上から排出されるときにその他方の側面をスクレー
パ47に押付けられてY方向位置を規制され、結果とし
てXY両方向での面揃えを施された荷姿にてテーブル装
置14の側に排出されるものとなる。
【0100】物品1をスライド板59上に積層した
後、スライド59板ごと物品1をコンテナ17内の底部
近くまで挿入し、スライド板59のみ引き抜くことによ
り、物品1を積層姿勢のままコンテナ17内の底部近く
に移載するものとなる。このとき、全物品1がスライド
板59に直交する方向からみたときに該スライド板59
に接していた面積、従って移載されたコンテナ17の内
面に接することとなった面積内に納まり、コンテナ17
への移載後に物品1の崩れを生じない。また、物品1は
コンテナ17の底部側側面を揃えられて積層されている
ので、すべての層の物品1がコンテナ17の底部と近接
する位置に位置付けられる。このとき、全物品1がスラ
イド板59に平行をなす方向からみたときに該物品1の
コンテナ17側側面の面積、従って移載されたコンテナ
17の底部に支持されることとなる面積内に納まり、コ
ンテナ17を起こしたとき、物品1の崩れを生ずること
なくコンテナ17の底部に支持される。即ち、積層され
た物品1を崩すことなくコンテナ17に収納することが
できる(図20(B))。
【0101】スライド板59をコンテナ17の内方側
に向けて下り勾配をなすように傾斜せしめることによ
り、コンテナ17内に一旦挿入したスライド板59の引
き抜き時に、物品1をスライド板59から引き離し易く
してコンテナ17の底部側に残し易くし、物品1をスラ
イド板59とともにコンテナ17の外方に引き戻してし
まうことを防止できる。
【0102】スライド板59がコンテナ17の外方に
移動するとき、コンテナ17の開口を閉鎖する物品戻り
防止板54を用いることにより、コンテナ17内に一旦
挿入したスライド板59の引き抜き時に、万一物品1が
スライド板59とともにコンテナ17の外方に向けて引
き戻されても、この物品1がコンテナ17の外部に出な
いように堰き止めることができる。これは、物品1の量
が多いときに特に有効である。
【0103】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。
【0104】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、積層され
た物品を崩すことなくコンテナに収納することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は物品集荷装置のレイアウトを示す平面図
である。
【図2】図2は物品切出し装置と荷受コンベヤ装置とを
示す正面図である。
【図3】図3は荷受コンベヤ装置とシャッター装置とテ
ーブル装置とコンテナ搬送装置とを示す正面図である。
【図4】図4は図3のIV-IV 線に沿う矢視図である。
【図5】図5はテーブル装置に設けた荷崩れ防止壁を示
す斜視図である。
【図6】図6は切出し装置から荷受具への物品移載過程
を示す模式図である。
【図7】図7は1層目の物品の荷受具からシャッター装
置への物品移載過程を示す模式図である。
【図8】図8は1層目の物品のシャッター装置からテー
ブル装置への物品移載過程を示す模式図である。
【図9】図9は2層目の物品の荷受具からシャッター装
置、テーブル装置への物品移載過程を示す模式図であ
る。
【図10】図10はテーブル装置からコンテナへの物品
移載過程を示す模式図である。
【図11】図11はテーブル装置からコンテナへの物品
移載過程を示す模式図である。
【図12】図12はスライド板とその駆動装置を示す模
式図である。
【図13】図13はスライド板駆動装置を示す空圧回路
図である。
【図14】図14は総注文品種について各配送先毎の荷
受具とコンテナの割付を計算するフロー図である。
【図15】図15は各配送先毎の荷受具の割付を計算す
るフロー図である。
【図16】図16は各配送先毎のコンテナの割付を計算
するフロー図である。
【図17】図17は本発明による荷受具への集荷方法を
示す模式図である。
【図18】図18は本発明によるコンテナへの集荷方法
を示す模式図である。
【図19】図19はスクレーパの物品圧密化機能を示す
模式図である。
【図20】図20は本発明方法を従来方法に比較して示
す模式図である。
【符号の説明】 17 コンテナ 54 物品戻り防止板 55 物品戻り防止板駆動シリンダ 59 スライド板 60 スライド板駆動シリンダ 65 コンテナ転倒装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−78571(JP,A) 特開 昭54−115879(JP,A) 実開 昭56−6597(JP,U) 実開 昭49−143982(JP,U) 特公 昭44−18132(JP,B2) 特公 昭61−43252(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 57/00 - 61/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状物品を多段に積層し、それらの箱状
    物品をその積層状態を保ったままコンテナに収納するコ
    ンテナへの物品収納方法において、 コンテナの開口を横向き配置し、積層テーブルの上にスライド板を保持した状態で、昇降
    装置により該積層テーブルを物品積層レベルに位置付
    け、該積層テーブルの上のスライド板上に箱状物品を多
    段に積層し、 スライド板上への上記箱状物品の積層状態下で、各層の
    物品の荷揃え面を面一にしてコンテナ側に向け、 積層状
    態の全物品をスライド板に直交する方向からみたとき
    に、それら全物品が該物品のスライド板に接している面
    積内に納まり、スライド板に平行をなす方向からみたと
    きに、それら全物品が該物品のコンテナ側側面の面積内
    に納まるように設定した後、積層テーブルを上記物品積層レベルから物品移載レベル
    に下降し、この下降過程で積層テーブルの上のスライド
    板の後縁部をスライド板駆動装置の係合ピンに係入し、
    スライド板駆動装置によりスライド板を積層テーブルに
    設けてある車輪上にて滑らせることにより、 上記物品を
    積層したスライド板を該物品とともにコンテナの内方に
    挿入し、続いて該スライド板をコンテナの外方に急速に
    引き抜くことで、該物品を積層状態のままコンテナの内
    部に移載し、 コンテナをその開口が上向きとなるように起こし、上記
    物品のコンテナ側側面をコンテナの底部に預ける如くに
    支持せしめることを特徴とするコンテナへの物品収納方
    法。
  2. 【請求項2】 多段に積層された箱状物品をその積層状
    態を保ったままコンテナに収納するコンテナへの物品収
    納装置において、 コンテナの姿勢をその開口が横向きとなる位置と上向き
    となる位置とに切換可能とするコンテナ転倒装置と、 箱状物品のコンテナ側側面を揃えた状態で該物品を積層
    し、積層状態の全物品をスライド板に直交する方向から
    みたときに、それら全物品が該物品のスライド板に接し
    ている面積内に納まり、スライド板に平行をなす方向か
    らみたときに、それら全物品が該物品のコンテナ側側面
    の面積内に納まるように設定せしめられるスライド板
    と、スライド板を保持する係止ピンを備えるとともに、スラ
    イド板を滑らせるように支持する車輪を備える積層テー
    ブルと、 積層テーブルの上にスライド板を保持した状態で、該積
    層テーブルを物品積層レベルに位置付け、該積層テーブ
    ルの上のスライド板上に箱状物品を多段に積層し、スラ
    イド板上への上記箱状物品の積層状態下で、各層の物品
    の荷揃え面を面一にしてコンテナ側に向け、積層状態の
    全物品をスライド板に直交する方向からみたときに、そ
    れら全物品が該物品のスライド板に接している面積内に
    納まり、スライド板に平行をなす方向からみたときに、
    それら全物品が該物品のコンテナ側側面の面積内に納ま
    るように設定するとともに、該積層テーブルを上記物品
    積層レベルから物品移載レベルに下降せしめる積層テー
    ブル昇降装置と、 積層テーブル昇降装置による積層テーブルの下降過程で
    積層テーブルの上のスライド板の後縁部に係入する係合
    ピンを備えて該スライド板を保持し、該スライド板を積
    層テーブルに設けてある車輪上にて滑らせることによ
    り、 スライド板をコンテナの横向き開口からコンテナの
    内外に進退可能とし、該スライド板をコンテナの外方に
    移動する速度を、内方に移動する速度より速く設定
    上記物品を積層状態のままコンテナの底部近くに積層
    し、該物品のコンテナ側側面をコンテナの底部に近接す
    る位置に位置付け可能とするスライド板駆動装置と、 コンテナをその開口が上向きとなるように起こし、上記
    物品のコンテナ側側面をコンテナの底部に預ける如くに
    支持せしめるコンテナ転倒装置とを有してなることを特
    徴とするコンテナへの物品収納装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド板がコンテナの内方側に向
    けて下り勾配をなすように傾斜している請求項2記載の
    コンテナへの物品収納装置。
  4. 【請求項4】 前記スライド板がコンテナの外方に移動
    するとき、コンテナの開口を閉鎖する物品戻り防止板を
    有する請求項2記載のコンテナへの物品収納装置。
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