JP3807255B2 - 棚設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉自在な蓋を有するケース等を荷として取り扱う棚設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、棚設備としては例えば図18に示すように、一対の棚101a,101bと、各棚101a,101bの収納部102に対して荷103を出し入れするスタッカクレーン104とを備えたものがある。このスタッカクレーン104は、一対の棚101a,101b間に形成された通路105内を走行する走行体106と、この走行体106に設けられたポスト107に支持案内されて昇降する荷台108と、この荷台108に設けられかつ収納部102に対して出入り可能なフォーク装置109とで構成されている。尚、上記走行体106は走行経路110の一端部側に設定されたホームポジションHPと他端部側に設定されたオポジットポジション(図示せず)との間を往復走行する。
【0003】
また、上記一方の棚101aの前方には荷捌部111が形成されており、この荷捌部111には、上記棚101a,101bへ入庫される荷103をホームポジションHPの手前まで搬送する入庫用のローラコンベヤ装置112と、このローラコンベヤ装置112の下流端部まで搬送された荷103をローラコンベヤ装置112のローラ113から持ち上げるリフト装置114とが設置されている。
【0004】
これによると、荷103を一方の棚101a(又は他方の101b)に入庫する場合、荷103は、ローラコンベヤ装置112の上流端部から下流端部まで搬送され、その後、リフト装置114によってローラ113から持ち上げられる。そして、走行体106がホームポジションHPまで走行するとともに、荷台108が下降し、フォーク装置109が伸長して荷103の下方(リフト装置114で持上げられた荷103とローラ113との間)へ挿入される。
【0005】
その後、荷台108がわずかに上昇するとともにフォーク装置109が短縮することにより、荷103がフォーク装置109に掬い取られてスタッカクレーン104側に取り込まれる。そして、走行体106が走行するとともに荷台108が昇降して、荷103が目的の収納部102の手前まで運ばれる。そして、フォーク装置109の伸縮と荷台108のわずかな下降とを行うことにより、荷103が目的の収納部102内に収納される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来形式では、四角形のコンテナを荷103として扱っているが、これ以外に、図19,図20に示すように、農産物等の品物116を収納した四角箱状のケース117を荷として取り扱うことが考えられる。この場合、ケース117は、両側方へ広がって開く開閉自在な一対の上蓋118を備えており、両上蓋118を開いた状態で上下複数段に積み重ねられている。
【0007】
しかしながら上記のように積み重ねられたケース117を図14に示すように入庫用のローラコンベヤ装置112から目的の収納部102へ入庫する場合において、一対の上蓋118が両側方へ広がって開いているため、上記積み重ねられたケース117をローラコンベヤ装置112側からスタッカクレーン104側に取り込む時、上記上蓋118が一方の棚101aの端部や荷台108の側部又はポスト107等に引っ掛かったり、或いは、上記ケース117をスタッカクレーン104側から収納部102へ収納する時、上記上蓋118が棚101a,101bの縦支柱115に引っ掛かることが予想され、このようなことから、図19,図20に示すような上蓋118を開いた状態で上下複数段に積み重ねられたケース117を取り扱うことは、実際には行われていない。
【0008】
本発明は、荷(ケース等)の開広部(上蓋等)を開いた状態で上記荷(ケース等)を取り扱うことが可能な棚設備を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本第1発明は、側方に広がって開く開広部を有する荷を取り扱う棚設備であって、
荷捌部まで運ばれた上記荷を受け取って棚の収納部へ収納する出し入れ手段が備えられ、
上記開広部の側方への広がりを規制する荷姿規制手段が荷捌部に設けられ、
上記荷捌部から出し入れ手段に取り込まれる荷の開広部の側方への広がりが荷姿規制手段によって規制されるものである。
【0010】
これによると、荷を荷捌部から出し入れ手段に取り込む際、荷姿規制手段によって開広部の側方への広がりが規制されるため、上記開広部が棚の一部や出し入れ手段の一部に引っ掛かるのを防止できる。したがって、開広部を開いた状態で上記荷を取り扱うことが可能となる。
【0012】
本第2発明は、荷捌部に、荷を搬送する搬送手段が設けられ、
荷姿規制手段は、上記搬送手段の搬送経路方向において対向する一対の規制装置により構成され、
上記一方の規制装置は、上記搬送経路上に固定され、かつ搬送経路上を搬送される荷の一側部に当接し、
他方の規制装置は、上記一方の規制装置よりも上流側に設けられ、かつ上記搬送経路上に突入する突入位置と搬送経路上から退避する退避位置との間を移動自在に構成され、
上記一方の規制装置と突入位置の他方の規制装置とが荷の両側部を挟んで開広部の側方への広がりを規制するものである。
【0013】
これによると、荷を荷捌部から出し入れ手段に取り込む際、荷は搬送手段によって搬送経路上を上流側から下流側へ搬送される。この際、他方の規制装置が退避位置まで移動して搬送経路上から退避しているため、他方の規制装置が搬送経路上の荷に干渉することはなく、荷の搬送が支障無く行える。
【0014】
そして、荷の一側部が一方の規制装置に当接し、その後、上記他方の規制装置が退避位置から突入位置まで移動して搬送経路上に突入することによって、一方の規制装置と突入位置の他方の規制装置とが荷の両側部を挟むため、荷の開広部の側方への広がりが規制される。
【0015】
本第3発明は、他方の規制装置は、突入位置と退避位置との間を回動自在な支持部材と、上記支持部材を回動させる駆動装置と、上記支持部材に取付けられかつ上下軸心周りに回動自在な規制用ローラとで構成されているものである。
【0016】
これによると、荷を荷捌部から出し入れ手段に取り込む際、荷は搬送手段によって搬送経路上を上流側から下流側へ搬送される。この際、他方の規制装置の駆動装置によって支持部材が退避位置まで回動して規制用ローラが搬送経路上から退避しているため、上記規制用ローラが搬送経路上の荷に干渉することはなく、荷の搬送が支障無く行える。
【0017】
そして、荷の一側部が一方の規制装置に当接し、その後、他方の規制装置の駆動装置によって支持部材が退避位置から突入位置まで回動して規制用ローラが搬送経路上に突入することによって、一方の規制装置と他方の規制装置の規制用ローラとが荷の両側部を挟むため、荷の開広部の側方への広がりが規制される。
【0018】
この状態で、出し入れ装置が荷を搬送手段側から受け取って棚の収納部へ収納する。尚、出し入れ装置が荷を搬送手段側から受け取る際、荷の移動に応じて、他方の規制装置の規制用ローラが荷に接触して回動するため、荷は円滑に搬送手段側から出し入れ装置側へ取り込まれる。
【0019】
本第4発明は、側方に広がって開く開広部を有する荷を取り扱う棚設備であって、
荷捌部まで運ばれた上記荷を受け取って棚の収納部へ収納する出し入れ手段が備えられ、
入庫時、荷捌部から受け取った荷の開広部の側方への広がりを規制する出し入れ手段用荷姿規制手段が出し入れ手段に設けられているものである。
これによると、出し入れ手段が荷捌部まで運ばれた荷を受け取って棚の収納部へ収納する際、出し入れ手段用荷姿規制手段によって開広部の側方への広がりが規制されるため、上記開広部が出し入れ手段の一部に引っ掛かるのを防止できる。
【0020】
本第5発明は、出し入れ手段用荷姿規制手段は、荷の両側部を挟んで開広部の側方への広がりを規制するものである。
【0021】
本第6発明は、側方に広がって開く開広部を有する荷を取り扱う棚設備であって、
複数のほぼ同じ大きさの荷が上下に段積みされた状態で取り扱われ、
荷捌部まで運ばれた上記荷を受け取って棚の収納部へ収納する出し入れ手段が備えられ、
荷捌部と棚の収納部との間で出し入れされる荷の開広部の側方への広がりを規制する荷姿規制手段が設けられているものである。
本第7発明は、荷姿規制手段は、荷の両側部を挟んで開広部の側方への広がりを規制するものである。
本第8発明は、棚の収納部に、出し入れ手段から収納部に収納された荷の開広部の側方への広がりを規制する棚用荷姿規制手段が設けられているものである。
これによると、出し入れ手段が荷捌部まで運ばれた荷を受け取って棚の収納部へ収納する際、棚用荷姿規制手段によって開広部の側方への広がりが規制されるため、上記開広部が棚の一部に引っ掛かるのを防止できる。
本第9発明は、荷を棚の収納部から出庫する際にも、開広部の側方への広がりが規制されるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図12に基づいて説明する。
図1,図2に示すように1はケース117(荷の一例)を取り扱う棚設備であり、上記ケース117は、図15,図16に示したように従来と同様に、両側方へ広がって開く開閉自在な一対の上蓋118(開広部の一例)を備えている。
【0023】
上記棚設備1は、一対の棚4a,4bと、各棚4a,4bの収納部5に対して上記ケース117を出し入れする出し入れ手段6と、他方の棚4bの前方に形成された下部荷捌部7aと中間荷捌部7bと上部荷捌部7cとを備えている。
【0024】
上記各棚4a,4bは、図10,図11に示すように、それぞれ複数本の縦支柱61と、各縦支柱61に水平方向に設けられた上下複数の棚板62とで構成されている。尚、上記収納部5に収納されたケース117は一対の棚板62によって支持されている。
【0025】
図1,図2および図7〜図9に示すように、上記出し入れ手段6は、一対の棚4a,4b間に形成された通路8内を昇降する走行レール9と、この走行レール9を昇降させる昇降駆動装置13と、上記走行レール9に支持案内されて走行経路10上を走行する走行体11と、この走行体11に設けられかつ上記収納部5に対して出入り可能なフォーク装置12とで構成されている。また、上記走行体11には、モータ等により回転駆動される複数の走行車輪37と、複数の案内車輪38とが設けられている。尚、上記走行体11は、走行経路10の一端部側に設定されたホームポジションHPと他端部側に設定されたオポジットポジションOPとの間を往復走行する。
【0026】
また、図3,図4に示すように、上記下部荷捌部7aには、上蓋118を開き上下複数段に積み重ねられた状態で入庫されたケース117を下部入庫用コンベヤ装置14から受け取って上記ホームポジションHPの手前まで搬送する下部入庫用ローラコンベヤ15(搬送手段の一例)が設置されている。
【0027】
尚、上記下部入庫用コンベヤ装置14は、図1に示すように、ケース117を支持して搬送経路14aに沿って搬送する無端回動式の搬送帯14bと、上記搬送経路14aに直交する幅方向へ横移動してケース117を搬送帯14b上から下部入庫用ローラコンベヤ15の上流端部へ送り出す送出部材14c(シュー)とで構成されている。また、上記下部入庫用ローラコンベヤ15は、コンベヤフレーム16に設けられた複数のローラ17と、これらローラ17を回転駆動させる回転駆動装置18等で構成されている。また、下部入庫用ローラコンベヤ15の上流端部に位置する複数のローラ17は傾斜して配置されている。尚、上記ケース117はほぼ同じ大きさのものが積み重ねられている。
【0028】
上記下部入庫用ローラコンベヤ15の下流端部には、ケース117をローラ17上から持ち上げる入庫用リフト装置20と、ケース117の有無を検出する在荷検出装置(光電スイッチ等:図示せず)とが設置されている。この入庫用リフト装置20は、ローラ17間の隙間を通って昇降可能な一対のリフトフレーム21と、これらリフトフレーム21を昇降させる昇降駆動装置(図示せず)とで構成されている。
【0029】
上記下部入庫用ローラコンベヤ15には、このコンベヤ15上のケース117の両上蓋118の両側方への広がりを規制する第1荷姿規制手段23が設けられている。この第1荷姿規制手段23は、上記ローラコンベヤ15の搬送経路24の方向において対向する一方の規制装置25と他方の規制装置26とで構成されている。
【0030】
上記一方の規制装置25は、コンベヤフレーム16の下流側端部に固定されており、搬送経路24に直交しかつ上流側に向いた垂直な規制面27を有している。
【0031】
図3〜図6に示すように、上記他方の規制装置26は、一方の規制装置25よりも上流側に設けられており、上下軸心28周りに水平回動自在な支持アーム29(支持部材の一例)と、この支持アーム29を回動させるモータ30(駆動装置の一例)と、ブラケット31を介して支持アーム29の遊端部に設けられた2本の規制用ローラ32とで構成されている。
【0032】
上記ブラケット31は、支持アーム29の遊端部に設けられた縦フレーム33と、縦フレーム33の上部および下部に取付けられた上板34および下板35とで、コ形状に構成されている。上記両規制用ローラ32はそれぞれ、上板34と下板35との間に、上下軸心36周りに遊転自在に取付けられている。
【0033】
上記支持アーム29はコンベヤフレーム16に取付けられており、支持アーム29の回動によって、上記両規制用ローラ32は搬送経路24上に突入する突入位置A(図5参照)と搬送経路24上から外側方へ退避する退避位置B(図3参照)との間を移動する。
【0034】
尚、上記一方の規制装置25と突入位置Aの規制用ローラ32との間の下方に上記入庫用リフト装置20が位置している。また、他方の規制装置26には、支持アーム29が突入位置Aおよび退避位置Bまで回動したことを検出する近接スイッチ等の検出装置(図示せず)が設けられている。
【0035】
また、図2に示すように、上記中間荷捌部7bは下部荷捌部7aの上方に設けられ、中間荷捌部7bには、上記棚4a,4bから出庫されたケース117を受け取って出庫用コンベヤ装置40へ搬送する出庫用ローラコンベヤ41が設置されている。尚、出庫用ローラコンベヤ41の上流端部には、出庫されたケース117を出庫用ローラコンベヤ41のローラの上方に持ち上げる出庫用リフト装置42が設けられており、この出庫用リフト装置42は上記入庫用リフト装置20と同じ構成を備えている。
【0036】
さらに、上部荷捌部7cは中間荷捌部7bの上方に設けられ、上部荷捌部7cには、入庫されたケース117を上部入庫用コンベヤ装置43から受け取って上記ホームポジションHPの手前まで搬送する上部入庫用ローラコンベヤ44が設置されている。尚、図12に示すように、上部入庫用コンベヤ装置43の搬送経路の途中には、上下複数段に積み重ねられた状態で入庫されたケース117を1段ずつにばらす荷ばらし装置46と、上記荷ばらし装置46でばらしたケース117内の品物19を検査する検査部47と、上記検査部47で検査後のケース117の上蓋118を閉じて封をする函封装置48とが設けられている。
【0037】
また、図7〜図9に示すように、上記出し入れ手段6には、下部入庫用ローラコンベヤ15から受け取ったケース117の上蓋118の両側方への広がりを規制する第2荷姿規制手段50(出し入れ手段用荷姿規制手段の一例)が設けられている。この第2荷姿規制手段50は、出し入れ手段6の走行体11に設けられた複数本の規制用ローラ51によって構成されている。上記規制用ローラ51は、フォーク装置12の前後両側に配置されかつ左右に複数本並べられており、走行体11に設けられた下部フレーム52とこの下部フレーム52の上方に設けられた上部フレーム53との間に保持され、上下軸心54周りに遊転自在に構成されている。尚、前後方向Xで対向する規制用ローラ51間の間隔Wは、左右両端側が最も広く、左右中央部ほど次第に狭く設定されている。
【0038】
さらに、図1,図2,図10,図11に示すように、棚4a,4bの各収納部5内には、出し入れ手段6から収納部5に収納されたケース117の上蓋118の両側方への広がりを規制する第3荷姿規制手段57(棚用荷姿規制手段の一例)が設けられている。この第3荷姿規制手段57は、収納部5内の前後両側に配置されかつ左右に複数本並べられた規制用ローラ58によって構成されている。各規制用ローラ58は上下軸心59周りに遊転自在に構成されている。尚、前後方向Xで対向する規制用ローラ59間の間隔Wは、左右両端側が最も広く、左右中央部ほど次第に狭く設定されている。
【0039】
以下、上記構成における作用を説明する。
▲1▼入庫
図15に示すように、上蓋118を開き上下複数段に積み重ねられた状態で入庫されたケース117は、下部入庫用コンベヤ装置14で搬送され、図3,図4に示すように、下部入庫用コンベヤ装置14から所定の下部入庫用ローラコンベヤ15へ送り込まれて、下部入庫用ローラコンベヤ15によって搬送される。
【0040】
この際、第1荷姿規制手段23の両規制用ローラ32は退避位置Bに退避しており、上記積み重ねられた複数のケース117が下部入庫用ローラコンベヤ15の搬送経路24上を上流端部から下流端部まで搬送される。このように、下部入庫用ローラコンベヤ15でケース117を搬送する場合、規制用ローラ32を退避位置Bに退避させておくことにより、規制用ローラ32が搬送経路24上のケース117に干渉することはなく、したがって、ケース117の搬送が支障無く行える。
【0041】
そして、上記積み重ねられた複数のケース117が搬送経路24の下流端部に達した際、上記ケース117の一側部が一方の規制装置25の規制面27に当接するとともに、このケース117を在荷検出装置が検出して、下部入庫用ローラコンベヤ15が停止する。
【0042】
その後、図5,図6に示すように、入庫用リフト装置20のリフトフレーム21が上昇して、上記ケース117が下部入庫用ローラコンベヤ15のローラ17の上方へ持ち上げられる。そして、他方の規制装置26のモータ30によって支持アーム29が回動し、規制用ローラ32が退避位置Bから突入位置Aまで移動する。これにより、一方の規制装置25の規制面27と他方の規制装置26の規制用ローラ32とが上記積み重ねられた複数のケース117の両側部を挟んで、両上蓋118が上向きに立ち上がるため、両上蓋118の両側方への広がりが規制される。
【0043】
この状態で、出し入れ手段6の走行レール9が下限位置まで下降するとともに走行体11がホームポジションHPまで移動し、その後、図6の仮想線で示すように、フォーク装置12が、一側方へ伸長して、入庫用リフト装置20で持ち上げられているケース117の下方へ挿入される。次に、走行レール9がわずかに上昇することによって、上記ケース117がフォーク装置12によりリフトフレーム21の上方へ持ち上げられる。そして、フォーク装置12が短縮することにより、上記ケース117が走行体11上に取り込まれる。
【0044】
この際、上記ケース117の横移動に応じて、他方の規制装置26の規制用ローラ32と第2荷姿規制手段50の規制用ローラ51(図7参照)とがケース117に接触して遊転するため、ケース117は円滑に下部入庫用ローラコンベヤ15側から走行体11側へ取り込まれる。このようにしてケース117を出し入れ手段6に取り込んだ場合、図7に示すように、第2荷姿規制手段50の各規制用ローラ51が積み重ねられた複数のケース117の両側部を挟んで、両上蓋118が上向きに立ち上がるため、両上蓋118の両側方への広がりが規制される。
【0045】
上記のように、第1および第2荷姿規制手段23,50によって、両上蓋118の両側方への広がりが規制された状態で、ケース117を下部入庫用ローラコンベヤ15側から出し入れ手段6側に取り込むことができるため、上記上蓋118が棚4bの端部や出し入れ手段6の一部に引っ掛かるといった不具合が防止できる。
【0046】
その後、出し入れ手段6の走行レール9の昇降と走行体11の走行とによって、ケース117が棚4a(又は棚4b)の目的の収納部5の手前まで運ばれる。そして、フォーク装置12が伸長して上記目的の収納部5内へ挿入され、さらに、走行レール9がわずかに下降することによって、ケース117が目的の収納部5に収納される。
【0047】
この際、上記ケース117の横移動に応じて、第2荷姿規制手段50の規制用ローラ51と第3荷姿規制手段57の規制用ローラ58(図10,図11参照)とがケース117に接触して遊転するため、ケース117は円滑に走行体11側から目的の収納部5内へ収納される。このようにしてケース117を収納部5内へ収納した場合、図10,図11に示すように、第3荷姿規制手段57の各規制用ローラ58が積み重ねられた複数のケース117の両側部を挟んで、両上蓋118が上向きに立ち上がるため、両上蓋118の両側方への広がりが規制される。
【0048】
上記のように、第2および第3荷姿規制手段50,57によって、両上蓋118の両側方への広がりが規制された状態で、ケース117を出し入れ手段6側から収納部5内に収納することができるため、上記上蓋118が棚4a,4bの縦支柱61等に引っ掛かるといった不具合が防止できる。
【0049】
したがって、両上蓋118が開いた状態で、ケース117を下部入庫用ローラコンベヤ15から棚4a,4bの収納部5へ支障無く収納することができる。
▲2▼出庫
積み重ねられた複数のケース117を収納部5から出庫する場合、出し入れ手段6の走行レール9の昇降と走行体11の走行とフォーク装置12の伸縮とによって、上記ケース117を収納部5から出し入れ手段6側に取り込む。
【0050】
この際、図7〜図11に示すように、第2および第3荷姿規制手段50,57によって、両上蓋118の両側方への広がりが規制された状態で、ケース117を収納部5内から出し入れ手段6側に取り込むことができるため、上記上蓋118が出し入れ手段6等に引っ掛かるといった不具合が防止できる。
【0051】
その後、走行体11がホームポジションHPまで移動するとともに走行レール9が昇降し、さらに、フォーク装置12が伸縮することによって、積み重ねられた複数のケース117は、出し入れ手段6側から、図2に示すように、出庫用リフト装置42のリフトフレーム21に受け渡しされる。この際、出庫用リフト装置42のリフトフレーム21は、出庫用ローラコンベヤ41のローラの上方で上記ケース117を受け取り、その後、ローラの下方へ下降する。これにより、上記積み重ねられた複数のケース117は、出庫用ローラコンベヤ41の上流端部に支持され、上流端部から下流端部へ搬送され、さらに、図2の仮想線で示すように、出庫用コンベヤ装置40によって搬送されて出庫される。
【0052】
上記実施の形態では、図8に示すように、第2荷姿規制手段50において、前後方向Xで対向する規制用ローラ51間の間隔Wは、左右両端側が最も広く、左右中央部ほど次第に狭く設定されているため、ケース117を走行体11に対して出し入れする際、ケース117は上記規制用ローラ51間へ円滑に導かれる。
【0053】
上記実施の形態では、図4に示すように、下部荷捌部7aに下部入庫用ローラコンベヤ15を設置し、このローラコンベヤ15に第1荷姿規制手段23を設けているが、第1荷姿規制手段23を、ローラコンベヤ15に設けるのではなく、下部荷捌部7aの床等に架台等を用いて設置してもよい。
【0054】
上記実施の形態では、図2に示すように、出し入れ手段6を、昇降自在な走行レール9と、この走行レール9に支持案内されて走行する走行体11と、この走行体11に設けられたフォーク装置12とで構成しているが、スタッカクレーンのように、一対の棚4a,4b間の通路8内を走行する走行体と、この走行体に設けられたポストに支持案内されて昇降する荷台と、この荷台に設けられたフォーク装置とで構成してもよい。
【0055】
上記実施の形態では、搬送手段の一例としてローラコンベヤ15を用いたが、ローラコンベヤ15に限定されるものではなく、チェンコンベヤなど他の形式のコンベヤや或いは搬送用の台車であってもよい。
【0056】
上記実施の形態では、ケース117を上下3段に積み重ねた状態で入出庫しているが、3段以外の複数段或いは積み重ねない(すなわち単数段)状態で入出庫してもよい。
【0057】
上記実施の形態では、荷の一例として、図15に示すように一対(2枚)の上蓋118を有する両開き式のケース117を挙げているが、1枚の上蓋118を有する片開き式のケース117であってもよい。
【0058】
上記実施の形態では、同サイズのケース117を上下複数段に積み重ねているが、異なったサイズのケース117を混載してもよい。この場合、大型のケース117を下位として上下複数段に積み重ねればよい。
【0059】
上記実施の形態では、図19に示すように、ケース117の上蓋118が斜め上向きに開いた状態となっているが、斜め下向きに垂れ下がっていてもよい。
上記実施の形態では、図4に示すように、他方の規制装置26のブラケット31に2本の規制用ローラ32を設けたが、3本以上または1本であってもよい。
【0060】
上記実施の形態では、他方の規制装置26に規制用ローラ32を設け、一方の規制装置25には上記規制用ローラ32を設けていないが、一方の規制装置25の規制面27側に上記規制用ローラ32を設けてもよい。
【0061】
上記実施の形態では、一方の規制装置25を固定式とし、他方の規制装置26を突入位置Aと退避位置Bとの間を移動する可動アーム式としているが、上記一方の規制装置25を他方の規制装置26と同様に可動アーム式とし、これら一方の規制装置25と他方の規制装置26とでケース117の両側部を挟み込んでもよい。
【0062】
上記第1の実施の形態では、図8に示すように、第2荷姿規制手段50を、出し入れ手段6の走行体11に固定した複数本の規制用ローラ51によって構成しているが、第2の実施の形態として図13に示すように、第1荷姿規制手段23の他方の規制装置26(図3参照)と同じ構造をした複数の第2規制装置65で構成してもよい。
【0063】
すなわち、上記各第2規制装置65はそれぞれ、上下軸心70周りに水平回動自在な支持アーム66と、この支持アーム66を回動させるモータ(図示せず)と、ブラケット68を介して支持アーム66の遊端部に設けられた2本の規制用ローラ69とで構成されており、走行体11の四隅に設けられている。
【0064】
尚、上記支持アーム66の回動によって、上記両規制用ローラ69は、走行体11上のケース117の上蓋118の広がりを規制する規制位置C(実線参照)と、走行体11上のケース117の外側方へ退避する退避位置D(仮想線参照)との間を移動する。上記規制位置Cにおいて、各規制用ローラ69は、フォーク装置12の両側で、左右方向Y(フォーク装置12の伸縮方向)に並ぶ。
【0065】
これによると、図13の仮想線で示すように、支持アーム66を回動させて各規制用ローラ69を退避位置Dに退避させた状態で、フォーク装置12を伸縮させて、積み重ねられた複数のケース117を走行体11上に取り込む。その後、図13の実線で示すように、支持アーム66を回動させて各規制用ローラ69を退避位置Dから規制位置Cに移動させることによって、各規制用ローラ69が走行体11上のケース117の両側部を挟んで、両上蓋118が上向きに立ち上がるため、両上蓋118の両側方への広がりが規制される。
【0066】
さらに、上記第1および第2の実施の形態における第2荷姿規制手段50とは別の第2荷姿規制手段として、図14〜図16に示すように、第3の実施の形態における第2荷姿規制手段75がある。すなわち、この第2荷姿規制手段75は、左右方向Y(フォーク装置12の伸縮方向)に伸縮自在な前後一対のアーム体77と、両アーム体77の遊端部に設けられた複数本の規制用ローラ78とで構成されている。さらに、両アーム体77の前後方向Xの間隔は拡縮自在に構成されており、両アーム体77は走行体11に設けられている。
【0067】
これによると、図14に示すように、両アーム体77の前後方向Xの間隔を拡大した状態で、規制用ローラ78がケース117の両側方に位置するまで両アーム体77を左右方向Yへ伸長させる。その後、図15に示すように、両アーム体77の前後方向Xの間隔を縮小することにより、各規制用ローラ78がケース117の両側部を挟んで、両上蓋118が上向きに立ち上がるため、両上蓋118の両側方への広がりが規制される。
【0068】
この状態で、フォーク装置12をアーム体77と同方向へ伸長させ、最下段のケース117をフォーク装置12で掬い上げる。その後、図16に示すように、フォーク装置12と両アーム体77とを共に走行体11上へ短縮させる。これにより、両上蓋118の両側方への広がりを規制した状態で、ケース117を走行体11に対して出し入れすることができる。
【0069】
上記第1の実施の形態では、図10に示すように、一対の棚板62上にケース117を支持しているが、第4の実施の形態として図17に示すように、各縦支柱61間にわたって平板状の棚板62を設け、この棚板62上にケース117を支持してもよい。この際、一対の縦支柱61間を1間口とすると、1間口当たり複数箇所(又は1箇所)にケース117を支持するように構成されている。
【0070】
【発明の効果】
以上のように本第1発明によれば、荷を荷捌部から出し入れ手段に取り込む際、荷姿規制手段によって開広部の側方への広がりが規制されるため、上記開広部が棚の一部や出し入れ手段の一部に引っ掛かるのを防止できる。したがって、開広部を開いた状態で上記荷を取り扱うことが可能となる。
【0071】
また、本第2発明によれば、荷を荷捌部から出し入れ手段に取り込む際、荷は搬送手段によって搬送経路上を上流側から下流側へ搬送される。この際、他方の規制装置が退避位置まで移動して搬送経路上から退避しているため、他方の規制装置が搬送経路上の荷に干渉することはなく、荷の搬送が支障無く行える。
【0072】
そして、荷の一側部が一方の規制装置に当接し、その後、上記他方の規制装置が退避位置から突入位置まで移動して搬送経路上に突入することによって、一方の規制装置と突入位置の他方の規制装置とが荷の両側部を挟むため、荷の開広部の側方への広がりが規制される。
【0073】
また、本第3発明によれば、荷を荷捌部から出し入れ手段に取り込む際、荷は搬送手段によって搬送経路上を上流側から下流側へ搬送される。この際、他方の規制装置の駆動装置によって支持部材が退避位置まで回動して規制用ローラが搬送経路上から退避しているため、上記規制用ローラが搬送経路上の荷に干渉することはなく、荷の搬送が支障無く行える。
【0074】
そして、荷の一側部が一方の規制装置に当接し、その後、他方の規制装置の駆動装置によって支持部材が退避位置から突入位置まで回動して規制用ローラが搬送経路上に突入することによって、一方の規制装置と他方の規制装置の規制用ローラとが荷の両側部を挟むため、荷の開広部の側方への広がりが規制される。
【0075】
この状態で、出し入れ装置が荷を搬送手段側から受け取って棚の収納部へ収納する。尚、出し入れ装置が荷を搬送手段側から受け取る際、荷の移動に応じて、他方の規制装置の規制用ローラが荷に接触して回動するため、荷を円滑に搬送手段側から出し入れ装置側へ取り込むことができる。
【0076】
また、本第4発明によれば、出し入れ手段が荷捌部まで運ばれた荷を受け取って棚の収納部へ収納する際、出し入れ手段用荷姿規制手段によって開広部の側方への広がりが規制されるため、上記開広部が出し入れ手段の一部に引っ掛かるのを防止できる。
【0077】
また、本第8発明によれば、出し入れ手段が荷捌部まで運ばれた荷を受け取って棚の収納部へ収納する際、棚用荷姿規制手段によって開広部の側方への広がりが規制されるため、上記開広部が棚の一部に引っ掛かるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における棚設備の構成を示す平面図である。
【図2】同、棚設備の構成を示す側面図である。
【図3】同、棚設備の下部入庫用ローラコンベヤと第1荷姿規制手段との平面図であり、第1荷姿規制手段の他方の規制装置を退避位置に切換えた状態を示す。
【図4】同、棚設備の下部入庫用ローラコンベヤと第1荷姿規制手段との側面図であり、第1荷姿規制手段の他方の規制装置を退避位置に切換えた状態を示す。
【図5】同、棚設備の下部入庫用ローラコンベヤと第1荷姿規制手段との平面図であり、第1荷姿規制手段の他方の規制装置を突入位置に切換えた状態を示す。
【図6】同、棚設備の下部入庫用ローラコンベヤと第1荷姿規制手段との側面図であり、第1荷姿規制手段の他方の規制装置を突入位置に切換えた状態を示す。
【図7】同、棚設備の出し入れ手段の走行体の側面図である。
【図8】同、棚設備の出し入れ手段の走行体の平面図である。
【図9】同、棚設備の出し入れ手段の走行体の正面図である。
【図10】同、棚設備の棚の収納部の拡大図である。
【図11】図10におけるZ−Z矢視図である。
【図12】同、棚設備の入出庫経路を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における棚設備の出し入れ手段の走行体の平面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における棚設備の出し入れ手段の走行体の平面図であり、両アーム体の間隔を拡大して両アーム体を伸長した状態を示す。
【図15】同、走行体の平面図であり、両アーム体の間隔を縮小してケースを挟んだ状態を示す。
【図16】同、走行体の平面図であり、両アーム体の間隔を縮小して両アーム体を短縮した状態を示す。
【図17】本発明の第4の実施の形態における棚設備の棚の収納部の拡大図である。
【図18】従来の棚設備の斜視図である。
【図19】上蓋を開いた状態で積み重ねられたケースの側面図である。
【図20】図19におけるZ−Z矢視図である。
【符号の説明】
1 棚設備
4a,4b 棚
5 収納部
6 出し入れ手段
7a 下部荷捌部
15 下部入庫用ローラコンベヤ(搬送手段)
23 第1荷姿規制手段
24 搬送経路
25 一方の規制装置
26 他方の規制装置
28 上下軸心
29 支持アーム(支持部材)
30 モータ(駆動装置)
32 規制用ローラ
50 第2荷姿規制手段(出し入れ手段用荷姿規制手段)
57 第3荷姿規制手段(棚用荷姿規制手段)
117 ケース(荷)
118 上蓋(開広部)
A 突入位置
B 退避位置
Claims (9)
- 側方に広がって開く開広部を有する荷を取り扱う棚設備であって、
荷捌部まで運ばれた上記荷を受け取って棚の収納部へ収納する出し入れ手段が備えられ、
上記開広部の側方への広がりを規制する荷姿規制手段が荷捌部に設けられ、
上記荷捌部から出し入れ手段に取り込まれる荷の開広部の側方への広がりが荷姿規制手段によって規制されることを特徴とする棚設備。 - 荷捌部に、荷を搬送する搬送手段が設けられ、
荷姿規制手段は、上記搬送手段の搬送経路方向において対向する一対の規制装置により構成され、
上記一方の規制装置は、上記搬送経路上に固定され、かつ搬送経路上を搬送される荷の一側部に当接し、
他方の規制装置は、上記一方の規制装置よりも上流側に設けられ、かつ上記搬送経路上に突入する突入位置と搬送経路上から退避する退避位置との間を移動自在に構成され、
上記一方の規制装置と突入位置の他方の規制装置とが荷の両側部を挟んで開広部の側方への広がりを規制することを特徴とする請求項1記載の棚設備。 - 他方の規制装置は、突入位置と退避位置との間を回動自在な支持部材と、上記支持部材を回動させる駆動装置と、上記支持部材に取付けられかつ上下軸心周りに回動自在な規制用ローラとで構成されていることを特徴とする請求項2記載の棚設備。
- 側方に広がって開く開広部を有する荷を取り扱う棚設備であって、
荷捌部まで運ばれた上記荷を受け取って棚の収納部へ収納する出し入れ手段が備えられ、
入庫時、荷捌部から受け取った荷の開広部の側方への広がりを規制する出し入れ手段用荷姿規制手段が出し入れ手段に設けられていることを特徴とする棚設備。 - 出し入れ手段用荷姿規制手段は、荷の両側部を挟んで開広部の側方への広がりを規制することを特徴とする請求項4に記載の棚設備。
- 側方に広がって開く開広部を有する荷を取り扱う棚設備であって、
複数のほぼ同じ大きさの荷が上下に段積みされた状態で取り扱われ、
荷捌部まで運ばれた上記荷を受け取って棚の収納部へ収納する出し入れ手段が備えられ、
荷捌部と棚の収納部との間で出し入れされる荷の開広部の側方への広がりを規制する荷姿規制手段が設けられていることを特徴とする棚設備。 - 荷姿規制手段は、荷の両側部を挟んで開広部の側方への広がりを規制することを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の棚設備。
- 棚の収納部に、出し入れ手段から収納部に収納された荷の開広部の側方への広がりを規制する棚用荷姿規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の棚設備。
- 荷を棚の収納部から出庫する際にも、開広部の側方への広がりが規制されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の棚設備。
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