JP3799972B2 - 被搬送物の積み付け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば玄米が収納されている袋状物(フレコンバッグ)などを搬送体に積み付けるのに採用される被搬送物の積み付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置としては、段積みされた空のパレット群を挟んで整列させる整列装置を設け、最上段のパレットに対してフレコンバッグを上方から供給し、その供給経路を挟んで一対のガイドを設けて、上方から供給されるフレコンバッグをガイドして最上段のパレットに載置する構成が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、ガイド間の間隔が狭すぎると、フレコンバッグを上方から供給することを容易に行えず、場合によってはガイドの上部に引っ掛かって破損する恐れがある。またガイド間の間隔を広くすると、パレットに対してフレコンバッグが芯ずれして載置されることになり、その後の運搬などが不安定となる。さらに作業経過に伴って、最上段のパレットのレベルが次第に下がることになり、したがって、フレコンバッグの供給作業や載置後の運搬作業(取り出し作業)の作業高さが変化することで、これら作業を円滑に迅速に行えない。
【0004】
そこで本発明のうち請求項1記載の発明は、被搬送物の供給を容易に行えるとともに、芯合わせ手段に無理な荷重を掛けることなく芯合わせ行える被搬送物の積み付け装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の被搬送物の積み付け装置は、被搬送物を搬送体に積み付ける被搬送物の積み付け装置であって、装置本体には搬送体載置部が形成され、この搬送体載置部の上方に形成される被搬送物供給経路の側方には、被搬送物に横方向から挟持作用される芯合わせ手段が設けられ、前記装置本体は、横方向に移動自在に構成されるとともに、この装置本体を定位置に戻す自動調芯手段を介して横方向で調芯自在に設けられ、この自動調芯手段は、立設された一対の枠体と、これら枠体と装置本体の前後端との間にそれぞれ介在した調芯用ばねとにより構成されていることを特徴としたものである。
【0007】
したがって請求項1の発明によると、芯合わせ手段によって被搬送物を横方向から挟持作用し、搬送体に対して芯合わせする際に、たとえば被搬送物が搬送体に対して大きく芯ずれした状態で位置したときなど、被搬送物が一定の力で動かない場合、自動調芯手段における調芯用ばねに抗して装置本体が移動することになって、被搬送物に対して搬送体を芯合わせし得る。このようにして芯合わせを行ったのち被搬送物を下降させることで、被搬送物を、搬送体に対して芯合わせした状態を維持しながら、この搬送体上に積み付け得る。そして積み付けを行ったのち、被搬送物への係止を開放させることにより、装置本体を、自動調芯手段における調芯用ばねの作用によって元の位置に自動的に戻し得る。その後に、芯合わせ手段を開放動させることにより、横方向からの挟持作用を開放し得る。
【0008】
また本発明の請求項2記載の被搬送物の積み付け装置は、上記した請求項1記載の構成において、搬送体載置部の上方に、吊下げ供給手段により被搬送物を供給する被搬送物供給経路が形成され、前記搬送体載置部の側外方には、この搬送体載置部へ空の搬送体を供給する搬送体供給手段が設けられていることを特徴としたものである。
【0009】
したがって請求項2の発明によると、搬送体供給手段により空の搬送体を、搬送体載置部の側外方から、この搬送体載置部へ供給したのち、この搬送体載置部の上方に、吊下げ供給手段により被搬送物供給経路を介して被搬送物を位置させ、そして被搬送物に芯合わせ手段を横方向から挟持作用させることで、この被搬送物を搬送体に対して芯合わせし得、この状態で被搬送物を搬送体に積み付け得、その後に芯合わせ手段の挟持作用を開放動させる。これにより搬送体載置部を基本レベルとして、空の搬送体や被搬送物の供給を一定の高さで行える。
【0010】
そして本発明の請求項3記載の被搬送物の積み付け装置は、上記した請求項1または2記載の構成において、被搬送物が吊下げ可能な袋状物であることを特徴としたものである。
【0011】
したがって請求項3の発明によると、搬送体載置部の上方に吊下げて位置させた袋状物に芯合わせ手段を挟持作用させることで、袋状物の搬送体に対する芯合わせを容易に行え、この状態で袋状物を下降させることで搬送体に積み付け得る。
【0012】
さらに本発明の請求項4記載の被搬送物の積み付け装置は、上記した請求項3記載の構成において、袋状物には粒状物が収納されていることを特徴としたものである。
【0013】
したがって請求項4の発明によると、形状が不安定な袋状物でありながら、搬送体に対する芯合わせや積み付けを常に好適に行える。
しかも本発明の請求項5記載の被搬送物の積み付け装置は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の構成において、芯合わせ手段は、被搬送物に対して横方向から接近離間自在な複数の当て板と、これら当て板を接近離間動させる作動装置とにより構成されていることを特徴としたものである。
【0014】
したがって請求項5の発明によると、作動装置の作動により当て板を接近動させて被搬送物の芯合わせを行え、その後に被搬送物を下降させることで、この被搬送物を、両当て板間において摺接案内されながら下降し、以て搬送体に対して芯合わせした状態を維持しながら、この搬送体の上に正確に積み付け得る。
【0015】
また本発明の請求項6記載の被搬送物の積み付け装置は、上記した請求項5記載の構成において、当て板は、その挟持面が凹入面状に形成されていることを特徴としたものである。
【0016】
したがって請求項6の発明によると、被搬送物を、その形状を維持しながら芯合わせし得るとともに、両当て板間において両凹入面状に摺接案内されながら安定して下降し得る。
【0017】
そして本発明の請求項7記載の被搬送物の積み付け装置は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の構成において、芯合わせ手段が装置本体側に設けられていることを特徴としたものである。
【0018】
したがって請求項7の発明によると、全体をコンパクトにまとめ得る。
さらに本発明の請求項8記載の被搬送物の積み付け装置は、上記した請求項1〜7のいずれかに記載の構成において、搬送体載置部の側外方に、この搬送体載置部へ空の搬送体を供給する搬送体供給手段が設けられ、この搬送体供給手段は、段積みされた空の搬送体群から一枚ずつ搬送体を段ばらしして搬送体載置部へ供給するように構成されていることを特徴としたものである。
【0019】
したがって請求項8の発明によると、多くの空の搬送体をストックした状態で、搬送体載置部に対して搬送体を、一枚ずつ段ばらししながら供給し得る。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施の形態を、玄米が収納されている吊下げ可能な袋状物を採用した状態として、図1〜図6に基づいて説明する。
【0024】
図1〜図4に示されるように、吊下げ可能な袋状物(被搬送物の一例。)1は、所定量(所定重量)の玄米(粒状物や食物の一例。)が収納されて閉じられたのち、その外側には吊り紐2が掛けられるとともに、この吊り紐2の上位部分によって被係止体2aが形成されている。そして袋状物1は、フォークリフト(吊下げ供給手段の一例。)5のフォーク6に被係止体2aが係止されることで、運搬や供給が行われる。なお吊下げ供給手段としては、クレーン形式なども採用し得る。
【0025】
前記袋状物1をパレット(搬送体の一例であり、箱状体などであってもよい。)3に積み付ける袋状物の積み付け装置10が設けられている。すなわち、積み付け装置10の装置本体11は台車形式であって、下部に設けられた車輪12を介して床側レール13に載置されることで、横方向(レール長さ方向)に移動自在に構成されている。
【0026】
その際に装置本体11は、この装置本体11を定位置に戻す自動調芯手段15を介して移動方向で調芯自在に設けられている。ここで自動調芯手段15は、床側から立設されたカバー兼用の一対の枠体16と装置本体11の前後端との間に、それぞれ調芯用ばね17を介在することなどにより構成されている。
【0027】
前記装置本体11には搬送体載置部20が形成される。すなわち装置本体11上には、その駆動方向が装置本体11の移動方向に対して直交状のチェーンコンベヤ21が、装置本体11の移動方向に一対で配設されている。これらチェーンコンベヤ21は、装置本体11上に取り付けられたコンベヤフレーム22と、このコンベヤフレーム22に支持された一対の鎖輪23と、これら鎖輪23間に巻回されたチェーン24などにより構成されている。
【0028】
そして両チェーンコンベヤ21は、鎖輪軸を共通の回転駆動装置(図示せず。)に連動連結することで、同期して正逆駆動されるように構成されている。これらチェーンコンベヤ21におけるチェーン24の上面間を利用して、搬送体載置部20の一例が構成されている。なお、両チェーンコンベヤ21間でかつ搬送方向の一端側には、昇降により搬送経路に対して出退動自在な可動ストッパ25が設けられている。
【0029】
前記搬送体載置部20の上方に、横方向(または上下方向)の吊下げ供給経路(被搬送物供給経路の一例。)28が形成される。そして吊下げ供給経路28の側方には、吊下げた袋状物1に横方向から挟持作用される芯合わせ手段30が設けられる。ここで芯合わせ手段30は装置本体11側に設けられている。
【0030】
すなわち、芯合わせ手段30は、吊下げた袋状物1に対して横方向から接近離間自在な一対(複数)の当て板31と、これら当て板31を接近離間動させるシリンダー装置(作動装置の一例。)32などにより構成されている。その際に装置本体11からは、搬送体載置部20を中にして一対の保持枠体33が立設され、これら保持枠体33に前記シリンダー装置33が、横向きでそれぞれ複数に設けられている。そして前記当て板31は、その挟持面が円弧状の凹入面状31aに形成されている。
【0031】
前記搬送体載置部20の側外方には、この搬送体載置部20へ空のパレット3を供給する搬送体供給手段40が設けられている。そして搬送体供給手段40は、段積みされた空のパレット群3Aから一枚ずつパレット3を段ばらしして搬送体載置部20へ供給するように構成されている。
【0032】
すなわち、前記搬送体載置部20の他端側の外方には、前記チェーンコンベヤ21に連続された状態(移動方向が同方向とされた状態)で、一対のチェーンコンベヤ41が配設されている。これらチェーンコンベヤ41は、コンベヤフレーム42と、このコンベヤフレーム42に支持された一対の鎖輪43と、これら鎖輪43間に巻回されたチェーン44などにより構成され、前記コンベヤフレーム42側からの脚体45が床側に着地されている。そして両チェーンコンベヤ41は、鎖輪軸を共通の回転駆動装置(図示せず。)に連動連結することで、同期して正逆駆動されるように構成されている。
【0033】
これらチェーンコンベヤ41間にはリフト装置46が配設され、このリフト装置46は、ベース体47と、このベース体47の上方にリンク機構48を介して設けられたリフト台49と、ベース体47とリフト台49との間に設けられたシリンダー装置50などにより構成されている。
【0034】
そしてチェーンコンベヤ41の部分には保持装置51が配設されている。すなわち、両コンベヤフレーム42の外面側で2箇所には、それぞれ回転部(減速機付きのモータなど。)52が設けられ、これら回転部52からの上向きの回転軸53にリンク54が設けられるとともに、各リンク54の遊端には爪体55が設けられている。
【0035】
以上の52〜55などにより保持装置51の一例が構成される。この保持装置51によると、回転部52の回転軸53が正逆に回転されることで、リンク54を介して爪体55が回転軸軸心の周りに回動されて、リフト装置46により持上げられた段積みパレット群3Aにおける下から2段目のパレット3に対して係脱される。なお、各回転部52は同期駆動される。
【0036】
両チェーンコンベヤ41の外方それぞれには空パレット用のセンタリングガイド57が配設され、そしてチェーンコンベヤ41間で他端側には空パレット用のストッパ兼用ガイド58が配設されている。これらガイド57,58は、上位ほど外側の傾斜面に形成され、床側から立設状に設けられている。以上の41〜58などにより、段積みパレット群3Aに対する段ばらし機能を備えた搬送体供給手段40の一例が構成される。
【0037】
以下に、上記した第1の実施の形態における作用を説明する。
まず、ラフに段積みされた空パレット群3Aが搬送体供給手段40にセットされる。これは図2の仮想線に示されるように、芯合わせ手段30における当て板31を互いに最も離間動させるとともに、保持装置51における各爪体55を離脱動させ、さらに可動ストッパ25を下降動させた状態において、フォークリフト5などによって、段積みされた空パレット群3Aが、吊下げ供給経路28などを通して搬送体載置部20の上、すなわち両チェーンコンベヤ21間の上に載置される。
【0038】
次いで、両チェーンコンベヤ21と両チェーンコンベヤ41とが一端側から他端側へと駆動され、以て段積みされた空パレット群3Aを搬送体載置部20上から搬送体供給手段40の部分へと搬入させる。この搬送体供給手段40の部分へ搬入させた空パレット群3Aは、ストッパ兼用ガイド58に当接して位置決めされる。
【0039】
このような状態で、袋状物1の積み付けを行う。すなわち搬送体供給手段40において、まずリフト装置46のシリンダー装置50を伸展動させ、リンク機構48を介してリフト台49を上昇動させる。これによりリフト台49が空パレット群3Aの下面に当接し、以て図5の実線に示されるように、リフト装置46により空パレット群3Aを持上げる。次いで保持装置51の各回転部52を同期駆動させ、回転軸53、リンク54を介して爪体55を回転軸軸心の周りに回動させて、図5の仮想線に示されるように、段積みされた空パレット群3Aにおける下から2段目のパレット3に対して係合させる。
【0040】
そして、リフト装置46のシリンダー装置50を収縮動させ、リンク機構48を介してリフト台49を下降動させる。これにより図1、図3、図6に示されるように、下から2段目以上の空パレット群3Aを保持装置51により保持した状態で、最下段のパレット3のみを下降させてチェーンコンベヤ41間に載置し得る。このときラフに段積みされていたパレット3は、センタリングガイド57やストッパ兼用ガイド58の案内を受け、以てチェーンコンベヤ41間に対して正しい位置に載置し得る。
【0041】
次いでチェーンコンベヤ41とチェーンコンベヤ21とを他端側から一端側へと搬送駆動し、以て図1〜図3に示されるように、1枚のパレット3を搬送体供給手段40により搬送体載置部20上へ供給する。この搬送体載置部20の部分へ供給したパレット3は、上昇動させている可動ストッパ25に当接して位置決めし得る。
【0042】
チェーンコンベヤ21とチェーンコンベヤ41との駆動を停止させた状態で、袋状物1をパレット3に積み付ける。すなわち、フォークリフト5のフォーク6に被係止体2aを係止させて、袋状物1の吊下げ運搬を行う。そして袋状物1を、横方向の吊下げ供給経路28で移動させてパレット3の上方に位置させる。このとき図1に示されるように、袋状物1の下面とパレット3の上面との間に隙間Sが生じるようにしている。なお、隙間Sを小さくするために、必要に応じて、パレット3の上方に位置させた袋状物1を下降調整してもよい。
【0043】
このようにしてパレット3の上方に位置させた袋状物1に対して、芯合わせ手段30を作用させる。すなわち、シリンダー装置33群を伸展動させ、両当て板31を互いに接近動させる。これにより図1、図2の実線に示されるように、両凹入面状31aを介して、吊下げている袋状物1を横方向から挟持作用し得、以てパレット3に対して芯合わせし得る。
【0044】
その際に両当て板31は、均等に挟持圧力を掛けるのであり、たとえば袋状物1がパレット3に対して大きく芯ずれした状態で位置したときなど、袋状物1が一定の力で動かない場合、自動調芯手段15に抗して装置本体11が移動することになって、袋状物1に対してパレット3を芯合わせし得る。
【0045】
このようにして芯合わせを行ったのち、フォークリフト5のフォーク6を下降動させて、吊下げている袋状物1を下降させる。その際に袋状物1は、両当て板31間において両凹入面状31aに摺接案内されながら下降し、以てパレット3に対して芯合わせした状態を維持しながら、図4に示されるように、このパレット3の上に積み付け得る。
【0046】
このようにして積み付けを行ったのち、フォークリフト5を後進させて、被係止部2aからフォーク6を抜出させる。これにより、フォークリフト5側の係止が開放されることになり、以て装置本体11は、自動調芯手段15の作用によって元の位置に自動的に戻る。そして芯合わせ手段30を開放動させる。すなわち、シリンダー装置33群を収縮動させ、両当て板31を互いに離間動させる。これにより、両凹入面31aを介しての横方向から挟持作用を開放し得る。
【0047】
前述した芯合わせ手段30の開放動が終了したのち、袋状物1を積み付けたパレット3を積み付け装置10から取り出す。この取り出しは、前述したように袋状物1を吊下げて運んできた前記フォークリフト5を使用してもよいし、別の運搬車両、運搬台車などを使用してもよい。そして、袋状物1を積み付けた空パレット3は倉庫などへ運搬される。
【0048】
なお、前述したように1枚のパレット3を搬送体載置部20上へ供給したのちに搬送体供給手段40は、次のパレット3を供給し得るように動作される。すなわち、リフト台49を上昇動させて、保持装置51により保持している空パレット群3Aの下面に当接させ、この空パレット群3Aを少し持上げる。次いで爪体55を離脱動させたのち、リフト台49を少し下降動させて、下から2段目のパレット3を爪体55のレベルに合わせる。そして爪体55を段積みパレット群における下から2段目のパレット3に対して係合させる。以降は前述と同様に作用される。
【0049】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図7に基づいて説明する。
すなわち、当て板31の挟持面が平面視において台形の角形状の凹入面状31bに形成されている。この場合に芯合わせの作用は、第1の実施の形態と同様に行われる。
【0050】
上述したように、袋状物1をパレット3に積み付ける積み付け装置10であって、装置本体11に搬送体載置部20を形成し、この搬送体載置部20の上方に形成した吊下げ供給経路28の側方に、袋状物1に横方向から挟持作用する芯合わせ手段30を設け、搬送体載置部20へ空のパレット3を供給する搬送体供給手段40を設けたことにより、搬送体供給手段40により空のパレット3を搬送体載置部20へ供給したのち、この搬送体載置部20の上方に吊下げ供給経路28を介して袋状物1を位置させ、そして袋状物1に芯合わせ手段30を横方向から挟持作用させることで、この袋状物1をパレット3に対して芯合わせし得、この状態で袋状物1をパレット3に積み付け得、その後に芯合わせ手段30の挟持作用を開放動させる。これにより搬送体載置部20を基本レベルとして、空のパレット3や袋状物1の供給を一定の高さで行える。
【0051】
また、袋状物1をパレット3に積み付ける積み付け装置10であって、装置本体11に搬送体載置部20を形成し、この搬送体載置部20の上方に形成した吊下げ供給経路28の側方に、袋状物1に横方向から挟持作用する芯合わせ手段30を設け、装置本体11を、自動調芯手段15を介して横方向に移動自在に設けたことにより、芯合わせ手段30によって袋状物1を横方向から挟持作用し、パレット3に対して芯合わせする際に、たとえば袋状物1がパレット3に対して大きく芯ずれした状態で位置したときなど、袋状物1が一定の力で動かない場合、自動調芯手段15に抗して装置本体11が移動することになって、袋状物1に対してパレット3を芯合わせし得、以て芯合わせ手段30に無理な荷重を掛けることなく芯合わせを行える。
【0052】
そして、被搬送物が吊下げ可能な袋状物1であることにより、搬送体載置部20の上方に吊下げて位置させた袋状物1に芯合わせ手段30を挟持作用させることで、袋状物1のパレット3に対する芯合わせを容易に行え、この状態で袋状物1を下降させることでパレット3に積み付け得る。
【0053】
また袋状物1に粒状物を収納したことにより、形状が不安定な袋状物1でありながら、パレット3に対する芯合わせや積み付けを常に好適に行える。
さらに芯合わせ手段30を、袋状物1に対して横方向から接近離間自在な複数の当て板31と、これら当て板31を接近離間動させるシリンダー装置32とにより構成したことにより、シリンダー装置32の作動により当て板31を接近動させて袋状物1の芯合わせを行え、その後に袋状物1を下降させることで、この袋状物1を、両当て板31間において摺接案内されながら下降し、以てパレット3に対して芯合わせした状態を維持しながら、このパレット3の上に正確に積み付け得る。
【0054】
しかも当て板31は、その挟持面を凹入面状31aに形成したことにより、袋状物1を、その形状を維持しながら芯合わせし得るとともに、両当て板31間において両凹入面状31aに摺接案内されながら安定して下降し得る。
【0055】
また、芯合わせ手段30を装置本体11側に設けたことにより、全体をコンパクトにまとめ得る。
そして、搬送体載置部20の側外方に、この搬送体載置部20へ空のパレット3を供給する搬送体供給手段40を設け、この搬送体供給手段40は、段積みした空のパレット群3Aから一枚ずつパレット3を段ばらしして搬送体載置部20へ供給するように構成したことにより、多くの空のパレットをストックした状態で、搬送体載置部20に対してパレット3を、一枚ずつ段ばらししながら供給し得る。
【0056】
上記した第1の実施の形態では、装置本体11を台車形式とし、そして自動調芯手段15を介して配設されているが、この装置本体11を定置(固定)させ、自動調芯手段などを省略した形式であってもよい。
【0057】
次に、本発明の第3の実施の形態を、図8〜図14に基づいて説明する。
図8に示されるように、被搬送物の取り扱い設備は、段積みされた空のパレット群3Aから一枚ずつパレット3を段ばらしして搬送体載置部20へ供給する搬送体供給手段40と、前記搬送体載置部20の上方に供給された袋状物1に横方向から挟持作用可能な芯合わせ手段30と、芯合わせしてパレット3へ載置された袋状物1の上部に上方から作用可能な押圧手段60と、袋状物1が載置されたパレット3を入出庫自在な自動倉庫100などから構成されている。
【0058】
ここで搬送体供給手段40と押圧手段60とは併設されている。そして、積み付け装置10における装置本体11は、図8、図9に示されるように、搬送体供給手段40と押圧手段60との一端外方間で走行自在な台車形式とされて、自動調芯手段は省略され、以て搬送体載置部20やチェーンコンベヤ21などを含めて移載手段の一例が構成されている。また搬送体載置部20や周辺構造は上述した第1の実施の形態と同様とされている。そして芯合わせ手段30や搬送体供給手段40の構造も上述した第1の実施の形態と同様とされている。なお、ストッパ兼用ガイドは省略されている。
【0059】
前記押圧手段60は、図8、図10、図11に示されるように、前記チェーンコンベヤ41による搬送方向に平行される搬送経路80中に設けられるもので、この搬送経路80は、吊下げ可能な袋状物1が積み付けられたパレット3を搬送可能とされている。そして搬送経路80は正逆駆動可能な搬送手段81により形成され、この搬送手段81は、一対のチェーンコンベヤ82や、両チェーンコンベヤ82間に配設されたフリーローラコンベヤ88などにより構成されている。
【0060】
前記チェーンコンベヤ82は、コンベヤフレーム83と、このコンベヤフレーム83に支持された一対の鎖輪84と、これら鎖輪84間に巻回されたチェーン85と、鎖輪軸に連動連結された回転駆動装置(モータなど。)86などにより構成され、前記コンベヤフレーム83側からの脚体87が床側に着地されている。そして両チェーンコンベヤ82は、回転駆動装置86によって同期して正逆駆動されるように構成されている。また前記フリーローラコンベヤ88は、床側に支持されるコンベヤフレーム89と、このコンベヤフレーム89に支持されたフリーローラ90群などにより構成されている。
【0061】
前記押圧手段60は、袋状物1の搬送力を利用して袋状物1の上部の一例である吊下げ用の被係止体2aに押圧作用するように構成されている。すなわち押圧手段60は、前記搬送経路80を囲む状態で枠組本体61を有し、この枠組本体61の上部には上下動自在な可動体62が設けられている。ここで可動体62は左右一対の条材などからなり、搬送経路80の上手側でかつ搬送経路80の方向に対して直交状でかつ共通の横軸体63を介して枠組本体61側に取付けられ、以て横軸心64の周りに上下揺動自在とされている。
【0062】
また可動体62の下手側部分には前記横軸体63に平行状の横ピン65が設けられ、この横ピン65は、前記枠組本体61に形成された上下方向のガイド溝66に嵌合され、以て上下揺動限が規制されている。そして可動体62の中間上部には、重錘(下動付勢手段の一例。)67が設けられ、ここで重錘67は複数枚の積重ね形式によって、可動体62に対して増減可能に構成されている。
【0063】
前記可動体62の下面側には、前記搬送経路80の方向に対して直交状の横軸心68の周りに遊転自在な押圧用ローラ(押圧用回転体の一例。)69が、搬送経路80の方向に多数設けられている。すなわち、押圧用ローラ69群は、左右一対の可動体62間にローラ軸70を介して遊転自在に設けられている。そして押圧用ローラ69は、袋状物1の上部の中央部分に作用する箇所、たとえば長さ方向の中央部分が太く、すなわち凸状外面69aに形成されている。
【0064】
前記押圧手段60の配設箇所には、パレット3上の袋状物1の荷姿検出手段75が設けられている。ここで荷姿検出手段75は、光電管形式の長さ検出器76と、バー揺動形式の巾検出器77と、可動体62が接触されるリミットスイッチ形式の高さ検出器78などにより構成されている。そして荷姿検出手段75における検出器76,77,78のいずれかが異常検出したときに、前記搬送手段81は逆駆動されるように構成されている。なお巾検出器77や高さ検出器78は、長さ検出器76と同様の光電管形式であってもよい。
【0065】
袋状物1が積み付けられた(載置された)パレット3は、搬送経路80の始端部分に供給されて押圧手段60による作用を受けるとともに、搬送経路80の終端部分から自走式搬送手段95に受け取られて自動倉庫100へ搬送され、そして自動倉庫100に格納されている段積みされた空のパレット群3Aが、自走式搬送手段95によって搬送体供給手段40へ搬送されるように構成されている。
【0066】
すなわち自走式搬送手段95は、搬送体供給手段40と押圧手段60と自動倉庫100との他端外方間に形成された走行経路96上で往復走行自在な自走台車97を有する。この自走台車97の上面側には、前記搬送体供給手段40のチェーンコンベヤ42と、前記搬送手段81のチェーンコンベヤ82と、前記自動倉庫100の荷捌きコンベヤ(後述する。)とに接続可能な支持用コンベヤ98が設けられている。なお、支持用コンベヤ98はフォーク形式と代えてもよい。
【0067】
前記自動倉庫(自動倉庫設備)100は、図8、図12〜図14に示されるように、名囲壁体101により囲まれた倉庫室100A内に、複数の区画収納空間102を有する棚103と、この棚103の前面に沿った一定経路106上で走行自在な出し入れ装置110とが設けられて構成されている。ここで区画収納空間102は、一定経路106に沿った方向ならびに上下方向にそれぞれ複数に形成されている。
【0068】
なお第3の実施の形態では、相対向された一対の棚103と、これら棚103間に形成された一定経路106上で走行自在な出し入れ装置110とが1組とされて、倉庫室100A内に設置された形式が示されているが、これは一個の棚103と、この棚103の前面に沿った一定経路106上で走行自在な出し入れ装置110とが1組とされた形式であってもよく、また、複数組が倉庫室100A内に設置された形式であってもよい。
【0069】
そして前記棚103の他端側の外方には荷捌きコンベヤ104がそれぞれ配設され、これら荷捌きコンベヤ104は、それぞれ一対のチェーンコンベヤなどにより構成されている。前記荷捌きコンベヤ104の内端部分にはリフト装置105が配設されている。さらに荷捌きコンベヤ104の内端間に前記出し入れ装置110のホームポジションHPが形成され、そして両荷捌きコンベヤ104の外端に対して、前記自走台車97の支持用コンベヤ98が接続可能に構成されている。
【0070】
前記出し入れ装置110は、床側レール107に車輪111を介して支持案内される下部の走行機体112と、この走行機体112から立設された前後一対の支柱113と、これら支柱113の上端間に設けられ天井側レール108にローラ114を介して案内される上部フレーム115などにより走行本体116が構成されている。
【0071】
そして、この走行本体116の走行方向である前後方向において前記支柱113の一面側、すなわち両支柱113の相対向面側を一面側として、両支柱113間に昇降体(キャレッジ)117が設けられている。この昇降体117上には、前記区画収納空間102に対して荷を、ここではパレット3に袋状物1が積み付けられて形成された荷4を出し入れ自在なフォーク体(出し入れ具の一例)118が設けられている。
【0072】
なお前記出し入れ装置110における走行機体112上には、両支柱113のうち、ホームポジションHP側の支柱113の他面側外方に制御パネル119が設けられ、また反対側の支柱113の他面側外方に昇降駆動手段120と走行駆動手段121とが設けられている。以上の111〜121などにより出し入れ装置110の一例が構成される。
【0073】
前記出し入れ装置110における支柱113のうち、ホームポジションHP側の支柱113の他面側には送風手段130が設けられている。この送風手段130は、前記制御パネル119の上方でかつ支柱113の下部に設けられた送風駆動部(ファンなど。)131と、この送風駆動部131の上向きの送風口に連通されかつ支柱113の上部に亘って上下方向に設けられた送風ダクト132などにより構成されている。
【0074】
そして送風ダクト132は、上下方向において均等状に送風可能に構成されている。すなわち、送風ダクト132は、矩形箱状の直状ダクト部133と、他面側が上位ほど支柱113に近づくように傾斜された絞りダクト部134とが交互に段積み状とされて一体化されて、内部の送風空間135が上部ほど狭くなるように形成されることで、上下方向において均等状に送風可能に構成されている。さらに送風手段130は、一つ置きの直状ダクト部133における垂直状に他面側部分に、横方向に長い長孔スリット状の吹き出し口136が形成されることで、他面側外方に向けて送風可能に構成されている。
【0075】
前記支柱には複数の送風手段が設けられ、これら送風手段は送風方向を異にして構成されている。すなわち支柱113のうち、一方側(ホームポジションHP側)の支柱113の他面側には前記送風手段130が設けられ、そして他方側の支柱113の下部で他面側には送風機(送風手段の一例)137が設けられている。ここで送風機137は、その吹き出し口138を上向きとして配設されている。
【0076】
以下に、上記した第3の実施の形態における作用を説明する。
前述した第1の実施の形態と同様にして、芯合わせ手段30の開放動が終了し、袋状物1を積み付けたパレット3が搬送体載置部20上に位置されている状態で、まず搬送体供給手段40の一端外方に位置している装置本体11を走行させ、図8や図9の仮想線、および図10に示されるように、押圧手段60の一端外方に対向して停止させる。これにより、搬送体載置部20のチェーンコンベヤ21を搬送手段81のチェーンコンベヤ82に接続させる。
【0077】
次いで、チェーンコンベヤ21とチェーンコンベヤ82とが一端側から他端側へと駆動され、以て図10の仮想線から実線に示されるように、袋状物1を積み付けているパレット3を搬送体載置部20上から搬送手段81上へと搬入させる。この搬送手段81上へ搬入させたパレット3は、図10、図11に示されるように、搬送経路80上で搬送され、その際にパレット3は、フリーローラコンベヤ88のフリーローラ90群により支持案内された状態でチェーンコンベヤ82により搬送力を受ける。
【0078】
このようにしてパレット3とともに搬送される袋状物1は押圧手段60の下方に入り込む。すると、袋状物1の上部の中央部分に立上がり状(跳ね上がり状)に位置している吊下げ用の被係止体2aなどに対して、押圧用ローラ69群が上方から押圧作用することになり、以て搬送手段81の駆動による袋状物1の搬送力を利用して、他の動力を用いることなく被係止体2aなどを押し込み状に修正することになる。
【0079】
その際に、押圧用ローラ69の太く形成した凸状外面69aを被係止体2aなどに押圧作用させることで、回転摩擦抵抗などを少なくして、押し込み状の修正を的確に行えることになる。また押圧作用力は、重錘67などの付勢力によって可動体62を下方揺動させていることで設定され、さらに重錘67の積重ね数を増減させることで調整し得る。
【0080】
そして、押圧用ローラ69が袋状物1内の収納物に直接状に押圧作用するような状態になったとき、その押圧反発力によって可動体62が横軸心64の周りに上方へ揺動して逃げることになり、以て常に一定状の押圧作用力で押し込み状の修正を行えることになる。
【0081】
なお、可動体62が横軸心64の周りに上方へ大きく揺動したときには、図10の仮想線に示されるように、この可動体62が接触することで高さ検出器78が異常検出状態となり、以て前記搬送手段81を逆駆動させてパレット3とともに袋状物1を、押圧手段60の下から受入れ側に搬出させる(戻す)。すなわち、パレット3と袋状物1とからなる荷4の全高が、後工程の自動倉庫100における区画収納空間102への入庫作業に支障のない許容値の高さを越えていることを検出して、後工程側への搬送を防止し得る。
【0082】
また同様にして、搬送手段81の駆動による袋状物1の搬送中に、バー揺動形式の巾検出器77が異常検出状態となったとき、前記搬送手段81を逆駆動させる。すなわち、パレット3に対して袋状物1が巾方向で芯ずれしていることや、荷4の巾が、後工程の自動倉庫100における区画収納空間102への入庫作業に支障のない許容値の巾を越えていることを検出して、後工程側への搬送を防止し得る。
【0083】
前述したように押圧手段60により押圧作用している状態で、所定の位置に達したときに搬送手段81の駆動を停止させる。そして光電管形式の長さ検出器76を作動させ、その際に長さ検出器76が異常検出状態となったとき、前記搬送手段81を逆駆動させる。すなわち、パレット3に対して袋状物1が前後に芯ずれしていることや、荷4の前後長さが、後工程の自動倉庫100における区画収納空間102への入庫作業に支障のない許容値の前後長さを越えていることを検出して、後工程側への搬送を防止し得る。
【0084】
上述したように、荷姿検出手段75における各検出器76,77,78をクリアすることで、後工程の自動倉庫100における区画収納空間102への入庫作業に支障のない荷4として、後工程側への搬送を可能とし得る。
【0085】
そして図8、図10に示されるように、搬送手段81の他端外方に空の自走台車97を停止させ、その支持用コンベヤ98をチェーンコンベヤ82に接続させた状態で、これら支持用コンベヤ98とチェーンコンベヤ82を駆動させる。これにより、図10の実線から仮想線に示されるように、チェーンコンベヤ82上の荷4を支持用コンベヤ98上に移し得、荷4が支持用コンベヤ98上に完全に乗り移った状態で、支持用コンベヤ98とチェーンコンベヤ82を停止させる。
【0086】
その後に、自走台車97を走行経路96上で走行させ、図8の仮想線イに示されるように、前記自動倉庫100におけるいずれかの荷捌きコンベヤ104に支持用コンベヤ98を接続させた状態で走行を停止させる。そして、支持用コンベヤ98と荷捌きコンベヤ104とを駆動させることにより、支持用コンベヤ98上の荷4を荷捌きコンベヤ104上に移し得、荷4が荷捌きコンベヤ104上に完全に乗り移った状態で支持用コンベヤ98を停止させる。
【0087】
前記自動倉庫100の或る(特定の)区画収納空間102には段積みした空パレット群3Aを格納している。そして搬送体供給手段40側の要望に基づいて、出し入れ装置110の動作により空パレット群3Aを、区画収納空間102からいずれかの荷捌きコンベヤ104に取り出す。この荷捌きコンベヤ104に自走台車97の空の支持用コンベヤ98を接続させた状態で、荷捌きコンベヤ104と支持用コンベヤ98とを駆動させることにより、荷捌きコンベヤ104上の空パレット群3Aを支持用コンベヤ98上に移し得、空パレット群3Aが支持用コンベヤ98上に完全に乗り移った状態で支持用コンベヤ98を停止させる。
【0088】
次いで、自走台車97を走行経路96上で走行させ、図8の仮想線ロに示されるように、搬送体供給手段40のチェーンコンベヤ41に支持用コンベヤ98を接続させた状態で走行を停止させる。そして、支持用コンベヤ98とチェーンコンベヤ41とを駆動することによって、支持用コンベヤ98上の空パレット群3Aをチェーンコンベヤ41上に移し得、その後は上述した第1の実施の形態と同様に取り扱われる。
【0089】
以上のような動作によって、袋状物1を積み付けたパレット3を、搬送経路80の始端部分に供給して押圧手段60による作用を受けさせるとともに、修正処理して形成した荷4を、搬送経路80の終端部分から自走式搬送手段95により受け取って自動倉庫100へ搬送し得る。そして自動倉庫100に格納している段積みされた空のパレット群3Aを、自走式搬送手段95によって搬送体供給手段40へ搬送し得る。
【0090】
前記自動倉庫100においては、図8、図12〜図14に示されるように、走行本体116の走行動と、昇降体117の昇降動と、フォーク体118の出し入れ動との組み合せ動作によって、目的とする区画収納空間102と荷捌きコンベヤ104との間で、荷4や空のパレット群3Aを入出庫し得る。
【0091】
その際に区画収納空間102への荷4の入庫は、前述したように荷姿検出手段75における各検出器76,77,78をクリアしていることで、自動倉庫100側の荷姿検出手段(図示せず。)に異常検出されることもなく、円滑にかつ確実に行える。なお、何らかの事情で荷姿検出手段が異常検出したとき、出し入れ装置110が運転停止などされる。
【0092】
このように入出庫を行う出し入れ装置110では、出し入れ装置110の走行と同時に、あるいは就業時間外に決めた一定の時間間隔で出し入れ装置110を走行させながら、送風手段130や送風機137を運転している。すなわち送風手段130では、1台の送風駆動部131の駆動によって、その上向きの送風口から送風ダクト132の送風空間135内に送風している。この送風空間135内に供給された風は、一つ置きの直状ダクト部133に形成した吹き出し口136を通って、他面側外方、つまりホームポジションHP側に向けて送風し得る。
【0093】
その際に、送風空間135内に供給された風は、まず1段目(最下段)の直状ダクト部133内に入り、そして1段目(最下段)の絞りダクト部134に入り、次いで2段目の直状ダクト部133内に入るというように、順次、上方へと流れる。そして絞りダクト部134の存在によって、下段の直状ダクト部133の空間断面に対して上段の直状ダクト部133の空間断面が次第に狭く形成されることで、すなわち、内部の送風空間135が上部ほど狭くなるように形成されることで、各吹き出し口136を通しての送風は、上下方向において均等状に行える。
【0094】
このように、ホームポジションHP側に向けての送風によって倉庫室100A内の空気を攪拌し得、さらに送風が囲壁体101に衝突して迂回状、反射状になることで、攪拌範囲を拡大し得る。その際に、出し入れ装置110は走行により移動していることから、すなわち吹き出し口136の位置が移動していることから、空気の攪拌は倉庫室100A内の全域に亘って行われる。
【0095】
また送風機137では、その上向きの吹き出し口138を通って、上方に向けて送風し得る。このように複数の送風手段を設けるとともに、送風機137の送風方向を送風手段130の送風方向とは異にすることによって、倉庫室100A内の空気の攪拌は種々な方向からの送風により全域で均等状に行える。
【0096】
このような倉庫室100A内の空気の攪拌によって温度分布を全域で均等状にし得、したがって、倉庫室100A内の温度管理、すなわち荷4の品質均等化を容易にかつ好適に行える。特に荷4が、玄米を収納した袋状物1などのように保管温度に厳しい条件が課せられる場合に好適となる。
【0097】
上述したように、段積みした空のパレット群3Aから一枚ずつパレット3を段ばらしして搬送体載置部20へ供給する搬送体供給手段40と、前記搬送体載置部20の上方に供給した袋状物1に横方向から挟持作用可能な芯合わせ手段60と、芯合わせしてパレット3へ載置した袋状物1の上部に上方から作用可能な押圧手段60と、袋状物1を載置したパレット3を入出庫自在な自動倉庫100とからなることにより、搬送体供給手段40により搬送体載置部20へ供給したパレット3の上方に袋状物1を位置させ、この袋状物1に芯合わせ手段60を挟持作用させて芯合わせしたのち、パレット3上へ袋状物1を載置し得、そして袋状物1の上部に押圧手段60を作用させることで、この袋状物1の上部を押圧し得、以て袋状物1を載置したパレット3は、その全高を入庫条件に修正した状態で自動倉庫100へ入庫し得る。
【0098】
また、袋状物1を載置したパレット3を押圧手段60から自動倉庫100へ搬送するとともに、段積みした空のパレット群3Aを自動倉庫100から搬送体供給手段40へ搬送する自走式搬送手段95を設けたことにより、自走式搬送手段95を共通化して両作業を自動化して行えるとともに、全体をコンパクト化し得る。
【0099】
上述したように、吊下げ可能な袋状物1をパレット3に積み付けて搬送可能な搬送経路80を設け、この搬送経路80中に、袋状物1の上部に上方から作用可能な押圧手段60を設け、この押圧手段60が、袋状物1の搬送力を利用して袋状物1の上部に押圧作用することにより、パレット3を搬送させる動力以外の他の動力、すなわち押圧作用(プレス作用)のための動力を用いることなく袋状物1の上部を押し込み状に修正し得る。
【0100】
さらに押圧手段60を、袋状物1の上部に位置した吊下げ用の被係止体2aに上方から作用可能に構成したことにより、袋状物1の上部の中央部分に立上がり状(跳ね上がり状)に位置している吊下げ用の被係止体2aを、他の動力を用いることなく押し込み状に修正し得る。
【0101】
しかも押圧手段60を、可動体62と、この可動体62の下面側に設けかつ搬送経路80の方向に対して直交状の横軸心68の周りに遊転自在な押圧用ローラ69とにより構成したことにより、袋状物1の上部に対して、押圧用ローラ69が遊転しながら上方から押圧作用することになり、以て袋状物1の搬送力を利用した押し込み状の修正を摩擦抵抗など少なくして行える。
【0102】
また可動体62を、搬送経路80の上手側でかつ搬送経路80の方向に対して直交状の横軸心64の周りに上下揺動自在に設けるとともに、重錘67を設けたことにより、押圧作用力を、重錘67の付勢力によって可動体62を下方揺動していることで設定し得、そして、押圧用ローラ69が袋状物1内の収納物に直接状に押圧作用するような状態になったとき、その押圧反発力によって可動体62を横軸心64の周りに上方へ揺動させて逃げさせることになり、以て常に一定状の押圧作用力で押し込み状の修正を行える。
【0103】
そして重錘67を、可動体62に対して増減可能に設けたことにより、押圧作用力を重錘67の増減により調整し得、以て常に好適な押圧作用力とし得る。
さらに押圧用ローラ69は、袋状物上部の中央部分に作用する箇所を太く形成したことにより、回転摩擦抵抗などを少なくして、中央部分に対する押し込み状の修正を的確に行える。
【0104】
しかも押圧手段60の配設箇所に、パレット3上の袋状物1の荷姿検出手段75を設けたことにより、この荷姿検出手段75をクリアすることで、後工程に支障のない荷姿の荷4として搬送を可能とし得るとともに、押圧機能と荷姿検出機能とを備えた構成を、コンパクトにまとめて省スペース化を図り得る。
【0105】
また袋状物1を積み付けたパレット3を、正逆駆動可能な搬送手段81により搬送経路80上において搬送可能とし、搬送手段81を、荷姿検出手段75による異常検出によって逆駆動することにより、異常な荷を、押圧手段60の下から受入れ側に搬出して(戻して)、後工程側への搬送を防止し得る。
【0106】
そして袋状物1を積み付けたパレット3を、搬送経路80の始端部分に供給するとともに、搬送経路80の終端部分から自走式搬送手段95で受け取って自動倉庫100へ搬送することにより、パレット3を一方へのみ搬送しながら袋状物1の上部の修正を行えるとともに、引き続いて自走式搬送手段95により自動倉庫100へ搬送し得る。
【0107】
さらに、空のパレット3を搬送体載置部20へ供給する搬送体供給手段40と、前記搬送体載置部20の上方に吊下げて供給した袋状物1に横方向から挟持作用可能な芯合わせ手段30と、袋状物1を芯合わせして積み付けたパレット3を搬送経路80の始端部分に供給するチェーンコンベヤ21とを設けたことにより、搬送体供給手段40により空のパレット3を搬送体載置部20へ供給したのち、この搬送体載置部20の上方に袋状物1を吊下げて位置させ、そして袋状物1に芯合わせ手段30を挟持作用させることで、この袋状物1をパレット3に対して芯合わせし得、この状態で袋状物1を下降させることで袋状物1を芯合わせしてパレット3に積み付け得、次いで芯合わせ手段30の挟持作用を開放動させたのちチェーンコンベヤ21を作動させることで、袋状物1を積み付けたパレット3を搬送経路80の始端部分に供給し得る。
【0108】
上述したように、囲壁体101内に、複数の区画収納空間102を有する棚103と、この棚103の前面に沿った一定経路106上で走行自在な出し入れ装置110とを設け、この出し入れ装置110は、下部の走行機体112と、この走行機体112から立設した支柱113とにより走行本体116を構成し、この走行本体116の走行方向である前後方向において前記支柱113の一面側に昇降体117を設けるとともに、この昇降体117に前記区画収納空間102に対して荷4を出し入れ自在なフォーク体118を設け、前記支柱113の他面側に送風手段130を設け、この送風手段130は、送風駆動部131と、この送風駆動部131の送風口に連通しかつ上下方向に設けた送風ダクト132とにより構成するとともに、この送風ダクト132は上下方向において均等状に送風可能に構成したことにより、走行本体116の走行動と、昇降体117の昇降動と、フォーク体118の出し入れ動との組み合せ動作によって、目的とする区画収納空間102に対して荷4を入出庫し得る。
【0109】
そして送風手段130では、1台の送風駆動部131の駆動によって送風ダクト132内に送風し、そして送風ダクト132から上下方向において均等状に送風し得る。これにより囲壁体101内の空気を攪拌し得、さらに送風が囲壁体101に衝突して迂回状、反射状になることで、攪拌範囲を拡大し得る。その際に、出し入れ装置110は走行により移動することから、すなわち送風位置を移動していることから、空気の攪拌は囲壁体101内の全域に亘って行える。このような囲壁体101内の空気の攪拌によって温度分布を全域で均等状にし得、したがって囲壁体101内の温度管理、すなわち荷4の品質均等化を容易にかつ好適に行える。
【0110】
また囲壁体101内に、複数の区画収納空間102を有する棚103と、この棚103の前面に沿った一定経路106上で走行自在な出し入れ装置110とを設け、この出し入れ装置110は、下部の走行機体112と、この走行機体112から立設した支柱113とにより走行本体116を構成し、この走行本体116の走行方向である前後方向において前記支柱113の一面側に昇降体117を設けるとともに、この昇降体117に前記区画収納空間102に対して荷4を出し入れ自在なフォーク体118を設け、前記支柱131に送風手段130と送風機137を設け、これらは、その送風方向を異にして構成したことにより、囲壁体101内の空気の攪拌は、種々な方向からの送風により全域で均等状に行える。
【0111】
そして出し入れ装置110は、下部の走行機体112から前後一対の支柱113を立設するとともに、これら支柱113は相対向側を一面側として両支柱113間に昇降体117を設け、いずれかの支柱113の他面側に送風手段130を設けたことにより、所期の入出庫動作に支障ない位置でかつ全体を大型化することなく、2本支柱形式の出し入れ装置110に送風手段130を配設し得る。
【0112】
さらに、一方側の支柱113の他面側に送風手段130を設け、他方側の支柱113の他面側に、吹き出し口138を上向きとした送風機137を設けたことにより、送風手段130によって出し入れ装置110の走行方向に送風しながら、送風機137によって上方に向けて送風し得、以て囲壁体101内の全域での攪拌を、より均等状に行える。
【0113】
しかも送風手段130を、他面側外方に向けて送風可能に構成したことにより、昇降体117などの動作に支障ない位置でかつ全体を大型化することなく、出し入れ装置110に送風手段130を配設し得る。
【0114】
そして送風手段130を、出し入れ装置110のホームポジションHP側に設けたことにより、送風手段130によるホームポジションHP側に向けての送風によって、外気との空気置換(温度置換)が大きい箇所に向けての送風により置換を減少し得、囲壁体101内の温度管理を好適に行える。
【0115】
さらに送風ダクト132を、内部の送風空間135が上部ほど狭くなるように形成することで、上下方向において均等状に送風可能に構成したことにより、送風ダクト132の構成のみで、均等状の送風を容易に実現し得る。
【0116】
上記した各実施の形態では、被搬送物として吊下げ可能な袋状物1が示されているが、これは製品そのものなど袋を使用しない被搬送物であってもよい。また被搬送物供給経路を介しての被搬送物の供給はフォークによる掬い供給などであってもよい。
【0117】
上記した各実施の形態では、被搬送物供給経路として横方向の吊下げ供給経路28が示されているが、これは上下方向の吊下げ供給経路であってもよい。
上記した各実施の形態では、搬送体供給手段40として、空パレット群3Aを下方から段ばらししながら一枚ずつ供給する構成が示されているが、これは段ばらし機能を有さない構成であってもよい。
【0118】
上記した各実施の形態では、当て板31の挟持面として、円弧状の凹入面状31aや角形状の凹入面状31bが示されているが、挟持面の形状は種々提供されるものである。
【0119】
上記した各実施の形態では、芯合わせ手段30が装置本体11側に設けられているが、これは装置本体11とは別個に設けられた形式であってもよい。
上記した各実施の形態では、押圧手段60として、袋状物1の搬送力を利用して袋状物1の上部に押圧作用する形式が示されているが、これは他の動力により押圧作用(プレス作用)する形式であってもよい。
【0120】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、芯合わせ手段によって被搬送物を横方向から挟持作用し、搬送体に対して芯合わせする際に、たとえば被搬送物が搬送体に対して大きく芯ずれした状態で位置したときなど、被搬送物が一定の力で動かない場合、自動調芯手段における調芯用ばねに抗して装置本体が移動することになって、被搬送物に対して搬送体を芯合わせでき、以て芯合わせ手段に無理な荷重を掛けることなく芯合わせを行うことができる。このようにして芯合わせを行ったのち被搬送物を下降させることで、被搬送物を、搬送体に対して芯合わせした状態を維持しながら、この搬送体上に積み付けることができる。そして積み付けを行ったのち、被搬送物への係止を開放させることにより、装置本体を、自動調芯手段における調芯用ばねの作用によって元の位置に自動的に戻すことができる。その後に、芯合わせ手段を開放動させることにより、横方向からの挟持作用を開放できる。
【0121】
また上記した本発明の請求項2によると、搬送体供給手段により空の搬送体を、搬送体載置部の側外方から、この搬送体載置部へ供給したのち、この搬送体載置部の上方に、吊下げ供給手段により被搬送物供給経路を介して被搬送物を位置させ、そして被搬送物に芯合わせ手段を横方向から挟持作用させることで、この被搬送物を搬送体に対して正確に芯合わせでき、この状態で被搬送物を搬送体に積み付けることができる。その後に芯合わせ手段の挟持作用を開放動させることにより、搬送体載置部を基本レベルとして、空の搬送体や被搬送物の供給作業を、その作業高さを常に一定として容易に行うことができる。
【0122】
そして上記した本発明の請求項3によると、搬送体載置部の上方に吊下げて位置させた袋状物に芯合わせ手段を挟持作用させることで、袋状物の搬送体に対する芯合わせを容易に行うことができ、この状態で袋状物を下降させることで搬送体に積み付けを行うことができる。
【0123】
さらに上記した本発明の請求項4によると、形状が不安定な袋状物でありながら、搬送体に対する芯合わせや積み付けを常に好適に行うことができる。
しかも上記した本発明の請求項5によると、作動装置の作動により当て板を接近動させて被搬送物の芯合わせを行うことができ、その後に被搬送物を下降させることで、この被搬送物を、両当て板間において摺接案内されながら下降でき、以て搬送体に対して芯合わせした状態を維持しながら、この搬送体の上に正確に積み付けることができる。
【0124】
また上記した本発明の請求項6によると、被搬送物を、その形状を維持しながら芯合わせできるとともに、両当て板間において両凹入面状に摺接案内されながら安定して下降できる。
【0125】
そして上記した本発明の請求項7によると、全体をコンパクトにまとめることができる。
さらに上記した本発明の請求項8によると、多くの空の搬送体をストックした状態で、搬送体載置部に対して搬送体を、一枚ずつ段ばらししながら供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、被搬送物の積み付け装置部分の一部切り欠き側面図である。
【図2】同被搬送物の積み付け装置部分の一部切り欠き平面図である。
【図3】同被搬送物の積み付け装置部分の一部切り欠き正面図である。
【図4】同被搬送物の積み付け装置部分における積み付け時の一部切り欠き正面図である。
【図5】同被搬送物の積み付け装置の搬送体供給手段におけるリフト時の一部切り欠き側面図である。
【図6】同被搬送物の積み付け装置の搬送体供給手段における段ばらし時の一部切り欠き側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示し、被搬送物の積み付け装置部分における芯合わせ手段部分の平面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示し、被搬送物の取り扱い設備の平面図である。
【図9】同被搬送物の取り扱い設備における搬送体供給手段部分の正面図である。
【図10】同被搬送物の取り扱い設備における押圧手段部分の側面図である。
【図11】同被搬送物の取り扱い設備における押圧手段部分の一部切り欠き正面図である。
【図12】同被搬送物の取り扱い設備における自動倉庫部分の要部の一部切り欠き側面図である。
【図13】同被搬送物の取り扱い設備における自動倉庫部分の要部の一部切り欠き平面図である。
【図14】同被搬送物の取り扱い設備における自動倉庫部分の正面図である。
【符号の説明】
1 袋状物(被搬送物)
2 吊り紐
2a 被係止体
3 パレット(搬送体)
3A 段積みされた空パレット群
4 荷
5 フォークリフト(吊下げ供給手段)
10 積み付け装置
11 装置本体
15 自動調芯手段
17 調芯用ばね
20 搬送体載置部
21 チェーンコンベヤ
25 可動ストッパ
28 吊下げ供給経路(被運搬物供給経路)
30 芯合わせ手段
31 当て板
31a 凹入面状
31b 凹入面状
32 シリンダー装置(作動装置)
40 搬送体供給手段
41 チェーンコンベヤ
46 リフト装置
49 リフト台
51 保持装置
55 爪体
57 センタリングガイド
58 ストッパ兼用ガイド
60 押圧手段
61 枠組本体
62 可動体
64 横軸心
67 重錘(下動付勢手段)
68 横軸心
69 押圧用ローラ(押圧用回転体)
69a 凸状外面
75 荷姿検出手段
76 長さ検出器
77 巾検出器
78 高さ検出器
80 搬送経路
81 搬送手段
82 チェーンコンベヤ
88 フリーローラコンベヤ
95 自走式搬送手段
97 自走台車
98 支持用コンベヤ
100 自動倉庫(自動倉庫設備)
100A 倉庫室
101 囲壁体
102 区画収納空間
103 棚
104 荷捌きコンベヤ
106 一定経路
110 出し入れ装置
112 走行機体
113 支柱
115 上部フレーム
116 走行本体
117 昇降体
118 フォーク体(出し入れ具)
130 送風手段
131 送風駆動部
132 送風ダクト
135 送風空間
136 吹き出し口
137 送風機(送風手段)
138 吹き出し口
S 隙間
HP ホームポジション

Claims (8)

  1. 被搬送物を搬送体に積み付ける被搬送物の積み付け装置であって、装置本体には搬送体載置部が形成され、この搬送体載置部の上方に形成される被搬送物供給経路の側方には、被搬送物に横方向から挟持作用される芯合わせ手段が設けられ、前記装置本体は、横方向に移動自在に構成されるとともに、この装置本体を定位置に戻す自動調芯手段を介して横方向で調芯自在に設けられ、この自動調芯手段は、立設された一対の枠体と、これら枠体と装置本体の前後端との間にそれぞれ介在した調芯用ばねとにより構成されていることを特徴とする被搬送物の積み付け装置。
  2. 送体載置部の上方に、吊下げ供給手段により被搬送物を供給する被搬送物供給経路が形成され、前記搬送体載置部の側外方には、この搬送体載置部へ空の搬送体を供給する搬送体供給手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の被搬送物の積み付け装置。
  3. 被搬送物が吊下げ可能な袋状物であることを特徴とする請求項1または2記載の被搬送物の積み付け装置。
  4. 袋状物には粒状物が収納されていることを特徴とする請求項3記載の被搬送物の積み付け装置。
  5. 芯合わせ手段は、被搬送物に対して横方向から接近離間自在な複数の当て板と、これら当て板を接近離間動させる作動装置とにより構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の被搬送物の積み付け装置。
  6. 当て板は、その挟持面が凹入面状に形成されていることを特徴とする請求項5記載の被搬送物の積み付け装置。
  7. 芯合わせ手段が装置本体側に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の被搬送物の積み付け装置。
  8. 搬送体載置部の側外方に、この搬送体載置部へ空の搬送体を供給する搬送体供給手段が設けられ、この搬送体供給手段は、段積みされた空の搬送体群から一枚ずつ搬送体を段ばらしして搬送体載置部へ供給するように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の被搬送物の積み付け装置。
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