JP2842504B2 - ワックスツリーコーティング装置及び方法 - Google Patents

ワックスツリーコーティング装置及び方法

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JP2842504B2
JP2842504B2 JP5210518A JP21051893A JP2842504B2 JP 2842504 B2 JP2842504 B2 JP 2842504B2 JP 5210518 A JP5210518 A JP 5210518A JP 21051893 A JP21051893 A JP 21051893A JP 2842504 B2 JP2842504 B2 JP 2842504B2
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wax
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tank
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一男 桜井
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/02Sand moulds or like moulds for shaped castings
    • B22C9/04Use of lost patterns

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロストワックスによ
り製造される鋳造部品を作るためのロストワックス鋳型
の製造装置及び製造方法に係り、特にロストワックス鋳
型製作の各工程を無人、自動で連続して行うことのでき
るワックスツリーコーティング装置及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】機械加工箇所の多い、または複雑な形状
の金属部品等はダイキャストやロストワックスによる鋳
造に変えることにより、大幅なコストダウンを図ること
ができる。ダイキャストの金属材料は、アルミニュウ
ム、またはその合金に限定されるのに対し、ロストワッ
クスは鉄、銅等の材料にも適用でき、種々な金属部品に
適用可能である。
【0003】周知のことであるが、ロストワックスによ
る金属部品の製作工程は、図14(a)に示すように、
ワックスでできた製品(部品)模型と湯口棒を接着した
図15に示すようなワックスツリーを作る。次に、この
ワックスツリーをスラリー液の入ったスラリー浸漬槽に
入れ、ワックスツリーに気泡が付かないように均一にス
ラリー液を付け、液切りをした後、砂コーティング用の
サンディング用流動床タンク内で砂を付着させて、乾燥
する。これらの工程を繰り返し、砂を何層にも重ね、注
湯圧力に耐える厚さにする。ワックス材のみで作られた
ワックスツリーおよびこのワックスツリーに砂をコーテ
ィングしたものを総称して、以下ワックスツリー(また
はツリー)と呼ぶことにする。次に、サンディングの終
了したワックスツリーを加熱して、ワックスを溶融、流
出させ(脱ワックス)、残った砂型を焼成する。この
後、金属の溶湯を砂型の湯口を通して注湯、冷却し、砂
型を壊して、所望の金属部品を切り離し、製品または製
品の部品として使用する。このように砂コーティングは
幾層も重ねられるが、第1層は部品の鋳肌に関係するた
め、細かな粒度の砂が使用される。第1層コーティング
でワックスツリーとスラリー液の間に気泡が付着すると
鋳肌が悪くなるので、作業者がこれをチェックし、気泡
がある場台はヘラ等で修復している。第3層〜第6層コ
ーティングも砂の荒さが異なるが第1層コーティングと
同じ工程手順で図14(b)に示す。第2層コーティン
グ工程は図14(c)に示すように、第1層および第3
層〜第6層コーティング工程と異なって、スラリー液に
浸漬する前に、第1層の砂とスラリー液の間に気泡の発
生を防止するため、プレディップを行う。また、第7層
コーティング工程は図14(d)に示すように、スラリ
ー液への浸漬と液切りのみであるが、これは第6層の砂
のワックスツリーヘの付着をより確実にするためのもの
である。
【0004】ロストワックス鋳型の製造工程としては、
上記のようであるが、中規模以下の生産量では人手によ
るコーティングがほとんどであり、部分的に機械化され
た方法が採用される場合でも、人手による作業の補助的
なものであった。
【0005】図16は、特開昭55−88657号公報
で提案された自動コーティング装置の平面図で、101
はワックスツリー、102はワックスツリーカートで、
ワックスツリー101はこのカートで運搬される。10
3はワックスツリー取り出し装置、104はスラリー浸
漬装置、105は過剰スラリー振りきり装置、106は
サンディング装置、108はワックスツリー搬出装置
で、これらの装置はワックスツリー送り装置109を中
心に各装置が円周上に等角度間隔になるように配置され
ている。スラリー予備タンク110、サンド予備タンク
111はそれぞれスラリー浸漬装置104、サンディン
グ装置106の背後に置かれている。また、ワックスツ
リーカート102は回転テーブル112の上にセットさ
れる。113は、これらの全てを一連のシステムとして
取り扱う全機能を制御する操作盤である。
【0006】図17(a)は、ワックスツリー送り装置
109の部分平面図、図17(b)は、部分正面図であ
り、109aは油圧シリンダーで、垂直主軸109bを
上昇、下降させる。主軸109bの上部には60゜ピッ
チではり109fが主軸に対して直角方向に伸び、かつ
同一直角平面に6本張り出している。はり109fは、
回転シリンダ109dにより60゜旋回する。はり10
9fの先端には油圧シリンダ109gの作動により腕座
109hがスライドシャフト109iに沿ってはりの長
手方向に可動でき、腕座109hには腕109jが取り
付けてある。この腕109jは主軸109bの下降によ
って下降した後、内側に引っ込み、この際にワックスツ
リー101は各装置に装着される。再び主軸109bは
上昇し、戻り60゜旋回をおこない、下降の後、腕10
9jは外側に押し出され、元の基本位置に戻る。スラリ
ー浸漬装置104とスラリー振りきり装置105間、過
剰スラリー振りきり装置105とサンディング装置10
6間においては、腕座109hに取り付けたモータ(図
示せず)で、ワックスツリーを回転させて、余分なスラ
リーの除去とスラリーの偏在の防止、余分な砂の除去し
ている。また、各装置のいずれかでの処理作業が早く終
る場合には、ワックスツリーを取り出せる状態にして、
処理が遅い他の装置の作業完了を待つことになるが、例
えばスラリー浸漬装置では、図18に示すように、ワッ
クスツリーをスラリー液から持ち上げた待機状態で、ス
ラリーの偏在がおこらないようにワックスツリーをモー
タ104eで回転させる。以上述べたごとく、本自動コ
ーティング装置を採用すれば、コーティング作業が一人
の作業者によっておこなうことが出来、しかも材料の調
整、補給を稼動前に完了しておけば、作業者は監視のみ
の作業で良く、また単調でかつ悪環境のもとでの重労働
から開放され、安全でかつ生産能率の大幅な向上がはか
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のロストワックス
鋳型製造装置は上記のように構成されているので、ワッ
クスツリーの保管をおこなうカートの形状、方式により
連続して自動運転できる数量、時間が限定され、スラリ
ー液、砂等の材料補給時には、装置全体を停止させる必
要がある。また、各装置は円周上に等間隔で配置する必
要があり、装置全体の作業時間は一番長いものに合わせ
る必要がある。更に、ロストワックス鋳型製造では各層
形成後の乾燥時間の管理も品質を保持する上で重要な要
素であるが、この装置ではこの点については、なにも言
及されていない。更に、本装置はワックスツリーの破損
等の異常状態に対し、どう対処するか記述されておら
ず、無人運転はできず、必ず作業者の監視が必要であ
る。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、ワックスツリーの製作以降、脱ワ
ックス直前までの、ロストワックス鋳型製作における一
連の作業を全て自動で行うと共に、起動後は無人運転が
出来るように、ロストワックス鋳型の品質を保持するた
めの種々の作業条件および異常事態に対処するシステム
と一連の作業を無人で行うための制御システムを保有
し、多品種のロストワックス鋳型を連続して製造できる
ワックスツリーコーティング装置及び方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるワッ
クスツリーコーティング方法は、ワックスツリーをハン
ドリングするハンドリング装置と、上記ハンドリング装
置を挟んで配置された少なくとも2以上のスラリー液浸
漬槽と、上記ハンドリング装置を挟んで配置された少な
くとも2以上のサンディング用流動床タンクと、上記ワ
ックスツリーを所定の乾燥時間以上懸架、搬送する少な
くとも2以上のコンベアとから構成される装置を用い、
上記ハンドリング装置により上記コンベアに懸架、搬送
される上記ワックスツリーを上記コンベアから取り出す
ステップと、上記ハンドリング装置により上記コンベア
から取り出された上記ワックスツリーを、上記ハンドリ
ング装置により上記スラリー液浸漬槽に搬送、浸漬する
ステップと、上記浸漬後のワックスツリーを、上記ハン
ドリング装置により上記サンディング用流動床タンクに
搬送し、砂をコーティングするステップと、上記砂コー
ティング後のワックスツリーを、上記ハンドリング装置
により上記コンベアヘ戻すステップと、上記ステップを
複数回繰り返すステップと、砂コーディング後の上記ワ
ックスツリーの破損の有無を検出するステップと、上記
ワックスツリーの破損が検出された場合、その破損検出
信号により上記スラリー液浸漬槽および上記サンディン
グ用流動床タンクの落下物排除ユニットを起動し、落下
物を排除するステップとを備えたものである。
【0010】第2の発明に係わるワックスツリーコーテ
ィング装置は、ワックスツリーをハンドリングする5軸
円筒座標型ロボットと、上記ロボットを挟んで配置され
た少なくとも2以上のスラリー液浸漬槽と、上記ロボッ
トを挟んで配置された少なくとも2以上のサンディング
用流動床タンクと、上記ワックスツリーを所定の乾燥時
間以上懸架、搬送する少なくとも2以上のロータリー式
コンベアと、上記ワックスツリーの破損を検出する破損
検出ユニットと、上記破損検出ユニットからの破損情報
およびワックスツリーの品種を読み書きする品種識別ユ
ニットと、上記スラリー液浸漬槽およびサンディング用
流動床タンクに設置した液面および砂の上面高さを検出
する高さ検出ユニットおよび落下物排除ユニットと、上
記ロボット、コンベアおよび各ユニットを統括制御する
制御部を設けたものである。
【0011】
【作用】第1の発明のハンドリング装置は、ワックスツ
リーをコンベアからスラリー液浸漬槽への搬送と浸漬、
上記スラリー液浸漬槽からサンディング流動床タンクヘ
の搬送とサンディング、上記サンディング流動床タンク
から上記コンベアヘの搬送戻しを行い、ワックスツリー
破損検出ステップはスラリー液浸漬槽およびサンディン
グ流動床タンクの破損物を排除して、連続運転を続け
る。
【0012】第2の発明のロータリー式ハンガーコンベ
アは、一周する時間を所定の乾燥時間に設定することに
より連続作業ができ、液面および砂の上面高さ検出によ
りワックスツリーの浸漬深さが制御でき、ワックスツリ
ーの状態変化検出により、破損物をすぐに排除して自動
運転の継続ができる。
【0013】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図に従って説明する。図1
は本発明の一実施例を示すロストワックス鋳型製造装置
の平面配置を示す平面図である。図において、11はコ
ーティング前またはコーティング後のワックスツリーを
吊るし、所定の乾燥時間で一周するロータリー式の一対
のハンガーコンベア、12は各作業ユニットの作業位置
ヘワックスツリーを搬送するとともに、各作業対応の動
作や姿勢の保持を行うハンドリング装置(図では5軸円
筒座標型ロボット)、13はワックスツリーの脱脂洗浄
を行う脱脂槽、14は第2層コーティング時に用いるプ
レディップ用のプレディップ槽、15は第1層〜第2層
コーティング用のスラリー浸漬槽、16は第1層〜第2
層サンディング用の流動床タンク、17は第3層〜第7
層コーティング用のスラリー浸漬槽、18は第3層〜第
6層のサンディング用の流動床タンク、19はシステム
全体を統括制御するコントローラ、20は作業条件等の
設定や装置を手動操作する操作盤、21はワックスツリ
ーの破損を検出する破損検出ユニット、25、26はハ
ンガーコンベア11のそれぞれの操作盤である。
【0014】図2(a)はハンガーコンベア11の一部
詳細を示す一部平面図で、図2(b)は一部正面断面図
である。11aはワックスツリー1を吊るすハンガー爪
で所定の間隔で多数設置されている。11bはハンガー
爪11aを駆動する駆動軸で、駆動用のモータ11cに
より駆動される。駆動軸11bにはドッグ11dが取り
付けられており、リミットスイッチ11eを作動させる
ことによりハンガー爪11aをハンドリング装置12と
のワックスツリー1の受け渡し位置で停止させる。
【0015】図3はハンドリング装置12の正面断面図
で、12aはハンドリング装置を支える支柱、12bは
支柱12aを図1の平面上を旋回させる旋回用モータ、
12cは支柱12aに沿ってアーム12dを上下させる
スライダー、12eはスライダー12cをスライダー駆
動チェーン12fにより上下させるモータ、12gはア
ーム12dを図3の左右方向に伸縮させるシリンダー、
12hはアーム12dをアーム転回軸12iを中心に転
回させるモータ、12jはワックスツリー1を把持する
ためのクランプユニット、12kはクランプ用のシリン
ダー、12mはクランプユニット12jを回転させるモ
ータでタイミングベルト12nで連結され、図3に示す
矢印方向に回転する。
【0016】図4はスラリー浸漬槽15、17またはサ
ンディング用流動床タンク16、18の液面または砂の
上面高さを検出する検出ユニット22およびワックスツ
リーの欠落した部品を排除する落下物排除ユニット23
を示す正面断面図で、15aはスラリー液または砂の上
面、15bは液面または砂の上面高さの検出センサであ
る。検出センサ15bにより検出された液面または砂の
上面高さをコントローラ19に送ることにより、ハンド
リング装置12のスラリー浸漬槽15、17またはサン
ディング用流動床タンク16、18ヘの浸漬深さが自動
調整できる。また、15cはスラリー槽内またはサンデ
ィング用流動床タンク内に設置された金網材料で製作さ
れたカゴ形のケース、15dはケース15cを上下する
アクチュエータで、スラリー浸漬槽またはサンディング
用流動床タンク内に落下したワックス部品を排除するも
のである。
【0017】図5はワックスツリー1の破損を検出する
破損検出ユニット21を示す一部正面断面図で、51は
ワックスツリー1を受けるツリー受け金、52はツリー
受け金51に加わる重量を計量計53に伝達する伝達
軸、54は伝達軸52を滑動自在に保持する軸受、55
は破損検出ユニットを保持するフレーム、56はワック
スツリー1が取り除かれた時に伝達軸52を復帰させる
バネである。計量計53で計量した重量が所定の重量以
下であれば、ワックスツリー1の一部が欠落、破損した
と判定できる。
【0018】図6はワックスツリーの品種を識別するた
めの識別ユニット24を示す一部正面断面図で、61は
ハンガー爪11aに装着されたIDタグ、62はIDタ
グの内容を読み取ったり、書き込んだりするアンテナユ
ニットで、アンテナユニット62で読み取った内容をコ
ントローラ19に送ることによりワックスツリー1個毎
に異なる作業、工程を行うことができる。また、破損検
出ユニット21でワックスツリー1の破損があった場
合、その情報をIDタグ61に書き込んでおく。
【0019】以上が本発明の装置構成の説明であるが、
次にこれらの装置を統括制御する方法について説明す
る。図7は本発明の一実施例を示すシステムハードウェ
ア構成のブロック図で、上記で説明した各装置、各ユニ
ットの制御系統を示すもので、コントローラ19はCP
U19a、メモリー19bおよびI/Oインターフェイ
ス19cから構成され、メモリー19bのメモリーマッ
プの概要は図8に示す。
【0020】図8において、図8(a)はプログラムが
メモリーに格納されているメモリー構成を示す。81は
共通処理プログラムで、本装置の運転準備、起動、停
止、自動運転か手動運転かの運転モードの設定、各ユニ
ット間のインターロック、各プログラム間のインターフ
ェース等を行う。82はIDタグとの交信をするプログ
ラムで、ワックスツリーの破損の有無と、どの品種のコ
ーティング処理をすればよいのかをハンガーコンベアに
取り付けられたアンテナユニット61と交信する。83
はシステムモニタプログラムで、本装置の稼動状況、作
業進捗、製品の良否表示等を一括モニタし、作業者に対
するマンマシンインターフェースの役割を果たす。84
はハンドリング装置動作パターンプログラムで、その内
容は図8(b)に示すように、脱脂工程84a、第1層
コーティング84b、第2層コーティング84c、第3
層コーティング84d、第4層〜第6層コーティング8
4e、第7層コーティング84fのプログラムで、その
中味を図8(c)に示すように、例えば第2層コーティ
ングではプレディップ動作パターン84c−1、スラリ
ー浸漬動作パターン84c−2、サンディング浸漬動作
パターン84c−3に分けて動作パターンがプログラム
されている。プレディップ動作パターン84c−1とし
て、ハンガーコンベア11からワックスツリー1を把持
し、プレディップ槽14まで行き、プレディップ槽に浸
漬させる各動作位置、順序、ツリー保持姿勢、浸漬時
間、液切り時間およびワックスツリー保持姿勢等の動作
パターンがプログラムされ、スラリー浸漬動作パターン
84c−2としてプレディップ完了後スラリー液への浸
漬に関する動作位置、順序、浸漬時間、浸漬速度、液切
り時間、液切り姿勢、ワックスツリー回転時間および回
転速度等がプログラムされ、サンディング浸漬動作パタ
ーン84c−3としてスラリー浸漬動作パターン84c
−2とほぼ同じ項目がプログラムされている。85は工
程進捗管理プログラムで、ハンガーコンベアにセットさ
れたワックスツリーが脱脂工程から第7層コーティング
工程までの各工程の作業指示と、各工程の作業状況と実
施数量等をシステムモニタプログラムと連携して行い、
全ワックスツリーが第n層コーティング工程を完了する
と、86の工程間乾燥時間プログラムに従い、第n層乾
燥工程に入り、所定の乾燥時間経過後、第n+1層コー
ティング工程を開始する。
【0021】図9は上記実施例の動作を示すフローチャ
ートで、ハンドリング装置12とのワックスツリーの受
け渡し位置でコンベアを停止し、コントローラ19はI
Dタグ交信プログラムを起動し、アンテナユニット62
にIDタグに書き込まれた内容を読み、ワックスツリー
が破損しているかどうかの情報の有無を調ベ(ステップ
9a)、破損しておればステップ9uに移りコンベアを
移動させ、次のワックスツリーの破損チェックをする。
ワックスツリーの破損がなければ、ハンドリング装置1
2はコントローラ19の指示によりハンガーコンベア1
1のワックスツリー1受け渡し位置に行き、ハンガーコ
ンベアのハンガー爪11aに吊られたワックスツリー1
を把持し、ハンガーコンベアより取り外す(ステップ9
b)。次に、ワックスツリー1を破損検出ユニット21
のツリー受け金51にワックスツリー1をセットして、
チャッキング(把持)を解除し(ステップ9c)、ワッ
クスツリー1の重量を計量し、そのデータをコントロー
ラ19に送信する(ステップ9d)。次に、ワックスツ
リー1をハンドリング装置12で再びチャッキングして
破損検出ユニット21から取り出し(ステップ9e)、
コーティング工程に入る(ステップ9f)。コーティン
グ工程9fは図10(a)に示す工程、すなわち脱脂
(ステップ9f−1)と第1層〜第7層コーティング工
程(ステップ9f−2〜9f−6)からなり、第1層お
よび第3〜6層コーティング工程は図10(b)に示す
ように、スラリー液にワックスツリーを浸漬し(ステッ
プ9fi−1)、スラリー液よりワックスツリーを出し
液切りをし(ステップ9fi−2)、次にワックスツリ
ーを流動床タンクでサンデングし(ステップ9fi−
3)、砂切り(ステップ9fi−4)する工程からな
る。第2層コーティング工程は図10(c)に示すよう
に図10(b)にプレディップ(ステップ9f2−1)
を追加している。また、第7層コーティング工程は図1
0(d)に示すようにディピング(9f7−1)と液切
り(ステップ9f7−2)のみからなっている。ただ
し、図8で示したようにスラリー浸漬動作パターン、サ
ンディング動作パターンは第1層〜第7層コーティング
工程で各々変えることができる。
【0022】図9に戻って、コーティング工程を完了し
たワックスツリー1は、再び破損検出ユニット21にセ
ットされ(ステップ9g)、ワックスツリー1のコーテ
ィング後の重量が計量され、そのデータがコントローラ
19に送られ、コントローラ19のメモリー19bに記
憶された基準重量と比較される(ステップ9i)。基準
重量はステップ9dで計量されたコーティング前の重量
に予め測定しておいた塗布重量を加えたもの(ステップ
9n)を基準重量としてメモリー19bに格納する(ス
テップ9p)。ワックスツリー1のワックス部品の一部
がスラリー液または砂の抵抗で破損、欠落した場合、メ
モリー19bに記憶している基準重量より軽くなり、ワ
ックスツリー1の破損があったのかどうかが判定でき
る。ステップ9iで、この判定を行い、破損がなければ
ワックスツリー1を破損検出ユニット21からハンドリ
ング装置12で取り外し(ステップ9j)、ワックスツ
リー1をハンガーコンベア11に戻し(ステップ9
k)、メモリー19bのワックスツリー1の計量重量を
0にリセットし(ステップ9m)、ハンガーコンベア1
1を所定距離回転させて(ステップ9u)、次のワック
スツリー1をチャッキングするため、ステップ9aに戻
る。また、ステップ9iで破損ありと判定した場合は、
ステップ9qに移り、ワックスツリー1をハンドリング
装置12により破損検出ユニット21から取り外し(ス
テップ9q)、ワックスツリー1をハンガーコンベア1
1へ戻し(ステップ9r)、図4に示すスラリー浸漬槽
およびサンディング用流動床タンクの落下物排除ユニッ
ト23のアクチュエータ15dを作動させ、槽およびタ
ンクから落下物を取り除き(ステップ9s)、破損した
ワックスツリーの破損情報をメモリー19bおよびID
タグ62に書き込み(ステップ9t)、ステップ9mに
移る。
【0023】図11は、図4の液面または砂の上面高さ
の検出センサを使用する時の処理ブロック図で、図12
はそのフローチャートである。液面または砂の上面の高
さ31aを検出センサ15bにより計測し(ステップ3
2a)、A/D変換器31dでデジタル値に変換し、予
めメモリー19bに格納されている液面または砂の上面
の高さ基準値31bと比較し、その差を加減器31eで
演算し(ステップ32b)、ハンドリング装置12のテ
ィーチング時の液面または砂の上面高さの座標値に上記
差を加減器31fで補正(加減)し(ステップ32
c)、実際の座標値をコントローラ19内に設置された
駆動ユニット31hに出力し(ステップ32d)、スラ
イダー12cを上下させるモータ12eを駆動し(ステ
ップ32e)、スライダー12cを上下させる(ステッ
プ32f)ことにより、スラリー浸漬槽の液面またはサ
ンディング流動床タンクの砂の上面が変化しても適切な
浸漬位置決めができる(ステップ32g)。
【0024】本発明のロストワックスによる鋳造部品の
製作工程を図13に示すが、従来の技術で説明した図1
4のステップS12〜S26が自動化しており、かつ無
人運転ができるものである。図13において、ステップ
S01は図10(a)〜(d)に示す工程からなってい
る。
【0025】更に、鋳型または鋳造部品の品質に関係す
る各工程内での工夫された項目について説明する。先ず
第1層コーティング工程では前述したようにこのコーテ
ィングによって鋳造部品の表面品質が決定される。ワッ
クスツリーをスラリー浸漬槽のスラリー液に浸漬させる
場合、ワックスツリーを液面に直角に入れると、気泡を
巻き込み易く、この気泡がワックスツリーとスラリー液
の間に残り、鋳造部品の鋳肌に突起を作ることになる。
これを防止するため、ハンドリング装置12でワックス
ツリー1をスラリー浸漬槽15の上面に移動させ、ここ
でモータ12hを駆動し、メモリー19bのスラリー浸
漬動作パターン84c−2に格納されたツリー保持姿勢
によりワックスツリー1を適正な角度、例えば20゜と
か30゜傾斜させて、更に、モータ12mでクランプユ
ニット12jを回転させることにより、ワックスツリー
を回転させる。その後、スラリー浸漬槽15内のスラリ
ー液がゲル化するのを防止するため、スラリー液を攪拌
していた攪拌ポンプ(図示せず)を停止させる。次い
で、クランプユニット22により保持され、少し傾科し
た姿勢で回転しているワックスツリー1をスライダー1
2cの下降により徐々にスラリー液の中に沈めて行く。
ワックスツリー1のスラリー液への浸漬深さは、図11
および図12で説明したように、スラリー液面の変化に
追従して制御されており、これによりワックスツリー1
の上部(クランプユニット側)に設けられている湯口部
へのスラリー液の付着を防止している。スラリー液中に
浸漬されたワックスツリー1はアーム12dの転回動作
によりスラリー液中で傾きを変化させている。
【0026】スラリー液浸漬を完了したワックスツリー
1は、スライダー12cの上昇によりスラリー液より引
き上げられ、アーム転回用モータ12hによりアーム1
2dを適切な角度、例えば120゜とか150゜に転倒
させ、モータ12mにより所定の時間、回転させる。こ
れは、スラリー液のワックスツリーからの余分なスラリ
ー液の除去とワックスツリーヘのスラリー液の均一な付
着を目的に行われる。次いで、スラリー液攪拌ポンプを
起動して、スラリー液を攪拌するとともに、ハンドリン
グ装置12の支柱12aを旋回用モータ12bにより旋
回させ、第1層サンディング用流動床タンク16のエア
バルブ(図示せず)をONさせ、砂を浮動状態にすると
ともに、流動床タンク16上の位置で支柱12aの旋回
(すなわち、アーム12dの水平転回)を停止させる。
ワックスツリー1はスラリー液浸漬後も回転を継続して
おり、流動床タンク16上の停止位置で、アーム12d
を転回させることにより、ワックスツリー1に適切な傾
斜姿勢をとらせ、スライダー12cの下降により、ワッ
クスツリー1を砂の中に下降させる。砂の中でワックス
ツリー1の傾斜を変化させ、砂が均一に付着するように
している。また、第n層コーティング工程と第n+1層
コーティング工程の間には、乾燥工程が必要であるが、
コーティング作業を中断させないために、第n層コーテ
ィング工程を完了したワックスツリーは、一方のハンガ
ーコンベア上で乾燥させながら、他方のハンガーコンベ
アで乾燥を完了したワックスツリーに第n+1層コーテ
ィング工程を実行させれば、装置を中断することなくコ
ーティング作業を継続させることができる。
【0027】以上述べた実施例では、ワックスツリーを
乾燥、搬送するコンベアとして、ワックスツリーが図1
5のような場合は保管姿勢が安定するハンガーコンベア
の例で説明したが、ワックスツリーの形状によってはハ
ンガーコンベアより搭載式コンベアにしてもよい。ま
た、コンベアをロータリー式としたが、所定の乾燥時間
(2〜3時間)後にハンドリング装置のワックスツリー
受け渡し位置に戻ってくるものであれば、ロータリー式
コンベアでなくてもよい。具体的には、一つのワックス
ツリーの一コーティング(コンベアからワックスツリー
を取り出し、コーティングを終えてコンベアに戻すま
で)に要する時間は3〜4分程度であるため、コーティ
ング後のワックスツリーをハンドリング装置で無人搬送
車に搭載し、別の場所に移動させて乾燥させる場合に
も、本発明は適用できる。更に、ワックスツリーの破損
検出方法として、図5ではワックスツリーの重量で検出
する方法を提案しているが、ワックスツリーの破損は製
品模型のツリーからの欠落がほとんどであるため、予め
コーティング完了後の基準画像を画像メモリーに格納し
ておき、各コーティング工程完了後のワックスツリーを
ハンドリング装置で保持したまま、CCDカメラにより
取り込んだワックスツリーの画像と基準画像とを比較さ
せる画像処理方法を採用すれば、図5のような破損検出
ユニットにワックスツリーをローディング/アンローデ
ィングする時間が短縮できる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたように第1の発明によれ
ば、各コーティング前後の、破損の有無を調べ、破損が
ある場合は、それ以降のコーティング作業を実施しない
ようにし、スラリー浸漬槽およびサンディング流動床タ
ンクの破損部品の掃除をしてから、作業を継続するよう
にしたので、スラリー液および砂の品質低下を防止でき
る。
【0029】第2の発明によれば、液面および砂の上面
高さを検出し、その高さに応じてワックスツリーの液お
よび砂への浸漬深さを調整しているので、コーティング
が進むにつれ高さが低くなっても同じ浸漬深さにできる
ので、ワックスツリーの湯口部にスラリー液の付着を防
止するとともに、無人運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例を示すロストワック
ス鋳型製造装置の平面図である。
【図2】 図2は図1のハンガーコンベアの一部平面図
および一部正面断面図である。
【図3】 図3は図1のハンドリング装置の正面断面図
である。
【図4】 図4は本発明のロストワックス鋳型製造装置
のスラリー浸漬槽の液面およびサンディング用の流動床
タンクの砂の上面の高さを検出、およびワックス部品の
脱落を排除するユニットを示す正面断面図である。
【図5】 図5は本発明のワックスツリーの破損を検出
するユニットを示す一部正面断面図である。
【図6】 図6は本発明のワックスツリーの品種を識別
するユニットを示す一部正面断面図である。
【図7】 図7は本発明の一実施例を示すロストワック
ス鋳型製造装置のシステムハードウェア構成のブロック
図である。
【図8】 図8は本発明のメモリーのメモリーマップを
示す図である。
【図9】 図9は本発明の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】 図10は本発明のコーティング工程の詳細
を示す図である。
【図11】 図11は本発明の液面および砂の上面の高
さを検出して処理する処理ブロックである。
【図12】 図12は図11のフローチャートである。
【図13】 図13は本発明のコーティング方法を使用
して鋳造製品を製造するフローチャートである。
【図14】 図14はロストワックスによるワックスツ
リー製作から部品製作までの工程手順を示すフロー図で
ある。
【図15】 図15はワックスツリーの一例を示す図で
ある。
【図16】 図16は特開昭55−86657号公報で
提案された従来の自動コーティング装置の平面図であ
る。
【図17】 図17は図16のワックスツリー送り装置
の部分平面図および部分正面図である。
【図18】 図18は図16のスラリー浸漬装置の正面
断面図である。
【符号の説明】
1 ワックスツリー、11 ハンガーコンベア、12
ハンドリング装置、13 脱脂槽、14 プレディップ
槽、15 第1層〜第2層スラリー浸漬槽、16 第1
層〜第2層サンディング流動床タンク、17 第3〜第
7層スラリー浸漬槽、18 第3〜第6層サンディング
流動床タンク、19 コントローラ、20 操作盤、2
1 ツリー破損検出ユニット、22 液面および砂の上
面高さ検出ユニット、23 ツリー落下物物排除ユニッ
ト、24 ツリー品種識別ユニット、25、26 コン
ベア操作盤。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22C 9/04 B22C 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワックスツリーをハンドリングするハン
    ドリング装置と、上記ハンドリング装置を挟んで配置さ
    れた少なくとも2以上のスラリー液浸漬槽と、上記ハン
    ドリング装置を挟んで配置された少なくとも2以上のサ
    ンディング用流動床タンクと、上記ワックスツリーを所
    定の乾燥時間以上懸架、搬送する少なくとも2以上のコ
    ンベアとから構成される装置を用い、次のステップから
    なるワックスツリーコーティング方法。 (1)上記ハンドリング装置により上記コンベアに懸
    架、搬送される上記ワックススツリーを上記コンベアか
    ら取り出すステップ。 (2)上記ハンドリング装置により上記コンベアから取
    り出された上記ワックスツリーを、上記ハンドリング装
    置により上記スラリー液浸漬槽に搬送、浸漬するステッ
    プ。 (3)上記浸漬後のワックスツリーを、上記ハンドリン
    グ装置により上記サンディング用流動床タンクに搬送
    し、砂をコーティングするステップ。 (4)上記砂コーティング後のワックスツリーを、上記
    ハンドリング装置により上記コンベアヘ戻すステップ。 (5)上記ステップ(1)〜(4)を順に複数回繰り返
    すステップ。 (6)砂コーティング後の上記ワックスツリーの破損の
    有無を検出するステップ。 (7)上記ワックスツリーの破損が検出された場合、そ
    の破損検出信号により上記スラリー液浸漬槽および上記
    サンディング用流動床タンクの落下物排除ユニットを起
    動し、落下物を排除するステップ。
  2. 【請求項2】 ワックスツリーをハンドリングする5軸
    円筒座標型ロボットと、上記ロボットを挟んで配置され
    た少なくとも2以上のスラリー液浸漬槽と、上記ロボッ
    トを挟んで配置された少なくとも2以上のサンディング
    用流動床タンクと、上記ワックスツリーを所定の乾燥時
    間以上懸架、搬送する少なくとも2以上のロータリー式
    コンベアと、上記ワックスツリーの破損を検出する破損
    検出ユニットと、上記破損検出ユニットからの破損情報
    およびワックスツリーの品種を読み書きする品種識別ユ
    ニットと、上記スラリー液浸漬槽およびサンディング用
    流動床タンクに設置した液面および砂の上面高さを検出
    する高さ検出ユニットおよび落下物排除ユニットと、上
    記ロボット、コンベアおよび各ユニットを統括制御する
    制御部から構成され、 上記制御部は上記コンベアに懸架、搬送される上記ワッ
    クスツリーを所定の受け渡し位置で停止させ、上記品種
    識別ユニットの情報を読み、上記ワックスツリーに破損
    がなければ上記ワックスツリーを上記ロボットのクラン
    プユニットにより把持させ、上記スラリー液浸漬槽に移
    動させ、上記ワックスツリーを上記ロボットにより第1
    の姿勢と回転を与え、上記高さ検出ユニットの検出した
    高さ情報に応じて上記スラリー液浸漬槽に浸漬させ、そ
    の後上記ワックスツリーを持ち上げ第2の姿勢と回転を
    与えて液切りをして、上記サンディング用流動床タンク
    に移動させ、上記高さ検出ユニットの検出した高さ情報
    に応じて上記ワックスツリーを上記サンディング用流動
    床タンクに下降させ、上記ロボットのアームにより上記
    ワックスツリーの傾斜姿勢を変化させながら砂をコーテ
    ィングさせ、上記ワックスツリーを持ち上げて上記ワッ
    クスツリーを回転させることにより砂切をし、その後上
    記ワックスツリーを上記破損検出ユニットに移動させて
    破損の有無を検出しその情報を上記品種識別ユニットに
    書き込み、破損があった場合上記落下物排除ユニットを
    作動させ落下物を排除して、上記ワックスツリーを再び
    上記コンベアに戻す動作をすることを特徴とするワック
    スツリーコーティング装置。
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