JPH02258142A - スタッコ材流動床装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はロストワックス法におけるスタッコ材を浮遊せ
しめるスタッコ材流動床装置の改良に関する。

（従来の技術） 精密鋳造法の一つとしてロストワックス話かよく知られ
Ｃいる。

即ち、製品と相似させたロウ模型をスラリーと称する液
体接着剤槽に浸漬し、引き上げ、このスラリー膜にスタ
ッコ材と称する錆砂をまふず。この作業を６〜８回程度
くり返して所要の鋳型をつくる。

前記スタッコ材は流動床装置にて浮子され、この浮遊し
ているスタッコ材にスラリー１１り伺きのロウ模型を挿
入する方式かある。

（発明か解決しようとする課題） 前記ロウ模型に伺着させるスラリーの膜厚管理は極めて
難しく、膜か薄いとスタッコ材を十分に付着させること
かてきず、また膜か厚遇きるとロウ模型からスラリーか
滴下する。

この滴下したスラリーは落下途中て浮遊スタッコ材に伺
着し、このスラリー膜・ｊきスタッコ材に別のスタッコ
材か付着する如くして、スタッコ玉かてきる。

スタッコ材か（１，７〜１．２ｍｍの粒であるのに対し
スタッコ玉は１０ｍｍ程度に成長する。

上記スタッコ玉はロウ模型に衝突してそれを傷つける不
具合かあり、更にスタッコ玉か多量になると空気流れの
吹き抜けか円滑になり難く、送風ファンに多大な負１１
をかける。

のって、従来は定期的に送風ファンを止め、容器内のス
タッコ材を排出し、フルイなとて浄化する必要かあり、
長い操業体止並ひに多大な労力を要している。

（課題を解決するだめの手段） このような不具合を解決すべく本発明は流動床装置にフ
ィルタとフィルタ昇降手段とを備えたことを特徴とする
。

そして、フィルタＡ降手段を鎖を介してフィルタと連結
するようにしたことを特徴とする。

（作用） 予め容器内底に沈めておいたフィルタを、随時、スタッ
コ材を浮遊させた状態て、容器上方まて上昇せしめる。

フィルタは粒径の大きなスタッコ玉のみをずくい上けて
これを除去する。

スタッコ玉を取り除いてきれにされたフィルタを容器内
底へ沈めて、操業を続ける。

（実施例） 本発明の実施例を添伺図面に基づいて以下に説明する。

第１図は本発明に係るスタッコ材流動床装置図である。

スタッコ材流動床装置ｌは、基礎にホルト留め若しくは
アンカーボルト留めされるヘースプレート２と、このベ
ースプレート上に形成された風箱３と、この風箱に溜め
られた風を適度に分散して上方へ噴射せしめる散気板４
と、この散気板を容器内底５ａとして散気板に立設され
た筒状の容器５と、この容器内を−Ｌ下に移動可能とさ
れたフィルタ６と、このフィルタを昇降せしめるフィル
タ昇降手段７と、容器の上端に設けたスタッコ玉払い出
し手段８と、前記風箱３へ空気を圧送する送風ファン９
とからなる。

前記散気板４は円板４ａに蜂の巣状に孔な明け、この孔
に散気ノスル４ｂ・・・を挿着せしめたものである。散
気ノズル４ｂにはエア噴射口４Ｃ・・・か穿設されてい
る。

フィルタ６は、本実施例ては容器５の内径より少し小径
な円筒状に組んた枠体６ａに金網６ｂを取伺け、且つ下
部に脚６Ｃ・・・を突起したものである。金網は、スタ
ッコ材の粒径とスタッコ玉の粒径の中間のメツシュを選
定する。

フィルタ昇降手段７は、ヘースプレート２に起立する３
本のエアシリンタフａ・・・と、これらのエアシリンタ
のピストンロットに共通に掛は渡された吊りリンク７ｂ
と、この吊りリングから吊下された鎖７Ｃ・・・とから
なる。

鎖７ｃ・・・はその下端をフィルタの枠体６ａに係止さ
れるとともに、図示する如く容器内底５ａ上にフィルタ
６が乗った状態てたるむ長さとされている。

スタウコ玉払い出し手段８は容器５の上端に配設した受
は枠８ａとこの受は枠に接続された吸出しファン８ｂと
からなる。

以上の構成からなるスタッコ材流動床装置の作用を次に
説明する。

第２図は作用説明図てあり、ファン９から圧送された空
気は風箱３を介して散気板４から容器５に吹き込まれる
。

容器５内のスタッコ材ｌＯは風圧によって浮」一つ、浮
遊する（第２図（ａ））。

この際、フィルタ昇降手段の鎖７Ｃに対し、上向き空気
かそれを伝わって吹き上ろうとする。しかし、鎖７ｃか
たるんて非連続状態となっているのて、空気の吹き上げ
及びスタッコ材１０の吹き上りという不具合は発生しな
い。

そして、スラリーを浸漬されたロウ模型１１を容器５内
へ下ろずと、スタッコ材１０かロウ模型１１に付着する
。

これをくり返すとロウ模型１１から滴下したスラリーか
作用してスタッコ玉を形成し、第２図（ｂ）に示すよう
に容器５内に点在するこれらスタッコ玉１２はロウ模型
１１を傷つりるなと悪作用をするのて、適当な時に、第
２図（ｃ）に示すようにエアシリンダ７ａ・・・を作動
し、吊りリンク７ｂ、鎖７ｃ・・・を介してフィルタ６
を容器５内の」一端付近まて」二Ａせしめる。

フィルタ６は、上昇途中において、径の大きなスタッコ
玉１２・・・のみをすくい取る。フィルタ６上のスタッ
コ玉１２のはスタッコ玉払い出し手段８にて除去される
。

きれになったフィルタ６はエアシリンタフａ・・・を後
退して容器５内を下降させ第２図（ａ）の姿に戻せばよ
い。

このように本実施例は、スタッコ材１０を浮遊させたま
まて送風ファン９を止めることなくスタッコ材を浄化て
きることを特徴とし、操業中に浄化作業を実施可能であ
る。

尚、フィルタ６は本実施例に示したような容器５の内径
より僅かに小さな円板形の他、複数の小径の金網式フィ
ルタを昇降させるようにしても良い。また、フィルタ昇
降手段７は天井クレーンやホイストクレーンに替えても
良い。更に、スタッコ玉はフィルタ６を容器５の外側て
傾動、反転させて除去するようにしても良い。

（発明の効果） 以上述べたように本発明はスタッコ材を浮遊させたまま
て、フィルタを容器内に昇降させてスタッコ玉を除去す
ると云う極めて簡単な装置によってスタッコ材の粒径管
理かてき、以ってロウ模型に均一にスタッコ材を付着て
き且つロウ模型の傷みを防止し、更に送風ファンの負担
を軽くするなと多大の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るスタッコ材流動床装置図、 第２図は作用説明図。 ｌ・・・スタッコ材流動床装置 ５・・・容器 ６・・・フィルタ ７・・・フィルタ昇降手段 ７ｃ・・・鎖 ｌＯ・・・スタッコ材

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器の底からの空気流によってロストワックス鋳
   型用スタッコ材を浮遊せしめるスタッコ材流動床装置に
   おいて、 前記流動床装置には、容器内を昇降移動可能とされたフ
   ィルタと、このフィルタを昇降せしめるフィルタ昇降手
   段とを備えたことを特徴とするスタッコ材流動床装置。
2. （２）前記フィルタ昇降手段は鎖を介してフィルタに連
   結されていることを特徴とする請求項１記載のスタッコ
   材流動床装置。