JP2841565B2 - 風呂給湯装置 - Google Patents

風呂給湯装置

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JP2841565B2
JP2841565B2 JP1278848A JP27884889A JP2841565B2 JP 2841565 B2 JP2841565 B2 JP 2841565B2 JP 1278848 A JP1278848 A JP 1278848A JP 27884889 A JP27884889 A JP 27884889A JP 2841565 B2 JP2841565 B2 JP 2841565B2
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光成 小西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、給湯装置における風呂給湯の自動化に関す
るものである。
従来の技術 従来、風呂給湯装置の自動化とは次に示す項目が一般
的であった。
(1) 設定水位まで設定湯温で自動お湯張りするこ
と。
(2) お湯張り後、約4時間位お湯がさめないように
保温すること。
(3) お湯の水位がへった時には、元の水位に戻るよ
うにいわゆる足し湯すること。
上記の3項目を満足することがいわゆる自動風呂とし
て、主婦の家事労働の省力化の面からも評価されるに至
ってきた。一方、近年浴室全体をユニットとして売り出
すことが考えられるようになると、従来の自動風呂の概
念をこえた自動風呂が要求されてくるようになった。た
とえば、人が入浴したかどうかを検出して、浴室ユニッ
トの快適空間としての効果をさらに増大させることがそ
の1つである。
上記の従来例としては、第8図に示される構成が一般
的である。さらにその詳細を図面とともに説明する。10
1はバスサニタリーユニットであり、浴室102とサニタリ
ールーム103とからなり、サニタリールーム103には洗面
台104等がある。浴室102には浴槽105があり、サニタリ
ールーム103から浴室102へは浴室ドア106をあけて入
る。一方、バスサニタリールーム101へは、サニタリー
ルームドア107をあけて入るようにしてある。108は光電
管の発信部であり、109は光電管の受信部である。今、
人が浴室ドア106をあけて浴室へ入ると、たとえば、赤
外線等が光電管の発信部108からの信号が人体により遮
ぎられて、受信部109にとどかないことによって、浴室1
02へ入ったことを検出しているものである。さらに、浴
室ドア106に設けられたタクトスイッチ110が壁のロック
部111から離れることによって、人が浴室102へ入ること
を検出する方法があった。
しかしながら上記のような構成のままでは、所詮、人
が浴室に入ったかどうかであって、人が浴槽105に入っ
たかどうかを検出することができなかった。
しかも、浴室102へ入ったとしても浴室102の掃除のた
めに入る場合もあることを考えると、人が浴槽105へ入
って入浴していることを検出する方法としては、不充分
で誤った判断をすることはやむを得なかった。
また、近年の風呂給湯器では浴槽水の量を一定に保つ
補水機能を有するものがあるが、その水位は絶対水位で
あるため、人が入浴中か否かに関係なく、人が入ってい
ないときに、第9図のように設定水位より一定のレベル
(補水開始水位)下がると補水動作を行なう。しかし、
入浴中にその補水開始水位より一定レベル、実際に下が
っていても入浴により水かさが補水開始水位より増して
補水動作をしてくれなかった。また、補水動作中に入浴
すると、その入浴のため浴水の水かさが増しすぐ設定水
位に達し、実際にはまだ一定レベルに足りないのにもか
かわらず補水動作が停止するため、いつも入浴する水位
より低くなってしまう。
発明が解決しようとする課題 本発明はかかる従来の技術の課題を解決するもので、
浴槽へ人が入浴した時の急激な浴槽水位の上昇、また人
が浴槽から出た時の急激な浴槽水位の下降を検出し、ま
たその変化量を記憶することにより、浴槽に人が入った
場合の浴槽の注湯設定水位を高くし、人が出た場合に
は、設定水位を元にもどして常に快適な浴槽水位を保つ
ことができるようにすることである。
また、浴槽水を常にあふれさせて入浴する人を配慮し
て、水位の変化量に上限をさだめるものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は浴槽と、浴槽内水
位を検出する水位センサと、水位センサの出力を読み取
る水位センサ出力読み取り手段と、浴槽への注湯水位を
設定する水位設定手段と、水位センサ出力を比較判定す
る水位センサ出力比較判定手段と、水位センサ出力の上
昇および下降をとらえる水位センサ出力上昇・下降判定
手段と、前記水位センサ出力上昇・下降判定手段による
判定時の上昇量及び下降量を記憶する水位変化量記憶部
とからなり、前記水位センサ出力比較判定手段の比較判
定レベルを、前記水位設定手段よりのレベルと前記水位
変化量記憶部のデータとの和にすると共に、前記水位変
化量記憶部の記憶量に上限を設けるものである。
作用 上記構成により、人が入浴した時急激に浴槽推移が上
昇することに着目して、その水位上昇値が所定時間内に
所定水位以上の上昇をした場合、その上昇値を記憶し、
設定水位に加算また、浴槽から人が出たときの水位下降
判定時の設定水位への加算量の削除を行ない、浴槽水位
をいつも快適な水位に保つことのできる。
実施例 以下、その実施例を図面を参照して説明する。第1図
において、1は風呂給湯装置であり、給水された水は水
量センサ2を介して給湯熱交換器3で加熱され、水量制
御弁4を介して分岐し、一方の湯は台所等の給湯栓5に
導びかれる。他方の湯は給湯弁6を介して第2逆止弁7
とバキュームブレーカ8と第2の逆止弁9を介して三方
弁10へ導かれる。そして、風呂への自動給湯時、三方弁
10は矢印aに切替り、フロースイッチ11を介して風呂熱
交換器12を通り、往き管13を介して浴槽14へ湯が導かれ
る。18は風呂リモコンであり、設定湯温と設定水位が可
変できるように、湯温設定手段18aと水位設定手段18bを
備えている。そして、設定水位になったかどうかは、戻
り管15に設けられた水位センサ16からの信号と、風呂リ
モコン18よりの設定水位データと水位変化量記憶部20の
データの和を水位センサ出力比較判定手段21により比較
判定し検出する。そして、給湯弁6を閉じ、湯がぬるい
時には追焚きモードとなり、その時は三方弁10は矢印6
に切替り、風呂熱交換器12によって加熱され、ポンプ17
によって浴槽14の浴水が循環される。そして、風呂リモ
コン18の設定湯温に達すると沸き上り表示ランプ19が付
く。ただし、水位変化量記憶部20はゼロとする。
ここで、浴槽水位Hが下がっていくと水位センサ出力
比較判定手段21が、設定水位HT+水位変化量記憶部20の
データHDと水位センサ16の差が4cmになると給湯弁6を
開き、浴槽14へ給湯熱交換器3より給湯し、前述の設定
水位HTに達すると給湯弁6を再び閉じる。
また、第6図のようにこの浴槽14へ給湯中に人が入浴
し、水位Hが5cm上昇(a)したとすると、水位センサ
出力読み取り手段18aと水位センサ出力上昇・下降判定
手段18bにより、5cmの水位上昇を判定し、水位変化量記
憶部20へ5cm上昇(a)のデータを記憶させ、人の入浴
を検出するものである。そして、浴槽水位Hが上昇し、
水位センサ出力比較判定手段21が、設定水位HT+水位変
化量記憶部20のデータ(5cm上昇a)と水位センサ16の
データを比較判定し、給湯弁6を閉じるのは、前回、沸
き上り表示ランプ19が付いた水位より5cm高い水位とな
り、仮に沸き上り直後に人が入浴したとすると、そのと
きと同じ水位となる。
同様に第7図の如くこの人が入浴している状態で湯が
減り水位が4cm下がると水位センサ出力比較判定手段21
の比較判定により、給湯弁6を制御(開き)して浴槽14
へ給湯し元の水位にもどす。
また、ここで第5図のように人が浴槽14から出て、水
位Hが下降すると、水位センサ16の出力V1がV0に所定時
間内に急に変化してこれを水位センサ出力読み取り手段
18aと水位センサ出力上昇・下降判定手段18bにより水位
下降を判定し、水位変化量記憶部20のデータをゼロに
し、人が浴槽から出たのを検出する。
次に、小さな浴槽14の場合、人が入浴すると10〜20cm
上昇することがあるが、ここまで上昇すると浴槽水はあ
ふれてしまう可能性が大きいため、水位変化量記憶部20
に上限リミッタがないと、浴槽14へ給湯中に人が入浴
し、あふれてしまうような状態だと給湯弁6が閉じる水
位まで上昇しなくなるので、水位変化量記憶部20には上
限リミッタが必要であり、通常リモコン18の設定水位の
設定は高くても、浴槽上面より10cm以上、下に設定され
ているので、この水位変化量記憶部20の上限リミッタ部
20aは8cmとしている。
第2図に人の入浴時の説明図を示す。沸き上り後の水
位をh0とすると、人が入浴した後の水位h1で示される。
たとえば縦60cm,横70cm,深さ60cmの浴槽に設定水位h0
沸き上っている所へ体重約65kgの人が入浴すると、急激
に水位は上昇し約18cm位水位が上昇する。すなわちh1
h0=約18cmとなることを示している。これを水位センサ
16の出力で示したものが第3図の水位センサ出力変化特
性図である。すなわち、人が入浴すると水位センサ出力
がV0→V1へ上昇することを示している。
第4図は人が浴槽から出た時の水位説明図である。人
が入浴中の水位をh1とすると、人が浴槽から出た時の水
位はh0で示される。同じく第5図には人が浴槽から出た
時の水位センサ出力変化特性図である。
第6図は、浴槽14へ給湯中に人が入浴し、給湯が完了
するまでの水位の変化を示すものである。
第7図は、人が入浴中に水位が下がっていった場合の
水位の変化を示すものである。
発明の効果 以上のように、本発明の風呂給湯装置によれば、人の
入浴又は浴槽から出たことを検出し、そのときの水位の
上昇量・下降量を記憶することから、子どもから大人ま
でどんな人が入浴しようと常に未入浴時の水位を一定に
保つことができる。すなわち、浴槽へ給湯中であれ、ど
うであれ、いつでも入浴しているときの水位を保ってく
れるもので、快適な入浴が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における風呂給湯装置の全体
構成図、第2図は同装置の人の入浴時の説明図、第3図
は同装置の水位センサ出力変化特性図、第4図は同装置
の人が浴槽から出た時の水位説明図、第5図は同装置の
人が浴槽から出た時の水位センサ出力変化特性図、第6
図は浴槽への給湯中に人が入浴した時の水位センサ出力
変化特性図、第7図は人が入浴中に水位が下がった場合
の水位センサ出力変化特性図、第8図は従来の全体構成
図、第9図は従来の入浴時の水位変化特性図である。 14……浴槽、16……水位センサ、18a……水位センサ出
力読み取り手段、18b……所定時間内の出力上昇・下降
判定手段、20……水位変化量記憶部、21……水位センサ
出力比較判定手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽と、浴槽内水位を検出する水位センサ
    と、水位センサの出力を読み取る水位センサ出力読み取
    り手段と、浴槽への注湯水位を設定する水位設定手段
    と、水位センサ出力を比較判定する水位センサ出力比較
    判定手段と、水位センサ出力の上昇および下降をとらえ
    る水位センサ出力上昇・下降判定手段と、前記水位セン
    サ出力上昇・下降判定手段による判定時の上昇量及び下
    降量を記憶する水位変化量記憶部とからなり、前記水位
    センサ出力比較判定手段の比較判定レベルを前記水位設
    定手段よりのレベルと前記水位変化量記憶部のデータと
    の和にし水位変化記憶部はその記憶量に上限を設ける上
    限リミッタ部を有する風呂給湯装置。
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