JP2017067411A - 宅内設備制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】手間をかけることなく入浴及び入浴後を快適にすることが可能な宅内設備制御システムを提供することを目的とする。
【解決手段】浴室内に設けられた風呂装置16の使用状態を検知する使用状態検知センサ18と、宅内に設けられ、外部からの要求に応じて動作状態が制御可能な宅内設備14と、使用状態検知センサ14の検知結果に基づいて入浴者を判別し、判別した入浴者に応じて予め定めた動作状態となるように宅内設備14を制御するHEMS12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅内に設置された宅内設備を制御する宅内設備制御システムに関する。
特許文献1には、浴室内でのカランやシャワーの使用状態を流量センサにより検出し、所定時間を越えて流量センサに変化が無い場合や、通常の入浴シーケンスと異なる場合に浴室外リモコンなどに報知することが提案されている。これによって、特許文献1の技術では、浴室内での事故を未然に防止している。
特許文献2には、浴室内に入室した人物を音声認識等によって特定し、特定した人物の環境条件の履歴を元に浴室内の環境条件を設定して、その設定内容に応じて浴室環境を制御することが提案されている。これにより、特許文献2では、ユーザ自身が環境設定の変更を行わなくてもきめ細かな環境制御を可能にしている。
特許第3840984号公報 特許第4487823号公報
しかしながら、特許文献1では、カランやシャワーの使用状態に応じて入浴者の異常を判定しているのみであり、入浴者の情報を有効に活用する上で改善の余地がある。
また、特許文献2では、浴室環境を制御するために個人認証を行う必要があり、入浴者にとって手間となる。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、手間をかけることなく入浴及び入浴後を快適にすることが可能な宅内設備制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の態様に係る宅内設備制御システムは、浴室内に設けられた風呂装置の使用状態を検知する検知部と、宅内に設けられ、外部からの要求に応じて動作状態が制御可能な宅内設備と、前記検知部の検知結果に基づいて入浴者を判別し、判別した入浴者に応じて予め定めた動作状態となるように前記宅内設備を制御する制御部と、を備えている。
第1の態様に係る宅内設備制御システムによれば、検知部では、浴室内に設けられた風呂装置の使用状態が検知される。例えば、検知部は、カランの使用状態、シャワーの使用状態、及び浴槽の水位の少なくとも1つを風呂装置の使用状態として検知する。
宅内設備は、宅内に設けられ、外部からの要求に応じて動作状態が制御可能とされている。宅内設備としては、例えば、脱衣所の照明や、脱衣所の冷暖房機器、寝室の照明、寝室の冷暖房機器などの宅内に設けられた電気設備を適用できる。
そして、制御部では、検知部の検知結果に基づいて入浴者を判別し、判別した入浴者に応じて予め定めた動作状態となるように宅内設備が制御される。これにより、個人認証等の手間をかけることなく入浴することが可能となると共に、入浴後を快適にすることが可能となる。
例えば、制御部が、使用状態から入浴者の入浴パターンを特定することにより、入浴者を判別する。これにより、カランの使用量や時間、シャワーの使用量や時間、浴槽の水位等の使用状態から入浴パターンを判別して入浴者を判別することが可能となる。
なお、風呂装置は、浴槽の栓を開放して排水する機能を備え、制御部は、判別した入浴者が最終入浴者である場合に、排水するように風呂装置を更に制御してもよい。これにより、最終入浴者を判別した場合には自動的に浴槽の排水を行うことが可能となる。風呂装置に洗浄機能を備える場合には排水と同時に洗浄を行うようにしてもよい。
また、風呂装置は、浴槽の栓を開放して排水する機能を備え、制御部は、入浴者を判別した後に、検知部の検知結果に基づいて予め定めた異常状態を検出し、異常状態を検出した場合に、入浴者以外に異常状態を通知すると共に、排水して浴槽の水位を下げるように風呂装置を更に制御してもよい。これにより、入浴中の事故等を早期に発見して家族等に通知することが可能となる。また、異常状態を検出した場合には浴槽の水位を下げるように風呂装置を制御するので、意識不明による水没等を防止することができる。なお、予め定めた異常状態としては、例えば、入浴者を判別した後に、その入浴者の入浴パターンに対して所定の範囲以上の差が発生した場合を適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、手間をかけることなく入浴及び入浴後を快適にすることが可能な宅内設備制御システムを提供することができる、という効果がある。
本実施形態に係る宅内設備制御システムの概略構成を示すブロック図である。 (A)は使用者毎の入浴パターンの例を示す図であり、(B)は浴室退出後の宅内設備の使用状況を含む行動パターン例を示す図である。 本実施形態に係る宅内設備制御システムのHEMSで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る宅内設備制御システムのHEMSで行われる処理の第1変形例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る宅内設備制御システムのHEMSで行われる処理の第2変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る宅内設備制御システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る宅内設備制御システム10は、住宅内で使用されるエネルギを管理する制御部としてのHEMS(Home Energy Management System)12を備えている。
HEMS12は、操作部や表示部を備えると共に、例えば、建物内で使用されるエネルギとして電力の使用状態等を管理する機能を備えている。具体的には、各部屋の消費電力等を監視して表示する機能等を備える。HEMS12は、基本的には一般的なコンピュータの構成とされている。すなわち、図示は省略するが、CPU、ROM、RAM及び入出力ポート等を備え、それぞれシステムバスやデータバス等のバスに接続されている。そして、入出力ポートに、操作部や、表示部、メモリ等が接続される。なお、操作部及び表示部は、操作部と表示部とが一体化したタッチパネルを適用するようにしてもよいし、表示部とは別に機械的なスイッチ等の操作部を設けるようにしてもよいし、タッチパネル及び機械的なスイッチの双方を備えるようにしてもよい。また、機械的なスイッチの代わりにタッチスイッチを適用するようにしてもよい。
また、HEMS12には、HEMS12の制御対象の宅内設備14及び風呂装置16が接続されており、浴室内に設けられた風呂装置16から後述する各種情報を取得して、宅内設備14をHEMS12が制御するようになっている。
風呂装置16は、カラン、シャワー、給湯装置、及び栓を開放して排水する排水機能付の浴槽等を含み、浴槽への湯張りや、保温、追い焚き、浴槽からの排水等が可能とされている。風呂装置16には、風呂装置16の使用状態を検知するために使用状態検知センサ18が接続されており、HEMS12が使用状態検知センサ18の検知結果を取得可能とされている。使用状態検知センサ18としては、例えば、カランやシャワーの流量を検知する流量検知センサや、浴槽の水位を検知する水位センサなどを適用することができる。
また、風呂装置16には、風呂装置16の操作を行うための給湯リモコン20が接続されている。給湯リモコン20には、風呂装置16の各種指示を行うための操作部や表示部等を備えており、給湯リモコン20からの指示に応じて、上述の浴槽への湯張りや、保温、追い焚き、浴槽からの排水等を指示することが可能とされている。
一方、宅内設備14は、外部からの指示によって動作可能とされ、本実施形態では、HEMS12からの指示に応じて動作可能とされている。宅内設備14は、例えば、脱衣所の照明や、脱衣所の冷暖房機器、床暖房、寝室の照明、寝室の冷暖房機器等が挙げられ、それぞれHEMS12からの指示によって動作制御が可能とされている。
ここで、本実施形態に係る宅内設備制御システム10におけるHEMS12による宅内設備14の具体的な制御について説明する。
HEMS12は、使用状態検知センサ18の検知結果を取得して、風呂装置16のカランやシャワー等の使用状態を取得する。HEMS12は、カランやシャワーの使用状態として、例えば、カランやシャワーの使用時の流量や使用時間、使用タイミング、浴槽の水位変化等を取得する。
HEMS12は、これらの使用状態検知センサ18の検知結果に基づいて、使用者を特定する。すなわち、カランやシャワーの使用状態、浴槽の水位上昇等は、図2(A)に示すように、入浴パターンとして使用者別に異なる。図2(A)の例では、Aさんはシャワーを所定量かつ所定間隔で使用した後に、浴槽に入った後に、カラン及びシャワーを使用する入浴パターンとされている。また、Cさんは浴槽に入った後に、所定量かつ所定間隔でシャワーを使用する入浴パターンとされている。そこで、本実施形態では、個人毎に異なる風呂装置16の使用パターン、すなわち、入浴パターンから使用者を判別する。例えば、予め定めた期間の使用状態検知センサ18の検知結果を収集して、標準偏差や平均等を求めることにより、入浴パターンを分類して記憶し、使用状態検知センサ18の検知結果から特定される入浴パターンから使用者を判別することが可能となる。
また、HEMS12は、入浴パターンと共に、入浴後の宅内設備の動作状態を入浴パターンに対応して記憶することにより、入浴パターンによって使用者が判別された場合には、記憶した入浴後の宅内設備14の動作状態となるように宅内設備14を制御する。すなわち、入浴パターンから特定した使用者に応じて、入浴後の脱衣所の照明や、冷暖房機器の動作、寝室の冷暖房機器の動作等をHEMS12が制御する。例えば、図2(B)に示すように、Aさんが浴室退出後に脱衣所の暖房及び照明をオンして所定時間後に寝室の照明及び暖房をオンした場合には、HEMS12がこれを予め記憶する。そして、Aさんの入浴パターンを検出した場合に、図2(B)に示すように、各宅内設備14をHEMS12が制御する。これにより、個人認証等の手間をかけることなく、入浴及び入浴後を快適に過ごすことができる。図2(B)の例では、Aさんを特定した場合に、シャワー・カランの使用が終了したところで、脱衣所の暖房を制御してプレ暖房運転を開始し、浴室から退室したところで脱衣所の照明をオンする。そして、その後、寝室の照明をオンして寝室の暖房をオンした例を示す。
次に、上述のように構成された本実施形態に係る宅内設備制御システム10のHEMS12で行われる具体的な処理について説明する。図3は、本実施形態に係る宅内設備制御システム10のHEMS12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ100では、使用状態検知センサ18の検知結果をHEMS12が取得してステップ102へ移行する。すなわち、HEMS12は、例えば、カランやシャワーの使用状態(例えば、流量や使用時間等)、及び浴槽の水位等の情報(例えば、水位上昇変動差等)を取得する。
ステップ102では、HEMS12が風呂装置16の使用パターン、すなわち、使用状態検知センサ18の検知結果から特定される入浴パターンを検出してステップ104へ移行する。
ステップ104では、HEMS12が使用者(ID)を判別したか否かを判定する。該判定は、ステップ102で検出した入浴パターンが記憶された入浴パターンに一致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、否定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ106では、HEMS12が判別したIDに対応する制御対象の宅内設備14を抽出してステップ108へ移行する。制御対象の宅内設備14の抽出は、入浴パターン毎に入浴後に使用した宅内設備14の動作パターンをHEMS12に予め記憶しておくことにより、判別した入浴パターンに対応する制御対象の宅内設備14をHEMS12が抽出する。
ステップ108では、HEMS12が抽出した宅内設備14の動作を制御してステップ110へ移行する。すなわち、使用者毎の入浴後の宅内設備14の動作パターンに従って宅内設備14の動作をHEMS12が制御する。これにより、個人認証等の手間をかけることなく、使用者を判別して、使用者に応じて入浴後の宅内設備14を制御するので、入浴及び入浴後を快適に過ごすことができる。
ステップ110では、入浴終了か否かをHEMS12が判定する。該判定は、例えば、浴室のドアの開閉を検出するスイッチや、給湯リモコン20のスイッチ、人感センサ等に基づいて判定する。該判定が肯定された場合にはステップ112へ移行し、否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ112では、HEMS12が、学習期間又は新たなIDを検出したか否かを判定する。該判定は、使用者を判別するための入浴パターンを学習する予め定めた学習期間(例えば、スイッチ等によって学習が指示されてから所定期間や、風呂装置16の設置から数週間等)、又は記憶されていない入浴パターンである新たなIDが検出されたか否かをHEMS12が判定する。該判定が肯定された場合にはステップ114へ移行し、否定された場合にはそのまま一連の処理を終了する。
ステップ114では、入浴後の行動パターンをHEMS12が検出してステップ116へ移行する。HEMS12は、入浴後の宅内設備14の使用状況を検出することにより入浴後の行動パターンを検出する。
ステップ116では、検出した入浴後の行動パターンをID別にHEMS12が記憶して一連の処理を終了する。このように、新たなIDが検出された場合には、入浴後の行動パターンをID別に記憶することにより、次に当該IDを判別したときに、ステップ108においてIDに対応した宅内設備14の制御を行うことが可能となる。
なお、ステップ112の判定は、季節が変わる予め定めた時期か否かを判定するようにして、季節毎に入浴パターンを学習するようにしてもよい。また、入浴パターンの学習は、季節毎に加えて、さらに平日、休日など曜日に分けて判定してもよい。
続いて、本実施形態に係る宅内設備制御システム10のHEMS12が行われる処理の第1変形例について説明する。図4は、本実施形態に係る宅内設備制御システム10のHEMS12で行われる処理の第1変形例を示すフローチャートである。なお、図3の処理と同一処理については同一符号を付して説明する。
ステップ100では、使用状態検知センサ18の検知結果をHEMS12が取得してステップ102へ移行する。すなわち、HEMS12は、例えば、カランやシャワーの使用状態(例えば、流量や使用時間等)、及び浴槽の水位等の情報(例えば、水位上昇変動差等)を取得する。
ステップ102では、HEMS12が風呂装置16の使用パターン、すなわち、使用状態検知センサ18の検知結果から特定される入浴パターンを検出してステップ104へ移行する。
ステップ104では、HEMS12が使用者(ID)を判別したか否かを判定する。該判定は、ステップ102で検出した入浴パターンが記憶された入浴パターンに一致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、否定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ106では、HEMS12が判別したIDに対応する制御対象の宅内設備14を抽出してステップ108へ移行する。制御対象の宅内設備14の抽出は、入浴パターン毎に入浴後に使用した宅内設備14の動作パターンをHEMS12に予め記憶しておくことにより、判別した入浴パターンに対応する制御対象の宅内設備14をHEMS12が抽出する。
ステップ108では、HEMS12が抽出した宅内設備14の動作を制御してステップ110へ移行する。すなわち、使用者毎の入浴後の宅内設備14の動作パターンに従って宅内設備14の動作をHEMS12が制御する。これにより、個人認証等の手間をかけることなく、使用者を判別して、使用者に応じて入浴後の宅内設備14を制御するので、入浴及び入浴後を快適に過ごすことができる。
ステップ110では、入浴終了か否かをHEMS12が判定する。該判定は、例えば、浴室のドアの開閉を検出するスイッチや、給湯リモコン20のスイッチ、人感センサ等に基づいて判定する。該判定が肯定された場合にはステップ120へ移行し、否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ120では、最終入浴者であるか否かをHEMS12が判定する。該判定は、例えば、いつも最後に入浴する入浴者であるか否かをHEMS12が判定してもよい。或いは、順番に住人のIDを判別して全住人のIDを判別したか否かを判定してもよい。該判定が肯定された場合にはステップ122へ移行し、否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ122では、浴槽の栓を開放して排水し、風呂装置16を停止するようにHEMS12が風呂装置16を制御してステップ124へ移行する。なお、風呂装置16に洗浄機能を備える場合には、排水と同時に浴槽の洗浄を行うようにしてもよい。
ステップ124では、HEMS12が入浴終了を及び退出を通知して一連の処理を終了する。通知方法としては、例えば、HEMS12が表示部等に入浴終了及び退出を表示してもよい。或いは、スマートホン等の携帯端末に入浴終了及び退出を通知してもよい。
なお、図4の処理では、上述の図3のステップ112〜116の処理の代わりにステップ120〜124の処理を行うようにしたが、図4の処理にステップ112〜116の処理を組み合わせてもよい。
続いて、本実施形態に係る宅内設備制御システム10のHEMS12で行われる処理の第2変形例について説明する。図5は、本実施形態に係る宅内設備制御システム10のHEMS12で行われる処理の第2変形例を示すフローチャートである。なお、図3の処理と同一処理については同一符号を付して説明する。
ステップ100では、使用状態検知センサ18の検知結果をHEMS12が取得してステップ102へ移行する。すなわち、HEMS12は、例えば、カランやシャワーの使用状態(例えば、流量や使用時間等)、及び浴槽の水位等の情報(例えば、水位上昇変動差等)を取得する。
ステップ102では、HEMS12が風呂装置16の使用パターン、すなわち、使用状態検知センサ18の検知結果から特定される入浴パターンを検出してステップ104へ移行する。
ステップ104では、HEMS12が使用者(ID)を判別したか否かを判定する。該判定は、ステップ102で検出した入浴パターンが記憶された入浴パターンに一致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ105へ移行し、否定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ105では、入浴パターンと比較してばらつきが大きいか否かをHEMS12が判定する。該判定は、入浴者を判別した後に、その入浴者の入浴パターンに対して所定の範囲以上の差が発生したか否かを判定する。例えば、シャワーやカランが所定時間以上続けて使用されているか否かを判定したり、浴槽への入浴が所定時間以上継続しているか否か等を判定することにより、入浴者の事故等の異常状態を判定する。該判定が否定された場合にはステップ106へ移行し、肯定された場合にはステップ130へ移行する。
ステップ106では、HEMS12が判別したIDに対応する制御対象の宅内設備14を抽出してステップ108へ移行する。制御対象の宅内設備14の抽出は、入浴パターン毎に入浴後に使用した宅内設備14の動作パターンをHEMS12に予め記憶しておくことにより、判別した入浴パターンに対応する制御対象の宅内設備14をHEMS12が抽出する。
ステップ108では、HEMS12が抽出した宅内設備14の動作を制御してステップ110へ移行する。すなわち、使用者毎の入浴後の宅内設備14の動作パターンに従って宅内設備14の動作をHEMS12が制御する。これにより、個人認証等の手間をかけることなく、使用者を判別して、使用者に応じて入浴後の宅内設備14を制御するので、入浴及び入浴後を快適に過ごすことができる。
ステップ110では、入浴終了か否かをHEMS12が判定する。該判定は、例えば、浴室のドアの開閉を検出するスイッチや、給湯リモコン20のスイッチ、人感センサ等に基づいて判定する。該判定が否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を繰り返し、肯定された場合には一連の処理を終了する。
一方、ステップ130では、異常検知したものとしてHEMS12が予め定めた異常時の動作を行ってステップ132へ移行する。予め定めた異常時の動作としては、例えば、給湯リモコン20等の表示部等に異常であることを表示してブザーを発音する。
ステップ132では、給湯リモコン20等に設けられた解除スイッチが操作されたか否かをHEMS12が判定する。該判定は、ステップ130によって異常時の動作を行った結果、使用者が異常でないことを表す解除スイッチ等を操作したか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、否定された場合にはステップ134へ移行する。
ステップ134では、HEMS12が異常通知及び浴槽の排水を行うように風呂装置16を制御してステップ136へ移行する。例えば、給湯リモコン20以外にHEMS12の表示部や携帯端末等に異常が発生した旨を通知する。これにより入浴中の事故を早期に発見し、家族に通知することが可能となる。また、異常状態が検出された場合に浴槽の排水を行って水位を下げることにより、意識不明による水没等を防止することができる。なお、異常を通知する際に一人暮らし等の場合には予め定めた電話番号等へHEMS12が異常を通知する構成を適用してもよい。
ステップ136では、通知を解除する指示が行われたか否かをHEMS12が判定する。該判定が肯定されるまで待機してステップ138へ移行する。
ステップ138では、異常の通知を解除するようにHEMS12が制御して一連の処理を終了する。すなわち、給湯リモコン20やHEMS12の表示部への表示の終了やブザーの消音等を行う。
なお、図5の処理において、図3のステップ112〜116の処理、及び図4のステップ120〜124の少なくとも一方を組み合わせてもよい。
また、上記の実施形態におけるHEMS12で行われる各処理は、プログラムとして記憶媒体等に記憶して流通するようにしてもよい。
また、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 宅内設備制御システム
12 HEMS
14 宅内設備
16 風呂装置
18 使用状態検知センサ
20 給湯リモコン

Claims (4)

  1. 浴室内に設けられた風呂装置の使用状態を検知する検知部と、
    宅内に設けられ、外部からの要求に応じて動作状態が制御可能な宅内設備と、
    前記検知部の検知結果に基づいて入浴者を判別し、判別した入浴者に応じて予め定めた動作状態となるように前記宅内設備を制御する制御部と、
    を備えた宅内設備制御システム。
  2. 前記制御部が、前記使用状態から入浴者の入浴パターンを特定することにより、入浴者を判別する請求項1に記載の宅内設備制御システム。
  3. 前記風呂装置は、浴槽の栓を開放して排水する機能を備え、
    前記制御部は、判別した入浴者が最終入浴者である場合に、排水するように前記風呂装置を更に制御する請求項1又は請求項2に記載の宅内設備制御システム。
  4. 前記風呂装置は、浴槽の栓を開放して排水する機能を備え、
    前記制御部は、入浴者を判別した後に、前記検知部の検知結果に基づいて予め定めた異常状態を検出し、前記異常状態を検出した場合に、入浴者以外に前記異常状態を通知すると共に、排水して浴槽の水位を下げるように前記風呂装置を更に制御する請求項1〜3の何れか1項に記載の宅内設備制御システム。
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