JP2017042275A - 住宅内機器制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】住宅内に配置された各電気機器を在宅者個別の体調に適応するように制御する。
【解決手段】住宅内機器制御システム100に、住宅内に配置された一以上の電気機器AC1、AC2と、各電気機器AC1、AC2を制御可能な制御装置1とを備え、制御装置1は、在宅者の体調に関連するバイタル情報を取得する第一取得部11と、住宅内外の環境を表す環境情報を取得する第二取得部12と、第一取得部11が取得したバイタル情報に基づいて在宅者の体調を評価する評価部13と、評価部13による評価結果及び第二取得部12が取得した環境情報に基づいて各電気機器AC1、AC2を制御する制御部14と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】住宅内機器制御システム100に、住宅内に配置された一以上の電気機器AC1、AC2と、各電気機器AC1、AC2を制御可能な制御装置1とを備え、制御装置1は、在宅者の体調に関連するバイタル情報を取得する第一取得部11と、住宅内外の環境を表す環境情報を取得する第二取得部12と、第一取得部11が取得したバイタル情報に基づいて在宅者の体調を評価する評価部13と、評価部13による評価結果及び第二取得部12が取得した環境情報に基づいて各電気機器AC1、AC2を制御する制御部14と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、住宅内に配置された一以上の電気機器を統括制御する住宅内機器制御システムに関するものである。
従来から、温度や相対湿度等の住宅内外の環境を表す環境情報を検出するセンサーを備え、センサーが検出した環境情報に基づいて室内の空気調和を行う空気調和装置が知られている。
例えば、下記特許文献1には、温度センサー及び湿度センサーの検出値と気象情報提供会社から提供された気象情報とに基づき予測した室内の熱中症指数(WBGT値)に基づいて運転スケジュールを設定する空気調和装置が開示されている。これにより、室内で発生しうる熱中症のリスクを考慮して冷房運転を行うことが開示されている。
下記特許文献2には、温度センサーにより検出された建物外の外気温度に連動して、外気温度と室内温度との差が小さくなるように空調機器の設定温度を変化させる空調管理装置が開示されている。これにより、建物外から室内に入った人がヒートショックになるのを防ぐことが開示されている。
また、近年では、住宅内に配置された各電気機器の消費電力量を集中監視し、各電気機器の消費電力量をタブレット端末等の表示装置に一括表示させるホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)の導入が盛んになってきている。
更には、ECHONET Lite規格に従った通信によって各電気機器を統括制御するHEMSも登場してきている。このようなHEMSとして、例えば、各電気機器の消費電力量が所定の基準値を上回った場合に各電気機器の動作を停止させて自動的に節電を行うHEMSや、各室内のセンサーの検出値に基づいて、各室内の空気調和装置を統括制御するHEMSが知られている。
例えば、下記特許文献3には、集合住宅の各住戸に換気設備、空調装置及び人感センサー備え、共用部温度センサーの検出温度が所定値を超えたときに、人感センサーによって在室が検出された場合は換気設備及び空調装置の双方を作動させ、不在が検出された場合は換気設備のみ作動させることで、集合住宅の入居者の熱中症を防止する集合住宅用環境制御システムが開示されている。
しかし、上述した従来のHEMSは、在宅者個別の体調を考慮せずに、住宅内外の環境のみに基づいて住宅内の各電気機器を制御するものであった。このため、上述した従来のHEMSでは、在宅者が環境の変化に応じて体調が変化しやすい高齢者である場合や、在宅者の体調が良好でない場合であっても、住宅内外の環境のみに基づいて各電気機器の制御を行い、在宅者の体調を悪化させる虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされた発明であり、住宅内に配置された各電気機器を在宅者個別の体調に適応するように制御可能な住宅内機器制御システムを提供することを目的とする。
本発明による住宅内機器制御システムは、住宅内に配置された一以上の電気機器と、各前記電気機器を制御可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、在宅者の体調に関連するバイタル情報を取得する第一取得部と、前記住宅内外の環境を表す環境情報を取得する第二取得部と、前記第一取得部が取得した前記バイタル情報に基づいて前記在宅者の体調を評価する評価部と、前記評価部による評価結果及び前記第二取得部が取得した前記環境情報に基づいて各前記電気機器を制御する制御部と、を備える。
本構成によれば、第二取得部が取得した環境情報が表す住宅内外の環境だけでなく、第一取得部が取得したバイタル情報に基づく在宅者の体調の評価結果にも基づいて、住宅内の各電気機器が制御される。このため、住宅内外の環境のみに基づいて各電気機器を制御する場合よりも、在宅者個別の体調に適応するように住宅内の各電気機器を制御することができる。
また、前記制御装置は、前記在宅者が行う行動毎に、当該行動を行う予定の時間帯である行動予定時間帯を予め記憶する記憶部を更に備え、前記制御部は、現在時刻が前記記憶部に記憶されているどの前記行動予定時間帯に含まれているかに基づいて、各前記電気機器の制御の内容を変更してもよい。
本構成によれば、更に、在宅者が現在行おうとしている行動に適応するように、住宅内の各電気機器を制御することができる。
また、前記制御装置は、前記評価部による評価結果及び前記第二取得部が取得した前記環境情報に基づいて、前記在宅者の体調を向上させるための行動を表す健康アドバイス情報を報知する報知部を更に備えてもよい。
本構成によれば、報知部によって、在宅者個別の体調及び住宅内外の環境に基づいて健康アドバイス情報が在宅者に報知される。このため、住宅内外の環境のみに基づいて健康アドバイス情報を報知する場合よりも、在宅者個別の体調に適応した健康アドバイス情報を在宅者に報知することができる。これにより、在宅者は、健康アドバイス情報が表す、在宅者個別の体調及び住宅内外の環境に適応した、自身の体調を向上させるための行動を行い易くなる。
また、前記報知部は、更に、前記第一取得部が現在までに取得した前記バイタル情報を取得順に報知することが好ましい。
本構成によれば、第一取得部が現在までに取得したバイタル情報が取得順に報知されるので、在宅者は、自身のバイタル情報の変化に気付き易くなる。その結果、在宅者は、自身の体調の変化に気付き易くなる。
また、前記一以上の電気機器には、前記住宅内の第一室内の空気調和を行う第一空気調和装置が含まれ、前記第二取得部は、前記第一室内の室内温度及び相対湿度を前記環境情報として取得し、前記制御部は、前記第二取得部が取得した前記第一室内の室内温度及び相対湿度に基づいて前記第一室内の暑さ指数を算出し、前記第一室内の暑さ指数を前記第一空気調和装置を制御するときの制御指標として用いてもよい。
本構成によれば、制御部が第一空気調和装置を制御するときの制御指標として、第一室内の室内温度及び相対湿度に基づいて算出された第一室内の暑さ指数が用いられる。
このため、例えば、日本生気象学会により公表されている、熱中症の注意喚起が必要なときの暑さ指数を参考にして、第一室内の暑さ指数の目標値を熱中症の注意喚起が必要ではないときの暑さ指数に定め、第一室内の暑さ指数が当該目標値になるように第一空気調和装置を制御することができる。この場合、第一室内にいる在宅者が熱中症になるリスクを軽減することができる。
このように、本構成によれば、第一室内にいる在宅者の体調が悪化するリスクを第一室内の暑さ指数に応じて適切に軽減することができる。
また、前記制御部は、前記第一室内の暑さ指数が、前記評価部による評価結果及び当該第一室内の暑さ指数に予め対応付けられた目標暑さ指数になるように、前記第一空気調和装置を制御することが好ましい。
本構成によれば、第一室内の暑さ指数が、評価部による評価結果が表す在宅者の体調及び第一室内の暑さ指数が表す第一室内の環境に適応した目標暑さ指数になるように、第一室内の空気を調和することができる。これにより、第一室内にいる在宅者の体調が悪化するリスクを軽減することができる。
また、前記目標暑さ指数と、前記第一室内の室内温度及び相対湿度の組み合わせと、が一対多の関係で対応付けられており、前記制御部は、前記第一室内の室内温度が、前記目標暑さ指数に対応付けられた前記組み合わせのうち、前記第二取得部が取得した前記第一室内の相対湿度を含む前記組み合わせに含まれる前記第一室内の室内温度となるように、前記第一空気調和装置を制御することが好ましい。
本構成によれば、第一室内の室内温度が、目標暑さ指数に対応付けられた複数の組み合わせのうち、第二取得部が取得した第一室内の相対湿度を含む組み合わせに含まれる第一室内の室内温度となるように、第一空気調和装置が制御される。このため、第一室内の相対湿度を一定に維持しながら、第一室内の暑さ指数が目標暑さ指数になるように第一空気調和装置を制御することができる。
また、前記一以上の電気機器には、前記住宅内の前記第一室内とは異なる第二室内の空気調和を行う第二空気調和装置が更に含まれ、前記第二取得部は、前記環境情報として前記第二室内の第二室内温度を更に取得し、前記制御部は、前記第二取得部が取得した前記第一室内温度と前記第二室内温度との温度差を算出し、前記温度差を前記第一空気調和装置及び前記第二空気調和装置を制御するときの制御指標として用いてもよい。
本構成によれば、制御部が第一空気調和装置及び第二空気調和装置を制御するときの制御指標として、第一室内温度と第二室内温度との温度差が用いられる。
このため、例えば、上記温度差の目標値を、ヒートショックになるリスクが少ないと考えられるときの温度差に定めることができる。そして、上記温度差が当該目標値よりも小さくなるように、第一空気調和装置及び第二空気調和装置を制御することができる。この場合、第一室内(第二室内)から第二室内(第一室内)に移動した在宅者が、ヒートショックになるリスクを軽減することができる。
このように、本構成によれば、第一室内(第二室内)から第二室内(第一室内)に移動した在宅者の体調が悪化するリスクを、第一室内室内温度と第二室内室内温度との温度差に応じて適切に軽減することができる。
また、前記制御部は、前記温度差が、前記評価部による評価結果及び当該温度差に予め対応付けられた目標温度差未満になるように、前記第一空気調和装置及び前記第二空気調和装置を制御することが好ましい。
本構成によれば、第一室内温度と第二室内温度との温度差が、評価部による評価結果が示す在宅者の体調並びに前記温度差が示す第一室内の室内温度と第二室内の室内温度との温度差に適応した目標温度差未満になるように、第一室内及び第二室内の空気を調和することができる。これにより、第一室内(第二室内)から第二室内(第一室内)に移動した在宅者の体調が、第一室内の室内温度と第二室内の室内温度との温度差が原因で悪化するリスクを軽減することができる。
本発明によれば、住宅内に配置された各電気機器を在宅者個別の体調に適応するように制御可能な住宅内機器制御システムを提供することができる。
以下、本発明に係る住宅内機器制御システムの一実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、住宅内機器制御システム100の概略構成図である。
図1に示すように、住宅内機器制御システム100は、住宅内のリビングR1内(第一室内)や浴室R2内(第二室内)等に配置された一以上の電気機器と、外気温センサーTS0と、生体センサーBSと、制御装置1と、を備えている。本実施形態では、住宅内に配置された一以上の電気機器として、リビングR1内に配置された電気機器及び浴室R2内に配置された電気機器について詳述し、他の室内に配置された電気機器についての説明は省略する。
リビングR1内には、温度センサーTS1、湿度センサーHS1、及びエアコンAC1(第一空気調和装置、電気機器)等の電気機器が配置されている。
温度センサーTS1は、リビングR1内の室内温度を定期的(例えば1分毎)に検出する。温度センサーTS1は、Wi−Fi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)等の無線通信規格に従って制御装置1との間で無線通信を行う機能を有する。温度センサーTS1は、検出した各室内温度を当該無線通信により制御装置1へ送信する。
湿度センサーHS1は、リビングR1内の相対湿度を定期的(例えば1分毎)に検出する。湿度センサーHS1は、Wi−FiやBluetooth等の無線通信規格に従って制御装置1との間で無線通信を行う機能を有する。湿度センサーHS1は、検出した各相対湿度を当該無線通信により制御装置1へ送信する。
エアコンAC1は、冷房運転又は暖房運転を行うことにより、リビングR1内の空気を冷やす又は暖める(空気調和を行う)。エアコンAC1は、ECHONET Lite規格に従って制御装置1との間で通信を行う機能を有する。エアコンAC1は、当該通信を行うことにより、制御装置1による制御の下でも動作する。
浴室R2内には、温度センサーTS2、湿度センサーHS2、及び浴室乾燥機AC2(第二空気調和装置、電気機器)等の電気機器が配置されている。
温度センサーTS2は、浴室R2内の室内温度を定期的(例えば1分毎)に検出する。温度センサーTS2は、Wi−FiやBluetooth等の無線通信規格に従って制御装置1との間で無線通信を行う機能を有する。温度センサーTS2は、検出した各室内温度を当該無線通信により制御装置1へ送信する。
湿度センサーHS2は、浴室R2内の相対湿度を定期的(例えば1分毎)に検出する。湿度センサーHS2は、Wi−FiやBluetooth等の無線通信規格に従って制御装置1との間で無線通信を行う機能を有する。湿度センサーHS2は、検出した各相対湿度を当該無線通信により制御装置1へ送信する。
浴室乾燥機AC2は、暖房運転を行うことにより、浴室R2内の空気を暖める(空気調和を行う)。浴室乾燥機AC2は、ECHONET Lite規格に従って制御装置1との間で通信を行う機能を有する。浴室乾燥機AC2は、当該通信を行うことにより、制御装置1による制御の下でも動作する。
外気温センサーTS0は、住宅の外壁等に設けられ、住宅外の気温(以下、外気温)を定期的(例えば1分毎)に検出する。外気温センサーTS0は、Wi−FiやBluetooth等の無線通信規格に従って制御装置1との間で無線通信を行う機能を有する。外気温センサーTS0は、検出した外気温を当該無線通信により制御装置1へ送信する。
生体センサーBSは、体調判定の指標となるバイタル情報を測定するセンサーである。バイタル情報には、最高血圧、最低血圧、脈伯及び体温が含まれる。生体センサーBSは、USB(Universal Serial Bus)端子を備えている。生体センサーBSは、当該USB端子と制御装置1が備えるUSB端子とに接続されたUSBケーブルを介して、USB規格に従って制御装置1との間で有線通信を行う機能を有する。生体センサーBSは、当該有線通信により、制御装置1からバイタル情報の測定指示を受信すると、バイタル情報の測定を開始し、当該測定の終了後、測定結果を制御装置1へ返信する。
尚、生体センサーBSは、Wi−FiやBluetooth等の無線通信規格に従って制御装置1との間で無線通信を行う機能を有していてもよい。これに合わせて、当該生体センサーBSは、当該無線通信により、制御装置1からバイタル情報の測定指示を受信し、測定結果を制御装置1へ返信してもよい。
制御装置1は、インターフェイス部20と、記憶部30と、操作表示部40と、本体制御部10と、を備えている。インターフェイス部20、記憶部30及び操作表示部40は、不図示の制御バスを介して本体制御部10との間で通信可能に接続されている。
インターフェイス部20は、上述のように、Wi−FiやBluetooth等の無線通信規格、ECHONET Lite規格及びUSB規格に従って、制御装置1が温度センサーTS1等の外部の各電気機器と通信を行うための不図示の各種通信インターフェイス回路を備えている。
記憶部30は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。
操作表示部40は、液晶ディスプレイ等の表示部41と、操作部42と、を備えている。操作部42は、表示部41に表示されたソフトキーのタッチ操作を行うための不図示のタッチパネル装置によって構成されている。
本体制御部10は、制御装置1の各部の動作を制御する。具体的には、本体制御部10は、所定の演算処理を実行する不図示のCPU(Central Processing Unit)、所定の制御プログラムが記憶されたEEPROM等の不図示の不揮発性メモリー、データを一時的に記憶するための不図示のRAM(Random Access Memory)、現在日時を計時する不図示のタイマー回路、及びこれらの周辺回路等を備えている。
本体制御部10は、不揮発性メモリー等に記憶された制御プログラムをCPUに実行させることにより、第一取得部11、第二取得部12、評価部13、制御部14、報知部15として動作する。
第一取得部11は、在宅者の体調に関連するバイタル情報を取得する。バイタル情報には、最高血圧、最低血圧、脈伯及び体温が含まれる。
図2は、バイタル情報の入力画面W1の一例を示す図である。具体的には、第一取得部11は、図2に示すバイタル情報の入力画面W1を表示部41に表示する。入力画面W1には、最高血圧の入力欄N11、最低血圧の入力欄N12、脈拍の入力欄N13、及び体温の入力欄N14が設けられている。また、入力画面W1には、ソフトキーとして、自動入力ボタンB11、キャンセルボタンB12、完了ボタンB13が設けられている。
各入力欄N11〜N14がタッチ操作されると、第一取得部11は、数値「0」〜「9」及び小数点「.」等を表す不図示のソフトキー(以下、テンキー)を表示する。テンキーがタッチ操作されると、第一取得部11は、当該テンキーが示す数値又は小数点を上記のタッチ操作された入力欄に入力する。例えば、図2は、最高血圧の入力欄N11がタッチ操作された後、数値「1」、「2」、「3」を表すテンキーが順次タッチ操作された結果、入力欄N11に数値「123」が入力された例を示している。
自動入力ボタンB11がタッチ操作されると、第一取得部11は、インターフェイス部20を制御し、バイタル情報の測定指示を生体センサーBSへ送信する。これに応じて、生体センサーBSは、バイタル情報の測定を開始し、当該測定の終了後、測定結果を返信する。生体センサーBSが返信したバイタル情報の測定結果がインターフェイス部20により受信されると、第一取得部11は、当該受信された測定結果に含まれる最高血圧、最低血圧、脈伯及び体温を各入力欄N11〜N14に入力する。
キャンセルボタンB12がタッチ操作されると、第一取得部11は、入力画面W1の表示部41への表示を終了する。
完了ボタンB13がタッチ操作されると、第一取得部11は、入力欄N11〜N14に入力された最高血圧、最低血圧、脈伯及び体温を、在宅者の体調を表すバイタル情報として取得する。また、第一取得部11は、バイタル情報を取得する度に、当該取得したバイタル情報を、上記タイマー回路によって計時された現在日時と対応付けて記憶部30に記憶する。
第二取得部12は、住宅内外の環境を表す環境情報を取得する。環境情報には、住宅外の天気及び気温(外気温)並びに住宅内の各室内の室内温度及び相対湿度が含まれる。
具体的には、インターフェイス部20は、外気温センサーTS0によって定期的に送信される外気温を受信する。第二取得部12は、インターフェイス部20が外気温センサーTS0によって送信された外気温を受信する度に、当該受信した外気温を記憶部30に記憶する。
これと同様にして、第二取得部12は、インターフェイス部20が温度センサーTS1、TS2、湿度センサーHS1、HS2によって送信されたリビングR1内、浴室R2内の室内温度、リビングR1内、浴室R2内の相対湿度を受信する度に、当該受信したリビングR1内、浴室R2内の室内温度、リビングR1内、浴室R2内の相対湿度を記憶部30に記憶する。
図3は、住宅外の環境を表す環境情報の入力画面W2の一例を示す図である。また、第二取得部12は、図3に示す住宅外の環境を表す環境情報の入力画面W2を表示部41に表示する。入力画面W2には、天気の入力欄N21、外気温の入力欄N22が設けられている。また、入力画面W2には、ソフトキーとして、キャンセルボタンB22、完了ボタンB23が設けられている。
入力欄N21がタッチ操作されると、第二取得部12は、天気「晴れ」、「曇り」、「雨」を表す不図示のソフトキー(以下、天気キー)を表示する。天気キーがタッチ操作されると、第二取得部12は、当該天気キーが示す天気を入力欄N21に入力する。例えば、図3は、入力欄N21がタッチ操作された後、天気「晴れ」を示す天気キーがタッチ操作された結果、入力欄N21に天気「晴れ」が入力された例を示している。
また、第二取得部12は、入力画面W2の表示時に、記憶部30に最も直近に記憶した外気温を入力欄N22に入力する。例えば、図3は、入力欄N22に外気温「35(℃)」が入力された例を示している。尚、第二取得部12は、入力画面W2の表示後、入力欄N22がタッチ操作されると、上記テンキーを表示し、テンキーがタッチ操作されると、当該テンキーが示す数値又は小数点を入力欄N22に入力する。
キャンセルボタンB22がタッチ操作されると、第二取得部12は、入力画面W2の表示を終了する。
完了ボタンB23がタッチ操作されると、第二取得部12は、入力欄N21、N22に入力された天気、外気温を住宅外の環境を表す環境情報として取得する。また、第二取得部12は、最も直近に記憶部30に記憶したリビングR1内、浴室R2内の室内温度、リビングR1内、浴室R2内の相対湿度を住宅内の環境を表す環境情報として取得する。
図1に参照を戻す。評価部13は、第一取得部11が取得したバイタル情報に基づいて在宅者の体調を評価する。図4は、評価部13が在宅者の体調の評価に用いる二つの表の一例を示す図である。具体的には、評価部13は、記憶部30に予め記憶されている図4(a)及び図4(b)に示す二つの表を用いて在宅者の体調を評価する。
評価部13は、先ず、図4(a)に示す表を用いて、第一取得部11が取得したバイタル情報に含まれる血圧、脈伯及び体温がそれぞれ良好であるか否かを評価する。図4(a)に示す表は、最高血圧、最低血圧、脈伯及び体温がそれぞれ良好であるときの基準値を定めた表である。
具体的には、評価部13は、第一取得部11が取得した最高血圧が、最高血圧の基準値である125mmHg未満の場合、最高血圧が良好であると評価する。また、評価部13は、第一取得部11が取得した最低血圧が、最低血圧の基準値である80mmHg未満の場合、最低血圧が良好であると評価する。そして、評価部13は、最高血圧及び最低血圧が共に良好であると評価した場合に、血圧が良好であると評価する。
評価部13は、第一取得部11が取得した脈拍が、脈拍の基準値である60以上80以下の場合、脈拍が良好であると評価する。
評価部13は、現在日時よりも過去の所定期間(例えば、過去一週間)の日時と対応付けて記憶部30に記憶されている各バイタル情報に含まれている体温を読み出し、当該読み出した体温の平均値を算出する。そして、評価部13は、第一取得部11が取得した体温が、体温の基準値である上記平均値±0.84℃以内の場合、つまり、第一取得部11が取得した体温と当該算出した平均値との差が0.84℃以内である場合、体温が良好であると評価する。
更に、評価部13は、図4(b)に示す表を用いて在宅者の体調レベルを評価する。図4(b)に示す表は、評価部13が先に行った血圧、脈拍、及び体温の各評価において良好であると評価した個数と、在宅者の体調レベルと、を対応付けた表である。
具体的には、評価部13は、先に行った血圧、脈拍、及び体温の各評価において良好と評価した個数が3個であった場合、在宅者の体調レベルが「3」であると評価する。同様に、評価部13は、良好と評価した個数が2個、1個、0個であった場合、在宅者の体調レベルが「2」、「1」、「0」であると評価する。
制御部14は、評価部13による評価結果及び第二取得部12が取得した環境情報に基づいて、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2を制御する。制御部14の詳細については後述する。
報知部15は、評価部13による評価結果及び第二取得部12が取得した環境情報に基づいて、在宅者の体調を向上させるための行動を表す健康アドバイス情報を報知する。
図5は、報知部15が報知する対象の健康アドバイス情報の決定に用いる表の一例を示す図である。具体的には、報知部15は、図5に示す表を用いて、評価部13による評価結果及び第二取得部12が取得した環境情報に適応した健康アドバイス情報を決定し、当該決定した健康アドバイス情報を表示部41に表示する。
図5に示す表は、評価部13による血圧、脈拍及び体温の評価結果と、第二取得部12が取得した環境情報が表す環境と、当該評価結果及び当該環境に適応した健康アドバイス情報と、を対応付けた表である。図5に示す表は、記憶部30に予め記憶されている。
例えば、評価部13によって、脈拍が良好でない(不良である)と評価されたとする。また、第二取得部12が取得した環境情報に含まれる天気が晴れであり、外気温が25℃未満であったとする。この場合、報知部15は、図5に示す表において、評価結果「脈拍が不良」及び環境「天気=晴れ、外気温<25℃」に対応付けられた健康アドバイス情報A2を、報知する対象の健康アドバイス情報として決定する。
図6は、健康アドバイス情報の表示画面W3の一例を示す図である。そして、図6に示すように、報知部15は、上記決定した健康アドバイス情報A2が表示された表示画面W3を表示部41に表示する。これにより、報知部15は、健康アドバイス情報A2を報知する。尚、操作表示部40に音声を出力するスピーカーを設けてもよい。そして、報知部15は、上記決定した健康アドバイス情報を表す音声を当該スピーカーに出力させることで、健康アドバイス情報を報知するようにしてもよい。
一方、評価部13によって、脈拍が不良であると評価されたが、第二取得部12が取得した環境情報に含まれる天気が晴れではない、又は、当該環境情報に含まれる外気温が25℃以上であったとする。この場合、報知部15は、図5に示す表において、評価結果「脈拍が不良」及び環境「その他」に対応付けられた健康アドバイス情報A3を、報知する対象の健康アドバイス情報として決定する。
また、評価部13によって、血圧が良好でない(不良である)と評価された場合、報知部15は、第二取得部12が取得した環境情報がどのような環境を表していたとしても、図5に示す表において、評価結果「血圧が不良」及び環境「全環境」に対応付けられた健康アドバイス情報A1を、報知する対象の健康アドバイス情報として決定する。
同様に、評価部13によって、体温が良好でない(不良である)と評価された場合も、報知部15は、第二取得部12が取得した環境情報がどのような環境を表していたとしても、図5に示す表において、評価結果「体温が不良」及び環境「全環境」に対応付けられた健康アドバイス情報A4を、報知する対象の健康アドバイス情報として決定する。
また、評価部13によって、血圧、脈拍、及び体温の全てが良好と評価され、つまり、体調レベルが「3」と評価されたとする。この場合、報知部15は、第二取得部12が取得した環境情報に含まれるリビングR1内の室内温度及び相対湿度に基づいて、リビングR1内の暑さ指数(WBGT値)を算出する。
図7は、暑さ指数の算出に用いられる表を示す図である。具体的には、報知部15は、図7に示す表を用いて、リビングR1内の室内温度及び相対湿度に対応するリビングR1内の暑さ指数を算出する。図7に示す表は、日本生気象学会により公表された「日常生活における熱中症予防指針」に掲載された表であり、気温(縦軸)及び相対湿度(横軸)の組み合わせと暑さ指数(WBGT値)とを対応付ける表となっている。図7に示す表は、記憶部30に予め記憶されている。
例えば、第二取得部12が取得したリビングR1内の室内温度が32℃であり、相対湿度が70%であったとする。この場合、報知部15は、リビングR1内の室内温度を図7の表に示す気温であるとし、図7に示す表において、気温「32(℃)」及び相対湿度「70(%)」に対応付けられた「31(℃)」(図7の表における実線楕円部)を、リビングR1内の暑さ指数として算出する。
図5に参照を戻す。評価部13によって血圧、脈拍、及び体温の全てが良好と評価された(体調レベルが「3」と評価された)場合に、図7を用いて算出したリビングR1内の暑さ指数が31℃以上であったとする。この場合、報知部15は、図5に示す表において、評価結果「血圧・脈拍・体温全て良好」及び環境「31℃≦暑さ指数」に対応付けられた健康アドバイス情報A5を、報知する対象の健康アドバイス情報として決定する。
また、評価部13によって血圧、脈拍及び体温の全てが良好と評価された(体調レベルが「3」と評価された)場合に、図7を用いて算出したリビングR1内の暑さ指数が28℃以上31℃未満であったとする。この場合、報知部15は、図5に示す表において、評価結果「血圧・脈拍・体温全て良好」及び環境「28℃≦暑さ指数<31℃」に対応する健康アドバイス情報A6を、報知する健康アドバイス情報として決定する。
次に、住宅内機器制御システム100の動作について説明する。当該説明の中で、制御部14の詳細について説明する。図8は、住宅内機器制御システム100の動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、先ず、第一取得部11は、上述のようにして、バイタル情報を取得する(S1)。第二取得部12は、上述のようにして、住宅内外の環境を表す環境情報を取得する(S2)。評価部13は、上述のようにして、ステップS1で取得されたバイタル情報に基づいて在宅者の体調を評価する(S3)。そして、報知部15は、上述のようにして、ステップS3の評価結果及びステップS2で取得された環境情報に基づいて健康アドバイス情報を報知する(S4)。
次に、制御部14は、上記タイマー回路によって計時された現在日付に基づいて季節が夏であるか冬であるかを判定する(S5)。
具体的には、記憶部30には、夏、冬のそれぞれに対応する期間が記憶されている。例えば、夏と対応付けて6月1日から9月30日までの期間が対応付けられ、冬と対応付けて11月1日から3月31日までの期間が対応付けられている。
制御部14は、ステップS5において、上記タイマー回路によって計時された現在日付が、記憶部30に夏と対応付けて記憶されている期間内にある場合は、季節が夏であると判定する(S5;夏)。同様に、制御部14は、上記タイマー回路によって計時された現在日付が、記憶部30に冬と対応付けて記憶されている期間内にある場合は、季節が冬であると判定する(S5;冬)。
ステップS5において季節が夏であると判定したとする(S5;夏)。この場合、制御部14は、ステップS2で第二取得部12が取得した環境情報に含まれるリビングR1内の室内温度及び相対湿度に基づいて、エアコンAC1を制御するときの制御指標として用いるリビングR1内の暑さ指数を算出する(S6)。
具体的には、制御部14は、報知部15による上述のリビングR1内の暑さ指数の算出方法と同様に、ステップS2で第二取得部12が取得したリビングR1内の室内温度を、図7の表に示す気温であるとする。そして、制御部14は、図7に示す表において、当該気温(リビングR1内の室内温度)及びステップS2で取得されたリビングR1内の相対湿度の組み合わせに対応付けられた暑さ指数をリビングR1内の暑さ指数として算出する。
次に、制御部14は、ステップS3における評価部13による評価結果及びステップS6で算出したリビングR1内の暑さ指数に基づいて、リビングR1内の暑さ指数の目標値(以下、目標暑さ指数)を決定する(S7)。
図9は、制御部14が目標暑さ指数の決定に用いる表の一例を示す図である。具体的には、ステップS7において、制御部14は、図9に示す表を用いて目標暑さ指数を決定する。図9に示す表は、評価部13により評価された在宅者の体調レベル及び第二取得部12が取得した環境情報が表す環境と、目標暑さ指数と、を対応付けた表である。図9に示す表は、記憶部30に予め記憶されている。
例えば、ステップS3において在宅者の体調レベルが「3」であると評価されたとする。また、ステップS2において取得された環境情報に含まれるリビングR1内の室内温度が32℃であり、当該環境情報に含まれる相対湿度が70%であったとする。その結果、ステップS6において、リビングR1内の暑さ指数が「31(℃)」(図7の表における実線楕円部)と算出されたとする。この場合、制御部14は、図9に示す表において、体調レベル「3」及び環境「暑さ指数≧25℃」に対応付けられた目標暑さ指数「24℃」を目標暑さ指数として決定する。
また、ステップS2において取得された環境情報に含まれるリビングR1内の室内温度が25℃であり、当該環境情報に含まれる相対湿度が70%であったとする。その結果、ステップS6において、リビングR1内の暑さ指数が「24(℃)」(図7の表における点線楕円部)と算出されたとする。
この場合、制御部14は、ステップS3において評価された在宅者の体調レベルが「0」〜「3」の何れであっても、図9に示す表において、体調レベル「0〜3」及び環境「暑さ指数<25℃」に対応付けられた目標暑さ指数「何もしない」を目標暑さ指数として決定する。
図8に参照を戻す。制御部14は、ステップS7で決定した目標暑さ指数が「何もしない」である場合(S8;YES)、エアコンAC1の制御を行わずに、処理を終了する。
一方、制御部14は、ステップS7で決定した目標暑さ指数が「何もしない」ではない場合(S8;NO)、リビングR1内の暑さ指数が、ステップS7で決定した目標暑さ指数になるように、エアコンAC1を制御する(S9)。
以下、ステップS9におけるエアコンAC1の制御について詳細に説明する。尚、当該説明では、上述のように、在宅者の体調レベルが「3」であると評価され、リビングR1内の室内温度が32℃であり、相対湿度が70%であるとする。これにより、リビングR1内の暑さ指数が「31(℃)」と算出され、目標暑さ指数が「24(℃)」に決定されたとする。
この場合、図7の表に示すように、目標暑さ指数「24(℃)」は、図7の網掛部に示す17個のリビングR1内の室内温度及び相対湿度の組み合わせと対応付けられている。つまり、目標暑さ指数と、リビングR1内の室内温度及び相対湿度の組み合わせとが、一対多の関係で対応付けられている。
この場合、制御部14は、目標暑さ指数「24(℃)」に対応付けられた17個の組み合わせのうち、ステップS2において第二取得部12が取得した相対湿度「70(%)」を含む組み合わせ(図7の点線楕円部)を選択する。そして、制御部14は、リビングR1内の室内温度が、当該選択した組み合わせに含まれるリビングR1内の室内温度「25(℃)」となるように、エアコンAC1を制御する。
具体的には、制御部14は、インターフェイス部20を制御し、上記選択した組み合わせに含まれるリビングR1内の室内温度「25℃」を冷房運転時の室内の目標温度として設定する指示をエアコンAC1へ送信する。エアコンAC1は、当該指示を受信すると室内の目標温度を「25℃」に設定して冷房運転を行う。
図8に参照を戻す。ステップS9の後は、ステップS10が行われる。ステップS10では、先ず、第二取得部12が、最も直近に記憶部30に記憶したリビングR1内の室内温度及び相対湿度をリビングR1内の現在の環境を表す環境情報として取得する。そして、制御部14は、ステップS6と同様の方法で、第二取得部12がリビングR1内の現在の環境を表す環境情報として取得したリビングR1内の室内温度及び相対湿度に対応するリビングR1内の暑さ指数を算出する。そして、制御部14は、当該算出した暑さ指数がステップS7で決定した目標暑さ指数に到達しているか否かを判定する(S10)。
制御部14は、ステップS10において、リビングR1内の暑さ指数がステップS7で決定した目標暑さ指数に到達していないと判定した場合(S10;NO)、ステップS7以降の処理を繰り返す。尚、制御部14は、ステップS10の後に行うステップS7では、ステップS6で算出したリビングR1内の暑さ指数に代えて、当該ステップS7の直前に行ったステップS10で算出したリビングR1内の暑さ指数を用いて目標暑さ指数を決定する。
その後、制御部14は、ステップS10において、リビングR1内の暑さ指数がステップS7で決定した目標暑さ指数に到達したと判定した場合(S10;YES)、処理を終了する。
図10は、住宅内機器制御システムの動作の一例を示すフローチャートである。一方、制御部14は、ステップS5において季節が冬であると判定した場合(S5;冬)、図10に示すステップS21を行う。ステップS21において、制御部14は、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2を制御するときの制御指標として用いる、ステップS2で第二取得部12が取得した環境情報に含まれるリビングR1内の室内温度と、当該環境情報に含まれる浴室R2内の室内温度と、の温度差を算出する(S21)。
次に、制御部14は、ステップS3における評価部13による評価結果及びステップS2で取得された環境情報に基づいて、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標を決定する(S22)。
図11は、制御部14がエアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標の決定に用いる表の一例を示す図である。具体的には、ステップS22において、制御部14は、図11に示す表を用いてエアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標を決定する。
図11に示す表は、評価部13により評価された在宅者の体調レベル及び第二取得部12が取得した環境情報が表す環境と、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標と、を対応付けた表である。図11に示す表は、記憶部30に予め記憶されている。
例えば、ステップS3において在宅者の体調レベルが「0」であると評価されたとする。この場合、制御部14は、第二取得部12が取得した環境情報がどのような環境を表していたとしても、図11に示す表において、体調レベル「0」及び環境「全環境」に対応付けられたエアコン制御の目標「室内温度=23℃」を、エアコンAC1の制御の目標として決定する。また、制御部14は、図11に示す表において、体調レベル「0」及び環境「全環境」に対応付けられた浴室乾燥機制御の目標「入浴30分前にON」を、浴室乾燥機AC2の制御の目標として決定する。
同様に、制御部14は、ステップS3において在宅者の体調レベルが「1」、「2」であると評価された場合、図11に示す表において、体調レベル「1」、「2」及び環境「全環境」に対応付けられたエアコン制御の目標「室内温度=22℃」、「室内温度=22℃」をエアコンAC1の制御の目標として決定し、体調レベル「1」、「2」及び環境「全環境」に対応付けられた浴室乾燥機制御の目標「入浴30分前にON」を浴室乾燥機AC2の制御の目標として決定する。
また、ステップS3において在宅者の体調レベルが「3」であると評価され、ステップS21において算出された温度差が5℃以上であったとする。この場合、制御部14は、図11に示す表において、体調レベル「3」及び環境「リビングと浴室との温度差≧5℃」に対応付けられた「リビングと浴室との温度差<5℃(目標温度差)」をエアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標として決定する。
また、ステップS3において在宅者の体調レベルが「3」であると評価され、ステップS21において算出された温度差が5℃未満であったとする。この場合、制御部14は、図11に示す表において、体調レベル「3」及び環境「リビングと浴室の温度差<5℃」に対応付けられたエアコン制御の目標「室内温度=21℃」、浴室乾燥機制御の目標「何もしない」を、エアコンAC1の制御の目標、浴室乾燥機AC2の制御の目標として決定する。
図10に参照を戻す。そして、制御部14は、ステップS22で決定したエアコンAC1の制御の目標に到達するように、エアコンAC1の制御を行う(S23)。また、制御部14は、ステップS22で決定した浴室乾燥機AC2の制御の目標に到達するように、浴室乾燥機AC2の制御を行う(S23)。
例えば、上述のように、ステップS3において在宅者の体調レベルが「0」であると評価されたため、ステップS22において、エアコンAC1の制御の目標が「室内温度=23℃」に決定され、浴室乾燥機AC2の制御の目標が「入浴30分前にON」に決定されたとする。この場合、制御部14は、エアコンAC1の制御の目標「室内温度=23℃」に到達するようにエアコンAC1の制御を行い、浴室乾燥機AC2の制御の目標「入浴30分前にON」に到達するように浴室乾燥機AC2の制御を行う(S23)。
具体的には、制御部14は、暖房運転時の室内の目標温度として「23℃」を設定する指示をエアコンAC1へ送信する。エアコンAC1は、当該指示を受信すると室内の目標温度を「23℃」に設定して暖房運転を行う。
また、上記制御プログラムのインストール時には、例えば、在宅者が起床する予定の時間帯、外出する予定の時間帯、帰宅する予定の時間帯、入浴する予定の時間帯、就寝する予定の時間帯等、在宅者が行う行動毎に、当該行動を行う予定の時間帯(以下、行動予定時間帯)の初期値が記憶部30に予め記憶されるようになっている。また、記憶部30に記憶されている各行動予定時間帯は、不図示のシステム設定画面を用いて在宅者が更新(書き換え、変更)できるようになっている。
そこで、制御部14は、在宅者が入浴する予定の時間帯を記憶部30から読み出し、暖房運転を、当該読み出した時間帯の開始時刻(以下、入浴開始予定時刻)の30分前の時刻に開始する指示を、浴室乾燥機AC2へ送信する。浴室乾燥機AC2は、当該指示を受信すると、当該入浴開始予定時刻の30分前の時刻に暖房運転を開始する設定(所謂タイマー設定)を行う。
また、上述のように、在宅者の体調レベルが「3」であると評価され、ステップS21で算出された温度差が5℃以上であったため、ステップS22において、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標が「リビングと浴室との温度差<5℃」に決定されたとする。この場合、制御部14は、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標「リビングと浴室との温度差<5℃」に到達するようにエアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御を行う(S23)。
具体的には、制御部14は、暖房運転時の室内の目標温度として「21℃」を設定する指示をエアコンAC1へ送信する。エアコンAC1は、当該指示を受信すると室内の目標温度を「21℃」に設定して暖房運転を行う。一方、制御部14は、浴室乾燥機AC2の暖房運転を、上記入浴開始予定時刻の30分前に開始する指示を浴室乾燥機AC2へ送信する。浴室乾燥機AC2は、当該指示を受信すると、上記入浴開始予定時刻の30分前に暖房運転を開始する設定を行う。
また、上述のように、在宅者の体調レベルが「3」であると評価され、ステップS21で算出された温度差が5℃未満であったとする。このため、ステップS22において、エアコンAC1の制御の目標が「室内温度=21℃」に決定され、浴室乾燥機AC2の制御の目標が「何もしない」に決定されたとする。この場合、制御部14は、エアコンAC1の制御の目標が「室内温度=21℃」に到達するようにエアコンAC1の制御を行い、浴室乾燥機AC2の制御の目標「何もしない」に到達するように浴室乾燥機AC2の制御を行う。
具体的には、制御部14は、暖房運転時の室内の目標温度として「21℃」を設定する指示をエアコンAC1へ送信する。エアコンAC1は、当該指示を受信すると室内の目標温度を「21℃」に設定して暖房運転を行う。一方、制御部14は、浴室乾燥機AC2へは何ら指示を送信しない。つまり、制御部14は、浴室乾燥機AC2の制御を行わない。
ステップS23の後は、ステップS24が行われる。ステップS24では、先ず、第二取得部12が、最も直近に記憶部30に記憶したリビングR1内及び浴室R2内の室内温度をリビングR1内及び浴室R2内の現在の環境を表す環境情報として取得する。そして、制御部14は、第二取得部12がリビングR1内及び浴室R2内の現在の環境を表す環境情報として取得したリビングR1内の室内温度と浴室R2内の室内温度との温度差を算出する。そして、制御部14は、ステップS23で行った各制御が、ステップS22で決定した各制御の目標に到達しているか否かを判定する(S24)。
例えば、上述のように、制御部14が、ステップS23において、エアコンAC1の制御の目標「室内温度=23℃」に到達するようにエアコンAC1の制御を行ったとする。この場合、制御部14は、ステップS24において、第二取得部12が取得した現在のリビングR1内の室内温度が23℃に到達していれば、エアコンAC1の制御が目標に到達したと判定し、23℃に到達していなければ、エアコンAC1の制御が目標に到達していないと判定する。
また、上述のように、制御部14が、ステップS23において、浴室乾燥機AC2の制御の目標「入浴30分前にON」に到達するように浴室乾燥機AC2の制御を行ったとする。この場合、制御部14は、ステップS24において、上記タイマー回路が計時した現在時刻が、上記入浴開始予定時刻の30分前の時刻よりも前の時刻であるときは、浴室乾燥機AC2の制御が目標に到達していないと判定する。また、制御部14は、現在時刻が上記入浴開始予定時刻の30分前の時刻以降の時刻であるときは、浴室乾燥機AC2が暖房運転を行っていれば、浴室乾燥機AC2の制御が目標に到達していると判定し、浴室乾燥機AC2が暖房運転を行っていなければ、浴室乾燥機AC2の制御が目標に到達していないと判定する。
また、上述のように、ステップS22において、浴室乾燥機AC2の制御の目標が「何もしない」に決定され、制御部14が、ステップS23において、浴室乾燥機AC2の制御を行わなかったとする。この場合、制御部14は、浴室乾燥機AC2の制御を何も行っていないので、ステップS24において、浴室乾燥機AC2の制御の目標「何もしない」に到達していると判定する。
また、上述のように、制御部14が、ステップS23において、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標「リビングと浴室との温度差<5℃」に到達するようにエアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御を行ったとする。この場合、制御部14は、ステップS24において、第二取得部12がリビングR1内及び浴室R2内の現在の環境を表す環境情報として取得した、リビングR1内の室内温度と浴室R2内の室内温度との温度差を算出する。そして、制御部14は、当該算出した温度差が5℃未満であるか否かを判定する。
制御部14は、ステップS24において、ステップS23で行った制御のうちの少なくとも一つが、ステップS22で決定した制御の目標に到達していないと判定した場合(S24;NO)、ステップS22以降の処理を繰り返す。尚、制御部14は、ステップS24の後に行うステップS22では、ステップS21で算出した温度差に代えて、当該ステップS22の直前に行ったステップS24で算出した温度差を用いて、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標を決定する。
その後、制御部14は、ステップS24において、ステップS23で行った制御の全てがステップS22で決定した制御の目標に到達したと判定した場合(S24;YES)、処理を終了する。
(1)上記実施形態の構成によれば、第二取得部12が取得した環境情報が表す住宅内外の環境だけでなく、第一取得部11が取得したバイタル情報に基づく在宅者の体調の評価結果にも基づいて、住宅内の各電気機器が制御される。このため、住宅内外の環境のみに基づいて各電気機器を制御する場合よりも、在宅者個別の体調に適応するように住宅内の各電気機器を制御することができる。
(2)上記実施形態の構成によれば、報知部15によって、在宅者個別の体調及び住宅内外の環境に基づいて健康アドバイス情報が在宅者に報知される。このため、住宅内外の環境のみに基づいて健康アドバイス情報を報知する場合よりも、在宅者個別の体調に適応した健康アドバイス情報を在宅者に報知することができる。これにより、在宅者は、健康アドバイス情報が表す、在宅者個別の体調及び住宅内外の環境に適応した、自身の体調を向上させるための行動を行い易くなる。
(3)上記実施形態の構成によれば、制御部14がエアコンAC1を制御するときの制御指標として、リビングR1室内の室内温度及び相対湿度に基づいて算出されたリビングR1内の暑さ指数が用いられる。
このため、例えば、日本生気象学会により公表されている、熱中症の注意喚起が必要なときの暑さ指数を参考にして、リビングR1内の暑さ指数の目標値を熱中症の注意喚起が必要ではないときの暑さ指数に定め、リビングR1内の暑さ指数が当該目標値になるようにエアコンAC1を制御することができる。この場合、リビングR1内にいる在宅者が熱中症になるリスクを軽減することができる。
このように、上記実施形態の構成によれば、リビングR1内にいる在宅者の体調が悪化するリスクをリビングR1室内の暑さ指数に応じて適切に軽減することができる。
(4)上記実施形態の構成によれば、リビングR1内の暑さ指数が、評価部13による評価結果が表す在宅者の体調及びリビングR1内の暑さ指数が表すリビングR1の環境に適応した目標暑さ指数になるように、リビングR1内の空気を調和することができる。これにより、リビングR1内にいる在宅者の体調が悪化するリスクを軽減することができる。
(5)上記実施形態の構成によれば、リビングR1内の室内温度が、目標暑さ指数に対応付けられた複数の組み合わせのうち、第二取得部12が取得したリビングR1内の相対湿度を含む組み合わせに含まれるリビングR1内の室内温度となるように、エアコンAC1が制御される。このため、リビングR1内の相対湿度を一定に維持しながら、リビングR1内の暑さ指数が目標暑さ指数になるようにエアコンAC1を制御することができる。
(6)上記実施形態の構成によれば、制御部14がエアコンAC1及び浴室乾燥機AC2を制御するときの制御指標として、リビングR1内の室内温度と浴室R2内の室内温度との温度差が用いられる。
このため、例えば、上記温度差の目標値を、ヒートショックになるリスクが少ないと考えられるときの温度差に定めることができる。そして、上記温度差が当該目標値よりも小さくなるように、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2を制御することができる。この場合、リビングR1内(浴室R2内)から浴室R2内(リビングR1内)に移動した在宅者が、ヒートショックになるリスクを軽減することができる。
このように、本構成によれば、リビングR1内(浴室R2内)から浴室R2内(リビングR1内)に移動した在宅者の体調が悪化するリスクを、リビングR1内の室内温度と浴室R2内の室内温度との温度差に応じて適切に軽減することができる。
(7)上記実施形態の構成によれば、リビングR1内の室内温度と浴室R2内の室内温度との温度差が、評価部13による評価結果が示す在宅者の体調並びに前記温度差が示すリビングR1室内の室内温度と浴室R2内の室内温度との温度差に適応した目標温度差未満になるように、リビングR1内及び浴室R2内の空気を調和することができる。これにより、リビングR1内(浴室R2内)から浴室R2内(リビングR1内)に移動した在宅者の体調が、リビングR1内の室内温度と浴室R2内の室内温度との温度差が原因で悪化するリスクを軽減することができる。
尚、上記実施形態は、本発明に係る実施形態の例示に過ぎず、本発明を上記実施形態に限定する趣旨ではない。例えば、図2、3、6に示す各画面の画面構成や、図4、5、9、11に示す各表の内容を設計事項として適宜変更してもよい。また、浴室R2内と同様に、トイレ内にも温度センサー及び湿度センサーを備えるようにしてもよい。そして、制御部14が、評価部13による評価結果及び第二取得部12が取得したトイレ内の室内温度及び相対湿度に基づいて、当該トイレ内に配置された便座を加温する加温装置を、トイレ内の空気を暖める空気調和装置として、浴室乾燥機AC2と同様に制御するようにしてもよい。また、以下に示す変形実施形態であってもよい。
(1)操作表示部40は、Wi−FiやBluetooth等の無線通信規格に従って無線通信可能なタブレット端末やスマートフォン等、制御装置1とは別の装置で構成してもよい。そして、当該操作部40と本体制御部10との間で、上記制御バスを用いた通信に代えて、インターフェイス部20を介して無線通信を行うようにしてもよい。
(2)第二取得部12による住宅内の環境を表す環境情報の取得方法は、上記実施形態で説明した方法に限らない。例えば、第二取得部12は、外気温を取得する場合と同様、住宅内の環境を表す環境情報の入力欄が設けられた入力画面を表示部41に表示してもよい。そして、第二取得部12は、当該入力画面において在宅者がソフトキーのタッチ操作によって入力した住宅内の環境を表す環境情報を取得してもよい。
また、インターフェイス部20に、LANやインターネット等に接続された住宅内外のパソコンやサーバーとの間で、イーサネット(登録商標)規格に従って通信を行う通信インターフェイス回路を備えるようにしてもよい。これに合わせて、第二取得部12が、インターフェイス部20を制御して、インターネットに接続された気象情報提供会社のサーバーへアクセスし、住宅外の天気を表す情報を取得するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、制御部14は、ステップS5において判定した季節に応じて、ステップS6以降を実行するか、ステップS21以降を実行するかを切り替えることで、季節に応じて各電気機器の制御内容を変更していた。しかし、制御部14は、ステップS5を省略し、季節によらずに、ステップS6以降の処理及びステップS21以降の処理を実行するようにしてもよい。
また、制御部14が、現在時刻が記憶部30に記憶されているどの行動予定時間帯に含まれているかに基づいて、各電気機器の制御の内容を変更するようにしてもよい。
例えば、ステップS3において在宅者の体調レベルが「3」であると評価され、ステップS21において、第二取得部12が取得した環境情報に基づいて算出された温度差が5℃以上であったとする。この場合、上述のように、制御部14は、ステップS22において、図11に示す表を用いて「リビングと浴室との温度差<5℃」をエアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標として決定する。しかし、制御部14は、現在時刻が記憶部30に記憶されている入浴する予定の時間帯に含まれない場合には、エアコンAC1及び浴室乾燥機AC2の制御の目標を「何もしない」に変更するようにしてもよい。
この場合、更に、在宅者が現在行おうとしている行動に適応するように、住宅内の各電気機器を制御することができる。
(4)報知部15は、健康アドバイス情報を報知する場合に、更に、第一取得部11が現在時刻以前の時刻と対応付けて記憶部30に記憶した各バイタル情報を時系列に並べたグラフを表示部41に表示する等して、第一取得部11が現在までに取得したバイタル情報を取得順に報知するようにしてもよい。
この場合、第一取得部11が現在までに取得したバイタル情報が取得順に報知されるので、在宅者は、自身のバイタル情報の変化に気付き易くなる。その結果、在宅者は、自身の体調の変化に気付き易くなる。
(5)本体制御部10が報知部15として動作しないようにし、ステップS4を省略するようにしてもよい。
1 制御装置
11 第一取得部
12 第二取得部
13 評価部
14 制御部
15 報知部
30 記憶部
100 住宅内機器制御システム
A1〜A6 健康アドバイス情報
AC1 エアコン(電気機器、第一空気調和装置)
AC2 浴室乾燥機(電気機器、第二空気調和装置)
R1 リビング
R2 浴室
11 第一取得部
12 第二取得部
13 評価部
14 制御部
15 報知部
30 記憶部
100 住宅内機器制御システム
A1〜A6 健康アドバイス情報
AC1 エアコン(電気機器、第一空気調和装置)
AC2 浴室乾燥機(電気機器、第二空気調和装置)
R1 リビング
R2 浴室
Claims (9)
- 住宅内に配置された一以上の電気機器と、
各前記電気機器を制御可能な制御装置とを備え、
前記制御装置は、
在宅者の体調に関連するバイタル情報を取得する第一取得部と、
前記住宅内外の環境を表す環境情報を取得する第二取得部と、
前記第一取得部が取得した前記バイタル情報に基づいて前記在宅者の体調を評価する評価部と、
前記評価部による評価結果及び前記第二取得部が取得した前記環境情報に基づいて各前記電気機器を制御する制御部と、
を備える住宅内機器制御システム。 - 前記制御装置は、
前記在宅者が行う行動毎に、当該行動を行う予定の時間帯である行動予定時間帯を予め記憶する記憶部を更に備え、
前記制御部は、
現在時刻が前記記憶部に記憶されているどの前記行動予定時間帯に含まれているかに基づいて、各前記電気機器の制御の内容を変更する請求項1に記載の住宅内機器制御システム。 - 前記制御装置は、
前記評価部による評価結果及び前記第二取得部が取得した前記環境情報に基づいて、前記在宅者の体調を向上させるための行動を表す健康アドバイス情報を報知する報知部を更に備える請求項1又は2に記載の住宅内機器制御システム。 - 前記報知部は、更に、前記第一取得部が現在までに取得した前記バイタル情報を取得順に報知する請求項3に記載の住宅内機器制御システム。
- 前記一以上の電気機器には、前記住宅内の第一室内の空気調和を行う第一空気調和装置が含まれ、
前記第二取得部は、
前記第一室内の室内温度及び相対湿度を前記環境情報として取得し、
前記制御部は、
前記第二取得部が取得した前記第一室内の室内温度及び相対湿度に基づいて前記第一室内の暑さ指数を算出し、前記第一室内の暑さ指数を前記第一空気調和装置を制御するときの制御指標として用いる請求項1から4の何れか一項に記載の住宅内機器制御システム。 - 前記制御部は、
前記第一室内の暑さ指数が、前記評価部による評価結果及び当該第一室内の暑さ指数に予め対応付けられた目標暑さ指数になるように、前記第一空気調和装置を制御する請求項5に記載の住宅内機器制御システム。 - 前記目標暑さ指数と、前記第一室内の室内温度及び相対湿度の組み合わせと、が一対多の関係で対応付けられており、
前記制御部は、
前記第一室内の室内温度が、前記目標暑さ指数に対応付けられた前記組み合わせのうち、前記第二取得部が取得した前記第一室内の相対湿度を含む前記組み合わせに含まれる前記第一室内の室内温度となるように、前記第一空気調和装置を制御する請求項6に記載の住宅内機器制御システム。 - 前記一以上の電気機器には、前記住宅内の前記第一室内とは異なる第二室内の空気調和を行う第二空気調和装置が更に含まれ、
前記第二取得部は、
前記環境情報として前記第二室内の第二室内温度を更に取得し、
前記制御部は、
前記第二取得部が取得した前記第一室内温度と前記第二室内温度との温度差を算出し、前記温度差を前記第一空気調和装置及び前記第二空気調和装置を制御するときの制御指標として用いる請求項5から7の何れか一項に記載の住宅内機器制御システム。 - 前記制御部は、
前記温度差が、前記評価部による評価結果及び当該温度差に予め対応付けられた目標温度差未満になるように、前記第一空気調和装置及び前記第二空気調和装置を制御する請求項8に記載の住宅内機器制御システム。
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