JP7274270B2 - 入浴管理システム - Google Patents

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本発明は、入浴管理システムに関する。
浴室での死亡事故は年間約5,000件に上る。浴室での死亡事故の原因のひとつは、長く入浴することで起こる熱中症である。消費者庁は、「湯温は41度以下、湯に漬かる時間は10分まで」という目安を守るように呼びかけている。
特許文献1では、こうした浴室での事故を抑止するために、湯温と入浴時間に基づいて体温を推定し、その結果に基づいて出浴時刻を報知する技術が提案されている。
特開昭57-075652号公報
ユーザの中には一度に複数回入浴する者もいる。例えば、まず入浴し、身体を洗ってから再度入浴する者がいる。特許文献1に記載されるような従来の技術では、このように複数回入浴する場合について考慮されておらず、その場合のユーザの体温を精度良く推定できない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、入浴中のユーザの体温をより精度良く推定できる入力管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の入浴管理システムは、2回目の入浴中のユーザの体温を、1回目の入浴の入浴時間および湯温と、2回目の入浴の入浴時間および湯温とに基づいて推定する体温推定部を備える。
本発明によれば、入浴中のユーザの体温をより精度良く推定できる。
実施の形態に係る入浴管理システムを示す模式図である。 図1のセンサデバイスの構成図である。 入浴時の入浴管理システムの動作を示すフローチャートである。 出浴時の入浴管理システムの動作を示すフローチャートである。
図1は、実施の形態に係る入浴管理システム1を示す模式図である。入浴管理システム1は、入浴者の体温を推定するためのセンサデバイス10と、第1端末51と、第2端末52と、第3端末53と、を備える。センサデバイス10と第1端末51とは、有線または無線(図示の例では無線)により接続される。第2端末52および第3端末53と第1端末51とは、公知の通信網を介して接続される。なお、第2端末52および第3端末53とセンサデバイス10とが、公知の通信網を介して直接接続されてもよい。
センサデバイス10は、浴槽内の湯に浮かべられ、入浴すなわち浴槽に入って湯に浸っているユーザの体温を後述するように推定する。第1端末51は、センサデバイス10が配置された浴室と同じ家の中に、例えばリビングやキッチンに設けられ、センサデバイス10から送信された入浴中のユーザの体温に関する情報を音声や画面表示により通知する。
第2端末52は、遠隔地に、例えば遠隔地の家族の家の中に、また例えば所定の監視センターに設けられる。第3端末53は、例えばスマートホンなどのモバイル端末である。第2端末52および第3端末53は、第1端末51を介して送信された入浴中のユーザの体温に関する情報を音声や画面表示により通知する。なお、第2端末52および第3端末53とセンサデバイス10とが直接接続されている場合は、センサデバイス10から第2端末52および第3端末53に入浴中のユーザの体温に関する情報が直接送信されてもよい。
図2は、センサデバイス10の構成図である。センサデバイス10は、温度センサ12と、入浴検出センサ14と、制御装置16と、を備える。
温度センサ12は、例えばサーミスタであり、浴槽内の湯の温度を検出する。温度センサ12は、検出した温度を所定の周期で制御装置16に出力する。
入浴検出センサ14は、ユーザが入浴しているか否か、すなわち浴槽に入って湯に浸かっているか否かを検出する。入浴検出センサ14は、検出結果を所定の周期で制御装置16に出力する。入浴検出センサ14は、本実施の形態では心電センサであり、ユーザが入浴している場合にそのユーザの心拍による心電信号を湯を介して検出する。なお、入浴検出センサ14は、心電センサには限定されず、例えば水位センサであってもよいし、その他のセンサであってもよい。水位センサである場合、入浴検出センサ14は、ユーザが浴槽に入ったり浴槽から出たりしたときの水位の変化を検出する。
制御装置16については機能ブロックが示されている。ここに示す各ブロックは、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIなどにより実現され、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、またはハードウエアとソフトウエアの組合せなど、いろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
制御装置16は、通信部20と、データ処理部30と、データ保持部40と、を含む。通信部20は、他の装置との間の通信を制御する。通信部20は、有線又は無線の任意の通信方式により通信を行ってもよい。
データ保持部40は、データ処理部30により使用されるプログラム、データなどを記憶する。データ保持部40は、入浴開始時体温保持部41と、出浴開始時体温保持部42と、現在体温保持部43と、入浴時間保持部44と、出浴時間保持部45と、湯温保持部46と、を含む。
現在体温保持部43は、ユーザの現在の推定体温を保持する。入浴前は、現在体温保持部43は、予め定めた初期値を保持する。初期値は、平熱時の平均的な体温であってもよい。入浴してからは、現在体温保持部43は、後述するように体温推定部37によって推定された体温を保持する。
入浴開始時体温保持部41は、直近の入浴における入浴開始時のユーザの体温、具体的には入浴開始時に現在体温保持部43に保持されている体温を保持する。出浴開始時体温保持部42は、直近の入浴を終えた(すなわち浴槽から洗い場に出た)ときのユーザの体温、具体的には入浴を終えたときに現在体温保持部43に保持されている体温を保持する。
入浴時間保持部44は、入浴時間すなわち入浴を開始してからの経過時間を保持する。複数回入浴する場合、入浴時間保持部44は、入浴時間を上書きして保持してもよいし、各入浴の入浴時間を別個に保持してもよい。出浴時間保持部45は、出浴時間すなわち入浴を終えて洗い場にいる時間を保持する。複数回入浴する場合、出浴時間保持部45は、出浴時間を上書きして保持してもよいし、各入浴後の出浴時間を別個に保持してもよい。湯温保持部46は、入浴中の湯温、具体的には入浴中の平均湯温を保持する。
データ処理部30は、入浴判定部31と、入浴時初期体温登録部32と、出浴時初期体温登録部33と、入浴時間登録部34と、出浴時間登録部35と、湯温登録部36と、体温推定部37と、通知部38と、を含む。
入浴判定部31は、入浴検出センサ14からの検出結果に基づいて、ユーザが入浴中であるか否かを判定する。本実施の形態の入浴判定部31は、入浴検出センサ14がユーザの心拍を検出していればユーザが入浴中であると判定し、入浴検出センサ14がユーザの心拍を検出していなければユーザ出浴中であると判定する。
入浴時初期体温登録部32は、入浴判定部31からの判定結果に基づいてユーザが入浴を開始したことを特定すると、現在体温保持部43に保持されているユーザの現在の推定体温を入浴開始時体温保持部41に登録する。上述したように入浴前は予め定めた初期値が現在体温保持部43に保持されているため、初回の入浴では初期値が入浴開始時体温保持部41に保持される。また、上述したように入浴してからは体温推定部37によって推定された体温が現在体温保持部43に保持されているため、2回目以降の入浴では体温推定部37によって推定された体温が保持される。
また、出浴時初期体温登録部33は、入浴判定部31からの判定結果に基づいてユーザが入浴を終えたことを特定すると、現在体温保持部43に保持されているユーザの現在の推定体温を出浴開始時体温保持部42に登録する。
入浴時間登録部(入浴時間カウント部)34は、入浴時間をカウントし、入浴時間保持部44に保持される入浴時間を更新する。出浴時間登録部(出浴時間カウント部)35は、出浴時間をカウントし、出浴時間保持部45に保持される出浴時間を更新する。
湯温登録部36は、ユーザが入浴している間、温度センサ12からの検出結果に基づいて湯温保持部46に保持される平均湯温を更新する。湯温登録部36は、ユーザが入浴を終えると、平均湯温の更新を終了する。
体温推定部37は、入浴中および出浴中の体温を推定する。具体的には、体温推定部37は、入浴中は、入浴時間保持部44に保持される入浴時間と湯温保持部46に保持される平均湯温とに基づいて体温の上昇を推定する。例えば、入浴時間および平均湯温と体温の上昇との対応関係を実験やシミュレーションによって予め特定しておき、体温推定部37はその対応関係に基づいて体温の上昇を推定してもよい。そして体温推定部37は、入浴開始時体温保持部41に保持される入浴開始時の体温に推定した上昇体温を加えた体温を現在の体温として推定する。体温推定部37は、推定した体温を現在体温保持部43に登録する。
また体温推定部37は、出浴中は、出浴時間保持部45に保持される出浴時間に基づいて体温の低下を推定する。例えば、出浴時間と体温の低下との対応関係を実験やシミュレーションによって予め特定しておき、湯温登録部36はその対応関係に基づいて体温の低下を推定してもよい。そして体温推定部37は、出浴開始時体温保持部42に保持される出浴開始時の体温から推定した低下体温を差し引いた体温を現在の体温として推定する。体温推定部37は、推定した体温を現在体温保持部43に登録する。
また、出浴時間が所定の時間(例えば30分)を経過した場合、ユーザが浴室から出たものと推定される。この場合、体温推定部37は、現在体温保持部43に保持される推定体温を初期値にリセットし、入浴時間登録部34は、入浴時間保持部44に保持される入浴時間を初期値(0)にリセットする。以降、上述の所定の時間を「リセット時間」と呼ぶ。
浴室の入り口には、リセットスイッチ8が設けられる。ユーザは、浴室に入る前にこのリセットスイッチ8を押す。リセットスイッチ8が押された場合も、体温推定部37は、現在体温保持部43に保持される推定体温を初期値にリセットし、入浴時間登録部34は、入浴時間保持部44に保持される入浴時間を初期値にリセットする。
変形例として、センサデバイス10にリセットスイッチ8が設けられてもよい。この場合、ユーザは、1回目の入浴開始時にリセットスイッチ8を押せばよい。
通知部38は、ユーザの入浴中に、ユーザの推定体温が警告体温以上であるか否か、警告体温未満である場合は第1の時間(例えば2分)内に警告体温に到達するか否か、警告体温以上である場合は危険体温以上であるか否か、を判定する。危険体温は例えば、意識障害を起こすおそれがある体温である。危険体温は、例えば39度に設定される。警告体温は、危険温度よりも低い体温であって、意識障害を起こすおそれはないものの湯から出ることが推奨される体温である。警告体温は、例えば38度に設定される。なお、第1の時間後の推定体温については、体温推定部37に推定させればよい。具体的には、入浴時間保持部44に保持される入浴時間に第1の時間を加えた入浴時間と出浴時間登録部35に保持される平均湯温とに基づいて、第1の時間後の推定体温を推定させればよい。
通知部38は、第1の時間内に警告体温に到達する場合、警告体温以上で危険体温未満である場合、危険体温以上である場合に、それぞれに応じたメッセージを、センサデバイス10自身、第1端末51、第2端末52および第3端末53に通知する。具体的には通知部38は、センサデバイス10の不図示のスピーカにメッセージを発音させたり、不図示の表示部にメッセージを表示させたりして、入浴しているユーザに通知する。また通知部38は、第1端末51~第3端末53にメッセージを送信する。各端末は、音声や画面表示により、端末の近くにいるユーザや端末を所持しているユーザに、入浴中のユーザの体温に関する情報を通知する。なお、第1の時間内に警告体温に到達する旨のメッセージは、入浴しているユーザ自身にのみ、すなわちセンサデバイス10自身にのみ通知してもよい。
つづいて、入浴管理システム1の動作を説明する。
図3は、入浴時の入浴管理システム1の動作を示すフローチャートである。図3の処理は、ユーザが入浴を開始すると、入浴を終えるまで所定の周期(例えば10秒周期)で繰り返し実行される。なお、図3の処理が実行される前に、入浴時間保持部44に保持される入浴時間が0に初期化される。また、現在体温保持部43に保持されている体温が入浴開始時体温保持部41に登録される。具体的には、初回の入浴であれば予め定めた初期値が、2回目以降の入浴では体温推定部37によって推定された体温が登録される。
入浴時間登録部34は、入浴時間保持部44に保持される入浴時間を更新する(S10)。例えば入浴時間登録部34は、図3の一連の処理が例えば10秒周期で実行される場合は、繰り返し実行するたびに入浴時間を10秒加算する。
湯温登録部36は、温度センサ12からの検出結果に基づいて、湯温保持部46に保持される平均湯温を更新する(S12)。体温推定部37は、入浴開始時の体温、入浴時間および平均湯温に基づいて、入浴中のユーザの体温を推定する(S14)。体温推定部37は、推定した体温を現在体温保持部43に登録する(S16)。
通知部38は、ユーザの体温が警告体温以上であるか否か(S18)、警告体温以上でなければ所定時間(例えば2分)以内に警告体温に到達するか否か(S20)、警告体温以上であれば危険体温以上であるか否か(S22)、をそれぞれ判定する。通知部38は、所定時間以内に警告体温に到達する場合(S18のNかつS20のY)、警告体温以上(かつ危険体温未満)である場合(S18のYかつS22のN)、危険体温以上である場合(S18のYかつS22のY)に、それぞれに応じたメッセージを、センサデバイス10自身、第1端末51、第2端末52および第3端末53に通知する(S24、S26、S28)。
図4は、出浴時の入浴時の入浴管理システム1の動作を示すフローチャートである。図4の処理は、ユーザが入浴を終えると、再度入浴を開始するまであるいはリセット時間が経過するまで所定の周期で繰り返し実行される。なお、図4の処理が実行される前に、出浴時間保持部45に保持される出浴時間が0に初期化される。また、現在体温保持部43に保持されている体温が入浴開始時体温保持部41に登録される。具体的には、体温推定部37によって推定された体温、すなわち湯に浸かって上昇した体温が登録される。
出浴時間登録部35は、出浴時間保持部45に保持される出浴時間を更新する(S30)。例えば出浴時間登録部35は、図4の一連の処理が例えば10秒周期で実行される場合は、繰り返し実行するたびに出浴時間を10秒加算する。
体温推定部37は、出浴開始時の体温および出浴時間に基づいて、出浴中のユーザの体温を推定する(S32)。体温推定部37は、推定した体温を現在体温保持部43に登録する(S34)。
以上説明した本実施の形態によれば、複数回入浴する場合に、前回までの入浴による体温の上昇を考慮して、今回の入浴によって上昇した体温が推定される。つまり、ユーザの体温をより精度良く推定できる。
また、本実施の形態によれば、複数回入浴する場合に、出浴時の体温の低下も考慮して、それ以降の体温が推定される。つまり、ユーザの体温をより精度良く推定できる。
また、本実施の形態によれば、湯温保持部46に入浴中の平均湯温が保持され、当該平均湯温は所定の周期で更新される。そして、そのような平均湯温に基づいて、入浴によって上昇した体温が推定される。したがって、冷めて入浴中の湯温が下がる場合や追い炊き等して上昇する場合に、つまり入浴中の湯温が変化する場合に、その変化を考慮して、入浴によって上昇する体温を推定できる。つまり、ユーザの体温をより精度良く推定できる。
以上、実施の形態に係る入浴管理システムについて説明した。この実施の形態は例示であり、各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
(変形例1)
実施の形態では、浴槽内の湯に浮かべられるセンサデバイス10に、温度センサ12、入浴検出センサ14および制御装置16が設けられる場合について説明したが、これには限定されない。例えば温度センサ12および入浴検出センサ14の少なくとも一方は、浴槽に設けられてもよい。また、制御装置16は、例えば浴室内に設けられる給湯器用のリモコン内に設けられても、また例えば第1端末51内に設けられてもよい。
(変形例2)
実施の形態では特に言及しなかったが、出浴中の体温を推定する場合に、浴室内に設けた室温センサによって検出された室温を考慮してもよい。すなわち体温推定部37は、出浴時間および浴室の室温に基づいて体温の低下を推定してもよい。なお、例えば、出浴時間および浴室の室温と体温の低下との対応関係を実験やシミュレーションによって予め特定しておき、体温推定部37はその対応関係に基づいて体温の低下を推定してもよい。そして体温推定部37は、出浴開始時の体温から推定した低下体温を差し引いた体温を現在の体温として推定してもよい。
(変形例3)
実施の形態では特に言及しなかったが、出浴中の体温を推定する場合、シャワーが吐水中であるか否かを考慮してもよい。シャワーが吐水中である場合、ユーザがそのシャワーを浴びている可能性が高い。シャワーを浴びている場合、出浴中であっても体温が低下しない、あるいは体温の低下が小さいと考えられる。したがって例えば、体温推定部37は、シャワーが吐水中であれば、出浴中であっても体温が低下しないもの推定してもよい。
(変形例4)
実施の形態では、出浴中の体温の低下を考慮する場合について説明したが、これには限定されず、出浴中の体温の低下を考慮しなくてもよい。この場合、N回目の入浴を終えたとき(すなわち出浴開始時)のユーザの体温を、N+1回目の入浴の入浴開始時のユーザの体温とすればよい。本変形例によれば、より安全をみて体温を推定できる。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
以上の実施の形態および変形例により具体化される発明を一般化すると、以下の技術的思想が導かれる。
本発明のある態様の入浴管理システムは、2回目の入浴中のユーザの体温を、1回目の入浴の入浴時間および湯温と、2回目の入浴の入浴時間および湯温とに基づいて推定する体温推定部を備える。この態様によると、2回入浴する場合に、1回目の入浴による体温の上昇を考慮して、2回目の入浴によって上昇した体温が推定される。つまり、ユーザの体温をより精度よく推定できる。
湯温はそれぞれ、入浴中の平均湯温であってもよい。この態様によると、入浴中の湯温の変化を考慮して体温を推定できる。
体温推定部は、1回目の入浴と2回目の入浴の間の時間に応じた体温低下を考慮して、2回目の入浴中のユーザの体温を推定してもよい。この態様によると、2回入浴する場合に、出浴時の体温の低下も考慮して、2回目の体温が推定される。
体温推定部は、入浴が終了してから次の入浴をすることなく所定時間経過した場合、ユーザの推定体温を初期値に戻す。
1 入浴管理システム、 10 センサデバイス、 12 温度センサ、 37 体温推定部、 44 入浴時間保持部、 46 湯温保持部。

Claims (3)

  1. ユーザが入浴中であるか否かを判定する入浴判定部と、
    入浴時間と湯温とに基づいて体温の上昇を推定し、入浴開始時の体温に推定した上昇体温を加えた体温を現在の体温として推定する体温推定部と、
    を備え、
    2回目の入浴における入浴開始時の体温は、1回目の入浴において前記体温推定部によって推定された体温に基づき、
    前記体温推定部は、入浴が終了してから次の入浴をすることなく所定時間経過した場合あるいはリセットスイッチが押された場合、ユーザの推定体温を初期値に戻すことを特徴とする入浴管理システム。
  2. 前記湯温は、平均湯温であることを特徴とする請求項1に記載の入浴管理システム。
  3. 前記体温推定部は、1回目の入浴と2回目の入浴の間の時間に応じた体温低下を考慮して、2回目の入浴中のユーザの体温を推定することを特徴とする請求項1に記載の入浴管理システム。
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