JP2839420B2 - 自動券売機 - Google Patents
自動券売機Info
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- JP2839420B2 JP2839420B2 JP31227592A JP31227592A JP2839420B2 JP 2839420 B2 JP2839420 B2 JP 2839420B2 JP 31227592 A JP31227592 A JP 31227592A JP 31227592 A JP31227592 A JP 31227592A JP 2839420 B2 JP2839420 B2 JP 2839420B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客操作型の自動券売
機に関するものである。
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動券売機は、タッチパネル付の
ディスプレイを備え、自動券売機の直前に位置して操作
を行う現利用者に対してのみ空席情報と選択情報を表示
しており、現利用者はこのタッチパネル付のディスプレ
イに表示される空席情報を見ることで空席のある列車を
知ることができ、空席のある列車の中から所望の列車を
選択させることで券売処理を行っていた。
ディスプレイを備え、自動券売機の直前に位置して操作
を行う現利用者に対してのみ空席情報と選択情報を表示
しており、現利用者はこのタッチパネル付のディスプレ
イに表示される空席情報を見ることで空席のある列車を
知ることができ、空席のある列車の中から所望の列車を
選択させることで券売処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動券売機では、利用者は自動券売機の前に位
置してタッチパネル付ディスプレイを見た時点で初めて
自分の選択可能な列車の空席情報が得られ、それから選
択するという手順になるため、空席情報を得てから所望
の列車を選択するまでに時間がかかり、一人の顧客が自
動券売機を占有している時間が長くなり、混雑時には列
車に乗り遅れる等の問題があった。
た従来の自動券売機では、利用者は自動券売機の前に位
置してタッチパネル付ディスプレイを見た時点で初めて
自分の選択可能な列車の空席情報が得られ、それから選
択するという手順になるため、空席情報を得てから所望
の列車を選択するまでに時間がかかり、一人の顧客が自
動券売機を占有している時間が長くなり、混雑時には列
車に乗り遅れる等の問題があった。
【0004】また、利用者は自動券売機の前に位置して
操作する段階にならないと自分の選択可能な列車の空席
情報が得られないので、選択可能な列車が無い場合で
も、操作する段階にならないとそれが判らず、利用者に
無駄な時間を費やさせることになり、サービスの低下に
つながるという問題があった。本発明は、以上述べた利
用者が列車選択するまでに時間が長くかかるという問題
および無駄な時間を費やさせるという問題を解決するた
めになされたもので、現利用者の後ろに並んでいる後続
利用者に対して空席情報を提供することで、利用者の装
置占有時間を短縮可能とし、無駄な時間を費やさせない
自動券売機を提供することを目的とする。
操作する段階にならないと自分の選択可能な列車の空席
情報が得られないので、選択可能な列車が無い場合で
も、操作する段階にならないとそれが判らず、利用者に
無駄な時間を費やさせることになり、サービスの低下に
つながるという問題があった。本発明は、以上述べた利
用者が列車選択するまでに時間が長くかかるという問題
および無駄な時間を費やさせるという問題を解決するた
めになされたもので、現利用者の後ろに並んでいる後続
利用者に対して空席情報を提供することで、利用者の装
置占有時間を短縮可能とし、無駄な時間を費やさせない
自動券売機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、装置の直前に位置する現利用者が目視可
能な位置に設けられ、券売に必要な情報が表示される情
報表示手段と、現利用者により券売に必要な情報の入力
が行われる情報入力手段と、券の発行を行う券発行手段
とを備え、現利用者の操作により券売処理を行う自動券
売機において、前記情報表示手段より上方の装置正面上
部に正面を向けて取り付けられ、装置直前に位置する現
利用者の後ろに並ぶ後続利用者が現利用者を通り越して
目視可能となる位置にあって、空席情報が表示される空
席情報表示手段と、前記空席情報表示手段に空席情報を
表示し、表示中の空席情報に変化が生じるとこれを更新
し、かつ、複数の空席情報画面がある場合は、これを任
意のタイミングで切り換える制御手段を備えたことを特
徴とする。
め、本発明は、装置の直前に位置する現利用者が目視可
能な位置に設けられ、券売に必要な情報が表示される情
報表示手段と、現利用者により券売に必要な情報の入力
が行われる情報入力手段と、券の発行を行う券発行手段
とを備え、現利用者の操作により券売処理を行う自動券
売機において、前記情報表示手段より上方の装置正面上
部に正面を向けて取り付けられ、装置直前に位置する現
利用者の後ろに並ぶ後続利用者が現利用者を通り越して
目視可能となる位置にあって、空席情報が表示される空
席情報表示手段と、前記空席情報表示手段に空席情報を
表示し、表示中の空席情報に変化が生じるとこれを更新
し、かつ、複数の空席情報画面がある場合は、これを任
意のタイミングで切り換える制御手段を備えたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】上述した構成を有する本発明は、装置の直前に
位置して券売に必要な操作を行っている現利用者の後ろ
並ぶ後続利用者が空席情報を得ることができるので、操
作をする前に所望の列車の選択あるいは選択可能な列車
があるか否かの判断が行える。
位置して券売に必要な操作を行っている現利用者の後ろ
並ぶ後続利用者が空席情報を得ることができるので、操
作をする前に所望の列車の選択あるいは選択可能な列車
があるか否かの判断が行える。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は、本発明の一実施例における自動券売装置の外観斜
視図である。図において、1は自動券売装置で、この自
動券売機1の正面には、該自動券売機1の直前に立ち、
券売に必要な操作を行う現利用者に対して空席情報や行
き先方面,降車駅等の選択項目,この選択項目の中から
所望の項目の選択を促す操作誘導画面等の券売に必要な
情報の表示、および現利用者による選択項目の中から所
望の項目の選択が行われるタッチパネル付ディスプレイ
2と、紙幣の投入を行う紙幣挿入口3と、釣り札が放出
される釣り札放出口4と、硬貨の投入を行う硬貨投入口
5と、釣り銭が放出される釣り銭放出口6と、必要な情
報の書き込まれた券が発行される券放出口7等が備えら
れている。また、自動券売機1の正面上部には、現利用
者の後ろに並ぶ後続利用者に対して空席情報の表示を行
う空席情報表示用ディスプレイ8が備えられている。
1は、本発明の一実施例における自動券売装置の外観斜
視図である。図において、1は自動券売装置で、この自
動券売機1の正面には、該自動券売機1の直前に立ち、
券売に必要な操作を行う現利用者に対して空席情報や行
き先方面,降車駅等の選択項目,この選択項目の中から
所望の項目の選択を促す操作誘導画面等の券売に必要な
情報の表示、および現利用者による選択項目の中から所
望の項目の選択が行われるタッチパネル付ディスプレイ
2と、紙幣の投入を行う紙幣挿入口3と、釣り札が放出
される釣り札放出口4と、硬貨の投入を行う硬貨投入口
5と、釣り銭が放出される釣り銭放出口6と、必要な情
報の書き込まれた券が発行される券放出口7等が備えら
れている。また、自動券売機1の正面上部には、現利用
者の後ろに並ぶ後続利用者に対して空席情報の表示を行
う空席情報表示用ディスプレイ8が備えられている。
【0008】図2はタッチパネル付ディスプレイ2と空
席情報表示用ディスプレイ8の位置関係を示す自動券売
機1の側面図で、タッチパネル付ディスプレイ2は現操
作者が目視および操作がし易いように、自動券売機1正
面の卓部に上を向けて取り付けられ、空席情報表示用デ
ィスプレイ8は現操作者を通り越して後続利用者が目視
できるように、自動券売機1の正面上部に正面を向けて
取り付けられている。
席情報表示用ディスプレイ8の位置関係を示す自動券売
機1の側面図で、タッチパネル付ディスプレイ2は現操
作者が目視および操作がし易いように、自動券売機1正
面の卓部に上を向けて取り付けられ、空席情報表示用デ
ィスプレイ8は現操作者を通り越して後続利用者が目視
できるように、自動券売機1の正面上部に正面を向けて
取り付けられている。
【0009】図3は上記自動券売機1の構成を示すブロ
ック図である。8は上述した空席情報表示用ディスプレ
イ、2はタッチパネル付ディスプレイで、タッチパネル
付ディスプレイ2は、現利用者に対して空席情報等の券
売に必要な情報の表示を行うディスプレイ2aと、表示
された情報に基づいて現利用者により券売に必要な情報
の選択が行われるタッチパネル2bとから構成される。
ック図である。8は上述した空席情報表示用ディスプレ
イ、2はタッチパネル付ディスプレイで、タッチパネル
付ディスプレイ2は、現利用者に対して空席情報等の券
売に必要な情報の表示を行うディスプレイ2aと、表示
された情報に基づいて現利用者により券売に必要な情報
の選択が行われるタッチパネル2bとから構成される。
【0010】9は券発行装置で、券に必要な情報を書き
込み、図1で説明した券放出口7から放出する。10は
紙幣処理装置で、紙幣挿入口3から挿入された紙幣の計
数,収納、および釣り札がある場合は、釣り札の計数,
釣り札放出口4からの放出を行う。11は硬貨処理装置
で、硬貨投入口5から投入された硬貨の計数,収納、お
よび釣り銭がある場合は、釣り銭の計数,釣り銭放出口
6からの放出を行う。
込み、図1で説明した券放出口7から放出する。10は
紙幣処理装置で、紙幣挿入口3から挿入された紙幣の計
数,収納、および釣り札がある場合は、釣り札の計数,
釣り札放出口4からの放出を行う。11は硬貨処理装置
で、硬貨投入口5から投入された硬貨の計数,収納、お
よび釣り銭がある場合は、釣り銭の計数,釣り銭放出口
6からの放出を行う。
【0011】12は上述した各構成要素を制御する制御
装置、13はタッチパネル付ディスプレイ2に操作誘導
画面を表示するためのデータや、後述するホストから送
られてくる空席情報等を記憶する記憶装置である。この
制御装置12は、後述するホストから送られてくるデー
タにより、空席情報表示用ディスプレイ8に空席情報の
表示およびその更新を行う機能と、記憶装置13に記憶
されたデータからタッチパネル付ディスプレイ2のディ
スプレイ2aに操作誘導画面の表示を行う機能と、ホス
トから送られてきたデータからディスプレイ2aに空席
情報の表示を行う機能と、タッチパネル2bから送られ
てくる信号から現利用者の選択したデータの判断を行う
機能と、券発行装置9に現利用者により選択された列車
名、降車駅等の券に書き込むデータを送り、券にこれら
データを書き込ませて発行させる機能と、料金の計算お
よび紙幣処理装置10,硬貨処理装置11による計数を
行わせる機能と、ホストとの間で通信を行う等を備えて
いる。
装置、13はタッチパネル付ディスプレイ2に操作誘導
画面を表示するためのデータや、後述するホストから送
られてくる空席情報等を記憶する記憶装置である。この
制御装置12は、後述するホストから送られてくるデー
タにより、空席情報表示用ディスプレイ8に空席情報の
表示およびその更新を行う機能と、記憶装置13に記憶
されたデータからタッチパネル付ディスプレイ2のディ
スプレイ2aに操作誘導画面の表示を行う機能と、ホス
トから送られてきたデータからディスプレイ2aに空席
情報の表示を行う機能と、タッチパネル2bから送られ
てくる信号から現利用者の選択したデータの判断を行う
機能と、券発行装置9に現利用者により選択された列車
名、降車駅等の券に書き込むデータを送り、券にこれら
データを書き込ませて発行させる機能と、料金の計算お
よび紙幣処理装置10,硬貨処理装置11による計数を
行わせる機能と、ホストとの間で通信を行う等を備えて
いる。
【0012】図4は上記自動券売機1を備えた自動券売
システムの構成例を示す説明図である。14はホスト
で、このホスト14に自動券売機1が複数台接続され、
複数種の列車の空席情報の管理を行っている。すなわ
ち、ホスト14には複数種の列車の空席情報を一括して
記憶する記憶装置14aと、この記憶装置14aに記憶
された空席情報を各自動券売機1に送るとともに、自動
券売機1から送られてくるデータを受けて記憶装置14
aに記憶された空席情報の更新を行う主制御装置14b
を備えている。
システムの構成例を示す説明図である。14はホスト
で、このホスト14に自動券売機1が複数台接続され、
複数種の列車の空席情報の管理を行っている。すなわ
ち、ホスト14には複数種の列車の空席情報を一括して
記憶する記憶装置14aと、この記憶装置14aに記憶
された空席情報を各自動券売機1に送るとともに、自動
券売機1から送られてくるデータを受けて記憶装置14
aに記憶された空席情報の更新を行う主制御装置14b
を備えている。
【0013】図5は空席情報表示用ディスプレイ8に表
示される空席情報の一例を示す説明図であり、日時と列
車名,行き先,発車時刻,空席があるか否か、さらには
どの程度空席があるか等の情報が発車時刻順に表示され
る。ここで、空席情報表示用ディスプレイ8への空席情
報の表示は、自動券売機1が起動し、ホスト14に対し
て空席情報の送信を依頼するデータを該ホスト14に送
ることにより、ホスト14から記憶装置14aに記憶さ
れた空席情報が自動券売機1に送られてくることで開始
される。
示される空席情報の一例を示す説明図であり、日時と列
車名,行き先,発車時刻,空席があるか否か、さらには
どの程度空席があるか等の情報が発車時刻順に表示され
る。ここで、空席情報表示用ディスプレイ8への空席情
報の表示は、自動券売機1が起動し、ホスト14に対し
て空席情報の送信を依頼するデータを該ホスト14に送
ることにより、ホスト14から記憶装置14aに記憶さ
れた空席情報が自動券売機1に送られてくることで開始
される。
【0014】自動券売機1の制御装置12は、ホスト1
4から空席情報が送られてくると、空席情報表示用ディ
スプレイ8を制御して空席情報を表示する。そして、発
車時刻が過ぎると、この列車の空席情報を消去し、次の
列車の空席情報を繰り上げて表示する。また、券売によ
りホスト14の空席情報が更新されると、ホスト14か
ら各自動券売機1に更新された空席情報が送られ、これ
により、自動券売機1の制御装置12は、空席情報表示
用ディスプレイ8に表示している空席情報を更新する。
4から空席情報が送られてくると、空席情報表示用ディ
スプレイ8を制御して空席情報を表示する。そして、発
車時刻が過ぎると、この列車の空席情報を消去し、次の
列車の空席情報を繰り上げて表示する。また、券売によ
りホスト14の空席情報が更新されると、ホスト14か
ら各自動券売機1に更新された空席情報が送られ、これ
により、自動券売機1の制御装置12は、空席情報表示
用ディスプレイ8に表示している空席情報を更新する。
【0015】なお、路線が多岐にわたる場合等は、自動
券売機1の制御装置12はホスト14から空席情報が送
られてくると、これを路線毎に区分し、路線毎に発車時
刻順に表示することとし、例えば一定時間毎に別の路線
の空席情報に切り替えるようにすることもできる。次
に、現利用者により券売処理の流れを説明する。ここ
で、図6〜図12は券売処理時にタッチパネル付ディス
プレイ2に表示される画面の流れを示す説明図である。
券売機1の制御装置12はホスト14から空席情報が送
られてくると、これを路線毎に区分し、路線毎に発車時
刻順に表示することとし、例えば一定時間毎に別の路線
の空席情報に切り替えるようにすることもできる。次
に、現利用者により券売処理の流れを説明する。ここ
で、図6〜図12は券売処理時にタッチパネル付ディス
プレイ2に表示される画面の流れを示す説明図である。
【0016】自動券売機1の制御装置12は、タッチパ
ネル付ディスプレイ2に、まず図6に示す行き先方面を
選択させる画面を表示する。現利用者がこれを見て、所
望の行き先が表示されたタッチエリアにタッチすること
で、タッチパネル2bから制御装置12に信号が送ら
れ、どの行き先方面が選択されたか判断される。
ネル付ディスプレイ2に、まず図6に示す行き先方面を
選択させる画面を表示する。現利用者がこれを見て、所
望の行き先が表示されたタッチエリアにタッチすること
で、タッチパネル2bから制御装置12に信号が送ら
れ、どの行き先方面が選択されたか判断される。
【0017】行き先方面が選択されると、制御装置12
は行き先方面に対応した降駅のデータを記憶装置13か
ら呼び出し、図7に示す降車駅を選択させる画面を表示
する。現利用者がこれを見て、所望の降車駅が表示され
たタッチエリアにタッチすることで、制御装置12によ
りどの降車駅が選択されたか判断される。
は行き先方面に対応した降駅のデータを記憶装置13か
ら呼び出し、図7に示す降車駅を選択させる画面を表示
する。現利用者がこれを見て、所望の降車駅が表示され
たタッチエリアにタッチすることで、制御装置12によ
りどの降車駅が選択されたか判断される。
【0018】降車駅が選択されると、制御装置12は記
憶装置13からデータを呼び出し、図8に示す種別およ
び人数を選択させる画面を表示する。現利用者がこれを
見て、所望の種別が表示されたタッチエリアおよび所望
の人数が表示されたタッチエリアにタッチすることで、
制御装置12によりどの種別,人数が選択されたか判断
される。
憶装置13からデータを呼び出し、図8に示す種別およ
び人数を選択させる画面を表示する。現利用者がこれを
見て、所望の種別が表示されたタッチエリアおよび所望
の人数が表示されたタッチエリアにタッチすることで、
制御装置12によりどの種別,人数が選択されたか判断
される。
【0019】そして、現利用者が確認を選択することに
より、行き先方面,降車駅,種別および人数が確定する
と、制御装置12は、顧客が選択した行き先方面の列車
の空席情報を得るために、列車を特定するために必要な
データをホスト14に送る。ホスト14の主制御装置1
4bは、制御装置12から送られてきたデータより、記
憶装置14aに記憶された空席情報の中から顧客の選択
した行き先方面の列車の空席情報を選択し、制御装置1
2に送る。
より、行き先方面,降車駅,種別および人数が確定する
と、制御装置12は、顧客が選択した行き先方面の列車
の空席情報を得るために、列車を特定するために必要な
データをホスト14に送る。ホスト14の主制御装置1
4bは、制御装置12から送られてきたデータより、記
憶装置14aに記憶された空席情報の中から顧客の選択
した行き先方面の列車の空席情報を選択し、制御装置1
2に送る。
【0020】制御装置12はホスト14から送られてき
たデータから図9に示す列車を選択させる画面をタッチ
パネル付ディスプレイ2に表示する。この列車を選択さ
せる画面は、現利用者が選択した行き先方面の列車名,
発車時刻,空席があるか否か、またどの程度の空席があ
るかの空席情報が発車時刻順に表示される。
たデータから図9に示す列車を選択させる画面をタッチ
パネル付ディスプレイ2に表示する。この列車を選択さ
せる画面は、現利用者が選択した行き先方面の列車名,
発車時刻,空席があるか否か、またどの程度の空席があ
るかの空席情報が発車時刻順に表示される。
【0021】現利用者はこれを見て、所望の列車が表示
されたタッチエリアにタッチすることで、制御装置12
によりどの列車が選択されたか判断される。列車が選択
されると、制御装置12は降車駅,種別および人数から
料金を計算し、図10に示すように料金および現金の投
入を促す表示を行う。現利用者が現金を投入すると、制
御装置12は紙幣処理装置10および硬貨処理装置11
を制御して計数処理を行わせ、図11に示すように、現
利用者が投入した現金の計数結果と現利用者が選択した
列車に関する日付,列車名,降車駅,種別および枚数の
情報の表示を行い、現利用者の確認を促す。
されたタッチエリアにタッチすることで、制御装置12
によりどの列車が選択されたか判断される。列車が選択
されると、制御装置12は降車駅,種別および人数から
料金を計算し、図10に示すように料金および現金の投
入を促す表示を行う。現利用者が現金を投入すると、制
御装置12は紙幣処理装置10および硬貨処理装置11
を制御して計数処理を行わせ、図11に示すように、現
利用者が投入した現金の計数結果と現利用者が選択した
列車に関する日付,列車名,降車駅,種別および枚数の
情報の表示を行い、現利用者の確認を促す。
【0022】現利用者がこれを見て、確認を選択させる
表示のタッチエリアにタッチすることで、制御装置12
により現利用者による確認がなされたものと判断され
る。制御装置12は、現利用者により確認がなされたと
判断すると、現利用者の指定した列車の座席を押さえる
ために必要なデータをホスト14に送る。さらに、制御
装置12は券発行装置9を制御して券に列車名,降車
駅,種別等必要事項の書き込みを現利用者の選択した枚
数分行わせるとともに、計数結果からお釣りがあると判
断した場合は、紙幣処理装置10および硬貨処理装置1
1を制御してお釣りの支払いの準備を行う。そして、タ
ッチパネル付ディスプレイ2に券とお釣りの受け取りを
促す表示を行うとともに、券発行装置9により券を放出
させ、さらに紙幣処装置構10および硬貨処理装置11
からお釣りを放出させて、券売処理を終了する。
表示のタッチエリアにタッチすることで、制御装置12
により現利用者による確認がなされたものと判断され
る。制御装置12は、現利用者により確認がなされたと
判断すると、現利用者の指定した列車の座席を押さえる
ために必要なデータをホスト14に送る。さらに、制御
装置12は券発行装置9を制御して券に列車名,降車
駅,種別等必要事項の書き込みを現利用者の選択した枚
数分行わせるとともに、計数結果からお釣りがあると判
断した場合は、紙幣処理装置10および硬貨処理装置1
1を制御してお釣りの支払いの準備を行う。そして、タ
ッチパネル付ディスプレイ2に券とお釣りの受け取りを
促す表示を行うとともに、券発行装置9により券を放出
させ、さらに紙幣処装置構10および硬貨処理装置11
からお釣りを放出させて、券売処理を終了する。
【0023】ここで、上記したように制御装置12から
現利用者の指定した列車の座席を押さえるために必要な
データが送られてくると、ホスト14の主制御装置14
bは、記憶装置14aに記憶されている該当する列車の
空席情報を更新するとともに、現利用者が購入した分、
座席が減るので、更新した空席情報を各自動券売機1に
送る。
現利用者の指定した列車の座席を押さえるために必要な
データが送られてくると、ホスト14の主制御装置14
bは、記憶装置14aに記憶されている該当する列車の
空席情報を更新するとともに、現利用者が購入した分、
座席が減るので、更新した空席情報を各自動券売機1に
送る。
【0024】これを受けて、各自動券売機1の制御装置
12は、空席情報表示用ディスプレイ8の表示を更新す
る。また、発車時刻の過ぎた列車の空席情報は消去さ
れ、次の列車の空席情報が繰り上げて表示される。これ
により券売のために操作をしている現利用者の後ろに並
ぶ後続利用者は、時刻および前で操作する現利用者ある
いは他の自動券売装置1で操作する現利用者が券を購入
したことにより残り数の変わる空席情報をリアルタイム
で知ることができる。
12は、空席情報表示用ディスプレイ8の表示を更新す
る。また、発車時刻の過ぎた列車の空席情報は消去さ
れ、次の列車の空席情報が繰り上げて表示される。これ
により券売のために操作をしている現利用者の後ろに並
ぶ後続利用者は、時刻および前で操作する現利用者ある
いは他の自動券売装置1で操作する現利用者が券を購入
したことにより残り数の変わる空席情報をリアルタイム
で知ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動券売
機は、空席情報を表示する空席情報表示手段を、現利用
者が目視する情報表示手段より上方の装置正面上部に正
面を向けて取り付けて、装置直前に位置する現利用者の
後ろに並ぶ後続利用者が現利用者を通り越して目視可能
となるようにし、前記空席情報表示手段に空席情報を表
示し、表示中の空席情報に変化が生じるとこれを更新
し、かつ、複数の空席情報画面がある場合は、これを任
意のタイミングで切り換える制御手段を備えたものであ
る。
機は、空席情報を表示する空席情報表示手段を、現利用
者が目視する情報表示手段より上方の装置正面上部に正
面を向けて取り付けて、装置直前に位置する現利用者の
後ろに並ぶ後続利用者が現利用者を通り越して目視可能
となるようにし、前記空席情報表示手段に空席情報を表
示し、表示中の空席情報に変化が生じるとこれを更新
し、かつ、複数の空席情報画面がある場合は、これを任
意のタイミングで切り換える制御手段を備えたものであ
る。
【図1】本発明の一実施例における自動券売装置の外観
斜視図である。
斜視図である。
【図2】タッチパネル付ディスプレイと空席情報表示用
ディスプレイの位置関係を示す自動券売機の側面図であ
る。
ディスプレイの位置関係を示す自動券売機の側面図であ
る。
【図3】本実施例における自動券売機の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】本実施例における自動券売機を備えた自動券売
システムの構成例を示す説明図である。
システムの構成例を示す説明図である。
【図5】空席情報表示用ディスプレイに表示される空席
情報の一例を示す説明図である。
情報の一例を示す説明図である。
【図6】券売処理時にタッチパネル付ディスプレイに表
示される画面を示す説明図である。
示される画面を示す説明図である。
【図7】券売処理時にタッチパネル付ディスプレイに表
示される画面を示す説明図である。
示される画面を示す説明図である。
【図8】券売処理時にタッチパネル付ディスプレイに表
示される画面を示す説明図である。
示される画面を示す説明図である。
【図9】券売処理時にタッチパネル付ディスプレイに表
示される画面を示す説明図である。
示される画面を示す説明図である。
【図10】券売処理時にタッチパネル付ディスプレイに
表示される画面を示す説明図である。
表示される画面を示す説明図である。
【図11】券売処理時にタッチパネル付ディスプレイに
表示される画面を示す説明図である。
表示される画面を示す説明図である。
【図12】券売処理時にタッチパネル付ディスプレイに
表示される画面を示す説明図である。
表示される画面を示す説明図である。
2 タッチパネル付ディスプレイ 8 空席情報表示用ディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 装置の直前に位置する現利用者が目視可
能な位置に設けられ、券売に必要な情報が表示される情
報表示手段と、 現利用者により券売に必要な情報の入力が行われる情報
入力手段と、 券の発行を行う券発行手段とを備え、現利用者の操作に
より券売処理を行う自動券売機において、前記情報表示手段より上方の装置正面上部に正面を向け
て取り付けられ、 装置直前に位置する現利用者の後ろに
並ぶ後続利用者が現利用者を通り越して目視可能となる
位置にあって、空席情報が表示される空席情報表示手段
と、 前記空席情報表示手段に空席情報を表示し、表示中の空
席情報に変化が生じるとこれを更新し、かつ、複数の空
席情報画面がある場合は、これを任意のタイミングで切
り換える制御手段 を備えたことを特徴とする自動券売
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31227592A JP2839420B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 自動券売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31227592A JP2839420B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 自動券売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06162293A JPH06162293A (ja) | 1994-06-10 |
JP2839420B2 true JP2839420B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=18027283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31227592A Expired - Fee Related JP2839420B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 自動券売機 |
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JP (1) | JP2839420B2 (ja) |
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JP5241175B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2013-07-17 | 株式会社日立製作所 | 自動発券端末機の画面表示方法 |
JP2009059083A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Hitachi Ltd | 自動発券システム |
Family Cites Families (2)
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JP3064475B2 (ja) * | 1991-02-22 | 2000-07-12 | オムロン株式会社 | 物品発行機 |
-
1992
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