JP3064475B2 - 物品発行機 - Google Patents

物品発行機

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JP3064475B2
JP3064475B2 JP3103685A JP10368591A JP3064475B2 JP 3064475 B2 JP3064475 B2 JP 3064475B2 JP 3103685 A JP3103685 A JP 3103685A JP 10368591 A JP10368591 A JP 10368591A JP 3064475 B2 JP3064475 B2 JP 3064475B2
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英修 山内
博実 奥杉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば、硬貨を
投入し選択スイッチを操作することで、販売物品を放出
するような物品発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すような駅務の乗車券を
販売する自動券売機がある。この自動券売機は前面の接
客パネル40を垂直状態に形成し、この接客パネル40
の上部位置に、案内事項を表示する案内表示部41を配
置し、その下部位置に、硬貨投入口42、紙幣挿入返却
口43、カード挿入返却口44を配置し、さらに、その
下部位置に、販売物品を選択する複数の選択スイッチ4
5…を配設し、最下段位置に、つり銭や販売物品の取出
し口46を配設している。さらに、上述のように構成し
た接客パネル40はその一側縁部にヒンジ部47…を形
成して、横方向に開閉することで内部の保守点検管理が
できるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように接客パネル
40を形成した場合、案内表示部41が成人の目の高さ
位置であると、案内事項を確認し易い高さであるが、し
かし、利用客が操作する硬貨投入口42、紙幣挿入返却
口43、カード挿入返却口44等の価値投入部は成人の
胸の高さ位置にあるため、手を胸の高さ位置まで上げて
価値を投入する必要があり、さらに、選択スイッチ45
は胸より下方の位置にあって、しかも垂直面に配設され
ているため、見難く操作もし難い位置となり、腰を屈め
て操作しなければならず、各操作要素は決して理想的な
配置とはいえないものであった。しかも、接客パネル4
0は横方向に開閉するため、このような自動券売機が複
数台併設されると、開放した接客パネル40が隣接する
自動販売機に干渉する問題点を有する。
【0004】そこでこの発明は、利用客の操作性、視認
性が最適な接客パネルであって、開放しても隣接物に干
渉しない接客パネルを備えた物品発行機の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、内事項を
表示する案内表示部、物品を選択する選択手段、価値を
投入する価値投入部、釣り銭を放出する取出し口を備え
て、価値の投入と物品の選択とに基づいて物品を発行す
る物品発行機であって、上方から下方へ順に、案内表示
部、選択手段、価値投入部、取出し口を設け、前記案内
表示部を設けた案内表示面を略垂直に設け、前記選択手
段を設けた選択面を前記案内表示面より前方下方の特定
方向に所定角度傾け、前記価値投入部を設けた価値投入
面を前記選択面から前記特定方向にさらに所定角度傾
け、前記取出し口を略水平に設けた物品発行機であるこ
とを特徴とする。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、案内事
項を表示する案内表示部、物品を選択する選択手段、価
値を投入する価値投入部、釣り銭を放出する取出し口を
備えて、価値の投入と物品の選択とに基づいて物品を発
行する物品発行機であって、上方から下方へ順に、案内
表示部、選択手段、価値投入部、取出し口を設け、前記
案内表示部を設けた案内表示面を略垂直に設け、前記選
択手段を設けた選択面を前記案内表示面より前方下方の
特定方向に略30度傾け、前記価値投入部を設けた価値
投入面を前記選択面から前記特定方向にさらに略20度
傾け、前記取出し口を略水平に設けた物品発行機である
ことを特徴とする。
【0007】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の構成に併せて、少なくとも
前記案内表示部を上方へ開放させる開放手段を備えた物
品発行機であることを特徴とする。
【0008】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項3記載の発明の構成に併せて、上方へ開放した前記
案内表示部を保持する保持手段を備えた物品発行機であ
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の作用・効果】この発明の物品発行機によれば、
上部の案内表示部成人のほぼ目の高さ位置に設定すれ
、利用客の立位姿勢で最も見易い位置となり、さら
に、前述の案内表示部が利用客の水平な視線であるた
め、これより視線を下方に若干傾けると、例えば、略3
0度下方に傾けると、該視線と垂直な面に選択手段が存
在することになって、該選択手段は見易くかつ操作し易
い位置となる。 さらにまた、上述の選択手段の操作姿勢
から利用客の頭部を下方に傾けると、例えば、50度下
方に傾けると、視線と垂直となる位置に価値投入部が位
置するので、該価値投入部の視認が容易となり、一番操
作時間のかかる貨幣やカード等の価値投入部は、成人の
ほぼ肘頭の高さ位置に対応することになり、手を胸の高
さ位置まで上げる必要なく、腕を水平な自然体の位置に
置くことで、手が最も操作しやすい位置となる。 また、
物品や釣り銭の取出し口は、上述の価値投入部の操作姿
勢にある腕を下方に延ばすことで、取出し口からの物品
の取出しが価値投入部の操作に連続して円滑にでき、
れらの結果、接客パネルの全体において利用客の視認
性、操作性が向上する。さらに、少なくとも案内表示部
が開放手段で上下方向に開放するので、内部を保守点検
する場合でも、隣接物と干渉することなく作業ができ、
さらに、保持手段で開放した案内操作部を保持すること
で、安全性が高く作業性が向上する。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は駅務の乗車券を販売する自動券売機を示
し、図1、図2において、自動券売機10の接客パネル
11は前面の上半分で形成し、該接客パネル11の最上
部は垂直面であって、この部位には、案内事項、例え
ば、券の販売中や中止、販売券種、操作手順等を表示す
る案内表示部12を配置し、該案内表示部12は成人A
の水平な視線Bの高さ位置に対応して配置している。
【0011】上述の案内表示部12の下部位置には、乗
車区間を選択する複数の後照式押しボタンスイッチから
なる選択スイッチ13…を配置しているが、この選択ス
イッチ13…の操作面(配置面)は、成人Aの胸の高さ
位置に対応し、かつ、成人Aが水平な視線Bを30度下
方に傾けた視線Cに対して垂直面となるように、前述の
案内表示部12の垂直面から下方前方への角度αを30
度の傾斜に設定して形成している。
【0012】上述の選択スイッチ13…の下部位置に
は、図3、図4、図5にも示すように、価値を付与され
たカードの挿入および返却をするカード挿入返却口1
4、紙幣の挿入および返却をする紙幣挿入返却口15、
硬貨を投入する硬貨投入口16、さらに、その下部に発
行した乗車券を取出す券取出し口17、つり銭があると
きこれを取出すつり銭取出し口(受皿を含む)18を配
置しているが、これらの各要素14〜18は成人Aの肘
頭Dの高さ位置に集合して配置している。
【0013】上述の硬貨投入口16の配置面は、成人A
が頭部を50度下方に傾けたときの視線Eに対して垂直
面となるように、前述の案内表示部12の垂直面から下
方前方への角度βを50度(または、選択スイッチ13
…の操作面(配置面)より20度)の傾斜に設定して形
成している。
【0014】そして、上述の傾斜面上で硬貨投入口16
の上部には、投入金額を表示する金額表示部19と、投
入硬貨を許容する硬貨金種を表示する手元表示器20
と、さらに、前述のカード挿入返却口14の上部位置に
カードの投入を案内する手元表示器21と、さらにま
た、前述の紙幣挿入返却口15の上部位置に挿入紙幣を
許容する紙幣金種を表示する手元表示器22を配置して
いる。
【0015】なお、前述の券取出し口17、および、つ
り銭取出し口18のそれぞれの上部傾斜位置にも手元表
示器23,24を配置している。図中25はカウンタで
ある。
【0016】図6に示すように、前述の接客パネル11
の上縁部を本体26にヒンジ部27で枢着して、該接客
パネル11が上方に開放できるように形成し、さらに、
この接客パネル11と本体26との間には、該接客パネ
ル11の開放を保持し得るガスダンパ28を介装してい
る。なお図中29は接客パネル11のロック機構であっ
て、適宜のキーによって、ロック・解除を操作する。
【0017】このように構成した自動券売機10は、接
客パネル11が上述のように構成しているので、案内表
示部12は成人Aのほぼ目の高さ位置であるため、利用
客の立位姿勢で最も見易い位置であり、また、一番操作
時間のかかる貨幣やカード等の価値を投入するカード挿
入返却口14、紙幣挿入返却口15、硬貨投入口16
や、券やつり銭等の取出し口17,18は、成人Aのほ
ぼ肘頭Dの高さ位置にあるため、手を胸の高さ位置まで
上げる必要なく、腕を水平な自然体の位置に置くこと
で、手が最も操作しやすい位置となり、また、投入金額
を確認する金額表示部19も頭部を50度下方に傾ける
と視線Eの正面で確認することができて、視認性が優
れ、さらに、選択スイッチ13…は利用客の水平な視線
Bを30度下方に傾けると、該視線Cと垂直な面に存在
することになって、見易くかつ操作し易い位置となり、
これらの結果、接客パネルの全体において利用客の視認
性、操作性が向上する。さらに、接客パネル11が上下
方向に開放するので、メンテナンスの場合でも、接客パ
ネル11が隣接物と干渉することなく作業ができ、さら
に、ガスダンパ28で接客パネル11の開放を支持する
ので、安全性が高く作業性が向上する。
【0018】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の価値投入部は、実施例のカード挿
入返却口14、紙幣挿入返却口15、硬貨投入口16に
対応し、以下同様に、投入価値表示部は、金額表示部1
9に対応し、自動販売機は、自動券売機10に対応する
も、この発明は実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動券売機の正面図。
【図2】 自動券売機の利用状態を示す側面図。
【図3】 価値投入部の拡大正面図。
【図4】 図3中のA−A線断面図。
【図5】 図3中のB−B線断面図。
【図6】 接客パネルの開放状態を示す側面図。
【図7】 従来の自動券売機の斜視図。
【符号の説明】
10…自動券売機 11…接客パネル 12…案内表示部 13…選択スイッチ 14…カード挿入返却口 15…紙幣挿入返却口 16…硬貨投入口 17…券取出し口 18…つり銭取出し口 19…金額表示部 27…ヒンジ部 28…ガスダンパ A…成 人 D…肘 頭

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内事項を表示する案内表示部、物品を選
    択する選択手段、価値を投入する価値投入部、釣り銭を
    放出する取出し口を備えて、価値の投入と物品の選択と
    に基づいて物品を発行する物品発行機であって、 上方から下方へ順に、案内表示部、選択手段、価値投入
    部、取出し口を設け、 前記案内表示部を設けた案内表示面を略垂直に設け、 前記選択手段を設けた選択面を前記案内表示面より前方
    下方の特定方向に所定角度傾け、 前記価値投入部を設けた価値投入面を前記選択面から前
    記特定方向にさらに所定角度傾け、 前記取出し口を略水平に設けたことを特徴する物品発行
  2. 【請求項2】案内事項を表示する案内表示部、物品を選
    択する選択手段、価値を投入する価値投入部、釣り銭を
    放出する取出し口を備えて、価値の投入と物品の選択と
    に基づいて物品を発行する物品発行機であって、 上方から下方へ順に、案内表示部、選択手段、価値投入
    部、取出し口を設け、 前記案内表示部を設けた案内表示面を略垂直に設け、 前記選択手段を設けた選択面を前記案内表示面より前方
    下方の特定方向に略30度傾け、 前記価値投入部を設けた価値投入面を前記選択面から前
    記特定方向にさらに略20度傾け、 前記取出し口を略水平に設けたことを特徴する物品発行
    機。
  3. 【請求項3】請求項1または2の物品発行機において、 少なくとも前記案内表示部を上方へ開放させる開放手段
    を備えた物品発行機。
  4. 【請求項4】請求項3の物品発行機において、 上方へ開放した前記案内表示部を保持する保持手段を備
    えた物品発行機。
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JP2839420B2 (ja) * 1992-11-20 1998-12-16 沖電気工業株式会社 自動券売機
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