JP2837984B2 - 伝票作成装置 - Google Patents

伝票作成装置

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JP2837984B2
JP2837984B2 JP4026763A JP2676392A JP2837984B2 JP 2837984 B2 JP2837984 B2 JP 2837984B2 JP 4026763 A JP4026763 A JP 4026763A JP 2676392 A JP2676392 A JP 2676392A JP 2837984 B2 JP2837984 B2 JP 2837984B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予めフォーマットが設
定された伝票をそのフォーマットに従い各種項目のデー
タを順次入力することにより作成する伝票作成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の伝票作成装置は、キーボ
ード等からデータが入力される毎に予め設定された伝票
作成プログラムに従い入力データを処理して伝票への印
字データを編集する。そして伝票1枚分の印字データが
編集されると、プリンタを動作させて所定の伝票用紙に
上記印字データをプリントアウトして伝票作成を行うも
のとなっていた。
【0003】このものにおいて、プリントアウトが行わ
れる前に伝票1枚分の入力データをまとめて取消すいわ
ゆる伝票取消と、1行分の入力データをまとめて取消す
いわゆる1行取消と、直前に入力したデータを取消すい
わゆる直前取消とを可能にしたものは既に知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の伝票作成装置においては、入力ミスのあった行
が現在入力している行より2行以上前の場合、伝票取消
を行ってデータを最初から再入力するか、1行取消で入
力ミスのあった行まで戻りそこからデータを再入力する
しか方法がなく、正常な行のデータも再度入力し直さな
ければならず、無駄な手間と時間を費やしていた。
【0005】そこで本発明は、現在入力中の行から2行
以上前のデータを簡単な操作で取消すことができる上、
その後の行のデータを再入力する必要もなく、伝票作成
の能率向上を図り得る伝票作成装置を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、伝票を構成す
る各種項目のデータを入力するデータ入力部と、このデ
ータ入力部からの入力データを入力順に格納する入力情
報テーブルと、データ入力部からの入力データを処理し
て伝票出力情報を編集するデータ処理手段と、このデー
タ処理手段により編集された伝票出力情報を順次格納す
る出力情報テーブルと、この出力情報テーブルに格納さ
れた伝票出力情報に基づいて伝票を表示または印字出力
する伝票出力部と、データ処理手段により伝票の行頭に
位置する伝票出力情報が編集される毎にその伝票出力情
報が格納された出力情報テーブルの格納先ポインタ及び
その伝票出力情報に該当する入力データが格納された入
力情報テーブルの格納先ポインタを所定の制御情報とと
もに格納する制御情報テーブルと、指定行の取消を指示
する取消指示部と、この取消指示部により指定行の取消
が指示されると制御情報テーブルから取消指定行に対応
する制御情報を検出し、その制御情報に対応する出力情
報テーブルの格納先ポインタまで該出力情報テーブルの
内容を破棄するデータ取消手段と、この取消手段による
データ取消後、制御情報テーブルから取消指示行の次行
に対応する制御情報を検出し、その制御情報に対応する
入力情報テーブルの格納先ポインタから後に格納された
入力データに基づいてデータ処理手段を再実行する自動
再入力処理手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】このような構成の本発明においては、データ入
力部から伝票を構成する各種項目のデータを入力する毎
に、入力情報テーブルにその入力データが入力順に格納
される。また、データ処理手段により入力データが処理
されて伝票出力情報が編集され、該伝票出力情報は出力
情報テーブルに順次格納される。さらに、データ処理手
段により伝票の行頭に位置する伝票出力情報が編集され
る毎に、その伝票出力情報が格納された出力情報テーブ
ルの格納先ポインタ及びその伝票出力情報に該当する入
力データが格納された入力情報テーブルの格納先ポイン
タが所定の制御情報とともに制御情報テーブルに格納さ
れる。こうして、伝票1枚分のデータ入力が完了する
と、伝票出力部により上記出力情報テーブルに格納され
た伝票出力情報に基づいて伝票が表示または印字出力さ
れる。
【0008】一方、伝票1枚分のデータ入力の途中で取
消指示部により指定行の取消を指示すると、制御情報テ
ーブルから取消指定行に対応する制御情報が検出され、
その制御情報に対応する出力情報テーブルの格納先ポイ
ンタまで該出力情報テーブルの内容が破棄される。しか
る後、制御情報テーブルから取消指示行の次行に対応す
る制御情報が検出され、その制御情報に対応する入力情
報テーブルの格納先ポインタから後に格納された入力デ
ータに基づいて前記データ処理手段が再実行される。こ
れにより、取消指示された指定行の伝票出力情報のみが
削除され、指定行前及び指定行後の伝票出力情報は残さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、この実施例では図1に示すように日
付欄1a,番号欄1b及び相手先名欄1cからなるヘッ
ダ部1と、品名欄2a,数量欄2b,単価欄2c,金額
欄2d及び摘要欄2eからなる7行分の明細行部2と、
合計欄3a,税率欄3b,税額欄3c及び税込合計金額
欄3dからなるトレーラ部3とで構成された伝票4を作
成する場合について述べる。
【0010】図2は本実施例装置の外観を示す斜視図
で、伝票作成装置本体11の前面にキーボード12、液
晶表示器13、フロッピーディスク挿入部14、伝票用
紙の用紙挿入部15がそれぞれ設けられており、中央部
にシリアルプリンタ16が設けられている。
【0011】前記キーボード12には、図3に示すよう
に、数字データを入力するためのテンキー12a、文字
データを入力するための各種文字キー12b、入力デー
タの登録を指示する実行キー12c、入力データのクリ
アを指示するクリアキー12dの他、矢印キー12e、
シフトキー12f、前面キー12g、取消キー12h、
訂正キー12i等の各種ファンクションキーが配設され
ている。
【0012】また、前面キー12gと取消キー12hと
の組合せ入力により伝票1枚単位の入力データをまとめ
て取消すいわゆる伝票取消を指示するキーとして機能
し、取消キー12h単独では1行分の入力データをまと
めて取消すいわゆる1行取消を指示するキーとして機能
し、シフトキー12fと訂正キー12iとの組合せ入力
により指定行の取消を指示するキーとして機能し、訂正
キー12i単独では直前に入力したデータを取消すいわ
ゆる直前取消を指示するキーとして機能する。
【0013】ここに、キーボード12は、伝票を構成す
る各種項目のデータを入力するデータ入力部を構成し、
特にシフトキー12f及び訂正キー12iは指定行の取
消を指示する取消指示部を構成する。
【0014】図4は本実施例装置の制御回路を示すブロ
ック図で、21は制御部本体を構成するCPU(中央処
理装置)である。そしてこのCPU21に、バスライン
22を介して、各種の業務プログラム等が予め記憶され
るROM(リード・オンリ・メモリ)23、データ処理
に必要な各種メモリが形成されるRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)24、前記フロッピーディスク挿入部
14から挿入されるフロッピディスクを駆動するフロッ
ピーディスクドライバ25を制御するディスクコントロ
ーラ26、前記プリンタ16を駆動制御するプリンタコ
ントローラ27、前記キーボード12からキー信号が入
力されるキーボードコントローラ28、前記液晶表示器
13を駆動制御する表示コントローラ29、前記液晶表
示器13で表示されるビット展開された表示データを格
納するビデオRAM30、前記ビデオRAM30に格納
されるビット展開された表示データを作るために使用さ
れるキャラクタジェネレータ31等が接続されている。
【0015】前記ROM23には、図5に示すように一
連のアドレス「aaaa」「bbbb」…「nnnn」
に対応して前記伝票4を作成するために設計された伝票
作成プログラム40が格納されている。
【0016】ここで、上記伝票作成プログラム40にお
いて、ステップ01に対応するデータ「D*」は伝票繰
返しの開始を指定するコマンドであり、ステップ09に
対応するデータ「D7」は明細行の繰返しの開始及び繰
返し回数を7回と指定するコマンドであり、ステップ2
2に対応するデータ「DV20」は明細行繰返しの終り
及び繰返し終了後に20/120インチの送りを指定す
るコマンドであり、ステップ30に対応するデータ「D
L」は伝票繰返しの終りを指定するコマンドである。
【0017】前記RAM14には、図6に示すように、
制御情報セーブポインタ41aと該ポインタ41aによ
って指定されるメモリ領域に各種制御情報を格納する制
御情報セーブエリア41bとからなる制御情報テーブル
41、メモリ情報セーブポインタ42aと該ポインタ4
2aによって指定されるメモリ領域にメモリ情報を格納
するメモリ情報セーブエリア42bとからなるメモリ情
報テーブル42、印字情報セーブポインタ43aと該ポ
インタ43aによって指定されるメモリ領域に伝票印字
情報を格納する印字情報セーブエリア43bとからなる
印字情報テーブル43、表示情報セーブポインタ44a
と該ポインタ44aによって指定されるメモリ領域に伝
票表示情報を格納する表示情報セーブエリア44bとか
らなる表示情報テーブル44、キー情報セーブポインタ
45aと該ポインタ45aによって指定されるメモリ領
域にキー入力情報を格納するキー情報セーブエリア45
bとからなるキー情報テーブル45の他、数量合計器4
6、金額合計器47、繰返し回数ダウンカウンタ48、
印字行数アップカウンタ49等の各種メモリが形成され
ている。
【0018】なお、各テーブル41〜45のポインタ4
1a〜45aは、それぞれセーブエリアがクリアされる
毎に初期値「1」となり、その後セーブエリアにデータ
を格納する毎に「+1」ずつアップする。
【0019】ここで、制御情報テーブル41に格納され
る各種制御情報は、図7(a)に示すようにメモリ情報
ポインタ42a、印字情報ポインタ43a、表示情報ポ
インタ44a及びキー情報ポインタ45aの各テーブル
ポインタと、実行したコマンドの先頭アドレスと、所定
の取消制御マークとで構成される。
【0020】メモリ情報テーブル42に格納されるメモ
リ情報は、図7(b)に示すように数量合計器及び金額
合計器のメモリデータ(データ更新があった場合には更
新前のデータ)とそのデータバイト数及びメモリ名称で
構成される。
【0021】印字情報テーブル43に格納される印字情
報は、図7(c)に示すように伝票印字されるデータと
その印字位置情報及び印字ピッチ情報とで構成される。
また、表示情報テーブル44に格納される表示情報は、
図7(d)に示すように画面が更新される前の表示内容
に相当するイメージデータとその表示制御情報とで構成
される。ここに、印字情報テーブル43及び表示情報テ
ーブル44は、データ処理手段により編集された伝票出
力情報を順次格納する出力情報テーブルを構成する。
【0022】キー情報テーブル45に格納されるキー情
報は、図7(e)に示すようにキーボード12のキー操
作により発生したキー入力データとそのデータバイト数
及びファンクションコードとで構成される。ここに、キ
ー情報テーブル45は、データ入力部からの入力データ
を入力順に格納する入力情報テーブルを構成する。
【0023】しかして、前記CPU21はスタートがか
かると前記ROM23内の伝票作成プログラム40を実
行する。なお、プログラムの実行に先立って液晶表示器
13には図1に示す伝票4の固定情報(罫線,項目名
称)等が表示されている。先ず、CPU21は、ステッ
プ01に対応するデータ「D*」を読出し、伝票繰返し
の開始指定であることを認識する。
【0024】次に、ステップ02に対応するデータ「数
量合計=0,金額合計=0」を読出し、前記数量合計器
46及び金額合計器47のデータを“0”にクリアす
る。このとき、数量合計器46及び金額合計器47のデ
ータをそれぞれのデータバイト数及びメモリ名「数量合
計器」、「金額合計器」とともに前記メモリ情報テーブ
ル42のメモリ情報セーブエリア42bにメモリ情報セ
ーブポインタ42aの値に従い格納する。
【0025】次に、ステップ03に対応するデータ「日
付入力コマンド」を読出し、液晶表示器13に日付欄1
aへのデータ入力を促すメッセージを表示させる。そし
て、キーボード12のテンキー12aにより日付データ
が入力され、続いてファンクションキーとして実行キー
12cが入力されると、そのキー入力データ,データバ
イト数及びファンクションコードをキー情報テーブル4
5のキー情報セーブエリア45bにキー情報セーブポイ
ンタ45aの値に従い格納するとともに、ステップ04
に対応するデータ「日付印字処理、日付表示処理」を読
出し、キー入力された日付データを処理して日付欄1a
への印字データ及び表示データを編集する。(データ処
理手段)
【0026】すなわち入力された日付データを印字デー
タに変換し、その印字データと前記伝票4の日付欄1a
に対応する印字位置情報及び印字ピッチ情報とを1つの
印字情報として前記印字情報テーブル43の印字情報セ
ーブエリア43bに印字情報セーブポインタ43aの値
に従い格納する。
【0027】また当該日付データをキャラクタジェネレ
ータ31を用いてビット展開しビデオRAM30にセッ
トして、液晶表示器13に表示されている伝票4の日付
欄1aに表示させる。このとき、日付データをビット展
開する前のビデオRAM30の記憶情報を変化前の表示
内容に相当するイメージデータとして座標等の表示制御
情報とともに前記表示情報テーブル44の表示情報セー
ブエリア44bに表示情報セーブポインタ44aの値に
従い格納する。
【0028】さらに現時点におけるメモリ情報セーブポ
インタ42a,印字情報セーブポインタ43a、表示情
報セーブポインタ44a及びキー情報セーブポインタ4
5aの各値と、今回実行したステップ03の日付入力コ
マンドの先頭アドレスと、前記伝票の様式に基づき設定
される取消制御マーク(この場合、伝票4の最初の項目
であるから伝票取消を可能にするマーク“04”)とか
らなる制御情報を、前記制御情報テーブル41の制御情
報セーブエリア41bに制御情報セーブポインタ41a
の値に従い格納する。
【0029】次に、ステップ05に対応するデータ「N
o.入力コマンド」を読出し、液晶表示器13に伝票番
号欄1bへのデータ入力を促すメッセージを表示させ
る。そしてテンキー12aにより伝票番号データが置数
され、続いて実行キー12cが入力されると、そのキー
入力データ,データバイト数及びファンクションコード
をキー情報テーブル45のキー情報セーブエリア45b
にキー情報セーブポインタ45aの値に従い格納すると
ともに、ステップ06に対応するデータ「No.印字処
理、No.表示処理」を読出し、キー入力された伝票番
号データを処理して伝票番号欄1bへの印字データ及び
表示データを編集する。
【0030】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の番号欄1bに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。さらに現時点におけるメモリ
情報セーブポインタ42a,印字情報セーブポインタ4
3a、表示情報セーブポインタ44a及びキー情報セー
ブポインタ45aの各値と、今回実行したステップ05
のNo.入力コマンドの先頭アドレスと、取消制御マー
ク(直前取消のみを可能にするマーク“01”)とから
なる制御情報を、制御情報テーブル41の制御情報セー
ブエリア41bに制御情報セーブポインタ41aの値に
従い格納する。
【0031】次に、ステップ07に対応するデータ「相
手先名入力コマンド」を読出し、液晶表示器13に相手
先名欄1cへのデータ入力を促すメッセージを表示させ
る。そして文字キー12bにより相手先名が入力され、
続いて実行キー12cが入力されると、そのキー入力デ
ータ,データバイト数及びファンクションコードをキー
情報テーブル45のキー情報セーブエリア45bにキー
情報セーブポインタ45aの値に従い格納するととも
に、ステップ08に対応するデータ「相手先名印字処
理、相手先名表示処理」を読出し、キー入力された相手
先名データを処理して相手先名欄1cへの印字データ及
び表示データを編集する。
【0032】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の相手先名欄1cに表示させ
るとともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44
の表示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポイン
タ44aの値に従い格納する。さらに現時点におけるメ
モリ情報セーブポインタ42a,印字情報セーブポイン
タ43a、表示情報セーブポインタ44a及びキー情報
セーブポインタ45aの各値と、今回実行したステップ
07の相手先名入力コマンドの先頭アドレスと、取消制
御マーク(直前取消のみを可能にするマーク“01”)
とからなる制御情報を、制御情報テーブル41の制御情
報セーブエリア41bに制御情報セーブポインタ41a
の値に従い格納する。
【0033】次に、ステップ09に対応するデータ「D
7」を読出し、明細行の繰返しの開始であることを認識
して、繰返し回数ダウンカウンタ48に繰返し回数
“7”をセットするとともに、印字行数アップカウンタ
49に印字行数“1”をセットする。
【0034】次に、ステップ10に対応するデータ「品
名入力コマンド」を読出し、液晶表示器13に品名欄2
aへのデータ入力を促すメッセージを表示させる。そし
て文字キー12bにより品名が入力され、続いて実行キ
ー12cが入力されると、そのキー入力データ,データ
バイト数及びファンクションコードをキー情報テーブル
45のキー情報セーブエリア45bにキー情報セーブポ
インタ45aの値に従い格納するとともに、ステップ1
1に対応するデータ「品名印字処理、品名表示処理」を
読出し、キー入力された品名データを処理して品名欄2
aへの印字データ及び表示データを編集する。
【0035】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の品名欄2aに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。さらに現時点におけるメモリ
情報セーブポインタ42a,印字情報セーブポインタ4
3a、表示情報セーブポインタ44a及びキー情報セー
ブポインタ45aの各値と、今回実行したステップ10
の品名入力コマンドの先頭アドレスと、取消制御マーク
(この場合、明細行の先頭項目であるので1行取消を可
能にするマーク“02”)とからなる制御情報を、制御
情報テーブル41の制御情報セーブエリア41bに制御
情報セーブポインタ41aの値に従い格納する。
【0036】次に、ステップ12に対応するデータ「数
量入力コマンド」を読出し、液晶表示器13に数量欄2
bへのデータ入力を促すメッセージを表示させる。そし
てテンキー12aにより数量が置数され、続いて実行キ
ー12cが入力されると、そのキー入力データ,データ
バイト数及びファンクションコードをキー情報テーブル
45のキー情報セーブエリア45bにキー情報セーブポ
インタ45aの値に従い格納するとともに、ステップ1
3に対応するデータ「数量印字処理、数量表示処理」を
読出し、キー入力された数量データを処理して数量欄2
bへの印字データ及び表示データを編集する。
【0037】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の数量欄2bに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。
【0038】次に、ステップ14に対応するデータ「数
量合計=前数量合計+入力数量」を読出し、前記数量合
計器46にキー入力された数量データ値を加算更新す
る。このとき、数量合計器46の加算更新前のデータと
金額合計器47のデータとをそれぞれのデータバイト数
及びメモリ名とともに前記メモリ情報テーブル42のメ
モリ情報セーブエリア42bにメモリ情報セーブポイン
タ42aの値に従い格納する。
【0039】そして、現時点におけるメモリ情報セーブ
ポインタ42a,印字情報セーブポインタ43a、表示
情報セーブポインタ44a及びキー情報セーブポインタ
45aの各値と、今回実行したステップ12の数量入力
コマンドの先頭アドレスと、取消制御マーク(直前取消
のみを可能にするマーク“01”)とからなる制御情報
を、制御情報テーブル41の制御情報セーブエリア41
bに制御情報セーブポインタ41aの値に従い格納す
る。
【0040】次に、ステップ15に対応するデータ「単
価入力コマンド」を読出し、液晶表示器13に単価欄2
cへのデータ入力を促すメッセージを表示させる。そし
てテンキー12aにより単価が置数され、続いて実行キ
ー12cが入力されると、そのキー入力データ,データ
バイト数及びファンクションコードをキー情報テーブル
45のキー情報セーブエリア45bにキー情報セーブポ
インタ45aの値に従い格納するとともに、ステップ1
6に対応する「単価印字処理、単価表示処理」を読出
し、キー入力された単価データを処理して単価欄2cへ
の印字データ及び表示データを編集する。
【0041】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の単価欄2cに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。
【0042】次に、ステップ17に対応するデータ「金
額=単価×数量」を読出し、キー入力された単価と数量
とから金額を演算する。次いで、ステップ18に対応す
るデータ「金額印字処理、金額表示処理」を読出し、算
出された金額データを処理して金額欄2dへの印字デー
タ及び表示データを編集する。
【0043】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の金額欄2dに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。
【0044】次に、ステップ19に対応するデータ「金
額合計=前金額合計+計算金額」を読出し、前記金額合
計器47に算出された金額データ値を加算更新する。こ
のとき、金額合計器47の加算更新前のデータと数量合
計器46のデータとをそれぞれのデータバイト数及びメ
モリ名とともに前記メモリ情報テーブル42のメモリ情
報セーブエリア42bにメモリ情報セーブポインタ42
aの値に従い格納する。
【0045】そして、現時点におけるメモリ情報セーブ
ポインタ42a,印字情報セーブポインタ43a、表示
情報セーブポインタ44a及びキー情報セーブポインタ
45aの各値と、今回実行したステップ15の単価入力
コマンドの先頭アドレスと、取消制御マーク(直前取消
のみを可能にするマーク“01”)とからなる制御情報
を、制御情報テーブル41の制御情報セーブエリア41
bに制御情報セーブポインタ41aの値に従い格納す
る。
【0046】次に、ステップ20に対応するデータ「摘
要入力コマンド」を読出し、液晶表示器13に摘要欄2
eへのデータ入力を促すメッセージを表示させる。そし
て文字キー12bにより摘要情報が入力され、続いて実
行キー12cが入力されると、そのキー入力データ,デ
ータバイト数及びファンクションコードをキー情報テー
ブル45のキー情報セーブエリア45bにキー情報セー
ブポインタ45aの値に従い格納するとともに、ステッ
プ21に対応するデータ「摘要印字処理、摘要表示処
理」を読出し、キー入力された摘要データを処理して摘
要欄2eへの印字データ及び表示データを編集する。
【0047】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の摘要欄2eに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。さらに現時点におけるメモリ
情報セーブポインタ42a,印字情報セーブポインタ4
3a、表示情報セーブポインタ44a及びキー情報セー
ブポインタ45aの各値と、今回実行したステップ20
の摘要入力コマンドの先頭アドレスと、取消制御マーク
(直前取消のみを可能にするマーク“01”)とからな
る制御情報を、制御情報テーブル41の制御情報セーブ
エリア41bに制御情報セーブポインタ41aの値に従
い格納する。
【0048】次に、ステップ22に対応するデータ「D
V20」を読出し、明細行繰返しの終りであることを認
識して、繰返し回数ダウンカウンタ48を「−1」カウ
ントダウンさせるとともに、印字行数アップカウンタ4
9を「+1」カウントアップさせる。そして、上記繰返
し回数ダウンカウンタ48が“0”に達していなけれ
ば、前記ステップ10〜ステップ21のプログラム処理
を繰り返し実行する。
【0049】上記繰返し回数ダウンカウンタ48が
“0”に達した場合には、明細行7行のデータ入力を完
了したので、20/120インチの送りを指定した後、
ステップ23に対応するデータ[税率印字処理、税率表
示処理]を読出し、予め設定されている税率データを処
理して税率欄3bへの印字データ及び表示データを編集
する。
【0050】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の税率欄3bに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。
【0051】次に、ステップ24に対応するデータ[税
額=金額合計×税率]を読出し、金額合計器47内の金
額データと上記税率とから税額を算出する。次いで、ス
テップ25に対応するデータ[税額印字処理、税額表示
処理]を読出し、算出された税額データを処理して税額
欄3cへの印字データ及び表示データを編集する。
【0052】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の税額欄3cに表示させると
ともに、該当する表示情報を表示情報テーブル44の表
示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポインタ4
4aの値に従い格納する。
【0053】次に、ステップ26に対応するデータ[税
込合計金額=金額合計+税額]を読出し、金額合計器4
7内の金額データと上記税額とから税込合計金額を算出
する。次いで、ステップ27に対応するデータ[税込合
計金額印字処理、税込合計金額表示処理]を読出し、算
出された税込合計金額データを処理して税込合計金額欄
3dへの印字データ及び表示データを編集する。
【0054】そして、印字データを該当する印字位置情
報及び印字ピッチ情報とともに印字情報テーブル43の
印字情報セーブエリア43bに印字情報セーブポインタ
43aの値に従い格納する。また表示データを液晶表示
器13に表示された伝票4の税込合計金額欄3dに表示
させるとともに、該当する表示情報を表示情報テーブル
44の表示情報セーブエリア44bに表示情報セーブポ
インタ44aの値に従い格納する。
【0055】次に、ステップ28に対応するデータ[印
字確認入力コマンド]を読出し、液晶表示器13に印字
実行の入力を促すメッセージを表示させる。そして実行
キー12bがキー入力されたならば印字実行が指示され
たので、ステップ29に対応するデータ[印字起動処
理]を読出す。そして、プリンタ16を動作させて伝票
挿入部15から挿入された伝票用紙に前記印字情報テー
ブル44に格納されている伝票1枚分の印字データをプ
リントアウトして、伝票を作成する。
【0056】さて、上述した伝票作成プログラム40を
実行中に、前面キー12gと取消キー12hとの組合せ
入力により伝票取消が指示されると、CPU21は図8
に示す処理を実行する。すなわち、前記制御情報テーブ
ル41における制御情報セーブエリア41bを溯って検
索し、取消制御マークが伝票取消マーク“04”の制御
情報を探す。そして、伝票取消マーク“04”の制御情
報を検出したならばその制御情報を取得する。
【0057】しかして、メモリ情報ポインタ値にメモリ
情報セーブポインタ42aを戻すとともに、そのポイン
タ位置にセーブされたメモリ情報に基づき数量合計器4
6及び金額合計器47の内容を修正する。また、印字情
報ポインタ値に印字情報ポインタ43aを戻す。さら
に、表示情報ポインタ値に表示情報ポインタ44aを戻
すとともに、そのポインタ位置にセーブされた表示情報
に基づき液晶表示器13の表示画面を修正する。また、
コマンドアドレスまで前記伝票作成プログラム40のコ
マンドポインタを戻す。しかる後、繰返し回数ダウンカ
ウンタ48及び印字行数アップカウンタ49をそれぞれ
“0”に初期化したならば、この処理を終了する。
【0058】取消キー12hの単独入力により1行取消
が指示されると、CPU21は図9に示す処理を実行す
る。すなわち、前記制御情報テーブル41における制御
情報セーブエリア41bを溯って検索し、取消制御マー
クが1行取消マーク“02”の制御情報を探す。そし
て、1行取消マーク“02”の制御情報を検出したなら
ばその制御情報を取得する。
【0059】しかして、メモリ情報ポインタ値にメモリ
情報セーブポインタ42aを戻すとともに、そのポイン
タ位置にセーブされたメモリ情報に基づき数量合計器4
6及び金額合計器47の内容を修正する。また、印字情
報ポインタ値に印字情報ポインタ43aを戻す。さら
に、表示情報ポインタ値に表示情報ポインタ44aを戻
すとともに、そのポインタ位置にセーブされた表示情報
に基づき液晶表示器13の表示画面を修正する。また、
コマンドアドレスまで前記伝票作成プログラム40のコ
マンドポインタを戻したならば、この処理を終了する。
【0060】なお、行の第1入力すなわち明細行の品名
入力待機中に1行取消が指示された場合には、繰返し回
数ダウンカウンタ48を「+1」だけカウントアップ
し、印字行数アップカウンタ49を「−1」だけカウン
トダウンする。
【0061】訂正キー12iの単独入力により直前取消
が指示されると、CPU21は図10に示す処理を実行
する。すなわち、前記制御情報テーブル41における制
御情報セーブエリア41bを溯って検索し、取消制御マ
ークが直前取消マーク“01”の制御情報を探す。そし
て、直前取消マーク“01”の制御情報を検出したなら
ばその制御情報を取得する。
【0062】しかして、メモリ情報ポインタ値にメモリ
情報セーブポインタ42aを戻すとともに、そのポイン
タ位置にセーブされたメモリ情報に基づき数量合計器4
6及び金額合計器47の内容を修正する。また、印字情
報ポインタ値に印字情報ポインタ43aを戻す。さら
に、表示情報ポインタ値に表示情報ポインタ44aを戻
すとともに、そのポインタ位置にセーブされた表示情報
に基づき液晶表示器13の表示画面を修正する。また、
コマンドアドレスまで前記伝票作成プログラム40のコ
マンドポインタを戻したならば、この処理を終了する。
【0063】なお、行の第1入力すなわち明細行の品名
入力待機中に1行取消が指示された場合には繰返し回数
ダウンカウンタ48を「+1」だけカウントアップし、
印字行数アップカウンタ49を「−1」だけカウントダ
ウンする。
【0064】シフトキー12fと訂正キー12iとの組
合せ入力により指定行取消が指示されると、CPU21
は図11に示す処理を実行する。すなわち、テンキー1
2aにより置数され、続いて実行キー12cがキー入力
されると、置数データを取消しを行う指定行と認識す
る。そして、繰返し回数ダウンカウンタ48を指定行数
分カウントアップする。また、印字行数カウンタ49を
指定行数分カウントダウンし、そのカウント値をAとす
る。
【0065】次いで、上記カウント値Aが“0”でなけ
れば前記制御情報テーブル41における制御情報セーブ
エリア41bを溯って検索し、取消制御マークが1行取
消マーク“02”の制御情報を探す。そして、1行取消
マーク“02”の制御情報を検出したならば上記カウン
ト値Aを「−1」減算する。ここで上記カウント値Aが
“0”にならなければ再度制御情報テーブル41におけ
る制御情報セーブエリア41bを溯って検索し、取消制
御マークが1行取消マーク“02”の制御情報を探す。
そして、1行取消マーク“02”の制御情報を検出した
ならば上記カウント値Aをさらに「−1」減算する。
【0066】こうして、上記カウント値Aが“0”にな
ったならばそのときの1行取消マーク“02”の制御情
報を取得する。そして、メモリ情報ポインタ値にメモリ
情報セーブポインタ42aを戻すとともに、そのポイン
タ位置にセーブされたメモリ情報に基づき数量合計器4
6及び金額合計器47の内容を修正する。また、印字情
報ポインタ値に印字情報ポインタ43aを戻す。さら
に、表示情報ポインタ値に表示情報ポインタ44aを戻
すとともに、そのポインタ位置にセーブされた表示情報
に基づき液晶表示器13の表示画面を修正する。また、
コマンドアドレスまで前記伝票作成プログラム40のコ
マンドポインタを戻す。(データ取消手段)
【0067】しかる後、上記制御情報テーブル41にお
ける制御情報セーブエリア41bを繰り上がって検索
し、取消制御マークが1行取消マーク“02”の制御情
報を探す。そして、1行取消マーク“02”の制御情報
を検出したならばその制御情報を取得する。
【0068】しかして、キー情報セーブポインタ値から
後に格納されているキー入力データ及びファンクション
コードを順次読出すとともに前記伝票作成プログラム4
0をコマンドポインタの位置から順次実行して、キーボ
ード12からのキー入力があった場合と同様にして再度
伝票作成を処理する。(自動再入力処理手段)
【0069】次に、上記の如く構成された本実施例の作
用を図12及び図13に示す液晶表示器13の表示画面
例を参照して説明する。今、図12に示すようにオペレ
ータは伝票4における明細行部2の2行目までデータ入
力を完了したものとする。このとき、表示画面下方のメ
ッセージ表示部13aには3行目の品名入力を促すメッ
セージ「品名を入力して(+)」が表示されている。ま
た、伝票作成プログラム40の読出しアドレスはステッ
プ10の「品名入力コマンド」の先頭アドレスとなって
おり、繰返し回数ダウンカウンタ48は“5”、印字行
数カウンタ49は“3”になっている。
【0070】この状態で、伝票4のヘッダ部1に入力ミ
スがあった場合、オペレータは前面キー12gと取消キ
ー12hとをキー入力して伝票取消を指示する。そうす
ると、伝票取消マーク“04”の制御情報がセットされ
た処理まで伝票作成処理が遡ることになる。すなわち、
数量合計器46及び金額合計器47が“0”に初期化さ
れるとともに、伝票作成プログラム40の読出しアドレ
スがステップ03の「日付入力コマンド」の先頭アドレ
スまで戻る。また、それまでキー入力された伝票の各項
目(日付、伝票番号、相手先名、明細行1行目及び2行
目の品名,数量,単価,金額,摘要の各データ)の印字
データが破棄されるとともに、液晶表示器13の表示画
面も各項目が入力される前の状態に戻る。このとき、繰
返し回数ダウンカウンタ48及び印字行数アップカウン
タ49はいずれも“0”になる。
【0071】また、図12に示す状態で明細行2行目の
品名,数量または単価に入力ミスがあった場合には、オ
ペレータは取消キー12hをキー入力して1行取消を指
示する。そうすると、伝票取消マーク“02”の制御情
報がセットされた処理まで伝票作成処理が遡ることにな
る。すなわち、数量合計器46及び金額合計器47の内
容が明細行1行目までに入力したデータ(この場合数量
=50、金額=7500)になるとともに、伝票作成プ
ログラム40の読出しアドレスがステップ10の「品名
入力コマンド」の先頭アドレスまで戻る。また、明細行
2行目としてキー入力された各項目(明細行2行目の品
名,数量,単価,金額,摘要の各データ)の印字データ
が破棄されるとともに、液晶表示器13の表示画面も明
細行2行目の品名が入力される前の状態に戻る。このと
き、明細行3行目の第1入力の際に1行取消が行われた
ので、繰返し回数ダウンカウンタ48は“6”、印字行
数アップカウンタ49は“2”になる。
【0072】図12に示す状態で明細行2行目の摘要に
入力ミスがあった場合には、オペレータは訂正キー12
iをキー入力して直前取消を指示する。そうすると、伝
票取消マーク“01”の制御情報がセットされた処理ま
で伝票作成処理が遡ることになる。すなわち、数量合計
器46及び金額合計器47の内容が明細行2行目までに
入力したデータ(この場合数量=70、金額=910
0)になるとともに、伝票作成プログラム40の読出し
アドレスがステップ20の「摘要入力コマンド」の先頭
アドレスまで戻る。また、明細行2行目の摘要項目の印
字データが破棄されるとともに、液晶表示器13の表示
画面も明細行2行目の摘要が入力される前の状態に戻
る。この場合も、繰返し回数ダウンカウンタ48は
“6”、印字行数アップカウンタ49は“2”になる。
【0073】図12に示す状態で明細行1行目の品名,
数量,単価または摘要に入力ミスがあった場合には、オ
ペレータはシフトキー12fと訂正キー12iとをキー
入力して指定行取消を指示する。そうすると、表示画面
のメッセージ表示部13aには図12に示すように取消
指定行の入力を促すメッセージ「何行目を取消しますか
?」が表示されるので、オペレータはテンキー12aに
より「1」を置数し、実行キー12cを操作する。そう
すると、繰返し回数ダウンカウンタ48が“6”になる
とともに、伝票取消マーク“02”の制御情報がセット
された処理を2回(=印字行数“3”−指定行数
“1”)検出するまで伝票作成処理が遡ることになる。
すなわち、数量合計器46及び金額合計器47の内容が
明細行1行目の品名を入力する前のデータ、すなわち
“0”になるとともに、伝票作成プログラム40の読出
しアドレスがステップ10の「品名入力コマンド」の先
頭アドレスまで戻る。また、明細行1行目及び2行目と
してキー入力された各項目(品名,数量,単価,金額,
摘要)の印字データが全て破棄されるとともに、液晶表
示器13の表示画面も明細行1行目の品名が入力される
前の状態に戻る。
【0074】次いで、制御情報テーブル41が繰上げて
検索され、伝票取消マーク“02”の制御情報がセット
された処理、すなわち明細行2行目の品名「あんパン」
の入力に対する処理が検出される。そして、この品名
「あんパン」の入力から以降に入力されたキー情報
(「あんパン」、「20」「80」)が伝票作成プログ
ラム40に従い自動的に再実行される。これにより、図
13に示すように明細行1行目に図12における明細行
2行目のデータが入力され、図12における明細行1行
目のデータが取消されたことになる。
【0075】このように本実施例によれば、伝票取消、
1行取消及び直前取消の場合と同様に簡単なキー操作で
オペレータが指定した行のデータを取消すことができ、
しかも取消した行の後に入力したデータは取消した行を
詰めた状態で残されるので、たとえ入力ミスのあった行
が現在入力している行より2行以上前であっても簡単に
かつ短時間で修正できる。
【0076】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、伝票の様式や各種取消処理の具体的内容
等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、現
在入力中の行から2行以上前のデータを簡単な操作で取
消すことができる上、その後の行のデータを再入力する
必要もなく、伝票作成の能率向上を図り得る伝票作成装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例で使用する伝票の様式を示
す図。
【図2】 同実施例の外観を示す斜視図。
【図3】 同実施例のキーボードを示す平面図。
【図4】 同実施例の制御回路を示すブロック図。
【図5】 同実施例の伝票作成プログラムが格納された
ROMを示す図。
【図6】 同実施例のRAMに形成される主要なメモリ
構成図。
【図7】 図6の主要メモリに格納されるデータフォー
マットを示す図。
【図8】 同実施例におけるCPUの伝票取消処理を示
す流れ図。
【図9】 同実施例におけるCPUの1行取消処理を示
す流れ図。
【図10】同実施例におけるCPUの直前取消処理を示
す流れ図。
【図11】同実施例におけるCPUの指定行取消処理を
示す流れ図。
【図12】同実施例の作用説明に用いる表示画面例を示
す図。
【図13】同実施例の作用説明に用いる表示画面例を示
す図。
【符号の説明】
4…伝票、11…伝票作成装置本体、12…キーボー
ド、12f…シフトキー、12g…前面キー、12h…
取消キー、12i…訂正キー、13…液晶表示器、16
…シリアルプリンタ、21…CPU、23…ROM、2
4…RAM、41…制御情報テーブル、42…メモリ情
報テーブル、43…印字情報テーブル、44…表示情報
テーブル、45…キー情報テーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝票を構成する各種項目のデータを入力
    するデータ入力部と、 このデータ入力部からの入力データを入力順に格納する
    入力情報テーブルと、 前記データ入力部からの入力データを処理して伝票出力
    情報を編集するデータ処理手段と、 このデータ処理手段により編集された伝票出力情報を順
    次格納する出力情報テーブルと、 この出力情報テーブルに格納された伝票出力情報に基づ
    いて伝票を表示または印字出力する伝票出力部と、 前記データ処理手段により前記伝票の行頭に位置する伝
    票出力情報が編集される毎にその伝票出力情報が格納さ
    れた前記出力情報テーブルの格納先ポインタ及びその伝
    票出力情報に該当する入力データが格納された前記入力
    情報テーブルの格納先ポインタを所定の制御情報ととも
    に格納する制御情報テーブルと、 指定行の取消を指示する取消指示部と、 この取消指示部により指定行の取消が指示されると前記
    制御情報テーブルから取消指定行に対応する制御情報を
    検出し、その制御情報に対応する前記出力情報テーブル
    の格納先ポインタまで該出力情報テーブルの内容を破棄
    するデータ取消手段と、 この取消手段によるデータ取消後、前記制御情報テーブ
    ルから前記取消指示行の次行に対応する制御情報を検出
    し、その制御情報に対応する前記入力情報テーブルの格
    納先ポインタから後に格納された入力データに基づいて
    前記データ処理手段を再実行する自動再入力処理手段
    と、を具備したことを特徴とする伝票作成装置。
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