JP2893935B2 - 帳票出力装置 - Google Patents

帳票出力装置

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JP2893935B2
JP2893935B2 JP2303302A JP30330290A JP2893935B2 JP 2893935 B2 JP2893935 B2 JP 2893935B2 JP 2303302 A JP2303302 A JP 2303302A JP 30330290 A JP30330290 A JP 30330290A JP 2893935 B2 JP2893935 B2 JP 2893935B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パーソナルコンピュータ、オフィスコン
ピュータ等における帳票出力装置に関する。
[発明の概要] この発明は、帳票出力装置において、1レコードにお
ける各フィールドの任意のサンプルデータを記憶してお
き、これらサンプルデータに基づいて複数の擬似レコー
ドを作成し、この擬似レコードを予め設定された帳票フ
ォーマットに基づいて帳票形式で出力することにより、
現実のレコードデータが収集されていなくても、簡単に
現実のレコードデータと同様の帳票出力を行って、帳票
フォーマットの良否を事前にチェックできるようにした
ものである。
[従来の技術] 本出願人は、先に、複数のレコードを帳票形式で出力
する際、予め設定した先頭出力レコード分の帳票フォー
マットを、レコード数に応じて伸長しながら帳票出力す
ることにより、レコード数が変動したとしても、帳票フ
ォーマットを設定し直すことなく、レコード数に見合っ
た無駄のない、見易い帳票を自動的に作成できるように
した帳票出力装置を提案した(特願昭63−175432号)。
すなわち、この帳票出力装置は、レコードが実在して
初めて帳票出力が可能となるので、設定した帳票フォー
マットの良否を判断する場合でも、出力対象のレコード
の全てを作成した上で帳票出力していた。
[発明が解決しようとする課題] このため、ファイル処理されるべき現実のレコードデ
ータが未だ収集されていないような場合は、収集される
まで待たねばならず、迅速に帳票フォーマットの修正を
行うことができなかった。
これは、レコード数に応じて帳票フォーマットを伸長
しながら帳票出力しているため、出力対象の全てのレコ
ードを作成しなければならなくなることに起因する。
そこで、この制約を考慮して種々検討した結果、帳票
フォーマットの良否を判断するためには、レコードデー
タは現実に収集されたデータである必要はなく、任意の
データに基づいたレコードデータであっても差し支えな
い筈であり、このレコードデータを活用して自動的に不
要な本数のレコードを作成できれば、現実のレコードデ
ータが未だ収集されていなくても、現実のレコードデー
タからなるファイルを帳票出力した際の帳票フォーマッ
トの良否を判断でき、かつ、最低限レコード1本分のデ
ータのみ対処でき、手間が省けるであろうとの着想を得
た。
この発明の課題は、現実のレコードデータが存在しな
くても、少数の任意のデータに基づいて、現実のレコー
ドデータの場合と同一のフォーマットで帳票出力を行え
るようにすることである。
[課題を解決するための手段] 第1の発明の手段は次の通りである。
第1の記憶手段A(第1図の機能ブロック図を参照、
以下同じ)は、先頭レコードデータの出力行・桁位置情
報、及び当該先頭レコードデータを括る罫線情報を記憶
する。
第2の記憶手段Bは、少なくとも1レコード分の各フ
ィールドのサンプルデータと、レコード数を記憶する。
作成手段Cは、第2の記憶手段Bに記憶された各サン
プルデータに基づいて、記憶に係るレコード数分のレコ
ードデータを順次作成する。
出力制御手段Dは、作成手段Cにて作成されたレコー
ドデータを、第1の記憶手段Aに記憶された出力行位置
を順次更新しながら記憶に係る出力桁位置に順次出力し
て、記憶に係る罫線情報に基づいて順次括る。
第2の発明の手段は次の通りである。
定義手段E(第2図の機能ブロック図を参照、以下同
じ)は、1レコードにおける各フィールド毎に、初期デ
ータと、当該初期データの更新形態とを定義する。
作成手段Fは、上記初期データを各フィールドのデー
タとするレコードと、上記初期データを対応の更新形態
に基づいて更新した更新データを各フィールドのデータ
とする複数のレコードとを作成する。
記憶手段Gは、作成手段Cにて作成された各レコード
を記憶する。
出力手段Hは、記憶手段Gに記憶された各レコードを
予め設定された帳票フォーマットに従って出力する。
第3の発明の手段は次の通りである。
フォーマット記憶手段I(第3図の機能ブロック図を
参照、以下同じ)は、任意に設定入力された1レコード
分の出力フォーマットを規定するパラメータを記憶す
る。
初期データ記憶手段Jは、任意に設定入力された1レ
コードにおける各フィールドの初期データを記憶する。
レコード作成手段Kは、初期データ記憶手段J内の各
初期データを各フィールドのデータとする擬似レコード
と、当該各初期データを更新した更新データを各フィー
ルドのデータとする複数の擬似レコードとを作成する。
レコード記憶手段Lは、レコード作成手段Kにて作成
された各擬似レコードを記憶する。
出力手段Mは、レコード記憶手段Lに記憶された各擬
似レコードを、フォーマット記憶手段I内のパラメータ
に基づいて生成された出力フォーマットと共に出力す
る。
[作用] 第1の発明の手段の作用は次の通りである。
今、現実にファイル処理されるはずのレコードデータ
は、未だ何も収集されていないが、第1の記憶手段Aに
は、現実にファイル処理された場合の先頭レコードデー
タについての出力行・桁位置情報、及び当該先頭レコー
ドデータを括る罫線情報が記憶されており、第2の記憶
手段Bには、上記現実のレコードデータに対応する各フ
ィールドのサンプルデータが1レコード分と、収集予定
の現実のレコードデータのレコード数とが記憶されてい
るものとする。
このような状態の下で、帳票出力が指示されたとする
と、作成手段Cは、第2の記憶手段Bに記憶された各サ
ンプルデータに基づいて、記憶に係るレコード数分のレ
コードデータを順次作成する。
すると、出力制御手段Dは、作成手段Cによりレコー
ドデータが作成される毎に、このレコードデータを、第
1の記憶手段Aに記憶された出力行位置を順次更新しな
がら記憶に係る出力桁位置に順次出力し、記憶に係る罫
線情報に基づいて順次括る。
第2の発明の手段の作用は次の通りである。
今、定義手段Eには、1レコードにおける各フィール
ド毎に、初期のサンプルデータと、当該初期のサンプル
データの更新形態とが定義されており、帳票のサンプル
出力が指示されたとする。
すると、作成手段Fは、上記初期のサンプルデータを
各フィールドのデータとするレコードと、上記初期のサ
ンプルデータを対応の更新形態に基づいて更新した更新
データを各フィールドのデータとする複数のレコードを
順次作成し、記憶手段Gは、作成手段Fにて作成された
各レコードを記憶する。
そして、出力手段Hは、記憶手段Gに記憶された各レ
コードを予め設定された帳票フォーマットに従って出力
する。
第3の発明の手段の作用は次の通りである。
今、任意に設定入力された1レコード分の出力フォー
マットを規定するパラメータがフォーマット記憶手段I
に記憶され、任意に設定入力された1レコードにおける
各フィールドの初期のサンプルデータが初期データ記憶
手段Jに記憶されたものとする。
すると、レコード作成手段Kは、初期データ記憶手段
J内の各初期のサンプルデータを各フィールドのデータ
とする擬似レコードと、当該各初期のサンプルデータを
更新した更新データを各フィールドのデータする複数の
擬似レコードを作成し、レコード記憶手段Lは、レコー
ド作成手段Kにて作成された各擬似レコードを記憶す
る。
そして、出力手段Mは、レコード記憶手段Lに記憶さ
れた各擬似レコードを、フィールド記憶手段I内の指定
に係る帳票名に対応するパラメータに基づいた出力フォ
ーマットと共に出力する。
従って、第1の発明、第2の発明、第3の発明のいず
れにおいても、現実のレコードデータが存在しなくて
も、少数の任意のデータに基づいて、現実のレコードデ
ータの場合と同一のフォーマットで帳票出力を行える。
[第1実施例] 以下、第1実施例を第4図ないし第8図を参照しなが
ら説明する。
第4図は、帳票出力装置の構成図であり、この帳票出
力装置は、CPU1の制御の下に、キー入力部2から入力さ
れたデータに基づいて、レコード作成部3にてレコード
を作成し、この作成レコードをファイル形式で補助記憶
部4に格納し、このファイル内容を、フォーマット設定
メモリ5上に予め設定された帳票フォーマット定義情報
に基づいて印刷部6にて帳票印刷するものである。
また、CPU1は、帳票印刷が指示された際に、その指示
に係る帳票名(ファイル名)に対応するサンプルデータ
等がサンプルデータ設定メモリ7に設定されているとき
は、CPU1は、このサンプルデータからなる擬似レコード
を作成して擬似ファイルメモリ8に格納し、フォーマッ
ト設定メモリ5内の対応ファイルの帳票フォーマット定
義情報に基づいて帳票印刷を行うべく制御する。
キー入力部2は、各種のデータを入力するデータ入力
キー2aの他に、帳票フォーマット設定モードを設定する
設定キー2b、帳票印刷モードを設定する帳票印刷キー2c
等の各種ファンクションキーを有している。
フォーマット設定メモリ5には、補助記憶部4内の各
ファイル別に、第5図(a)に示したように、帳票名、
ファイル名、ヘッダフォーマット定義情報、レコードフ
ォーマット定義情報、ボトムフォーマット定義情報から
なる帳票フォーマット定義情報が記憶される。
ヘッダフォーマット定義情報は、第5図(b)に示
したイメージに対応し、その内容としては、ファイル
名、項目名、これらの出力位置、罫線等が情報が記憶さ
れている。
レコードフォーマット定義情報は、第5図(b)に
示したイメージに対応し、その内容としては、複数のフ
ィールド(項目別データ、ワード)からなるレコードデ
ータをフィールド単位で括るための罫線情報等が記憶さ
れている。なお、このレコードフォーマット情報は、1
ファイル当たり1レコード分のみが記憶されている。
ボトムフォーマット定義情報は、第5図(b)に示
したイメージに対応し、その内容としては、所定のボト
ムデータを括るための罫線情報が記憶されている。
サンプルデータ設定メモリ7には、第6図に示したよ
うなファイル名、レコード数、項目別のサンプルデー
タ、及びデータ発生方式情報からなるサンプルデータ定
義情報が記憶される。
なお、データ発生方式情報“R"は、併記された“xy
z"、“abc"、“lmn"等の複数のサンプルデータの中から
1レコード当たり1つずつランダムに選択することを意
味している。
また、データ発生方式情報“S"は、併記された“1
0"、“20"、“30"等の複数のサンプルデータの中から1
レコード当たり1つずつシーケンシャルに選択すること
を意味している。
また、データ発生方式情報“C"は、対応の項目につい
ては、1個だけ記憶された“10"等のサンプルデータが
各レコードとも共通である定数フィールドであることを
意味している。
次に、帳票印刷動作を第7図を参照しながら説明す
る。
帳票印刷キー2cの操作により帳票印刷モードが設定さ
れた状態で、帳票名が入力されると(ステップS1)、CP
U1は、フォーマット設定メモリ5内の帳票フォーマット
定義情報をサーチして、入力に係る帳票名に対応するフ
ァイル名を読出す(ステップS2)。
そして、読出したファイル名に対応するサンプルデー
タ定義情報をサンプルデータ設定メモリ7上でサーチす
る(ステップS3)。そして、読出したファイル名に対応
するサンプルデータ定義情報が存在するか否かを判断し
(ステップS4)、存在しないときは、補助記憶部4内の
読出しに係るファイル名のファイルを指定して(ステッ
プS9)後述のステップS10に進む。
一方、読出したファイル名に対応するサンプルデータ
定義情報が存在するときは、そのサンプルデータ定義情
報に従って1つのレコードデータを作成して擬似ファイ
ルメモリ8に格納する(ステップS5)。
そして、サンプルデータ定義情報中のレコード数分だ
けのレコードデータを作成して擬似ファイルメモリ8に
格納し終えたか否かを判断する(ステップS6)。その結
果、終了していないときは、サンプルデータ定義情報中
のデータ発生方式情報“R"、“S"、“C"に基づいて次の
レコード用のワードを特定して(ステップS7)、ステッ
プS5に戻ることにより、レコードデータの作成処理を続
行する。
一方、終了したときは、擬似ファイルメモリ8中の今
作成した擬似ファイルを指定して(ステップS8)、ステ
ップS10に進む。
ステップS10では、ステップS8、或いはステップS9に
て指定されたファイルに対応する帳票フォーマット定義
情報中のヘッダフォーマット定義情報に基づいて、ヘッ
ダフォーマットを印刷する。
次に、指定されたファイルの先頭から順に、1レコー
ドだけ読出す(ステップS11)。そして、このレコード
データを、1行単位で改行しながら対応する帳票フォー
マット定義情報中のレコードフォーマット定義情報に基
づいて順次配置し、罫線による括り印刷を行う(ステッ
プS12)。
そして、次のレコードが未だ存在するか否かを判断し
(ステップS13)、未だ存在するときは、さらに、改ペ
ージか否かを判断する(ステップS14)。その結果、改
ページでなければ、ステップS11に戻ることにより、次
のレコードデータに対する上記括り印刷を行う。一方、
改ページであれば、ステップS10に戻ってヘッダフォー
マットを印刷し、その後、上記括り印刷を継続する。
ステップS13にて、次のレコードが存在しないと判断
されたときは、指定されたファイルに対応する帳票フォ
ーマット定義情報中のボトムフォーマット定義情報に基
づいて、ボトムフォーマットを印刷し(ステップS15)
終了する。
このような処理の結果、例えば、第6図のサンプルデ
ータ定義情報に基づいて帳票印刷を行った場合は、第8
図に示したように、データ内容のみが現実の収集データ
とは異なるサンプルデータであり、フォーマットは現実
に予定されていたものと全く同一の帳票印刷が行われ
る。
すなわち、設定された1レコード分のサンプルデータ
に基づいて、設定レコード数分のレコードデータを自動
的に作成し、現実に収集されるレコードデータの場合と
全く同様のフォーマットのサンプル帳票を印刷してい
る。
[第2実施例] 次に、第2実施例を第9図ないし第15図を参照しなが
ら説明する。
第9図は、第2実施例における帳票出力装置のブロッ
ク構成図である。
この帳票出力装置は、サンプルデータに基づいてサン
プル帳票を出力するという基本的な機能は、第1実施例
と同様であるので、相違点を中心として説明する。
すなわち、キー入力部20は、第1実施例におけるデー
タ入力キー2a、設定キー2b、帳票印刷キー2cの他に、補
助記憶装置40内の実データよりなる実ファイルを帳票出
力するよう指示する帳票出力キー2d、補助記憶装置40内
のサンプルデータよりなる擬似ファイルを帳票出力する
よう指示するサンプル帳票出力キー2eを有している。
この帳票出力装置では、サンプル帳票は印刷部60にて
印刷出力することなく、表示部11にて表示出力を行うこ
とにより、設定した帳票フォーマットの良否を迅速に判
断できるようになっている。なお、表示出力の場合の動
作については動作説明を省略したが、この動作はサンプ
ル帳票出力キー2eを操作するだけで起動され、帳票印刷
キー2cを操作する必要はない。
フォーマット設定メモリ50には、補助記憶部40内の各
ファイル別に、第10図(a)に示したように、ファイル
名、ヘッダフォーマットパラメータ、レコードフォーマ
ットパラメータ、ボトムフォーマットパラメータからな
る帳票フォーマット定義情報が記憶される。
ヘッダフォーマットパラメータは、第10図(b)に
示したイメージのフォーマットに対応し、その内容とし
ては、ファイル名、項目名(フィールド名)を表す固定
文字列と共に、これら固定文字列の出力位置、及び罫線
の線種とその出力位置等のパラメータ情報が記憶されて
いる。
レコードフォーマットパラメータは、第10図(b)
に示したイメージのフォーマットに対応し、その内容と
しては、複数のフィールドデータ(項目名データ、ワー
ド)からなるレコードデータをフィールド単位で括るた
めの罫線の線種とその出力位置等のパラメータ情報が記
憶されている。なお、このレコードフォーマットパラメ
ータは、1ファイル当たり1レコードのみが記憶されて
いる。
ボトムフォーマットパラメータは、第10図(b)に
示したイメージのフォーマットに対応し、その内容とし
ては、合計、備考等の所定のボトムデータを括るための
罫線の線種とその出力位置等のパラメータ情報が記憶さ
れている。
なお、固定文字列の出力位置、罫線の出力位置は、X
−Y座標パラメータで示されている。また、罫線の線種
は、線種に対応する番号で示されている。
サンプルデータ設定メモリ70には、第11図に示したよ
うなファイル名と共に、1レコードを構成する各フィー
ルドに初期コード、変換テーブルの種別、及び更新形態
情報(データ発生方式情報)からなるサンプルデータ定
義情報が記憶される。初期コードは、実際にサンプル出
力される初期のサンプル文字列を1文字ずつ文字コード
で示すことなく、初期のサンプル文字列全体を1つのコ
ードで簡単に示すコードである。この初期コードは、フ
ィールド対応の更新形態情報に基づいてコード更新部12
により更新される。そして、初期コード、及び初期コー
ドを更新した更新コードは、フィールド対応に示された
取引名テーブル13、品名テーブル14等の変換テーブルに
基づいて、データ変換部15によりサンブル文字列に変換
されてサンプル出力される。このようにサンプル文字列
それ自体を設定せず簡単な初期コードを設定すること
で、設定作業の労力の軽減を図っている。
なお、更新形態情報“R"、“S"、“C"の意味は、第1
実施例と同様である。
CPU10は、サンプル出力制御を行うに当り、上記の各
構成要素の他に、帳票フォーマット定義読出メモリ16、
サンプル定義読出メモリ17、コードメモリ18、1レコー
ドメモリ19、レコード行数レジスタ20、1ページ行数レ
ジスタ21、作成レコード数レジスタ22、及び行カウンタ
23を活用する。
次に、第1実施例では説明を省略したフォーマット設
定メモリ50に対する帳票フォーマットの設定作業の手順
を第12図を参照しながら説明する。
まず、設定キー2bにより帳票フォーマット設定モード
を設定し、データ入力キー2aを操作してファイル名を設
定する(ステップS21)。次に、ヘッダフォーマットを
規定する罫線の線種No.、X−Y座標パラメータによる
罫線の出力位置を設定し(ステップS22)、取引名等の
ヘッダ部の固定文字列を設定する(ステップS23)。
次に、レコードフォーマットを規定する罫線の線種N
o.、X−Y座標パラメータによる罫線の出力位置を設定
し(ステップS24)、レコードにおける各フィールドデ
ータの出力位置を設定する(ステップS25)。
次に、ボトムフォーマットを規定する罫線の線種N
o.、X−Y座標パラメータによる罫線の出力位置を設定
し(ステップS26)、合計等のヘッダ部の固定文字列を
設定して(ステップS27)、終了する。
次に、サンプル印刷動作を第13図ないし15図を参照し
ながら説明する。
印刷キー2c、およびサンプル帳票出力キー2eの操作に
よりサンプル印刷モードが設定された状態で、帳票名が
入力されると(第13図のステップS101)、CPU10は、フ
ォーマット設定メモリ50内の帳票フォーマット定義情報
をサーチして、入力に係る帳票名に対応するファイル名
を読出す(ステップS102)。
そして、読出したファイル名に対応するサンプルデー
タ定義情報がサンプルデータ設定メモリ70に存在するか
否かを判断する(ステップS103)。その結果、存在しな
ければ終了し、存在すれば、フォーマット設定メモリ50
から入力に係る帳票名に対応する帳票フォーマット定義
情報を読出して、帳票フォーマット定義読出メモリ16に
格納する(ステップS104)。次に、その内のヘッダフォ
ーマットと、ボトムフォーマットとの合計の行数をカウ
ントする(ステップS105)。そして、1ページ行数レジ
スタ21に予め記憶されている1ページ行数から上記合計
行数を減じて、1ページに出力可能なレコード行数を求
め、これをレコード行数レジスタ20にセットする(ステ
ップS106)。
次に、作成レコード数レジスタ22に“1"をセットする
(ステップS107)。
そして、ステップS102にて読出したファイル名に対応
するサンプルデータ定義情報を、サンプルデータ設定メ
モリ70から読出してサンプル定義読出メモリ17に格納
し、そのうちの各フィールドの初期コードをコードメモ
リ18にセットする(ステップS108)。次に、データ変換
部15により、コードメモリ18内の各初期コード、或いは
更新コードを指定に係る対応の変換テーブルに基づいて
サンプル文字列に変換する(ステップS109)。そして、
変換された各サンプル文字列に基づいて擬似レコードを
作成して1レコードメモリ19にセットし(ステップS11
0)、補助記憶部40内の擬似ファイルに格納する(ステ
ップS111)。
次に、作成レコード数レジスタ22の内容はレコード行
数レジスタ20にセットされた出力可能なレコード行数に
等しいか否かを判断する(ステップS112)。その結果、
等しくなければ、コード更新部12により、コードメモリ
18内の各初期コード、或いは更新コードを、対応の更新
形態に従って更新し(ステップS113)、作成レコード数
レジスタ22の内容をプラス1して(ステップS114)、ス
テップS109に戻る。
このようにステップS109に戻ることにより、1レコー
ド分のサンプルデータに基づいて、互いにフィールドデ
ータが異なる複数の擬似レコードが作成され、順次擬似
ファイルに格納されていく。
ステップS112にて等しいと判断されたときは、擬似フ
ァイルを指定して(ステップS115)、第14図のステップ
S120に進む。
ステップS120では、行カウンタ23に“0"をセットす
る。そして、帳票フォーマット定義読出メモリ16内のヘ
ッダフォーマットパラメータに基づいてヘッダフォーマ
ットを印刷する(ステップS121)。そして、印刷したヘ
ッダフォーマットの行数分に応じて行カウンタ23をプラ
ス更新する(ステップS122)。次に、指定ファイルの先
頭から順に、1レコードだけ読出す(ステップS123)。
そして、読出したレコードを、帳票フォーマット定義読
出メモリ16内のレコードフォーマットパラメータで規定
されるレコードフォーマットと共に印刷する(ステップ
S124)。
次に、行カウンタ23の内容をプラス1して(ステップ
S125)、指定ファイルに未出力のレコードが存在するか
否かを判断する(ステップS126)。その結果、存在する
ときは、行カウンタ23の内容が、1ページ行数レジスタ
21にセットされた1ページ行数を越えたか否かを判断す
る(ステップS127)。その結果、越えていなければ、ス
テップS123に戻り、越えておれば、用紙交換を促すメッ
セージを表示部11に表示し、それに応答して用紙交換が
行われることにより(ステップS128)、ステップS123に
戻る。
ステップS126にて、未出力のレコードが存在しないと
判断されたときは、帳票フォーマット定義読出メモリ16
内のボトムフォーマットパラメータに基づいてボトムフ
ォーマットを印刷して(ステップS129)、終了する。
このような、処理の結果、例えば第11図のサンプルデ
ータに基づいて作成された擬似レコードを、第10図の帳
票フォーマット定義情報に従ってサンプル印刷すると、
第15図のようなサンプル帳票が印刷される。このサンプ
ル帳票のフィールドデータは、第1実施例のように、予
め設定されたサンプルデータの中から選択されたもので
はなく、初期のフィールドデータとしての初期コードを
更新して得られたものである。このような更新方式で
は、バラエティに富んだフィールドデータを簡単に得る
ことが可能となる。
なお、現実に収集されたデータによる実ファイルを帳
票形式で印刷する場合は、印刷キー2bと帳票出力キー2d
を操作して帳票印刷モードを設定する。そして、第14図
のステップS116に示したように、帳票名を入力する。す
ると、CPU10は、フォーマット設定メモリ50内の帳票フ
ォーマット定義情報をサーチして、入力に係る帳票名に
対応するファイル名を読出す(ステップS117)。
そして、読出したファイル名に対するサンプルデータ
定義情報をサンプルデータ設定メモリ70から読出して、
帳票フォーマット定義読出メモリ16に格納する(ステッ
プS118)。次に、読出したファイル名に対応するファイ
ルを指定する(ステップS119)。そして、前述のステッ
プS120以降に進むことにより、実ファイルの内容につい
ても、予め設定された対応の帳票形式で印刷される。
なお、この発明は、上記の各実施例に限定されること
なく、各フィールドのサンプルデータが各レコード共、
全く同一となるような形でサンプル出力することも可能
である。
[発明の効果] この発明によれば、現実のレコードデータが存在しな
くても、少数の任意のデータに基づいて、現実のレコー
ドデータの場合と同一のフォーマットで帳票出力を行
え、設定した帳票フォーマットの良否を簡単、かつ事前
にチェックできるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の機能ブロック図、第2図は第2の
発明の機能ブロック図、第3図は第3の発明の機能ブロ
ック図、第4図は第1実施例の帳票出力装置のブロック
構成図、第5図は同実施例の帳票フォーマット定義情報
の内容例を示す図、第6図は同実施例のサンプルデータ
定義情報の内容例を示す図、第7図は同実施例の帳票印
刷動作を示すフローチャート、第8図は第7図の動作に
よる帳票印刷の例を示す図、第9図は第2実施例の帳票
出力装置のブロック構成図、第10図は同実施例の帳票フ
ォーマット定義情報の内容例を示す図、第11図は同実施
例のサンプルデータ定義情報の内容例を示す図、第12図
は第1、第2実施例における帳票フォーマット設定の作
業手順を示すフローチャート、第13図は第2実施例の擬
似ファイル作成動作を示すフローチャート、第14図は同
実施例の帳票出力動作を示すフローチャート、第15図は
同実施例のサンプル帳票の印刷例を示す図である。 1,10……CPU、3……レコード作成部、5,50……帳票フ
ォーマット設定メモリ、6,60……印刷部、7,70……擬似
データ設定メモリ、8……擬似ファイルメモリ、40……
補助記憶部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 21/00 B41J 29/26 G06F 3/12 G06F 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先頭レコードデータの出力行・桁位置情
    報、及び当該先頭レコードデータを括る罫線情報を記憶
    する第1の記憶手段と、 少なくとも1レコード分の各フィールドのサンプルデー
    タと、レコード数を記憶する第2の記憶手段と、 上記第2の記憶手段に記憶された各サンプルデータに基
    づいて、記憶に係るレコード数分のレコードデータを順
    次作成する作成手段と、 この作成手段にて作成されたレコードデータを、上記第
    1の記憶手段に記憶された出力行位置を順次更新しなが
    ら記憶に係る出力桁位置に順次出力して、記憶に係る罫
    線情報に基づい順次括る出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする帳票出力装置。
  2. 【請求項2】1レコードにおける各フィールド毎に、初
    期データと、当該初期データの更新形態とを定義する定
    義手段と、 上記初期データを各フィールドのデータとするレコード
    と、上記初期データを対応の更新形態に基づいて更新し
    た更新データを各フィールドのデータとする複数のレコ
    ードとを作成する作成手段と、 この作成手段にて作成された各レコードを記憶する記憶
    手段と、 この記憶手段に記憶された各レコードを予め設定された
    帳票フォーマットに従って出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする帳票出力装置。
  3. 【請求項3】任意に設定入力された1レコード分の出力
    フォーマットを規定するパラメータを記憶するフォーマ
    ット記憶手段と、 任意に設定入力された1レコードにおける各フィールド
    の初期データを記憶する初期データ記憶手段と、 初期データ記憶手段内の各初期データを各フィールドの
    データとする擬似レコードと、当該各初期データを更新
    した更新データを各フィールドのデータとする複数の擬
    似レコードとを作成するレコード作成手段と、 このレコード作成手段にて作成された各擬似レコードを
    記憶するレコード記憶手段と、 このレコード記憶手段に記憶された各擬似レコードを、
    上記フォーマット記憶手段内のパラメータに基づいて生
    成された出力フォーマットと共に出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする帳票出力装置。
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