JP2837724B2 - 台車の連結構造 - Google Patents

台車の連結構造

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JP2837724B2
JP2837724B2 JP2020107A JP2010790A JP2837724B2 JP 2837724 B2 JP2837724 B2 JP 2837724B2 JP 2020107 A JP2020107 A JP 2020107A JP 2010790 A JP2010790 A JP 2010790A JP 2837724 B2 JP2837724 B2 JP 2837724B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、牽引台車と被牽引台車とを連結する連結
構造に関する。
従来の技術 従来、牽引台車と被牽引台車とを連結する連結構造と
しては、種々のもの、例えば、特開昭63−306907号公報
および実開昭61−53206号に記載されているようなもの
が知られており、このようなものを組み合わせると、第
1図〜第4図に記載しているようなものに想到すること
ができる。
同図において、1は牽引台車であり、この牽引台車1
はフレーム2と、このフレーム2に回転可能に支持され
床面3上を転動する複数の車輪4とを有する。そして、
この牽引台車1は前記車輪4のうちのいずれかが図示し
ていないモータにより駆動回転されることで、第2図に
実線で示す走行経路Sに沿って走行することができる。
ここで、走行経路Sは、被牽引台車7の一側方から該被
牽引台車7の直前まで被牽引台車7の車軸と直交する方
向に延びる直交部S1と、被牽引台車7の直前から前方に
向かって被牽引台車7の車軸と平行に延びる平行部S2
と、これら直交部S1および平行部S2と結び平行部S2より
他方側に突出した円弧部S3と、から構成されている。前
記被牽引台車7の構造は牽引台車1とほぼ同様である
が、この被牽引台車7には車輪を駆動走行させるための
モータは設置されていない。
前記牽引台車1のフレーム2の後部にはブラケット9
が取付けられ、このブラケット9には前後方向に延び先
端側がフレーム2から後方に突出したアーム10の基端が
ピン11を介して揺動可能に支持されている。このアーム
10の先端には、上下に貫通する連結凹み14が形成された
連結体12が取付けられ、この連結凹み14は連結体12の一
方の側面15において開口している。18が基端が連結体12
にピン19を介して支持され水平面内で揺動することがで
きるレバー状の開閉体であり、この開閉体18の長さは前
記連結凹み14の開口20の幅より僅かに長い。また、この
開閉体18はピン19を中心として第3図に実線で示す閉止
位置Fと仮想線で示す解放位置Gとの間を揺動すること
ができる。そして、この開閉体18が閉止位置Fに位置し
ているときには、その先端は開口20近傍の連結体12に当
接している。23はピン19を囲むよう設けられた付勢体と
してのコイルスプリングであり、このコイルスプリング
23の一端は開閉体18に係止され、またその他端は連結体
12に係止されている。この結果、開閉体18は前記コイル
スプリグ23により外側に向かうよう、即ち閉止方向に向
かうよう付勢される。前述した連結体12、開閉体18、コ
イルスプリング23は全体として、牽引台車1に設けられ
た一方の連結部25を構成する。28は前記被牽引台車7の
フレーム27に取付けられた上方に向かって延びる他方の
連結部として垂直なピンであり、このピン28は前記開閉
体18を押開いて連結凹み14内に侵入することができる。
31はフレーム2の後部に固定された一方向にのみ回転
することができる減速機付きモータであり、この減速機
付きモータ31の出力軸32には、カムフォロワ33を回転可
能に支持する回転ディスク34が取付けられている。36は
フレーム2の後端に固定されたスライドベアリングであ
り、このスライドベアリング36には垂直な昇降ロッド37
が昇降可能に支持されている。この昇降ロッド37には十
字形をしたカム38が固定され、このカム38内には前記カ
ムフォロア33が挿入された水平なカム溝39が形成されて
いる。この結果、モータ31が作動して出力軸32、回転デ
ィスク34が回転すると、昇降ロッド37はカムフォロワ33
およびカム38によりスライドベアリング36に案内されな
がら昇降する。前記昇降ロッド37の上端にはアーム10の
下面に転がり接触するローラ40が回転可能に支持され、
この結果、前述のように昇降ロッド37が昇降すると、ア
ーム10はピン11を中心として第1図に実線で示す水平位
置Vと、仮想線で示す傾斜した取外し位置Wとの間を揺
動する。前述したモータ31、カムフォロア33、回転ディ
スク34、スライドベアリング36、昇降ロッド37、カム38
は全体として、牽引台車1に設けられアーム10を上下方
向に揺動させる揺動機構41を構成する。
45はフレーム2に取付けられた検出センサであり、こ
の検出センサ45は回転ディスク34に固定されたドグ46を
検出したとき、前記モータ31に信号を送り該モータ31の
作動を停止させる。
次に、走行経路Sに沿って矢印方向に走行する牽引台
車1に、第2図に実線で示す位置で停止している被牽引
台車7を連結する場合には、牽引台車1が円弧部S3に沿
って走行するとき、実線で示すように旋回して方向転換
し、これにより、牽引台車1の連結部25の移動軌跡Tが
第2図に破線で示すようになって走行経路Sから外れる
ため、前記連結部25の移動軌跡T上に被牽引台車7のピ
ン28が位置するよう被牽引台車7の停止位置を調節す
る。このような状態で牽引台車1を直交部S1に沿って走
行させると、牽引台車1は被牽引台車7に徐々に接近す
る。次に、牽引台車1が円弧部S3に沿って走行するよう
になると、該牽引台車1は被牽引台車7の直前で旋回
し、アーム10がこの旋回により大きく振られて連結部25
がピン28に接近する。そして、牽引台車1の連結部25が
被牽引台車7のピン28の位置に到達し、開閉体18にピ28
が当接するようになると、該ピン28は開閉体18を内側に
押開きながら連結凹み14内に侵入する。そして、前記ピ
ン28が連結凹み14内に完全に侵入すると、開閉体18はコ
イルスプリング23の付勢力によって閉止位置Fまで外側
に向かって揺動し、その先端が連結体12に当接した位置
で停止して連結凹み14の開口20を閉止する。この状態で
牽引台車1が走行を継続すると、ピン28は連結凹み14の
壁面16に当接して連結部25とピン28とが連結される。こ
のようにして牽引台車1と被牽引台車7とは自動的にし
かも牽引台車1の走行中に連結されるのである。この連
結終了時、牽引台車、1は旋回をはほぼ終了しているた
め、牽引台車1の車軸と被牽引台車7の車軸とほぼ平行
となっている。この結果、牽引台車1が被牽引台車7を
牽引しても、該被牽引台車7には車軸と直交する方向の
力成分は殆ど与えられず、被牽引台車7は円滑に平行部
S2に沿って走行する。
その後、被牽引台車7が切離し位置に到達した場合に
は、被牽引台車7を牽引台車1から切離すが、この場合
には牽引台車1を減速あるいは停止させる。次に、モー
タ31を作動して出力軸32および回転ディスク34を回転さ
せる。この結果、昇降ロッド37はカムフォロア33、カム
38によりスライドベアリング36に案内されながら上昇
し、アーム10をピン11を中心として水平位置Vから取外
し位置Wまで上方に揺動させる。そして、アーム10が取
外し位置Wまで到達すると、検出センサ45がドク46を検
出し、モータ31の作動を停止させる。このようなアーム
10の上方への揺動によりピン28から連結部25が抜出さ
れ、ピン28と連結部25との結合が解除されて被牽引台車
7が牽引台車1から切離される。次に、牽引台車1が走
行して被牽引台車7から所定距離だけ離れると、再びモ
ータ31を作動して昇降ロッド37を初期位置まで下降さ
せ、アーム10を取外し位置Wから水平位置Vに復帰させ
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の連結構造にあって
は、連結体12に形成した連結凹み14が該連結体12の一方
の側面15にのみ開口しているため、例えば、走行経路S
が第2図の直交部S1を対称線として線対称に配置されて
いるような場合には、ピン28が連結凹みが開口していな
い連結体12の他方の側面に係合することになって、牽引
台車1に被牽引台車7を連結することができないという
問題点がある。
この発明は、牽引台車の走行経路の形状に拘らず牽引
台車と被牽引台車とを連結することができる台車の連結
構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 このような目的は、牽引台車に設けられた連結部と被
牽引台車に設けられた連結部とを互いに結合することに
より牽引、被牽引台車を連結するようにした台車の連結
構造であって、前記連結部のいずれか一方は、一方の台
車に取付けられ一方および他方の側面の双方に開口する
連結凹みが形成された連結体と、連結体に揺動可能に支
持され揺動することにより前記連結凹みの各開口を開閉
する開閉体と、各開閉体を常時閉止方向に付勢する付勢
体と、を有し、また、前記連結部の残り他方が他方の台
車に取付けられた垂直なピンを有することにより達成す
ることができる。
作用 牽引台車に被牽引台車を連結する場合には、まず、牽
引台車の連結部の移動軌跡上に被牽引台車の連結部を位
置させる。この状態で牽引台車を走行経路に沿って走行
させると、牽引台車は被牽引台車に徐々に接近する。そ
して、牽引台車の連結部が被牽引台車の連結部まで到達
し、開閉体にピンが当接するようになると、該ピンは開
閉体を押開いて連結凹み内に侵入する。前記ピンが連結
凹み内に完全に侵入すると、開閉体は付勢体の付勢によ
り閉止方向に揺動し、連結凹みの開口を閉止する。この
状態で牽引台車が走行を継続すると、ピンは連結凹みの
壁面に当接して両連結部が結合される。ここで、連結体
に形成した連結凹みは連結体の一方の側面および他方の
側面の双方に開口しているため、ピンが連結体にいずれ
の側、即ち一方あるいは他方のいずれから接近してきて
も、該ピンは連結凹み内に侵入することができ、これに
より、牽引台車の走行経路の形状に拘らず牽引台車と被
牽引台車とを連結することができる。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第5、6図において、51は連結体であり、この連結体
51は基端側に配置された第1ブロック52と、先端側に配
置された第2ブロック53と、両端が第1、第2ブロック
52、53の下面に固定された略U字形の中間部材5とから
構成され、これら第1、第2ブロック52、53間には連結
体51の一方の側面55および他方の側面56の双方に開口す
る連結凹み57が形成されている。そして、この連結凹み
57の両開口58、59は前記開閉体18、コイルスプリング23
と同様の開閉体60、61、図示していないコイルスプリン
グによりそれぞれ開閉される。また、この実施例におい
ては、被牽引台車側に設けられるピンは、第1、第2ブ
ロック52、53の下面に固定された中間部材54との干渉を
避けるため、フレームの下面から下方に向かって突出さ
せ、また、連結体51が取付けられているアーム10は連結
解除時、水平位置Vから下方に向かって揺動させる。な
お、他の構成は前述の従来技術と同様であるため、重複
説明を避ける意味から、詳細説明は省略する。
そして、このように連結体51に形成した連結凹み57を
連結体51の一方の側面および他方の側面の双方に開口さ
せれば、ピンが連結体51にいずれの側、即ち一方あるい
は他方のいずれから接近してきても、該ピンは開閉体60
あるいは61を押し開きながら開口58あるいは59を通じて
連結凹み57内に侵入することができ、これにより、牽引
台車の走行経路の形状に拘らず牽引台車と被牽引台車と
を連結することができる。なお、他の作用は前述の従来
技術と同様であるため、重複説明を避ける意味から、詳
細説明は省略する。
なお、前述の実施例においては、連結体51とアーム10
とを別体とし、アーム10に連結体51を取付けるようにし
たが、この発明においては、アームと連結体とを一体的
に形成するようにしてもよい。また、前述の実施例にお
いては、牽引台車に取付けられたアーム10の先端部に連
結体51、開閉体60、61、コイルスプリングからなる連結
部を設け、一方、被牽引台車に連結部としてのピンを設
けるようにしたが、この発明においては、牽引台車のア
ームの先端に連結部としてのピンを設け、被牽引台車に
連結体、開閉体、付勢体からなる連結部を設けるように
してもよい。さらに、この発明においては、被牽引台車
の前部に前方に向かって突出するアームを取付け、この
アームの先端部に連結体、開閉体、付勢体からなる連結
部を設けるとともに、牽引台車に連結部としてのピンを
設けてもよく、また、被牽引台車にアームを取付け、こ
のアームの先端部に連結部としてのピンを設けるととも
に、牽引台車に連結体、開閉体、付勢体からなる連結部
を設けるようにしてもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、牽引台車の
走行経路の形状に拘らず牽引台車と被牽引台車とを連結
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の台車の連結構造の一例を示す部分側面面
図、第2図は牽引、被牽引台車の移動状態を説明する概
略平面図、第3図は第1図のI−I矢視図、第4図は第
1図のII−II矢視図、第5図はこの発明の一実施例を示
す連結部の平面図、第6図は第5図のIII−III矢視図で
ある。 1……牽引台車、7……被牽引台車 23……付勢体、25……連結部 28……連結部(ピン)、51……連結体 57……連結凹み、58、59……開口 60、61……開閉体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60D 1/02 B60D 1/04 B60D 1/10 B60D 1/12 B60D 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】牽引台車に設けられた連結部と被牽引台車
    に設けられた連結部とを互いに結合することにより牽
    引、被牽引台車を連結するようにした台車の連結構造で
    あって、前記連結部のいずれか一方は、一方の台車に取
    付けられ一方および他方の側面の双方に開口する連結凹
    みが形成された連結体と、連結体に揺動可能に支持され
    揺動することにより前記連結凹みの各開口を開閉する開
    閉体と、各開閉体を常時閉止方向に付勢する付勢体と、
    を有し、また、前記連結部の残り他方は他方の台車に取
    付けられた垂直なピンを有し、これら両連結部は、ピン
    が開閉体を押開いていずれかの側から連結凹み内に侵入
    した後、該開閉体が付勢体により揺動して前記連結凹み
    の開口を閉止することで結合されることを特徴とする台
    車の連結構造。
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