JP3215916B2 - 無人走行車による台車の自動牽引装置 - Google Patents

無人走行車による台車の自動牽引装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、工場内や倉庫内
等において各種の物品を無人で運搬させる無人走行車に
よる台車の自動牽引方法及び自動牽引装置の技術分野に
属し、更に云えば、路面に形成した誘導路に沿って自走
する無人走行車を牽引車とし、前記誘導路に沿って待機
する台車を被牽引車として牽引する場合に、前記無人走
行車と前記台車との連結、連結解除を自動的に行う牽引
方法及び牽引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無人走行車による台車の自動牽引
方法及び自動牽引装置としては、例えば下記のものが提
案され、公知である。
【0003】 特開平3−224807号公報に記載
された無人走行車による台車の自動牽引方法及び自動牽
引装置は、無人走行車の後部に後ろ向きで先端に連結部
を有する昇降ロッドを設け、誘導路に設けた円弧状の部
分で台車と無人走行車との向きを一時的に一致させ、こ
の時の無人走行車の尻振り動作を利用して、台車の被連
結具を無人走行車の昇降ロッド先端の連結部に自動的に
連結させている。また、台車の行き先位置を検出するセ
ンサーの信号を受け、これにより駆動するモーターを動
力としてカムフォロアーを回転させ、前記昇降ロッドを
上昇させて台車の被連結具から無人走行車の連結部を自
動的に連結解除させている。
【0004】 特開平4−328008号公報に記載
された無人走行車による台車の自動牽引方法及び自動牽
引装置は、無人走行車の後部に、左右に開口部を有し中
央に連結基部(連結部)を有する引掛金具を設け、湾曲
走行時の無人走行車の尻振り動作を利用して、前記引掛
金具を台車の連結ピン(被連結具)に自動的に連結させ
ている。又は前記引掛金具を無人走行車の両側に突出さ
せ、直線走行時においても台車の連結ピン(被連結具)
に自動的に連結させている。また、台車の行き先位置に
スタンドを設け、これを利用し、前記引掛金具を起伏さ
せて、自動的に連結解除させている。
【0005】 特開平6−183232号公報に記載
された無人走行車による台車の自動牽引方法及び自動牽
引装置は、その基本構成は前記の牽引方法及び牽引装
置と同様であり、台車の行き先位置に到達した時に、無
人走行車を一旦停止させ、切り離しモーターにより、引
掛金具を起伏させて、自動的に連結解除させていること
が異なる。
【0006】 実公平7−32166号公報に記載さ
れた無人走行車による台車の自動牽引方法及び自動牽引
装置は、無人走行車の外方に向けて水平に張り出す円弧
状の牽引金具の連結基部(連結部)に、台車に設けた連
結棒(被連結具)を連結させている。また、台車の行き
先位置にスタンドを設け、これを利用して牽引金具を起
伏させ、自動的に連結解除させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の方法
及び装置は、連結解除をモーター駆動で行う。従って、
その構成が複雑なので、コスト高となる。また、直線走
行時での連結ができないので、デッドスペースが必要と
なり、敷地の有効利用ができない。
【0008】上記従来技術の方法及び装置は、湾曲走
行時の尻振り動作を利用して引掛金具を連結させるの
で、上記同様にデッドスペースが必要となり、敷地の有
効利用ができない。引掛金具を無人走行車の両側に突出
させ、直線走行時での連結も可能としたタイプは、引掛
金具のばね力を超える大きな荷重の台車では、引掛金具
の回転が戻り難く、無人走行車に追従させ、安定走行さ
せることが困難である。
【0009】上記従来技術の方法及び装置は、前記
の方法及び装置と同様な課題を有する。また、台車を一
旦停止させてモータ駆動により引掛金具を連結解除させ
るから、作業性が悪く、また、その構成が複雑で、コス
ト高となる。
【0010】上記従来技術の方法及び装置は、上記従
来技術、の方法及び装置とかなり似た構成であるの
で、やはり同様の課題がある。牽引金具を円弧としてい
るので、従来技術、の方法及び装置に比べ、引掛金
具に相当する牽引金具に負荷する荷重は幾らか軽減され
てはいるが、台車の連結棒(被連結具)が無人走行車の
牽引金具の連結基部(連結部)に移行する際に、該連結
基部(連結部)に近付くに従い、スムーズに連結せず、
やはり無人走行車に追従させ、安定走行させることが困
難である。
【0011】従って、本発明の目的は、誘導路に対し
て、無人走行車が通り抜けて、且つ連結可能な配置に台
車の被連結具を待機させるだけで、走行中の無人走行車
と台車とを自動的に連結させることが可能であり、デッ
ドスペースが少なくて敷地の有効利用ができ、また、台
車が無人走行車にスムーズに連結され、容易に無人走行
車に追従させ、安定走行させることができ、さらに、牽
引装置の連結解除機構に対応する配置で、台車の行き先
位置に解除部材を設けるだけで、走行中の無人走行車と
台車とを自動的に連結解除することができ、解除後は、
無人走行車の次に連結する態勢も自動的に調え、しかも
低コストで実施できる、無人走行車による台車の自動牽
引方法及び自動牽引装置を提供することである。
【0012】
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、 請求項記載の発明に係る無人走行
車による台車の自動牽引装置は、路面に形成した誘導路
に沿って自走する無人走行車を牽引車とし、前記誘導路
に沿って待機する台車を被牽引車として牽引する場合
に、前記無人走行車と前記台車との連結、連結解除を自
動的に行う牽引装置であって、牽引装置は前記無人走行
台車の車体後部に設けられていること、前記台車の被連
結具と干渉し連結する連結部を有する牽引レバーが、前
記牽引装置に回転自在に、且つ傾動自在に取り付けられ
ていること、前記牽引装置には、前記牽引レバーが側方
へ向くように復元回転力を与える手段が設けられている
こと、後方へ回転した前記牽引レバーの直下位置に、同
牽引レバーの回転を固定する位置決め部材が設けられて
いること、前記位置決め部材により回転を固定された
引レバーの先端側を持ち上げて前記台車の被連結具及び
前記位置決め部材から抜き外す連結解除機構が牽引装置
設けられていること、同連結解除機構を駆動する解除
用アームは無人走行車の車体外側に下向きに回動自在に
設けられ、同解除用アームの回転軸には、位置決め部材
にて回転を固定された牽引レバーの直下位置に台車の被
連結具及び前記位置決め部材から牽引レバーを抜き外す
のに必要なリフトの円板カムが取り付けられているこ
と、前記台車の行き先位置には、前記解除用アームを駆
動する解除部材が干渉する配置で設けられていること、
をそれぞれ特徴とする。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施形態及び実施例】図1、図2に例示した
人走行車による台車の自動牽引方法は、路面に形成した
誘導路(具体的には誘導信号用として路面に敷設した磁
気テープ、光反射テープ等による誘導路。以下同じ。)
に沿って自走する無人走行車を牽引車とし、前記誘導路
に沿って待機する台車を被牽引車として牽引する場合
に、前記無人走行車と前記台車との連結、連結解除を走
行しながら自動的に行う牽引方法として好適に実施さ
れ、具体的には請求項に記載した発明に係る自動牽引
装置により実施される。
【0018】先ず、請求項に記載した発明に係る自動
牽引装置について、図3〜図9に示した実施形態を説明
する。
【0019】図3、図4に示したように、牽引装置10
は無人走行車2の車体後部に設けられている。先端部に
台車7の被連結具8と干渉を起こして連結する連結部1
1aを有する牽引レバー11は、前記牽引装置10に回
転自在に、且つ上下方向への傾動が自在に取り付けられ
ている。図示した実施例では、無人走行車2の車体後部
に設けられた軸受け14に軸13が回転可能に支持さ
れ、アダプター12へ牽引レバー11の後端が水平なピ
ン15により上下方向への傾動が自在に取り付けられて
いる。
【0020】図4に示したように、前記牽引レバー11
の連結部11aは鉤形に形成され、前記台車7の被連結
具8は(前記鉤形が掛け止まるように)垂直上向きに立
ち上がる棒形状に形成され、もって両者は干渉により連
結可能とされている。但し、図5A、Bに示したよう
に、逆の構成でも実施可能である。つまり、台車7の被
連結具8が鉤形に形成され、牽引レバー11の連結部1
1aは垂直下向きに垂下した棒形状に形成される。この
場合も、後述する連結解除機構を含めたその他の構成は
全て同じで実施することができる。
【0021】また、図3及び図4に示した実施例では、
図7に詳細を示したように、鉤形に形成された牽引レバ
ー11の連結部11aの開口部に、当該開口部へ嵌った
棒形状に形成された台車7の被連結具8の抜け出しを防
ぐ戻り防止用のストッパー26が設けられている。この
逆の構成とされた図5A、Bに示した実施例では、鉤形
に形成された台車7の被連結具8に前記同様の戻り防止
用のストッパー26が設けられている。これにより連結
状態が自己保持される。図7中の符号32は前記戻り防
止用のストッパー26に閉鎖位置への復元回転力を与え
るバネであり、符号27はストッパー26の最大回転位
置を規制する止め具である。
【0022】図4に示したように、前記アダプター12
と前記無人走行車2の車体との間には、前記牽引レバー
11が側方へ略直角な向きとなるように常時復元回転力
を与える手段としてのダンパー16が設置されている。
図示例の場合、ダンパー16には圧縮用バネが使用され
ているが、ガススプリングを使用してもよい。ダンパー
16が伸長する作用力により、アダプター12と共に、
牽引レバー11が軸13を中心に回転し、図4中に仮想
線で示したように無人走行車2の側方へ向いた姿勢とな
り、台車7の被連結具8と連結する態勢を調える。
【0023】台車7を牽引することにより図4に実線で
示したように後方へ回転した前記牽引レバー11の直下
位置に、同牽引レバー11の回転を固定する位置決め部
材17が設けられている。図6に詳細を示したように、
位置決め部材17は、牽引レバー11の幅寸と略同じ溝
幅の凹状をなす切欠き部17aを有する。そして、牽引
レバー11の後方への回転方向に見て前記切欠き部17
aより後側の部位が軸31により無人走行車2の車体後
端部に取り付けられた支持板18へ回転自在で支持さ
れ、また、切欠き部17aの直下部がバネ24で上向き
に押されている。但し、位置決め部材17は、ストッパ
ー23に当って常時水平姿勢を保つ。従って、牽引レバ
ー11が無人走行車2の後方側へ回転して来ると、位置
決め部材17は漸次手前側端部を押し下げられ、前記凹
状の切欠き部17aの位置へ牽引レバー11が到達する
と、位置決め部材17がバネ24で浮上させられて牽引
レバー11は切欠き部17aの中に嵌まり込み、回転を
固定される仕組みである。こうして位置決め部材17
は、無人走行車2が台車7を牽引する際に、牽引レバー
11のむやみな回転を止め、ひいては台車7がフラフラ
しない安定走行を確保する。
【0024】図4と図7で明解な符号25は、牽引レバ
ー11の回転時に水平姿勢と移動を維持するために設け
たガイドである。図3と図4中の符号3’は無人走行車
2の走行ユニットの駆動用車輪であり、符号3は無人走
行車2の四隅に設置した走行用車輪、符号30はバンパ
ー、符号5は制御盤、符号6は動力源としてのバッテリ
ーである。
【0025】図7、図8に示したように、前記牽引装置
10には、前記牽引レバー11の先端側を持ち上げて、
台車7の被連結具8及び前記位置決め部材17の切欠き
部17aから抜き外す、解除用アーム21により駆動さ
れる連結解除機構が設けられている。当該解除用アーム
21は、無人走行車2の車体の外側に下向きに、且つ回
動自在に設けられ、同解除用アーム21の回転軸19
は、無人走行車2の車体上の軸受け28、28により水
平に支持されている。前記回転軸19には、位置決め部
材17の切欠き部17aにて回転を固定された牽引レバ
ー11の直下位置に、台車7の被連結具8及び位置決め
部材17の切欠き部17aから牽引レバー11を上方へ
押し上げて抜き外すのに必要なリフトを有する円板カム
20が取り付けられている。図7及び図8中の符号22
は解除用アーム21の先端に設けられたコロである。
【0026】一方、前記台車7の行き先位置には、前記
解除用アーム21が突き当たり回転を生じさせる配置及
び形態で解除部材9が設けられている。
【0027】要するに前記連結解除機構は、無人走行車
2が台車7の行き先位置へ到達すると、同行き先位置に
設置された解除部材9に前記無人走行車2の車体外側へ
下向きに設けられた解除用アーム21のコロ22が突き
当たり、同アーム21に或る回転角の回転を生じさせ
る。その回転は回転軸19を介して円板カム20の回転
として伝達され、同円板カム20のリフトによって位置
決め部材17の切欠き部17aから牽引レバー11を上
方へ押し上げて抜き外し、同時に台車7の被連結具8と
の連結も解除する構成である。
【0028】本発明に係る牽引装置の構成、配置は、上
記実施例に限らず、例えば図9に示したように、牽引装
置10を無人走行車2の車体前後方向の中心線の左右に
対称的な配置で二台設置された形態で実施することもで
る。かくすると、誘導路の両サイドに配置し待機させ
たどちらか一方の台車の連結、牽引も可能である。
【0029】図9に示した実施例では、二台設置された
牽引装置10、10のそれぞれの牽引レバー11、1
1’の前記位置決め部材17を超えた部位に蝶番29が
設けられ、上方へ折り畳み可能な構成とされている。図
示したように、誘導路の両サイドに待機させた場合、
(無人走行車2の進行方向に対して)誘導路の左サイド
に待機させた台車7だけを連結牽引させるためには、牽
引レバー11’は蝶番29の部分で上方へ折り畳んでお
き、牽引レバー11のみを連結牽引可能な状態とする。
誘導路の右サイドに待機させた台車7だけを連結牽引さ
せる場合は、この逆に牽引レバー11を蝶番29の部分
で上方へ折り畳んでおき、牽引レバー11’のみを連結
牽引可能な状態とすればよい。つまりは、必要に応じて
交互に牽引レバー11、11’を連結牽引可能な状態と
することで、誤って逆サイドの台車を連結牽引すること
なく、両サイドに待機する台車を順次牽引することがで
きる訳である。
【0030】次に、上記構成の牽引装置10を備えた無
人走行車2と、被連結具8を備えた台車7とによって実
施される自動牽引方法を、図1、図2に示した実施形態
に基いて説明する。
【0031】台車7は、その前部に被連結具8を設けて
あり、該被連結具8を誘導路Yに対して、無人走行車2
は通り抜けるが、牽引レバー11とは干渉を起こして連
結する配置で待機させる(図1A)。台車7は、前輪7
aを自由車、後輪7bは固定車とすることにより、後述
する連結時の追従動作がスムーズに行われ、無人走行車
2による牽引中の台車7の走行も安定したものとなる。
【0032】無人走行車2の牽引レバー11は、前記台
車7を牽引する以前には、前記のように待機する台車7
の被連結具8と干渉を起こすように略直角に側方を向い
ている(図1A)。この牽引レバー11が台車7の被連
結具8の位置へ到達し干渉を起こして連結すると(図1
B)、同台車7の追従動作にしたがって牽引レバー11
は回転して後方へ向き、安定した牽引走行の状態となる
(図1C)。こうして台車7を無人走行車2によりその
目的位置へ牽引走行させる。
【0033】図1A〜Cは、直線走行時(直線の誘導路
Y)における連結動作を示しているが、図2に示したよ
うな湾曲走行時(湾曲状の誘導路Y)での連結も可能で
ある。また、台車7を待機させる配置は、誘導路Yに対
して略直角と説明したが、上述したように、被連結具8
を前記誘導路Yに対し、無人走行車2が通り抜けて、牽
引レバー11と連結可能な配置で待機させればよいの
で、様々な配置での待機が許容される。よって、誘導路
のデッドスペースを極力少なくすることができ、敷地の
有効利用ができる。
【0034】無人走行車2が台車7の目的位置へ到着す
ると、解除用アーム21が解除部材9へ当って回転させ
られ、上記した要領で連結解除機構が駆動され(図7、
図8参照)、台車7の被連結具8と無人走行車2の牽引
レバー11との連結が解除される。こうして連結が解除
されると同時に、無人走行車2の牽引レバー11はダン
パー16の作用で元の側方を向いた状態に復元し、次な
る連結に備えている。
【0035】なお、無人走行車2から連結を解除された
台車7は、例えばコンベアラインにより自動的に、ある
いは人手により引き取るなどして誘導路Y上から取り除
かれる。
【0036】
【発明の奏する効果】請求項1記載した発明に係る
人走行車による台車の自動牽引装置によれば、誘導路に
対して、無人走行車が通り抜けられ、且つ台車はその被
連結具を連結可能な配置として待機させるだけで、無人
走行車と台車とを自動的に連結させることが可能であ
り、これによりデッドスペースを少なくして敷地の有効
利用ができる。また、台車が無人走行車にスムーズに連
結されるので、容易に無人走行車に追従させ、安定走行
させることができる。
【0037】さらに、牽引装置の連結解除機構に対応す
る配置で、台車の行き先位置に解除部材を設けるだけで
無人走行車と台車とを自動的に連結解除することができ
ると共に、解除後は、無人走行車の次に連結する態勢も
自動的に調え、しかも低コストで実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動牽引方法において、A〜Bは
無人走行車と台車との直線走行時の連結動作を示した平
面図である。
【図2】本発明に係る自動牽引方法において、無人走行
車と台車との湾曲走行時の連結動作の一部を示した平面
図である。
【図3】本発明に係る自動牽引装置の実施例を示した正
面図である。
【図4】前記図3の平面図である。
【図5】本発明に係る自動牽引装置において、牽引レバ
ーの連結部と台車の被連結具の構成を逆にした場合の実
施例を示した、Aは平面図であり、Bは正面図である。
【図6】前記図3のP−P線矢視における拡大断面図で
ある。
【図7】連結解除機構の詳細を示した平面図である。
【図8】前記図7の正面図である。
【図9】無人走行車に牽引装置を二台設置した場合の実
施例を示した、Aは平面図であり、Bは正面図である。
【符号の説明】
Y 誘導路 2 無人走行車 7 台車 7a 前輪 7b 後輪 8 被連結具 11 牽引レバー 10 牽引装置 21 解除用アーム 9 解除部材 11a 連結部 16 復元回転力を与える手段(ダンパー) 17 位置決め部材 19 回転軸 20 円板カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/02 B60D 1/04 B60D 1/14 B61B 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路面に形成した誘導路に沿って自走する無
    人走行車を牽引車とし、前記誘導路に沿って待機する台
    車を被牽引車として牽引する場合に、前記無人走行車と
    前記台車との連結、連結解除を自動的に行う牽引装置で
    あって、 牽引装置は前記無人走行台車の車体後部に設けられてい
    ること、 前記台車の被連結具と干渉し連結する連結部を有する牽
    引レバーが、前記牽引装置に回転自在に、且つ傾動自在
    に取り付けられていること、 前記牽引装置には、前記牽引レバーが側方へ向くように
    復元回転力を与える手段が設けられていること、 後方へ回転した前記牽引レバーの直下位置に、同牽引レ
    バーの回転を固定する位置決め部材が設けられているこ
    と、 前記位置決め部材により回転を固定された牽引レバーの
    先端側を持ち上げて前記台車の被連結具及び前記位置決
    め部材から抜き外す連結解除機構が牽引装置に設けられ
    ていること、 同連結解除機構を駆動する解除用アームは無人走行車の
    車体外側に下向きに回動自在に設けられ、同解除用アー
    ムの回転軸には、位置決め部材にて回転を固定された牽
    引レバーの直下位置に台車の被連結具及び前記位置決め
    部材から牽引レバーを抜き外すのに必要なリフトの円板
    カムが取り付けられていること、 前記台車の行き先位置には、前記解除用アームを駆動す
    る解除部材が干渉する配置で設けられていること、 をそれぞれ特徴とする、無人走行車による台車の自動牽
    引装置。
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