JP3666097B2 - 車両の連結方法 - Google Patents
車両の連結方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3666097B2 JP3666097B2 JP00168896A JP168896A JP3666097B2 JP 3666097 B2 JP3666097 B2 JP 3666097B2 JP 00168896 A JP00168896 A JP 00168896A JP 168896 A JP168896 A JP 168896A JP 3666097 B2 JP3666097 B2 JP 3666097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- guide
- sensor
- center line
- towed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、車両の連結方法に関し、さらに詳しくは連結作業に際しての車両相互間の位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば自動車の組立ライン等においては、組立部品等を所定の作業ステーションへ搬送する場合に、工場の床面に敷設した例えば磁気テープ等で構成されるガイドにより誘導されて走行する自動搬送車両が使用されている。この自動搬送車両としては、自走式車両に直接荷台を設けた一体型のものと、荷台のみを備え牽引される被牽引車両と該被牽引車両を牽引する自走式の牽引車両とからなる分離型のものとがある。
【0003】
後者の分離型の自動搬送車両においては、必要に応じて被牽引車両を牽引車両に連結するが、かかる場合における連結方法としては例えば特開平5−134746号公報に開示されるように、一方の車両にソレノイドを用いた被吸着具を、他方の車両に永久磁石を用いた吸着具を設け、この両者間に作用する磁気吸引力により牽引車両と被牽引車両とを連結するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このように牽引車両と被牽引車両とを自動的に連結する場合、その連結形態が上掲公知例の如き磁気吸着連結方式のものは勿論のこと、従来一般的なピン連結方式のものであっても、これら相互間の位置決めを正確に行う必要があることに変わりはない。
【0005】
このように相互に連結される車両の位置決めを行う方法として最も一般的な方法は、被牽引車両が待機するラインサイドに位置決め装置を配置し該位置決め装置にて位置決めする方法であるが、かかる位置決め方法によれば、位置決め装置の存在そのものが組立ラインの設計自由度を制限したり組立作業の邪魔になる等の欠点があり、好ましいものとは言い難い。従って、かかる観点からすれば、最も好適な位置決め方法は、ラインサイド側に位置決め装置を配置することなく、相互に連結される牽引車両と被牽引車両との間において自動的に位置決めできるようにする方法であると言える。
【0006】
しかし、このように相互に連結される牽引車両と被牽引車両との間で自動的に位置決めするとしても、この各車両のうち、牽引車両はガイドに誘導されて走行するものであることから連結作業位置における車両位置は確実にガイド上にあるが、被牽引車両は例え牽引車両により搬送されて所定の停止位置に停止された時点においてはガイド上に正確に位置していたとしてもその後の荷物の積み降ろし等の作業に伴ってガイドに対してこれに直交する方向へ位置ずれしていることも多い。
【0007】
従って、これら牽引車両と被牽引車両とを自動的に位置決めし且つ連結する場合には、これに先立って上記ガイドに直交する方向における両者間の相対的な偏位を修正することが必要となるが、かかる連結作業に先立っての偏位修正方法については未だ有効な提案は何らなされていないというのが現状である。
【0008】
そこで本願発明は、二つの車両の位置決め連結作業に先立って両者間のガイドに直交する方向の偏位を自動的に修正することでこれらの位置決め及び連結作業を容易ならしめるようにした車両の連結方法を提案せんとしてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
【0010】
本願の第1の発明では、走行経路に沿って敷設されたガイドからのガイド信号を車体幅方向に延びるガイドセンサで受けて該ガイドセンサの幅方向中央に位置する基準検出位置が上記ガイドに沿うように該ガイドにより誘導されて走行する第1車両と、該第1車両に連結されてこれに牽引される第2車両との連結方法において、停車状態にある上記第2車両に対して該第2車両の走行方向中心線上の一方側から上記第1車両を接近させて該第1車両の走行方向中心線を上記第2車両の走行方向中心線に合致させてこれらを連結するに際して、上記第1車両を上記ガイド上の所定位置に停止させた状態で、該第1車両に設けた位置確認センサにて左右方向に所定間隔をもって上記第2車両に設けた左右一対の検出体を共に検出し得るように該第1車両の方向を制御し、方向制御後における上記ガイドセンサの基準検出位置と上記ガイドとの該ガイドに直交する方向への偏位量を求めてこれを第1偏位量とするとともに、該第1偏位量に基づいて上記第1車両と第2車両との上記ガイドに直交する方向の偏位量を求めてこれを第2偏位量とし、しかる後、上記ガイドセンサにおける上記ガイドの検出位置を上記基準検出位置から上記第2偏位量に相当する量だけ偏位した位置に変更し、この変更後の位置を基準として上記ガイドに沿って上記第1車両を走行させるとで、該第1車両の走行方向中心線と上記第2車両の走行方向中心線とを合致させてこれらを連結可能とすることを特徴としている。
【0011】
本願の第2の発明では、上記第1の発明にかかる車両の連結方法において、上記位置確認センサを光電式センサとし、上記検出体を反射板としたことを特徴としている。
【0012】
本願の第3の発明では、上記第1の発明にかかる車両の連結方法において、上記ガイドを磁気信号を出力するマグネットテープとし、上記ガイドセンサを上記マグネットテープの磁気信号を検出する磁気センサとしたことを特徴としている。
【0013】
【発明の効果】
本願発明ではかかる構成とすることにより次のような効果が得られる。即ち、本願発明の車両の連結方法によれば、停車状態にある被牽引車両たる第2車両に対して該第2車両の走行方向中心線上の一方側から牽引車両たる上記第1車両を接近させて該第1車両の走行方向中心線を上記第2車両の走行方向中心線に合致させてこれらを連結するに際して、上記第1車両をガイド上の所定位置に停止させた状態で、該第1車両に設けた位置確認センサにて左右方向に所定間隔をもって上記第2車両に設けた左右一対の検出体を共に検出し得るように該第1車両の方向を制御する。
【0014】
即ち、第1車両と第2車両とが共にガイド上に位置している場合(即ち、第2車両がガイドに直交する方向に位置ずれしていない場合)には、上記位置確認センサは上記第2車両側の左右一対の検出体を共に検出する。従って、上記第1車両はその位置からそのまま上記第2車両を連結すべく該第2車両側に走行移動することで、該第2車両に対して接離方向における所定位置に位置決めされ且つ連結される。
【0015】
これに対して、第1車両はガイド上に位置しているが第2車両はガイド上に位置していない場合(即ち、第2車両がガイドに直交する方向に位置ずれしている場合)には、上記位置確認センサは上記第2車両側の左右一対の検出体のうちいずれか一方しか検出しない。従って、上記第1車両は、上記位置確認センサにより上記左右一対の検出体を共に検出するように、その停止位置において方向が変更制御され、上記一対の検出体を共に検出した方向において制御が停止される。
【0016】
このように、上記第1車両の方向が変更されたことで、該第1車両のガイドセンサの基準検出位置は当然にガイドからこれに直交する方向に偏位することになる。そこで、この偏位量を求めてこれを第1偏位量とする。この第1偏位量が求められると、上記第1車両と第2車両とのガイド方向の間隔は予め定めた所定間隔に設定されており、且つ該第1車両における上記ガイドセンサの配置位置も予め所定位置に設定されているので、該第1偏位量と上記所定間隔及び上記ガイドセンサの配置位置の三者から、上記第1車両と第2車両との上記ガイドに直交する方向における偏位量を求めてこれを第2偏位量とする。
【0017】
次に、上記ガイドセンサにおける上記ガイドの検出位置を、上記基準検出位置から上記第2偏位量に相当する量だけ偏位した位置に変更し、この変更後の位置を基準として上記ガイドに沿って上記第1車両を走行させる。従って、第1車両は、ガイドに対してこれに直交する方向に上記第2偏位量だけ位置ずれした状態で該ガイドと平行に走行することとなり、該第1車両の走行方向中心線は、当初から上記ガイドに対してこれに直交する方向へ上記第2偏位量だけ位置ずれしている上記第2車両の走行方向中心線と合致し、両者は同一直線上に位置する。後は、上記第1車両をそのままガイドテープに沿って走行させて上記第2車両に接近させることで、該第1車両と第2車両との間の平面方向における位置決めが行われ、最終的にこれら両者が連結されることになる。
【0018】
即ち、本願発明の車両の連結方法によれば、被牽引車両たる第2車両が牽引車両たる第1車両の走行軸線(即ち、ガイド)から側方へ偏位していたとしても、これら両者の連結作業に先立ってこの偏位が自動的に修正されることで、これら両者間の平面方向における位置決めが容易ならしめられ、これら二つの車両の自動連結作業の確実化及び迅速化が図られるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には、本願発明の連結方法により相互に連結された牽引車両1と被牽引車両2とを示している。以下、この牽引車両1及び被牽引車両2の具体的構成を図1及び図2を参照して、またこれら両者の連結方法を図3〜図5を参照して、それぞれ具体的に説明する。
【0020】
牽引車両1
牽引車両1は、特許請求の範囲中の「第1車両」に該当するものであって、図1及び図2に示すように、横長の頭部11aと縦長の尾部11bとからなる略T字状の平面形態を有する車体11を備えるとともに、該車体11の頭部11aの左右両側には走行用モータ13により回転駆動される駆動輪12,12が、またその尾部11bの車幅方向中央にはキャスター式の従動輪14が、それぞれ設けられ、これら各車輪12,12,13により搬送床Gに接地し、且つ上記駆動輪12,12の回転により所定方向へ走行するとともに、該左右一対の駆動輪12,12に回転差を与えることで所定方向へ旋回できるようになっている。
【0021】
尚、以下においては、上記牽引車両1の走行方向を、上記頭部11aを先頭にして走行する方向を「前進走行」、上記尾部11bを先頭にして走行する方向を「後退走行」とする。また、上記一対の駆動輪12,12を結ぶ車輪軸線L3と上記牽引車両1の走行方向中心線L1との交点はステアリングセンタPとされ、該牽引車両1は上記一対の駆動輪12,12を同時に逆方向へ回転させることで該ステアリングセンタPを中心として「その場旋回」ができるようになっている。
【0022】
さらに、上記牽引車両1には、走行等の制御行うための各種のセンサが備えられている。即ち、車体11の頭部11aと尾部11bとの連続部の近傍には車幅方向に延びる後退用ガイドセンサ31が、該頭部11aからその前方側に延出状態で設けられたバンパー15には車幅方向に延びる前進用ガイドセンサ32が、また該頭部11aの側部には車長方向に延びる位置センサ33が、それぞれ設けられている。さらに、上記頭部11aの左右方向に所定間隔をって離間した二位置には、左右一対の光電式センサ4A,4B(共に、特許請求の範囲中の「位置確認センサ」に該当する)が、それぞれその投光光軸La,Lbが平行状態で共に尾部11b側へ指向するようにして配置されている。
【0023】
また、車体11の頭部11aと尾部11bとの境部分には、連結ピン機構16が設けられている。この連結ピン機構16は、牽引車両1を後述の被牽引車両2に対して所定の相対位置に位置決めした時点においてこれに連結するためのものであって、クランク機構を介して連結駆動用モータ42により昇降駆動される連結ピン41を備え、該連結ピン41が上昇して後述の被牽引車両2側のストッパー23に設けたピン受孔25に嵌入することで連結状態とされ、また該連結ピン41が下降して上記ピン受孔25から離脱することで連結解除状態とされる。尚、上記連結ピン41の近傍には、上記被牽引車両2側の上記ストッパー23と当接することで該牽引車両1と被牽引車両2との車体前後方向の位置決めを行うとともに該ストッパー23の先端に突設した位置決めピン24を嵌入させることで左右方向の位置決めを行うストッパー受43が設けられている。
【0024】
また、上記車体11の頭部11aには、上記各センサからの信号を受けて上記各走行用モータ13,13及び上記連結駆動用モータ42の作動を制御するための制御器6が備えられている。
【0025】
被牽引車両2
上記被牽引車両2は、特許請求の範囲中の「第2車両」に該当するものであって、長方形状の平面形態をもち荷台として機能する車体20を備えるとともに、該車体20の下面の前後左右の四位置にはそれぞれキャスター式の車輪21,21,・・を設けている。そして、この車体20の高さは、その下面側に上記牽引車両1の車体11の尾部11bを進入させ得るような寸法に設定されている。また、この車体20の前端面20aの車幅方向中央位置(即ち、該被牽引車両2の走行方向中心線L2上の位置)には、上記ストッパー23が前方に向けて突設されるとともに、該前端面20aの上記走行方向中心線L2を挟んで左右方向にそれぞれ等距離づつ離間した左右二位置には、それぞれ車幅方向に延びる反射板5A,5B(特許請求の範囲中の「検出体」に該当する)が取り付けられている。この各反射板5A,5Bは、上記牽引車両1側の左右一対の光電式センサ4A,4Bからそれぞれ投射される光を該光電式センサ4A,4B側に反射させるものであって、その上下方向の取付位置は上記各光電式センサ4A,4Bの取付高さと同一に設定されている。また、この各反射板5A,5Bの車幅方向の取付位置は、次のように設定されている。即ち、図2に示すように、上記牽引車両1の走行方向中心線L1と被牽引車両2の走行方向中心線L2とが合致した状態において、一方の光電式センサ4Aの光軸Laが一方の反射板5Aの車幅方向中央寄りの端部近傍に対応し、また他方の光電式センサ4Bの光軸Lbが他方の反射板5Bの車幅方向中央寄りの端部近傍に対応するように設定している。従って、上記牽引車両1の走行方向中心線L1と被牽引車両2の走行方向中心線L2とが所定量以上左右方向にずれた場合には上記一対の光電式センサ4A,4Bのうちのずれ側に位置するものからの光軸のみが反射板5Aあるいは同5Bに対応し、かかる状態となることで上記牽引車両1と被牽引車両2とがガイドテープ中心線L0に直交する方向へずれていることが分かる。
【0026】
一方、上記車体20の下面側の上記走行方向中心線L2を挟んで車幅方向に平行に対向する左右一対の直線上における前後二位置の合計四位置には、それぞれ水平面内で回動する側輪22,22,・・が設けられている。これら各側輪22,22,・・は、上記車体20の下面側に上記牽引車両1の車体11の尾部11bが進入した状態においてそれぞれ該尾部11bの側面に近接対向し、該牽引車両1と被牽引車両2とが上記連結ピン41を中心として水平方向に相対変位するのを規制する如く作用する。従って、牽引車両1と被牽引車両2とは、図1及び図2に示すように上記連結ピン41により相互に連結された状態では、上記各側輪22,22,・・の規制作用により連結状態での形態のまま一体化され、この連結形態のまま直進走行あるいは旋回走行することになる。
【0027】
牽引車両1の走行制御等
このように構成された牽引車両1の走行制御と位置制御、及び上記被牽引車両2との相対位置の確認制御は、上記各センサからの情報を受けて上記牽引車両1に設けた制御器6により次のようにして行われる。
【0028】
牽引車両1の走行制御
牽引車両1の走行制御は、それぞれ磁気センサで構成される上記後退用ガイドセンサ31及び前進用ガイドセンサ32により行われる。即ち、牽引車両1は、これら各センサ31,32で搬送床G上に搬送経路に沿って敷設された磁気テープでなるガイドテープ3(特許請求の範囲中の「ガイド」に該当する)からのガイド信号を受けて誘導されることで、直進走行あるいは旋回走行を行う。
【0029】
この場合、上記後退用ガイドセンサ31と前進用ガイドセンサ32は、共に車幅方向に複数の検出位置をもち、通常走行時にはこれら複数の検出位置のうち車幅方向中央に位置する検出位置(以下、この検出位置を「基準検出位置」という)において上記ガイドテープ3からのガイド信号を検出するように該牽引車両1とガイドテープ3との相対位置が設定される。従って、この走行状態においては、常時、牽引車両1の走行方向中心線L1とガイドテープ中心線L0とは合致した状態となっている。また、当然のことであるが、牽引車両1の走行方向中心線L1とガイドテープ中心線L0とがずれた場合には、上記基準検出位置以外の検出位置において上記ガイドテープ3からのガイド信号を検出するとともに、現在どの検出位置においてガイド信号を検出しているかも分かるようになっている。さらに、牽引車両1は、上記基準検出位置以外の検出位置において上記ガイドテープ3のガイド信号を受けて(即ち、基準検出位置以外の検出位置をガイドテープ3の中心に位置させた状態で)誘導走行することもでき、特にこの発明の連結方法においては、後述するように後退用ガイドセンサ31におけるこのような機能を利用して牽引車両1の走行方向中心線L1と被牽引車両2の走行方向中心線L2との間におけるガイドテープ中心線L0に直交する方向の偏差を自動的に修正するようにしている。
【0030】
牽引車両1の位置制御
牽引車両1の位置制御は、上記位置センサ33により搬送経路の側方に設けた位置ガイドテープ(図示省略)からのガイド信号を受けて、該牽引車両1を停止、発進あるいは加速・減速させるものである。尚、牽引車両1に被牽引車両2を連結する場合には、後述のように該牽引車両1は後退走行にて、停止状態にある被牽引車両2の前方側位置まで移動して一旦停止するが、この連結時の停止位置(図3及び図4に示す位置)も上記位置センサ33により位置ガイドテープからのガイド信号を受けて行われる。
【0031】
牽引車両1と被牽引車両2との相対位置の確認制御
牽引車両1と後述の被牽引車両2との連結作業時における相対位置の確認制御は、上記光電式センサ4A,4Bを使用して行われる。即ち、上記牽引車両1が後退走行して所定の停止位置にて停止した状態で、しかも該牽引車両1の走行方向中心線L1がガイドテープ中心線L0と合致している状態で、上記一対の光電式センサ4A,4Bが共に反射板5A,5Bからの反射光を検出した場合には、牽引車両1と被牽引車両2とは同一線上に位置している(即ち、上記被牽引車両2の走行方向中心線L2もガイドテープ中心線L0に合致しており、該被牽引車両2が正規の停止位置にある)と判断できる。
【0032】
これに対して、上記一対の光電式センサ4A,4Bのいずれか一方のみしか反射光を検出していない場合には、ガイドテープ中心線L0上に位置している牽引車両1に対して上記被牽引車両2はガイドテープ3の中心線に直交する方向(即ち、車幅方向)に位置ずれしていると判断できる。尚、この場合には、後述のように、上記牽引車両1を停止位置において「その場旋回」させて、上記一対の光電式センサ4A,4Bがともに反射光を検出するように牽引車両1の方向を変更するが、この牽引車両1の方向変更量は上記後退用ガイドセンサ31がどの検出位置で上記ガイドテープ3を検出しているかによって判断され、最終的にはこの方向変更量に基づいて後述するように牽引車両1と被牽引車両2とのガイドテープ中心線に直交する方向の偏位量が求められるものである。
【0033】
連結作業における作動説明
続いて、停止状態にある被牽引車両2に対して牽引車両1を接近させて両者の位置決めをし且つこれらを相互に連結する場合について各部材の作動等を説明する。
【0034】
図3は、連結作業に備えて上記牽引車両1が後退走行にて、待機している被牽引車両2の前方側に設定した所定の停止位置まで走行して停止した状態を示している。この場合、上記牽引車両1の走行方向中心線L1はガイドテープ中心線L0と合致しているが、上記被牽引車両2の走行方向中心線L2はガイドテープ中心線L0に対してこれに直交する方向に寸法S0だけ右側へ偏位している。この牽引車両1の走行方向中心線L1と被牽引車両2の走行方向中心線L2とのガイドテープ中心線L0に直交する方向の偏位量は、特許請求の範囲中の「第2偏位量」に該当するものであり、以下においては単に「第2偏位量S0」という。
【0035】
従って、この状態において上記光電式センサ4A,4Bから検出光を被牽引車両2側に向けて投射すると、光電式センサ4Aのみが反射光を受光し、光電式センサ4Bは反射光を受光しない。このため、このまま上記牽引車両1を被牽引車両2側へ後退させてもこれら両者を位置決めし且つ連結することはできないので、以下に述べるように、牽引車両1と被牽引車両2との位置決めに先立って上記第2偏位量S0を修正して該牽引車両1の走行方向中心線L1を被牽引車両2の走行方向中心線L2に合致させる位置修正制御(即ち、上記牽引車両1を側方へ移動させて上記第2偏位量S0をS0=0とする制御)を行う。
【0036】
尚、図3に示すように、上記牽引車両1が所定の停止位置に停止した状態における該牽引車両1のステアリングセンタPと被牽引車両2の前端面との間のガイドテープ中心線L0方向の間隔S1と、該牽引車両1のステアリングセンタPと上記後退用ガイドセンサ31の中心との間隔S2とは、共に既知値である。
【0037】
上記第2偏位量S0の修正制御に際しては、図4に示すように、上記牽引車両1を所定位置での停止状態において、上記左右一対の駆動輪12,12を相互に逆方向へ回転させて該牽引車両1を上記ステアリングセンタPを中心として「その場旋回」させ、上記左右一対の光電式センサ4A,4Bが共に反射板5A,5Bからの反射光を検出した時点で旋回動作を停止させる(この停止状態が図4に示す状態である)。この状態においては、上記牽引車両1の走行方向中心線L1が上記ステアリングセンタPと上記被牽引車両2の前端の車幅方向中心位置Qとを結ぶ直線に合致している。従って、上記牽引車両1側の後退用ガイドセンサ31の「基準検出位置」とガイドテープ中心線L0とは該ガイドテープ中心線L0に直交する方向へある寸法だけ偏位しており、この偏位量が特許請求の範囲中の「第1偏位量」であって、該第1偏位量は後退用ガイドセンサ31が現在どの「検出位置」において上記ガイドテープ3を検出しているか(換言すれば、ガイドテープ中心線L0が後退用ガイドセンサ31の複数の「検出位置」のうちのいずれの「検出位置」に合致しているか)によって求められる。この第1偏位量が求められると、この第1偏位量と上記間隔S1及び間隔S2の三者間の相対関係から、上記「第2偏位量S0」が求められる。
【0038】
この「第2偏位量S0」が求められると、次に上記牽引車両1を適宜後退走行させて、該牽引車両1の走行方向中心線L1が上記ガイドテープ中心線L0に対して上記第2偏位量S0に相当する寸法だけ偏位した位置で上記ガイドテープ中心線L0と平行となるとともに上記被牽引車両2の走行方向中心線L2に合致する如く該牽引車両1の位置修正を行う。この位置修正が完了した状態が、図5に示す状態である。
【0039】
この状態においては、上記ガイドテープ中心線L0は上記後退用ガイドセンサ31の複数の検出位置のうち上記「基準検出位置」から上記第2偏位量S0だけ側方へ偏位した検出位置に対応しており、上記牽引車両1は常時この偏位した検出位置において上記ガイドテープ3からのガイド信号を受けるように誘導走行される。
【0040】
従って、図5に示す状態において、そのまま上記ガイドテープ3に沿ってさらに牽引車両1を後退走行させることで、該牽引車両1はその走行方向中心線L1を上記被牽引車両2の走行方向中心線L2に合致させた状態のまま該被牽引車両2側に接近しその車体11の尾部11bを該被牽引車両2の車体20の下方側に進入させ、最終的に図2に示すように所定の連結位置に位置決めされ、さらに上記連結ピン機構16により連結されるものである。
【0041】
このように、本願発明にかかる連結方法によれば、被牽引車両2が牽引車両1の走行軸線(即ち、ガイドテープ中心線)から側方へ偏位していたとしても、これら両者の連結作業に先立ってこの偏位(即ち、上記「第2偏位量」)が該牽引車両1側において自動的に修正されることで、これら両者間の平面方向における位置決めが容易ならしめられ、結果的にこれら二つの車両1,2の自動連結作業の確実化及び迅速化が図られるものである。
【0042】
尚、上記実施形態においては、二つの光電式センサ4A,4Bを牽引車両1に対してその車幅方向に所定間隔をもって配置しこれら各光電式センサ4A,4Bによりそれぞれ被牽引車両2側の反射板5A,5Bを検出するようにしているが、本願発明はかかる構成に限定されるものではなく、例えば一つの光電式センサを上記牽引車両1に対してその車幅方向の所定範囲内で移動し得る如く配置し、その移動方向の一端と他端とでそれぞれ上記反射板5A,5Bを検出するようにすることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の連結方法が適用される牽引車両と被牽引車両の連結状態を示す側面図である。
【図2】図1のII-II矢視図である。
【図3】本願発明の車両の連結方法の説明図である。
【図4】本願発明の車両の連結方法の説明図である。
【図5】本願発明の車両の連結方法の説明図である。
【符号の説明】
1は牽引車両、2は被牽引車両、3はガイドテープ、4A及び4Bは光電式センサ、5A及び5Bは反射板、6は制御器、11は車体、12は駆動輪、13は走行用モータ、14は従動輪、15はバンパー、16は連結ピン機構、20は車体、21は車輪、22は側輪、23はストッパー、24は位置決めピン、25はピン受孔、31は後退用ガイドセンサ、32は前進用ガイドセンサ、33は位置センサ、41は連結ピン、42は連結駆動用モータ、43はストッパー受、Gは搬送床、La及びLbは光軸、L0はガイドテープ中心線、L1及びL2は走行方向中心線、Pはステアリングセンタである。
Claims (3)
- 走行経路に沿って敷設されたガイドからのガイド信号を車体幅方向に延びるガイドセンサで受けて該ガイドセンサの幅方向中央に位置する基準検出位置が上記ガイドに沿うように該ガイドテープにより誘導されて走行する第1車両と、該第1車両に連結されてこれに牽引される第2車両との連結方法であって、
停車状態にある上記第2車両に対して該第2車両の走行方向中心線上の一方側から上記第1車両を接近させて該第1車両の走行方向中心線を上記第2車両の走行方向中心線に合致させてこれらを連結するに際して、
上記第1車両を上記ガイド上の所定位置に停止させた状態で、該第1車両に設けた位置確認センサにて左右方向に所定間隔をもって上記第2車両に設けた左右一対の検出体を共に検出し得るように該第1車両の方向を制御し、
方向制御後における上記ガイドセンサの基準検出位置と上記ガイドとの該ガイドに直交する方向への偏位量を求めてこれを第1偏位量とするとともに、該第1偏位量に基づいて上記第1車両と第2車両との上記ガイドに直交する方向の偏位量を求めてこれを第2偏位量とし、
しかる後、上記ガイドセンサにおける上記ガイドの検出位置を上記基準検出位置から上記第2偏位量に相当する量だけ偏位した位置に変更し、この変更後の位置を基準として上記ガイドに沿って上記第1車両を走行させるとで、該第1車両の走行方向中心線と上記第2車両の走行方向中心線とを合致させてこれらを連結可能とすることを特徴とする車両の連結方法。 - 請求項1において、
上記位置確認センサが光電式センサとされ、上記検出体が反射板であることを特徴とする車両の連結方法。 - 請求項1において、上記ガイドは磁気信号を出力するマグネットテープであり、上記ガイドセンサは上記マグネットテープの磁気信号を検出する磁気センサであることを特徴とする車両の連結方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00168896A JP3666097B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 車両の連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00168896A JP3666097B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 車両の連結方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09188247A JPH09188247A (ja) | 1997-07-22 |
| JP3666097B2 true JP3666097B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=11508465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00168896A Expired - Fee Related JP3666097B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 車両の連結方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3666097B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5557510B2 (ja) * | 2009-11-10 | 2014-07-23 | 株式会社シンテックホズミ | 自動搬送車 |
| JP5397839B2 (ja) * | 2010-07-26 | 2014-01-22 | 株式会社安川電機 | 搬送車両システム |
| JP5158724B2 (ja) * | 2010-11-22 | 2013-03-06 | 日本輸送機株式会社 | 無人搬送車の走行制御装置、および無人搬送車 |
| JP5526390B2 (ja) * | 2010-12-08 | 2014-06-18 | 株式会社ダイフク | 台車式搬送装置とその操向制御方法 |
| JP5754758B1 (ja) * | 2014-07-08 | 2015-07-29 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 無人搬送車 |
| CN116238561B (zh) * | 2023-02-10 | 2025-06-17 | 浙江众合科技股份有限公司 | 一种连挂列车编组组合合法性判断方法 |
| CN116062031B (zh) * | 2023-04-06 | 2023-06-06 | 广东正合智能设备有限公司 | 一种agv小车转运装置的自动纠偏机构 |
| JP7742392B2 (ja) * | 2023-11-22 | 2025-09-19 | ヤマハ発動機株式会社 | 無人搬送車 |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP00168896A patent/JP3666097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09188247A (ja) | 1997-07-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3666097B2 (ja) | 車両の連結方法 | |
| JPH107043A (ja) | 無人搬送車 | |
| CN1113280C (zh) | 车辆的自动导向方法 | |
| JPH09267746A (ja) | 搬送車と台車の連結案内装置 | |
| JPH01248209A (ja) | 搬送駆動車及び台車搬送装置 | |
| JP2011243129A (ja) | 搬送車システム | |
| JPH0934548A (ja) | 誘導式運搬車の自動誘導方法 | |
| JP2000330635A (ja) | 無人搬送車 | |
| JPH0728046Y2 (ja) | 列車式搬送車 | |
| JP2003011813A (ja) | 無人搬送車両の台車連結機構 | |
| JP3143802B2 (ja) | ワゴン車用無人牽引車のもぐり込み姿勢制御方法 | |
| JP2519151B2 (ja) | 無人搬送車の停止位置決め装置 | |
| JPH0543125B2 (ja) | ||
| JPH08272443A (ja) | 全輪操舵型無人搬送車の姿勢制御方法 | |
| JPH08123549A (ja) | 無人搬送車の走行制御方法 | |
| JP3804235B2 (ja) | 無人搬送車 | |
| JPH0441370B2 (ja) | ||
| JP2520097Y2 (ja) | 機械式駐車場の斜め停車自動修正装置 | |
| JPH05108156A (ja) | ワゴン車用無人牽引車のもぐり込み姿勢制御方法 | |
| JPH09164826A (ja) | 車両の連結装置 | |
| JP2667572B2 (ja) | 自動走行作業車の操向制御装置 | |
| JPH0381163B2 (ja) | ||
| JPH0792696B2 (ja) | 横行自走台車利用の搬送装置 | |
| JP3144156B2 (ja) | 無人搬送車の誘導制御装置 | |
| JPH05127748A (ja) | 無人搬送車 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050128 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050315 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050328 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080415 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120415 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |