JP3144156B2 - 無人搬送車の誘導制御装置 - Google Patents

無人搬送車の誘導制御装置

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JP3144156B2 JP14777593A JP14777593A JP3144156B2 JP 3144156 B2 JP3144156 B2 JP 3144156B2 JP 14777593 A JP14777593 A JP 14777593A JP 14777593 A JP14777593 A JP 14777593A JP 3144156 B2 JP3144156 B2 JP 3144156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、設定された走行経路
に沿って無人搬送車を自動的に走行させるための無人搬
送車の誘導制御装置に関する。特に、本発明は、走行経
路に沿って敷設されたガイドテープからの反射光を光セ
ンサで検出して誘導走行させる無人搬送車の誘導制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の生産工場において、工
場内の搬送手段として無人搬送車が使用されている。か
かる無人搬送車を、設定された走行経路に沿って無人走
行させる制御方式の一つとして、光誘導方式が知られて
いる。光誘導方式とは、走行経路に沿って敷設されたガ
イドテープからの反射光を無人搬送車の光センサで検出
することによって、無人搬送車を走行経路に沿って誘導
して無人走行させるものである。このような光誘導方式
による無人搬送車の誘導制御装置の具体例としては、例
えば、実開昭60−184108号公報に記載された自
走式台車における光学誘導センサの考案がある。この公
報に記載された技術について、図6を参照して説明す
る。図6に示されるように、従来例の自走式台車(無人
搬送車)108においては、車体110の底面の前後部
および左右側部に計四個の光センサ120,122,1
24,126が設けられている。これらの光センサ12
0,122,124,126は、複数の受光素子13
0,132,134,136が一定間隔で直線的に配列
された受光素子アレイとなっている。一方、床面には、
走行経路に沿って、ガイドテープ104および106が
敷設されている。
【0003】さて、無人搬送車108がガイドテープ1
04に沿って前後進する(図の左右方向へ進む)場合に
ついて考える。無人走行時には、無人搬送車108の底
面に設けられた図示しない光源からの照射光がガイドテ
ープ104で反射されて、前後の受光素子アレイ12
0,122の複数の受光素子で受光される。このとき、
ガイドテープ104の直上に位置する受光素子のみが反
射光を受光して検出信号を出力する。これによって、受
光素子アレイ120,122とガイドテープ104との
位置関係が検知され、受光素子アレイ120,122の
中心部130A,132Aがガイドテープ104の中心
線の直上にくるように、無人搬送車108の操舵輪の向
きが制御される。一方、ガイドテープ106に沿って左
右進する場合には、左右の受光素子アレイ124,12
6によって、ガイドテープ106の位置が検出される。
このようにして、ガイドテープ104,106の示す走
行経路に沿って、無人搬送車108を自走させることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな光誘導方式においてガイドテープの位置の検出精度
を向上させるためには、受光素子アレイ中の受光素子の
間隔をなるべく短くすることが必要となる。すなわち、
受光素子アレイの単位長さ中に含まれる受光素子の数を
できるだけ多くする必要があり、このためには受光素子
アレイの受光素子数を増やさなければならない。これに
よって、受光素子アレイひいては誘導制御装置全体のコ
ストが高くなってしまうという問題点があった。さら
に、使用される受光素子の大きさによってはそれ以上間
隔を短縮できないため、検出精度の向上が容易に行えな
いという場合もあった。そこで本発明においては、光誘
導方式の無人搬送車の誘導制御装置において、受光素子
アレイの受光素子の数を増やすことなく、簡単にかつ低
コストでガイドテープ位置の検出精度を向上させること
ができる無人搬送車の誘導制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、上記課題を解決するために、無人搬送車に設けられ
た複数の受光素子が直線的に配列された受光素子アレイ
を用いて、走行経路に沿って敷設されたガイドテーブの
反射光を検出して無人搬送車の誘導走行を行う誘導制御
装置であって、前記受光素子は、配列方向が前記無人搬
送車の走行方向に対して斜めに向くように取り付けられ
ていることを特徴とする無人搬送車の誘導制御装置を創
出した。
【0006】
【作用】本発明に係る無人搬送車の誘導制御装置におい
ては、無人搬送車には受光素子アレイが設けられてお
り、ガイドテープが走行経路に沿って敷設されている。
受光素子アレイは、複数の受光素子が直線的に配列され
た構造を有しており、この受光素子アレイでガイドテー
プからの反射光を検出することによって、光誘導方式に
よる無人搬送車の誘導走行が行われる。ここで、受光素
子アレイは、無人搬送車の誘導走行時において、受光素
子の配列方向がガイドテープの敷設方向に対して斜めに
向くように無人搬送車に取り付けられている。このた
め、同一の受光素子アレイをガイドテープの敷設方向に
直交するように取り付けた従来の場合に比べて、ガイド
テープの幅方向の単位長さ当たりに含まれる受光素子の
数が多くなる。これによって、光誘導方式の無人搬送車
の誘導制御装置において、簡単にかつ低コストでガイド
テープの位置の検出精度を向上させることができる無人
搬送車の誘導制御装置となる。
【0007】
【実施例】次に、本発明を具現化した一実施例につい
て、図1〜図5を参照して説明する。まず、本実施例の
無人搬送車の誘導制御装置における無人搬送車の構造に
ついて、図1を参照して説明する。図1(A)は、本実
施例における無人搬送車の構造を示す平面図である。ま
た図1(B)は、本実施例の受光素子アレイの構造を示
す拡大図である。図1(A)に示されるように、本実施
例における無人搬送車(以下、AGVとも略する。)8
は、AGV本体10に四つの車輪12,14,16,1
8を有している。これらの四つの車輪12,14,1
6,18のうち、左前輪14と右後輪16は駆動輪であ
り、右前輪12と左後輪18は従動輪である。また、四
つの車輪12,14,16,18のいずれもが操舵輪と
なっている。さらに、AGV本体10の前部と後部に
は、二個の受光素子アレイ20,22が取り付けられて
おり、中央部には制御ユニット40が搭載されている。
なお、四つの車輪12〜18および二個の受光素子アレ
イ20,22は、いずれもAGV本体10の底面に取り
付けられていて本来平面図には表れないが、図1(A)
においては説明の便宜のため実線で図示している。
【0008】一方床面には、図1(A)に示されるよう
に、光反射率の高いガイドテープ4,6A,6Bが、A
GV8の走行経路に沿って敷設されている。ガイドテー
プ4は、AGV8を前後方向(図の左右方向)に沿って
誘導走行させるためのものである。一方、ガイドテープ
6A,6Bは互いに平行に、かつガイドテープ4に対し
て直交するように敷設されており、AGV8を左右方向
(図の上下方向)に沿って誘導走行させるためのもので
ある。ここで、AGV8がガイドテープ4に沿って図の
左方へ前進する状態から、ガイドテープ6A,6Bに沿
って図の上方へ横進する状態へと方向転換する場合につ
いて考える。この方向転換に際しては、制御ユニット4
0の作動によって、図1(A)に示される四つの車輪1
2,14,16,18が同期制御される。すなわち、す
べての車輪12,14,16,18が同じ角度だけ同時
に操舵される。この結果、後で説明する図5(A)に示
されるように、AGV8が方向転換するときには、AG
V本体10は向きを変えることなく、四つの車輪12,
14,16,18が走行方向に向くように操舵されるこ
とになる。このようにして、AGV8はAGV本体10
の向きを変えずに転回走行する。
【0009】次に、本実施例における受光素子アレイの
構造について、図1を参照して説明する。図1(A)に
示されるように、AGV8の二個の受光素子アレイ2
0,22は、複数の受光素子30〜30,32〜32が
一定間隔で直線的に配列された構造を有しており、AG
V本体10に対して斜めに取り付けられている。具体的
には、AGV本体10の前後方向(図1(A)の左右方
向)の中心線10Aに対して、受光素子アレイ20,2
2の受光素子の配列方向(長手方向)が45度の角度を
なすように取り付けられている。また、受光素子アレイ
20,22の配列方向の中心30A,32Aは、AGV
本体の中心線10A上にある。この結果、図1(B)に
示されるように、受光素子アレイ20,22の各受光素
子間の間隔をP0とすると、ガイドテープ4の幅方向の
受光素子間隔P1は、P1=P0/√2 となる。従っ
て、AGV8がガイドテープ4に沿って前後進する場
合、受光素子アレイ20,22のガイドテープ4の幅方
向の検出感度は、図6に示される従来例のように受光素
子アレイをガイドテープに垂直に取り付けた場合に比べ
て、√2倍に向上することになる。また、受光素子アレ
イ20,22は、AGV本体10の左右方向に対しても
45度をなしているため、AGV8がガイドテープ6
A,6Bに沿って横進する場合にも、受光素子アレイ2
0,22の幅方向の検出感度は√2倍となる。
【0010】次に、制御ユニット40の構成について、
図2を参照して説明する。図2は、本実施例における無
人搬送車の制御ユニットの構成を示すブロック図であ
る。図2に示されるように、制御ユニット40は、CP
U(中央処理装置)42,RAM,ROMを含むメモリ
装置44,入力インターフェース46および出力インタ
ーフェース48を中心とするコンピュータシステムであ
る。これらのCPU42,メモリ装置44,入力インタ
ーフェース46,出力インターフェース48の間は、バ
ス50によって互いにデータ転送可能に接続されてい
る。入力インターフェース46には、前記受光素子アレ
イ20,22から検出信号を伝達する検出信号線20
a,22aが接続されている。これらの検出信号線20
a,22aは、受光素子アレイ20,22の各受光素子
30,32ごとに並列的に入力インターフェース46に
接続されている。
【0011】一方、出力インターフェース48からは、
制御信号線28aがAGV本体10の底面に取り付けら
れた投光器28(図1においては図示省略)に接続され
ている。AGV8の走行中には、CPU42からの制御
信号によって投光器28が作動して、床面に光が照射さ
れる。さらに、出力インターフェース48からは、制御
信号線52a,54aが操舵回路52および駆動回路5
4に接続されている。この操舵回路52によって操舵用
モータ56が作動して、図示しない伝達機構によって、
四つの車輪12〜18が操舵される。また、駆動回路5
4によって駆動用モータ58が作動して、駆動輪である
左前輪12,右後輪16が駆動されてAGV8が走行す
る。これらの制御ユニット40,受光素子アレイ20,
22,操舵回路52,駆動回路54等から、本実施例の
無人搬送車の誘導制御装置2が構成されている。
【0012】さて、かかる構造を有するAGV8の光誘
導方式による無人走行について、図1〜図3を参照して
説明する。図3は、走行時におけるAGV8の受光素子
アレイ20,22の状態を示す正面図である。AGV8
が図1に示されるガイドテープ4に沿って無人走行する
際には、AGV8の投光器28から光が照射される。こ
の照射光のガイドテープ4による反射光が、AGV8の
前部受光素子アレイ20および後部受光素子アレイ22
によって検出され、その検出信号が検出信号線20a,
22aを通じて制御ユニット40に入力されて処理され
る。
【0013】このとき、図3に示されるように、ガイド
テープ4の直上に位置する受光素子30B,32Bのみ
が反射光を受光して、制御ユニット40に検出信号を出
力する。これによって、受光素子アレイ20,22とガ
イドテープ4との位置関係が分かる。これに基づいて、
受光素子アレイ20,22の中心部30A,32Aがガ
イドテープ4の中心線4Aの直上にくるように、制御ユ
ニット40から操舵回路52に制御信号が出力されて、
車輪12〜18が同時に操舵される。このようにして、
前後部受光素子アレイの中心点30A,32Aを結ぶA
GV中心線10Aがガイドテープ4から外れることなく
AGV8が誘導走行する。AGV8がガイドテープ4に
沿って後進する場合にも、受光素子アレイ20,22に
よって、ガイドテープ4の検出が行われる。また、ガイ
ドテープ6A,6Bに沿って左右進する場合にも、受光
素子アレイ20,22によってガイドテープ6A,6B
の検出が行われる。
【0014】次に、受光素子アレイ20,22の検出性
能の具体的なデータについて、従来のものと比較しつ
つ、図4を参照して説明する。図4は、ガイドテープ幅
が40mmのときの受光素子アレイの検出性能を、受光
素子アレイが45度で取り付けられたAGV8(○−−
−●)と、直交するように取り付けられた従来の場合
(△−−−▲)について示したものである。図4の縦軸
は、幅40mmのガイドテープの直上に存在しうる受光
素子の個数であり、横軸は受光素子アレイにおける各受
光素子の取り付け間隔(mm)である。例えば、同じ取
り付け間隔10mmの場合で比較すると、従来の場合に
は、ガイドテープの直上に存在しうる受光素子は3〜4
個である。これに対して本実施例では、ガイドテープの
直上には4〜5個の受光素子が存在しうることになり、
受光素子アレイの検出性能が向上することが分かる。
【0015】次に、AGV8がガイドテープに対して角
度ずれを起こさないように走行させる方法について、図
1を参照して、図6の従来例と比較しつつ説明する。近
年の無人搬送車の走行制御においては、より複雑高度な
無人作業を行わせるために、無人搬送車の走行時の姿勢
についても、より精密な制御が要求されている。本実施
例のAGV8においては、前後進する場合には、受光素
子アレイ20,22で同時にガイドテープ4の位置を検
出することによって、AGV8の角度ずれの検出が行わ
れる。すなわち、ガイドテープ4が受光素子アレイ2
0,22双方の中心位置30A,32A上にあれば、A
GV8はガイドテープ4に対して正確な向きで走行して
おり、受光素子アレイ20,22の一方の中心位置から
ずれていれば、その分だけAGV8はガイドテープ4に
対して傾いて走行していることになる。このように、単
にAGV8がガイドテープ4上にあるか否かのみでな
く、AGV本体10の向きがガイドテープ4に対して角
度ずれを起こしていないか検出することによって、精密
な無人搬送車制御の要求に対処できる。
【0016】一方、横進する場合には、受光素子アレイ
20でガイドテープ6Aの位置を検出すると同時に、受
光素子アレイ22でガイドテープ6Bの位置を検出する
ことによって、角度検出が行われる。すなわち、ガイド
テープ6Aもガイドテープ6Bも、ともに受光素子アレ
イ20,22のそれぞれに対してアレイの中心位置にあ
れば、AGV8はガイドテープ6A,6Bで示される横
進方向に対して正確に走行していることになる。一方、
受光素子アレイ20,22の片方が中心位置からずれて
いれば、その分だけAGV8はガイドテープ6A,6B
で示される横進方向に対して傾いて走行していることに
なる。
【0017】本実施例におけるこのような走行姿勢(角
度)制御の方法は、従来技術に比較して、以下のような
長所を有している。従来技術においては、本実施例のA
GV8のように車体の向きを変えずに方向転換する無人
搬送車を前後左右に走行させるためには、図6に示され
るように、無人搬送車の前後左右に計四個の受光素子ア
レイ120〜126を必要とした。走行姿勢を検出する
ために、ガイドテープ104に沿って前後進する場合に
は前後の受光素子アレイ120,122が、またガイド
テープ106に沿って左右進する場合には左右の受光素
子アレイ124,126が必要となるからである。さら
に、図6の受光素子アレイ間の間隔L1とL2を比較す
るとL1<L2となるために、左右方向の角度検出精度
が低くなるという難点もあった。これに対して本実施例
では、図1に示されるように、AGV8の前後進方向に
一本のガイドテープ4、横進方向に二本のガイドテープ
6A,6Bを敷設して、AGV本体10の前後に斜めに
二個の受光素子アレイ20,22を設けるだけで、前後
左右の走行姿勢の検出が可能になる。従って、AGV一
台当たりの受光素子アレイの数が半分で済み、著しいコ
ストダウンとなる。このように、本実施例の無人搬送車
の誘導制御装置は、従来技術に比較して種々の長所を兼
ね備えているのである。
【0018】なお、本実施例のAGV8のように車体の
向きを変えずに方向転換する無人搬送車が要求されるの
は、図5(A)に示されるように、ワーク台60におい
てAGV8に載置したワーク等を加工機62等に積み卸
しする際に、ローラー装置等の関係でAGV8を加工機
62等に対して横付けする必要があるためである。かか
る場合に、横進できるAGV8は、走行距離を最小限に
できる利点がある。これに対して、図5(B)に示され
るように、車体の向きを変えて方向転換するAGV88
の場合には、ワーク台90から加工機92に対して横付
けするためには、大きく回り込む走行経路80またはス
イッチバック走行経路82によらなければならない。本
実施例においては、車体の向きを変えずに転回する方式
のAGV8について説明したが、前輪あるいは後輪のみ
を操舵したり、左右の車輪の回転速度差によって、車体
ごと方向転換する方式のAGV88の場合にも、受光素
子アレイを車体に対して斜めに取り付けることによっ
て、ガイドテープの検出精度を向上させることができ
る。
【0019】本実施例の図1,図2,図3に図示された
受光素子アレイ20,22の受光素子の数はそれぞれ例
示であって、必ずしも実際の受光素子数に対応するもの
ではなく、これ以外にも任意の受光素子数とすることが
できる。また、前後の受光素子アレイ20,22の受光
素子数は、必ずしも同数であることを要しない。さら
に、本実施例においては、受光素子アレイを無人搬送車
本体に対して45度の角度をなすように取り付けている
が、その他の角度としても良い。また、互いに直交して
敷設された縦一本のガイドテープから横二本のガイドテ
ープへ転回させる場合について説明したが、これらのガ
イドテープは直交して敷設されている必要はなく、転回
角度は何度でも構わない。無人搬送車の前輪,後輪の数
や、いずれを駆動輪とするか等も自由に選択できること
は言うまでもない。無人搬送車の形状,大きさ等も例示
に過ぎず、これ以外にも種々の形状,大きさ等とするこ
とができる。無人搬送車の誘導制御装置のその他の部分
の構造,形状,大きさ,材質,数,配置等についても、
本実施例に限定されるものではない。
【0020】さらに、本実施例に固有の効果として、受
光素子アレイを無人搬送車本体に対して45度の角度を
なすように取り付けたために、無人搬送車の前後進と横
進の検出精度を同じだけ向上させることができるという
利点が得られる。
【0021】
【発明の効果】本発明においては、無人搬送車の受光素
子アレイが無人搬送車の走行方向に対して斜めに向くよ
うに取り付けた無人搬送車の誘導制御装置を創出したた
めに、光誘導方式の無人搬送車の誘導制御装置におい
て、受光素子の数を増やすことなく受光素子アレイの検
出精度を向上させることができる。これによって、光誘
導方式による走行制御をコストアップなして高精度で行
うことができ、極めて実用的な無人搬送車の誘導制御装
置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無人搬送車の誘導制御装置の一実
施例における無人搬送車および誘導制御装置の構造を示
す平面図である。
【図2】無人搬送車の誘導制御装置の一実施例における
無人搬送車の制御ユニットの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】無人搬送車の誘導制御装置の一実施例における
誘導制御装置の構造を示す正面図である。
【図4】無人搬送車の誘導制御装置の一実施例と従来例
との性能を比較した説明図である。
【図5】無人搬送車の誘導制御装置の一実施例およびそ
の他の例における無人搬送車の走行方向を示す説明図で
ある。
【図6】従来例の無人搬送車の誘導制御装置における無
人搬送車の走行制御を示す説明図である。
【符号の説明】
2 無人搬送車の誘導制御装置 8 無人搬送車(AGV) 20,22 受光素子アレイ 30,32 複数の受光素子 4,6A,6B ガイドテープ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車に設けられた複数の受光素子
    が直線的に配列された受光素子アレイを用いて、走行経
    路に沿って敷設されたガイドテーブの反射光を検出して
    無人搬送車の誘導走行を行う誘導制御装置であって、前記受光素子は、配列方向が前記無人搬送車の走行方向
    に対して斜めに向くように取り付けられている ことを特
    徴とする無人搬送車の誘導制御装置。
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