JPH0728046Y2 - 列車式搬送車 - Google Patents

列車式搬送車

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JPH0728046Y2
JPH0728046Y2 JP1988092676U JP9267688U JPH0728046Y2 JP H0728046 Y2 JPH0728046 Y2 JP H0728046Y2 JP 1988092676 U JP1988092676 U JP 1988092676U JP 9267688 U JP9267688 U JP 9267688U JP H0728046 Y2 JPH0728046 Y2 JP H0728046Y2
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axle
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axles
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明之 伊藤
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Nippon Sharyo Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数台の車両を連結し、先頭車両に設けたガ
イドセンサにより走行路に敷設されたガイドラインに沿
って走行する列車式搬送車に関する。
〔従来の技術〕
一般に、この種の搬送車では、先頭車両を駆動用動力付
きとし、該先頭車両に設けたガイドセンサにて走行路に
敷設されたフェライト標識体等のガイドラインに沿って
先頭車軸を操舵し、後続車両は該先頭車両に牽引されて
走行するものが使用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このため、曲線走行路では先頭車両と後続車両の軌跡の
ずれが大きく、特に、先頭車両と最後尾車両とにガイド
センサを夫々設けて前後進可能とした搬送車では、最後
尾車両のガイドセンサがガイドラインから大きくはずれ
ることがあり、後進する場合には最後尾車両をマニュア
ル運転によりガイドライン上に誘導しなければならな
い。
そこで本考案は、先頭車両と後続車両の軌跡のずれを少
なくした列車式搬送車を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため本考案は、前後一対の車軸を有する
車両を複数両連結し、少なくとも先頭車両を駆動用動力
付きにして、先頭車両に設けたガイドセンサにより走行
路に敷設されたガイドラインに沿って先頭車軸を操舵す
る列車式搬送車において、前記各車両の前後一対の車軸
を両車軸間の軸距を同一にして、該各車軸の中央部を車
体に対して旋回可能に設け、隣接する前部車両の後部車
軸と後部車両の前部車軸との旋回中心に、該後部車軸と
前部車軸との軸距を同一にする連結部材の両端を旋回可
能に連結し、該後部車軸と前部車軸とに、車軸を中心と
する縦リンクを夫々の車軸に対して回動可能に設け、該
縦リンクの一端を横リンクを介して車体に連結すると共
に、他端を前記横リンクと同一長さの横リンクを介して
前記連結部材に連結したことを特徴としている。
〔作用〕
このように構成することにより、前部車両が曲線路にさ
しかかると、前部車両と後部車両を連結する連結部材が
車体に対して変位し、この変位によって隣接する前部車
両の後部車軸と後部車両の前部車軸とが旋回し、後部車
両が強制的に操舵される。この際の旋回量は、縦リンク
の一端と車体とを連結する横リンクと、縦リンクの他端
と連結部材とを連結する横リンクとが同一長さであるの
で、連結部材の変位量の半分となり、また、各車軸の軸
距が同一であるので、旋回された車軸は曲線路の中心に
向くように操舵されて、各車軸の旋回中心が曲線路上を
通り、後部車両は前部車両と略同一の軌跡を走行する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
列車式搬送車1は、駆動用動力付き車両2,2を両端に配
置し、両車両2,2間に、3台の動力源を持たない中間車
両3を夫々連結部材4にて連結した5両編成で、両端い
ずれかの車両2に牽引されて前後進可能に構成されてい
る。
尚、説明を容易にするため、第1図及び第12図の最右端
の車両2を先頭車両とし、最左端の車両2を最後尾車両
として説明する。
先頭及び最後尾の車両2は、軸距Aを存して配設された
前後一対の車軸5,6を有し、各車軸5,6はその中央部を車
体に対して旋回可能に設けられている。尚、図におい
て、先頭車両2の前部車軸と最後尾車両2の後部車軸を
第1車軸5とし、先頭車両2の後部車軸と最後尾車両2
の前部車軸を第2車軸6としている。
中間車両3は、軸距Aを存して配設された前後一対の車
軸7,8を有し、各車軸7,8はその中央部を車体に対して旋
回可能に設けられている。
また、隣接する前部車両の後部車軸(先頭車両2の第2
車軸6及び中間車両3の後部車軸8)と後部車両の前部
車軸(中間車両3の前部車軸7及び最後尾車両2の第2
車軸6)との旋回中心に、該後部車軸と前部車軸との軸
距Aを同一にする連結部材4の両端を旋回可能に連結し
ている。
したがって、各車軸5,6,7,8は、隣接する車軸間の軸距
を同一にして配設される。
また、先頭及び最後尾の車両2は同一の構成をしてお
り、第1車軸5及び第2車軸6は中央部のターンテーブ
ル9の中心軸9aにて車体に対して旋回可能に設けられて
いる。第1車軸5には、左右の車輪5a,5bを夫々駆動す
る駆動モータ5c,5dと、走行路に敷設されたガイドライ
ンを検知して前記駆動モータ5c,5dの回転数を制御して
第1車軸5をガイドラインに沿って操舵するガイドセン
サ10とが設けられ、ターンテーブル9の中心軸9aの上部
に第1車軸5の車体に対する旋回角度を検知する角度セ
ンサ11が設けられている。
第2車軸6には、ターンテーブル9の中心軸9aの上部に
第2車軸6の車体に対する旋回角度を検知する角度セン
サ12が設けられ、ターンテーブル9と左右の車輪6a,6b
との間には、第2車軸6を中心とする縦リンク13,14が
車軸に対して回動可能に設けられている。
中間車両3の前部車軸7及び後部車軸8も同様にターン
テーブル9にて車体に対して旋回可能に設けられ、ター
ンテーブル9と左右の車輪7a,7b、8a,8bとの間には、該
車軸7,8を夫々中心とする縦リンク13,14が車軸に対して
回動可能に設けられている。
連結部材4は、両端のターンテーブル15,16の間に比較
的薄い連結板17をピン18,18で軸支し、連結板17の回動
及び捩れによりピッチングとローリングに対処できるよ
うに構成されており、ターンテーブル15,16に夫々形成
した挿通孔15a,16aに、前記ターンテーブル9の中心軸9
aを挿通し、ターンテーブル9と車体との間にターンテ
ーブル15,16を挟んで、先頭あるいは最後尾も車両2と
中間車両3及び中間車両3,3同士を連結する。
また、連結部材4のターンテーブル15,16には、連結方
向と直交する方向にリンク連結アーム19,20が夫々設け
られ、両腕19a,19b、20a,20bをターンテーブル15,16の
側方に突出させている。
そして、先頭及び最後尾の車両2の第2車軸6と中間車
両3の前部車軸7及び後部車軸8に設けられた縦リンク
13,14の一端は、横リンク21,21を介して夫々の車両2,3
の車体に設けたブラケット22,22に夫々連結されてい
る。
また、先頭車両2の第2車軸6と中間車両3の後部車軸
8に設けられた縦リンク13,14の他端は、前記横リンク2
1と同一長さの横リンク23,23を介して後続車両を連結す
る連結部材4の一方のリンク連結アーム19の両腕19a,19
bに夫々連結されている。最後尾車両2の第2車軸6と
中間車両3の前部車軸7に設けられた縦リンク13,14の
他端は、前記横リンク21と同一長さの横リンク23,23を
介して前記連結部材4の他方のリンク連結アーム20の両
腕20a,20bに夫々連結されている。
このように構成することにより、曲線路を走行する際に
は、先頭車両2の第1車軸5がガイドセンサ10によって
操舵されて、先頭車両2と後続の中間車両3の連結部材
4との間に変位が生じ、この変位によって、第9図乃至
第11図に示されるように、連結部材4のリンク連結アー
ム19とリンク結合している第2車軸6が旋回する。
また、連結部材4は2台目の車両3に対しても変位し、
この変位によって、第9図乃至第11図に示されるよう
に、連結部材4のリンク連結アーム20とリンク結合して
いる車両3の第1車軸7が旋回する。
これによって、2台目の車両3が強制操舵され、2台目
の車両3が3台目の車両3との間の連結部材4に対して
変位し、この変位によって2台目の車両3の第2車軸8
と3台目の車両3の第1車軸7とが夫々車体に対して旋
回し、3台目の車両3が強制操舵され、これに順して後
続の車両も強制操舵される。
この際に、各車軸6,7,8に設けられるリンク13,14の一端
が車体側に横リンク21を介して連結され、他端が横リン
ク21と同一長さの横リンク23を介して連結部材4と連結
され、両リンク21,23の中央に各車軸6,7,8が位置するの
で、第9図に示されるように、車体と連結部材4の変位
量α度に対して各車軸6,7,8の旋回量はα/2度となり、
また、各車軸6,7,8の軸距Aが同一なため、各車軸6,7,8
は曲線路の中心へ向くように操舵される。
したがって、第12図に示されるように、2台目の車両3
は先頭の車両2に、3台目の車両3は2台目の車両3に
と、夫々後続車両が前の車両の軌跡に追随して走行す
る。
尚、最後尾の車両2は、第2車軸6に設けられた角度セ
ンサ12からの信号により、最後尾の第1車軸5が同量逆
方向に操舵されるので、ガイドセンサ10はガイドライン
上に位置し、後進の場合には、そのまますぐに走行でき
る。
また、上記実施例では、中間の車両3を動力源を有さな
いもので説明したが、駆動用動力源を搭載したものでも
よい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の列車式搬送車は、少なくとも先
頭車両を駆動用動力付きにして、先頭車両に設けたガイ
ドセンサにより走行路に敷設されたガイドラインに沿っ
て先頭車軸を操舵し、前記各車両の前後一対の車軸を両
車軸間の軸距を同一にして、該各車軸の中央部を車体に
対して旋回可能に設け、隣接する前部車両の後部車軸と
後部車両の前部車軸との旋回中心に、該後部車軸と前部
車軸との軸距を同一にする連結部材の両端を旋回可能に
連結し、該後部車軸と前部車軸とに、車軸を中心とする
縦リンクを夫々の車軸に対して回動可能に設け、該縦リ
ンクの一端を横リンクを介して車体に連結すると共に、
他端を前記横リンクと同一長さの横リンクを介して前記
連結部材に連結したから、前部車両が曲線路にさしかか
ると、前部車両と後部車両を連結する連結部材が車体に
対して変位し、この変位によって隣接する前部車両の後
部車軸と後部車両の前部車軸とが旋回し、後部車両が強
制的に操舵される。この際の旋回量は、縦リンクの一端
と車体とを連結する横リンクと、縦リンクの他端と連結
部材とを連結する横リンクとが同一長さであるので、連
結部材の変位量の半分となり、また、各車軸の軸距が同
一であるので、旋回された車軸は曲線路の中心に向くよ
うに操舵されて、各車軸の旋回中心が曲線路上を通り、
後部車両は前部車両と略同一の軌跡を走行する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は列車式搬
送車の平面図、第2図は先頭車両の第1車軸の正面図、
第3図は同じく側面図、第4図は第2車軸の正面図、第
5図は第4図のV−V断面図、第6図は第4図のVI-VI
断面図、第7図は連結部材の平面図、第8図は同じく側
面図、第9図は車体と連結部材及び車軸の変位量の関係
を示す平面図、第10図は第9図のX−X断面図、第11図
は第9図のXI-XI断面図、第12図は曲線路を走行する列
車式搬送車の平面図である。 1……列車式搬送車、2……端部の車両、3……中間の
車両、4……連結部材、5……先頭及び最後尾車両の第
1車軸、6……先頭及び最後尾車両の第2車軸、7……
中間車両の第1車軸、8……中間の車両の第2車軸、9
……ターンテーブル、10……ガイドセンサ、11,12……
角度センサ、13,14……縦リンク、21,23……横リンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後一対の車軸を有する車両を複数両連結
    し、少なくとも先頭車両を駆動用動力付きにして、先頭
    車両に設けたガイドセンサにより走行路に敷設されたガ
    イドラインに沿って先頭車軸を操舵する列車式搬送車に
    おいて、前記各車両の前後一対の車軸を両車軸間の軸距
    を同一にして、該各車軸の中央部を車体に対して旋回可
    能に設け、隣接する前部車両の後部車軸と後部車両の前
    部車軸との旋回中心に、該後部車軸と前部車軸との軸距
    を同一にする連結部材の両端を旋回可能に連結し、該後
    部車軸と前部車軸とに、車軸を中心とする縦リンクを夫
    々の車軸に対して回動可能に設け、該縦リンクの一端を
    横リンクを介して車体に連結すると共に、他端を前記横
    リンクと同一長さの横リンクを介して前記連結部材に連
    結したことを特徴とする列車式搬送車。
JP1988092676U 1988-07-13 1988-07-13 列車式搬送車 Expired - Lifetime JPH0728046Y2 (ja)

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JPH0213875U JPH0213875U (ja) 1990-01-29
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