JP3275366B2 - 無人搬送車の走行制御方法 - Google Patents
無人搬送車の走行制御方法Info
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
法に関し、車体寸法やセンサ取付位置等をパラメータと
してステアリング制御ができるようにしたものである。
ィス等で無人で誘導されて走行し、部品・製品・小物等
を搬送するものである。ここで無人搬送車の一例を図3
を参照して説明する。図3に示す無人搬送車1は、回転
駆動とステアリングを行う1つの前輪2と、従動輪とし
て機能する2つの後輪3を有する三輪車タイプのもので
ある。車体本体4の前部には誘導センサ5a,5bが設
置され、後部には誘導センサ6a,6bが設置されてい
る。前進走行(A方向走行)するときには、前側の誘導
センサ5a,5bにより、誘導線10に流れる交流電流
による電界を検出し、誘導センサ5a,5bの中間部つ
まり車体本体4の中央部が、誘導線10の真上に位置す
るようにステアリング制御しつつ走行する。また、後進
走行(B方向走行)するときには、後側の誘導センサ6
a,6bを用い、誘導センサ5a,5bのときと同様に
してステアリング制御して走行する。なおステアリング
制御を含めて、走行のための各種制御は制御装置7の指
令により行う。
a,5b,6a,6bにより誘導線10を検出し(前進
時には5a,5bを用い後進時には6a,6bを用い
る)、誘導線10と車体本体4の中央との距離(ズレ
量)をセンシングし、このズレ量に応じてステアリング
角が決まる。そして従来では、図4に示すように、ズレ
量SYに比例したステアリング設定角θを用いてステア
リング制御をしていた。
は、図4からわかるように、ズレ量SYが大きいときに
はステアリング設定角θの値が大きくなりすぎ、ステア
リングを切り過ぎてしまい、旋回半径の小さい誘導路で
はコースアウトしてしまうおそれがあった。
テアリング角の設定ができ旋回半径の小さな誘導路でも
確実なステアリング制御のできる無人搬送車の走行制御
方法を提供することを目的とする。
明は、車体本体の車幅方向の中央を車長方向に伸びる車
体中心線に対し、車幅方向に沿い対称に配設してある2
個の後輪と、ステアリングをする前輪とを有するととも
に、車体本体の前部及び後部に車幅方向に沿いそれぞれ
備えた誘導センサにより、走行路に敷設した誘導線を検
出し、誘導線に対する車体中心線のズレ量を求め、この
ズレ量から設定ステアリング角を演算し、前記前輪のス
テアリング角が設定ステアリング角となるようにステア
リング制御をする無人搬送車の走行制御方法において、
前進走行時には下式(1)〜(4)を基に設定ステアリ
ング角θを求め、前輪のステアリング角が設定ステアリ
ング角θと一致するようにステアリング制御し、後進走
行時には下式(5)〜(8)を基に設定ステアリング角
θB を求め、前輪のステアリング角が設定ステアリング
角θB と一致するようにステアリング制御することを特
徴とする。 tan α=SY/SX ・・・(1) rs ={L+(SX/2)}/sin α ・・・(2) rc =rs cos α+(SY/2) ・・・(3) θ=arc tan (L/rc ) ・・・(4) 但し、SYは、車体前部におけるズレ量であり、SX
は、前輪の車軸と前部の誘導センサとの間の距離である
アンテナ長であり、Lはホイールベース長である。 tan αB =SBY/SBX ・・・(5) rBS=(SBX/2)/sin α B ・・・(6) rBC=rBS cos αB +(SBY/2) ・・・(7) θB =arc tan (L/rBC) ・・・(8) 但し、SBYは、車体後部におけるズレ量であり、SB
Xは、後輪の車軸と後部の誘導センサとの間の距離であ
るアンテナ長であり、Lはホイールベース長である。
まり、ステアリング角の逐時設定が正確にできる。
説明する。なお、従来技術と同一部分には同一符号を付
し重複する説明は省略する。
す図1を参照して、前進走行時の走行制御方法を説明す
る。図1において各符号は次のことを定義している。
前部の誘導センサ5a,5bとの間の距離。 L:ホイールベース長。 P1 :操舵点であり、前輪2はこの点を中心に操舵され
る。 C1 :車軸線であり、後輪3,3の車軸に沿う直線。 C2 :車体中心線であり、車体本体4の車幅方向中央を
車長(前後)方向に伸びる線。 P2 :センサ中間点であり、前部の誘導センサ5a,5
bの中間に位置する。 P3 :センシング点であり、誘導センサ5a,5bによ
り誘導線10を検出した位置。 P4 :中央点であり、線分P1 ,P3 の中央に位置す
る。 P5 :旋回中心点であり、線分P1 ,P3 に直交して点
P4 から延長した線r s が車軸線C1 と交差する点。 P6 :後輪間中心点であり、一対の後輪3,3の中央に
位置する。 rs :点P4 ,P5 を結ぶ線分。 rf :点P5 ,P1 を結ぶ線分。 rc :点P5 ,P6 を結ぶ線分。 SY:ズレ量であり、点P2 ,P3 間の距離、つまり、
車体本体4の前部における車体中心線C2 と誘導線10
との間の距離。 α :検出角であり、線分P1 ,P2 と線分P1 ,P3
とでなす角。 θ :設定ステアリング角。
(4)が得られる。 tanα=SY/SX …(1) rs ={L+(SX/2)}/ sinα …(2) rc =rs cos α +(SY/2) …(3) θ =arc tan(L/rc ) …(4)
を利用し、検出したズレ量SYに応じて設定すべきステ
アリング角θを求め、前輪2のステアリング角がθとな
るようにステアリング角制御をする。しかも前回求めた
ステアリング角θが今回求めたステアリング角θとなる
ようにPID制御を採用しており、逐時求めた設定ステ
アリング角θとなるように制御している。
照して、後進走行時の走行制御方法を説明する。図2に
おいて各符号は次のことを定義している。
の車軸と後部の誘導センサ6a,6bとの間の距離。 L:ホイールベース長。 Q1 :後輪間中心点であり、一対の後輪3,3の中央に
位置する。 C1 :車軸線であり、後輪3,3の車軸に沿う直線。 C2 :車体中心線であり、車体本体4の車幅方向中央を
車長(前後)方向に伸びる線。 Q2 :センサ中間点であり、後部の誘導センサ6a,6
bの中間に位置する。 Q3 :センシング点であり、誘導センサ6a,6bによ
り誘導線10を検出した位置。 Q4 :中央点であり、線分Q1 ,Q3 の中央に位置す
る。 Q5 :旋回中心点であり、線分Q1 ,Q3 に直交して点
Q4 から延長した線r BSが車軸線C1 と交差する点。 Q6 :操舵点であり、前輪2はこの点を中心に操舵され
る。 rBS:点Q4 ,Q5 を結ぶ線分。 rBf:点Q5 ,Q6 を結ぶ線分。 rBC:点Q5 ,Q1 を結ぶ線分。 rθ:点Q6 を通り線分rBfに直交する線。 SY:ズレ量であり、点Q2 ,Q3 間の距離、つまり、
車体本体4の後部における車体中心線C2 と誘導線10
との間の距離。 αB :検出角であり、線分Q1 ,Q2 と線分Q1 ,Q3
とでなす角。 θB :設定ステアリング角。
(8)が得られる。 tan αB =SBY/SBX ・・・(5) rBS=(SBX/2)/sin α B ・・・(6) rBC=rBS cos αB +(SBY/2) ・・・(7) θB =arc tan (L/rBC) ・・・(8)
を利用し、検出したズレ量SBYに応じて設定すべきス
テアリング角θB を求め、前輪2のステアリング角がθ
B となるようにステアリング角制御をする。しかも前回
求めたステアリング角θB が今回求めたステアリング角
θB となるようにPID制御を採用しており、逐時求め
た設定ステアリング角θとなるように制御している。
であったが、本発明は四輪タイプの無人搬送車にも適用
することができる。
うに本発明によれば次のような効果を得る。 (1)車体寸法やセンサ取付位置をパラメータとするこ
とにより、機種の違いによらず同一制御方式でステアリ
ング制御ができる。 (2)ステアリング角の逐時設定が正確にできる。この
結果、旋回半径の小さな誘導路でもコースアウトするこ
となく正確に誘導路に沿い走行することができる。ま
た、旋回半径を小さくできるため、システムレイアウト
における無人搬送車のための占有率を低くすることがで
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体本体の車幅方向の中央を車長方向に
伸びる車体中心線に対し、車幅方向に沿い対称に配設し
てある2個の後輪と、ステアリングをする前輪とを有す
るとともに、車体本体の前部及び後部に車幅方向に沿い
それぞれ備えた誘導センサにより、走行路に敷設した誘
導線を検出し、誘導線に対する車体中心線のズレ量を求
め、このズレ量から設定ステアリング角を演算し、前記
前輪のステアリング角が設定ステアリング角となるよう
にステアリング制御をする無人搬送車の走行制御方法に
おいて、 前進走行時には下式(1)〜(4)を基に設定ステアリ
ング角θを求め、前輪のステアリング角が設定ステアリ
ング角θと一致するようにステアリング制御し、 後進走行時には下式(5)〜(8)を基に設定ステアリ
ング角θB を求め、前輪のステアリング角が設定ステア
リング角θB と一致するようにステアリング制御するこ
とを特徴とする無人搬送車の走行制御方法。 tan α=SY/SX ・・・(1) rs ={L+(SX/2)}/sin α ・・・(2) rc =rs cos α+(SY/2) ・・・(3) θ=arc tan (L/rc ) ・・・(4) 但し、SYは、車体前部におけるズレ量であり、SX
は、前輪の車軸と前部の誘導センサとの間の距離である
アンテナ長であり、Lはホイールベース長である。 tan αB =SBY/SBX ・・・(5) rBS=(SBX/2)/sin α B ・・・(6) rBC=rBS cos αB +(SBY/2) ・・・(7) θB =arc tan (L/rBC) ・・・(8) 但し、SBYは、車体後部におけるズレ量であり、SB
Xは、後輪の車軸と後部の誘導センサとの間の距離であ
るアンテナ長であり、Lはホイールベース長である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15457592A JP3275366B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 無人搬送車の走行制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15457592A JP3275366B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 無人搬送車の走行制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05346823A JPH05346823A (ja) | 1993-12-27 |
JP3275366B2 true JP3275366B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=15587226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15457592A Expired - Fee Related JP3275366B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 無人搬送車の走行制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3275366B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4762068B2 (ja) * | 2006-07-17 | 2011-08-31 | 日本輸送機株式会社 | 産業車両の操舵制御装置 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP15457592A patent/JP3275366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH05346823A (ja) | 1993-12-27 |
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