JP2834281B2

JP2834281B2 - パックの相対姿勢変更装置

Info

Publication number: JP2834281B2
Application number: JP13692390A
Authority: JP
Inventors: ハインツ・フォッケ; ヘンリー・ブーゼ
Original assignee: Fuotsuke Unto Co Unto Co GmbH
Current assignee: Fuotsuke Unto Co Unto Co GmbH
Priority date: 1989-05-26
Filing date: 1990-05-25
Publication date: 1998-12-09
Anticipated expiration: 2013-12-09
Also published as: CA2016212A1; EP0399264B1; EP0399264A1; BR9002478A; DE3917115A1; US5074400A; JPH03124614A; DE59007595D1

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、回動実行部へ連続的に配送されるパッ
ク、特にヒンジ菱形式の直方体形煙草パックの如きパッ
クの相対姿勢を変更させるための装置に関する。

［従来の技術］パッケージング装置においては、パックの相対姿勢を
変えることが通例必須とされる。この工程のためには、
しばしば慎重な取り扱いを要するパックの包装材が無視
できない。従来、パックを初期移動方向に対して、この
移動方向とは直交する横方向へ排出させる技術が公知で
ある。このときには、パックも、ほぼ90゜回動されて向
きも一般に変更される。この場合、パックの向きを急激
に変更すると、パックの中身やパック自身に非常に強い
力が作用しパックの損傷が生じる。このような現象は、
頑丈でないパックが柔弱な内容物を持つ場合においても
例外ではない。このような問題は、パックを高速で搬送
しなければならない煙草パッケージング装置において特
に重要である。

［発明の概要］従って本発明の目的は、パックが慎重に取り扱われる
ように、パックの相対姿勢を穏やかな手法でパックの搬
送中に変更することができるパックの相対姿勢変更装置
を提供することである。

上記目的を達成するために、本発明に係わる装置は、
回動実行部へ連続的に配送されたパック、特にヒンジ菱
形式の直方体形煙草パックの如きパックの、パックの相
対姿勢変更装置であって、前記回動実行部の領域は、コンベアベルトからなり、
牽引ストランドを夫々有し、搬送手段を構成する、２つ
の独立した回動コンベアを備え、前記両牽引ストランドは、搬送方向に互いに収束する
ような搬送路搬送路を形成し、また、前記両牽引ストランドは、各々異なる速度V4と速度V5
で駆動可能であり、パックの搬送の間に、パックの互い
に対向する側壁もしくは端壁と摩擦係合してこれを引っ
張ることによりパックを回動させることを特徴とする。

上記のような構成によれば、回動実行部では、搬送手
段によりパックの搬送方向を変えないで、パック自体の
向き（相対姿勢）のみを変更することができるので、比
較的パックに過度の衝撃を与えないで、比較的高速でパ
ックの向きを変更することができる。

本発明の基本的な装置の更なる特徴が装置発明の請求
項２乃至10に開示されている。

本発明に係わる装置で搬送され、また向きが変更され
るパックは、完全な直方体形のパックに限定されるもの
ではなく、例えば、部分的に断面が矩形なもの、縁が正
確に90゜をしていなく丸められたもの等も含む。

［実施例］以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例に
ついて詳細に説明する。

第１図において、供給トラック10は、２本の独立した
搬送手段から形成された搬送路14へパック11を配送す
る。ここで、２本の搬送手段は、回動ステーション（回
動実行部）14aの領域のコンベア12,13である。また、供
給トラック10は、互いに平行面に配置された２組のそれ
ぞれ対をなすフィーダ（以下、フィーダ対と称す）15,1
6を備えている。フィーダ対15,16は、それぞれ２本のコ
ンベアベルト17,18,コンベアベルト19,20から形成され
ている。従って上部フィーダ対15は、搬送方向の上部左
側コンベアベルト17及び上部右側コンベアベルト18から
なる。それに対応して、下部フィーダ対16は、下部左側
コンベアベルト19及び下部右側コンベアベルト20からな
る。第１図及び第２図は、それぞれのパック11が、フィ
ーダ対15,16の間で４支持点で保持されていることを示
している。

簡単な構成の変形例においては、上部フィーダ対15を
省略し、下部フィーダ対16のみで、パックを搬送するよ
うにしても良い。この場合には、パックは、これの下壁
の両端近くと、下部フィーダ対16を構成しているコンベ
アベルト19、20との２点により支持される。供給トラッ
ク10のコンベアベルト17乃至20は偏向ローラ21,22、偏
向ローラ23,24を通って導かれている。各フィーダ対15,
16用の偏向ローラは、互いに堅固に接続されること無
く、軸芯を合わせられている。

パック11は、堅いボール紙で製作された直方体形煙草
パックであって、その側壁25,26でコンベアベルト17乃
至20と接触する。各パックの端壁27及び底壁28は、搬送
方向に対して殆ど横方向を向いている。前壁29は搬送方
向を向き、後壁30は搬送方向逆方向を向いている。

回動コンベア12,13も、偏向ローラ31,32及び偏向ロー
ラ33,34を通って導かれるコンベアベルト35,36として設
計されている。搬送路14の内側にくる牽引ストランド37
または牽引ストランド38は、パック11の特定の部位と接
触する。コンベアベルト35,36は搬送方向へ円錐状に先
細りを成しているので、搬送路は搬送方向で狭い（第１
図参照）。搬送路14の最も狭い領域は、偏向ローラ31,3
3の間で区画されている。これは、搬送方向に対して平
行に向きを偏向されたパック39が、この狭い領域をちょ
うど通過できるようにされている。供給トラック10の端
部における偏向ローラ32,34の間の供給通路14への導入
領域は、少くとも、一つの側壁25,26を横切る対角線と
同程度の幅に長い。

供給トラック10からのパックを更に搬送路14の領域の
策へ搬送させるように、側壁25,26に接触する２本の殆
ど平行な排出コンベア40,41が設けられている。これら
排出コンベア40,41も偏向ローラ42または偏向ローラ43
を通って導かれるベルトコンベア44,45として設計され
ている。排出コンベア40,41の内側ストランド46または4
7は、パック11,39,48の側壁25,26に接触する。このよう
にして排出コンベアが搬送溝（搬送チャンネル）49を形
成し、ここにはパック11,39,48が搬送通路14を介して搬
送される。排出コンベア40,41用のコンベアベルト44,45
の偏向ローラ42,43は、供給トラック10の偏向ローラ21,
22及び偏向ローラ23,24と軸芯を合わせられている。従
ってパック11,39,48は、何等かの垂直移動若しくは方向
の変化を伴わずに供給トラックから搬送通路14へ入るこ
とができる。搬送方向におけ搬送通路14の端部に隣接し
た領域では、搬送チャンネル49が側部案内手段50,51に
より制限される。従ってパック39は振動若しくは同様な
現像により移動することがない。案内手段50,51は、搬
送通路14の最も狭い個所に位置する偏向ローラ31,33の
近くの部分（先端部）で、外方に僅かに広げられている
（第１図参照）。この結果、パックが案内手段の先端面
に当たって、ここに止まるのが防止される。上側排出コ
ンベア40の領域には、加圧手段、即ち加圧ローラ52が設
けられている。この加圧ローラ52は、ストランド46上に
配置されており、各パックの上部側壁25へ圧力を加え
る。

以下、パックの相対姿勢（向きの）偏向の工程につい
て説明する。矢印Ａ乃至Ｆはベルトコンベア17乃至20,3
5,36の各々の移動方向を示す。互いに所定間隔離間した
複数のパック11が、順次供給トラック10へ搬送される。
搬送方向に向かって左側に配置されるコンベアベルト1
7,19は速度V2で走行する。この速度V2は、右側に配置さ
れたコンベアベルト15,16の速度V1よりも速い。このこ
とは、供給トラック10の開始部において搬送方向に対し
て横方向に向かされていたパック11を供給トラック10の
端部において僅かに回動させる。即ち、パック11は、搬
送通路14へ導入される際に、領域姿勢へ向きづけられ
る。これは、第１図に示される如く、パックが、その側
壁25または26の対角線の一方が搬送方向に対して直角を
成す相対姿勢で搬送通路14へ導入されるとすれば、特に
好都合である。この搬送通路14の導入部における相対姿
勢は、搬送方向に対する横方向の有効寸法を増大させな
いのみならず、むしろ低減させる。次にパック11は、牽
引ストランド37,38に横縁53及びその反対側の横縁54で
接触する。そして、パック11は排出コンベア40,41によ
り速度V3で移動される。それと同時に、このパック11
は、コンベアベルト35,36により回動される。このコン
ベアベルト35,36は、排出コンベア40,41の移動に対して
相対的に横縁53,54と摩擦係合して牽引するように異な
る速度V4,V5で走向する。この方式においてパック11
は、ちょうど第１図におけるパック39の如く、搬送方向
に対して平行に向きづけられるまで回動する。排出コン
ベア40,41のコンベアベルト44,45の速度V3は、供給トラ
ック10の拘束コンベアベルト17,19の速度V2よりも速
い。回動コンベア13（搬送方向右側）の速度V5は、速度
V3及び回動コンベア12（搬送方向左側）の速度V4よりも
遅い。速度V5は速度V2よりも速く、速度V4は速度V3より
も速い。

仮に速度V2を速度の基準として100％に採ると、速度V
1は概ね98％に相当し、速度V3は150％、速度V4は200％
であり、速度V5は130％である。供給トラックの長さが1
000mm、及び搬送方向における有効なパックの幅が20mm
の条件では、下記の速度が特に有益である。

V1＝ 49m/min V2＝ 50m/min V3＝ 77m/min V4＝100m/min V5＝ 65m/min 尚、ここに与えられた数値の幾つかは、四捨五入して
ある。

排出コンベア40,41の速度V3は、速度V1及びV2よりも
相当に速くなるように選択されているから、パック11,3
9,48は、それらが搬送通路14を通過する途上で更に離さ
れる。この結果、供給トラック10における隣り合うパッ
ク11間の距離よりも、搬送通路14における隣り合うパッ
ク11間の距離の方が長くなり、搬送通路でのパックの回
動が後ろのパックにより邪魔されることがない。従っ
て、仮に、供給トラック10において、パック11間の距離
が充分に長くなるように予め設定してあれば、排出コン
ベア40,41の速度V3は、速度V1及びV2よりも速くする必
要はない。第２図は、コンベアベルト44用の偏向ローラ
42の外径が、コンベアベルト17用の偏向ローラ21の外径
よりも小径であることを示している。そのため、パック
11は、搬送通路14への導入の直後にそのパック上側壁25
がストランド46に接触することがない。この段階では、
パック11は、下側排出コンベアのストランド47上に置か
れているのみであり、ストランド46による何等の反対圧
力も受けない。この反対圧力はパック（第１図及び第２
図におけるパック48）が搬送方向において加圧ローラ52
を通過するまで作用しない。この加圧ローラ52はストラ
ンド46の僅かな撓みをもたらすと同時に、２本のストラ
ンド46,47の間の適格な間隔を調整する。即ち、図２に
示すように、上方のストランド46と下方のストランド47
との間隔は，加圧ローラ52の所までは、搬送方向に従っ
て徐々に狭くなっており、加圧ローラ以後の間隔は狭い
ままでほぼ一定となっている。また、加圧ローラ52と偏
向ローラ31,33または偏向ローラ32,34との間隔は、パッ
ク48の縁のうち最後に加圧ローラを通過する縁（図１で
横縁55として示す）が回動してストランド46,47の間に
位置するようになるまで、パックが加圧ローラ52の圧力
を受けないように設定されている。この結果、横縁55が
ストランド46,47間に入るように回動するときに、この
横縁55がストランドの側端に当接してストランドに食い
込む恐れがなくなり、確実な回動が補償される。本発明
の装置は、単独で使用されても、また既知の装置の一部
として使用されても良い。この従来の装置の一例として
は、西ドイツ国DE 3400650 A1号特許明細書として公知
な煙草パック用パッキング装置がある。この従来装置
は、一枚の紙を折り曲げ、接着剤により接着して直方体
形（煙草）パックを生産する。接着剤を凝固させるため
に、パックは個々に第１乾燥ターレットに引き継がれ、
次に幾つかのグループをなして第２乾燥ターレットへ供
給される。従って接着剤は乾燥、即ち完全に凝固し得
る。本発明の実施例においては、上記第２乾燥ターレッ
トは、第１図及び第２図若しくは第３図に係わる装置に
代えられている。この目的のため、排出コンベア40,41
及び案内手段50,51により規定される搬送チャンネル49
の断面形状は、パックが姿勢安定となるような圧力を受
けるように、パックの断面形状とほぼ同じになるように
寸法付けられる。従ってパックの所望の姿勢が確実に維
持されることが保証される。更に、パックの接着部の領
域に起こり得るパックの変形、例えば、膨らみは、この
部分が排出コンベア40,41及び案内手段50,51等に当たる
ことにより防止され得る。

第３図は本発明の装置に係わる更なる実施例を示す。
下記の説明において明示することを除けば、本実施例の
構造と作用は、第１図のそれに対応している。改良点を
区別するために、以下では異なる参照符号を用いる。第
１図の対称に配置された回動コンベア12,13と対照的
に、本実施例における回動コンベア56,57は搬送方向に
互いにずらして配置されている。これに対応して、隣接
する案内手段58,59も互いにずらされている。搬送方向
の右側の回動コンベア57は、概ね左側回動コンベア56以
前の回動コンベアの長さの半分に相当する距離において
終端となる。それにも拘らず、両搬送手段56,57は第１
図の回動コンベア12,13と全く同じ長さである。

更なる相違は、供給トラックの構造である。第３図の
偏向ローラ60乃至63は、それに対応する第１図の偏向ロ
ーラ21乃至24と対照的に、回転方式に関しては独立して
取り付けられていない。側壁70（側壁25に対応）に接す
るコンベアベルト64,65用の偏向ローラ60,61は、共通の
軸に配置されている。これは、コンベアベルト66,67用
の偏向ローラ62,63についても同様に適用されている。

第３図に係わる実施例におけるパックの回動工程は以
下の通りである。

供給トラック10上を配送されたパック69は、互いに離
されて、搬送方向に対する横断方向に向き付けられる。
供給トラック68の終端部で開始される搬送路71へ導入さ
れる際、パック69は先ず第一に右側回動コンベア57に接
触する。このパック69は、供給トラック68に相接する排
出コンベア72,73により導かれ、若しくは支持される。
排出コンベア72,73と右側回動コンベア57のコンベアベ
ルト74との速度の相違に起因して、また、コンベアベル
ト74に接する搬送方向における前方に置かれたパック横
縁75に起因して、パック69の回動動作が開始される。パ
ックが概ね45゜回動した後、初めは後方を向いていた他
方の横縁76は、左側回動コンベア56のコンベアベルト77
に接する。このコンベアベルト77は排出コンベア72,73
よりも速く走行するから、その結果として回動工程が継
続する。この動作から回動工程の終了に至るまでの個々
の段階が、参照符号78,79,80を付したパックにより図示
されている。パック78は先ずコンベアベルト77に接す
る。パックの回動についてのコンベアベルト74の効果
は、概ねパック79の位置で終わる。パック80は回動工程
を既に終了した状態で図示されている。第３図に係わる
実施例もまた加圧ローラ81としての加圧手段を備えてい
る。この加圧ローラ81は、各パックの上部側壁70につい
ての上部排出コンベア72の領域に圧力を与える。ここで
加圧ローラ81は、排出コンベア72,73に介在されるよう
に回動するパック78の横縁82,83が回動工程を妨げない
ように、搬送方向に配置される。個々のコンベアベルト
の相対速度は、第１図に係わる実施例のそれに概ね対応
している。但し、パック69が供給トラック68で特に回動
しないので、供給トラック68のコンベアベルト64乃至67
の速度が異なることは除く。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるパックの相対姿勢変
更装置の供給トラックを備える回動ステーション、及び
この回動ステーションの領域で供給トラックに接する排
出コンベアの上面図、第２図は第１図の装置の側面図、第３図は回動コンベアの配置を第１図と異ならせた本発
明の他の実施例の上面図を示す。 11,48,78……パック、 12,13,56,57……回動コンベア（搬送手段）、14a……回
動ステーション（回動実行部）、15,16……フィーダ
対、 19,20,44,45……コンベアベルト、 25,26……パック側壁、27……パック端壁、 28……パック底壁、29……パック前壁、 30……パック後壁、37,38……牽引ストランド、40,41…
…排出コンベア、 42,43……偏向ローラ、49……搬送チャンネル、52……
加圧ローラ、 53,54,55……パック横縁、 50,51;58,59……案内手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献特開昭58−52003（ＪＰ，Ａ) 実開昭55−178763（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B65G 47/31 B65G 47/52 B65G 21/20 B65G 35/58

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】回動実行部へ連続的に配送される直方体形
パックの相対姿勢変更装置であって、前記回動実行部（14a）の領域は、コンベアベルトから
なり、牽引ストランド（37,38）を夫々有し、搬送手段
を構成する、２つの独立した回動コンベア（12,13;56,5
7）を備え、前記両牽引ストランド（37,38）は、搬送方向に互いに
収束するような搬送路（14,71）を形成し、また、前記両牽引ストランド（37,38）は、各々異なる速度V4
と速度V5で駆動可能であり、パックの搬送の間に、パッ
クの互いに対向する側壁もしくは端壁と摩擦係合してこ
れを引っ張ることによりパックを回動させることを特徴
とするパックの相対姿勢変更装置。
【請求項２】前記回動コンベア（12,13;56,57）が、前
記搬送路（14）の端部で離隔され、この離隔の間隔は、パックの底壁（27）または端壁（2
8）が搬送方向を指向し、前後壁（29,30）が前記回動コ
ンベア（12,13;58,57）を指向するパック（11）の前壁
（29）から後壁（30）までの寸法に相当する間隔である
ことを特徴とする請求項１に記載のパックの相対姿勢変
更装置。
【請求項３】前記回動コンベア（12,13;56,57）が、前
記搬送路（14）の開始部において、一方の回動コンベア
（12;56）から他方の回動コンベア（13;57）へ延出する
パック（11）の側壁（25,26）の対角線に相当する間隔
で離隔されることにより、前記パック（11）が、一方の
側壁（25）から他方の側壁（26）へ延出して互いに正反
対をなす横縁（53,54）で支持されるようにして回動可
能であることを特徴とする請求項１もしくは２に記載の
パックの相対姿勢変更装置。
【請求項４】前記回動コンベア（56,57）が、搬送方向
でずらされて配置されていることを特徴とする請求項１
ないし３の何れか１に記載の相対姿勢変更装置。
【請求項５】コンベアベルト（44,45）を夫々形成する
２つの排出コンベア（40,41）を備え、これら排出コンベア（40,41）は、パック（11）を少な
くとも前記回動実行部（14a）の領域へ搬送するように
パック（11）の上及び下向きの側壁（25,26）に接する
ことを特徴とする請求項１ないし４の何れか１に記載の
パックの相対姿勢変更装置。
【請求項６】前記回動実行部（14a）の領域において、
前記排出コンベア（40,41）間の間隔が、搬送方向に向
かって狭くなっている部分を持つことを特徴とする請求
項５に記載のパックの相対姿勢変更装置。
【請求項７】コンベアベルト（44,45）を形成する前記
排出コンベア（40,41）の少なくとも一方が、偏向ロー
ラ（42,43）を覆って導かれ、この偏向ローラ（42,43）に覆われた排出コンベア（40,
41）には、加圧ローラ（52）としての加圧手段が設けら
れており、この加圧手段は、前記搬送チャンネル（49）の一部領域
において、前記搬送方向に向かって狭くなっている部分
を形成するように、排出コンベア（40,41）相互が接近
するように圧力を加えることを特徴とする請求項６に記
載のパックの相対姿勢変更装置。
【請求項８】前記加圧手段は、パック（48;78）の縁の
うち、最後に加圧手段を通過する縁である横縁（55）が
前記加圧手段を通過するまでパック（11）を加圧可能な
ように搬送方向に配置されていることを特徴とする請求
項７に記載のパックの相対姿勢変更装置。
【請求項９】前記排出コンベア（40,41）は、前記回動
実行部（14a）より前方に延出し、この延出部の両側に
は、前記回動コンベア（12,13）に続くようにして１対
の案内手段（50,51;58,59）が設けられており、これら
案内手段の間隔は、ここを通るパックの回動を規制する
ような長さに設定されていることを特徴とする請求項６
ないし８の何れか１に記載のパックの相対姿勢変更装
置。
【請求項１０】パック（11）が前記回動実行部（14a）
へ供給トラック（10）を経て供給可能であり、この供給トラック（10）は、２組のそれぞれ１対をなす
フィーダ（15,16）を備え、この２組のフィーダ（15,16）は、平行面に配置され、
且つその各々が２本のコンベアベルト（17,18;19,20）
により形成され、パック（11）の対向する側壁（25,26）が、対をなすフ
ィーダ（15,16）のコンベアベルト（17,18;19,20）に接
し、このコンベアベルト（17,18;19,20）が偏向ローラ（21,
22;23,24）を通って導かれ、この偏向ローラ（21,22:23,24）は、これに対向する排
出コンベア（40,41）のコンベアベルト（44,45）用の偏
向ローラ（42,43）と軸芯を合わせされていることを特
徴とする請求項５ないし９の何れか１に記載のパックの
相対姿勢変更装置。