JPH06528B2 - 紙巻きタバコのパックをフィルム状ブランクに包装する方法および装置 - Google Patents

紙巻きタバコのパックをフィルム状ブランクに包装する方法および装置

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JPH06528B2
JPH06528B2 JP59190719A JP19071984A JPH06528B2 JP H06528 B2 JPH06528 B2 JP H06528B2 JP 59190719 A JP59190719 A JP 59190719A JP 19071984 A JP19071984 A JP 19071984A JP H06528 B2 JPH06528 B2 JP H06528B2
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    • B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
    • B65B11/004—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material in blanks, e.g. sheets precut and creased for folding
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    • B65B11/00—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
    • B65B11/06—Wrapping articles, or quantities of material, by conveying wrapper and contents in common defined paths
    • B65B11/28—Wrapping articles, or quantities of material, by conveying wrapper and contents in common defined paths in a curved path, e.g. on rotary tables or turrets
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    • B65B19/00—Packaging rod-shaped or tubular articles susceptible to damage by abrasion or pressure, e.g. cigarettes, cigars, macaroni, spaghetti, drinking straws or welding electrodes
    • B65B19/02—Packaging cigarettes
    • B65B19/22—Wrapping the cigarettes; Packaging the cigarettes in containers formed by folding wrapping material around formers
    • B65B19/223—Wrapping the cigarettes; Packaging the cigarettes in containers formed by folding wrapping material around formers in a curved path; in a combination of straight and curved paths, e.g. on rotary tables or other endless conveyors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の利用分野］ 本発明は、物品の包装方法、特に、フィルム状材に対し
てパック（紙巻きタバコのパック）を移動させ、フィル
ム状材をパックを囲んでＵ字状に折り曲げ、その後に完
全に包装を行う方法に関する。更に、本発明は、この方
法を実施するための装置に関する。
［従来の技術］ パック（紙巻きタバコのパック）には、一般に再生セル
ローズフィルム又は最近ではプラスチックのフィルムか
ら成る外被が設けられている。一般に、パックを包装す
る間、フィルム状材（以下にフィルム状ブランク又は単
にブランクと言う）はパックの回りにＵ字形に置かれ、
包装は（長方形の）の容器の長手方向の一面から始ま
り、端面及び反対側の長手方向の面の領域ではブランク
の部分がパックから突出している。パックに対して相対
運動が生じる結果、これらの突出していたブランクの部
分が可動又は静止している折り曲げ手段によってパック
の関連した面に折り曲げられていく。一つの長手方向の
面の領域内でフィルム状ブランクの重なり合う筒状フラ
ップを溶着又は接着によって接続し合わせることが出来
る。
紙巻きタバコを包装するに当たって、非常に高いサイク
ル速度が得られる。パックの出方が速い時には、通常の
包装装置に接続されるフィルム状ブランクを用いる包装
装置が仕上げられた紙巻きタバコのパックをフィルム包
装紙で信頼性高く包装することが出来ないことがしばし
ばある。
［発明が解決しようとしている問題点］ したがって、この発明の目的は、繊細な（紙巻きタバコ
の）パックの送り速度を過度にした結果、機械的な応力
によって起こる不利な点が生じることなしにフィルム状
ブランクによる包装領域で生じる速さを増大させること
にある。
［発明が解決しようとする問題点］ この目的達成のために、本発明に基づいて、少なくとも
２個の容器を横方向に間隔を置いて同時に送り、これら
に共通する必要な大きさのブランクでこれらのパックを
囲んで折り曲げ、その後でパックの間のブランクの部分
を切断する。
この発明に基づく方法によると、処理作業は、特に、同
一の横方向に延びる平面内で同時にパックを送る多ライ
ン操作法を用いる。更に、共通の対応の寸法を有するブ
ランクが隣接しているパックに供給され、パックを囲ん
でＵ字形に折り曲げられる。同時に送られる全てのパッ
クに一枚物のブランク（全ブランク）を用いることは、
包装操作をより速くかつより精密に行なえるという利点
がある。共通のブランクで一緒に包装されたパックは取
扱いの容易なユニットになる。更に、通常非常に薄い材
料製の全ブランクは取扱いが容易である。この発明の他
の提案によれば、ブランクをＵ字形にした後、筒状フラ
ップを周に沿って重ねてかつそれらを互いに結合するこ
とによって対応の筒状ブランクを形成する。ここに三次
元形状のブランクができ、このブランクは、パック又は
今作られたばかりの薄膜ブランクの相対変位を起こさず
に、パック間に維持されている間隔部において切断出来
る。
この発明によれば、筒状ブランクを形成する前に、長手
方向面から突出し移動の方向へ進むブランクは、パック
の関連端面に対向して折り曲げられる。このことは、運
ばれる隣接したパックの間の領域に形成される横方向の
両端部フラップに付いても同様である。このために、本
発明によれば、全ブランクまたはこれを形成するための
材料のウエブは、適当な位置に、このウエブの長手方
向、すなわちブランクのほぼ中央部にその進方向へ延び
ると共にその中央部で折畳まれる横方向の端部フラップ
を分離する予備の切欠が設けられている。
このようにして、互いに隣り合う状態で同時に搬送され
る複数のパックを、ブランクとともに回転コンベヤ内
に、特に、タレットのポケット内に挿入することが可能
であり、このパックの装填運動中に、搬送方向の最前部
にある横方向の端部フラップは、タレット上に配設され
た折り曲げフィンガによって、記述の態様で折り曲げら
れる。
従って、本発明に基づいてフィルム状ブランク内に紙巻
きタバコのパックを包装するための装置は、回転コンベ
ヤ、特に、パック数に対応して搬送方向に対して直角な
方向の寸法を有し、外側半径方向に開いたポケットを持
つタレットた設けられている。タレットのポケットに固
定された折り曲げフィンガは、ポケットの外側でその中
央部又はパック間の間隔に対応する距離だけ離間して配
設されている。
更に、本発明によれば、分離ナイフがタレットと協働し
ており、この分離ナイフは、特に、タレットの狭い回転
ナイフスロット内に延び、分離ステーションの領域内で
（筒状の）全ブランクを分割する回転駆動円板形ナイフ
であるとよい。
［実施例］ 以下に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図示の実施例は、長方形のパック１０，１１、特に、紙
巻きタバコのパックをプラスチック製フィルム状ブラン
ク又は再生セルローズフィルム状ブランクで包装するこ
とに関する。容器１０，１１は、前面１２、後面１３、
端面１４，１５及び長手方向面１６，１７を有する。
数個、例えば、２個の、相互に間隔を置いて配列された
パック１０，１１は横方向に整合されており、相互に距
離を置いて搬送され、これに対応した寸法を持つ一枚物
のブランク（ブランク全体）１８内に包装されると言う
ことが一つの特徴である。この全ブランクは、横方向の
分離用切り目２２を付けることによって連続した材料の
ウエブ２１から切取られるもので、その幅はパック１０
を包むフィルム状ブランク１９又はパック１１を包むフ
ィルム状ブランク２０の幅の２倍になっている。次い
て、全ブランク１８は、これに対して後の面（長手方向
面１７）から横方向の上下筒状フラップ２３，２４が突
出するようにＵ字形に曲げられている（第２図）。長手
方向の上側又は下側フラップ２５，２６が、ウエブ２１
の横方向即ち搬送方向と直角に端面１４，１５を越えて
延びている。長手方向面１６の両端から外側の全ブラン
ク１８の部分は横方向の端部フラップ２７，２８になっ
てる。対応の折曲げ手段に対し、全ブランク１８と共に
パック１０，１１を動かすことによって、先ず、各パッ
クの横方向端部フラップ２７が端面１４，１５上へ折り
曲げられる。互いに向い合っている横方向端部フラッ
プ、即ち、中央に有るフラップ２７も同様に折曲げられ
る。このことは、全ブランク１８の将来横方向端部フラ
ップ２７になる領域に予め切れ目２９を形成しておくこ
とにより可能になる。この予め設けられた切れ目２９
は、パック１０，１１の間の、横方向端部フラップ２７
の幅の２倍の幅を持つストリップ部３０の領域内のパッ
ク１０，１１の間の中間にある。この実施例では、切れ
目２９は、既に、ウエブ２１の所望の位置に設けられて
いる。切れ目２９にある長さがあるために、全ブランク
１８の一体性を保ちながら、横方向端部フラップ２７を
互いに対面する端面１４に折曲げることが出来る。
次いで、筒状フラップ２３，２４を部分的に重ね合せて
これらを接続することによって、筒状ブランクが形成さ
れる（第３図）。次に、パック１０，１１の間の全ブラ
ンク１８の切れ目２９の延長部分を切断する。未だ端面
１４，１５を越えて伸びているフラップ、即ち、長手方
向端部フラップ２５，２６と後面１３のフラップ２４の
両端部と前面１２のフラップ２３の両端部は端面１４，
１５に、第４図に示されているように折曲げられる。
本発明の装置の実施例に於いては、（組をなす）パック
１０，１１が、共通コンベヤトラック３１上に連続して
供給される。回転コンベヤ（チェーンコンベヤ３２）
が、先ず、水平コンベヤトラック３１上にパック１０，
１１を移動させるために用いられる。これからパック１
０，１１がこれらの通路内に上方から入り込んだ押圧部
材３３によって引取られ、この押圧部材がパックの長手
方向の後側の面１７に係合して、パック１０，１１をタ
レット３５のポケット３４内に受入れるまで動かす。パ
ック１０，１１がタレット３５へ移された後、押圧部材
３３は外側へ動かされ、一点鎖線で示されたコンベヤト
ラック３１の上方の原位置へ戻る。この押圧部材３３の
トラック３１への入込みはコンベヤトラック３１の上側
案内３７内の開口３６を通って行われる。
全ブランク１８はパック１０，１１の搬送方向と直角に
（これが垂直の場合は、上から下へ）送られる。コンベ
ヤトラック３１の上方又は下方のいずれかの側の領域で
全ブランク１８は、真空が作用するベルト、即ち、互い
に間隔を置いて走行する２本のパーフォレーションベル
ト３８，３９によって動かされる。以上の構造は、例え
ば、パーフォレーションベルト３８，３９に真空を作用
させる装置と共にドイツ連邦特許公報第２５３０９９２
号に示されている。パーフォレーションベルト３８，３
９は上側巻掛ローラ４０とコンベヤトラック３１の下方
にあり図示されていない下側巻掛ローラに巻き掛けられ
ている。
材料のウエブ２１は上述の通りフィルム状コンベヤ（即
ち、テンションローラ４１，４２を介してパーフォレー
ションベルト３８，３９）へ供給される。これらのテン
ションベルトはウエブ２１内の適当な位置に切れ目２９
を入れるのに用いられる。このために直径が大きい方の
テンションローラ４２にその外周面から突出するナイフ
部４３，４４を設け、ウエブ２１にそれらと対応の長さ
の切れ目を形成するようになっている。従って、テンシ
ョンローラ４２が１回転する毎に２枚の全ブランク１８
が用意される。２個のパック１０，１１を同時に包装す
る場合は、ナイフ部４３，４４はテンションローラ４２
の中央に配列されている。反対側の小径のテンションロ
ーラ４１は、外周面内に円周方向の切込み溝４５が形成
されており、この場合も切込み溝はテンションローラ４
２と同様に外周中央部に有って、これにナイフ部４３，
４４が入って切れ目２９を形成するようになっている。
別の分離装置、即ち、固定されたカウンタナイフ４７を
有するナイフローラ４６が、上側巻掛ローラ４０の上側
に配設されている。この分離装置により、後にパーフォ
レーションベルトにより保持されるウエブ２１の部分に
部分的な横方向の切り目が入れられる。この部分的な切
り目につながって横方向の分離切り目２２を完成させる
主切り目が、パーフォレーションベルト３８，３９間の
領域内で別のナイフローラ４８とカウンタナイフ４９に
よって形成される。順次に部分的な切り目を形成するこ
とによってウエブ２１を切断する方法は、ドイツ連邦特
許公開公報第２５３０９９２号に基づいて行われる。横
方向の分離切り目２２と共に、ウエブ２１に付けられる
引裂きストリップ（耳部）５１の領域内に２つのグリッ
プタング５０を形成するためにＵ字形の分離切り目が設
けられる。これらの引裂きストリップ５１は、通常の物
のように完成パック１０，１１の外覆の中心から外れた
所、即ち、端面側に設けられる。
このように分離された全ブランクは、間隔を置いて同時
に搬送される２個のパックによってマウスピース５２の
領域で捕捉され、このマウスピース５２を通ってこれに
直接隣接して保持されているタレット３５のポケット３
４内へ運ばれる。この間中、上述のように全ブランク１
８はパック１０，１１をＵ字状に囲んでいる。ポケット
３４は、パック１０，１１がポケットの外端と面一にな
ってこのポケットを塞ぐ寸法になっている。従って、後
方に突出している筒状フラップ２３，２４はポケット３
４から外側に突出ている。
パック１０，１１の長手方向面１６の両端から外側のブ
ランク１８の部分は、横方向フラップ２７，２８になっ
ている。パック１０，１１を、対応の折り曲げ手段であ
るタレット３５のポケット３４に設けられた折り曲げフ
ィンガ７１，７２に対し、ブランク１８とともに動かす
ことによって、まず、各パックの横方向フラップ２８
が、端面１５上へ折り曲げられる。互いに向き合ってい
る横方向フラップ、すなわち中央にあるフラップ２７も
同様に折り曲げられる。このことは、ブランク１８の、
将来横方向フラップ２７になる領域に予め切れ目２９を
形成しておくことにより可能になる。この予め設けられ
た切れ目２９は、パック１０，１１の間の、横方向フラ
ップ２７の幅の２倍の幅を持つストリップ部３０の領域
内のパック１０，１１の間の中間にある。この実施例で
は、切れ目２９は、すでにウエブ２１の所望の位置に設
けられている。切れ目２９にある長さがあるために、ブ
ランク１８の一体性を保ちながら、横方向フラップ２７
を互いに対向する端面１４に折り曲げることができる。
次の段階で、筒状フラップ２３，２４は関連の長手方向
の面１７へ折り曲げられる。即ち、先ず、下側筒状フラ
ップ２４が面１７に折り曲げられる。このために、円弧
状プレートとして構成された折り曲げ手段５３が第５図
に示すタレット３５の円周方向上方にこのタレットと共
軸に動かされる。従って、下側筒状フラップ２４は長手
方向の面１７に折り曲げられ、タレットが更に反時計方
向に回転するまでこの位置に留まる。従って、円弧状の
折り曲げ手段５３は折り曲げを行なう円周方向に上下に
動かされる。
次いで、タレット３５が動かされ、パック１０，１１が
入っているポケット３４がタレットの外周に接近してこ
れを押圧する静止案内壁５４の領域に到達する。案内壁
５４はマウスピース５２の上部に融合している。
このようにタレット５３が回転して、ポケット３４が案
内壁５４の領域に達すると、上部筒状フラップ２３が長
手方向の面１７に、即ち、以前に折畳まれた下側の筒状
フラップ２４上に折り曲げられる。かくして、筒状ブラ
ンクが形成される。
互いに重なり合う筒状フラップ２３，２４は加圧と加熱
とによりシールステーションの領域内でシーリング片５
５の形状のシーリングツールで互いに結合される。シー
リング片５５は、外部から案内壁５４内のスリット状開
口５６を通過し長手方向の面１７、即ち、筒状フラップ
２３，２４上へ案内される。この実施例ではシーリング
片５５は揺動腕５７によってシーリグ位置へ動かすこと
ができる。
筒状ブランクの形成と安定化を行なった後に分離ステー
ション５８が続く。ここで、筒状ブランクは中央、即
ち、隣設するパック１０，１１間の中心部が切断され
る。このために、回転駆動される薄い分離ナイフ５９
（この場合、円板状のもの）が案内壁５４内のナイフス
ロット６０を通ってタレット３５内に入る。分離ナイフ
５９用駆動軸６１はタレット３５の外側、即ち、案内壁
５４の外側にタレット軸６２に軸方向に平行に配置され
る。
タレット３５はポケット３４の領域内に深く延びる薄い
ナイフスロット６３が形成されている。このスロット６
３は、筒状ブランクが分離ステーション５８内で十分切
断されるように、タレット５３内に十分深く分離ナイフ
５９を挿入させる。
次の排出ステーション６４の領域では、パック１０，１
１は互いに分離された別々のフィルム状ブランク１９，
２０で囲まれた状態でポケット３４内に位置している。
フィルム状ブランク１９，２０が付いたパック１０，１
１が、適当に半径方向へ動き得るエジェクタ６５によっ
て排出される。排出トラック６６がタレット３５に接続
している。このトラックの側面案内が折り曲げ手段とし
て従来のもののように設けられている。タレット３５に
連なる排出トラック６６の入口端に公知のように折り曲
げタング６７が進行方向長手方向に沿って設けられてい
る。これら折り曲げタングはパック１０，１１から横方
向に飛出しているフラップ２３，２４の両端部及びスト
リップ部３０のある中央部を対応の端面１４，１５へ折
り曲げる。更にトラック６６上の搬送が進むと、下側の
フラップ２６が静止折り曲げデフレクタ６８によって端
面１４，１５に折り曲げられる。
この実施例では水平な排出トラック６６に上向きに延び
る（即ち、垂直な）包装塔６９が接続されており、この
中でほぼ完成したパック１０，１１が押圧棒７０によっ
て下方から押し上げられる。包装塔６９内に入ると、そ
の側壁で上側のフラップ２５が端面１４，１５上へ折り
曲げられて、パック１０，１１の包装が完了する。包装
塔６９の中で完成したパック１０，１１は更に搬送され
る。
全ブランク１８に一体性があるにも拘らず、パック１
０，１１を押込むと、パックの移動方向の前方にあるフ
ラップ２７，２８が静止折り曲げ手段によって対応の端
面１４，１５に折り曲げられる。このために、タレット
３５のポケット３４に折り曲げフィンガ７１，７２が設
けられている。この折り曲げ手段はポケット３４の側面
の境界を定めるものであり、又、ポケット３４の中央に
あって半径方向に延びる折り曲げフィンガ７２はナイフ
スロット６３によって互いに分離されている。タレット
３５の全幅にわたって延び、この実施例では、２個のパ
ック１０，１１を越えて延びているポケット３４は、中
間の折り曲げフィンガ７２によって、それぞれがパック
１０，１１を受ける２つのポケット部に分割されてい
る。パック１０，１１をこのように構成されたポケット
３４内へ押込むと、押し込み方向の前方にある端面側の
フラップ２７，２８は折り曲げフィンガ７１，７２によ
ってパックの端面に折り曲げられる。予め切れ目２９が
形成されていることから、全ブランクに応力をかけずに
パック１０，１１の間の領域内で折り曲げ作業をするこ
とが出来る。
材料を節約すると言う理由から、タレット３５のポケッ
ト３４は、通常、互いに離間して配置された１対のタン
グ７３，７４によって構成されている。
以上に本装置は同時に２個のパックを取扱うのに適した
場合について述べたが、２個用のものに限らず、タレッ
トのポケットの構造、搬送手段及び分離手段に応じて３
個以上の容器を１列に並べて取扱うようにしても良く、
１組のパックに対して１枚の共通の全ブランクを使用し
ても良いし、１枚が２個のパックを包みこむ複数の全ブ
ランクを用いても良い。
【図面の簡単な説明】
第１図は垂直に搬送される材料のウエブと、これに１側
面が接する所の、包装の対象である２個のパックの関係
を示す斜視図、第２図は全ブランクによって部分的に包
装された後の２個のパックの斜視図、第３図は分離ナイ
フによってブランクをパック別に分離しつつある状態を
示す斜視図、第４図は、仕上ったパックの斜視図、第５
図は第１図乃至第４図に示すパックを包装する装置の側
面図、第６図は第５図の装置の平面図、第７図は第５図
の垂直コンベアの正面図である。 １０，１１…容器、１２…前面、１３…後面、１４，１
５…端面、１６，１７…長手方向面、１８…全ブラン
ク、１９，２０…フィルム状ブランク、２１…ウエブ、
２２…分離用切り目、２３−２８…フラップ、２９…切
れ目、３０…ストリップ部、３１…コンベヤトラック、
３２…チェーンコンベヤ、３３…押圧部材、３４…ポケ
ット、３５…タレット、３６…開口、３７…上側案内、
３８，３９…パーフォレーションベルト、４０…上側巻
掛ローラ、４１，４２…テンションローラ、４３，４４
…ナイフ部、４５…切込み溝、４６…ナイフローラ、４
７…カウンタナイフ、５０…グリップタング、５１…引
裂ストリップ、５２…マウスピース、５３…折り曲げ手
段、５４…案内壁、５５…シーリング片、５６…スリッ
ト状開口、５７…揺動腕、５８…分離ステーション、５
９…分離ナイフ、６０…ナイフスロット、６１…駆動
軸、６２…タレット軸、６３…ナイフスロット、６４…
排出ステーション、６５…エジェクタ、６６…排出トラ
ック、６７…折り曲げタング、６８…折り曲げデフレク
タ、６９…包装塔、７０…押し棒、７１，７２…折り曲
げフィンガ、７３，７４…タング。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】下記(a)−(g)の段階からなる、パック10,1
    1をフィルムブランクに包装する方法： (a)１回につき２個のパック10,11が、コンベヤトラック
    (31)上を前方へ搬送される；この場合、前記２個のパッ
    クは、互いに並んで、それらの長手方向が搬送方向を横
    断する方向に向いており、全区方向に互いに距離を隔て
    ている； (b)材料ウエブ(21)が、コンベヤトラック(31)に対して
    直角をなして移送される；前記材料ウエブ(21)は、並ん
    だ両パック(10,11)を包み込むことができる充分な大き
    さの幅を有する； (c)後の段階になって、パック(10,11)の間で停止するよ
    うになる材料ウエブの領域において、材料ウエブ(21)
    が、予備の切れ目(29)を形成するために、短い長さの部
    分が長手方向に切断される； (d)ブランク(18)は、分離ナイフ(48)およびカウンタナ
    イフ(49)で長手方向を横断する方向に適用される切断に
    より材料ウエブ(21)から分離され、パック(10,11)の搬
    送方向を横断し、パック(10,11)の搬送面内にある位置
    に待機する； (e)ブランク(18)が捕捉され、パック(10,11)に連行され
    る；この段階において、ブランク(18)は、パック(10,1
    1)の周りにＵ字状をなして被着され、これによって、移
    送方向に先行する長手方向の両側面(16)を形成し、上部
    筒状フラップ(23)および下部筒状フラップ(24)を形成す
    る； (f)パック(10,11)は、ブランク(18)とともに静止折り曲
    げ手段に対向して移動される；この段階において、縦方
    向の両端部フラップ(27,28)が、パック(10,11)に対向し
    て折り曲げられる；さらに、両筒状フラップ(23,24)
    が、筒状包装体が形成されるように折り曲げ手段によっ
    て折り曲げられる； (g)筒状包装体が、予備の切れ目(29)の方向において分
    離ナイフ(59)により切断され、これによって、パックが
    互いに分離されるように、予備の切れ目を拡大する；そ
    の結果、突出している折り曲げフラップ(25,26,30)がパ
    ック(10,11)に対向して折り曲げられる。
  2. 【請求項２】前記共通のブランク(18)全体を供給する段
    階が、ブランク材のウエブ(21)を準備し、前記共通のブ
    ランクを前記ウエブから切断する段階を含む特許請求の
    範囲第１項に記載の方法。
  3. 【請求項３】下記(a)−(i)の手段からなる、それぞれ、
    前面および後面(12,13)一組の横方向端面(14,15)および
    一組の長手方向の面(16,17)を備える２個のパック(10,1
    1)を、 まず、パックをＵ字状に囲んで折り曲げられ、次いで前
    記２個のパックを収容するために完全に折り曲げられる
    ブランク内に包装する装置： (a)第１の方向に直角な第２の方向において、予定間隔
    だけ分離されている少なくとも隣り合う２個のパックを
    前記第１の方向に同時に搬送前進させる手段； (b)前記隣り合う２個のパックの搬送方向は、 搬送方向にある前記共通のブランクに対向する、搬送方
    向における前記隣り合う２個のパックの移動が、前記ブ
    ランクに、前記隣り合う２個のパックの長手方向の両面
    を囲むＵ字状の折り曲げ部を形成するような方向であ
    り、 前記共通のブランクは、前記隣り合う２個のパックの長
    さ方向において、前記パックの長手方向の両面を覆い、
    これらを越えて延在する大きさを持ち、そして、前記共
    通のブランクは、また、後方に延在する上部および下部
    の筒状フラップ部分(23,24)を形成し、それによって前
    記隣り合う少なくとも２個のパックを包装するに足る充
    分な大きさを持つために、前記パックの前後両面を覆
    い、これらを越えて延在する、 共通のブランク(18)を前記隣り合う２個のパックに対し
    直角であってその前方の位置に定置する手段； (c)それぞれが、少なくとも、前記隣り合う２個のパッ
    クを同時に収容するに足る大きさである複数のポケット
    (34)を有するタレットコンベヤ(35) (d)前記隣り合う２個のパックを、共通のブランク(18)
    とともに、前記タレットコンベヤ内へ押圧する押圧手
    段； (e)共通のブランクが、前記位置に移動する前に、共通
    のブランク(18)内に、前記予定間隔を横断して互いに重
    なる内側の横方向端部フラップ部分(27)の内側両端部を
    規定し、前記パックの前記横方向端部両面の内側部分(1
    4)に対向して折り曲げられる予備的切れ目(29)を形成す
    る切断手段； (f)ブランクの外側横方向端部フラップ部分(28)を、隣
    り合う２個のパックそれぞれの横方向の他方の端面(15)
    に対向して折り曲げるための、前記隣り合う２個のパッ
    クを収容するポケット内へ移動することができる第１の
    静止折り曲げフィンガ手段(71)； (g)前記隣り合う少なくとも２個のパックを収容するポ
    ケット内へ移動することができ、前記隣り合う２個のパ
    ックの間の予定間隔と交わるように位置し、共通ブラン
    クの前記内側横方向端部フラップ部分(27)の、 前記予定間隔を横断して互いに重なる前記隣り合うパッ
    クの前記横方向端部両面の内側部分(14)の側への折り曲
    げに有効である、 第２の静止折り曲げフィンガ手段(72)； (h)ブランクが、コンベヤポケット内にある前記隣り合
    う２個のパックを囲む筒状共通ブランクを形成するため
    にポケット内に定置された後、共通のブランクの上方の
    筒状フラップ部分(23)と下方の筒状フラップ部分(24)を
    接続するための手段；および、 (i)前記筒状の共通ブランクを、それぞれ１個のパック
    だけを収容する第１および第２の筒状部分に切断するた
    めに、前記隣り合う２個のパックの間の前記予定間隔を
    覆う共通ブランク(18)の残存部分内において、前記予備
    的切れ目(29)を切断する切断手段；および、 ブランクの残存する長手方向および横方向の端部フラッ
    プ部分(25,26,30)を、前記横方向の両端面(14,15)に対
    向して折り曲げるための手段；
  4. 【請求項４】前記接続手段が、前記筒状フラップ部分を
    密封するためのシーリング手段(55)を含む特許請求の範
    囲第３項に記載の装置。
  5. 【請求項５】さらに、フィルム材のウエブを供給する手
    段と前記ウエブを切断して共通ブランク(18)とする切断
    手段(46,47,48,49)とを含む特許請求の範囲第３項に記
    載の装置。
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