JP2709186B2 - 包装ケースのフラップ折曲装置 - Google Patents

包装ケースのフラップ折曲装置

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JP2709186B2
JP2709186B2 JP2255989A JP25598990A JP2709186B2 JP 2709186 B2 JP2709186 B2 JP 2709186B2 JP 2255989 A JP2255989 A JP 2255989A JP 25598990 A JP25598990 A JP 25598990A JP 2709186 B2 JP2709186 B2 JP 2709186B2
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佳幸 高村
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株式会社フジキカイ
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は筒状のケース本体の口部にフラップを設け
た包装ケースを搬送する途中で、その口部に対しフラッ
プを折曲げて閉塞する装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置を備えた包装機はカートン等の包
装ケース用として種々提供されている。この包装機にお
いては、口部から突出するフラップを口部の外側から折
曲げ部材により押えて口部付近まで折り線に沿って折曲
げるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、フラップから折曲げ部材を離すと、フラッ
プがその弾性により開いてしまう問題があった。
特に、包装ケースがプラスチック製のものである場合
にはその欠点が顕著である。そのため、現在、プラスチ
ックからなるフラップ付き包装ケースにより物品を自動
包装する場合には、折り易い特殊な罫線を有する包装ケ
ースについてのみ、従来のカートン包装機を利用してい
るが、その他のものについては通常手作業で行っている
ため、その折曲げ作業が大変面倒であった。
本発明はケース本体の口部にフラップを確実に折曲げ
て閉塞できるようにすることを目的としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み、本発明に係る包装ケースのフラップ
折曲げ装置は、筒状のケース本体2の口部3にフラップ
10が折れ線11で折曲げ可能に設けられた包装ケース1を
前記折り線11と平行な方向へ搬送する搬送手段12,13,14
a,14b,15と、口部3から突出するフラップ10を口部3の
外側から口部3を閉塞する位置まで折曲げるフラップ折
曲げ部18と、前記包装ケース1の搬送方向に対して直交
する軸心Hを有する第1の回転体21と、前記包装ケース
1の搬送方向に対して直交するとともに前記第1の回転
体21の軸心Hに対してはほぼ90度の角度をなす軸心Vを
有する第2の回転体22とからなり、前記フラップ折曲げ
部18により口部3を閉塞する位置まで折曲げられたフラ
ップ10の折り線11を挟んで両側からほぼ同時に、前記第
1の回転体21がケース本体2側の折り線11付近を局部的
に押圧するとともに、前記第2の回転体22がフラップ10
側の折り線11付近を局部的に押圧するようにしたフラッ
プ折曲げ矯正手段21,22とを備えたことを要旨としてい
る。
[作用] 本発明においては、ケース本体2の口部3に折曲げら
れたフラップ10が口部3の外側へ突出する弾性を小さく
するように矯正することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図に示すように本実施例の包装機に使用される包
装ケース1はプラスチックからなり、開いた状態で両側
に口部3を有するケース本体2は上壁2aと前壁2bと下壁
2cと後壁2dとから直方体形状をなし、各壁2a,2b,2c,2d
間には折り線4,5,6,7が左右両口部3間に渡り形成され
ている。両口部3において前後両壁2b,2dには内側フラ
ップ8が折り線9を介して一体形成され、この内側フラ
ップ8は前後両壁2b,2dに対し面一となるように延設さ
れている。又、両口部3において上壁2aには外側フラッ
プ10が折り線11を介して一体形成され、この外側フラッ
プ10は上壁2aに対し面一となるように延設されている。
外側フラップ10には差込部10aが折り線11aに沿って形成
されている。このような包装ケース1は包装前において
ケース本体2の一部の折り線5,7で平坦状に折畳まれ、
この包装ケース1が前述したように開口されて、内側フ
ラップ8の折曲装置に供給されるようになっている。そ
して、同装置において、内側フラップ8は第2図に示す
ようにケース本体2の口部3付近まで折曲げられる。さ
らに、包装ケース1は次に詳述する外側ラップ10の折曲
装置に供給されるようになっている。
第3図及び第4図に示すように、中央の搬送チェーン
12と左右両側の搬送チェーン13とが互いに平行に巻掛け
られ、中央の搬送チェーン12には複数の搬送部材14aが
等間隔に取着されているとともに、左右両側の搬送チェ
ーン13には複数の搬送部材14bが中央の搬送部材14aに対
しずらして等間隔に取着され、各搬送部材14a,14bによ
り一組の搬送部材14となっている。搬送チェーン12,13
の上方には搬送ベルト15が同チェーン12,13に沿って巻
掛けられている。
前記搬送チェーン12,13の左右両側方にはそれぞれ上
下一対の折曲げローラ16,17が回転可能に支持され、第
5図に示すように上側の折曲げローラ16は外周面におい
て下側の折曲げローラ17の外周面に面する小径部16a
と、端面において下側の折曲げローラ17の端面に面する
大径部16bとからなり、この小径部16aの外周面と大径部
16bの端面との間にできる段差部分に下側の折曲げロー
ラ17の外周縁部が嵌合されている。
前記折曲げローラ16,17よりも前方において搬送チェ
ーン12,13の左右両側方には折曲げ板18が設けられてい
る。この折曲げ板18には搬送チェーン12,13上の搬送路
において搬送向きに移動するに従い下向きに傾斜する斜
面18aが形成されている。この折曲げ板18の下方におい
て巻掛けられたチェーン19には一対の補助板20が等間隔
に取着されている。そして、チェーン19の回転に伴い、
両補助板20は折曲げ板18の真下に交互に挿入されるよう
になっている。
前記折曲げ板18よりも前方において搬送チェーン12,1
3の左右両側方には水平軸心H上で回転する第1の回転
体としての押圧ローラ21と、垂直軸心V上で回転する第
2の回転体としての押圧ローラ22とが支持され、垂直軸
心Vを含む平面内に水平軸心Hがある。なお、第3,4図
に示されるように、前記水平軸心H及び垂直軸心Vは、
搬送チェーン12,13により搬送される包装ケース1の搬
送方向に対してそれぞれ直交している。水平軸心H上の
両押圧ローラ21の外周には相対向する端面からその反対
側の端面に向かうに従い次第に小径となるテーパ面21a
が形成されているとともに、垂直軸心V上の両押圧ロー
ラ22の外周には下側の端面から上側の端面に向かうに従
い小径となるテーパー面22aが形成され、第7図に示す
ように両押圧ローラ21,22の小径側端面がその外周縁で
若干の間隙をもって近接して垂直軸心Vを含む垂直平面
と交差する両テーパ面21a,22aの縁部のなす角度が鋭角
θとなっている。
次に、このように構成されたフラップ折曲装置の作用
について詳述する。
第2図に示すように内側フラップ8が折曲げられた包
装ケース1は各搬送部材14a,14b間で位置決めされて搬
送チェーン12,13及び搬送ベルト15に沿って順次搬送さ
れる。そして、外側フラップ10の差込部10aが上側の折
曲げローラ16の大径部16bに当接すると、第5図に示す
ように差込部10aが折り線11aで次第に下方へ折曲げられ
て上側の折曲げローラ16の大径部16bの端面と下側の折
曲げローラ17の端面との間で挾持された状態で、外側フ
ラップ10が上下両折曲げローラ16,17間に挾持される。
その後、外側フラップ10が上下両折曲ローラ16,17か
ら離れて折曲げ板18の斜面18aに当接すると、第6図に
示すように外側フラップ10が折り線11で下方へ折曲げら
れ、折曲げ板18の下方に位置している補助板20により外
側フラップ10の差込部10aが案内されて内側フラップ8
の外側からケース本体2の口部3に挿入される。
次に、外側フラップ10が折曲げ板18により支えられて
いる状態で、外側フラップ10の折り線11において、外側
フラップ10が下側の押圧ローラ22のテーパ面22aに接触
するとともに、ケース本体2の上壁2aが上側の押圧ロー
ラ21のテーパ面21に接触すると、第7図に示すように折
り線11付近で外側フラップ10と上壁2aとが両押圧ローラ
21,22により挾まれ、この折り線11に対し働く折曲げ力
により外側フラップ10が確実に折曲げられる。両押圧ロ
ーラ21,22のテーパ面21a,22aが前述したように鋭角θを
なすので、折り線11に対し両テーパ面21a,22aに沿う矢
印方向Aの力が働いてより一層折曲げ力が大きくなる。
そして、包装ケース1が両押圧ローラ21,22から離れ
ても、外側フラップ10は弾性により外側へ膨らむことな
く内側フラップ8に沿って第8図に示すように折曲げら
れ、ケース本体2の口部3を内側フラップ8とともに閉
塞する。
特に本実施例においては、筒状のケース本体2の口部
3に外側フラップ10を設けた包装ケース1をフラップ10
の折り線11と平行な方向へ搬送する途中で、口部3から
突出する外側フラップ10をまず口部3の外側から口部3
を閉塞する位置まで折曲げ、その折曲状態において、さ
らに、この外側フラップ10の折り線11を挟んで両側から
同時に、一方の押圧ローラ21がケース本体2側の折り線
11付近を局部的に押圧するとともに、他方の押圧ローラ
22が外側フラップ10側の折り線11付近を局部的に押圧す
るようにし、この折り線11に対して働く折曲げ力を一層
大きくしているので、口部3を閉塞する位置まで一旦折
曲げられた外側フラップ10が口部3の外側へ突出する弾
性を小さくするように矯正して、口部3を閉塞する折曲
状態に前記外側フラップ10を確実に保持することができ
る。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、第1及び第2
の回転体21,22からなるフラップ折曲げ矯正手段21,22に
より、包装ケース1における折り線11を挟んだケース本
体2側の折り線付近とフラップ10側の折り線付近とを両
側からほぼ同時に局部的に押圧して、フラップ折曲げ部
18により口部3を閉塞する位置まで一旦折曲げられたフ
ラップ10が口部3の外側へ突出する弾性を小さくするよ
うに矯正できるので、ケース本体2の口部3にフラップ
10を確実に折曲げて閉塞することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はケース本体を開いた状態を示す包装ケースの斜
視図、第2図はケース本体の口部に内側フラップを折曲
げた状態を示す包装ケースの斜視図、第3図は本実施例
に係る包装ケースのフラップ折曲装置を含む包装機の一
部分を示す概略平断面図、第4図は同じく概略側断面
図、第5図、第6図及び第7図はそれぞれ外側フラップ
の折曲げ作用を示す説明図、第8図はケース本体の口部
に外側フラップを折曲げた状態を示す包装ケースの斜視
図である。 1……包装ケース、2……ケース本体、3……口部、10
……外側フラップ、11……折り線、12,13……搬送チェ
ーン、14a,14b……搬送部材、15……搬送ベルト、18…
…折曲げ板(折曲げ部)、21,22…押圧ローラ(フラッ
プ折曲げ矯正手段を構成する第1及び第2の回転体)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のケース本体(2)の口部(3)にフ
    ラップ(10)が折り線(11)で折曲げ可能に設けられた
    包装ケース(1)を前記折り線(11)と平行な方向へ搬
    送する搬送手段(12,13,14a,14b,15)と、 口部(3)から突出するフラップ(10)を口部(3)の
    外側から口部(3)を閉塞する位置まで折曲げるフラッ
    プ折曲げ部(18)と、 前記包装ケース(1)の搬送方向に対して直交する軸心
    (H)を有する第1の回転体(21)と、前記包装ケース
    (1)の搬送方向に対して直交するとともに前記第1の
    回転体(21)の軸心(H)に対してはほぼ90度の角度を
    なす軸心(V)を有する第2の回転体(22)とからな
    り、前記フラップ折曲げ部(18)により口部(3)を閉
    塞する位置まで折曲げられたフラップ(10)の折り線
    (11)を挟んで両側からほぼ同時に、前記第1の回転体
    (21)がケース本体(2)側の折り線(11)付近を局部
    的に押圧するとともに、前記第2の回転体(22)がフラ
    ップ(10)側の折り線(11)付近を局部的に押圧するよ
    うにしたフラップ折曲げ矯正手段(21,22)と を備えたことを特徴とする包装ケースのフラップ折曲装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4996895A (ja) * 1973-01-20 1974-09-13
JPS579701U (ja) * 1980-06-17 1982-01-19
JPH0245305A (ja) * 1988-07-26 1990-02-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 上フラップ折り込み装置

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