JP2831250B2 - 切断装置 - Google Patents
切断装置Info
- Publication number
- JP2831250B2 JP2831250B2 JP30847693A JP30847693A JP2831250B2 JP 2831250 B2 JP2831250 B2 JP 2831250B2 JP 30847693 A JP30847693 A JP 30847693A JP 30847693 A JP30847693 A JP 30847693A JP 2831250 B2 JP2831250 B2 JP 2831250B2
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- JP
- Japan
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- frame
- opening
- slide
- cut
- cutting
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- Shearing Machines (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は切断装置に関するもので
ある。
ある。
【０００２】
【従来の技術】通常、一般廃棄物または産業廃棄物の
内、例えば粗大ごみを切断処理する場合、せん断式の切
断装置（ギロチン式シヤーともいう）が使用されてい
る。
内、例えば粗大ごみを切断処理する場合、せん断式の切
断装置（ギロチン式シヤーともいう）が使用されてい
る。
【０００３】従来、この切断装置は、図３および図４に
示すように、被切断物を案内する開口部５１が形成され
るとともにこの開口部５１の下縁部に沿って取り付けら
れた下側横刃５２を有するフレーム５３と、切断用シリ
ンダー装置５４により、このフレーム５３の開口部５１
を昇降されるとともに下縁部に上側横刃５５が取り付け
られたスライド５６とから構成されており、さらに開口
部５１の幅方向においても、被切断物をさらに細断する
ために、フレーム５３側およびスライド５６側に、所定
間隔置きに複数個例えば２個づつ下側縦刃５７および上
側縦刃５８がそれぞれ取り付けられていた。
示すように、被切断物を案内する開口部５１が形成され
るとともにこの開口部５１の下縁部に沿って取り付けら
れた下側横刃５２を有するフレーム５３と、切断用シリ
ンダー装置５４により、このフレーム５３の開口部５１
を昇降されるとともに下縁部に上側横刃５５が取り付け
られたスライド５６とから構成されており、さらに開口
部５１の幅方向においても、被切断物をさらに細断する
ために、フレーム５３側およびスライド５６側に、所定
間隔置きに複数個例えば２個づつ下側縦刃５７および上
側縦刃５８がそれぞれ取り付けられていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
切断装置の構成によると、被切断物が例えば畳、ふと
ん、マットレスなどの圧縮復元性のある物である場合に
は、その切断後において、下側縦刃５７，５７間に詰ま
ってしまい、手作業では容易に除去できず、作業効率が
非常に悪くなるという問題があった。
切断装置の構成によると、被切断物が例えば畳、ふと
ん、マットレスなどの圧縮復元性のある物である場合に
は、その切断後において、下側縦刃５７，５７間に詰ま
ってしまい、手作業では容易に除去できず、作業効率が
非常に悪くなるという問題があった。
【０００５】そこで、本発明は上記問題を解消し得る切
断装置を提供することを目的とする。
断装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の切断装置は、被切断物を案内する開口部の
下縁部に下側横刃が取り付けられたフレームと、切断用
シリンダー装置によりこのフレームの開口部を昇降され
るとともに、下縁部に上側横刃が取り付けられたスライ
ドと、このスライドの開口部の幅方向において、所定間
隔置きで、上記フレームおよびスライド側に複数個づつ
取り付けられた下側縦刃および上側縦刃とを有する切断
装置において、上記フレームの開口部より下側位置に、
下側縦刃間に詰まった被切断物を強制的に除去する除去
装置を設けたものである。
め、本発明の切断装置は、被切断物を案内する開口部の
下縁部に下側横刃が取り付けられたフレームと、切断用
シリンダー装置によりこのフレームの開口部を昇降され
るとともに、下縁部に上側横刃が取り付けられたスライ
ドと、このスライドの開口部の幅方向において、所定間
隔置きで、上記フレームおよびスライド側に複数個づつ
取り付けられた下側縦刃および上側縦刃とを有する切断
装置において、上記フレームの開口部より下側位置に、
下側縦刃間に詰まった被切断物を強制的に除去する除去
装置を設けたものである。
【０００７】
【作用】上記の構成によると、スライドにより開口部に
案内された被切断物を切断した際に、下側縦刃間に被切
断物が詰まった場合には、除去装置を作動させることに
より、詰まった被切断物が自動的に取り除かれる。
案内された被切断物を切断した際に、下側縦刃間に被切
断物が詰まった場合には、除去装置を作動させることに
より、詰まった被切断物が自動的に取り除かれる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２に
基づき説明する。図１および図２において、１は本実施
例に係るせん断式の切断装置で、例えば廃棄物の内、粗
大ごみなどを、所定の大きさに切断するためのものであ
る。
基づき説明する。図１および図２において、１は本実施
例に係るせん断式の切断装置で、例えば廃棄物の内、粗
大ごみなどを、所定の大きさに切断するためのものであ
る。
【０００９】この切断装置１は、粗大ごみなどの被切断
物を案内する開口部２の下縁部に下側横刃３が取り付け
られたフレーム４と、このフレーム４の上枠部４ａに支
持された切断用シリンダー装置５により開口部２を昇降
されるとともに、その下縁部に上側横刃６が取り付けら
れたスライド７と、このスライド７の開口部２幅方向に
おいて、所定間隔置きで、上記フレーム４およびスライ
ド７側に複数個づつ、例えば２個づつ設けられた下側縦
刃８および上側縦刃９とを有し、また上記フレーム４の
開口部２より下側位置には、下側縦刃８，８間に詰まっ
た被切断物を強制的に除去する除去装置１０が設けられ
ている。なお、フレーム４の後側には、被切断物を開口
部２内に、所定間隔ごとに押し出すためのプッシャー装
置（図示せず）が設けられ、また上記フレーム４の後部
には、押さえシリンダー装置１１により昇降自在にされ
て、開口部２に案内された被切断物を押さえる押さえ部
材１２が配置されている。
物を案内する開口部２の下縁部に下側横刃３が取り付け
られたフレーム４と、このフレーム４の上枠部４ａに支
持された切断用シリンダー装置５により開口部２を昇降
されるとともに、その下縁部に上側横刃６が取り付けら
れたスライド７と、このスライド７の開口部２幅方向に
おいて、所定間隔置きで、上記フレーム４およびスライ
ド７側に複数個づつ、例えば２個づつ設けられた下側縦
刃８および上側縦刃９とを有し、また上記フレーム４の
開口部２より下側位置には、下側縦刃８，８間に詰まっ
た被切断物を強制的に除去する除去装置１０が設けられ
ている。なお、フレーム４の後側には、被切断物を開口
部２内に、所定間隔ごとに押し出すためのプッシャー装
置（図示せず）が設けられ、また上記フレーム４の後部
には、押さえシリンダー装置１１により昇降自在にされ
て、開口部２に案内された被切断物を押さえる押さえ部
材１２が配置されている。
【００１０】そして、上記除去装置１０は、フレーム４
の下枠部４ｂの前面位置でかつ両下側縦刃８，８間位置
の下方にて、水平取付ピン２１を介して、鉛直面内で揺
動自在に設けられた押出し板（キッカーともいう）２２
と、上記下枠部４ｂ側に取り付けられて上記押出し板２
２を、下枠部４ｂ内の待避位置（イ）と、両下側縦刃
８，８間の押出し位置（ロ）との間で、揺動出退させる
揺動用シリンダー装置２３とから構成されている。な
お、上記押出し板２２の前端面は直線状にされるととも
に、その上端縁は円弧状にされている。
の下枠部４ｂの前面位置でかつ両下側縦刃８，８間位置
の下方にて、水平取付ピン２１を介して、鉛直面内で揺
動自在に設けられた押出し板（キッカーともいう）２２
と、上記下枠部４ｂ側に取り付けられて上記押出し板２
２を、下枠部４ｂ内の待避位置（イ）と、両下側縦刃
８，８間の押出し位置（ロ）との間で、揺動出退させる
揺動用シリンダー装置２３とから構成されている。な
お、上記押出し板２２の前端面は直線状にされるととも
に、その上端縁は円弧状にされている。
【００１１】上記構成において、プッシャー装置によ
り、開口部２に押し出された被切断物は、押さえ部材１
２により固定された後、スライド７の下降により、所定
の大きさに、すなわち所定長さでかつその幅方向におい
て３等分されることになるが、被切断物が例えばマット
レスなどの圧縮復元性のある物である場合には、両下側
縦刃８，８間に詰まってしまう。
り、開口部２に押し出された被切断物は、押さえ部材１
２により固定された後、スライド７の下降により、所定
の大きさに、すなわち所定長さでかつその幅方向におい
て３等分されることになるが、被切断物が例えばマット
レスなどの圧縮復元性のある物である場合には、両下側
縦刃８，８間に詰まってしまう。
【００１２】したがって、このような場合には、揺動用
シリンダー装置２３により、押出し板２２を、前方の押
出し位置（ロ）に突出させれば、両下側縦刃８，８間に
詰まった被切断物は前方に押し出され、容易に除去され
る。
シリンダー装置２３により、押出し板２２を、前方の押
出し位置（ロ）に突出させれば、両下側縦刃８，８間に
詰まった被切断物は前方に押し出され、容易に除去され
る。
【００１３】なお、上記押出し板２２の揺動動作は、ス
ライド７の昇降動作に同調させられており、例えば切断
１サイクルごとに１回または複数回揺動される。ところ
で、上記実施例においては、除去装置１０として、揺動
用シリンダー装置２３により、鉛直面内で揺動自在にさ
れた押出し板２２を説明したが、例えばフレーム４の下
枠部４ｂに、シリンダー装置により水平方向ですなわち
前後方向で往復移動させられる押出部材を設けたもので
もよい。
ライド７の昇降動作に同調させられており、例えば切断
１サイクルごとに１回または複数回揺動される。ところ
で、上記実施例においては、除去装置１０として、揺動
用シリンダー装置２３により、鉛直面内で揺動自在にさ
れた押出し板２２を説明したが、例えばフレーム４の下
枠部４ｂに、シリンダー装置により水平方向ですなわち
前後方向で往復移動させられる押出部材を設けたもので
もよい。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、下
側縦刃間に詰まった被切断物を除去するための除去装置
を設けたので、詰まった被切断物が自動的に取り除か
れ、したがって従来のように、手作業により詰まった被
切断物を取り除く作業が不要となるため、作業効率が向
上する。
側縦刃間に詰まった被切断物を除去するための除去装置
を設けたので、詰まった被切断物が自動的に取り除か
れ、したがって従来のように、手作業により詰まった被
切断物を取り除く作業が不要となるため、作業効率が向
上する。
【図１】本発明の一実施例における切断装置の正面図で
ある。
ある。
【図２】同実施例における切断装置の断面図である。
【図３】従来例における切断装置の概略正面図である。
【図４】従来例における切断装置の要部断面図である。
１ 切断装置 ２ 開口部 ３ 下側横刃 ４ フレーム ６ 上側横刃 ７ スライド ８ 下側縦刃 ９ 上側縦刃 １０ 除去装置 ２２ 押さえ板 ２３ 揺動用シリンダー装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B26D 1/09 B23D 15/00 B26D 7/18 B02C 18/02
Claims (1)
- 【請求項１】被切断物を案内する開口部の下縁部に下側
横刃が取り付けられたフレームと、切断用シリンダー装
置によりこのフレームの開口部を昇降されるとともに、
下縁部に上側横刃が取り付けられたスライドと、このス
ライドの開口部の幅方向において、所定間隔置きで、上
記フレームおよびスライド側に複数個づつ取り付けられ
た下側縦刃および上側縦刃とを有する切断装置におい
て、上記フレームの開口部より下側位置に、下側縦刃間
に詰まった被切断物を強制的に除去する除去装置を設け
たことを特徴とする切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30847693A JP2831250B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30847693A JP2831250B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164377A JPH07164377A (ja) | 1995-06-27 |
| JP2831250B2 true JP2831250B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=17981484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30847693A Expired - Lifetime JP2831250B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2831250B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100922615B1 (ko) * | 2009-03-27 | 2009-10-21 | 주식회사 대림기계 | 폐비닐 절단기 |
| JP5140094B2 (ja) * | 2010-01-08 | 2013-02-06 | 株式会社テクノエイト | チューブ容器用シール部面取り装置 |
| CN105856293B (zh) * | 2016-05-17 | 2018-06-19 | 鹤山联塑实业发展有限公司 | 一种阻火圈芯材分切机 |
| CN111086127B (zh) * | 2019-12-09 | 2021-10-22 | 福建泉州业德弗科技有限公司 | 一种塑料垃圾分切处理系统 |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP30847693A patent/JP2831250B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07164377A (ja) | 1995-06-27 |
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