JPH0112901Y2 - - Google Patents

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JPH0112901Y2
JPH0112901Y2 JP1984054821U JP5482184U JPH0112901Y2 JP H0112901 Y2 JPH0112901 Y2 JP H0112901Y2 JP 1984054821 U JP1984054821 U JP 1984054821U JP 5482184 U JP5482184 U JP 5482184U JP H0112901 Y2 JPH0112901 Y2 JP H0112901Y2
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JP
Japan
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chute
cut
frame
cutting
cutting blade
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JP1984054821U
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JPS60167620U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 廃車等を再利用するため溶融するには、この廃
車を切断して小片にし、その後圧縮して溶融炉内
へ投入するが、本考案は廃車等金属スクラツプを
切断する時に使用する切断装置に関するものであ
る。
ロ 従来の技術 従来の金属スクラツプ等の切断装置は、先ず押
出手段によつて金属スクラツプを固定側の切断刃
のところに移動させ、そこで押圧手段によつて金
属スクラツプを押圧固定し、この状態の下で移動
切断刃を降下させてこの切断刃と固定側の切断刃
との協働によつて金属スクラツプを切断し、切断
された金属スクラツプ(以下「スクラツプ片」と
いう)は固定側切断刃の傍に設けてあるシユート
を介して切断されると同時に、この切断装置の近
傍に搬出されるものであつた(実公昭56−6250
号)。
ハ 考案が解決しようとする問題点 このような切断装置によるとスクラツプ片は、
少しでも切断されると直ちにシユートにて搬出さ
れる構成であるためスクラツプ片は極端に小片に
なつて散逸し、それが切断装置の側面に接するよ
うな近傍ではあるが広い範囲に散らばり貯留する
ことになる。そのためスクラツプ片の回収に手間
どり、殊にマグネツトクレーンでスクラツプ片を
吸引する時、効率的に全てのスクラツプ片を回収
するのに時間を要し、またマグネツトクレーンの
磁気吸引力が切断装置に影響して、このクレーン
が切断装置に衝突して、相互に損傷を引き起こす
ことが多かつた。
そこで本考案は金属スクラツプを切断しても一
時スクラツプ片を所定位置に留め直ぐには切断装
置より搬出しないようにして、スクラツプ片のく
ずれる量をなるべく少なくし、さらにマグネツト
クレーンを切断装置より離れた適正位置でスクラ
ツプ片の回収作業が迅速且つ安全にできるように
するものである。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案の解決手段は、立設してあるフレーム
と、受部上面に上記フレームに向けて往復自在に
設置され、被切断部材を押出す押出手段と、上記
受部の角隅部に取付けられている切断刃と、上記
フレームに上記受部に向けて上下動自在に設けら
れ、被切断部材を押圧固定する押圧手段と、上記
フレームに上下動自在に設けられ、上記切断刃と
協働して被切断部材を切断する切断刃を取付けて
ある移動側切断型と、この切断側切断型に形成さ
れ、切断された被切断部材を搬出する出口と、こ
の出口の下部に一端を連結し、この一端を揺動中
心としているシユートと、一端を上記シユートの
他端側に連結し、他端を上記フレームに連結して
あり、上記シユートの揺動範囲を規制する長さを
有する線条とより構成されている。上記シユート
の揺動範囲は、被切断部材をシユート上に位置さ
せることができる角度から、シユートが下方に揺
動して切断された被切断部材がシユートを滑り落
ちることができる角度までの範囲をいう。
ホ 作用 したがつて被切断部材は移動側切断型の切断刃
によつて切断されても、切断された時はシユート
の傾斜角が水平に近づいているためシユート面を
すべり落ちることがなく、スクラツプ片のくずれ
る量が少なくなる。そして移動側切断刃が上昇す
るとシユートは傾斜し、そのため金属スクラツプ
はこのシユートを介して切断装置より離れた個所
に搬出されることになる。
ヘ 実施例 図面に基いて本考案の実施例を説明すると、ベ
ース1には2つの段部1a,1bが形成してあ
り、このベースの上面にはL字状の受部2が載置
固定してあり、この受部の先端角隅部には固定切
断刃3が固着してあり、またこの受部の上面は両
側壁を有する案内溝4となつている。案内溝4内
には押出手段たる押板5が摺動自在に挿置してあ
り、この押板の後面には油圧シリンダ(図示せ
ず)のラム6先端が固着してこの押板を摺動駆動
するようになつている。
またベース1には門型フレーム7が設置してあ
り、このフレームの上板には前後に2つの油圧シ
リンダ8,9が垂設してあり、シリンダ8のラム
10先端には押圧板11が固着し、この押圧板は
受部2の先端部に接離可能に上下動自在である。
またシリンダ9のラム12の下端には移動側の
切断型13が固着してあり、この切断型の形状は
立方形ブロツク状のもので、その中央部に金属ス
クラツプSが挿置可能な大きさの内形を有する窓
状の開口(出口)13aが穿設してあるもので、
この出口の上面後端角部には切断刃14が装着し
てある。そして切断型13は、受部2の前端面と
摺動状態で上下動するもので、切断刃14は切断
刃3と協働して金属スクラツプSを切断するもの
である。
そして開口13aの下部即ち底面前端部には、
シユート15の基端がヒンヂ16によつて揺動自
在に連結してある。またシユート15の先端上部
には、ワイヤー17の下端が連結し、このワイヤ
ーの上端はフレーム7に連結している。
そこで本考案の作用について説明すると、第1
図に示すように、案内溝4内の金属スクラツプS
を押板5によつて押し、このスクラツプを切断型
13の開口13aを貫通した状態に置く。次に油
圧シリンダ8によつて押圧板11を降下させて、
金属スクラツプSを受部2との間で強く挾持固定
し、その後油圧シリンダ9によつて切断型13を
降下させると、第2図示のように、切断刃3と1
4との協働によつて金属スクラツプを切断する。
この時切断型13が降下するため、シユート15
の傾斜角は水平状態に近づく。したがつて切断さ
れたスクラツプ片Saは切断型13の開口13a
の底面とシユート15との間に位置し、シユート
面をすべることはない。
そこで油圧シリンダ8,9を上昇させると、第
1図示のようにシユート15は傾斜するためスク
ラツプ片Saはこのシユート面をすべり落ちるこ
とになる。
そこで再び押板5によつて金属スクラツプSを
押し、切断するものである。
したがつてワイヤー17は、シユートの揺動範
囲を規制するもので、上記シユートの揺動範囲
は、被切断部材をシユート上に位置させることが
できる角度から、シユートが下方に揺動して切断
された被切断部材がシユートを滑り落ちることが
できる角度までの範囲をいう。そのためにワイヤ
ー17の長さは、移動切断型13が下降して金属
スクラツプSを切断した時はスクラツプ片Saは
シユート15上に位置し、この切断型が上昇した
らスクラツプ片が落下する長さのものであること
が必要である。
ト 考案の効果 本考案は以上の構成を有するので、被切断部材
は切断されても直ちにシユートより落下すること
なく、移動側切断型の上昇によつて初めてシユー
トを滑つて落下するものであるため切断された被
切断部材のくずれる量が少なく、また切断された
被切断部材は切断装置より十分離れたところに貯
留するためマグネツトクレーンの使用が容易であ
り、切断された被切断部材の回収が極めて迅速に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示す断面図
である。 2……受部、3……切断刃、5……押出手段、
7……フレーム、8,9……油圧シリンダ、11
……押圧手段、13……移動側の切断型、13a
……出口(開口)、14……切断刃、15……シ
ユート、16……ヒンヂ、17……ワイヤー、S
……被切断部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 立設してあるフレームと、 受部上面に上記フレームに向けて往復自在に設
    置され、被切断部材を押出す押出手段と、 上記受部の角隅部に取付けられている切断刃
    と、 上記フレームに上記受部に向けて上下動自在に
    設けられ、被切断部材を押圧固定する押圧手段
    と、 上記フレームに上下動自在に設けられ、上記切
    断刃と協働して被切断部材を切断する切断刃を取
    付けてある移動側切断型と、 この切断側切断型に形成され、切断された被切
    断部材を搬出する出口と、 この出口の下部に一端を連結し、この一端を揺
    動中心としているシユートと、 一端を上記シユートの他端側に連結し、他端を
    上記フレームに連結してあり、上記シユートの揺
    動範囲を規制する長さを有する線条と より構成され、上記シユートの揺動範囲は、被切
    断部材をシユート上に位置させることができる角
    度から、切断された被切断部材がシユートを滑り
    落ちることができる角度までの範囲である ことを特徴とする金属スクラツプ等の切断装置。
JP5482184U 1984-04-16 1984-04-16 金属スクラツプ等の切断装置 Granted JPS60167620U (ja)

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JP5482184U JPS60167620U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 金属スクラツプ等の切断装置

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JP5482184U JPS60167620U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 金属スクラツプ等の切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60167620U JPS60167620U (ja) 1985-11-07
JPH0112901Y2 true JPH0112901Y2 (ja) 1989-04-14

Family

ID=30576924

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JP5482184U Granted JPS60167620U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 金属スクラツプ等の切断装置

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JP4550213B2 (ja) * 2000-03-24 2010-09-22 パスカルエンジニアリング株式会社 油圧式ロック装置
JP2006111437A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Sumikin Recotech Co Ltd 打こん防止ワーク投入装置及びそれを用いた打こん防止投入方法
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