JP2829247B2 - 高熱伝導性窒化アルミニウム焼結体の製造方法 - Google Patents

高熱伝導性窒化アルミニウム焼結体の製造方法

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JP2829247B2
JP2829247B2 JP6234539A JP23453994A JP2829247B2 JP 2829247 B2 JP2829247 B2 JP 2829247B2 JP 6234539 A JP6234539 A JP 6234539A JP 23453994 A JP23453994 A JP 23453994A JP 2829247 B2 JP2829247 B2 JP 2829247B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、窒化アルミニウム単相
からなる窒化アルミニウム焼結体の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】窒化アルミニウム(AlN)は高温まで
強度低下が少なく、化学的耐性にも優れているため、耐
熱材料として用いられる一方、その高熱伝導性、高電気
絶縁性を利用して半導体装置の放熱板材料、回路基板用
絶縁体材料としても有望視されている。こうした窒化ア
ルミニウムは常圧下で融点を持たず、2500℃以上の
高温で分解するため、薄膜などの用途を除いては焼結体
として用いられる。 【0003】かかる窒化アルミニウム焼結体は通常、窒
化アルミニウム粉末を成形、焼成して得られる。超微粉
(0.3μm以下程度)のAlN粉末を用いた場合には
単独でもほぼ緻密な焼結体が得られるが、原料粉末表面
の酸化層中の酸素が焼結時にAlN格子中に固溶した
り、Al−O−N化合物を生成し、その結果無添加焼結
体の熱伝導率はたかだか100W/m・K程度である。
また粒径0.5μm以上のAlN粉末を用いた場合は焼
結成形体が良好でないために、ホットプレス法による以
外には無添加では緻密な焼結体を得ることは困難であ
る。そこで常圧で焼結体を得ようとする場合、焼結体の
緻密化およびAlN原料粉末の不純物酸素のAlN粒内
への固溶を防止するために、焼結助剤として希土類酸化
物、アルカリ土類金属酸化物等を添加することが一般的
に行われている(特開昭60−127267号公報、特
開昭61−10071号公報、特開昭60−71575
号公報)。これらの焼結助剤はAlN原料粉末の不純物
酸素と反応し液相を生成し焼結体の緻密化を達成すると
共に、この不純物酸素を粒界相として固定(酸素トラッ
プ)し、高熱伝導率化を達成すると考えられている。 【0004】このように焼結助剤を添加することにより
確かに焼結体は緻密化、高熱伝導率化するが、他方で、
結果的に残留する粒界相(主相であるAlNに対し副
相)の存在、完全にトラップしきれなかった酸素等の存
在等により、窒化アルミニウム焼結体のそれは高々19
0W/m・K程度と、AlNの理論熱伝導率320W/
m・Kに対しかなり低いものであった。そのため、窒化
アルミニウム焼結体の熱伝導率の向上を目的として種々
の試みがなされているが、未だ十分満足するべきものは
得られていない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】現在半導体搭載用の回
路基板、放熱基板等ではより高い熱伝導率を有する材料
が望まれている。しかしながら酸素その他の不純物特
に、助剤添加の結果として粒界に生成する粒界相の存在
により、窒化アルミニウム焼結体の高熱伝導率化には限
界があった。本発明は、以上の点を考慮してなされたも
ので、熱伝導性に優れた窒化アルミニウム焼結体の製造
方法を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段及び作用】本発明等は上記
目的を達成すべく窒化アルミニウム粉末に添加する焼結
助剤や焼結条件、焼結体組成、焼結体微細構造等と熱伝
導率の関係について実験・検討を進めた結果、以下に示
す新規事項を発見し、本発明を完成するに至った。 【0007】すなわち、焼結助剤としてイットリウム化
合物をAlN粉末に添加し、窒素を含む還元性雰囲気中
で長時間焼成したところ、粒界相(Y−Al−O系化合
物相等)の存在量が、従来の窒化アルミニウム焼結体に
比べて減少するということがわかった。そして十分長時
間焼結すると実質的に副相がなくAlN単相からなり、
多結晶体としては非常に高い熱伝導率を有する窒化アル
ミニウム焼結体が得られるという事実をみいだした。こ
の高熱伝導率化は他の希土類元素でも同様に認められ
た。 【0008】この事実に基づいて高熱伝導率化を達成す
る最適条件を種々検討した結果が本発明であり、 a)不純物酸素量が7重量%以下であり、平均粒径が
0.05〜5μmである窒化アルミニウム粉末と、希土
類元素の重量換算で0.01〜15重量%の希土類元素
の酸化物、窒化物、酸窒化物からなる化合物とを混合し
たのち成形した成形体を、 b)還元雰囲気中で、 c)1550〜2050°Cで、24時間を超える時
間、減圧下を含む雰囲気下で焼成して熱伝導率220W
/m・Kを超えるようにした高熱伝導性窒化アルミニウ
ム焼結体の製造方法である。 【0009】この様な方法で得られた窒化アルミニウム
焼結体は多結晶体としては非常に高い220W/Kを越
える熱伝導率を有し、この焼結体をX線回析および電子
顕微鏡を用いて構成相を観察してもAlN結晶粒のみ認
められ、他の相は観察されない。また成分分析を行った
ところAl,Nが主成分で、希土類元素0.01〜80
00ppm、不純物酸素2000ppm未満を含有し、
その他の不純物イオン元素は1000ppm以下という
新規な窒化アルミニウム焼結体であった。熱伝導率向上
の観点から希土類元素は0.01〜1000ppm、不
純物酸素は1000ppm以下が好ましい。実用上の観
点からは希土類元素10〜3000ppmが好ましい。
この希土類元素は結晶粒界では観察されないことから、
AlN結晶粒に固溶しているものと考えられる。酸素元
素も同様である。なお本発明焼結体においては不純物酸
素量が極力少ないことが望ましく、また原料粉に起因す
る不純物陽イオンも熱伝導率低下の原因となるため極力
少ないことが望まれる。 【0010】本発明のAlN焼結体の密度は3.120
〜3.285g/cm3 が好ましい。低いと緻密化が十
分ではなく、高いと不純物成分が多いことになる。好ま
しくは3.259〜3.264/cm3 である。 【0011】 【実施例】本発明の高熱伝導性窒化アルミニウム焼結体
の製造方法の実施例の骨子について述べる。本発明の製
造方法は、窒化アルミニウム原料粉末の純度および平均
粒経、焼結助剤、焼結容器、焼成時間および焼成雰囲気
を主体とするものである。 【0012】主成分である窒化アルミニウム原料粉末と
しては、焼結性、熱伝導性を考慮して酸素を7重量%以
下、実用上は0.01〜7重量%含有し、平均粒経が
0.05〜5μmのものを使用する。 【0013】添加物としては希土類元素化合物(Y,S
c,Ce,Dyが好ましく、特にイットリウム化合物が
好ましい)を用いる。希土類元素の化合物としては、
化物、窒化物、酸窒化物、もしくは焼成によりこれらの
化合物となる物資が最適である。焼成によって例えば
記希土類元素酸化物となる物資としては、これらの元素
の炭酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩、水酸化物などをあげる
ことができる。 【0014】希土類元素化合物の添加は、希土類元素の
重量換算で0.01〜15重量%の範囲で添加する。こ
の添加量が0.01重量%未満であると、添加物の効果
が十分に発揮されず、焼結体が緻密化されなかったり、
AlN結晶中に酸素が固溶し高熱伝導な焼結体が得られ
ない。また、添加量が過度に多いと、粒界相が焼結体中
に残ったり、熱処理により除去される粒界相の体積が大
きいため、焼結体中に空孔が残ったり、収縮率が非常に
大きくなり、形状がくずれる等の不利な点が生ずる。好
ましくは、0.1〜15重量%であり、より好ましくは
0.5〜10重量%である。 【0015】 【0016】焼成雰囲気中に関しては還元雰囲気、特に
窒素ガスを含む還元性雰囲気中で行なう。還元性雰囲気
はCO,H2 ガスおよびC(ガスそして固相)などを一
種または二種以上存在させることによって作ることがで
きる。 【0017】焼成容器に関しては、窒化アルミニウム、
アルミナ、Mo製等でも可能である(特開昭61−14
6769号等)。しかし、これらの容器を用いたもので
は、焼結体中に、(希土類元素)−Al−O化合物相な
どが存在したままの状態となり、高熱伝導性は得られな
い。本発明では、焼成中にカーボンガス雰囲気をつくり
出す容器を用いることが好ましい。この様な焼成容器と
しては容器全体がカーボン成形体で試料を設置する箇所
にAlN板、BN板、W板等を敷いたもの、窒化アルミ
ニウム製の容器で上部蓋がカーボン製の物等を用いるこ
とができる。本発明でいうカーボンガス雰囲気とは、1
550〜2050℃の焼結温度範囲で蒸気圧が1×10
-6〜5×10-2Pa程度生成するガスをさす。このカー
ボンガスが、焼成中のAlNを還元するという作用が得
られ、さらに具体的には(希土類元素)−Al−O三元
系化合物等の粒界相を焼結体中より除去する作用が働
き、窒化アルミニウム焼結体はAlN単相となり、高熱
伝導性の焼結体に変化していく。 【0018】この容器の内容積は、その内容積と窒化ア
ルミニウム成形体との体積の比(内容積/成形体の体
積)が1.1×100 〜1×107 が良い。これ以上大
きな容積を用いた場合、試料近傍におけるカーボン蒸気
圧が低く、カーボンによる粒界相除去効果が小さくな
る。この容積比は5×100 〜1×105 が好ましい。 【0019】焼結時間については、従来種々の助剤を用
い1〜3時間の短時間で行なわれているが、この程度の
時間では上記焼成容器中で焼成したとしても、窒化アル
ミニウム焼結体の緻密化、そして原料粉末表面の酸素を
粒界相に固定することは可能であるが、AlN粒間の陵
および三重点に粒界相が存在し、AlN単相の焼結体は
得られない。また前述の如くのカーボンガス雰囲気が得
られない場合は、長時間の焼成によっても粒界相の除去
の効果は現われない。AlN単相にするためには焼結温
度および助剤添加量にもよるが、24時間を越える時間
が必要である。 【0020】焼成温度については、1550〜2050
℃程度であるが1700〜2050℃が好ましい。低温
で焼成すると、原料粉末の粒経、酸素量にもよるが緻密
な焼結体が得にくく、またカーボンガスの発生が少なく
なり、粒界相を残したままとなる。また2050℃より
高温で焼成すると、AlN自体の蒸気圧が高くなり、緻
密化が困難になると共に、アルミニウムとカーボンとの
反応によりアルミニウムの炭化物(Al43 )を生ず
る可能性があり、また(希土類元素)−O化合物が還元
窒化され窒化物と推定される相が生じる。焼成温度はよ
り好ましくは1800〜2000℃である。さらには1
800〜1950℃が好ましい。 【0021】酸化性雰囲気で焼成するとカーボンの粒界
純化効果が作用しないばかりでなく、酸素の固溶、異相
生成により高熱伝導性は得られない。なお焼結は真空
(わずかな還元雰囲気を含む)、減圧、加圧および常圧
を含む雰囲気下で行なう。 【0022】次いで本発明の窒化アルミニウム焼結体の
製造方法の一例を以下に述べる。まず、AlN粉末に焼
結添加物として希土類元素化合物(弗化物を除く)を所
定量添加したのちボールミル等を用いて混合する。焼結
には常圧焼結法を使用する。この場合、混合粉末にバイ
ンダーを加え、混練、造粒、整粒を行なったのち成形す
る。成形としては、金型プレス、静水圧プレス或いはシ
ート成形などが適用できる。続いて、成形体を非酸化性
雰囲気中、例えば窒素ガス気流中で加熱してバインダー
を除去したのち常圧焼成する。この時用いる焼成容器
は、焼成中カーボンガス雰囲気をつくり出す、例えばカ
ーボン製容器で、容器内容積と成形体体積の比が1.1
×100 〜1×107 のものを用いる。焼結温度は15
50〜2050°Cに、焼結温度は24時間を超える時
間に設定する。このような方法により本発明の焼結体を
得ることができる。 【0023】次に本発明の窒化アルミニウム焼結体の熱
伝導性の向上効果および(希土類元素)−Al−O系化
合物相等の粒界の除去による窒化アルミニウム焼結体の
純化作用について説明する。厳密なメカニズムは現在の
ところ完全に解明されているわけではないが、本発明者
らの研究によれば高熱伝導率化の要因として次のように
推定される。 【0024】まず、希土類元素添加によるAlN原料粉
末の不純物酸素のトラップ効果である。すなわち、希土
類元素化合物を焼結助剤として添加することにより、不
純物酸素を(希土類元素)−Al−O化合物等の形でA
lN粒界の稜および三重点に固定するため、AlN格子
中への酸素の固溶が防止され、AlNの酸窒化物(Al
ON)、そしてAlNのポリタイプ(27R型)の生成
を防止する。発明者らの研究結果によれば、AlONそ
して27R型が生成した焼結体は、いずれも熱伝導率が
低いことが分かっている。この様な低熱伝導率化の原因
を抑制することが高熱伝導率化の一因として挙げられ
る。 【0025】希土類元素としてYを選んだ場合は原料粉
末の不純物量が、3Y23 ・5Al23 、Y23
・Al23 、2Y23 ・Al23 、Y23 など
の化合物としてトラップされる。この状態は焼結初期で
起こり、熱伝導率が190W/m・K程度に達する。 【0026】 これ以降の焼結過程で、焼結体表面の
(希土類元素)−O化合物および/または(希土類元
素)−Al−O化合物(例えば、2Y23 ・Al2
3 )は、雰囲気中に存在する窒素ガスそしてカーボンガ
スおよび/またはCOガスなどの還元作用を有する物質
により、還元窒化され(希土類元素)−N化合物(例え
ばYN)および/またはAlNに変化する。 【0027】焼結体表面での還元窒化反応により、焼結
体内での(希土類元素)−O化合物および/または(希
土類元素)−Al−O化合物での濃度勾配が生じ、これ
が駆動力となってAlN以外の副相は、粒界を経由し
て、焼結体表面に移動する。そして最終的に焼結体は他
の相を実質的に含有しないAlN単相となり、熱伝導率
は大幅に上昇する。これは熱伝導率が小さく熱抵抗とし
て働いていた粒界相が除去されるためである。また長時
間の焼成により焼結体の粒子が成長する。AlN粒子が
成長すると熱抵抗となる粒界の数が結果的に少なくなる
ことを意味し、フォノンの散乱が小さな焼結体になる。 【0028】以上のような理由により高熱伝導性(22
0W/m・Kを超える値)窒化アルミニウム焼結体を得
ることができる。また、本発明の条件を適当な範囲にす
ることにより、近紫外光における透光性を有するAlN
焼結体を得ることができる。 【0029】すなわち、窒化アルミニウム原料粉末とし
て、六方晶系のc軸の結晶格子定数が、498.00p
mから498.20pmである窒化アルミニウム粉末を
用い、焼結助剤としてイットリウム化合物を添加して、
気体状態の炭素が1×10-6Pa以上5×10-4Pa以
下存在する窒素ガス中で70Torr以上760Tor
r以下の窒素圧の雰囲気中で1850°C〜1950°
Cで24時間を超える時間焼成したところ、得られた結
晶体は、粒界の異相の量が従来の窒化アルミニウム多結
晶体に比べて少ないばかりでなく、結晶粒自体が物理
的、化学的に高純度であり、緻密であるために、少なく
とも300nm以上の近紫外域から850nmの可視域
にいたる光に対し透過性の高い窒化アルミニウム多結晶
体が得られるという事実をみいだした。 【0030】この事実に基づいてAlN焼結体の近紫外
線に対する透光性を達成するのに必要な条件を種々検討
したところ、六方晶窒化アルミニウムの結晶粒から成る
多結晶体であり、多結晶体の結晶格子定数が六方晶系の
c軸方向について497.98pm以上498.20p
m以下であり、結晶粒界に存在する異相の量が2重量%
以下であり気孔率が1%以下で多結晶体の密度が3.2
55gcm-3以上3.275gcm-3以下でかつ酸素量
が0.2重量%以下周期律表上のVIIa,VIIIに属する遷
移金属元素(Mn,Tc,Re,Fe,Co,Ni,R
u,Rh,Pd,Os,Ir,Pt)が0.1重量%以
下であることを特徴とする窒化アルミニウム焼結体が透
光性であることを見出した。 【0031】このAlN焼結体は以下の様にして製造で
きる。 a)六方晶窒化アルミニウムの結晶格子定数が六方晶系
のc軸方向について498.00pm498.20pm
以下である窒化アルミニウム粉末を主成分とし、これに
希土類元素化合物から成る添加物を、各々の元素の重量
換算で0.01〜15重量%添加した成形体を b)気体状態の炭素の分圧が1×10-6Pa以上5×1
-4Pa以下存在し、窒素ガスの圧力が70Torr以
上760Torr以下の雰囲気中で、 c)1850℃〜1950℃24時間を越える時間〜7
20時間焼成することによって得られる。 【0032】この様な方法により得られた窒化アルミニ
ウム多結晶体は、高い透光性を有し、とりわけ近紫外部
においても透光性を示す。この窒化アルミニウム多結晶
体の透光性は該多結晶体(厚さ0.2mm)についての
光の全透過率の波長依存性は図8に示す通りである。下
記ランベルトの式により見掛けの吸収係数を求めると、
330nmの波長の光に対して70cm-1以下であり5
00nmの波長の光に対しては50cm-1以下である。 I=I0-a10 :入射光の強度 I :透過光の強度 I :多結晶体の厚さ a :見掛けの吸収係数 この窒化アルミニウム多結晶体は、近紫外から赤外にわ
たる光に対して、従来公知の窒化アルミニウム焼結体に
比べると著しく高い透光性を有する。とりわけ300n
m〜400nmの近紫外光に対し、透光性を示すという
特徴と持つ。従来可視部から赤外部にわたり透光性を有
する窒化アルミニウムについては公知であるが、本発明
においては近紫外光に対しても透光性を示す窒化アルミ
ニウム多結晶体となる。このように近紫外部を含む光の
エネルギー領域で高い透光性を持つ窒化アルミニウム焼
結体が得られる理由は 1.原料粉中の窒化アルミニウム結晶粒内に固溶してい
る酸素および陽イオン不純物の極めて少ない原料粉を用
い 2.焼結時に窒化アルミニウム結晶粒内に酸素および陽
イオン不純物が固溶せず、さらには固溶した陽イオン不
純物を多結晶体外に除去してしまう様な焼結法を発明し
たために 得られた多結晶体の結晶粒の物理的化学的純度、すなわ
ち不純物量,格子欠陥量が極めて少なく従って多結晶体
の格子定数が六万晶系窒化アルミニウムのc軸方向につ
いて497.95pmから498.20pmという、完
全な窒化アルミニウムの格子定数498.16pmに非
常に近い緻密な多結晶体が得られたために、多結晶体の
結晶粒内での光の吸収および散乱とりわけ紫外部に存在
する結晶粒内の固溶酸素やその結果生じる格子欠陥によ
る吸収が極めて少ないために近紫外光から赤外光の領域
で高い透光性を示す多結晶体が得られたと考えられる。
さらに、粒界に存在する異相が実質的に少なく気孔率が
小さいことが透光性の向上に寄与している。 【0033】上述のごとき高い透光性を持つ窒化アルミ
ニウム多結晶体は前に述べたごとき種々の条件を満たし
て焼成された場合にのみ得らえ、かつとりわけ近紫外光
に対する透過性を満足するためには前述のごとき諸条
件、とりわけ格子定数が六万晶c軸について497.9
5pm以上498.20pm以下であることが最も重要
でありかつ全酸素量が少なくとも0.7重量%でかつ気
孔率が少なくとも1%以下である多結晶体において始め
て達成される。 【0034】以下本発明の実施例を説明する。 実施例1 不純物としての酸素を1.0重量%含有し、平均粒径が
0.6μmのAlN粉末に、添加物として平均粒径0.
9μmのY23 をイットリウム元素の重量換算で4重
量%添加し、ボールミルを用いて混合を行ない原料を調
整した。ついで、この原料に有機系バインダーを4重量
%添加して造粒したのち500kg/cm2 の圧力でプ
レス成形して38×38×10mmの圧粉体とした。こ
の圧粉体を窒素ガス雰囲気中で700°Cまで加熱して
バインダーを除去した。更に、BN粉末を塗布したAl
N板を底板としてカーボン製容器(焼成用容器A)に脱
脂体を収容した。このとき容器Aの形状および大きさ
は、12cmφ×6.4cmで内容積が720cm3
度である。すなわちこの容器Aの内容積とAlN成形体
の体積の比が約5×101 程度となっている。この容器
を用い窒素ガス雰囲気中(1 気圧)1900°C、96
時間の条件で常圧焼成した。得られたAlN焼結体の密
度および粒径を測定した。また焼結体から、直径10m
m、厚さ3.3mmの円板を研削し、これを試験片とし
てレーザーフラッシュ法により熱伝導率を測定した(真
空理工製TC−3000使用)。測定した温度は25°
Cである。 【0035】さらに、この焼結体の分析を行なった。イ
ットリウムはICP発光分析法(セイコー電子工業製S
PS−1200A使用)により、陽イオン不純物の分析
は化学分析により行ない、不純物酸素に関しては速中性
子放射化分析により行なった(東芝製NAT−200−
IC使用)。上記焼結条件および得られた焼結の特性を
表1に示した。 【0036】 【表1】 【0037】また、この焼結体のX線回析(理学電機製
ロータフレックスRU−200,ゴニオメータCN21
73D5,線源Cu 50kV,100mA使用)行な
った結果を図1に、焼結体破面の結晶構造の概略を図2
に示した。 【0038】実施例2〜4 焼結添加物の添加量を種々に変えて上記実施例1と同様
にしてAlN焼結体を製造し、それぞれについて、同様
に評価を行なった。 【0039】実施例5〜6 焼結温度を種々に変えて上記実施例1と同様にしてAl
N焼結体を製造した。それぞれについて同様の評価を行
なった。 【0040】実施例7〜8 焼結時間を変えて上記実施例1と同様にしてAlN焼結
体を製造し、それぞれについて同様の評価を行なった。 【0041】実施例 上記実施例1と同様に脱脂までの工程を行なった。そし
て内側の寸法が700φ×380mmの焼結容器で、窒
素ガス減圧雰囲気中(0.1気圧)、1900℃におい
て192時間焼結し、同様の評価を行なった。 【0042】実施例10 成形体の寸法が15φ×6mmで、内側の寸法が700
φ×380mmの焼結容器Aの使用、さらに焼結温度を
変えた点を除き、上記実施例9と同様にしてAlN焼結
体を製造し、同様の評価を行なった。 【0043】実施例11 BN板を底板としてひいたカーボン製容器(焼成容器
B)を用いたことを除いて、上記実施例1と同様にし
て、AlN焼結体を製造し、同様の評価を行なった。 【0044】実施例13〜89 その他種々の条件を変えたものについて特性を調べた結
果を表2〜表8に示す。ただし、内側の全体がカーボン
製の容器(焼成容器C)を実施例45.83では用い
た。 【0045】 【表2】【0046】 【表3】【0047】 【表4】【0048】 【表5】 【0049】 【表6】【0050】 【表7】【0051】 【表8】【0052】実施例90 六方晶系のc軸方向の格子定数が498.07pmで、
不純物としての酸素を1.7重量%含有し、平均粒径が
1.9μmのAlN粉末に、添加物として平均粒径0.
9μmのY23 を重量換算で7重量%添加し、ボール
ミルを用いて混合を行ない原料を調整した。ついで、こ
の原料に有機系バインダーを4重量%添加して造粒した
のち1000kg/cm2 の圧力でプレス成形して38
×38×10mmの圧粉体とした。この圧粉体を窒素ガ
ス雰囲気中で700℃まで加熱してバインダーを除去し
た。さらにBN粉末を塗布したAlNを底板としてひい
たカーボン製容器(焼成用容器A)に脱脂体を収容し
た。このとき容器Aの形状および大きさは、12cmφ
×6.4cmで内容積が720cm3 程度である。すな
わちこの容器Aの内容積とAlN成形体の体積の比が5
×101 程度となっている。この容器を用い窒素ガス雰
囲気中(700Torr)1870℃、100時間の条
件で常圧焼成した。得られたAlN多結晶体の密度およ
び粒径を測定した。また該多結晶体から、直径10m
m、厚さ3.0mmの円板を研削し、これを試験片とし
てレーザーフラッシュ法により熱伝導率を測定した(真
空理工製TC−3000使用)。測定温度は25℃であ
る。 【0053】また窒化アルミニウム原料粉末および窒化
アルミニウム多結晶体の格子定数は、粉末もしくは粉砕
した多結晶体粉末に10〜20重量%のSi粉末(NB
SSRM640標準試料)を混合し理学電機製ロータフ
レックスRu−200、ゴニオメータCN2173D5
を用い線源Cu Kal 50kV 150mA により測
定した100°<2θ<126°の範囲にある六方晶窒
化アルミニウムの6本の回折ピークを用い100°<2
θ<126°の範囲のSiの2つの回折ピークの値によ
り角度補正を行なった後最小二乗法により求めた。測定
時の室温は25°C±1℃であった。求めた格子定数の
値には±0.05pmの誤差が含まれていることが判っ
ている。また多結晶体中の酸素量は速中性子放射化分析
により行なった(東芝製NAT−200−IC使用)。
さらにこの多結晶体の元素分析はICP発光分光法(セ
イコー電子工業製SPS−1200A使用)および湿式
化学分析法により行なった。多結晶体の気孔率、粒径は
研磨した多結晶体のSEM写真から求めた(日本電子製
JSM−T20使用)。また光の透過率の測定は該多結
晶体から切り出して光学研磨した厚さ0.1〜0.5m
mの多結晶体(外径20mmφ〜12mmφ)を用いて
Cary17自記分光光度計に積分球を設置して測定し
た(図8)。 【0054】多結晶体の密度は見掛け密度として、空気
中での重さと純水中での重さから浮力を求めて測定し
た。該多結晶体の製造条件を表9に、該多結晶体の特性
を表10に示す。 【0055】 【表9】【0056】 【表10】 【0057】その他条件を種々変えたものも併せて表9
及び表10に示す。 参考例1〜4 実施例90と同様な方法により得られたAlN脱脂体を
焼結用容器A、及びAlN製容器Dにセットし、180
0〜1950°C、2〜200hr、N2 中で常圧焼結
し、焼結体を得た。これらの多結晶体の製造条件を表9
に、特性を表10に示す。さらに参考例1の多結晶体の
透過率の測定結果を図9に示した。格子定数の値も六方
晶系のc軸について497.85pm以下と小さくその
結果として透光性も悪く熱伝導率も195W/m・K以
下の低い値である。 【0058】このように高い透光性を有するAlN焼結
体を得るためには窒化アルミニウム原料紛の格子定数が
六方晶系のc軸について498.00pm以上498.
20pm以下でありかつカーボン雰囲気中でY23
剤を添加して長時間(24時間を超える時間)焼結する
ことが必要であることがわかる。 【0059】比較例1〜3 実施例1と同様な方法により得たAlN脱脂体を焼結用
容器A,BおよびCに種々にセットし、1900℃、2
hr、N2 気流中で常圧焼結し、焼結体を得た。これら
の焼結体の特性を表11に示す。 【0060】 【表11】 【0061】さらに、比較例1の焼結体を用い、X線回
析を行なった結果を図3に、焼結体の破面の結晶構造の
概略を図4に示した。これらの結果および同様の評価の
結果より、副相としてイットリウムを含む化合物が観察
され、AlN単相でないことがわかり、その結果として
熱伝導率も170W/m・K以下の低い値である。 【0062】このように焼結時間が24時間以下と短い
場合、カーボン製容器を用いることによる粒界相の除去
が十分でないことがわかり、高熱伝導率を有するAlN
焼結体を得るためには長時間(24時間を越える時間
の焼結が必要であることがわかる。 【0063】比較例4〜6 実施例1と同様な方法により得たAlN脱脂体を、比較
例4では内側の全体がAlN製の容器(焼成容器D)、
比較例5では内側の全体がアルミナ製の容器(焼成容器
E)、比較例6では内側の全体がタングステン製の容器
(焼成容器F)を用い、1900℃、96hr、N2
流中で常圧焼結し、焼結体を得た。これらの焼結体の特
性を表1に示す。更に、比較例4の焼結体を用い、X線
回析を行なった結果を図5に、焼結体の破面の結晶構造
の概略図6にそれぞれ示した。これらの結果および、評
価の結果より、副相としてイットリウムを含む化合物が
観察され、AlN単相でないことがわかった。その結果
熱伝導率も168W/m・K以下の比較的に低い値であ
る。この様に少なくとも内部の一部が、カーボンよりな
る焼成容器を用いない場合も高熱伝導率を有するAlN
焼結体が得られず、カーボン雰囲気の有効さがわかる。 【0064】比較例7 実施例1で用いたAlN粉末を、500kg/cm2
圧力でプレス成形して、30×30×10mmの圧粉体
とし、この圧粉体をカーボン型中に入れ窒素ガス雰囲気
中、温度1900℃、400kg/cm2 の圧力下で1
時間ホットプレス焼結し焼結体を得た。この焼結体の特
性を表1に示した。さらにX線回析を行なった結果を図
7に示した。この結果より副相としてAl−O−N系化
合物が観察され、AlN単相でないことがわかった。結
果として熱伝導率も80W/m・Kという低い値であっ
た。 【0065】この様に希土類元素化合物無添加では、A
lN原料粉末表面の不純物酸素とAlN反応し、熱伝導
率をさまたげるAl−O−N化合物が生成してしまうこ
とから、希土類元素化合物の添加の有効さがわかる。 【0066】 【発明の効果】以上述べた如く、本発明の窒化アルミニ
ウム焼結体は実質的にAlN単相からなるもので、高純
度かつ、高熱伝導率を示すなど、優れた性質を有するも
のであり、その工業的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例を説明するための図 【図2】 本発明で得られるAlN焼結体の結晶構造の
概略を示す図。 【図3】 比較例1〜3のX線回析を行った結果を示す
図。 【図4】 比較例のAlN焼結体の結晶構造の概略を示
す図。 【図5】 比較例4〜6のX線回析を行った結果を示す
図。 【図6】 比較例のAlN焼結体の結晶構造の概略を示
す図。 【図7】 比較例7のX線回析を行った結果を示す図。 【図8】 本発明における光の全透過率の波長依存性を
示す図。 【図9】 参考例における光の全透過率の波長依存性を
示す図。 【符号の説明】 1…AlNの回析ピーク 2…Y−Al−O化合物の回析ピーク 3…Al−O−N化合物ピーク 4…AlN粒 5…Y−Al−O化合物(粒界相)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 文雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 総合研究所内 (72)発明者 佐藤 佳子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 総合研究所内 (72)発明者 柘植 章彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 総合研究所内 (72)発明者 遠藤 博 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 総合研究所内 (72)発明者 林 勝 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 総合研究所内 (72)発明者 篠崎 和雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−132776(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.a)不純物酸素量が7重量%以下であり、平均粒径
    が0.05〜5μmである窒化アルミニウム粉末と、希
    土類元素の重量換算で0.01〜15重量%の希土類元
    素の酸化物、窒化物、酸窒化物からなる化合物とを混合
    したのち成形した成形体を、 b)還元雰囲気中で、 c)1550〜2050°Cで、24時間を超える時
    間、減圧下を含む雰囲気下で焼成して熱伝導率220W
    /m・Kを超えるようにしたことを特徴とする高熱伝導
    性窒化アルミニウム焼結体の製造方法。 2.焼成雰囲気が窒素および、水素、一酸化炭素、カー
    ボンガス、カーボン固相から選ばれた少なくとも一種を
    含有することを特徴とする請求項1記載の高熱伝導性窒
    化アルミニウム焼結体の製造方法。
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