JP2827076B2 - 電線分岐接続部の防水処理方法並びにその方法に使用するカバー - Google Patents
電線分岐接続部の防水処理方法並びにその方法に使用するカバーInfo
- Publication number
- JP2827076B2 JP2827076B2 JP5235552A JP23555293A JP2827076B2 JP 2827076 B2 JP2827076 B2 JP 2827076B2 JP 5235552 A JP5235552 A JP 5235552A JP 23555293 A JP23555293 A JP 23555293A JP 2827076 B2 JP2827076 B2 JP 2827076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- wire
- parallel
- branch connection
- wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/70—Insulation of connections
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G15/00—Cable fittings
- H02G15/08—Cable junctions
- H02G15/10—Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G15/00—Cable fittings
- H02G15/08—Cable junctions
- H02G15/18—Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電線分岐接続部の防水処
理方法及びこの方法に使用されるカバ−に関するもので
ある。
理方法及びこの方法に使用されるカバ−に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】低電圧用絶縁電線の接続部を防水処理す
る場合、内面にパテ状シ−ル剤を付着したカバ−を電線
の芯線接続部上に被せ、そのカバ−でパテ状シ−ル剤を
圧縮し、カバ−内をシ−ル剤で防水することが知られて
いる。
る場合、内面にパテ状シ−ル剤を付着したカバ−を電線
の芯線接続部上に被せ、そのカバ−でパテ状シ−ル剤を
圧縮し、カバ−内をシ−ル剤で防水することが知られて
いる。
【０００３】しかしながな、本線端部に支線端部を並行
に沿わせて本線に支線を分岐接続する場合、カバ−内の
並行電線が密接状態となり、その間にパテ状シ−ル剤を
流入させ難い深い谷が生じ、この谷へのシ−ル剤の完全
な充填が困難となって満足な防水処理を達成できないこ
とが多い。
に沿わせて本線に支線を分岐接続する場合、カバ−内の
並行電線が密接状態となり、その間にパテ状シ−ル剤を
流入させ難い深い谷が生じ、この谷へのシ−ル剤の完全
な充填が困難となって満足な防水処理を達成できないこ
とが多い。
【０００４】従来、かかる不利を排除するために、カバ
−内の上面並びに下面に、並行電線間に割り込ませる突
起物を設け、この突起物で並行電線間を横方向に拡げ、
その開通間隙にもパテ状シ−ル剤を流入させることが提
案されている（実開昭５９−１０９０７５号公報）。
−内の上面並びに下面に、並行電線間に割り込ませる突
起物を設け、この突起物で並行電線間を横方向に拡げ、
その開通間隙にもパテ状シ−ル剤を流入させることが提
案されている（実開昭５９−１０９０７５号公報）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
方法では、カバ−の横幅を広くする必要があり、電線分
岐接続部寸法の増大が避けられない。
方法では、カバ−の横幅を広くする必要があり、電線分
岐接続部寸法の増大が避けられない。
【０００６】本発明の目的は、電線芯線分岐接続部上に
カバ−を合掌することにより、カバ−内のパテ状シ−ル
剤を圧縮しつつカバ−内に充填する方法によって防水処
理する場合、電線分岐接続部を充分小寸法にできる電線
分岐接続部の防水処理方法等を提供することにある。
カバ−を合掌することにより、カバ−内のパテ状シ−ル
剤を圧縮しつつカバ−内に充填する方法によって防水処
理する場合、電線分岐接続部を充分小寸法にできる電線
分岐接続部の防水処理方法等を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の電線分岐接続部
の防水処理方法は、電線芯線分岐接続部にカバーを合掌
することにより、カバー内のパテ状シール剤を圧縮しつ
つカバー内に充填する方法において、カバー内面に突出
部を設け、カバー内の並行電線相互間を横方向に拡げる
と共に並行電線相互間を上下にずらせて、その並行電線
相互間を開通させ、この開通間隙にもパテ状シール剤を
流入させることを特徴とする構成である。
の防水処理方法は、電線芯線分岐接続部にカバーを合掌
することにより、カバー内のパテ状シール剤を圧縮しつ
つカバー内に充填する方法において、カバー内面に突出
部を設け、カバー内の並行電線相互間を横方向に拡げる
と共に並行電線相互間を上下にずらせて、その並行電線
相互間を開通させ、この開通間隙にもパテ状シール剤を
流入させることを特徴とする構成である。
【０００８】
【作用】カバ−内の並行電線間の互いに隣同志間におい
て、上下のずれでも電線間が開通される。従って、並行
電線間を横方向のみに拡げることによって電線間を開通
する場合とは異なり、カバ−の横幅を広くする必要がな
く、電線分岐接続部の寸法を小さくできる。
て、上下のずれでも電線間が開通される。従って、並行
電線間を横方向のみに拡げることによって電線間を開通
する場合とは異なり、カバ−の横幅を広くする必要がな
く、電線分岐接続部の寸法を小さくできる。
【０００９】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図１は本発明の防水処理対象である電線の芯線
分岐接続部を示し、絶縁電線の寸法は比較的小サイズで
あって、しかも、支線数が２本以上であるものが好適な
対象となる。図１において、ａは中間を皮剥ぎして導体
を露出させた本線用絶縁電線を、ｂ，…はこの本線用絶
縁電線の露出導体に導体分岐接続金具ｃにより分岐接続
された支線用絶縁電線をそれぞれ示し、右側が単線で、
左側が並行電線となっている。
明する。図１は本発明の防水処理対象である電線の芯線
分岐接続部を示し、絶縁電線の寸法は比較的小サイズで
あって、しかも、支線数が２本以上であるものが好適な
対象となる。図１において、ａは中間を皮剥ぎして導体
を露出させた本線用絶縁電線を、ｂ，…はこの本線用絶
縁電線の露出導体に導体分岐接続金具ｃにより分岐接続
された支線用絶縁電線をそれぞれ示し、右側が単線で、
左側が並行電線となっている。
【００１０】図２の（イ）は本発明において使用される
プラスチック製カバ−の一例を展開した状態で示す平面
図である。図２の（イ）において、１１，１２はカバ−
半片であり、ヒンジ部２により連結されている。Ａは単
線が引き出される一端側であり、単線を挾持し、後述す
るパテ状シ−ル剤に対し堰となる仕切り壁４１，４２が
設けられている。４０は仕切り壁に形成された単線挾持
用溝である。
プラスチック製カバ−の一例を展開した状態で示す平面
図である。図２の（イ）において、１１，１２はカバ−
半片であり、ヒンジ部２により連結されている。Ａは単
線が引き出される一端側であり、単線を挾持し、後述す
るパテ状シ−ル剤に対し堰となる仕切り壁４１，４２が
設けられている。４０は仕切り壁に形成された単線挾持
用溝である。
【００１１】この一端側Ａは、防水処理した電線分岐接
続部が単線の引っ張りに対して他物に係止されることの
ないようにテ−パ１３２にされている。Ｂは並行電線が
引き出される他端側であり、並行電線間に割り込まされ
る突起物ｎと並行電線の電線の上下に交互に当てられる
突起物ｍが設けられている。この突起物ｍの高さは突起
物ｎの高さよりも低くされている。３１はカバ−１の片
方のサイドに設けられた締結用突子、３２は他方のサイ
ドに設けられた締結用溝である。
続部が単線の引っ張りに対して他物に係止されることの
ないようにテ−パ１３２にされている。Ｂは並行電線が
引き出される他端側であり、並行電線間に割り込まされ
る突起物ｎと並行電線の電線の上下に交互に当てられる
突起物ｍが設けられている。この突起物ｍの高さは突起
物ｎの高さよりも低くされている。３１はカバ−１の片
方のサイドに設けられた締結用突子、３２は他方のサイ
ドに設けられた締結用溝である。
【００１２】このカバ−を電線芯線分岐接続部上に合掌
すれば、図２の（ロ）に示すように、突起物ｎで並行電
線ｂ，…間を横方向に拡げると共に突起物ｍで互いに隣
同志の電線を上下にずらすことができる。
すれば、図２の（ロ）に示すように、突起物ｎで並行電
線ｂ，…間を横方向に拡げると共に突起物ｍで互いに隣
同志の電線を上下にずらすことができる。
【００１３】図３の（イ）は本発明において使用される
プラスチック製カバ−の別例を展開した状態で示す平面
図であり、突起物ｎ，ｍにおいては、カバ−１を電線芯
線分岐接続部上に合掌すると、図３の（ロ）に示すよう
に、一方の側面ｎ’，ｍ’が、互いに隣同志の突起物に
おいて逆テ−パとなるように、断面直角三角形の楔型と
されている。従って、図３の（ロ）において、中央の電
線ｂ2は下方向に押され、右端の電線ｂ3は上方向に押さ
れ、これらの電線間が上下にずらされ、また、中央の電
線ｂ2と左端の電線ｂ1も中央の電線ｂ2が押し下げられ
ることによる相対的な上下せん断で上下にずらされる。
プラスチック製カバ−の別例を展開した状態で示す平面
図であり、突起物ｎ，ｍにおいては、カバ−１を電線芯
線分岐接続部上に合掌すると、図３の（ロ）に示すよう
に、一方の側面ｎ’，ｍ’が、互いに隣同志の突起物に
おいて逆テ−パとなるように、断面直角三角形の楔型と
されている。従って、図３の（ロ）において、中央の電
線ｂ2は下方向に押され、右端の電線ｂ3は上方向に押さ
れ、これらの電線間が上下にずらされ、また、中央の電
線ｂ2と左端の電線ｂ1も中央の電線ｂ2が押し下げられ
ることによる相対的な上下せん断で上下にずらされる。
【００１４】図４の（イ）は本発明において使用される
プラスチック製カバ−の別例を展開した状態で示す平面
図であり、カバ−１を電線芯線分岐接続部上に合掌する
と、図４の（ロ）に示すように、ヒンジ部２内面に接す
る電線ｂ3に対し、ヒンジ部２に隣接するカバ−テ−パ
部２１が突起物として機能するように、ヒンジ部の巾が
設定されている（通常、カバ−巾の１／４以上とされ
る）。而して、各電線の突起物に接触する状態が異なる
結果、電線間に上下方向の剪断が作用し、並行電線の各
電線間が上下にずらされる。
プラスチック製カバ−の別例を展開した状態で示す平面
図であり、カバ−１を電線芯線分岐接続部上に合掌する
と、図４の（ロ）に示すように、ヒンジ部２内面に接す
る電線ｂ3に対し、ヒンジ部２に隣接するカバ−テ−パ
部２１が突起物として機能するように、ヒンジ部の巾が
設定されている（通常、カバ−巾の１／４以上とされ
る）。而して、各電線の突起物に接触する状態が異なる
結果、電線間に上下方向の剪断が作用し、並行電線の各
電線間が上下にずらされる。
【００１５】図４の（イ）に示すカバ−１においては、
仕切り壁４１，４２における単線溝受け溝４０が、図４
の（ハ）に示すように、当該単線を上下方向に逃がし得
る縦長の長円形とされており、並行電線ｂ1〜ｂ3に突起
物ｍを支点として加えられる力が仕切り壁４１，４２の
電線受け溝４０を支点として単線側からカバ−１に伝わ
るのをよく防止でき、カバ−１を薄くしてもカバ−の変
形を回避できる。
仕切り壁４１，４２における単線溝受け溝４０が、図４
の（ハ）に示すように、当該単線を上下方向に逃がし得
る縦長の長円形とされており、並行電線ｂ1〜ｂ3に突起
物ｍを支点として加えられる力が仕切り壁４１，４２の
電線受け溝４０を支点として単線側からカバ−１に伝わ
るのをよく防止でき、カバ−１を薄くしてもカバ−の変
形を回避できる。
【００１６】図５の（イ）は本発明において使用される
プラスチック製カバ−の他の別例を展開した状態で示す
平面図であり、図５の（ロ）、（ハ）、（ニ）、（ホ）
並びに（ヘ）は、図５の（イ）におけるロ−ロ断面図、
ハ−ハ断面図、ニ−ニ断面図、ホ−ホ断面図並びにヘ−
ヘ断面図をそれぞれ示している。
プラスチック製カバ−の他の別例を展開した状態で示す
平面図であり、図５の（ロ）、（ハ）、（ニ）、（ホ）
並びに（ヘ）は、図５の（イ）におけるロ−ロ断面図、
ハ−ハ断面図、ニ−ニ断面図、ホ−ホ断面図並びにヘ−
ヘ断面図をそれぞれ示している。
【００１７】図５の（イ）乃至（ヘ）において、１１，
１２は両半片（以下、１１を上側片、１２を下側片と称
する）、２は両半片１１，１２（以下、１１を上側片、
１２を下側片と称する）を結合したヒンジ部である。３
１，３２は上側片１１と下側片１２との間をロックする
雌雄の嵌合子である。
１２は両半片（以下、１１を上側片、１２を下側片と称
する）、２は両半片１１，１２（以下、１１を上側片、
１２を下側片と称する）を結合したヒンジ部である。３
１，３２は上側片１１と下側片１２との間をロックする
雌雄の嵌合子である。
【００１８】上記カバ−本体１においては、これらの嵌
合子３１，３２のロックで合掌されたとき、両端部が先
き細の形状となるように両端部131,132をテ−パ形状に
してある。
合子３１，３２のロックで合掌されたとき、両端部が先
き細の形状となるように両端部131,132をテ−パ形状に
してある。
【００１９】ｎ1，ｎ2並びにｍ1，ｍ2はカバ−１の内面
において、並行電線が配置される他端側にて上側片１１
並びに下側片１２に設けたられた突起物であり、２列
（ｎ1，ｍ1とｎ2，ｍ2）にて設けられ、同列の上下の突
起物ｎ1−ｍ1，ｎ2−ｍ2が横方向にずらされ、しかも列
間においても横方向にずらされている。
において、並行電線が配置される他端側にて上側片１１
並びに下側片１２に設けたられた突起物であり、２列
（ｎ1，ｍ1とｎ2，ｍ2）にて設けられ、同列の上下の突
起物ｎ1−ｍ1，ｎ2−ｍ2が横方向にずらされ、しかも列
間においても横方向にずらされている。
【００２０】４はカバ−内面の一端側に設けた設けたら
れた仕切板、４０は仕切板４に設けたられた単線受け溝
であり、上側片１１の仕切板部分４１と下側片１２の仕
切板部分４２とがカバ−本体１の長さ方向に僅かずらさ
れており、上側片１１と下側片１２との合掌で単線貫通
の隔壁が形成される。なお、Ｓはパテ状シ−ル剤を示し
ている。
れた仕切板、４０は仕切板４に設けたられた単線受け溝
であり、上側片１１の仕切板部分４１と下側片１２の仕
切板部分４２とがカバ−本体１の長さ方向に僅かずらさ
れており、上側片１１と下側片１２との合掌で単線貫通
の隔壁が形成される。なお、Ｓはパテ状シ−ル剤を示し
ている。
【００２１】このカバ−を図６の（イ）に示すように、
電線芯線分岐接続部上に合掌すれば、カバ−本体内上面
の突起物で押圧される電線端部が下方に撓み、カバ−本
体内下面の突起物で押圧される電線端部が上方に撓む
が、電線ごとに突起物の接触位置が異なるために、並行
電線の各電線の撓み形状が異なり、互いに隣同士の電線
間に隙間が生じる。
電線芯線分岐接続部上に合掌すれば、カバ−本体内上面
の突起物で押圧される電線端部が下方に撓み、カバ−本
体内下面の突起物で押圧される電線端部が上方に撓む
が、電線ごとに突起物の接触位置が異なるために、並行
電線の各電線の撓み形状が異なり、互いに隣同士の電線
間に隙間が生じる。
【００２２】また、例えば、図６の（ロ）に示すよう
に、一の列の突起物ｎ1，ｍ1の並行電線間への割込みに
より電線ｂ，ｂ’間が緊圧されても、他の列の突起物ｍ
2のそれらの電線ｂ，ｂ’間への割込みにより、その電
線ｂ，ｂ’間を拡げることができるので、当該電線ｂ，
ｂ’間に上記緊圧にもかかわらず、充分な隙間を形成で
きる。
に、一の列の突起物ｎ1，ｍ1の並行電線間への割込みに
より電線ｂ，ｂ’間が緊圧されても、他の列の突起物ｍ
2のそれらの電線ｂ，ｂ’間への割込みにより、その電
線ｂ，ｂ’間を拡げることができるので、当該電線ｂ，
ｂ’間に上記緊圧にもかかわらず、充分な隙間を形成で
きる。
【００２３】本発明により電線分岐接続部を防水処理す
るには、カバ−の内面中間部に、例えば、図５の（イ）
並びに図５の（ニ）に示すように、パテ状シ−ル剤Ｓ
（例えば、未加硫ゴムを主成分とする組成物）を付着さ
せ、電線の芯線分岐接続部上にカバ−を合掌する。この
カバ−の合掌により、カバ−内面の突起物で並行電線の
電線相互が横方向に拡げられるのみならず、上下にずら
されて充分に広い間隔で開通されることは、既述した通
りである。
るには、カバ−の内面中間部に、例えば、図５の（イ）
並びに図５の（ニ）に示すように、パテ状シ−ル剤Ｓ
（例えば、未加硫ゴムを主成分とする組成物）を付着さ
せ、電線の芯線分岐接続部上にカバ−を合掌する。この
カバ−の合掌により、カバ−内面の突起物で並行電線の
電線相互が横方向に拡げられるのみならず、上下にずら
されて充分に広い間隔で開通されることは、既述した通
りである。
【００２４】上記合掌されたカバ−の厚みｄに対し、上
記パテ状シ−ル剤の厚みｅは、ｄ／２＜ｅとしてあり、
カバ−の合掌によりパテ状シ−ル剤が圧縮される。この
圧縮によりシ−ル剤がカバ−内の他端側（突起物の存在
する側）に流動し、上記並行電線間の開通間隙がシ−ル
剤で充填されていく。カバ−内の一端側に対しては、仕
切壁のためにシ−ル剤の流動が阻止され、当該仕切り壁
が背圧板となってカバ−内他端側へのシ−ル剤の流動量
が増大される結果、当該カバ−他端部内での並行電線間
へのシ−ル剤の流入がよく促進される。
記パテ状シ−ル剤の厚みｅは、ｄ／２＜ｅとしてあり、
カバ−の合掌によりパテ状シ−ル剤が圧縮される。この
圧縮によりシ−ル剤がカバ−内の他端側（突起物の存在
する側）に流動し、上記並行電線間の開通間隙がシ−ル
剤で充填されていく。カバ−内の一端側に対しては、仕
切壁のためにシ−ル剤の流動が阻止され、当該仕切り壁
が背圧板となってカバ−内他端側へのシ−ル剤の流動量
が増大される結果、当該カバ−他端部内での並行電線間
へのシ−ル剤の流入がよく促進される。
【００２５】また、カバ−の他端側において、並行電線
間の開通間隙に一端から入るパテ状シ−ル剤の他端での
流出に対し堰を設ければ、カバ−他端側からのパテ状シ
−ル剤の流出を排除し、かつ、シ−ル剤圧力を高めて、
より高い信頼性で並行電線間の開通間隙を密封できる。
図７の（イ）に示すカバ−においては、図７の（ロ）に
示すようにカバ−１を合掌させたときに突起物ｎ，ｎ並
びにｍ，ｍにより形成される並行電線間の開通間隙に対
して上記堰の作用を営む突起物５，…を設けてある。な
お、図７の（イ）に示すカバ−においては、単一電線が
引き出される側の一端部Ａを先端に至るに従い巾両側か
ら狭くしているが（両カバ−片１１，１２の一端部111,
121は図７の（ハ）に示すように相互に嵌め合わされる
構成である）、図２の（イ）に示す実施例のように、巾
片側からのみ狭くすることもできる。図７の（イ）にお
いて、411は単一線挾持用溝412を有する仕切り壁であ
る。図７の（イ）において、図２の（イ）と同一の符号
は図２の（イ）と同一の構成部分を示している。図３乃
至図６に示す各カバ−においても、カバ−の他端側に上
記した堰用突起物を設けることができる。
間の開通間隙に一端から入るパテ状シ−ル剤の他端での
流出に対し堰を設ければ、カバ−他端側からのパテ状シ
−ル剤の流出を排除し、かつ、シ−ル剤圧力を高めて、
より高い信頼性で並行電線間の開通間隙を密封できる。
図７の（イ）に示すカバ−においては、図７の（ロ）に
示すようにカバ−１を合掌させたときに突起物ｎ，ｎ並
びにｍ，ｍにより形成される並行電線間の開通間隙に対
して上記堰の作用を営む突起物５，…を設けてある。な
お、図７の（イ）に示すカバ−においては、単一電線が
引き出される側の一端部Ａを先端に至るに従い巾両側か
ら狭くしているが（両カバ−片１１，１２の一端部111,
121は図７の（ハ）に示すように相互に嵌め合わされる
構成である）、図２の（イ）に示す実施例のように、巾
片側からのみ狭くすることもできる。図７の（イ）にお
いて、411は単一線挾持用溝412を有する仕切り壁であ
る。図７の（イ）において、図２の（イ）と同一の符号
は図２の（イ）と同一の構成部分を示している。図３乃
至図６に示す各カバ−においても、カバ−の他端側に上
記した堰用突起物を設けることができる。
【００２６】上記において、カバ−の電線芯線分岐接続
部上への合掌により、パテ状シ−ル剤の抵抗でカバ−が
歪んで弾性的応力状態となり、時間の経過につれてカバ
−の応力とパテ状シ−ル剤の応力とが平衡状態を保持し
つつカバ−が原形へと回復していき、最終的にはパテ状
シ−ル剤が流動しきってカバ−の応力がほぼ零となり、
この状態以前に上記並行電線間へのシ−ル剤の充填が完
結される。
部上への合掌により、パテ状シ−ル剤の抵抗でカバ−が
歪んで弾性的応力状態となり、時間の経過につれてカバ
−の応力とパテ状シ−ル剤の応力とが平衡状態を保持し
つつカバ−が原形へと回復していき、最終的にはパテ状
シ−ル剤が流動しきってカバ−の応力がほぼ零となり、
この状態以前に上記並行電線間へのシ−ル剤の充填が完
結される。
【００２７】上記において、パテ状シ−ル剤の初期圧縮
度を充分に大きくすることが有効である。このシ−ル剤
の圧縮度には、カバ−の上側片と下側片とのパテ状シ−
ル剤の合計付着厚さ２ｅとカバ−の合掌被施厚さｄとの
比２ｅ／ｄ（＞１）以外に電線の芯線分岐接続部の体積
も関与する。しかし、電線径が小サイズの場合、パテ状
シ−ル剤の圧縮度は、実質上パテ状シ−ル剤の合計付着
厚さ２ｅとカバ−の合掌被施厚さｄとの比２ｅ／ｄによ
り定まり、２ｅ／ｄを２以上とすることが好ましい。
度を充分に大きくすることが有効である。このシ−ル剤
の圧縮度には、カバ−の上側片と下側片とのパテ状シ−
ル剤の合計付着厚さ２ｅとカバ−の合掌被施厚さｄとの
比２ｅ／ｄ（＞１）以外に電線の芯線分岐接続部の体積
も関与する。しかし、電線径が小サイズの場合、パテ状
シ−ル剤の圧縮度は、実質上パテ状シ−ル剤の合計付着
厚さ２ｅとカバ−の合掌被施厚さｄとの比２ｅ／ｄによ
り定まり、２ｅ／ｄを２以上とすることが好ましい。
【００２８】本発明により電線の芯線分岐接続部を防水
処理する場合、電線の芯線分岐接続部上にシ−ト状のパ
テ状シ−ル剤を巻き付け、この上にカバ−を合掌被施す
ることもできる。この場合も、電線の芯線分岐接続部の
体積が小であっても、パテ状シ−ル剤の体積を大きくす
ることにより、シ−ル剤の圧縮度を充分に大きくでき
る。
処理する場合、電線の芯線分岐接続部上にシ−ト状のパ
テ状シ−ル剤を巻き付け、この上にカバ−を合掌被施す
ることもできる。この場合も、電線の芯線分岐接続部の
体積が小であっても、パテ状シ−ル剤の体積を大きくす
ることにより、シ−ル剤の圧縮度を充分に大きくでき
る。
【００２９】上記カバ−の実施例においては、カバ−の
移動に対し、突起物または仕切り壁の何れかが導体接続
金具に係止されるから、カバ−の抜脱を良好に防止でき
る。特に、カバ−両端側のうち、単一電線が引出される
一端側に、例えば、図８の（イ）に示すように、両カバ
−片１１，１２に交互に上下の突起物６，…を長手方向
に間隔を隔てて設け、カバ−１の合掌により、図８の
（ロ）に示すようにこれらの突起物６，…を単一電線ａ
に該電線を湾曲状に変形させて食い込ませると、カバ−
１を単一電線ａに強固に結着でき、カバ−１のより確実
な抜脱防止が可能となる。なお、図８の（イ）に示すカ
バ−においては、単一電線が引き出される側の一端部を
先端に至るに従い巾両側から狭くしているが、図２の
（イ）に示す実施例のように、巾片側からのみ狭くする
こともできる。図８の（イ）において、図２の（イ）と
同一の符号は図２の（イ）と同一の構成部分を示してい
る。図３乃至図７に示す各カバ−においても、カバ−の
一端側に上記した単一電線湾曲挾持突起物を設けること
ができる。
移動に対し、突起物または仕切り壁の何れかが導体接続
金具に係止されるから、カバ−の抜脱を良好に防止でき
る。特に、カバ−両端側のうち、単一電線が引出される
一端側に、例えば、図８の（イ）に示すように、両カバ
−片１１，１２に交互に上下の突起物６，…を長手方向
に間隔を隔てて設け、カバ−１の合掌により、図８の
（ロ）に示すようにこれらの突起物６，…を単一電線ａ
に該電線を湾曲状に変形させて食い込ませると、カバ−
１を単一電線ａに強固に結着でき、カバ−１のより確実
な抜脱防止が可能となる。なお、図８の（イ）に示すカ
バ−においては、単一電線が引き出される側の一端部を
先端に至るに従い巾両側から狭くしているが、図２の
（イ）に示す実施例のように、巾片側からのみ狭くする
こともできる。図８の（イ）において、図２の（イ）と
同一の符号は図２の（イ）と同一の構成部分を示してい
る。図３乃至図７に示す各カバ−においても、カバ−の
一端側に上記した単一電線湾曲挾持突起物を設けること
ができる。
【００３０】上記本発明の実施例においては、カバ−の
他端側のみから支線を引き出しているが、カバ−の両端
側から支線を引き出すこともでき、この場合、カバ−内
面の一端側に仕切り壁または単一電線湾曲挾持突起物に
代え、他端側と同様にしてカバ−内並行電線間を拡げる
突起物と同並行電線相互を上下にずらせる突起物が設け
られることは云うまでもない。またカバ−の両半片をヒ
ンジ部で一体化してあるが、両半片を分離し、この分離
箇所を例えば雌雄の嵌合子によりロックすることもでき
る。
他端側のみから支線を引き出しているが、カバ−の両端
側から支線を引き出すこともでき、この場合、カバ−内
面の一端側に仕切り壁または単一電線湾曲挾持突起物に
代え、他端側と同様にしてカバ−内並行電線間を拡げる
突起物と同並行電線相互を上下にずらせる突起物が設け
られることは云うまでもない。またカバ−の両半片をヒ
ンジ部で一体化してあるが、両半片を分離し、この分離
箇所を例えば雌雄の嵌合子によりロックすることもでき
る。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、支線本数が複数本であ
っても、カバ−内面の突起物でカバ−内の並行電線間に
充分な隙間を確実に形成してその隙間にシ−ル剤を流入
できるから、支線数が複数本の電線分岐接続部であって
も、優れた水密性で防水処理できる。
っても、カバ−内面の突起物でカバ−内の並行電線間に
充分な隙間を確実に形成してその隙間にシ−ル剤を流入
できるから、支線数が複数本の電線分岐接続部であって
も、優れた水密性で防水処理できる。
【００３２】また、並行電線の電線間を上下にずらして
いるから、その電線間の横方向の拡開度を小さくでき、
カバ−の横幅を充分に小さくできるから、電線分岐接続
部寸法の縮小化を図ることができる。
いるから、その電線間の横方向の拡開度を小さくでき、
カバ−の横幅を充分に小さくできるから、電線分岐接続
部寸法の縮小化を図ることができる。
【図１】本発明によって防水処理される電線の芯線分岐
接続部を示説明図である。
接続部を示説明図である。
【図２】図２の（イ）は本発明において使用するカバ−
の一例を示す説明図、図２の（ロ）は同カバ−の電線芯
線分岐接続部への合掌状態を示す説明図である。
の一例を示す説明図、図２の（ロ）は同カバ−の電線芯
線分岐接続部への合掌状態を示す説明図である。
【図３】図３の（イ）は本発明において使用する上記と
は別のカバ−を示す説明図、図３の（ロ）は同カバ−の
電線芯線分岐接続部への合掌状態を示す説明図である。
は別のカバ−を示す説明図、図３の（ロ）は同カバ−の
電線芯線分岐接続部への合掌状態を示す説明図である。
【図４】図４の（イ）は本発明において使用する上記と
は別のカバ−を示す説明図、図４の（ロ）は同カバ−の
電線芯線分岐接続部への合掌状態を示す説明図、図４の
（ハ）は同カバ−の仕切り壁の電線受け溝を示す説明図
である。
は別のカバ−を示す説明図、図４の（ロ）は同カバ−の
電線芯線分岐接続部への合掌状態を示す説明図、図４の
（ハ）は同カバ−の仕切り壁の電線受け溝を示す説明図
である。
【図５】図５の（イ）は本発明において使用する上記と
は別のカバ−を示す説明図、図５の（ロ）、（ハ）、
（ニ）、（ホ）並びに（ヘ）は、図５の（イ）における
ロ−ロ断面図、ハ−ハ断面図、ニ−ニ断面図、ホ−ホ断
面図並びにヘ−ヘ断面図である。
は別のカバ−を示す説明図、図５の（ロ）、（ハ）、
（ニ）、（ホ）並びに（ヘ）は、図５の（イ）における
ロ−ロ断面図、ハ−ハ断面図、ニ−ニ断面図、ホ−ホ断
面図並びにヘ−ヘ断面図である。
【図６】図５に示すカバ−の使用状態を示す説明図であ
る。
る。
【図７】図７の（イ）は本発明において使用する上記と
は別のカバ−を示す説明図、図７の（ロ）は同カバ−の
電線芯線分岐接続部への合掌状態を示す説明図、図７の
（ハ）は同カバ−の一端側の合掌状態を示す説明図であ
る
は別のカバ−を示す説明図、図７の（ロ）は同カバ−の
電線芯線分岐接続部への合掌状態を示す説明図、図７の
（ハ）は同カバ−の一端側の合掌状態を示す説明図であ
る
【図８】図８の（イ）は本発明において使用する上記と
は別のカバ−を示す説明図、図８の（ロ）は同カバ−の
単一電線への固定状態を示す説明図である。
は別のカバ−を示す説明図、図８の（ロ）は同カバ−の
単一電線への固定状態を示す説明図である。
１ カバ− ｎ，ｎ1，ｎ2 突起物 ｍ，ｍ1，ｍ2 突起物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 道隆 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株 式会社内 (72)発明者 大橋 由来夫 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株 式会社内 (56)参考文献 特開 平５−315020（ＪＰ，Ａ) 実開 昭53−47586（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−109075（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−96662（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 43/00 H01R 4/70
Claims (10)
- 【請求項１】電線芯線分岐接続部にカバーを合掌するこ
とにより、カバー内のパテ状シール剤を圧縮しつつカバ
ー内に充填する方法において、カバー内面に突出部を設
け、該突出部によりカバー内の並行電線相互間を横方向
に拡げると共に並行電線相互間を上下にずらせて、その
並行電線相互間を開通させ、この開通間隙にもパテ状シ
ール剤を流入させることを特徴とする電線分岐接続部の
防水処理方法。 - 【請求項２】カバー内面にカバー内並行電線間を拡げる
突起物と同並行電線相互を上下にずらせる突起物が設け
られている請求項１記載の電線分岐接続部の防水処理方
法に使用されるカバー。 - 【請求項３】カバー内面にカバー内並行電線間を拡げる
突起物と同並行電線相互を上下にずらせる突起物が横方
向に間隔を隔てて設けられ、カバーが電線芯線分岐接続
部上に合掌されてこれら突起物の少なくとも一方の側面
が、互いに隣同志の突起物において逆テーパとなる請求
項１記載の電線分岐接続部の防水処理方法に使用される
カバー。 - 【請求項４】カバー内面の突起物とカバーのヒンジ側内
面を使用してカバー内の並行電線相互間を横方向に拡げ
ると共に該並行電線間を上下にずらせる請求項１記載の
電線分岐接続部の防水処理方法。 - 【請求項５】カバー内面にカバー内並行電線間を拡げる
突起物と同並行電線相互を上下にずらせる突起物が上下
間で横方向にずらせて設けられているの請求項１記載の
電線分岐接続部の防水処理方法に使用されるカバー。 - 【請求項６】カバー内面にカバー内並行電線間を拡げる
突起物と同並行電線相互を上下にずらせる突起物がカバ
ーの長さ方向に間隔を隔てた複数列で、かつ列間におい
て横方向にずらせて設けられている請求項１記載の電線
分岐接続部の防水処理方法に使用されるカバー。 - 【請求項７】並行電線相互間に形成される開通間隙に一
端から入るパテ状シール剤の他端流出に対し堰となる突
起物がカバー内面に設けられている請求項２、３、５、
６何れか記載のカバー。 - 【請求項８】並行電線相互間に形成される開通間隙に一
端から入るパテ状シー ル剤の他端流出に対し堰となる突
起物がカバー内面に設けられている請求項４記載の電線
分岐接続部の防水処理方法に使用されるカバー。 - 【請求項９】片端側が単一電線で他端側が並行電線であ
る電線芯線分岐接続部に使用され、単一電線を湾曲状に
変形させる突起物がカバー内面に設けられている請求項
２、３、５、６、７、８何れか記載のカバー。 - 【請求項１０】片端側が単一電線で他端側が並行電線で
ある電線芯線分岐接続部に使用され、単一電線を湾曲状
に変形させる突起物がカバー内面に設けられている請求
項４記載の電線分岐接続部の防水処理方法に使用される
カバー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5235552A JP2827076B2 (ja) | 1992-09-21 | 1993-08-27 | 電線分岐接続部の防水処理方法並びにその方法に使用するカバー |
| EP93115174A EP0589410B1 (en) | 1992-09-21 | 1993-09-21 | Method for waterproofing junction of main and branch wires and cover therefor |
| DE69301516T DE69301516T2 (de) | 1992-09-21 | 1993-09-21 | Verfahren zum Abdichten einer Verbindung von Haupt- und Abzweigdrähten gegen Wasser und Abdeckung hierfür |
| US08/124,398 US5410105A (en) | 1992-09-21 | 1993-09-21 | Method for waterproofing junction of main and branch wires and cover therefor |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27814892 | 1992-09-21 | ||
| JP4-278148 | 1993-05-29 | ||
| JP5-151474 | 1993-05-29 | ||
| JP15147493 | 1993-05-29 | ||
| JP5235552A JP2827076B2 (ja) | 1992-09-21 | 1993-08-27 | 電線分岐接続部の防水処理方法並びにその方法に使用するカバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0750188A JPH0750188A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2827076B2 true JP2827076B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=27320113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5235552A Expired - Lifetime JP2827076B2 (ja) | 1992-09-21 | 1993-08-27 | 電線分岐接続部の防水処理方法並びにその方法に使用するカバー |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5410105A (ja) |
| EP (1) | EP0589410B1 (ja) |
| JP (1) | JP2827076B2 (ja) |
| DE (1) | DE69301516T2 (ja) |
Families Citing this family (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5336489A (en) * | 1985-09-05 | 1994-08-09 | The Beth Israel Hospital Association | Treatment of allograft rejection with IL-2 receptor-specific cytotoxins |
| GB9318256D0 (en) * | 1993-09-03 | 1993-10-20 | Raychem Sa Nv | A coaxial cable connector housing |
| US5587556A (en) * | 1993-12-20 | 1996-12-24 | Yazaki Corporation | Protective casing for end connecting part of wire |
| US5525073A (en) * | 1994-06-01 | 1996-06-11 | Raychem Corporation | Environmental protection device with manually operated latch mechanism |
| US5594210A (en) * | 1994-09-28 | 1997-01-14 | Yazaki Corporation | Waterproof protective cover |
| JP3081775B2 (ja) * | 1995-05-29 | 2000-08-28 | 矢崎総業株式会社 | 防水保護カバー |
| US5606150A (en) * | 1995-07-25 | 1997-02-25 | The Whitaker Corporation | Enclosure for spliced cable |
| US5820422A (en) * | 1997-07-08 | 1998-10-13 | Framatome Connectors Usa Inc. | Cover for an electrical wedge connector |
| US7120347B2 (en) * | 2004-01-27 | 2006-10-10 | Corning Cable Systems Llc | Multi-port optical connection terminal |
| US7013074B2 (en) * | 2004-02-06 | 2006-03-14 | Corning Cable Systems Llc | Optical connection closure having at least one connector port |
| US7489849B2 (en) * | 2004-11-03 | 2009-02-10 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber drop terminal |
| US7680388B2 (en) | 2004-11-03 | 2010-03-16 | Adc Telecommunications, Inc. | Methods for configuring and testing fiber drop terminals |
| US20060153516A1 (en) * | 2005-01-13 | 2006-07-13 | Napiorkowski John J | Network interface device having integral slack storage compartment |
| CA2604948A1 (en) * | 2005-04-19 | 2006-10-26 | Adc Telecommunications, Inc. | Loop back plug and method |
| US7418177B2 (en) | 2005-11-10 | 2008-08-26 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber optic cable breakout system, packaging arrangement, and method of installation |
| US7590321B2 (en) * | 2006-03-09 | 2009-09-15 | Adc Telecommunications, Inc. | Mid-span breakout with helical fiber routing |
| US7424189B2 (en) * | 2006-03-09 | 2008-09-09 | Adc Telecommunications, Inc. | Mid-span breakout with potted closure |
| US7317863B2 (en) * | 2006-03-09 | 2008-01-08 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber optic cable breakout configuration with retention block |
| US7422378B2 (en) | 2006-03-09 | 2008-09-09 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber optic cable breakout configuration with excess fiber length |
| US7251411B1 (en) | 2006-03-09 | 2007-07-31 | Adc Telecommunication, Inc. | Fiber optic cable breakout configuration with “Y” block |
| US7599598B2 (en) | 2006-08-09 | 2009-10-06 | Adc Telecommunications, Inc. | Cable payout systems and methods |
| US7840109B2 (en) * | 2006-08-14 | 2010-11-23 | Adc Telecommunications, Inc. | Factory spliced cable assembly |
| WO2008021253A2 (en) * | 2006-08-14 | 2008-02-21 | Adc Telecommunications, Inc. | Factory spliced cable assembly |
| US7289714B1 (en) | 2006-09-26 | 2007-10-30 | Adc Telecommunication, Inc. | Tubing wrap procedure |
| US7480436B2 (en) * | 2006-10-10 | 2009-01-20 | Adc Telecommunications, Inc. | Systems and methods for securing a tether to a distribution cable |
| US7403685B2 (en) * | 2006-10-13 | 2008-07-22 | Adc Telecommunications, Inc. | Overmold zip strip |
| US7603018B2 (en) | 2007-01-16 | 2009-10-13 | Tyco Electronics Corporation | Cable enclosure assemblies and methods for using the same |
| US7489843B2 (en) * | 2007-02-06 | 2009-02-10 | Adc Telecommunications, Inc. | Polyurethane to polyethylene adhesion process |
| US7618269B2 (en) * | 2007-02-28 | 2009-11-17 | Hubbell Incorporated | Compliant cap |
| US7558458B2 (en) * | 2007-03-08 | 2009-07-07 | Adc Telecommunications, Inc. | Universal bracket for mounting a drop terminal |
| US7532799B2 (en) * | 2007-04-12 | 2009-05-12 | Adc Telecommunications | Fiber optic telecommunications cable assembly |
| US7609925B2 (en) * | 2007-04-12 | 2009-10-27 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber optic cable breakout configuration with tensile reinforcement |
| US7769261B2 (en) * | 2007-09-05 | 2010-08-03 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber optic distribution cable |
| US7740409B2 (en) * | 2007-09-19 | 2010-06-22 | Corning Cable Systems Llc | Multi-port optical connection terminal |
| US8718434B2 (en) * | 2008-07-01 | 2014-05-06 | Adc Telecommunications, Inc. | Cable enclosure with sealed cable entry port |
| JP5342884B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2013-11-13 | 矢崎総業株式会社 | 電線接続ユニット |
| WO2011143401A2 (en) | 2010-05-14 | 2011-11-17 | Adc Telecommunications, Inc. | Splice enclosure arrangement for fiber optic cables |
| CN103221863B (zh) | 2010-10-28 | 2016-06-01 | 康宁光缆系统有限责任公司 | 抗冲击光纤外壳及相关方法 |
| US8885998B2 (en) | 2010-12-09 | 2014-11-11 | Adc Telecommunications, Inc. | Splice enclosure arrangement for fiber optic cables |
| US9069151B2 (en) | 2011-10-26 | 2015-06-30 | Corning Cable Systems Llc | Composite cable breakout assembly |
| US8873926B2 (en) | 2012-04-26 | 2014-10-28 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic enclosures employing clamping assemblies for strain relief of cables, and related assemblies and methods |
| JP6422417B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2018-11-14 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ用封止部材の設計方法 |
| JP6272811B2 (ja) * | 2015-10-16 | 2018-01-31 | 矢崎総業株式会社 | 封止部材及びコネクタ |
| JP6431471B2 (ja) * | 2015-12-22 | 2018-11-28 | 矢崎総業株式会社 | 封止部材及びコネクタ |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1751699U (de) * | 1955-01-21 | 1957-09-05 | Siemens Ag | Isolierstoffmuffe fuer mehradrige starkstromkabel. |
| US3482204A (en) * | 1966-12-26 | 1969-12-02 | Juan Jose Torralva Grunbaum | Socket plug |
| DE1751699A1 (de) * | 1968-07-13 | 1971-08-05 | Hans Richter | Kondensatableiter fuer Dampf,Druckluft und Druckgase mit einem gegen den Druck schliessenden Absperrkoerper |
| US3683314A (en) * | 1971-01-21 | 1972-08-08 | Bunker Ramo | Cable junction box |
| US3842191A (en) * | 1973-12-17 | 1974-10-15 | Nat Telephone Supply Co | Insulated wire splice |
| JPS51129055A (en) * | 1975-05-02 | 1976-11-10 | Nakamichi Kikai Seisakusho:Kk | Elevator |
| US4139727A (en) * | 1975-05-22 | 1979-02-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for attaching flat strip cables to a printed circuit board |
| CA995315A (en) * | 1975-08-21 | 1976-08-17 | Slater Steel Industries Limited | Cable splice housing |
| US4029896A (en) * | 1975-10-22 | 1977-06-14 | Electro-Therm, Inc. | Terminal housing for an electrical resistance heater |
| JPS59109075U (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-23 | 東神電気株式会社 | 電線接続部の絶縁カバ− |
| DE3320916A1 (de) * | 1983-06-09 | 1984-12-13 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Vorkonfektionierte muffen fuer nachrichtenkabel |
| US4550220A (en) * | 1983-11-04 | 1985-10-29 | National Industries, Inc. | Splice insulator assembly |
| DE3715497A1 (de) * | 1987-05-09 | 1988-11-17 | Braun Ag | Sicherheitsschalteinrichtung zur steuerung eines stromverbrauchers |
| US4863535A (en) * | 1987-12-09 | 1989-09-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electrical environmental sealant and method |
| US4795857A (en) * | 1988-01-29 | 1989-01-03 | Gardenamerica Corporation | Waterproof housing for the spliced ends of electrical cables |
| US4849580A (en) * | 1988-02-11 | 1989-07-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Environmental protection closure for wire splices; and method |
| JPH02108253U (ja) * | 1988-10-07 | 1990-08-28 | ||
| ATE92677T1 (de) * | 1988-12-16 | 1993-08-15 | Rxs Schrumpftech Garnituren | Laengsgeteilte kabelmuffe mit flexibler umhuellung und halbzeug zur herstellung einer solchen kabelmuffe. |
| JP3228434B2 (ja) * | 1992-05-12 | 2001-11-12 | 日東電工株式会社 | 電線接続部防水処理用カバ−及び電線接続部の防水処理方法 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP5235552A patent/JP2827076B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-21 US US08/124,398 patent/US5410105A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-21 EP EP93115174A patent/EP0589410B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-21 DE DE69301516T patent/DE69301516T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69301516T2 (de) | 1996-07-18 |
| US5410105A (en) | 1995-04-25 |
| EP0589410A3 (en) | 1994-05-11 |
| JPH0750188A (ja) | 1995-02-21 |
| EP0589410A2 (en) | 1994-03-30 |
| EP0589410B1 (en) | 1996-02-07 |
| DE69301516D1 (de) | 1996-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2827076B2 (ja) | 電線分岐接続部の防水処理方法並びにその方法に使用するカバー | |
| US5072952A (en) | Sealing element | |
| EP0108214B1 (en) | Watertight slide fastener stringer | |
| CA1319727C (en) | Door weather strip for motor vehicle | |
| US4634205A (en) | Conductor splicing devices | |
| EP1388302A1 (en) | Sealing slide fastener | |
| JP3228434B2 (ja) | 電線接続部防水処理用カバ−及び電線接続部の防水処理方法 | |
| JP3274562B2 (ja) | 目地用ガスケットおよび外壁目地の防水構造 | |
| JP3032617B2 (ja) | 電線分岐接続部の水密化方法 | |
| JPS62213513A (ja) | ケーブル組み継ぎ部保護スリーブ及び保護スリーブの密封シール形成方法 | |
| US5100257A (en) | Manhole covers with attachment means for decorative strips | |
| JP3128769B2 (ja) | 目地材 | |
| JP4238066B2 (ja) | 外壁パネルの防水接続構造 | |
| JP3669774B2 (ja) | ブロック構造体の接合部のパッキンおよびブロック構造体の止水装置 | |
| JPS5851313Y2 (ja) | 建築物の壁構造 | |
| JP3110635B2 (ja) | 軒樋接続装置 | |
| JP3214246B2 (ja) | 軒樋曲がり、及びこれを用いた軒樋の接続方法 | |
| JP3327173B2 (ja) | 定型ガスケット | |
| JPH052675Y2 (ja) | ||
| JPS6349454Y2 (ja) | ||
| JP3577143B2 (ja) | 軒樋継手 | |
| JPH06104028A (ja) | 電線分岐接続部用カバ−及び電線分岐接続部の防水処理方法 | |
| JP2851550B2 (ja) | 連接物のジョイントシール材 | |
| JPH04123075U (ja) | シール付設装置 | |
| JP4017871B2 (ja) | 車両用ドアウエストモールディング結合構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090918 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100918 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100918 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110918 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110918 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |