JP2825820B2 - 自動変速機におけるオイルリザーバ装置 - Google Patents
自動変速機におけるオイルリザーバ装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、F・F(フロントエンジン・フロントドラ
イブ)用の自動変速機に係り、詳しくは該自動変速機に
おけるオイルリザーバ装置に関する。
イブ)用の自動変速機に係り、詳しくは該自動変速機に
おけるオイルリザーバ装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、自動変速機は、トランスアクスルケースの下部
にバルブボディが配設されると共に該バルブボディを覆
うようにオイルパンが配設されており、該オイルパンに
てオイルを溜めてオイルリザーバ装置としていた。
にバルブボディが配設されると共に該バルブボディを覆
うようにオイルパンが配設されており、該オイルパンに
てオイルを溜めてオイルリザーバ装置としていた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、F・F車輌にあっては、自動変速機のトラ
ンスアクスルケース下方、即ちバルブボディ及びオイル
パンが位置する部分にサブフレームが通っており、この
ため、バルブボディがサブフレームとの干渉を避けて上
方位置即ち自動変速機回転軸線に近い位置に配設される
ことになる。
ンスアクスルケース下方、即ちバルブボディ及びオイル
パンが位置する部分にサブフレームが通っており、この
ため、バルブボディがサブフレームとの干渉を避けて上
方位置即ち自動変速機回転軸線に近い位置に配設される
ことになる。
その結果、オイルリザーバスペースが減少し、高温
時、オイルレベルが上昇して回転体にまで達すると、オ
イル撹拌によりブリーザプラグからのオイル吹き出しが
発生し、一方、オイル撹拌が生じないようにオイル注入
量を減少すると、低温時、オイルレベルが下がり過ぎ、
オイルポンプのエアー吸込みを発生する虞れがある。
時、オイルレベルが上昇して回転体にまで達すると、オ
イル撹拌によりブリーザプラグからのオイル吹き出しが
発生し、一方、オイル撹拌が生じないようにオイル注入
量を減少すると、低温時、オイルレベルが下がり過ぎ、
オイルポンプのエアー吸込みを発生する虞れがある。
そこで、本発明は、トランスアクスルハウジング、ト
ランスアクスルケース及びリヤカバーの下方部分をオイ
ルリザーバスペースとなし、もって上述課題を解消した
オイルリザーバ装置を提供することを目的とするもので
ある。
ランスアクスルケース及びリヤカバーの下方部分をオイ
ルリザーバスペースとなし、もって上述課題を解消した
オイルリザーバ装置を提供することを目的とするもので
ある。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例
えば第1図ないし第5図を参照して示すと、トランスア
クスルケース(10)、トランスアクスルハウジング
(9)及びリヤカバー(11)からなる一体ケース内に、
トルクコンバータ(32)、自動変速機構部(37),(4
2)及びフロントディファレンシャル装置(43)を収納
してなる自動変速機(A)において、前記トランスアク
スルケース(10)の軸線横方向側面にバルブボディ(2
6)を配設し(第6図参照)、また前記トランスアクス
ルケース(10)の前接合面(C)と前記トランスアクス
ルハウジング(9)の接合面(D)とを、その下方部分
が略々全面連通するように油密状に接合して、これらト
ランスアクスルケース(10)及びトランスアクスルハウ
ジング(9)の下方部分をオイルリザーバスペース
(2)となし、更に前記トランスアクスルケース(10)
及びトランスアクスルハウジング(9)に形成される前
記フロントディファレンシャル装置(43)の下部を、一
部オイルの通流が可能なように連通する分離手段により
前記オイルリザーバスペース(2)から分離してディフ
ァレンシャルオイルリザーバスペース(2d)となすこと
を特徴とする。
えば第1図ないし第5図を参照して示すと、トランスア
クスルケース(10)、トランスアクスルハウジング
(9)及びリヤカバー(11)からなる一体ケース内に、
トルクコンバータ(32)、自動変速機構部(37),(4
2)及びフロントディファレンシャル装置(43)を収納
してなる自動変速機(A)において、前記トランスアク
スルケース(10)の軸線横方向側面にバルブボディ(2
6)を配設し(第6図参照)、また前記トランスアクス
ルケース(10)の前接合面(C)と前記トランスアクス
ルハウジング(9)の接合面(D)とを、その下方部分
が略々全面連通するように油密状に接合して、これらト
ランスアクスルケース(10)及びトランスアクスルハウ
ジング(9)の下方部分をオイルリザーバスペース
(2)となし、更に前記トランスアクスルケース(10)
及びトランスアクスルハウジング(9)に形成される前
記フロントディファレンシャル装置(43)の下部を、一
部オイルの通流が可能なように連通する分離手段により
前記オイルリザーバスペース(2)から分離してディフ
ァレンシャルオイルリザーバスペース(2d)となすこと
を特徴とする。
また、前記トランスアクスルケース(10)の後接合面
(F)と前記リヤカバー(11)の接合面(E)とを、そ
の下方部分が略々全面連通するように油密状に接合し
て、リヤカバー(11)の下方部分をもオイルリザーバス
ペース(2c)となす。
(F)と前記リヤカバー(11)の接合面(E)とを、そ
の下方部分が略々全面連通するように油密状に接合し
て、リヤカバー(11)の下方部分をもオイルリザーバス
ペース(2c)となす。
そして、前記トランスアクスルハウジング(9)にお
ける前記トルクコンバータ(32)の下方及び前記フロン
トディファレンシャル装置(43)の下部をオイルリザー
バスペース(2a)とする。
ける前記トルクコンバータ(32)の下方及び前記フロン
トディファレンシャル装置(43)の下部をオイルリザー
バスペース(2a)とする。
更に、前記分離手段は、オイルリザーバプレート
(3)及び前記トランスアクスルケース(10)に一体に
形成された側堰(5)からなる。
(3)及び前記トランスアクスルケース(10)に一体に
形成された側堰(5)からなる。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、オイルリザーバスペース(2)に
溜められたオイルは、自動変速機(A)の駆動に伴い自
動変速機構部(37),(42)、トルクコンバータ(32)
及びフロントディファレンシャル装置(43)の潤滑油又
はバルブボディ(26)を介しての自動変速機構部及びト
ルクコンバータの作動油として用いられ、前記自動変速
機構部(37),(42)内を循環する。この際、オイルリ
ザーバスペース(2)は、一体ケース下部の略々全面に
渡って構成され、特にトランスアクスルケース(10)の
接合面(C),(D)部分及びハウジング(9)下方の
大きなスペースにて構成され、充分なオイル容量を有す
る。
溜められたオイルは、自動変速機(A)の駆動に伴い自
動変速機構部(37),(42)、トルクコンバータ(32)
及びフロントディファレンシャル装置(43)の潤滑油又
はバルブボディ(26)を介しての自動変速機構部及びト
ルクコンバータの作動油として用いられ、前記自動変速
機構部(37),(42)内を循環する。この際、オイルリ
ザーバスペース(2)は、一体ケース下部の略々全面に
渡って構成され、特にトランスアクスルケース(10)の
接合面(C),(D)部分及びハウジング(9)下方の
大きなスペースにて構成され、充分なオイル容量を有す
る。
また、フロントディファレンシャル装置(43)の回転
によりオイルリザーバスペース(2)内のオイルを撹拌
するが、オイルリザーバプレート(3)及び側堰(5)
とにより撹拌による流れが阻止される。
によりオイルリザーバスペース(2)内のオイルを撹拌
するが、オイルリザーバプレート(3)及び側堰(5)
とにより撹拌による流れが阻止される。
なお、カッコ内の符号は、参照のために図面の各部品
と対照するものであって、何等構成を限定するものでは
ない。
と対照するものであって、何等構成を限定するものでは
ない。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
る。
自動変速機Aは、第5図に示すように、トランスアク
スルハウジング9、トランスアクスルケース10及びトラ
ンスアクスルカバー11を有しており、ケース10の両側に
それぞれハウジング9、カバー11が固定されて一体ケー
スを構成している。該一体ケース内には、エンジンクラ
ンクシャフトと同芯状に第1軸29が支持され、またフロ
ントアクスル軸となる第3軸31が支持され、かつ第1軸
及び第3軸と共に3角形の頂点になるように第2軸30が
支持されている(第6図及び第7図参照)。そして、第
1軸29上には、エンジン側から順次トルクコンバータ3
2、オイルポンプ21′、ブレーキ部35、カウンタドライ
ブギヤ36、シングル及びデュアルのプラネタリギヤを組
合せてなる3速変速ギヤ部37、そしてクラッチ部39が配
設されている。また、第2軸30上には、出力ギヤ40、カ
ウンタドリブンギヤ41、そして直結及び減速回転に切換
える2速変速ギヤ部42が配設されている。更に、第3軸
31上にはフロントディファレンシャル装置43が配置され
ており、該ディファレンシャル装置から左右フロントア
クスル軸31a,31bが伸びている。
スルハウジング9、トランスアクスルケース10及びトラ
ンスアクスルカバー11を有しており、ケース10の両側に
それぞれハウジング9、カバー11が固定されて一体ケー
スを構成している。該一体ケース内には、エンジンクラ
ンクシャフトと同芯状に第1軸29が支持され、またフロ
ントアクスル軸となる第3軸31が支持され、かつ第1軸
及び第3軸と共に3角形の頂点になるように第2軸30が
支持されている(第6図及び第7図参照)。そして、第
1軸29上には、エンジン側から順次トルクコンバータ3
2、オイルポンプ21′、ブレーキ部35、カウンタドライ
ブギヤ36、シングル及びデュアルのプラネタリギヤを組
合せてなる3速変速ギヤ部37、そしてクラッチ部39が配
設されている。また、第2軸30上には、出力ギヤ40、カ
ウンタドリブンギヤ41、そして直結及び減速回転に切換
える2速変速ギヤ部42が配設されている。更に、第3軸
31上にはフロントディファレンシャル装置43が配置され
ており、該ディファレンシャル装置から左右フロントア
クスル軸31a,31bが伸びている。
そして、第5図及び第6図に示すように、トランスア
クスルケース10は斜め下方に向う傾斜面からなる側面B
を有しており、該傾斜側面Bにはバルブボディ26がその
カバー27と共にボルトにより固定されている。
クスルケース10は斜め下方に向う傾斜面からなる側面B
を有しており、該傾斜側面Bにはバルブボディ26がその
カバー27と共にボルトにより固定されている。
また、トランスアクスルケース10の前面Cは第7図に
示すトランスアクスルハウジング9の後面Dと結合する
接合面となるが、該ケース10の前面C部分におけるバル
ブボディ26側の下方、即ち第1軸29上の部品(ブレーキ
部35)収納部45の下方には空間2bが構成されており、ま
たハウジング9の後面D部分における前記空間2bに対向
する部分、即ちオイルポンプ21′及びトルクコンバータ
32の下方に空間2aが構成されている。そして、これら空
間2a,2b及びリヤカバー11下部に形成される空間2cにて
構成される比較的広い空間2がオイルリザーバスペース
となると共に、前記空間2A,2bの接合面C,D近傍がオイル
ストレーナ20の配設空間となる。
示すトランスアクスルハウジング9の後面Dと結合する
接合面となるが、該ケース10の前面C部分におけるバル
ブボディ26側の下方、即ち第1軸29上の部品(ブレーキ
部35)収納部45の下方には空間2bが構成されており、ま
たハウジング9の後面D部分における前記空間2bに対向
する部分、即ちオイルポンプ21′及びトルクコンバータ
32の下方に空間2aが構成されている。そして、これら空
間2a,2b及びリヤカバー11下部に形成される空間2cにて
構成される比較的広い空間2がオイルリザーバスペース
となると共に、前記空間2A,2bの接合面C,D近傍がオイル
ストレーナ20の配設空間となる。
また、該オイルストレーナ20は、第8図に示すよう
に、プラスティック又は金属からなるロワーボディ23及
びアッパボディ24を有しており、更にこれら両ボディ2
3,24の間に挟持されるフィルタエレメント27を有してい
る。そして、オイルストレーナ20はその下方にオイルリ
ザーバスペース2からオイルを吸い上げる吸入口44を有
しており、その上方に左右両側に開口49a,49bを備える
吐出口49を有し、該吐出口49はオイルポンプ21の吸入口
22に接続されている。更に、トランスアクスルケース10
の前面C部分における前記収納部45の隔壁10aには油路2
5が形成されており、該油路25はその一端が前面C部分
に対して凹んで開口していると共に他端が前記バルブボ
ディ26のオイル排出口に連通している。更に、該ケース
10の前面Cにおける空間2bの斜め上方には位置決め用ピ
ン47が植設されており、該ピンはオイルストレーナ20の
位置決め用ピン孔に嵌挿し、また空間2bの斜め下方にボ
ルト孔が穿設されており、該ボルト孔にオイルストレー
ナ20をボルト48にて固定する。更に、ケース10の前面C
には多数のボルト孔に固定用ボルト28(第5図参照)を
螺合することにより前記オイルポンプ21′のポンプボデ
ィ21(第7図参照)が固定される。該ポンプボディ21に
は前面Cに面して吸込口22が開口しており、該吸込口22
から吸込まれたオイルはポンプ21′により適宜吐出され
る。なお、第7図は吸入口22を示すために接合面C,D上
にて分離した状態のハウジング9の後面Dを示している
が、実際の組付けに際しては、ハウジング20をケース10
に固定した後にポンプ21′等が組付けられるため、第7
図に示すようにハウジング9にポンプボディ21が組付け
られるような状態は生じない。
に、プラスティック又は金属からなるロワーボディ23及
びアッパボディ24を有しており、更にこれら両ボディ2
3,24の間に挟持されるフィルタエレメント27を有してい
る。そして、オイルストレーナ20はその下方にオイルリ
ザーバスペース2からオイルを吸い上げる吸入口44を有
しており、その上方に左右両側に開口49a,49bを備える
吐出口49を有し、該吐出口49はオイルポンプ21の吸入口
22に接続されている。更に、トランスアクスルケース10
の前面C部分における前記収納部45の隔壁10aには油路2
5が形成されており、該油路25はその一端が前面C部分
に対して凹んで開口していると共に他端が前記バルブボ
ディ26のオイル排出口に連通している。更に、該ケース
10の前面Cにおける空間2bの斜め上方には位置決め用ピ
ン47が植設されており、該ピンはオイルストレーナ20の
位置決め用ピン孔に嵌挿し、また空間2bの斜め下方にボ
ルト孔が穿設されており、該ボルト孔にオイルストレー
ナ20をボルト48にて固定する。更に、ケース10の前面C
には多数のボルト孔に固定用ボルト28(第5図参照)を
螺合することにより前記オイルポンプ21′のポンプボデ
ィ21(第7図参照)が固定される。該ポンプボディ21に
は前面Cに面して吸込口22が開口しており、該吸込口22
から吸込まれたオイルはポンプ21′により適宜吐出され
る。なお、第7図は吸入口22を示すために接合面C,D上
にて分離した状態のハウジング9の後面Dを示している
が、実際の組付けに際しては、ハウジング20をケース10
に固定した後にポンプ21′等が組付けられるため、第7
図に示すようにハウジング9にポンプボディ21が組付け
られるような状態は生じない。
ついで、オイルリザーバ装置1について詳しく説明す
る。
る。
オイルリザーバ装置1は、第1図ないし第4図に示す
ように、トランスアクスルハウジング9、トランスアク
スルケース10及びリヤカバー11の下方部分にそれぞれ形
成された空間2a,2b,2cからなるオイルリザーバスペース
2、ディファレンシャル装置43及びリングギヤ43aをオ
イルリザーバスペース2から分離するオイルリザーバプ
レート3及び側堰5とからなっており、前記トランスア
クスルハウジング9の後面Dとトランスアクスルケース
10の前面C、及びトランスアクスルケース10の後面Fと
リヤカバー11の前面Eとは液状ガスケット等のシート材
を介して油密状に接合されている。そして、前記側堰5
はトランスアクスルケース10に一体に形成されており、
該側堰5はトランスアクスルケース10の軸線に平行にフ
ロントディファレンシャル装置43のリングギヤ43aの下
方を覆うように配置されている。また、該側堰5はオイ
ルリザーバプレート3の外縁に沿うように正面視におい
て円弧状に形成されている(第3図参照)。更に、オイ
ルリザーバプレート3は正面視において略々半円形状を
有しており、かつフロントディファレンシャル装置43の
下方を覆うように配設され、かつ該リザーバプレート3
は前記ケース10及びハウジング9にボルト8…にて固定
されている。そして、オイルリザーバプレート3と側堰
5は当接してディファレンシャル装置43及びリングギヤ
43aをオイルリザーバスペース2から分離しており、該
プレート3にて分離されたディファレンシャルオイルリ
ザーバスペース2dは、ハウジング9内におけるリザーバ
プレート3に対して前記オイルストレーナ20の位置する
部分2aの裏面側2a′にて連通している(第3図矢印A参
照)。従って、前述のオイルリザーバスペース2にはオ
イルが所定レベルSに保たれて溜められており、かつオ
イルリザーバプレート3及び側堰5とにより分離されて
いるディファレンシャル装置43下部のオイルリザーバス
ペース2dも所定レベルSに保たれている。なお、第2図
9aはハウジング9に形成されたリブである。
ように、トランスアクスルハウジング9、トランスアク
スルケース10及びリヤカバー11の下方部分にそれぞれ形
成された空間2a,2b,2cからなるオイルリザーバスペース
2、ディファレンシャル装置43及びリングギヤ43aをオ
イルリザーバスペース2から分離するオイルリザーバプ
レート3及び側堰5とからなっており、前記トランスア
クスルハウジング9の後面Dとトランスアクスルケース
10の前面C、及びトランスアクスルケース10の後面Fと
リヤカバー11の前面Eとは液状ガスケット等のシート材
を介して油密状に接合されている。そして、前記側堰5
はトランスアクスルケース10に一体に形成されており、
該側堰5はトランスアクスルケース10の軸線に平行にフ
ロントディファレンシャル装置43のリングギヤ43aの下
方を覆うように配置されている。また、該側堰5はオイ
ルリザーバプレート3の外縁に沿うように正面視におい
て円弧状に形成されている(第3図参照)。更に、オイ
ルリザーバプレート3は正面視において略々半円形状を
有しており、かつフロントディファレンシャル装置43の
下方を覆うように配設され、かつ該リザーバプレート3
は前記ケース10及びハウジング9にボルト8…にて固定
されている。そして、オイルリザーバプレート3と側堰
5は当接してディファレンシャル装置43及びリングギヤ
43aをオイルリザーバスペース2から分離しており、該
プレート3にて分離されたディファレンシャルオイルリ
ザーバスペース2dは、ハウジング9内におけるリザーバ
プレート3に対して前記オイルストレーナ20の位置する
部分2aの裏面側2a′にて連通している(第3図矢印A参
照)。従って、前述のオイルリザーバスペース2にはオ
イルが所定レベルSに保たれて溜められており、かつオ
イルリザーバプレート3及び側堰5とにより分離されて
いるディファレンシャル装置43下部のオイルリザーバス
ペース2dも所定レベルSに保たれている。なお、第2図
9aはハウジング9に形成されたリブである。
ついで、本実施例による作用について説明する。
エンジンクランク軸の回転は自動変速機Aのトルクコ
ンバータ32に伝達され、更に第1軸29から3速変速ギヤ
部37に伝達され、そしてクラッチ部39及びブレーキ部35
がバルブボディ26からの油圧に基づき適宜作動すること
により該変速ギヤ部37が適宜切換えられ、所定回転がカ
ウンタドライブギヤ36及びドリブンギヤ41を介して第2
軸30上の2速変速ギヤ部42に伝達される。そして、該ギ
ヤ部42も、前記ギヤ部37と同様にバルブボディ26からの
油圧に基づき適宜変速され、該回転が第2軸30及び出力
ギヤ40に伝達される。更に、該出力ギヤ40の回転はリン
グギヤ43aを介してフロートディファレンシャル装置43
に伝達され、第3軸31を構成する左右フロートアクスル
軸31a,31bから左右前輪に伝達される。一方、バルブボ
ディ26から、前記クラッチ部及びブレーキ部への作動油
の外に、潤滑油として第1軸29及び第2軸30の油孔29a,
30a等を介し各潤滑箇所に供給される。
ンバータ32に伝達され、更に第1軸29から3速変速ギヤ
部37に伝達され、そしてクラッチ部39及びブレーキ部35
がバルブボディ26からの油圧に基づき適宜作動すること
により該変速ギヤ部37が適宜切換えられ、所定回転がカ
ウンタドライブギヤ36及びドリブンギヤ41を介して第2
軸30上の2速変速ギヤ部42に伝達される。そして、該ギ
ヤ部42も、前記ギヤ部37と同様にバルブボディ26からの
油圧に基づき適宜変速され、該回転が第2軸30及び出力
ギヤ40に伝達される。更に、該出力ギヤ40の回転はリン
グギヤ43aを介してフロートディファレンシャル装置43
に伝達され、第3軸31を構成する左右フロートアクスル
軸31a,31bから左右前輪に伝達される。一方、バルブボ
ディ26から、前記クラッチ部及びブレーキ部への作動油
の外に、潤滑油として第1軸29及び第2軸30の油孔29a,
30a等を介し各潤滑箇所に供給される。
そして、前記クラッチ部及びブレーキ部の各油圧サー
ボからのドレーン油はバルブボディ26からケース10の油
路25に排出され、更にオイルストレーナ20の吐出部49の
両開口49a,49bを通って直接オイルポンプ21の吸込口22
に吸込まれる。また、潤滑油として用いられたオイルは
オイルリザーバスペース2に溜められる。
ボからのドレーン油はバルブボディ26からケース10の油
路25に排出され、更にオイルストレーナ20の吐出部49の
両開口49a,49bを通って直接オイルポンプ21の吸込口22
に吸込まれる。また、潤滑油として用いられたオイルは
オイルリザーバスペース2に溜められる。
この際、広いオイルリザーバスペース2には作動油、
潤滑油として使われるオイルが充分に溜められており、
更にオイルストレーナ20により常に清浄なオイルを供給
し得る。そして、フロントディファレンシャル装置43の
回転により撹拌されたオイルの流れはオイルリザーバプ
レート3及び側堰5により止められ、オイルリザーバス
ペース2内に直接伝播されることはない。
潤滑油として使われるオイルが充分に溜められており、
更にオイルストレーナ20により常に清浄なオイルを供給
し得る。そして、フロントディファレンシャル装置43の
回転により撹拌されたオイルの流れはオイルリザーバプ
レート3及び側堰5により止められ、オイルリザーバス
ペース2内に直接伝播されることはない。
なお、上述実施例は、前進3速変速ギヤ部37と直結及
び減速切換え用の2速変速ギヤ42とを組合せた自動変速
機Aについて説明したが、本発明はこれに限らず、特開
昭62−93546号公報に示すように、前進4速の自動変速
機構部を用いる自動変速機、更に他の自動変速機にも適
用できることは勿論である。
び減速切換え用の2速変速ギヤ42とを組合せた自動変速
機Aについて説明したが、本発明はこれに限らず、特開
昭62−93546号公報に示すように、前進4速の自動変速
機構部を用いる自動変速機、更に他の自動変速機にも適
用できることは勿論である。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、バルブボディ
(26)をトランスアクスルケース(10)の軸線方向側面
(B)に配設したので、車輌側サブフレーム(34)と前
記バルブボディ(26)との干渉を避けることができるも
のでありながら、トランスアクスルケース(10)の前接
合面(C)とトランスアクスルハウジング(9)の接合
面(D)とを、その下方部分が略々全面連通するように
油密状に接合してオイルリザーバスペース(2)となし
たので、オイルパンを排除することができ、油密接合と
いう簡単な接合手段を用いて所定量のオイルを溜めるこ
とができ、これによりオイルの高温時にオイルレベルが
上昇して回転部材に達することにより発生するブリーザ
プラグからのオイルの吹き出しが妨げると共に、オイル
の低温時にオイル量不足により発生するエアの吸込みも
防ぐことができる。
(26)をトランスアクスルケース(10)の軸線方向側面
(B)に配設したので、車輌側サブフレーム(34)と前
記バルブボディ(26)との干渉を避けることができるも
のでありながら、トランスアクスルケース(10)の前接
合面(C)とトランスアクスルハウジング(9)の接合
面(D)とを、その下方部分が略々全面連通するように
油密状に接合してオイルリザーバスペース(2)となし
たので、オイルパンを排除することができ、油密接合と
いう簡単な接合手段を用いて所定量のオイルを溜めるこ
とができ、これによりオイルの高温時にオイルレベルが
上昇して回転部材に達することにより発生するブリーザ
プラグからのオイルの吹き出しが妨げると共に、オイル
の低温時にオイル量不足により発生するエアの吸込みも
防ぐことができる。
更に、前記フロントディファレンシャル装置(43)の
下部を、一部オイルの通流が可能なように連通する分離
手段(3,5)により前記オイルリザーバスペース(2)
から分離してディファレンシャルオイルリザーバスペー
ス(2d)とするので、フロントディファレンシャル装置
(43)の回転により撹拌されたオイルの流動がオイルリ
ザーバスペース(2)内に伝播することを阻止でき、撹
拌による鉄粉等の浮遊を防止して清浄なオイルをオイル
ストレーナ(20)から吸込むことができる。
下部を、一部オイルの通流が可能なように連通する分離
手段(3,5)により前記オイルリザーバスペース(2)
から分離してディファレンシャルオイルリザーバスペー
ス(2d)とするので、フロントディファレンシャル装置
(43)の回転により撹拌されたオイルの流動がオイルリ
ザーバスペース(2)内に伝播することを阻止でき、撹
拌による鉄粉等の浮遊を防止して清浄なオイルをオイル
ストレーナ(20)から吸込むことができる。
更に、トランスアクスルケース(10)の後接合面
(F)とリヤカバー(11)の接合面(E)とを、その下
方部分が略々全面連通するように油密状に接合したの
で、前記ケース(10)及びリヤカバー(9)の下方部分
をもオイルリザーバスペース(2c)として有効に使用で
きる。
(F)とリヤカバー(11)の接合面(E)とを、その下
方部分が略々全面連通するように油密状に接合したの
で、前記ケース(10)及びリヤカバー(9)の下方部分
をもオイルリザーバスペース(2c)として有効に使用で
きる。
第1図は本発明に係るオイルリザーバ装置を示す平面
図、第2図はそのI−I線による断面図、第3図はその
トランスアクスルハウジング後面部分を示す図、また第
4図はそのトランスアクスルケース後面部分を示す図で
ある。そして、第5図は本発明を適用した自動変速機を
示す断面図、第6図はそのトランスアクスルケースの前
面を示す図、第7図はそのトランスアクスルハウジング
の後面を示す図、更に第8図はオイルストレーナの接続
を示す概略断面図である。 1……オイルリザーバ装置、2……オイルリザーバスペ
ース、2d……ディファレンシャルオイルリザーバスペー
ス、3……オイルリザーバプレート、5……側堰、9…
…トランスアクスルハウジング、10……トランスアクス
ルケース、11……リヤカバー、26……バルブボディ、32
……トルクコンバータ、37,42……自動変速機構部、43
……フロントディファレンシャル装置、A……自動変速
機、B……トランスアクスルケース軸線横方向側面、C
……トランスアクスルケース前接合面、D……トランス
アクスルハウジング接合面、E……リヤカバー接合面、
F……トランスアクスルケース接合面、S……オイルレ
ベル。
図、第2図はそのI−I線による断面図、第3図はその
トランスアクスルハウジング後面部分を示す図、また第
4図はそのトランスアクスルケース後面部分を示す図で
ある。そして、第5図は本発明を適用した自動変速機を
示す断面図、第6図はそのトランスアクスルケースの前
面を示す図、第7図はそのトランスアクスルハウジング
の後面を示す図、更に第8図はオイルストレーナの接続
を示す概略断面図である。 1……オイルリザーバ装置、2……オイルリザーバスペ
ース、2d……ディファレンシャルオイルリザーバスペー
ス、3……オイルリザーバプレート、5……側堰、9…
…トランスアクスルハウジング、10……トランスアクス
ルケース、11……リヤカバー、26……バルブボディ、32
……トルクコンバータ、37,42……自動変速機構部、43
……フロントディファレンシャル装置、A……自動変速
機、B……トランスアクスルケース軸線横方向側面、C
……トランスアクスルケース前接合面、D……トランス
アクスルハウジング接合面、E……リヤカバー接合面、
F……トランスアクスルケース接合面、S……オイルレ
ベル。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−35904(JP,A) 特開 昭58−57561(JP,A) 特開 昭62−210129(JP,A) 特開 昭62−93546(JP,A) 実開 昭57−65263(JP,U) 実開 昭57−56250(JP,U) 実開 昭57−65262(JP,U) 実開 昭55−15403(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 57/00 - 57/12
Claims (4)
- 【請求項1】トランスアクスルケース、トランスアクス
ルハウジング及びリヤカバーからなる一体ケース内に、
トルクコンバータ、自動変速機構部及びフロントディフ
ァレンシャル装置を収納してなる自動変速機において、 前記トランスアクスルケースの軸線横方向側面にバルブ
ボディを配設し、 また前記トランスアクスルケースの前接合面と前記トラ
ンスアクスルハウジングの接合面とを、その下方部分が
略々全面連通するように油密状に接合して、これらトラ
ンスアクスルケース及びトランスアクスルハウジングの
下方部分をオイルリザーバスペースとなし、 更に前記トランスアクスルケース及びトランスアクスル
ハウジングに形成される前記フロントディファレンシャ
ル装置の下部を、一部オイルの通流が可能なように連通
する分離手段により前記オイルリザーバスペースから分
離してディファレンシャルオイルリザーバスペースとな
す、 自動変速機におけるオイルリザーバ装置。 - 【請求項2】前記トランスアクスルケースの後接合面と
前記リヤカバーの接合面とを、その下方部分が略々全面
連通するように油密状に接合して、リヤカバーの下方部
分をもオイルリザーバスペースとなす、 請求項1記載の自動変速機オイルリザーバ装置。 - 【請求項3】前記トランスアクスルハウジングにおける
前記トルクコンバータの下方及び前記フロントディファ
レンシャル装置の下部をオイルリザーバスペースとな
す、 請求項1記載の自動変速機におけるオイルリザーバ装
置。 - 【請求項4】前記分離手段は、オイルリザーバプレート
及び前記トランスアクスルケースに一体に形成された側
堰からなる、 請求項1記載の自動変速機におけるオイルリザーバ装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201402A JP2825820B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 自動変速機におけるオイルリザーバ装置 |
US07/293,248 US5050447A (en) | 1988-08-11 | 1989-01-04 | Oil reservoir device for an automatic transmission |
GB8900475A GB2221733B (en) | 1988-08-11 | 1989-01-10 | Automatic transmission incorporating an oil reservoir |
DE3906330A DE3906330B4 (de) | 1988-08-11 | 1989-02-28 | Ölreservoiranordnung zur Verwendung in einem Automatik-Getriebe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201402A JP2825820B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 自動変速機におけるオイルリザーバ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251652A JPH0251652A (ja) | 1990-02-21 |
JP2825820B2 true JP2825820B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16440492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63201402A Expired - Lifetime JP2825820B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 自動変速機におけるオイルリザーバ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5050447A (ja) |
JP (1) | JP2825820B2 (ja) |
DE (1) | DE3906330B4 (ja) |
GB (1) | GB2221733B (ja) |
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RU2564263C1 (ru) * | 2014-05-27 | 2015-09-27 | Денис Николаевич Мендрух | Масляная ванна |
RU2569204C1 (ru) * | 2014-06-03 | 2015-11-20 | Денис Николаевич Мендрух | Масляная ванна |
RU2564265C1 (ru) * | 2014-07-29 | 2015-09-27 | Денис Николаевич Мендрух | Масляная ванна |
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RU2604254C1 (ru) * | 2015-08-28 | 2016-12-10 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2600271C1 (ru) * | 2015-08-28 | 2016-10-20 | Николай Викторович Мендрух | Зубчатый редуктор |
RU2604255C1 (ru) * | 2015-09-01 | 2016-12-10 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2609517C1 (ru) * | 2015-09-04 | 2017-02-02 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2604256C1 (ru) * | 2015-09-04 | 2016-12-10 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2603297C1 (ru) * | 2015-09-08 | 2016-11-27 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2604257C1 (ru) * | 2015-09-14 | 2016-12-10 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2609528C1 (ru) * | 2015-09-21 | 2017-02-02 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2609614C1 (ru) * | 2015-09-23 | 2017-02-02 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2609616C1 (ru) * | 2015-10-23 | 2017-02-02 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
RU2627888C2 (ru) * | 2015-12-25 | 2017-08-14 | Николай Викторович Мендрух | Масляная ванна |
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1989
- 1989-01-04 US US07/293,248 patent/US5050447A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-01-10 GB GB8900475A patent/GB2221733B/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-02-28 DE DE3906330A patent/DE3906330B4/de not_active Expired - Lifetime
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