JP4621360B2 - 車両、有利には自動車のトランスミッションに対する電子液圧式制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、車両、有利には自動車のトランスミッションに対する電子液圧式制御装置に関する。
このような制御装置は特許明細書US5709134から公知である。この制御装置には電気的および電子的構成素子だけが組み込まれており、機械的または液圧的調整素子は組み込まれていない。後者は、自動車のオートマチックトランスミッションに取り付けられた弁ブロック内に配置されている。電磁弁により操作されるアーマチュアの存在する弁ブロックの弁ドームに制御装置が載設されている。
特許明細書US5749060は、電磁弁を有するオートマチックトランスミッションに対する制御装置に関するものであり、この制御装置も同様に弁ブロックの弁ドームに載設される。弁ドームはトランスミッションハウジングを通って突出し、制御装置のケーシングに突入している。制御装置は完全にトランスミッションハウジング1の外にある。
オートマチックトランスミッションでは制御装置が、それぞれのゲートを選択し、選択されたゲートで所望のギヤを投入するのに用いられる。このために設けられたギヤ調整器はトランスミッションにフランジ留めされている。ギヤ調整器の液圧的および機械的操作素子はトランスミッションハウジングの外に存在する。ギヤシフトを実行するために、トランスミッションの相応のシフト閾値が外部から切り替えられる。ギヤ調整器に対しては専用の圧力供給部が設けられている。ギヤ調整器から圧力供給部への接続は液圧管路を介して行われる。制御管路は相応の長さである。多数の接続個所、例えば差し込み接続部、溶接接続部が設けられており、これらは故障確率を高め、また制御装置の潜在的故障を高める。液圧式構成部材はトランスミッションハウジングの外にあるから、漏れに対する面倒な対抗措置および圧力の印加される要素の損傷に対する保護手段が必要である。これは例えばオイル容器に対するクラッシュ保護である。さらに面倒な密閉技術が必要である。制御装置の個々の要素を接続するためには、耐久性のある重たい接続管路が必要である。これらは管路経路が長いため、障害に対して脆弱であり、無線不要輻射に対する高価な遮へい手段を必要とする。制御装置は多数の構成部材からなるから、これらの製造および取り付けにはコストがかかる。さらに構成部材の数が多いため、制御装置の重量が嵩む。構成部材の数が多数であるため、最適の空間使用は不可能である。
【0002】
本発明の課題は、上位概念記載の制御装置を、これが構造的に簡単かつ小型に構成され、長い寿命を有し、問題なしに取り付けることができ、とりわけ障害に対する脆弱性が少なくなるように改善することである。
この課題は本発明により、請求項1の構成によって解決される。
本発明の制御装置では、電磁弁のマグネット部材がマグネットケーシング部にあり、このマグネットケーシング部はトランスミッションハウジングの外に配置されている。制御装置の電子回路もトランスミッションハウジングの外にあり、マグネットケーシング部内にある。このことにより、この制御装置の脆弱な構成部材が熱的に僅かしか負荷されず、これにより本発明の制御装置は確実に動作する。電磁弁の液圧部材は液圧系ケーシング部内に収容され、この液圧系ケーシング部は少なくとも部分的にトランスミッションハウジングに配置されている。このことにより場合によって発生する漏れ媒体は直接、トランスミッションハウジングに流出することができる。これにより面倒な密閉は不要となる。
本発明のさらなる特徴は従属請求項、以下の説明および図面から明かである。
本発明を、図面に示された実施例に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の制御装置の平面図および一部断面図である。
図2は、図1のラインII-IIに沿った断面図である。
図3は、図2のラインIII-IIIに沿った断面図である。
図4は、本発明の制御装置の第2実施例の断面図である。
図5は、本発明の制御装置の別の実施例である。
図6から図8は、本発明の制御装置の圧力リザーバの種々の実施例をそれぞれ断面で示す図である。
図9は、モータおよび本発明の制御装置間の差し込み接続部の断面図である。
図10aから10cは、トランスミッションのスライドスリーブ種々の切替位置の半断面図である。
図11aから図11fは、別の実施例での、トランスミッション切り替え時の種々の切替位置を示す。
図12は、本発明の制御装置の別の実施形態を示す。
図13は、図12の制御装置の詳細を拡大図で示す。
図14は、図12の制御装置のアクチュエータを有するシャフトの斜視図である。
図15aから図15dは、図14のアクチュエータの種々の切替位置を示す。
図16は、本発明の制御装置の別の実施形態を示す。
図17は、本発明の制御装置の別の実施形態を示す。
図18は、図17の制御装置の拡大詳細図である。
図19は、図21のラインE-Eに沿った断面図である。
図20は、図21のラインF-Fに沿った断面図である。
図21は、本発明の制御装置の別の実施形態の下方からの平面図である。
以下の説明での電子液圧式制御装置は、車両、有利には自動車のオートマチックシフトトランスミッションに対して設けられる。制御装置は一般的にトランスミッションに対して使用することができ、例えばダブルクラッチトランスミッションに対しても使用することができる。図1にはトランスミッションハウジング1の一部が示されている。このハウジングには(図示しない)ギヤトランスミッションが配置されている。トランスミッションハウジング1は制御装置に対する組み込み開口部2を有している。制御装置はマグネットケーシング3を有しており、ここには電磁弁4〜8が収容されている。マグネットケーシング3は、フランジ9を以てトランスミッションハウジング1に当接しており、これに気密に取り付け固定されている。電磁弁4はクラッチ弁であり、これにより1つまたは複数のクラッチを操作することができる。弁5と6はシフトトランスミッションのそれぞれのギヤをシフトするために用いられ、一方、電磁弁7,8はトランスミッションのゲートを選択するのに使用される。従って弁5から8によりギヤ調整器29が制御される。電磁弁5,6は比例電磁弁として構成されており、一方、電磁弁7,8に対しては切替弁が使用される。弁4は同様に比例電磁弁である。
トランスミッションハウジング1の組み込み開口部2を通って、制御装置は液圧系ケーシング10と共に突出しており、この液圧系ケーシングはトランスミッションハウジング1の外部にあるマグネットケーシング3と気密に結合されている。マグネットケーシング3上には電子回路プレート11が配置されており、この電子回路プレートには制御装置を駆動するのに必要な電気および/または電子構成部材12が収容されている。マグネットケーシング3にはカバー13が載置されており、このカバーは、構成部材12を有する電子回路プレート11を覆う。
電磁弁4〜8の構成は公知である。従ってこれについて詳細は述べない。種々の電磁弁の位置に応じて、クラッチが操作され、ないしゃシフトトランスミッションでギヤがシフトされ、ないしはトランスミッションのそれぞれのゲートが選択される。電磁弁4〜8の操作はマグネット部材を介して行われる。液圧媒体はポンプ14によって搬送される。このポンプはモータ15の裏側に配置されている。ポンプ14はトランスミッションハウジング1内に配置されている。モータ15は、トランスミッションハウジング1の組み込み開口部2を通って外部へ突出している。モータ15の大部分はトランスミッションハウジング1の外側にある。ポンプ14には管路16が接続されており、この管路を介して液圧媒体が公知のように吸引される。液圧媒体として有利にはトランスミッションハウジング1にあるトランスミッションオイルが使用される。
液圧系ケーシング10は側方に継ぎ手17を有しており、この継ぎ手はトランスミッションハウジング1内にあり、その下側にはポンプ14が、その上側にはモータ15が取り付けられている。ケーシング継ぎ手17は、ポンプシャフト19およびモータシャフト20に対する通過開口部18を有する。これらのシャフトはケーシング継ぎ手17内で相互に公知のように作用結合されている。ポンプ14から搬送された圧力媒体は圧力管路21を介して、液圧系ケーシング10内にある相応の電磁弁4〜8に達する。電磁弁4〜8によって公知のように、被制御構成部材への圧力媒体の流れが制御される。
マグネットケーシング3には弁4〜8のマグネット部材が収容されており、有利には鋳込まれている。これによりマグネット部材は損傷に対して保護される。弁部材はマグネットケーシング3から液圧系ケーシング10へ突出している。マグネットケーシング3は有利には、モータ15とは反対側に、電磁弁4〜8に対する電気端子22を有する。
液圧系ケーシング10には管路23を介して圧力媒体に対するリザーバ24が接続されている。図1から図3の実施例ではリザーバ24はトランスミッションハウジング1の外側に配置されている。
図2が示すように、マグネットケーシングは少なくとも1つのリングパッキン25を介在して液圧系ケーシング10に当接している。液圧系ケーシングはマグネットケーシング3に向いた側に凹部26を有し、この凹部にはリングパッキン25が嵌め込まれており、凹部の縁部にリングパッキンが当接する。マグネットケーシング3は、前記凹部26を取り囲む液圧系ケーシング10の縁部27に載置されている。リングパッキンの代わりに例えばシリコンビード、面パッキンまたは2つのケーシング部材のシーリングを使用することもできる。
図2が示すように、液圧系ケーシング10は、ギヤ調整器を形成する操作装置29に対する収容空間28を有している。この操作装置29によりシフトトランスミッションのゲートを選択肢、ギヤをシフトすることができる。操作装置29は、収容空間28にあるU字状の調整素子30を有する。この調整素子の2つの脚部31,32にはそれぞれ1つの操作素子33,34が係合する(図2)。操作素子34はピストンロッドであり、このピストンロッドにはピストン35が設けられている(図2)。ピストン35は液圧系ケーシング10のシリンダ空間36を案内される。シリンダ空間36には管路37が開口しており、この管路37を介して液圧媒体がピストン35の加圧のために供給される。他方の操作素子33も同様にピストンロッドとすることができ、このピストンロッドには液圧系ケーシング10のシリンダ空間を案内されるピストンが設けられている。このピストンもこの実施例では同様に液圧媒体により加圧される。しかし操作素子33はばね力下にあるだけでも十分である。これにより操作素子33は操作素子34の方向にバイアスされる。この操作素子34は操作素子33に対向しており、有利にはこれと面一にある。
調整素子30の2つの脚部31,32は、2アームシフトレバー39の頭蓋冠状の端部38を収容する。この2アームシフトレバーは軸40に支承されている。軸40は収容空間28をシフトレバー39に対して垂直に横断し、その両端部を以て液圧系ケーシング10に支承されている。
下方へ収容空間28から突出するシフトレバー39の端部はクラッチ部材41を担持し、このクラッチ部材によりシフトレバー39はシフトフィンガー42と係合することができる。このシフトフィンガーは、シフトトランスミッションの相互に平行なシフトシャフト43に回動不能に設けられている。
シフトレバー39はブッシュ44(図3)と共に軸方向にスライド可能に軸40に設けられている。スライドするために(図示しない)2つの調整部材、有利には圧力の印加されるピストンが設けられている。このピストンは、図3で調整素子30の右と左の端面側に係合している。この調整部材のバイアスに応じて、調整素子30およびひいてはシフトレバー39は軸40上で所望の方向にスライドされる。シフトレバー39のクラッチ部材41は、相応するシフトシャフト43の選択されたシフトフィンガー42に係合するから、ここではシフトシャフト43も所望の方向にスライドされる。
まずU字状の調整素子30がそれぞれの操作素子33または34により軸40を中心に回動される。これにより、クラッチ部材41がシフトフィンガー42の相応のクラッチ収容部45(図3)に係合する。図2が示すように、トランスミッションは4つのシフトシャフト43を有し、これらにはそれぞれ1つのシフトフィンガー42が設けられている。図2の左側のシフトフィンガー42により、後進Rに対するゲートが選択され、後続のシフトフィンガーによりギヤ1,2;3,4および5,6に対するゲートが選択される。シフトレバー39はここでは所望の程度、軸40を中心に回動し、これによりそのクラッチ部材41は所望のシフトフィンガーと係合することができる。シフトトランスミッションのゲートが選択されると直ちに、調整素子30が(図示しない)調整部材によってスライドされ、選択されたシフトシャフト43のスライドによって、選択されたゲートにあるギヤが投入される。図3でシフトシャフト43が左にスライドされると選択されたゲートに応じて、第2,第4または第6ギヤを投入することができる。シフトシャフト43が図3で右にスライドされると選択されたゲートに応じて、後進ギヤR、第1,第3または第5ギヤを投入することができる。このような操作装置29はそれ自体公知であるので、その重要な機能だけを説明した。
シフトレバー39の所要の旋回距離をゲートの選択の際に検出し、所望のギヤを投入するためのシフトレバー39の所要のスライド距離を検出するために、軸40には少なくとも1つの相応のセンサ46、有利にはPLCDセンサが配属されている。このセンサは液圧系ケーシング10に収容されている(図3)。
図1から図3の実施例で、モータ15,ポンプ14および制御装置は1つのユニットとして構成されている。電磁弁4〜8は電子構成部材12を担持する電子回路プレート11の下方領域に順次一列に配置されている。弁4〜8のマグネット部材はトランスミッションハウジング1の外にあるマグネットケーシング3に収容されており、一方、弁部材はトランスミッションハウジング1内に配置されている。電子回路11,12と弁4〜8のマグネットはトランスミッションハウジング1の外にあるから、これらは僅かしか熱負荷を受けない。電磁弁4〜8の寿命はこれにより向上する。
操作装置29はスペースを節約するため記述のように液圧系ケーシング10内に設けられている。それぞれのシフト位置を検出するための設けられたセンサ46もスペースを節約するため液圧系ケーシング10に収容されている。ポンプ14とモータ15は制御装置と共に構成ユニットを形成する。この構成ユニットは前もって製造することができ、簡単にトランスミッションハウジング1に嵌め込むことができる。
図4は、同様に液圧系ケーシング10が電磁弁の弁部材と共にトランスミッションハウジング1内にある実施形態を示す。液圧系ケーシング10にはリングパッキン25を介在してマグネットケーシング3が設けられており、このマグネットケーシングには前の実施例に相応して電磁弁4〜8のマグネット部材が収容されている。マグネットケーシング3はプラスチックケーシング47に収容されており、このプラスチックケーシングは周回するフランジ48を以てトランスミッションハウジング1に当接しており、これに例えばねじ留めされている。プラスチックケーシング47はマグネットケーシング3を完全に包囲している。プラスチックケーシング47にはカバー13が載置されている。このカバーは周囲にリングパッキン49を有し、リングパッキンは縁部を周回するプラスチックケーシング47の溝50に収容されている。リングパッキン49は、プラスチックケーシング47の一部の内壁に密に当接している。この一部は、電気/電子構成部材を有する電子回路プレート11上に突き出している。
前の実施例ではカバー13だけがプラスチックから作製され、これがマグネットケーシング3に載置されていた。図4の実施例ではプラスチックケーシング47が完全にマグネットケーシング3を包囲する。
プラスチックケーシング47の側壁には、信号線路と制御装置の電圧供給に対するソケット端子22が設けられている。
その他の点で制御装置は、前の実施形態と同じように構成されている。電磁弁4〜8のマグネット部材を含むケーシング3はトランスミッションハウジング1の外にある。従って脆弱なマグネット部材は僅かしか温度負荷を受けない。電磁弁4〜8の弁部材はスペースを節約するようにトランスミッションハウジング1に設けられている。
図5は、図1から図3の実施形態と実質的に同じように構成された実施形態を示す。この実施形態での相違は、圧力リザーバ24が制御装置の外に設けられるのではなく、制御装置に組み込まれていることである。リザーバ24はマグネットケーシング3に収容されており、マグネットケーシングは制御装置の取り付け状態でトランスミッションハウジング1内にある。リザーバ24として空気の充満されたベローズ51が用いられる。このベローズはマグネットケーシング3の収容空間52に取り付けられている。収容空間52には、圧力媒体に対する圧力孔部53が開口する。ベローズ51は収容空間52の底部54で制限される。液圧媒体が収容空間で受ける圧力に応じて、ベローズ51は多少とも圧縮される。ベローズ51は圧力を、収容空間52にある液圧媒体に及ぼす。
図8は、ベローズ51を拡大して示す。上側半分にベローズ51は終端位置で示されており、この終端位置ではその自由端部が底部54に対向する主要空間52の端面壁55に当接している。ベローズ51は底部プレート56を有し、この底部プレートにはめ込み部材58の凹部57が嵌め込まれている。はめ込み部材は半径方向で外側向かって突出するフランジを有し、このフランジによりはめ込み部材58はマグネットケーシング3の凹部61の底部60に取り付けられている。はめ込み部材58の端面側は収容空間52の底部54を形成する。
圧力リザーバ24は制御装置内に収容されているから、コンパクトな構成が得られる。マグネットケーシング3には圧力リザーバ28が配置されており、マグネットケーシングはトランスミッションハウジング1内にあるから、圧力リザーバ28の漏れオイルはトランスミッションハウジング1へ直接流出することができる。
図6は、ピストン62を有する圧力リザーバ24を示す。このピストンは、収容空間52の内壁に気密にマグネットケーシング3内に、ばね力に対向してスライドするよう支承されている。ピストン62の、圧力孔部53とは反対側は少なくとも1つのねじ圧縮ばね63に係合する。このねじ圧縮ばねは収容空間52の底部54で制限される。ピストン62の両端面にはそれぞれ1つの直径が減少する円筒状突起64と65が設けられている。突起64を以てピストン62は無負荷状態で収容空間52の端面壁55にばね63の力の下で当接する。突起64はピストン62よりも小さな直径を有しているから、圧力孔部53を介して流入する媒体はピストン62に作用することができ、これを圧縮ばね63bの力に抗してスライドする。図6の上側半分にはピストン62の終端位置が示されている。この位置では、ピストンは突起64を以て収容空間52の端面壁55に当接する。下側半分ではピストン62は、孔部53を介して圧力下で流入する液圧媒体の圧力の下で圧縮ばね63の力に抗してスライドされる。
収容空間52の底部54には閉鎖プレート66が設けられており、この閉鎖プレートにより収容空間52はピストン62および圧縮ばね63の取り付け後に閉鎖される。
この実施形態でもピストン62はマグネットケーシング3に収容されており、マグネットケーシングはトランスミッションハウジング1内にあるから、漏れオイルはトラスミッションハウジング1に直接流出することができる。ピストンリザーバ充填状態は簡単かつ安価に距離センサ系67を介して検出される。この距離センサ系は距離センサを有し、これにより収容空間52内でのピストンの位置を検出することができる。リザーバ24の充填状態に応じて、ピストン72は種々異なる位置を収容空間52内で取る。距離センサ系として、マグネットケーシング3に配置されたPLCDを使用することができる。ピストン62の位置を検出し、ひいてはリザーバ充填状態を検出するために、ピストンストロークセンサ系を使用することもできる。このセンサ系も同様に収容空間52内のピストン62の位置について測定することができる。適用事例に応じては、ピストン62の終端位置(図6の上側半分)またはピストン62の所定位置を収容空間52内で問い合わせれば十分な場合もある。液圧媒体の圧力を制御するために重要なパラメータであるから、液圧媒体の圧力を圧力センサを介して検出することもできる。
図7の実施形態では、ピストン62がねじ圧縮ばねの力の下にあるのではなく、複数の皿ばね68の力の下にある。これら複数の皿ばねはマグネットケーシング3の収容空間52に交互に対向して収容されている。その他の点でこの圧力リザーバ24は、ばね側の突起がない点を除いて図6の実施例と同じに構成されている。
図9は、制御装置がソケット接続を介してモータ15と接続されている実施形態を示す。ポンプ14は直接、モータ15と結合されている。ポンプ14の横の領域ではモータ15に、下方に突出する差し込み突起69が設けられており、この突起に制御装置のソケットアーム70が差し込まれる。
制御装置はプラスチックケーシング47を有し、これはマグネットケーシング3並びに液圧系ケーシング10の一部を取り囲む。プラスチックケーシング47は図4の実施例に相応して電子回路プレート11を越えて突出している。導体基板11の電流および電圧供給は少なくとも1つの線路71によって行われる。この線路はソケットアーム70を通って延在しており、結合状態で相応する線路72とモータ15の差し込み突起69内で電気的に接続される。ソケットアーム70はU字形状を有し、トランスミッションハウジング1内を延在する。プラスチックケーシング47は、そのフランジ48を以てトランスミッションハウジング1に載設されており、これと着脱可能に結合されている。モータ15もトランスミッションハウジング1上に載設されている。ポンプ14はトランスミッションハウジング1内に配置されている。
取り付け状態でソケットアーム70は脚部73と共に開口部74を通ってトランスミッションハウジング1に突出する。モータ15はポンプ14と共に簡単な差し込み過程によって、トランスミッションハウジング1への取り付け時にソケットアーム70と連結することができる。
この実施形態ではポンプ14とモータ15とは制御装置とは別個の構成部材であり、この構成部材は自動車への取り付けのために相互に差し込み結合することができる。
図10は、シフトトランスミッションをシフトするためのシフトシャフトを有し、シフトシャフトを操作するため先行の実施例で設けられた操作装置29が備わっていない実施形態を示す。この実施形態では、シフトトランスミッション76のスライドスリーブ75が液圧的に調整される。スライドスリーブ75はトランミッション軸77に載設されており、このトランスミッション軸には公知のように大きさの異なるトランスミッションホイール78〜81が回動不能に設けられている。これらトランスミッションホイールはトランスミッションホイール82〜85と噛合しており、これらトランスミッションホイール82〜85はトランスミッション軸77に対して平行な別の軸86に回動不能に取り付けられている。リング状のスライドスリーブ75は相互に別個の2つの圧力室87,88(図10b)を有する。これら圧力室はそれぞれ1つの孔部89,90と接続しており、これらの孔部は(図示しない)弁構成体を介して圧力媒体源に接続されている。2つの孔部89,90はトランスミッション軸77に設けられている。各圧力室87,88にはリング状の補助ピストン109,110が収容されている。同心に相互に並んだ補助ピストン109,110の相互に離反する端部にはそれぞれ、半径方向で外側に向いたフランジ111,112がもうけらrている。このフランジはそれぞれ補助ピストン109,110に対するストッパとして用いられる。
スライドスリーブ75は2つのシンクロリング91と92の間でスライド可能であり、これらシンクロリングはトランスミッションホイール79と80に設けられている。
図10aは、スライドスリーブ75が、シフトトランスミッションのギヤが投入された位置にある状態を示している。弁構成体は、圧力媒体が孔部90を介して圧力下で圧力室87へ供給されるように接続されている。このことにより補助ピストン110は図10aで左にスライドされ、そのフランジ112を以て、スライドスリーブ75の肩形状の対向面113に当接する。他方の孔部89はタンクに対して負荷軽減されている。これによりスライドスリーブ75はその中央位置(図10b)から左にスライドされ、これはシンクロリング91と係合する。シンクロリングは公知のようにトランスミッションホイール79に対して相対的にスライドされる。
スライドスリーブ75を図10bの中央位置から右へ、図10cに示された位置へスライドするために、弁構成体は次のように切り替えられる。すなわち、孔部89にある液圧媒体が圧力下におかれ、これに対して孔部90はタンクTに向かって負荷軽減されるように切り替えられる。このことにより圧力室87にある補助ピストン109は、圧力下にある液圧媒体によって右へスライドされ、そのフランジ111を以てスライドスリーブ75の肩形状の対向面114に当接する。スライドスリーブは次に右へ図10cに示される位置へスライドされ、ここでシンクロリング92と共働作用する。シンクロリングはトランスミッションホイール80に対して相対的にスライドされる。この場合、他のギヤは図10aに示される位置にシフトされている。
スライドスリーブ75を、これが2つのシンクロリング91、92のいずれとも駆動結合していない中央位置へもたらすため(図10b)、弁構成体は次のように切り替えられる。すなわち液圧媒体が2つの孔部89,90で圧力下におかれるように切り替えられる。このことにより同じように構成された鏡対称に相互に配置された2つの補助ピストン109,110には液圧媒体が印加される。次の補助ピストンはそのフランジ111,112を以てスライドスリーブ75の対向面113,114に当接する。このようにしてスライドスリーブ75は確実に図10bに示された中央位置を保持する。
この実施形態では制御装置が完全にトランスミッションに組み込まれている。ギヤ変更は記述のように相応のシフトないしスライドスリーブ75の制御を介して行われる。個々のトランスミッション軸は図10のトランスミッション軸に相応して構成されており、従ってその孔部を介して圧力媒体をシフトスリーブ75のスライドのために供給することができる。スライドスリーブ75の申し分のない位置決定を保証するために、トランスミッション軸77にはセンサ93,94が設けられている。これらのセンサにより、スライドスリーブの3つの位置を検出することができる。制御装置の弁は先行の実施形態に相応してマグネットケーシング3並びに液圧系ケーシング10に収容されている。
図11は、シフトトランスミッションにシフト軸43が設けられている実施形態を示す。しかしこれらのシフト軸は図1から図9の実施形態とは異なり直接液圧的に制御される。これによりこの実施形態では、シフトレバー39上のクラッチ部材41をシフトフィンガー42によって種々のシフト軸42に係合させる操作装置29が省略されている。種々のシフト軸43にはそれぞれ1つのピストン95が設けられており、これらピストンはトランスミッションハウジング1のそれぞれのシリンダ室を気密にスライドすることができる。ピストン95はシリンダ室96を2つの圧力室97,98に分離し、これらの圧力室にはそれぞれ1つの圧力管路99,100が開口している。この圧力管路を介して圧力媒体が供給され、ピストン95およびひいては相応のシフト軸42をスライドする。
各ピストン95にはピストンとして構成されたストッパ101が配属されている。このストッパは中間壁102を通って突出しており、この中間壁は圧力室98を圧力室103から分離する。圧力室103には別の圧力管路104が開口し、この圧力管路を介して圧力媒体を供給することができる。各ピストン101は圧力室103内にある端部に、半径方向に突き出たフランジ105を有する。このフランジを以てピストン101は終端位置では中間壁102に当接する(図11aから図11d)。
図11fが示すように、各シフト軸43に配属された圧力管路99,100,104はそれぞれ電磁弁146〜149によって制御可能である。電磁弁146〜149には圧力制御弁150が前置接続されている。この圧力制御弁にはクラッチ弁151が前置接続されている。このクラッチ弁により液圧媒体のクラッチシリンダ152への流れが制御される。クラッチシリンダは絞り153を介して常時タンクTに接続されている。これにより圧力媒体は、クラッチ弁151が閉成されていれば、クラッチ過程の後にタンクに再び逆流することができる。
図11aは、後進ギヤRに対するシフト軸43がニュートラル位置Nに保持される場合を示す。このために圧力媒体は圧力管路104を介して圧力室103に導かれ、これによりピストン101は媒体の圧力下でそのフランジ105を以て中間壁102に当接する。ピストン95は、圧力室97に存在する圧力媒体の力の下にあり、この圧力媒体は圧力孔部99を介して圧力下におかれる。このことによりピストン95はこの圧力媒体の力の下でピストン101に当接する。圧力室97において圧力媒体により印加されるピストン95の面は、圧力室103において圧力媒体により印加されるピストン101の面より小さいから、ピストン95およびひいてはシフト軸43は図11aに示すニュートラル位置Nに確実に保持される。シフト軸43には軸方向に固定してシフトフォーク115が設けられており、その2つのフォーク脚部116,117はシフトスリーブ75と係合している。このシフトスリーブはシフトトランスミッションのトランスミッション軸77に設けられている。このようにしてシフト軸43全体はシフトフォーク115を介してスライドスリーブ75と相応のトランスミッション軸77の上で結合されている。
後進ギヤRに投入すべき場合、単に圧力管路104が電磁弁149(図11f)によってタンクに対して負荷軽減される。これによりピストン101はピストン95により下方へスライドされ、ピストン101は圧力室103の底部に当接する。シフトフォーク115は固定してシフト軸43に取り付けられているから、ピストン95およびひいてはシフトスリーブ75のスライドの際にシフトフォーク115を介してシフトスリーブ75は図10に示したようにトランスミッション軸上でスライドされる。圧力室97の圧力媒体にはさらに圧力が印加され、これによりピストン95は固定的にピストン101に対して押圧される。圧力孔部100はニュートラル位置Nでも後進ギヤRの投入時にも圧力負荷軽減されている。後進ギヤRからニュートラル位置Nへ戻しシフトすべき場合には、圧力室103の圧力媒体が電磁弁149の切り替えによって再び圧力下におかれ、これにより前記のようにピストン103のピストン面が異なることによって、図11aに示した位置へ逆行する。ここではピストン95およびひいてはシフト軸43は逆にスライドされ、このシフト軸はシフトフォーク115を介してスライドスリーブ75を相応の位置へスライドする。圧力室97にある圧力媒体はここでは常時圧力下に留まる。
図11bはシフト軸43を示し、このシフト軸はシフトトランスミッションの第1および第2ギヤに対して設けられている。シフト軸43はニュートラル位置Nを取る。このために圧力室97にある圧力媒体は圧力下におかれる。圧力室103に存在する圧力媒体も圧力下にある。圧力孔部100はタンクに対して負荷軽減されている。第2ギヤを投入すべき場合、まず圧力孔部100を介して圧力室98にある圧力媒体が電磁弁146の切り替えによって圧力下におかれる。一方、圧力孔部99はタンクに対して負荷軽減される。このことによりピストン95およびひいてはシフト軸43は図11bで上方へスライドされ、ピストン95は圧力室97の底部で停止する。圧力室103の圧力媒体はさらに圧力下におかれる。シフトフォーク115を介してシフトスリーブ75は所要の方向で相応するトランスミッション軸上でスライドされる。
第2ギヤからニュートラル位置Nへ戻しシフトすべき場合には、電磁弁146の切り替えによって圧力孔部99を介して圧力室97の圧力媒体が圧力下におかれる。一方、圧力孔部100はタンクに対して負荷軽減される。圧力室103の圧力媒体はさらに圧力下に留まり、これによりピストン95はシフト軸43と共に図11bに示すニュートラル位置Nへ逆行し、シフトフォークを介してシラウドスリーブ75を相応のトランスミッション軸77上をスライドさせる。
第1ギヤに投入すべき場合、単に圧力孔部104が電磁弁146の切り替えによってタンクに対して負荷軽減され、これによりピストン101は圧力下にあるピストン95によって下方へスライドされ、ピストン101は圧力室103の底部に当接する。ニュートラル位置Nへ戻しシフトするために、圧力孔部104を介して圧力室103の圧力媒体が圧力下におかれる。これによりピストン101が逆行し、ピストン95を連行する。圧力室97にある圧力媒体はここではさらに圧力下にある。前記のように圧力媒体の印加されるピストン面が異なっているため、前記のようにピストン95は逆行する。
図11cは、シフトトランスミッションの第3および第4ギヤに対するシフト軸43を示す。このシフト軸は第4ギヤを投入するために必要な位置を取る。ここでは圧力孔部99は相応に切り替えられた電磁弁147を介してタンクに対して負荷軽減され、一方、圧力孔部100を介して圧力室96にある圧力媒体は圧力下におかれる。これにより、ぴふとん95はシフト軸43と共に図11cで上方にスライドされ、ピストン95は圧力室97の底部に当接する。圧力室103にある圧力媒体はさらに圧力下におかれる。圧力室103で印加されるピストン面103は対向するピストン面106より大きいから、ピストン101は中間壁102での静止位置に留まる。シフトフォーク115を介してスライドスリーブ75が相応のトラン済みション軸77上でスライドされる。
第4ギヤからニュートラル位置Nへ戻しシフトするために、電磁弁147の切り替えによって圧力孔部100はタンクに対して負荷軽減され、圧力孔部99を介して圧力室97の圧力媒体は圧力下におかれる。このことによりピストン95は逆行し、ピストン101に当接する。このピストン101は圧力室103にある圧力媒体の圧力下にある。
第3ギヤを投入すべき場合には、電磁弁147は圧力室103が負荷軽減されように切り替えられる。これにより図11bで説明したようにピストン101が圧力下にあるピストン95によって下方へスライドされ、ピストン101は圧力室103の底部に当接する(図11e)。第3ギヤから取り出して再びニュートラルNへ戻しシフトすべき場合には、電磁弁147の切り替えによって圧力孔部104を介して、圧力室103にある圧力媒体が圧力下におかれ、これによりピストン101は逆スライドされ、ピストン95を前記のように連行する。ピストン101がそのフランジ105を以て中間壁102に当接すると直ちに、ニュートラル位置Nに達する。
最後に図11dは、シフトトランスミッションの第5および第6ギヤに対するシフト軸43を示す。シフト軸43はニュートラル位置Nに相応する位置を取る。前に詳細に説明したように、電磁弁148の相応の切り替えにより圧力印加が異なることによって、シフト軸43およびシフトフォーク115を介して相応するトランスミッション軸がスライドされ、第5または第6ギヤが投入される。
図11の実施形態では、シフト軸43が直接液圧的に操作される。その他の点でこの制御装置は先行する実施形態と同じように構成されている。従って制御装置は同様に電磁弁を有し、そのマグネット部材はマグネットケーシング3に、その弁部材は液圧系シーケンス10に収容されている。
前記の制御装置は、これが少数のコンパクトな構成部材からなることを特徴とする。従って重量が軽く、最適の空間利用が可能である。電子回路、センサ系、およびアクチュエータは狭い空間に収容されるから、これらの間には短い距離しか存在しない。圧力媒体供給部、ギヤ調整器、クラッチおよび電子回路間での面倒な管路およびケーブル索が省略され、これにより論理的な煩雑さが減少するのでコストが格段に節約される。製造コストも僅かである。前記の制御装置では、ソケットおよびケーブル索の差し込み接続、ハンダ接続および締め付け接続が省略されるので、制御装置の高い信頼性が得られる。圧力媒体供給に対して特別のタンクは不要である。液圧機能とトランスミッションとに対して同じ媒体、すなわちトランスミッションオイルを使用することができる。ポンプ14は、図19に例として示したようにトランスミッションオイルを、オイルフィルタ107を介して直接吸引する。制御装置の少なくとも液圧系ケーシング10はトランスミッションハウジング1内にあるから、音波発生もトランスミッションハウジング1の減衰作用によって僅かである。電磁弁4〜8は単に構成される。とりわけ密なマグネットケーシングが省略され、これにより相応のプラスチックソケット、パッキン、ねじ留め面等を省略することができる。電磁弁4〜8のマグネット部材は、図1に例として示したようにばねコンタクト108を介して直接的に、電子回路プレート11の相応の電気/電子構成部材12と接続される。組み込まれた構造であるので種々異なる部分システムの組み込み、およびそれらの液圧的および電気的接続が省略される。取り付け性はこのことによって格段に改善される。図1から図9の実施形態では、制御装置が完全な構造部材であり、従って機能に対して必要な全ての構成部材は組み込まれている。従って制御装置はトランスミッションへの取り付けの前に簡単にそれらの相応の機能について検査される。図10と図11による実施形態では、制御装置はトランスミッションに組み込まれており、従ってここでは完全に組み込まれたシフトトランスミッションを初めて検査することができる。
図12から図15の実施形態ではゲート選択のために、液圧系ケーシング10に収容されたアクチュエータ118を有するシャフト40がその軸を中心にして回転する。アクチュエータ118はシャフト40の一方の端部に設けられており、その他方の端部はピストン95を支持する。このピストンは図11の実施形態と同じように構成されている。ピストン95は、図11に基づき詳細に説明したようにピストン101と共働する。シャフト40には回動不能にシフトレバー39が取り付けられており、このシフトレバーはシャフト40の回転によって選択的に、相応するシフト軸43のシフトフィンガー42と係合することができる。
シフトトランスミッションは例えば、シャフト40がニュートラル位置Nから出発して、図12および図13で回転によりその軸を中心にしてシフトトランスミッションのそれぞれのゲートへ回転され、これによりこれにより選択されたゲートへギヤが投入されるように構成されている。
アクチュエータ18は円筒状のケーシング119(図14と図15)を有し、このケーシングは内壁に直径方向に相互に対向する2つの突起120と121を有する。ケーシング119の内壁には外側回転ノブ122が当接している。この回転ノブは外側に、直径方向に相互に対向し、周方向に延在する2つの凹部123と124を有する。これらの突起は周方向ではケーシング119の突起120,121よりも長い。リング状の回転ノブ122にはその内壁に、直径方向に相互に対向する凹部125,126が設けられており、これらは周方向で外側凹部123,124よりも短く、これらの外側凹部に対して周方向でずらして配置されている。
外側回転ノブ122の内壁には、リング状に構成された内側回転ノブ127が当接する。この内側回転ノブの外側には直径方向に相互に対向し、半径方向に突き出た突起128,129が設けられている。これらの突起は周方向で外側回転ノブ122の内側凹部125,126よりも短い。この内側凹部に突起が係合する。回転ノブ127の内側には直径方向で相互に対向する、ばね状の突起130,131が設けられている。これらの突起はシャフト20の軸方向溝132,133に係合する。このことにより内側回転ノブ127はシャフト40に回動不能に設けられる。突起130,131と溝132,133とは軸方向に延在しているので、ピストン95ないしはピストン101に、図11に基づいて説明したように液圧媒体が印加されるとき、シャフト40は内側回転ノブ127に対して軸方向にスライドすることができる。
図15aは、後進ギヤRに対するゲートが選択された状況を示す。2つの回転ノブ122はその半径方向に延在するピストン面134,135を以てケーシング119の突起120,121に当接する。内側回転ノブ127はその突起128,129を以て、外側回転ノブ122の内側凹部125,126の側壁136,137に、液圧媒体の圧力下で当接する。内側回転ノブ127は回動不能にシャフト40に取り付けられているから、シャフト40は相応の回転位置を取る。この回転位置では、回動不能にこのシャフトに取り付けられたシフトレバー39が、後進ギヤを投入するのに必要なシフト軸33に係合する。
ゲートを第1および第2ギヤを投入するために選択すべき場合には、内側回転ノブ127の突起128,129に次のように液圧媒体が印加される。すなわち、内側回転ノブ127が図15aの位置から取り出され、反時計方向に回転されて、その突起128,129が外側回転ノブ122の内側凹部125,126の対向する側壁138,139に静止するように液圧媒体が印加される(図15b)。外側回転ノブ122はさらに圧力印加状態に留まり、従って外側回転ノブはケーシング119の突起120,121に当接したままとなる。図示の実施形態では、図15aの位置から図15bの位置まで内側回転ノブ127の回転角は例えば15゜である。シャフト40は回動不能に内側回転ノブ127と結合されているから、シャフト40は相応の量だけ回転される。これによりこのシャフトに回動不能に設けられているシフトレバー39は旋回され、このシフトレバーは相応のシフト軸42のシフトフィンガー42と係合する。
図15bの位置から第3および第4ギヤに対するゲートを選択するために、外側回転ノブ122にはつぎのように液圧媒体が印加される。すなわちこの回転ノブが図15aまたは図15bの位置から反時計方向に回転し、これが回転方向で前方にあり、半径方向に延在するピストン面140,141を以てケーシング119の突起120,121に当接するように液圧媒体が印加される。外側回転ノブ122の回転距離の一部を介して、内側回転ノブ127は連行される。図15bの位置では、内側回転ノブ127の突起128,129は、外側回転ノブ122の内側凹部125,126の、回転方向で後方の側壁144,145から間隔を有している。外側回転ノブが前記のように反時計方向に回転されると、この回転ノブはその回転距離を一部経過した後、側壁144,145を以て内側回転ノブ127の突起128,129に衝突し、これをさらなる回転の際に図15cに示す位置へ連行する。この位置で内側回転ノブ127の突起128,129は、外側回転ノブ122の凹部125,126の側壁138,139から間隔を有する。内側回転ノブ127の回転距離はここでは、図15bの位置から出発して、例えば15゜である。図15aの位置を基準にして、このようにしてシャフト40は全部で30゜だけその軸を中心にして回転する。このようにして、シャフト40に設けられたシフトレバー39は、これが第3および第4ギヤに対して設けられたシフトトランスミッションのシフト軸43と係合するように旋回される。
最後にシャフト40は図示の実施例でさらに15゜だけその軸を中心に回転され、第5および第6ギヤに対するゲートが選択される。この回転距離に達するため、外側回転ノブ122は圧力印加によって、図15cのその停止位置にさらに保持される。圧力印加によって内側回転ノブ127はさらに反時計方向に回転され、その突起128,129は外側回転ノブ122の凹部125,126の側壁138,139に当接する(図15d)。シャフト40に設けられたシフトレバー39はここでは、これが第5および第6ギヤに対して設けられたシフト軸43と係合するように旋回される。
シャフト40が前記のようにギヤ選択のため回転されると直ちに、このシャフトはピストン95,101の圧力印加によって軸方向にスライドされる。これについては前に図11の実施例に基づいて詳細に説明した。そして選択されたゲートで所望のギヤが投入される。
シャフト40を再び戻し回転するために、回転ノブ122,127の相応の圧力印加が相応に反対方向で行われる。
液圧媒体を種々の圧力室(これらは2つの回転ノブ122,127にある凹部によって形成される)供給するために必要な、液圧系ケーシングにある孔部は見やすくするために図示されていない。同じように、種々の圧力室を相応の程度圧力下に置くのに必要な弁も少数しか図示されていない。
前記の実施例で、それぞれの回転角は例として15゜により示された。もちろん回転角は、シフトトランスミッションの形式に依存して他の値をとることもできる。またそれぞれのゲートを選択するための回転角も同じである必要はない。
前記のアクチュエータ118により、シフト軸43を直接回転することも可能であり、ギヤ調整器29は省略される。
前記の制御装置によって、簡単な支承部保持と交換部材管理が可能になる。図1と図4が示すように、信号線路に対してただ1つの端子22と制御装置の電圧供給部だけが設けられている。このことにより、不所望の障害信号が少なくても減少され、場合によっては完全に回避される。しかし以下の実施例に示すように複数の端子/ソケットを使用することも有利である。制御装置のケーシング3,10は簡単に構成される。ケーシングの内側部はアルミニウムまたはプラスチックからなることができ、ケーシング3,10の外側部は有利にはプラスチックからなる。構成部材の数が少ないので、環境に対する負荷も少ない。リソース消費も減少される。
制御装置は少なくとも液圧系ケーシング10と共にトランスミッションハウジング1に配置されているから、ケーシング漏れのためにオイルが流出する危険性が格段に減少する。なぜなら流出する漏れオイルが、トランスミッションハウジング1に存在するトランスミッションオイルに直接戻るからである。従って環境はオイル漏れによって汚染されない。制御装置のケーシング3,10に対してはただ1つのパッキン25が必要なだけであり、このパッキンはマグネットケーシング3からトランスミッションハウジング1への接触面に設けられる(図1と図4)。
図16は制御装置の実施形態を示す。この制御装置では、先行の実施形態に相応して液圧系ケーシング10が電磁弁4〜8の弁部材と共にトランスミッションハウジング1内にある。液圧系ケーシング10上には密閉要素200,例えばシリコンのリングパッキン(先行の実施形態参照)または面状パッキンを介在して、マグネットケーシング3が載設されている。このマグネットケーシングには電磁弁4〜8のマグネット部材が収容されている。分かり易くするためにこの図および後の図には例として、それぞれただ1つの電磁弁だけが示されている。ゲートの選択の際にシフトレバーが所要にように旋回し、シフトレバーの所要のスライド運動によって所望のギヤに投入されたことを検出するため、距離センサ系201,例えばPLCDセンサ、ホールセンサ、またはGMRセンサがマグネットケーシング3の気密な電子回路室に組み込まれている。これは有利には鋳込まれるか、または充填物に埋め込まれている。距離センサ系201に対するセンサ磁石はここに概略的に示した操作素子30に固定されている。ここで操作素子30は図1から図3の実施形態で説明したものと同じ機能を有する。
液圧媒体の圧力を検出するために、圧力センサ系203、例えば圧力センサまたは圧力スイッチが液圧系ケーシング10に、この圧力センサ系がマグネットケーシング3に入り込むように取り付けられている。密閉要素200が面状パッキンとして、有利にはゴム化された金属パッキンとして構成されていれば、圧力センサ系203はマグネットケーシング3の気密領域に収容され、圧力センサ系203に対して固有の気密ケーシングが必要なくなり、制御電子回路に対する気密構成も省略できる。
マグネットケーシング3に載設されたカバー13は金属プレート、例えばアルミニウムプレートとして構成されている。電子回路プレート11は、カバー13のマグネットケーシング3の電子回路空間に向いた側にラミネート化されるか、または接着される。このようにして簡単な取り付けおよび制御電子回路の良好な熱放出が保証される。
接続素子204,例えば電磁弁4〜8のワイヤ、または接点ピン、距離センサ系201、圧力センサ系203またはプラグ205のそれらも直接、電子回路プレート11にプレスするかまたはハンダ付けすることができる。カバー13はこのために相応のビード206をプレスゾーンを空けるために、またはハンダ付けのための切欠部を有する。このような切欠部はハンダ付けの後、例えばシーリングによって閉鎖することができる。そしてマグネットケーシング3はカバー13と共に気密な電子回路空間を形成する。電子回路空間の密閉性を圧力差(これは温度変動によって惹起される)がある場合でも確実にするため、電子回路空間またはマグネットケーシング3に圧力調整素子を配置することができる。同じように圧力調整素子は例えばカバー13またはソケット205に設けることもできる。
図17には、これまで説明した実施形態とは異なり、マグネットケーシング3ではなく、液圧系ケーシング10がトランスミッションハウジング1に、例えばフランジ留めまたはねじ留めにより固定されている実施形態が示されている。このようにしてマグネットケーシング3の機械的負荷は格段に軽減され、例えば射出成形部材として非導電性材料、例えばプラスチックから形成することができる。これまで説明した実施形態とは異なり、液圧系ケーシングはこの実施形態では一部だけがトランスミッションハウジング1に存在する。しかしこの構成は、駅たる系ケーシング10が完全にトランスミッションハウジング1に存在する前の実施形態と同じ利点を有する。したがって例えば場合により発生する漏れ媒体はこの実施例でも直接トランスミッションハウジング1に流出することができる。これまで説明した実施形態とは異なり、シフトゲートはシフト軸210の並進運動または軸方向運動によって選択される。シフト軸210には回動不能にシフト爪211が設けられている。シフト軸210の回転運動によって次にそれぞれシフト爪の1つが係合され、これによりギヤが投入される。
シフト軸210の位置識別のために距離センサ系201,例えばホールICまたはPLCDセンサのマグネットコイルが電子回路プレート11に配置されている。所属のセンサマグネット202はレバー212に固定されており、このレバーはシフト爪と同じようにシフト軸210に配置されている。この実施形態でも距離センサ系201に対して別個のケーシングは必要ない。ポンプ14のモータ15はこの実施形態ではポンププラグ213を介して制御電子回路と接続されている。電子回路プレート11は図16の実施形態と同じように金属プレートとして構成されたカバー13上にラミネート化されているか、または接着されている。
図18には、ほぼ図17の実施形態と同じである実施形態の部分図に基づき、制御装置の詳細が示されている。マグネットケーシング3が射出成形部材として非導電性材料、例えばプラスチックから構成されていれば、1つまたは複数のソケット205を例えば制御装置の電圧供給部に対して、外部アクチュエータに対して、例えば回転数またはクラッチ位置のためのポンプモータまたは外部センサに対して、プレスまたはハンダ付けとは択一的にマグネットケーシングへ有利には射出により組み込むことができる(図右側のソケット205参照)。ここで複数のソケット205は、実行すべき機能テストの後に、種々異なる電気接続、例えばトランスミッション内部センサへの端子を、車両への共通の組み込みのため、もはや解除できないという利点を有する。このことによりシステムの機能確実性が向上する。
電磁弁4から8のマグネット部材(弁はここでは相応の孔部によってのみ示されている)またはセンサ系、例えば圧力センサ系203は、マグネットケーシングに集積された、有利には射出またはプレスされた線路素子214を介して、電子回路プレート11の制御電子回路と導電接続している。線路素子はここでポンチグリッド、ポンチされた接点、ポンチされたワイヤまたはポンチされたピンとして構成することができる。制御素子またはトランスミッション素子、例えば電磁弁4〜8または圧力センサ系203にある線路素子の端子は通常は差込接点(電磁弁の端子参照)として構成されている。しかし同様にプレス接続も可能である(圧力センサ系203の端子参照)。
図19と図20は、カバー13にラミネート化された電子回路プレート11がボンディング可能な回路支持体、例えばFR4支持体、LTCC支持体または厚膜セラミック支持体として構成されている。トランスミッション要素および制御装置要素、例えば距離センサ系201,ポンプ14のモータ15または電磁弁4〜8はボンディングエッジ215を介して、電子回路プレート11上に配置された制御電子回路と接触接続している。ボンディングエッジ15は差込領域を有し、この差込領域にトランスミッション要素および制御装置要素の接続端子204えお差し込みことができる。この差込接続は着脱可能または着脱不能であり、単純にまたは何重に差込可能であるように構成することができる。ボンディングエッジ215はボンドワイヤ216を介して電子回路プレート11と導電接続されている。同様に例えばソケット205の接続端子204は直接、電子回路プレートにボンディングすることができる(図20参照)。
図21には図19と図20の実施例による制御装置が下方から示されている。ポンプ14の脇には、トランスミッション空間への開口部217を有する液圧系ケーシング10が示されている。E−EおよびF−Fにより図19ないし図20の断面が示されている。
とりわけ接続技術および構成およびセンサ系の集積についての種々の構成可能性は少数の図面だけに示された場合もあるが、他の実施形態にも転用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の制御装置の平面図および一部断面図である。
【図2】 図2は、図1のラインII-IIに沿った断面図である。
【図3】 図3は、図2のラインIII-IIIに沿った断面図である。
【図4】 図4は、本発明の制御装置の第2実施例の断面図である。
【図5】 図5は、本発明の制御装置の別の実施例である。
【図6】 図6は、本発明の制御装置の圧力リザーバの種々の実施例をそれぞれ断面で示す図である。
【図7】 図7は、本発明の制御装置の圧力リザーバの種々の実施例をそれぞれ断面で示す図である。
【図8】 図8は、本発明の制御装置の圧力リザーバの種々の実施例をそれぞれ断面で示す図である。
【図9】 図9は、モータおよび本発明の制御装置間の差し込み接続部の断面図である。
【図10】 図10aから10cは、トランスミッションのスライドスリーブ種々の切替位置の半断面図である。
【図11】 図11aから図11fは、別の実施例での、トランスミッション切り替え時の種々の切替位置を示す。
【図12】 図12は、本発明の制御装置の別の実施形態を示す。
【図13】 図13は、図12の制御装置の詳細を拡大図で示す。
【図14】 図14は、図12の制御装置のアクチュエータを有するシャフトの斜視図である。
【図15】 図15aから図15dは、図14のアクチュエータの種々の切替位置を示す。
【図16】 図16は、本発明の制御装置の別の実施形態を示す。
【図17】 図17は、本発明の制御装置の別の実施形態を示す。
【図18】 図18は、図17の制御装置の拡大詳細図である。
【図19】 図19は、図21のラインE-Eに沿った断面図である。
【図20】 図20は、図21のラインF-Fに沿った断面図である。
【図21】 図21は、本発明の制御装置の別の実施形態の下方からの平面図である。
Claims (43)
- 車両のトランスミッションに対する電子液圧式制御装置であって、
該制御装置は、マグネットケーシング部(3)と、液圧系ケーシング部(10)とからなるケーシングを有し、
前記マグネットケーシング部(3)は前記トランスミッションハウジング(1)の外に配置されており、
前記マグネットケーシング部には、電磁弁(4〜8)を制御するための電子回路(11,12)と、電磁弁(4〜8)のマグネット部材とが収容されており、
前記液圧系ケーシング部は少なくとも部分的にトランスミッションハウジング(1)内に存在し、
該液圧系ケーシング部には圧力媒体が供給され、
該液圧系ケーシング部には電磁弁(4〜8)の液圧系部材が配置されており、
制御装置は液圧系ケーシング部(10)によってトランスミッションハウジング(1)の取り付け開口部(2)に取り付けられ、
前記液圧系ケーシング部(10)は突起(17)を有しており、
該突起には圧力媒体に対するポンプ(14)および該ポンプ(14)に対するモータ(15)が取り付けられている、
ことを特徴とする制御装置。 - 前記ポンプ(14)と前記モータ(15)は、前記突起(17)の相互に対向する側に設けられている、請求項1記載の制御装置。
- 前記ポンプ(14)は前記トランスミッションハウジング(1)内にある、請求項1または2記載の制御装置。
- 前記モータ(15)は前記トランスミッションハウジング(1)から突出している、請求項1から3までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記圧力媒体に対して少なくとも1つのリザーバ(24)が設けられている、請求項1から4までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記リザーバ(24)は制御装置内に組み込まれている、請求項5記載の制御装置。
- 前記リザーバ(24)は前記液圧系ケーシング(10)内に収容されている、請求項5または6記載の制御装置。
- 前記リザーバ(24)は少なくとも1つのベローズ(51)を有し、該ベローズは収容空間(52)に収容されている、請求項5から7までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記ベローズ(51)には空気が充填されている、請求項8記載の制御装置。
- 前記リザーバ(24)は第1のピストン(62)を有し、該第1のピストンは液圧媒体によりプリロードされる、請求項5から9までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記第1のピストン(62)は、少なくとも1つのばね(63,68)の力の下にある、請求項10記載の制御装置。
- 制御装置には、前記モータ(15)に接続するためのソケット(70)が設けられている、請求項1から11までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記ソケット(70)は前記トランスミッションハウジング(1)内にある、請求項12記載の制御装置。
- 前記液圧系ケーシング部(10)にはギヤ調整器(29)が収容されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記ギヤ調整器(29)は電磁弁(4〜8)により操作される、請求項14記載の制御装置。
- 制御装置により、前記トランスミッションのシフトスリーブ(75)が液圧的に制御される、請求項1から15までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記シフトスリーブ(75)には第1の圧力室(87)と第2の圧力室(87)が設けられており、
該第1と第2の圧力室はそれぞれ第1の圧力管路(89)と第2の圧力管路(90)に接続されている、請求項1から17までのいずれか1項記載の制御装置。 - 前記第1と第2の圧力管路(89,90)は、トランスミッションのそれぞれのトランスミッション軸(77)にある孔部である、請求項17記載の制御装置。
- 前記第1と第2の圧力室(87,88)にはそれぞれ第2と第3のピストン(109,110)が収容されている、請求項17または18記載の制御装置。
- 前記第2と第3のピストン(109,110)は同じように構成されており、相互に鏡対称に配置されている、請求項19記載の制御装置。
- 前記第2と第3のピストン(109,110)には一方の終端位置に対してそれぞれ1つの対向ストッパ(113,114)が、シフトスリーブ(75)内で配属されている、請求項19または20記載の制御装置。
- 前記トランスミッションのシフト軸(43)は液圧的にスライドされる、請求項1から21までのいずれか1項記載の制御装置。
- 各シフト軸(43)には第4のピストン(95)が載設されている、請求項22記載の制御装置。
- 前記第4のピストン(95)は、第3の圧力室(97)と第4の圧力室(98)を相互に分離する、請求項23記載の制御装置。
- 前記第3と第4の圧力室(97,98)にはそれぞれ第3の圧力管路(99)と第4の圧力管路(100)が開口する、請求項1から24までのいずれか1項記載の制御装置。
- シフト軸(43)の前記第4のピストン(95)にはそれぞれ1つのストッパ(101)が配属されている、請求項23から25までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記ストッパ(101)は、圧力の印加されるピストンである、請求項26記載の制御装置。
- 前記ストッパ(101)は、圧力が印加されると停止位置まで走行可能である、請求項26または27記載の制御装置。
- 前記ストッパ(101)の、シフト軸(43)の反対側ピストン面は、対向するピストン面(106)より大きい、請求項26から28までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記ストッパ(101)を収容する圧力室(103)には少なくとも1つの第5の圧力管路(104)が開口する、請求項26から29までのいずれか1項記載の制御装置。
- 各シフト軸(43)はシフトフォーク(115)を介して相応するトランスミッション軸(77)のシフトスリーブ(75)と結合されている、請求項22から30までのいずれか1項記載の制御装置。
- 各シフト軸(43)は、ゲート選択またはギヤ選択のためにアクチュエータ(118)によってその軸を中心に回転可能である、請求項22から31までのいずれか1項記載の制御装置。
- 前記アクチュエータ(118)は外側回転ノブ(122)および内側回転ノブ(127)を有し、
当該2つの回転ノブは相互に回転が制限されている、請求項32記載の制御装置。 - 前記シフト軸(43)は回動不能に前記内側回転ノブ(127)に結合されている、請求項33記載の制御装置。
- 前記シフト軸(43)は軸方向に、前記内側回転ノブ(127)に対してスライド可能である、請求項33記載の制御装置。
- 各シフト軸(43)は操作装置(29)の切替要素(39)と結合可能であり、
該操作装置は回転アクチュエータ(118)を有する、請求項22から31までのいずれか1項記載の制御装置。 - 前記回転アクチュエータ(118)により、切替要素(39)を支持するシャフト(40)が回転可能である、請求項36記載の制御装置。
- 前記液圧系ケーシング部(10)は前記トランスミッションハウジング(1)に固定されている、請求項1記載の制御装置。
- 前記マグネットケーシング部(3)は非導電材料からなる、請求項1から38までのいずれか1項記載の制御装置。
- カバー(13)は金属からなる、請求項38または39記載の制御装置。
- 電子回路プレート(11)は前記カバー(13)に固定されている、請求項40記載の制御装置。
- 距離センサ系(201)が前記マグネットケーシング部(3)に収容されている、請求項1から41までのいずれか1項記載の制御装置。
- 圧力センサ系(203)が前記マグネットケーシング部(3)に収容されている、請求項1から42までのいずれか1項記載の制御装置。
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