JP2823081B2 - ロータリ式電気かみそり - Google Patents
ロータリ式電気かみそりInfo
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- JP2823081B2 JP2823081B2 JP4037590A JP4037590A JP2823081B2 JP 2823081 B2 JP2823081 B2 JP 2823081B2 JP 4037590 A JP4037590 A JP 4037590A JP 4037590 A JP4037590 A JP 4037590A JP 2823081 B2 JP2823081 B2 JP 2823081B2
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- inner blade
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロータリ式電気かみそりに係り、特にロータ
リ内刃の駆動伝達手段に改善を加えたものである。
リ内刃の駆動伝達手段に改善を加えたものである。
ロータリ式電気かみそりとして、先に、同一出願人に
より第7図に示すようなものを提案した(特願平1−32
191号)。そこでは、本体ケース1にアーチ状に外刃3
を装着し、外刃3の内面に対しシリンダ型のロータリ内
刃9を横軸24まわりに摺接回転させる。ロータリ内刃9
はモータ13の回転を駆動伝達手段14を介して受ける。そ
の駆動伝達手段14は、モータ13の出力軸26上に出力ギヤ
27を固着し、出力軸26と直交する方向に配置した連結軸
29上に出力ギヤ27とかみ合う直交変換用ギヤ31を固着
し、連結軸29とこれと平行なロータリ内刃9の横軸24と
の二軸間を、直交変換用ギヤ31と同一側に配したギヤト
レイン(歯車列)32でつないでなるものである。
より第7図に示すようなものを提案した(特願平1−32
191号)。そこでは、本体ケース1にアーチ状に外刃3
を装着し、外刃3の内面に対しシリンダ型のロータリ内
刃9を横軸24まわりに摺接回転させる。ロータリ内刃9
はモータ13の回転を駆動伝達手段14を介して受ける。そ
の駆動伝達手段14は、モータ13の出力軸26上に出力ギヤ
27を固着し、出力軸26と直交する方向に配置した連結軸
29上に出力ギヤ27とかみ合う直交変換用ギヤ31を固着
し、連結軸29とこれと平行なロータリ内刃9の横軸24と
の二軸間を、直交変換用ギヤ31と同一側に配したギヤト
レイン(歯車列)32でつないでなるものである。
しかるに、上記したロータリ内刃9の駆動伝達手段で
は、出力ギヤ27と直交変換用ギヤ31のかみ合い時に連結
時29の軸方向にスラストが作用する。このため、連結軸
29の軸方向変位により出力ギヤ27の歯と直交変換用ギヤ
31の歯とが円滑にかみ合わなかったり、また連結軸29の
軸端のギヤ33すなわちギヤトレイン32の最下段ギヤ33が
ギヤトレイン32の基準ラインlからずれてその直ぐ上の
ギヤ35の歯とのかみ合い運動が円滑にゆかなくなる、と
いった不具合が認められた。
は、出力ギヤ27と直交変換用ギヤ31のかみ合い時に連結
時29の軸方向にスラストが作用する。このため、連結軸
29の軸方向変位により出力ギヤ27の歯と直交変換用ギヤ
31の歯とが円滑にかみ合わなかったり、また連結軸29の
軸端のギヤ33すなわちギヤトレイン32の最下段ギヤ33が
ギヤトレイン32の基準ラインlからずれてその直ぐ上の
ギヤ35の歯とのかみ合い運動が円滑にゆかなくなる、と
いった不具合が認められた。
当初から出力ギヤ27の歯と直交変換用ギヤ31の歯とが
ぴったりとかみ合うように設計しておけば、かみ合い運
動が理想的なものとなる。しかし、実際には、例えば、
直交変換用ギヤ31として図示するプラスチック製フェー
スギヤ等を用いた場合、ギヤ製作上の誤差やかみ合い運
動中における歯の変形などによって出力ギヤ27の歯とき
しみ合ってかみ合い運動が円滑に行かなくなる。そこ
で、多少、出力ギヤ27の歯と直交交換用ギヤ31の歯との
間に遊び(バックラッシ)を設けて回転させるとかみ合
い運動が円滑になる。
ぴったりとかみ合うように設計しておけば、かみ合い運
動が理想的なものとなる。しかし、実際には、例えば、
直交変換用ギヤ31として図示するプラスチック製フェー
スギヤ等を用いた場合、ギヤ製作上の誤差やかみ合い運
動中における歯の変形などによって出力ギヤ27の歯とき
しみ合ってかみ合い運動が円滑に行かなくなる。そこ
で、多少、出力ギヤ27の歯と直交交換用ギヤ31の歯との
間に遊び(バックラッシ)を設けて回転させるとかみ合
い運動が円滑になる。
しかし、あまり、バックラッシを大きくすると、騒音
や振動の原因となるばかりか、前述したように連結軸29
の軸方向変位により出力ギヤ27の歯と直交変換用ギヤ31
の歯とが円滑にかみ合わなくなる。
や振動の原因となるばかりか、前述したように連結軸29
の軸方向変位により出力ギヤ27の歯と直交変換用ギヤ31
の歯とが円滑にかみ合わなくなる。
そこで本発明は、上記のような、ロータリ内刃の駆動
伝達手段としてギヤ伝動方式を採るロータリ式電気かみ
そりにおいて、連結軸に作用するスラスト荷重受け対策
を講じることにより、ギヤ伝達の確実性、円滑化を図る
ことを目的とする。
伝達手段としてギヤ伝動方式を採るロータリ式電気かみ
そりにおいて、連結軸に作用するスラスト荷重受け対策
を講じることにより、ギヤ伝達の確実性、円滑化を図る
ことを目的とする。
本発明に係るロータリ式電気かみそりは、図2に示す
ごとく本体ケース1にアーチ状の外刃3が着脱自在に装
着されており、本体ケース1には内刃駆動ユニット7が
上下動自在に支持されている。
ごとく本体ケース1にアーチ状の外刃3が着脱自在に装
着されており、本体ケース1には内刃駆動ユニット7が
上下動自在に支持されている。
内刃駆動ユニット7は、図1に示すごとく外刃3の内
面に対し摺接回転するシリンダ型のロータリ内刃9と、
ロータリ内刃9の左右両端の軸24を支持する左右一対の
軸受台10・11と、左右の軸受台10・11を支持するシャー
シ12と、シャーシ12に取付けられるモータ13と、シャー
シ12に搭載されてモータ13の駆動力をロータリ内刃9に
伝達するための駆動伝達手段14とを一体的に組み合わせ
てある。
面に対し摺接回転するシリンダ型のロータリ内刃9と、
ロータリ内刃9の左右両端の軸24を支持する左右一対の
軸受台10・11と、左右の軸受台10・11を支持するシャー
シ12と、シャーシ12に取付けられるモータ13と、シャー
シ12に搭載されてモータ13の駆動力をロータリ内刃9に
伝達するための駆動伝達手段14とを一体的に組み合わせ
てある。
駆動伝達手段14は、モータ13の縦向きの出力軸26上に
固着した出力ギヤ27と、出力軸26と直交する方向に配置
した連結軸29と、連結軸29上に固着されて上記出力ギヤ
27とかみ合う直交変換用ギヤ31と、連結軸29とこれと平
行なロータリ内刃9の軸24との二軸間をつなぐギヤトレ
イン32とからなる。
固着した出力ギヤ27と、出力軸26と直交する方向に配置
した連結軸29と、連結軸29上に固着されて上記出力ギヤ
27とかみ合う直交変換用ギヤ31と、連結軸29とこれと平
行なロータリ内刃9の軸24との二軸間をつなぐギヤトレ
イン32とからなる。
直交変換用ギヤ31は、出力ギヤ27に対しギヤトレイン
32側に配置されており、連結側29に対して常に直交変換
用ギヤ31を出力ギヤ27側に押しつけるように軸方向にば
ね圧荷重を加えるスラスト受け手段39が、シャーシ12に
設けられている。
32側に配置されており、連結側29に対して常に直交変換
用ギヤ31を出力ギヤ27側に押しつけるように軸方向にば
ね圧荷重を加えるスラスト受け手段39が、シャーシ12に
設けられている。
本体ケース1に対して内刃駆動ユニット7が上下動し
ても、ロータリ内刃9は、常にモータ13の回転を出力ギ
ヤ27、直交変換用ギヤ31、およびギヤトレイン32を介し
て受けて駆動することになる。
ても、ロータリ内刃9は、常にモータ13の回転を出力ギ
ヤ27、直交変換用ギヤ31、およびギヤトレイン32を介し
て受けて駆動することになる。
スラスト受け手段39のばね圧荷重を常に連結軸29の軸
方向に加えて直交変換用ギヤ31が出力ギヤ27側に押しつ
けられるようにしてあると、連結軸29の軸方向にスラス
トが作用しても、また両ギヤ27・31の歯間にバックラッ
シを設けていてもかみ合い運動がより円滑になる。また
連結軸29の軸端のギヤ33すなわちギヤトレイン32の最下
段ギヤ33がギヤトレイン32の基準ラインlからずれるの
を抑制できるので、ギヤトレイン32でのかみ合い運動も
円滑かつ確実になる。
方向に加えて直交変換用ギヤ31が出力ギヤ27側に押しつ
けられるようにしてあると、連結軸29の軸方向にスラス
トが作用しても、また両ギヤ27・31の歯間にバックラッ
シを設けていてもかみ合い運動がより円滑になる。また
連結軸29の軸端のギヤ33すなわちギヤトレイン32の最下
段ギヤ33がギヤトレイン32の基準ラインlからずれるの
を抑制できるので、ギヤトレイン32でのかみ合い運動も
円滑かつ確実になる。
本発明では、本体ケース1に対して内刃駆動ユニット
7が上下動する型式のロータリ式電気かみそりでありな
がら、常に直交変換用ギヤ31が出力ギヤ27側に押しつけ
られるように連結軸29の軸方向にスラスト受け手段39が
ばね圧荷重を加えているので、直交変換用ギヤ31の歯と
出力ギヤ27の歯とのかみ合いが、またギヤトレイン32の
かみ合い運動が常に円滑かつ確実に行え、ロータリ内刃
9の円滑な回転を保証できて有利である。
7が上下動する型式のロータリ式電気かみそりでありな
がら、常に直交変換用ギヤ31が出力ギヤ27側に押しつけ
られるように連結軸29の軸方向にスラスト受け手段39が
ばね圧荷重を加えているので、直交変換用ギヤ31の歯と
出力ギヤ27の歯とのかみ合いが、またギヤトレイン32の
かみ合い運動が常に円滑かつ確実に行え、ロータリ内刃
9の円滑な回転を保証できて有利である。
本発明に係るロータリ式電気かみそりの一実施例を第
1図ないし第5図に基づき説明する。
1図ないし第5図に基づき説明する。
第2図ないし第4図において、これの本体ケース1
は、前後ケース1a・1bを突き合わせてねじ2等で一体的
に結合している。
は、前後ケース1a・1bを突き合わせてねじ2等で一体的
に結合している。
本体ケース1の上部には、網目状の外刃3がこれのホ
ルダ4を介してアーチ状に弯曲されて装着される。ホル
ダ4の左右壁部は本体ケース1の左右側上端にそれぞれ
ばね5を介して出没自在に装着したノブ付き係止爪6に
係合保持されている。したがって、第3図において、左
右のノブ付き係止爪6をばね5に抗して押し込むと、外
刃3は外刃ホルダ4とともに本体ケース1から取り外す
ことができる。
ルダ4を介してアーチ状に弯曲されて装着される。ホル
ダ4の左右壁部は本体ケース1の左右側上端にそれぞれ
ばね5を介して出没自在に装着したノブ付き係止爪6に
係合保持されている。したがって、第3図において、左
右のノブ付き係止爪6をばね5に抗して押し込むと、外
刃3は外刃ホルダ4とともに本体ケース1から取り外す
ことができる。
本体ケース1には内刃駆動ユニット7が組み込まれ
る。その内刃駆動ユニット7は、第1図に示すようにシ
リンダ型のロータリ内刃9と、ロータリ内刃9を支持す
る左右一対の軸受台10・11と、左右の軸受台10・11を支
持するシャーシ12と、シャーシ12に搭載したモータ13
と、モータ13の回転をロータリ内刃9に伝達する駆動伝
達手段14とを一体的に組み合わせてなる。
る。その内刃駆動ユニット7は、第1図に示すようにシ
リンダ型のロータリ内刃9と、ロータリ内刃9を支持す
る左右一対の軸受台10・11と、左右の軸受台10・11を支
持するシャーシ12と、シャーシ12に搭載したモータ13
と、モータ13の回転をロータリ内刃9に伝達する駆動伝
達手段14とを一体的に組み合わせてなる。
シャーシ12は、左右の軸受台10・11の各下端にそれぞ
れ一体的に結合されるプラスチック製の左右シャーシ12
a・12bと、左右シャーシ12a・12bの下端どうしを一体的
に連結するプラスチック製の底シャーシ12cとで、正面
視U字形状に組み立てられる。このシャーシ12は、左右
の軸受台10・11を支持する左右シャーシ12a・12bの各上
端部が前後ケース1a・1bの上壁15の左右のスリット16か
ら上方へ突出するように、組み込まれる。左右シャーシ
12a・12bと各スリット16との間の隙間はたわみ自在な毛
侵入防止ゴム17で塞がれる。
れ一体的に結合されるプラスチック製の左右シャーシ12
a・12bと、左右シャーシ12a・12bの下端どうしを一体的
に連結するプラスチック製の底シャーシ12cとで、正面
視U字形状に組み立てられる。このシャーシ12は、左右
の軸受台10・11を支持する左右シャーシ12a・12bの各上
端部が前後ケース1a・1bの上壁15の左右のスリット16か
ら上方へ突出するように、組み込まれる。左右シャーシ
12a・12bと各スリット16との間の隙間はたわみ自在な毛
侵入防止ゴム17で塞がれる。
ロータリ内刃4はこれの左右両端の軸24を左右の軸受
台10・11に軸受メタル25を介して横架支持される。
台10・11に軸受メタル25を介して横架支持される。
シャーシ12の底シャーシ12cの下側にはモータ13が縦
向き姿勢でプラスチック製のモータホルダ19をもって一
体的に取付けられている。モータホルダ19の左右端から
は上下方向のみに弾性変形自在な前後の支持アーム20・
20を左右方向に水平に一体に突設しており、各支持アー
ム20の先端20aを前後ケース1a・1bの各内壁に設けた凹
部21に係合固定することによって、内刃駆動ユニット7
全体が左右の支持アーム20の弾性変形を介して上下方向
に浮動自在に支持される。底シャーシ12cの底側と、こ
の下方に対応するように本体ケース1側に固着したばね
受22との間に圧縮ばね23を介装し、常に該ばね23で内刃
駆動ユニット7全体を上方へ押上げ付勢してロータリ内
刃9が外刃3の内面に対し密接するようにしている。
向き姿勢でプラスチック製のモータホルダ19をもって一
体的に取付けられている。モータホルダ19の左右端から
は上下方向のみに弾性変形自在な前後の支持アーム20・
20を左右方向に水平に一体に突設しており、各支持アー
ム20の先端20aを前後ケース1a・1bの各内壁に設けた凹
部21に係合固定することによって、内刃駆動ユニット7
全体が左右の支持アーム20の弾性変形を介して上下方向
に浮動自在に支持される。底シャーシ12cの底側と、こ
の下方に対応するように本体ケース1側に固着したばね
受22との間に圧縮ばね23を介装し、常に該ばね23で内刃
駆動ユニット7全体を上方へ押上げ付勢してロータリ内
刃9が外刃3の内面に対し密接するようにしている。
また、シャーシ12に搭載される駆動伝達手段14は、モ
ータ13の上端からモータホルダ19および底シャーシ12c
の上方へ突出する縦向きの出力軸26に出力ギヤ27を固定
し、底シャーシ12cの上方の左右シャーシ12a・12b間に
連結軸29を軸受メタル30を介して回転自在に支持し、該
連結軸29の軸方向中央部に固定されたフェースギヤ等の
直交変換用ギヤ31を前記出力ギヤ27と直交状にかみ合わ
せる。連結軸29の左端と、ロータリ内刃9の左軸24と
は、左シャーシ12a内に収容したギヤトレイン32でつな
がれている。ギヤトレイン32は連結軸29の左端に固着し
たギヤ33と、ロータリ内刃9の左軸24に固着したギヤ34
と、これら両ギヤ33・34間に縦列状につなぐ複数のギヤ
35とからなる。
ータ13の上端からモータホルダ19および底シャーシ12c
の上方へ突出する縦向きの出力軸26に出力ギヤ27を固定
し、底シャーシ12cの上方の左右シャーシ12a・12b間に
連結軸29を軸受メタル30を介して回転自在に支持し、該
連結軸29の軸方向中央部に固定されたフェースギヤ等の
直交変換用ギヤ31を前記出力ギヤ27と直交状にかみ合わ
せる。連結軸29の左端と、ロータリ内刃9の左軸24と
は、左シャーシ12a内に収容したギヤトレイン32でつな
がれている。ギヤトレイン32は連結軸29の左端に固着し
たギヤ33と、ロータリ内刃9の左軸24に固着したギヤ34
と、これら両ギヤ33・34間に縦列状につなぐ複数のギヤ
35とからなる。
第1図および第5図に示すように、左シャーシ12aに
おいて、連結軸29の左端29aに対向するシャーシ側壁36
に孔37を設け、この孔37部分にトラスト受け手段39を設
ける。第5図に示すように、スラスト受け手段39は、ス
テンレス等の薄い金属板、または非金属板からなる弾性
板40を用意し、この弾性板40は上下中央に軸押圧突起41
を膨出形成するとともに、その上下端に固着孔42を設け
ている。そして、第1図に示すように、弾性板40はこれ
の上下の固着孔42をシャーシ側壁36の外面の孔37の上下
から突設した溶着ピン43に嵌合してカシメ溶着すること
により、軸押圧突起41を孔37内に臨ませて連結軸29の左
端29aに弾性接当させ、この弾性接当作用により常に連
結軸29を右方向に押圧して直交変換用ギヤ31を出力ギヤ
27に押し付けている。
おいて、連結軸29の左端29aに対向するシャーシ側壁36
に孔37を設け、この孔37部分にトラスト受け手段39を設
ける。第5図に示すように、スラスト受け手段39は、ス
テンレス等の薄い金属板、または非金属板からなる弾性
板40を用意し、この弾性板40は上下中央に軸押圧突起41
を膨出形成するとともに、その上下端に固着孔42を設け
ている。そして、第1図に示すように、弾性板40はこれ
の上下の固着孔42をシャーシ側壁36の外面の孔37の上下
から突設した溶着ピン43に嵌合してカシメ溶着すること
により、軸押圧突起41を孔37内に臨ませて連結軸29の左
端29aに弾性接当させ、この弾性接当作用により常に連
結軸29を右方向に押圧して直交変換用ギヤ31を出力ギヤ
27に押し付けている。
しかるときは、多少、出力ギヤ27の歯と直交変換用ギ
ヤ31の歯との間にバックラッシを設けて回転させても、
両ギヤ27・31の歯のかみ合いが円滑になった。また、連
結軸29の左端のギヤ33がギヤトレイン32の基準ラインl
からずれるのを抑制できて、ギヤトレイン32におけるギ
ヤのかみ合い運動も円滑に行える結果が得られた。
ヤ31の歯との間にバックラッシを設けて回転させても、
両ギヤ27・31の歯のかみ合いが円滑になった。また、連
結軸29の左端のギヤ33がギヤトレイン32の基準ラインl
からずれるのを抑制できて、ギヤトレイン32におけるギ
ヤのかみ合い運動も円滑に行える結果が得られた。
また、シャーシ側壁36の孔37が弾性板40によって塞が
れるので、この孔37から毛くずが侵入するのを防止で
き、またギヤトレイン32に塗るグリース等の潤滑剤がそ
の孔37から洩れ出ることも防止できる。
れるので、この孔37から毛くずが侵入するのを防止で
き、またギヤトレイン32に塗るグリース等の潤滑剤がそ
の孔37から洩れ出ることも防止できる。
連結軸29の左端29aには丸みを付けて弾性板40の軸押
圧突起41と点接触させることにより、連結軸29が摩擦抵
抗を少なくして円滑に回転するようにしている。
圧突起41と点接触させることにより、連結軸29が摩擦抵
抗を少なくして円滑に回転するようにしている。
なお、第3図および第4図において、本体ケース1内
の下半部には、モータ13の前後に配置する前後一対の回
路基板45・46と、モータ13の左右に配置する2本のニカ
ドなどの充電型の電池47とが組み込まれる。また本体ケ
ース1の底側には、電源コードを介して給電可能とする
固定式ソケット48と、壁コンセント等に差し込み可能と
する可動式プラグ49とを択一的に使用可能とする充電交
流両用タイプのプラグユニット50が装着されている。
の下半部には、モータ13の前後に配置する前後一対の回
路基板45・46と、モータ13の左右に配置する2本のニカ
ドなどの充電型の電池47とが組み込まれる。また本体ケ
ース1の底側には、電源コードを介して給電可能とする
固定式ソケット48と、壁コンセント等に差し込み可能と
する可動式プラグ49とを択一的に使用可能とする充電交
流両用タイプのプラグユニット50が装着されている。
また、前ケース1aの外面上にはスイッチケース51を上
下方向にスライド操作自在に装着している。スイッチケ
ース51の内面側の下部にはスイッチケース51の上下スラ
イドに伴い回路基板45上のスイッチ端子と接離してスイ
ッチオン・オフするスイッチ板ばね(図示省略)を備え
ている。またスイッチケース51の内面側の上部にはきわ
剃り用の固定くし刃52と可動くし刃53を各刃先が上向き
に突出するように備えている。
下方向にスライド操作自在に装着している。スイッチケ
ース51の内面側の下部にはスイッチケース51の上下スラ
イドに伴い回路基板45上のスイッチ端子と接離してスイ
ッチオン・オフするスイッチ板ばね(図示省略)を備え
ている。またスイッチケース51の内面側の上部にはきわ
剃り用の固定くし刃52と可動くし刃53を各刃先が上向き
に突出するように備えている。
また、上記実施例では直交変換用ギヤ31が出力ギヤ27
に直接かみ合わせているが、これに代えて第6図に示す
ようにその間に中間ギヤ55を介してかみ合わせるように
することもできる。
に直接かみ合わせているが、これに代えて第6図に示す
ようにその間に中間ギヤ55を介してかみ合わせるように
することもできる。
スラスト受け手段39において、弾性板40としては一枚
ばねに代えて、二枚以上を重ね合わしたもの、あるいは
コイルばね等であってもよい。
ばねに代えて、二枚以上を重ね合わしたもの、あるいは
コイルばね等であってもよい。
第1図は本発明に係るロータリ式電気かみそりの要部を
概略的に示す正面図、 第2図ないし第5図は本発明の一実施例を示しており、 第2図は全体の透視図、 第3図は全体の縦断正面図、 第4図は全体の縦断側面図、 第5図はスラスト受け手段部分の分解斜視図である。 第6図は本発明の他の実施例を示すモータ出力軸部分の
正面図である。 第7図は従来例のロータリ式電気かみそりの要部を概略
的に示す正面図である。 1……本体ケース、 3……外刃、 9……ロータリ内刃、 13……モータ、 14……駆動伝達手段、 26……出力軸、 27……出力ギヤ、 29……連結軸、 31……直交変換用ギヤ、 32……ギヤトレイン、 39……スラスト受け手段、 40……弾性板。
概略的に示す正面図、 第2図ないし第5図は本発明の一実施例を示しており、 第2図は全体の透視図、 第3図は全体の縦断正面図、 第4図は全体の縦断側面図、 第5図はスラスト受け手段部分の分解斜視図である。 第6図は本発明の他の実施例を示すモータ出力軸部分の
正面図である。 第7図は従来例のロータリ式電気かみそりの要部を概略
的に示す正面図である。 1……本体ケース、 3……外刃、 9……ロータリ内刃、 13……モータ、 14……駆動伝達手段、 26……出力軸、 27……出力ギヤ、 29……連結軸、 31……直交変換用ギヤ、 32……ギヤトレイン、 39……スラスト受け手段、 40……弾性板。
Claims (1)
- 【請求項1】本体ケース(1)にアーチ状の外刃(3)
が着脱自在に装着されており、 本体ケース(1)に内刃駆動ユニット(7)が上下動自
在に支持されており、 内刃駆動ユニット(7)は、外刃(3)の内面に対し摺
接回転するシリンダ型のロータリ内刃(9)と、ロータ
リ内刃(9)の左右両端の軸(24)を支持する左右一対
の軸受台(10・11)と、左右の軸受台(10・11)を支持
するシャーシ(12)と、シャーシ(12)に取付けられる
モータ(13)と、シャーシ(12)に搭載されてモータ
(13)の駆動力をロータリ内刃(9)に伝達するための
駆動伝達手段(14)とを一体的に組み合わせてあり、 駆動伝達手段(14)は、モータ(13)の縦向きの出力軸
(26)上に固着した出力ギヤ(27)と、出力軸(26)と
直交する方向に配置した連結軸(29)と、連結軸(29)
上に固着されて上記出力ギヤ(27)とかみ合う直交変換
用ギヤ(31)と、連結軸(29)とこれと平行なロータリ
内刃(9)の軸(24)との二軸間をつなぐギヤトレイン
(32)とからなり、 直交変換用ギヤ(31)は出力ギヤ(27)に対しギヤトレ
イン(32)側に配置されており、 連結軸(29)に対して常に直交変換用ギヤ(31)を出力
ギヤ(27)側に押しつけるように軸方向にばね圧荷重を
加えるスラスト受け手段(39)が、シャーシ(12)に設
けられていることを特徴とするロータリ式電気かみそ
り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037590A JP2823081B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | ロータリ式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037590A JP2823081B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | ロータリ式電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03242192A JPH03242192A (ja) | 1991-10-29 |
JP2823081B2 true JP2823081B2 (ja) | 1998-11-11 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2823081B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4509354B2 (ja) * | 2000-10-30 | 2010-07-21 | 九州日立マクセル株式会社 | ロータリー式の電気かみそり |
JP5062671B2 (ja) * | 2007-07-10 | 2012-10-31 | 日立マクセル株式会社 | 電気かみそり |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP4037590A patent/JP2823081B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH03242192A (ja) | 1991-10-29 |
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