JP2821569B2 - 既設管ライニング工法の吸引装置 - Google Patents
既設管ライニング工法の吸引装置Info
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
供給管を補修対象とし、該供給管の管内をライニングす
るに要する必要量の液状樹脂を、第1工程では供給管の
末端の地上開口部より管内にプラグ状に導入してその後
方より圧入する液体流により樹脂プラグの全量を導管側
の分岐位置まで移送し、第2工程では上記地上開口部に
接続された吸引ポンプにより管内の液体流を吸引排出さ
せ、その吸引力により供給管の末端側に引き戻される樹
脂プラグの流動により管内面に樹脂を塗布してライニン
グを形成する管内面のライニング補修工法において、そ
の第2工程時に液体流を吸引排出させるための吸引装置
に関するものである。
出願人は、先に、特開平4−114773号公報に記載
されているような補修工法を提案している。
導管より需要先に向けて分岐された供給管を対象とする
場合、非掘削による補修方式として、供給管の末端側に
備えたメータを外してこれを地上開口部として、この地
上開口部より、供給管の管内をライニングするに要する
必要量の液状樹脂を、第1工程では管内にプラグ状に導
入してその後方管内に圧入する液体流により樹脂プラグ
の全量を導管側の分岐位置まで移送し、第2工程では地
上開口部に接続された吸引ポンプにより液体流を吸引排
出させ、その吸引力で供給管の末端側に引き戻される樹
脂プラグの流動により管内面に樹脂を塗布して所要のラ
イニング膜を形成するように補修施工を行っている。
る際、第2工程時には、供給管の地上開口部にホースを
介して液体流の回収タンクが接続され、回収タンクの上
部空間内と連通するように吸引ポンプが直列に接続され
ていて、ポンプによる吸引作用で、前工程時に管内に導
入されている液体流が吸い出され、液体を回収タンク内
に回収する方式としている。
タンク内に回収される液体が、タンク内の上部空間に飛
散して、液体を含んだ気体が吸引ポンプに吸い込まれる
現象がしばしば派生し、これに起因してポンプトラブル
を起こす問題点があった。
を目的として、液体を含んだ気体がポンプに吸い込まれ
ることに起因するポンプトラブルの発生を無くした吸引
装置を提供することを目的とするものである。
めに、本発明は、導管路より分岐された供給管を補修対
象とし、該供給管の管内をライニングするに要する必要
量の液状樹脂を、第1工程では供給管の末端の地上開口
部より管内にプラグ状に導入してその後方より圧入する
液体流により樹脂プラグの全量を導管側の分岐位置まで
移送し、第2工程では上記地上開口部に接続された吸引
ポンプにより管内の液体流を吸引排出させ、その吸引力
により供給管の末端側に引き戻される樹脂プラグの流動
により管内面に樹脂を塗布してライニングを形成する管
内面のライニング補修工法において、上記第2工程時
に、供給管の地上開口部には、これに接続ホースを介し
て連通される液体流の回収タンクと、該タンクの上部空
間内と連通するようにホースを介して接続される吸引ポ
ンプとを備えると共に、上記回収タンクと吸引ポンプと
の間の吸引経路に、透明の筒材で作られた所要長さを有
する分離筒の内部に、気体の流通を許容する吸液材を収
容して構成される気液分離手段を着脱可能に配設してな
ることを特徴とする。
ンプと回収タンクとを連通する吸引ラインの系路上に、
気体に含有されている液体をポンプに吸い込まれないよ
うに分離する気液分離手段を介在させていることから、
吸引ポンプの吸引作用により管路側から気体が吸引され
るとき、該気体に含有されている液体が気液分離手段に
吸着されるようになる。
作られた所要長さを有する分離筒の内部に、気体の流通
を許容する吸液材を収容して構成されていることから、
筒状本体に収容されている吸液材の吸収状態が外から見
えるため、吸液材の取り替えが必要か否かの判断が随時
にできると共に、分離筒を吸引経路から外して吸液材を
取り替えることが簡単にできる。
いて説明する。図1は、上記第1工程(液体流により、
樹脂の管内注入・移送)を示している。図1に示すよう
に、供給管の地上開口部より液体流の注入手段として
は、液体タンク9と、送液ポンプ10と、該ポンプから
送液される液体流をコントロールする液体流制御装置2
0とを有し、これらはホース12、13および15を介
して管路側へ直列に接続されている。図中のRは、送液
中の液体圧力を一定に維持するように余分な液体を液体
タンクに戻すためのホースである。
グ3を供給管7に導入し、そして樹脂注入装置11を使
って、送液ポンプ10の作動によって得られた液圧で樹
脂を地上開口部14より管内に注入する。その後、ピグ
カセット8を使って、同じ液圧で樹脂搬送ピグ4、吸液
材5および遮液ピグ6を管内に導入する。次に、続けて
送液ポンプ10を作動させることによって、液体タンク
9から液体Bが吸引・加圧されて、液体流制御装置20
を介して供給管7に注入されるので、樹脂Aが導管1側
の分岐位置2まで移送される。
吸引装置および該装置による施工状態(第2工程)を示
している。図2に示すように、本発明の吸引装置は、前
段工程に供給管内に注入された液体を管路より吸引排出
する吸引ポンプ16と、吸引された液体を回収する回収
タンク17と、ライニング施工に用いられたピグ類を回
収するために供給管の開口部に装着されるピグ止め装置
18とを、供給管側へ直列に接続して構成し、さらに、
上記吸引ポンプ16と回収タンク17との間に、吸引ポ
ンプの吸引作用により管路側から気体が吸引されるとき
該気体に含有されている液体を吸着する気液分離手段3
0を介在させている。
は、透明材料で作られて吸液材40を収容した分離筒3
2と、該分離筒32を外部の管路に接続するために分離
筒の両端部に設けられた一対の着脱機構38と、気体を
流通させるが分離筒内に収容された吸液材40を止める
ように分離筒32の両端内部に設けられた目皿部材34
とで構成されている。
は、透明の塩化ビニルが用いられているが、透明性を有
する他のプラスチック材を使用することも可能である。
ルが用いられているが、吸液性を有するその他の多孔性
吸液材を使用することも可能である。
ック機構が用いられていて、それぞれが分離筒32の両
端部に固着されている。また、該カムロック機構は、接
続口体38aを有し、ピン38eを介してクランプレバ
ー38bを枢支したものである。分離筒32を外部パイ
プと接続させるときはクランプレバー38bを180度
回動することによって簡単に接続できる。また、接続口
体38aの内部にはゴムパッキン36が装着されてい
て、外部パイプと接続させるときの漏洩を防止する。
路上に接続した状態を図2に示している。図2に示すよ
うに、気液分離手段30の一端を吸引ポンプ16側のホ
ース26に接続し他端をホース27を介して回収タンク
17に接続している。吸引ポンプ16の吸引作用により
管路側から気体が吸引され、回収タンク17内の上部空
間に飛散して該気体に含有されている液体が気液分離手
段30内の吸液材40に吸着される。図2において符号
19は、回収タンク17内に設けられている樹脂分離手
段を示している。回収される液体に混入している少量の
樹脂が該樹脂分離手段19で分離される。
を連通する吸引ラインの系路上に、吸引された該気体に
含有されている液体を吸着する気液分離手段を介在させ
たことから、吸引ポンプの吸引作用により管路側から気
体が吸引されるが、該気体に含有されている液体が吸液
材に吸着されて、液体が気体と一緒に吸引ポンプに吸い
込まれてポンプトラブルを起こすなどの不都合が解消さ
れる。
作られた所要長さを有する分離筒の内部に、気体の流通
を許容する吸液材を収容して構成されていることから、
筒状本体に収容されている吸液材の吸収状態が外から見
えるため、吸液材の取り替えが必要か否かの判断が随時
にできると共に、分離筒を吸引経路から外して吸液材を
取り替えることが簡単にできる。
送)を示す説明図である。
発明の吸引装置を示す説明図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 導管路より分岐された供給管を補修対象
とし、該供給管の管内をライニングするに要する必要量
の液状樹脂を、第1工程では供給管の末端の地上開口部
より管内にプラグ状に導入してその後方より圧入する液
体流により樹脂プラグの全量を導管側の分岐位置まで移
送し、第2工程では上記地上開口部に接続された吸引ポ
ンプにより管内の液体流を吸引排出させ、その吸引力に
より供給管の末端側に引き戻される樹脂プラグの流動に
より管内面に樹脂を塗布してライニングを形成する管内
面のライニング補修工法において、 上記第2工程時に、供給管の地上開口部には、これに接
続ホースを介して連通される液体流の回収タンクと、該
タンクの上部空間内と連通するようにホースを介して接
続される吸引ポンプとを備えると共に、 上記回収タンクと吸引ポンプとの間の吸引経路に、透明
の筒材で作られた所要長さを有する分離筒の内部に、気
体の流通を許容する吸液材を収容して構成される気液分
離手段を着脱可能に配設してなることを特徴とする既設
管ライニング工法の吸引装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293496A JP2821569B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング工法の吸引装置 |
DE69520722T DE69520722T2 (de) | 1994-11-28 | 1995-11-16 | Ansaugsystem für ein Verfahren zum Innenbeschichten eines Rohres |
EP95308217A EP0715114B1 (en) | 1994-11-28 | 1995-11-16 | Suction system for use in a method of lining the internal surface of a pipe |
ES95308217T ES2156200T3 (es) | 1994-11-28 | 1995-11-16 | Sistema de succion para su utilizacion en un procedimiento de revestimiento de la superficie interna de un tubo. |
CA002163307A CA2163307C (en) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | Suction system for use in a method of lining the internal surface of a pipe |
US08/560,926 US5888302A (en) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | Suction system for use in a method of lining the internal surface of a pipe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293496A JP2821569B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング工法の吸引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08141470A JPH08141470A (ja) | 1996-06-04 |
JP2821569B2 true JP2821569B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=17795496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6293496A Expired - Lifetime JP2821569B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング工法の吸引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821569B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599738Y2 (ja) * | 1979-09-05 | 1984-03-27 | 大阪瓦斯株式会社 | 配管内面被覆処理用の排出シ−ル剤回収装置 |
JPS5824380A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-14 | Tadashi Ono | パイプのライニング装置 |
JP2781907B2 (ja) * | 1992-10-14 | 1998-07-30 | 東京瓦斯株式会社 | 既設配管のライニング装置 |
JP2821566B2 (ja) * | 1993-02-03 | 1998-11-05 | 東京瓦斯株式会社 | 管内面ライニング補修工法 |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6293496A patent/JP2821569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08141470A (ja) | 1996-06-04 |
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