JP2852616B2 - 既設管ライニング補修工法 - Google Patents
既設管ライニング補修工法Info
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Description
給管を補修対象とし、該供給管の管内をライニングする
に要する必要量の液状樹脂を、第1工程では供給管の末
端の地上開口部より管内にプラグ状に導入してその後方
より圧入する液体流により樹脂プラグの全量を導管側の
分岐位置まで移送し、第2工程では上記地上開口部に接
続された吸引ポンプにより管内の液体流を吸引排出さ
せ、その吸引力により供給管の末端側に引き戻される樹
脂プラグの流動により管内面に樹脂を塗布してライニン
グを形成するように補修施工するライニング工法におい
て、その第1工程時の、ライニング施工用の均しピグの
管内導入方式に関するものである。
出願人は、特開平4−114773号公報に記載されて
いるような補修工法を提案している。
導管より需要先に向けて分岐された供給管を対象とする
場合、非掘削による補修方式として、供給管の末端側に
備えたメータを外してこれを地上開口部とし、この地上
開口部より、供給管の管内をライニングするに要する必
要量の液状樹脂を、第1工程では管内にプラグ状に導入
してその後方管内に圧入する液体流により樹脂プラグの
全量を導管側の分岐位置まで移送し、第2工程では地上
開口部に接続された吸引ポンプにより液体流を吸引排出
させ、その吸引力で供給管の末端側に引き戻される樹脂
プラグの流動により管内面に樹脂を塗布して所要のライ
ニング膜を形成するように補修施工を行っている。
によりライニング施工を行う際には、次のようなトラブ
ルが発生する。すなわち、上記した第1工程では、管路
上に継ぎ手等の拡径部分が存在するような場合は、樹脂
プラグの先頭側に位置するライニング施工用の均しピグ
がこの拡径部分の凹みに落ち込むことがしばしば発生す
るので、その後の吸引ライニング施工が適正に行われな
い問題があった。
とを目的とし、ライニング施工用の均しピグが管路上の
拡径部分の凹みに落ち込むことが避けられるピグ導入方
式を提供することを目的とするものである。
めに、本発明は、導管より分岐された供給管を補修対象
とし、該供給管の管内をライニングするに要する必要量
の液状樹脂を、第1工程では供給管の末端の地上開口部
より管内にプラグ状に導入してその後方より圧入する液
体流により樹脂プラグの全量を導管側の分岐位置まで移
送し、第2工程では上記地上開口部に接続された吸引ポ
ンプにより管内の液体流を吸引排出させ、その吸引力に
より供給管の末端側に引き戻される樹脂プラグの流動に
より管内面に樹脂を塗布してライニングを形成する既設
管ライニング補修工法において、上記第1工程では、樹
脂の管内導入時に、予め測定された樹脂の管内移送距離
と樹脂量との関係条件から、樹脂プラグのストロークに
対するライニング施工用の均しピグの介在位置を選定
し、樹脂移送完了位置ではその樹脂プラグの先頭側に到
達するように前記ピグを配置して管内に導入することを
特徴とする。
に、樹脂プラグの先頭に位置するように第1ライニング
施工用の均しピグを先に管内に導入したあと、予め測定
された樹脂の管内移送距離と樹脂量との関係条件から、
樹脂プラグのストロークに対する第2ライニング施工用
の均しピグの介在位置を選定し、樹脂移送完了位置では
その樹脂プラグの先頭側に到達するように該ピグを配置
して管内に導入することを特徴とする。
1工程では、樹脂の管内導入時に、予め測定された樹脂
の管内移送距離や樹脂量等の関係条件から、樹脂プラグ
のストロークに対するライニング施工用の均しピグの介
在位置を選定し、樹脂移送完了位置では該均しピグがそ
の樹脂プラグの先頭側に到達するように該均しピグをを
配置して管内に導入することから、管路上の拡径部分が
存在する場合でも、先行する樹脂がその拡径部分の凹み
を埋めるようになるので、ピグが該凹みに落ち込んで通
過不能となる事態が避けられる。
プラグの場合は、管路内壁に接する樹脂の外周側に比較
して、管路中心側の樹脂が速く進む性質があるので、予
め測定された樹脂の管内移送距離や樹脂量等の関係条件
から、樹脂プラグのストロークに対するピグの介在位置
を選定してピグを管内に導入することで、樹脂移送完了
位置ではピグがその樹脂プラグの先頭側に到達できる。
長にわたって拡径部分に落ち込まないことから、その後
の吸引ライニング施工が適正に行われることが確保され
る。
いて説明する。図1は、第1工程(液体により、樹脂の
管内注入・移送)の施工状態を示している。第1工程で
は、樹脂の管内導入時に、予め測定された樹脂の管内移
送距離や樹脂量等の関係条件から、樹脂プラグのストロ
ークに対するライニング施工用の均しピグ3の介在位置
を選定し、樹脂移送完了位置ではその樹脂プラグの先頭
側に到達するように該均しピグが適宜に配置されて管内
に導入される。
は、例えば樹脂注入装置11を使って、送液ポンプ10
の作動により得られた液圧で樹脂Aを地上開口部14よ
り管内に注入し、管内面ライニング補修に必要量の樹脂
が例えば半分注入された時点で均しピグ3を管内に導入
し、次に残りの半分の樹脂を続けて注入すればよい。
全量を管内に注入したあと、ピグカセット8により、同
じ液圧で樹脂搬送ピグ4、吸液材5および遮液ピグ6を
管内に導入する。次に、続けて送液ポンプ10を作動さ
せることによって、液体タンク9から液体Bが吸引・加
圧されて、液体流制御装置20を介して供給管7に注入
されるので、樹脂Aが導管1側の分岐位置2まで移送さ
れる。図中Rは、送液中の液体圧力を一定に維持するよ
うに余分の液体を液体タンクに戻すためのホースであ
る。
存在する場合でも、均しピグ3より先行する樹脂Aがそ
の拡径部分の凹みを埋めるようになるので、ピグが凹み
に落ち込んで通過不能となる事態が避けられる。
ように、液圧により管路内を進行する樹脂プラグの場合
は、管路内壁に接する樹脂の外周側に比較して、管路中
心側の樹脂が速く進む性質があるので、予め測定された
樹脂の管内移送距離や樹脂量等の関係条件から、樹脂プ
ラグのストロークに対するピグの介在位置を選定するこ
とで、樹脂移送完了位置(分岐位置2)ではピグ3がそ
の樹脂プラグの先頭側に位置するように到達できる。
の施工状態を示している。第2工程では、ピグ止め装置
18と、(液体)回収タンク17と、吸引ポンプ16と
が直列の形式で管路側に接続されている。吸引ポンプ1
6より管内の液体流Bを吸引排出させ、その吸引力によ
って供給管の末端側に引き戻される樹脂プラグの流動に
より管内面に樹脂を塗布してライニング膜を形成する。
径部分12に落ち込まないように確保された均しピグ3
によって、管内面に塗布されるライニング膜の厚さが均
一なものとなる。
う一つの実施例を示している。図4に示すように、第1
工程では、樹脂の管内導入時に、樹脂プラグの先頭に位
置するように第1均しピグ3を先に管内に導入し、その
後、予め測定された樹脂の管内移送距離や樹脂量等の関
係条件から、樹脂プラグのストロークに対する第2均し
ピグ3’の介在位置を選定し、樹脂移送完了位置(分岐
位置2)ではその樹脂プラグの先頭側に到達するように
該第2均しピグ3’を配置して管内に導入する。
的なやり方は、前記図1に示す実施例と同様である。但
し、樹脂Aが分岐位置2まで移送された時点で第2均し
ピグ3’が第1均しピグ3に隣接するようになり、2個
のピグとも樹脂プラグの先頭に位置するようになる。第
2工程の吸引ライニング時には、第1および第2均しピ
グ3、3’は、共に均し作用を有するので、管内面に塗
布されるライニング膜の厚さがいっそう均一なものとな
る。
グ導入方式によれば、上記第1工程では、樹脂の管内導
入時に、予め測定された樹脂の管内移送距離や樹脂量等
の関係条件から、樹脂プラグのストロークに対するライ
ニング施工用の均しピグの介在位置を選定し、樹脂移送
完了位置では該均しピグがその樹脂プラグの先頭側に到
達するように該均しピグをを配置して管内に導入するこ
とから、管路上の拡径部分が存在する場合でも、先行す
る樹脂がその拡径部分の凹みを埋めるようになるので、
ピグが凹みに落ち込んで通過不能となる事態が避けられ
る。したがって均しピグは、樹脂プラグの管内移送全長
にわたって拡径部分に落ち込むことなく、その後の吸引
ライニング施工が適正に行われることが確保される。
体流により、樹脂の管内注入・移送)の施工状態を示す
説明図である。
示す説明図である。
を示す説明図である。
例を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 導管より分岐された供給管を補修対象と
し、該供給管の管内をライニングするに要する必要量の
液状樹脂を、第1工程では供給管の末端の地上開口部よ
り管内にプラグ状に導入してその後方より圧入する液体
流により樹脂プラグの全量を導管側の分岐位置まで移送
し、第2工程では上記地上開口部に接続された吸引ポン
プにより管内の液体流を吸引排出させ、その吸引力によ
り供給管の末端側に引き戻される樹脂プラグの流動によ
り管内面に樹脂を塗布してライニングを形成する既設管
ライニング補修工法において、 上記第1工程では、樹脂の管内導入時に、予め測定され
た樹脂の管内移送距離と樹脂量との関係条件から、樹脂
プラグのストロークに対するライニング施工用の均しピ
グの介在位置を選定し、樹脂移送完了位置ではその樹脂
プラグの先頭側に到達するように前記ピグを配置して管
内に導入することを特徴とする既設管ライニング補修工
法。 - 【請求項2】 上記第1工程では、樹脂の管内導入時
に、樹脂プラグの先頭に位置するように第1ライニング
施工用の均しピグを先に管内に導入したあと、予め測定
された樹脂の管内移送距離と樹脂量との関係条件から、
樹脂プラグのストロークに対する第2ライニング施工用
の均しピグの介在位置を選定し、樹脂移送完了位置では
その樹脂プラグの先頭側に到達するように該ピグを配置
して管内に導入することを特徴とする請求項1記載の既
設管ライニング補修工法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293501A JP2852616B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング補修工法 |
ES95308218T ES2149325T3 (es) | 1994-11-28 | 1995-11-15 | Procedimientos de revestimiento de la superficie interna de un tubo. |
DE69517393T DE69517393T2 (de) | 1994-11-28 | 1995-11-15 | Verfahren zur Innenbeschichtung eines Rohres |
EP95308218A EP0715115B1 (en) | 1994-11-28 | 1995-11-15 | Methods of lining the internal surface of a pipe |
CA002163309A CA2163309C (en) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | Methods of lining the internal surface of a pipe |
US08/560,928 US5700405A (en) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | Method of lining the internal surface of a pipe |
US08/746,194 US5716672A (en) | 1994-11-28 | 1996-11-06 | Methods of lining the internal surface of a pipe |
US08/746,193 US5667841A (en) | 1994-11-28 | 1996-11-06 | Methods of lining the internal surface of a pipe |
US08/746,195 US5853629A (en) | 1994-11-28 | 1996-11-06 | Method of lining the internal surface of a pipe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293501A JP2852616B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング補修工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08141474A JPH08141474A (ja) | 1996-06-04 |
JP2852616B2 true JP2852616B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=17795563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6293501A Expired - Fee Related JP2852616B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング補修工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2852616B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6293501A patent/JP2852616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08141474A (ja) | 1996-06-04 |
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