JP2807755B2 - 既設管ライニング工法の吸引装置 - Google Patents
既設管ライニング工法の吸引装置Info
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- Pipe Accessories (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
給管を補修対象とし、該供給管の管内をライニングする
に要する必要量の液状樹脂を、第1工程では供給管の末
端の地上開口部より管内にプラグ状に導入してその後方
より圧入する液体流により樹脂プラグの全量を導管側の
分岐位置まで移送し、第2工程では上記地上開口部に接
続された吸引ポンプにより管内の液体流を吸引排出さ
せ、その吸引力により供給管の末端側に引き戻される樹
脂プラグの流動により管内面に樹脂を塗布してライニン
グを形成する管内面のライニング補修工法において、そ
の第2工程時に液体を吸引排出させるための吸引装置に
関するものである。
出願人は、特開平4−114773号公報に記載されて
いるような補修工法を提案している。
導管より需要先に向けて分岐された供給管を対象とする
場合、非掘削による補修方式として、供給管の末端側に
備えるメータを外してこれを地上開口部とし、この地上
開口部より、供給管の管内をライニングするに要する必
要量の液状樹脂を、第1工程では管内にプラグ状に導入
してその後方管内に圧入する液体流により樹脂プラグの
全量を導管側の分岐位置まで移送し、第2工程では地上
開口部に接続された吸引ポンプにより液体流を吸引排出
させ、その吸引力で供給管の末端側に引き戻される樹脂
プラグの流動により管内面に樹脂を塗布して所要のライ
ニング膜を形成するように補修施工を行っている。
来技術のライニング工法に用いられる吸引装置では、次
に述べるような問題点があった。すなわち、従来の吸引
装置によって吸引ライニング施工を行う時に、その前段
の工程において管内に導入された複数のピグが回収され
たか否かの確認が容易にできず、特に、最終段階で回収
されるライニング施工用の均しピグの通過が簡単に確認
できないので、供給管内よりの気体吸引排出量を最小限
にすることができない。そのため、過度の気体吸引排出
に起因して、管路内壁の形成直後のライニング塗布面に
不都合が発生しやすい。
ンプの吸引作用によって樹脂を吸引ライニングする工程
時に、複数のピグが管内より回収された否かの確認が容
易に行えるようにした既設管ライニング工法の吸引装置
を提供することを目的としている。
めに、本発明は、 導管より分岐された供給管を補修対
象とし、該供給管の管内をライニングするに要する必要
量の液状樹脂を、第1工程では供給管の末端の地上開口
部より管内にプラグ状に導入してその後方より圧入する
液体流により樹脂プラグの全量を導管側の分岐位置まで
移送し、第2工程では上記地上開口部に接続された吸引
ポンプにより管内の液体流を吸引排出させ、その吸引力
により供給管の末端側に引き戻される樹脂プラグの流動
により管内面に樹脂を塗布してライニングを形成する管
内面のライニング補修工法において、上記第2工程時
に、供給管の地上開口部には、これに連結されるピグ止
め装置と、該ピグ止め装置に接続ホースを介して連通さ
れる液体流の回収タンクと、該回収タンクの上部空間内
と連通するようにホースを介して接続される吸引ポンプ
とを備えると共に、上記ピグ止め装置と管路側との間の
吸引ラインの系路上に、ピグが通過するとそれを検知,
カウントして警報を発するピグ通過検知器を介在させて
なることを特徴とする。
知スイッチと、該検知スイッチの押しボタンを覆うよう
に形成し、通常は管内へ突出していてピグ通過時はピグ
に押されて反対方向へ退避する作動部を有する反転可能
なゴム部材と、警報を発する警報部とを備えてなること
を他の特徴とするものである。
グ止め装置と供給管とを連通する吸引ラインの系路上
に、ピグが通過するとそれを検知,カウントして警報を
発するピグ通過検知器を介在させていることから、吸引
ライニング工程時に、その前段の工程において管内に導
入された複数のピグが管内より回収されたか否かの確認
が容易にでき、特に最終段階で回収されるライニング施
工用の均しピグの通過が確認できることで管内よりの気
体吸引排出を最小限にすることができる。
いて説明する。図1は、上記第1工程(液体流により、
樹脂の管内注入・移送)を示している。図1に示すよう
に、該第1工程時に、供給管の地上開口部より導入され
る液体流の注入手段としては、液体タンク9と、送液ポ
ンプ10と、該ポンプから送液される液体流をコントロ
ールする液体流制御装置20とを有して、これらはホー
ス12、13および15を介して管路側へ直列に接続さ
れている。図中のRは、送液中の液体圧力を一定に維持
するように余分の液体を液体タンクに戻すためのホース
である。
グ3を供給管7に導入し、そして樹脂注入装置11を使
って、送液ポンプ10の作動により得られた液圧で樹脂
を地上開口部14より管内に注入する。その後、ピグカ
セット8を使って同じ液圧で樹脂搬送ピグ4、吸液材5
および遮液ピグ6を管内に導入する。次に、続けて送液
ポンプ10を作動させることによって、液体タンク9か
ら液体Bが吸引・加圧されて、液体制御装置20を介し
て供給管7に注入されるので、樹脂Aが導管1の分岐位
置2まで移送される。
工程(吸引ライニング)を示している。図2に示すよう
に、本発明の吸引装置は、前段の工程時に供給管内に注
入された液体を管路より吸引排出する吸引ポンプ16
と、吸引された液体を回収する回収タンク17と、ライ
ニング施工に用いられたピグ類を回収するために供給管
開口部に装着されたピグ止め装置18とをホース26お
よび28を介して供給管側に接続して構成し、さらに、
上記ピグ止め装置18と供給管7との間に、ピグが通過
するとそれを検知,カウントして警報を発するピグ通過
検知器を介在させている。該ピグ通過検知器は、図2に
示すように、検知部30と警報部31とをコード32で
接続して構成している。
示している。図3に示すように、該ピグ通過検知器の一
部を構成する検知部30は、ピグ止め装置18の入り口
とされる管状連結部34の壁部に装着されていて、該ピ
グ通過検知器の他の一部を構成する警報部31はピグ止
め装置18の側壁部に装着されている。
有する検知スイッチ30aと、該押しボタン30a’を
覆うように形成したゴム製の反転ラバコンタクト30b
とを備えて構成している。該反転ラバコンタクト30b
は、通常は管内へ突出しておりピグ通過時はピグに押さ
れて反対方向へ退避する操作部30b’を有する。
に、ピグ止め装置18の管状連結部34の壁部(事前に
形成させた開口)において外側から螺合により装着され
ている。そして、反転ラバコンタクト30bは、管状連
結部34の壁部において、検知スイッチ30aの押しボ
タン30a’を覆うと共に管内に臨むように固着されて
いる。
0bは、ゴムで作られており、外力によってその操作部
30b’が反対側へ反転し、また、該外力が消えると元
の状態に戻れるようになっている。図4に示すように、
ピグ36は、管路より吸引されてピグ止め装置18に回
収される直前に、該ピグ止め装置の管状連結部34に入
る。この際、ピグ36が反転ラバコンタクト30bの前
を通るので、反転ラバコンタクト30bの操作部30
b’がピグ36にぶつけられて反対側へ押される。これ
により、検知スイッチ30aの押しボタン30a’が押
されて、警報部31のブザーが鳴り出す。
反転ラバコンタクト30bの前を通るとそれぞれの通過
が検知,カウントされる。回収される最後のピグである
ライニング施工用の均しピグ3の通過が検知されると、
吸引ポンプ16の運転を直ちに停止させることができ、
管内よりの気体吸引排出を最小限にすることができる。
給管とを連通する吸引ラインの系路上に、ピグが通過す
るとそれを検知,カウントして警報を発するピグ通過検
知器を介在させていることから、吸引ライニング工程時
に、その前段の工程において管内に導入してある複数の
ピグが、管内より回収されたか否かの確認が容易にで
き、特に最終段階で回収されるライニング施工用の均し
ピグの通過が簡単に確認できることで管内よりの気体吸
引排出を最小限にすることができる。したがって、過度
の気体吸引排出に起因して形成直後の管内ライニング塗
布面に生じうる不都合が避けられる。また、吸引ポンプ
の吸引作業をタイミング良く終了させることができるの
で、ライニング施工の効率が向上される。
送)を示す説明図である。
示す説明図である。
明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 導管より分岐された供給管を補修対象と
し、該供給管の管内をライニングするに要する必要量の
液状樹脂を、第1工程では供給管の末端の地上開口部よ
り管内にプラグ状に導入してその後方より圧入する液体
流により樹脂プラグの全量を導管側の分岐位置まで移送
し、第2工程では上記地上開口部に接続された吸引ポン
プにより管内の液体流を吸引排出させ、その吸引力によ
り供給管の末端側に引き戻される樹脂プラグの流動によ
り管内面に樹脂を塗布してライニングを形成する管内面
のライニング補修工法において、 上記第2工程時に、供給管の地上開口部には、これに連
結されるピグ止め装置と、該ピグ止め装置に接続ホース
を介して連通される液体流の回収タンクと、該回収タン
クの上部空間内と連通するようにホースを介して接続さ
れる吸引ポンプとを備えると共に、上記ピグ止め装置と
管路側との間の吸引ラインの系路上に、ピグが通過する
とそれを検知,カウントして警報を発するピグ通過検知
器を介在させてなることを特徴とする既設管ライニング
工法の吸引装置。 - 【請求項2】 上記ピグ通過検知器は、検知スイッチ
と、該検知スイッチの押しボタンを覆うように形成し、
通常は管内へ突出していてピグ通過時はピグに押されて
反対方向へ退避する作動部を有する反転可能なゴム部材
と、警報を発する警報部とを備えてなることを特徴とす
る請求項1記載の、既設管ライニング工法の吸引装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293498A JP2807755B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング工法の吸引装置 |
DE69520722T DE69520722T2 (de) | 1994-11-28 | 1995-11-16 | Ansaugsystem für ein Verfahren zum Innenbeschichten eines Rohres |
EP95308217A EP0715114B1 (en) | 1994-11-28 | 1995-11-16 | Suction system for use in a method of lining the internal surface of a pipe |
ES95308217T ES2156200T3 (es) | 1994-11-28 | 1995-11-16 | Sistema de succion para su utilizacion en un procedimiento de revestimiento de la superficie interna de un tubo. |
US08/560,926 US5888302A (en) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | Suction system for use in a method of lining the internal surface of a pipe |
CA002163307A CA2163307C (en) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | Suction system for use in a method of lining the internal surface of a pipe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293498A JP2807755B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング工法の吸引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08141472A JPH08141472A (ja) | 1996-06-04 |
JP2807755B2 true JP2807755B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17795522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6293498A Expired - Lifetime JP2807755B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 既設管ライニング工法の吸引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2807755B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6293498A patent/JP2807755B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08141472A (ja) | 1996-06-04 |
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