JPS5842061Y2 - ライニングチユ−ブ外周面の接着剤塗布装置 - Google Patents
ライニングチユ−ブ外周面の接着剤塗布装置Info
- Publication number
- JPS5842061Y2 JPS5842061Y2 JP10454778U JP10454778U JPS5842061Y2 JP S5842061 Y2 JPS5842061 Y2 JP S5842061Y2 JP 10454778 U JP10454778 U JP 10454778U JP 10454778 U JP10454778 U JP 10454778U JP S5842061 Y2 JPS5842061 Y2 JP S5842061Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- lining tube
- lining
- adhesive
- peripheral surface
- Prior art date
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- Coating Apparatus (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、流体を輸送する既設管などの管の内面をライ
ニングチューブでライニングして流体の漏洩を防ぐため
のライニングチューブ外周面全面の接着剤塗布装置に関
する。
ニングチューブでライニングして流体の漏洩を防ぐため
のライニングチューブ外周面全面の接着剤塗布装置に関
する。
従来から地中に埋設されている管の内面が腐蝕して流体
が漏洩したり、あるいは管継手の接続不良により流体が
漏洩した場合には、その漏洩を防ぐために漏洩個所の全
てを地上から掘削して、各漏洩個所を溶接または接着剤
などで埋めて修繕が行なわれている。
が漏洩したり、あるいは管継手の接続不良により流体が
漏洩した場合には、その漏洩を防ぐために漏洩個所の全
てを地上から掘削して、各漏洩個所を溶接または接着剤
などで埋めて修繕が行なわれている。
したがって多大の労力と時間を要した。
本考案は、流体の漏洩個所の補修などのシール作業が容
易なライニングチューブ外周面全面の接着剤塗布装置を
提供することを目的とする。
易なライニングチューブ外周面全面の接着剤塗布装置を
提供することを目的とする。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図である。
地面1には流体を輸送するための鋼製、鋳鉄製あるいは
合成樹脂型の管2が埋設されている。
合成樹脂型の管2が埋設されている。
ライニングすべき成る距離を隔てて管2が露出するよう
に竪坑3,4が掘削される。
に竪坑3,4が掘削される。
一方の竪坑3において、本考案に従う接着剤塗布装置5
が設置される。
が設置される。
他方の竪坑4にはウィンチ6が設けられている。
ライニングチューブ7は、後述の如く竪坑3から竪坑4
にわたって管2内に挿入され、管2の内面に接着される
。
にわたって管2内に挿入され、管2の内面に接着される
。
ライニングチューブ7は、可撓性のナイロンなどの合成
樹脂型であり、その厚さはたとえば0.2mmである。
樹脂型であり、その厚さはたとえば0.2mmである。
第2図は接着剤塗布装置5の縦断面図であり、第3図は
その平面図である。
その平面図である。
接着剤塗布装置5は、矢符8で示すライニングチューブ
7の引張り方向に沿って順に、ライニングチューブ7を
扁平に折りたたんだ状態でロール状に巻回保持する供給
ローラ9、ライニングチューブ7の外周面全面に塗布す
べき接着剤10の貯留槽11.ライニングチューブ7を
供給ローラ9から接着剤10内に導く案内ローラ12、
ライニングチューブ7を挾んで゛ライニングチューブ7
の外周面における接着剤10の塗布量を調整する一対の
絞りローラ13、および管2の一端に配置されライニン
グチューブ7を管2の下部内周面に合せて管2内に挿入
すべく案内する案内部材14を備える。
7の引張り方向に沿って順に、ライニングチューブ7を
扁平に折りたたんだ状態でロール状に巻回保持する供給
ローラ9、ライニングチューブ7の外周面全面に塗布す
べき接着剤10の貯留槽11.ライニングチューブ7を
供給ローラ9から接着剤10内に導く案内ローラ12、
ライニングチューブ7を挾んで゛ライニングチューブ7
の外周面における接着剤10の塗布量を調整する一対の
絞りローラ13、および管2の一端に配置されライニン
グチューブ7を管2の下部内周面に合せて管2内に挿入
すべく案内する案内部材14を備える。
供給ローラ9は、接着剤塗布装置5の機体15に枢支さ
れる。
れる。
案内ローラ12は、機体15に固着され貯留槽11内に
平行に延びる一対の支持部材16の端部に枢支される。
平行に延びる一対の支持部材16の端部に枢支される。
貯留槽11の上方で案内ローラ12よりも引張り方向8
の前方に一対の絞りローラ13が設けられる。
の前方に一対の絞りローラ13が設けられる。
第4図は絞すローラ13付近の拡大正面図である。
支持部材16には、一対の揺動支持片17がピン18で
揺動自在に枢支され、また一対の固定支持片19が固着
される。
揺動自在に枢支され、また一対の固定支持片19が固着
される。
揺動支持片17には鼓状の凹ローラ20が、固定支持片
19には軸線方向中央が両端よりも半径の大きい凸ロー
ラ21がそれぞれ枢支され、それによって一対の絞りロ
ーラ13が構成される。
19には軸線方向中央が両端よりも半径の大きい凸ロー
ラ21がそれぞれ枢支され、それによって一対の絞りロ
ーラ13が構成される。
凹・凸ローラ20,21の軸線は水平でかつ相互に平行
であり、凹・凸ローラ20,21の各外周面の曲率は軸
線方向の対応位置で等しい。
であり、凹・凸ローラ20,21の各外周面の曲率は軸
線方向の対応位置で等しい。
凸ローラ21は、引張り方向8に沿って引張られるライ
ニングチューブ7の引張り力が作用する側に配置される
。
ニングチューブ7の引張り力が作用する側に配置される
。
そのためライニングチューブ7は常に絞りローラ13の
軸線方向中央部で走行される。
軸線方向中央部で走行される。
凸ローラ21の上方で支持部材16に形成された突部2
2にはボルト23が進退自在に螺着され、ボルト23の
端部は揺動支持片17のピン18に関して凹ローラ20
の反対側の端部に固着される。
2にはボルト23が進退自在に螺着され、ボルト23の
端部は揺動支持片17のピン18に関して凹ローラ20
の反対側の端部に固着される。
ボルト23の途中には、ナツト24が螺着されていて、
ナツト24と揺動支持片17との間には、ボルト23を
外囲してばね25が介在される。
ナツト24と揺動支持片17との間には、ボルト23を
外囲してばね25が介在される。
ばね25は、揺動支持片17を凹・凸ローラ20,21
が相互に近接する方向に弾発付勢する。
が相互に近接する方向に弾発付勢する。
ボルト23をその軸線に沿って進退させることによって
、揺動支持片17はピン18のまわりに揺動し、それに
より凹・凸ローラ20,21相互の間隔が調整される。
、揺動支持片17はピン18のまわりに揺動し、それに
より凹・凸ローラ20,21相互の間隔が調整される。
そのため貯留槽11内で塗布されたライニングチューブ
7の外周面における接着剤10の塗布量を調整すること
ができる。
7の外周面における接着剤10の塗布量を調整すること
ができる。
第5図は第3図の切断面線■−■に沿う断面図である。
絞りローラ13よりも引張り方向8の前方には、ライニ
ングチューブ7の幅方向両端部の余分な接着剤を取除く
ための一対の接着剤塗布量調整用切欠き26が設けられ
る。
ングチューブ7の幅方向両端部の余分な接着剤を取除く
ための一対の接着剤塗布量調整用切欠き26が設けられ
る。
接着剤塗布量調整用切欠き26はライニングチューブ7
の幅方向両端部を挾み、ライニングチューブ7がその接
着剤塗布量調整用切欠き26内を走行することにより、
ライニングチューブ7の幅方向両流部の余分な接着剤1
0が取除かれる。
の幅方向両端部を挾み、ライニングチューブ7がその接
着剤塗布量調整用切欠き26内を走行することにより、
ライニングチューブ7の幅方向両流部の余分な接着剤1
0が取除かれる。
接着剤塗布装置5の機体15には、単一枚の帯状のカバ
ー材28をロール状に巻回して保持するカバー材供給ロ
ーラ29が枢支されている。
ー材28をロール状に巻回して保持するカバー材供給ロ
ーラ29が枢支されている。
カバー材28は、ローラ30に案内されて扁平に折たた
んだ状態のライニングチューブ7の下面に接し、ライニ
ングチューブ7とともに案内部材14に導かれる。
んだ状態のライニングチューブ7の下面に接し、ライニ
ングチューブ7とともに案内部材14に導かれる。
第6図は接着剤塗布装置5の右側面図である。
案内部材14は、引張り方向8の前方に進むにつれて先
細りで、かつその端部が管2の下部内周面に面一に連な
る円弧面14aを威すように彎曲されている。
細りで、かつその端部が管2の下部内周面に面一に連な
る円弧面14aを威すように彎曲されている。
それにより案内部材14上を引張られるライニングチュ
ーブ7およびカバー材28は、管2の下部内周面に沿っ
て管2内に円滑に引込まれる。
ーブ7およびカバー材28は、管2の下部内周面に沿っ
て管2内に円滑に引込まれる。
案内部材14と機体15との端部には、分割フランジ3
1.32がそれぞれ固着される。
1.32がそれぞれ固着される。
この分割フランジ31.32は管2の端部に設けられる
フランジ33に結合される。
フランジ33に結合される。
管2のライニングに当っては、まず管2内にワイヤ34
を通線する。
を通線する。
次にライニングチューブ7を接着剤10の貯留槽11を
通し、絞りローラ13を経て、そのライニングチューブ
7の全外周面に接着剤を適切な厚さで塗布する。
通し、絞りローラ13を経て、そのライニングチューブ
7の全外周面に接着剤を適切な厚さで塗布する。
このライニングチューブ7の外径は、管2の内径とほぼ
等しいかあるいはやや大きく選ぶ。
等しいかあるいはやや大きく選ぶ。
接着剤の塗布されたライニングチューブ7の先端とカバ
ー材28の先端とは、第7図示のごとく、管2内に通線
されているワイヤ34に接続される。
ー材28の先端とは、第7図示のごとく、管2内に通線
されているワイヤ34に接続される。
カバー材28は、第8図示の如くライニングチューブ7
が管2内に引込まれるにつれて、ライニングチューブ7
の下部外周面にライニングチューブ7と同一長だけ接着
剤によって接着されてゆく。
が管2内に引込まれるにつれて、ライニングチューブ7
の下部外周面にライニングチューブ7と同一長だけ接着
剤によって接着されてゆく。
カバー材28は、ワイヤ34がウィンチ6によって管2
内に引かれるときに、aライニングチューブ7の外周面
に塗布しである接着剤によってライニングチューブ7が
管2の内面に接着してしまうことを防ぎ、そのためライ
ニングチューブ7が管2内に円滑に挿入され、またbラ
イニングチューブ7の外周面の接着剤が管2の内面に摺
擦して剥離することを防ぐ。
内に引かれるときに、aライニングチューブ7の外周面
に塗布しである接着剤によってライニングチューブ7が
管2の内面に接着してしまうことを防ぎ、そのためライ
ニングチューブ7が管2内に円滑に挿入され、またbラ
イニングチューブ7の外周面の接着剤が管2の内面に摺
擦して剥離することを防ぐ。
こうしてライニングチューブ7は折りたたんだ状態で管
2内に挿入される。
2内に挿入される。
この折りたたんだ状態とは、ライニングチューブ7が扁
平に潰れた状態だけでなく、長手方向に延びたままでそ
の長手方向の折り目をもって折曲げられた状態を含む概
念として広く解釈されなければならない。
平に潰れた状態だけでなく、長手方向に延びたままでそ
の長手方向の折り目をもって折曲げられた状態を含む概
念として広く解釈されなければならない。
ライニングチューブ7を折りたたんだ状態で管2内に挿
入することは、管2内へのライニングチューブ7の挿入
作業を容易にする・ ライニングチューブ7とカバー材28とを、竪坑3から
竪坑4にわたって管2内に挿入した後、ワイヤ34をラ
イニングチューブ゛7とカバー材28とから外す。
入することは、管2内へのライニングチューブ7の挿入
作業を容易にする・ ライニングチューブ7とカバー材28とを、竪坑3から
竪坑4にわたって管2内に挿入した後、ワイヤ34をラ
イニングチューブ゛7とカバー材28とから外す。
次に、竪坑3において、ライニングチューブ7の一端を
第9図示のように連結具42によって固定して、ライニ
ングチューブ7の製杭4側(第1図および第9図の右方
)への変位を阻止する。
第9図示のように連結具42によって固定して、ライニ
ングチューブ7の製杭4側(第1図および第9図の右方
)への変位を阻止する。
そこでウィンチ6によってカバー材28の一端を引張り
、カバー材28を管2内から引出す。
、カバー材28を管2内から引出す。
次に第10図を参照して、ライニングチューブ7の竪坑
3側における端部を全周にわたって管2の端部全周に固
定し、ライニングチューブ7内に挿通法35を挿入する
。
3側における端部を全周にわたって管2の端部全周に固
定し、ライニングチューブ7内に挿通法35を挿入する
。
この挿通法35は剛性の材料から戊る場合、その外径は
、管2の内径よりもやや小さい程度であって挿通法35
はライニングチューブ7を介して管2に適合する。
、管2の内径よりもやや小さい程度であって挿通法35
はライニングチューブ7を介して管2に適合する。
挿通法35が弾性材料から成る場合には、その挿通法3
5の外径を管2の内径よりもやや大きく選ぶ。
5の外径を管2の内径よりもやや大きく選ぶ。
挿通法35をライニングチューブ7内に挿入することに
よって、挿通法35が挿入されたライニングチューブ7
の円周方向の全体が接着剤10の働きで管2の内壁に接
着することができる。
よって、挿通法35が挿入されたライニングチューブ7
の円周方向の全体が接着剤10の働きで管2の内壁に接
着することができる。
挿通法35には竪坑3側でワイヤ36が連結される。
ライニングチューブ7および管2の竪坑3側における端
部は、端板37によって気密に封じられる。
部は、端板37によって気密に封じられる。
端板37に形成された通気(L38には導管39を介し
て送風機40から圧縮空気が送入される。
て送風機40から圧縮空気が送入される。
ワイヤ36は端板37を緩やかに貫通している。
圧縮空気が送入されることによって、挿通法35はライ
ニングチューブ7内を竪坑3側から製杭4側に向けて走
行する。
ニングチューブ7内を竪坑3側から製杭4側に向けて走
行する。
そのためライニングチューブ7の外周面は、その外周面
に塗布された接着剤によって、管2の内壁に接着する。
に塗布された接着剤によって、管2の内壁に接着する。
挿通法35が竪坑4に達した後、ワイヤ36を引張り竪
坑3側に引戻し、再び圧縮空気により挿通法35を走行
させてもよく、そうすればライニングチューブ7と管2
との接着を確実にすることができる。
坑3側に引戻し、再び圧縮空気により挿通法35を走行
させてもよく、そうすればライニングチューブ7と管2
との接着を確実にすることができる。
案内部材14は、ライニングされるべき管の内径に合せ
て取換えることが可能である。
て取換えることが可能である。
ローラ30は、ボルト41を進退させることにより、そ
の案内部材14に合せて上下に変位可能である。
の案内部材14に合せて上下に変位可能である。
第11図は、本考案の他の実施例の一部の断面図である
。
。
気密の信頼性を向上するために、管2の内壁にライニン
グされた第1のライニングチューブ7の内面にさらにも
う一つの第2ライニングチユーブ45を上述と同様な工
程によって接着する。
グされた第1のライニングチューブ7の内面にさらにも
う一つの第2ライニングチユーブ45を上述と同様な工
程によって接着する。
詳しく述べると、第1ライニングチユーブ7を管2内に
接着した後、第1ライニングチユーブ7と同様な材料か
らなる第2ライニングチユーブ45の外周に接着剤を塗
布する。
接着した後、第1ライニングチユーブ7と同様な材料か
らなる第2ライニングチユーブ45の外周に接着剤を塗
布する。
この第2ライニングチユーブ45は第1ライニングチユ
ーブ7の内径とほぼ等しいかやや大きい外径を有する。
ーブ7の内径とほぼ等しいかやや大きい外径を有する。
接着剤の塗布された第2ライニングチユーブ45を折り
たたんだ状態で第1ライニングチユーブ7内に挿入する
。
たたんだ状態で第1ライニングチユーブ7内に挿入する
。
この挿入工程においては前述のようなカバー材28など
が用いられてもよい。
が用いられてもよい。
第1ライニングチユーブ7内に第2ライニングチユーブ
45を挿入してカバー材28を除去した後、第2ライニ
ングチユーブ45を前述と同様にして半径方向外方に拡
張し、第1ライニングチユーブ7の内面に第2ライニン
グチユーブ45の外面を接着する。
45を挿入してカバー材28を除去した後、第2ライニ
ングチユーブ45を前述と同様にして半径方向外方に拡
張し、第1ライニングチユーブ7の内面に第2ライニン
グチユーブ45の外面を接着する。
なお、第2ライニングチユーブ45の内面に、さらにラ
イニングチューブを順次に接着してライニングしてもよ
い。
イニングチューブを順次に接着してライニングしてもよ
い。
本考案で用いるライニングチューブ7.45は管2内の
挿通と接着とのために可撓性でなければならない。
挿通と接着とのために可撓性でなければならない。
したがってその厚さは、たとえばQ、2mm前後である
ことが好ましい。
ことが好ましい。
それによって作業性が向上する。
しかるに気密の信頼性を向上するために、ライニングチ
ューブ7.45を厚くすると、作業能率が低下するとと
もに接着が不完全になるおそれがある。
ューブ7.45を厚くすると、作業能率が低下するとと
もに接着が不完全になるおそれがある。
そこで、第1および第2ライニングチユーブ7.45を
前述のように比較的薄く選び、管2内への挿入の容易化
と接着の確実化を図り、ライニングの各工程を繰返すこ
とにより、管2の内壁に複数層のライニングチューブを
接着すると、気密性が向上する。
前述のように比較的薄く選び、管2内への挿入の容易化
と接着の確実化を図り、ライニングの各工程を繰返すこ
とにより、管2の内壁に複数層のライニングチューブを
接着すると、気密性が向上する。
第12図は、本考案の他の実施例の断面図であり、第1
3図は第12図の切断面線■−■に沿う断面図である。
3図は第12図の切断面線■−■に沿う断面図である。
この実施例では、ライニングチューブ7を管2内に挿入
するに当り、カバー材46を2つ折りに二重としその折
れ目46 aの部分をライニングチューブ7の端部と一
体的にしてウィンチ6によってワイヤ34を介して製杭
3から製杭4側に向けて管2内に引込む。
するに当り、カバー材46を2つ折りに二重としその折
れ目46 aの部分をライニングチューブ7の端部と一
体的にしてウィンチ6によってワイヤ34を介して製杭
3から製杭4側に向けて管2内に引込む。
カバー材46の上部分46 bは、扁平に潰れたライニ
ングチューブ7の下部外周面に、接着剤によって接着さ
れつつ、かつカバー材46の下部分46Cが管2の内壁
に摺接しつつ、ライニングチューブ7とカバー材46と
が管2内を移動される。
ングチューブ7の下部外周面に、接着剤によって接着さ
れつつ、かつカバー材46の下部分46Cが管2の内壁
に摺接しつつ、ライニングチューブ7とカバー材46と
が管2内を移動される。
管2内にライニングチューブ7とカバー材46とが挿入
された後、製杭4側においてライニングチューブ7の端
部を固定し、製杭3側においてカバー材46の下部分4
6 Cを矢符47のごとく引張る。
された後、製杭4側においてライニングチューブ7の端
部を固定し、製杭3側においてカバー材46の下部分4
6 Cを矢符47のごとく引張る。
そうすると、カバー材46の上部分46 bはライニン
グチューブ7の外周面から、第12図の仮想線のごとく
、製杭3側にはがれて行く。
グチューブ7の外周面から、第12図の仮想線のごとく
、製杭3側にはがれて行く。
この実施例では、第1図〜第10図示の一重のカバー材
28に比べて、カバー材46の引出し作業が容易であり
、またライニングチューブ7が二重のカバー材46によ
って管2内挿入時に充分に保護されるという利点がある
。
28に比べて、カバー材46の引出し作業が容易であり
、またライニングチューブ7が二重のカバー材46によ
って管2内挿入時に充分に保護されるという利点がある
。
第14図は、本考案のさらに他の実施例の断面図である
。
。
この実施例では、ライニングチューブ7と一体的にして
、第12図および第13図に関連して説明したカバー材
46と類似するカバー材48を、二重折りにして管2内
に引込む。
、第12図および第13図に関連して説明したカバー材
46と類似するカバー材48を、二重折りにして管2内
に引込む。
注目すべきはこの実施例では、カバー材48の折り目4
8 Hにワイヤ49を接続し、このワイヤ49を製杭3
側において矢符50の方向に引張る。
8 Hにワイヤ49を接続し、このワイヤ49を製杭3
側において矢符50の方向に引張る。
ライニングチューブ7の下部外周面に接着剤により接着
しているカバー材48の上部分48 bは、ライニング
チューブ7の下部外周面からはがれて行く。
しているカバー材48の上部分48 bは、ライニング
チューブ7の下部外周面からはがれて行く。
そのときカバー材48の上部分48 bの表面に付着し
た接着剤によって、その上部分48 bと下部分48
Cとが相互に接着されつつ、製杭3側に引出される。
た接着剤によって、その上部分48 bと下部分48
Cとが相互に接着されつつ、製杭3側に引出される。
この実施例では、カバー材48の上部分48 bに付着
した接着剤により上部分48 bが管2の内壁に接着す
ることが防がれ、したがってカバー材48の円滑な取出
しが可能となる。
した接着剤により上部分48 bが管2の内壁に接着す
ることが防がれ、したがってカバー材48の円滑な取出
しが可能となる。
上述の実施例ではカバー材28は扁平に折りたたんだラ
イニングチューブ7の下部外周面に設けられたけれども
、本考案の他の実施例としてカバー材28はライニング
チューブ7の上部外周面にはり付けられてもよい。
イニングチューブ7の下部外周面に設けられたけれども
、本考案の他の実施例としてカバー材28はライニング
チューブ7の上部外周面にはり付けられてもよい。
この場合には管2が新曲っている場合などにおいて、ラ
イニングチューブ7の上部外周面が管2に接触するおそ
れがあるとき、ワイヤ34で゛ライニングチューフ゛フ
とカバー材28とを管2内に引込むことが容易になるこ
ともあろう。
イニングチューブ7の上部外周面が管2に接触するおそ
れがあるとき、ワイヤ34で゛ライニングチューフ゛フ
とカバー材28とを管2内に引込むことが容易になるこ
ともあろう。
さらにまた、ライニングチューブ7の上下両外周面にカ
バー材28を設けてもよい。
バー材28を設けてもよい。
第15図は、本考案他の実施例の断面図である。
この実施例ではライニングチューブ7の外周面に接着剤
が塗布しであることはこれまでの実施例と同様であるが
、特に、カバー材51はライニングチューブ7を外囲す
る可撓性の合成樹脂製筒状体であることに注目されたい
。
が塗布しであることはこれまでの実施例と同様であるが
、特に、カバー材51はライニングチューブ7を外囲す
る可撓性の合成樹脂製筒状体であることに注目されたい
。
管2内にライニングチューブ7とカバー材51とを挿入
した後、ライニングチューブ7の端部を製杭4側で固定
し、カバー材51の内面を外側に反転して折返し、その
折返した部分51 aを製杭3側に引出す。
した後、ライニングチューブ7の端部を製杭4側で固定
し、カバー材51の内面を外側に反転して折返し、その
折返した部分51 aを製杭3側に引出す。
この実施例では管2内にライニングチューブ7を引込む
に当り、そのライニングチューブ7の全外周がカバー材
51によって覆われているので、管2内への引込み作業
をきわめて円滑に行ない得る。
に当り、そのライニングチューブ7の全外周がカバー材
51によって覆われているので、管2内への引込み作業
をきわめて円滑に行ない得る。
第16図は、本考案の他の実施例の断面図である。
管2内にはライニングチューブ52が挿通されており、
このライニングチューブ52の外周面には接着剤が塗布
されている。
このライニングチューブ52の外周面には接着剤が塗布
されている。
カバー材は前述の実施例の工程によって取去られている
。
。
このライニングチューブ52の製杭3,4における端部
全外周は、管2の端部全外周に固定されている。
全外周は、管2の端部全外周に固定されている。
管2および゛ライニングチューブ52の両端部は、端板
53,54によってそれぞれ塞がれる。
53,54によってそれぞれ塞がれる。
製杭3側において、管2には排気口55が穿設される。
この排気口55は導管56を介して真空源57に接続さ
れる。
れる。
製杭4において、端板54には大気導入口58が形成さ
れる。
れる。
真空源57によってライニングチューブ52の外周面と
管2の内壁との間の空間59における気圧を低下させる
ことによって、大気導入口58からはライニングチュー
ブ52内に大気が導入される。
管2の内壁との間の空間59における気圧を低下させる
ことによって、大気導入口58からはライニングチュー
ブ52内に大気が導入される。
したがってライニングチューブ52は製杭4側から製杭
3側に向けて空間59の気圧の低下に従って拡張され、
ライニングチューブ52の外周面が接着剤によって管2
の内壁に接着される。
3側に向けて空間59の気圧の低下に従って拡張され、
ライニングチューブ52の外周面が接着剤によって管2
の内壁に接着される。
本考案の他の実施例として、ライニングチューブ52内
には製杭4側から第16図の仮想線量のように挿通法6
0を挿入してもよい。
には製杭4側から第16図の仮想線量のように挿通法6
0を挿入してもよい。
また大気導入口58から圧縮空気を導入してもよい。
第17図は、本考案のさらに他の実施例の製杭3付近の
断面図である。
断面図である。
管2内には外周面に接着剤が塗布されたライニングチュ
ーブ61が挿入されており、このライニングチューブ6
1の端部は製杭3側において管2の端部に全周にわたっ
て固定される。
ーブ61が挿入されており、このライニングチューブ6
1の端部は製杭3側において管2の端部に全周にわたっ
て固定される。
管2の製杭3における端部にはまた、反転チューブ62
の端部が全外周にわたって固定される。
の端部が全外周にわたって固定される。
反転チューブ62は可撓性の合成樹脂製であり、管2の
内径にはほぼ等しいかやや大きめの外径を有し、ライニ
ングチューブ61の内部において、内面が外側に折返さ
れて反転部62 aを形成する。
内径にはほぼ等しいかやや大きめの外径を有し、ライニ
ングチューブ61の内部において、内面が外側に折返さ
れて反転部62 aを形成する。
この反転部62 aに対して製杭3側から矢符63のご
とく流体たとえば圧縮空気を導入する。
とく流体たとえば圧縮空気を導入する。
そのため反転チューブ62の内面は、ライニングチュー
ブ61の内面、したがって管2の内面に沿って、折返さ
れつつ、製杭4側に前進してゆく。
ブ61の内面、したがって管2の内面に沿って、折返さ
れつつ、製杭4側に前進してゆく。
反転チューブ62がライニングチューブ61内を挿通さ
れると同時に、ライニングチューブ61が管2の内壁に
接着される。
れると同時に、ライニングチューブ61が管2の内壁に
接着される。
接着後において反転チューブ62を製杭3側において引
出し、ライニング作業を完了する。
出し、ライニング作業を完了する。
本考案は、管2の修繕のため用いられうるだけでなく、
第2による流体輸送に先立って管2内にライニングチュ
ーブ7.45,52.61を予めライニングするために
用いられうる。
第2による流体輸送に先立って管2内にライニングチュ
ーブ7.45,52.61を予めライニングするために
用いられうる。
以上のように本考案によれば、ライニングチューブの外
周面に接着剤を塗布してライニングチューブを折りたた
んだ状態で管内に挿入し、そのライニングチューブを管
の内面に接着してライニングするためのライニングチュ
ーブ外周面の接着剤塗布装置は、ライニングチューブを
折りたたんだ状態で巻回・保持する供給ローラ、接着剤
の貯留槽、ライニングチューブを接着剤中に導く案内ロ
ーラ、ライニングチューブ外周面における接着剤の塗布
量を調整する絞りローラ、および絞りローラからのライ
ニングチューブを管内に円滑に導く案内部材を含むので
、ライニング作業が容易である。
周面に接着剤を塗布してライニングチューブを折りたた
んだ状態で管内に挿入し、そのライニングチューブを管
の内面に接着してライニングするためのライニングチュ
ーブ外周面の接着剤塗布装置は、ライニングチューブを
折りたたんだ状態で巻回・保持する供給ローラ、接着剤
の貯留槽、ライニングチューブを接着剤中に導く案内ロ
ーラ、ライニングチューブ外周面における接着剤の塗布
量を調整する絞りローラ、および絞りローラからのライ
ニングチューブを管内に円滑に導く案内部材を含むので
、ライニング作業が容易である。
第1図は本考案の一実施例の全体の断面図、第2図は接
着剤塗布装置5の縦断面図、第3図は接着塗布装置5の
平面図、第4図は絞すローラ13付近の拡大正面図、第
5図は第3図のv−v敵視断面図、第6図は第2図の右
側面図、第7図は管2内にライニングチューブ゛7とカ
バー材28とを引込む作業工程を示す断面図、第8図は
第7図の■−■線視敵視断面図9図はカバー材28を管
2内から引出す作業工程を説明するための断面図、第1
0図は管2内に挿入されたライニングチューブ7の外周
面を管2の内周面に接着するための工程を示す断面図、
第11図は第1ライニングチユーブ7の内面に第2ライ
ニングチユーブ45を接着した状態を示す断面図、第1
2図は管2内からカバー材46を引出す工程を説明する
ための断面図、第13図は第12図の■−■線視敵視断
面図14図および第15図はいずれも管2内からカバー
材48.51を引出す工程を説明するための断面図、第
16図は管2の内面にライニングチューブ52の外周面
を接着するための工程を説明するための断面図、第17
図は管2の内周面にライニングチューブ61の外周面を
接着するための工程を説明するための断面図である。 2・・・・・・管、3,4・・・・・・製杭、5・・・
・・・接着剤塗布装置、7゜45.52.61・・・・
・・ライニングチューブ、9・・・・・・供給ローラ、
10・・・・・・接着剤、11・・・・・・貯留槽、1
2・・・・・・案内ローラ、13・・・・・・絞りロー
ラ、14・・・・・・案内部材、15・・・・・・機体
、17・・・・・・揺動支持片、18・・・・・・固定
支持片、25・・・・・・ばね、28,46,48.5
1・・・・・・カバー材、35・・・・・・挿通法、3
6.49・・・・・・ワイヤ、40・・・・・・送風機
、57・・・・・・真空源。
着剤塗布装置5の縦断面図、第3図は接着塗布装置5の
平面図、第4図は絞すローラ13付近の拡大正面図、第
5図は第3図のv−v敵視断面図、第6図は第2図の右
側面図、第7図は管2内にライニングチューブ゛7とカ
バー材28とを引込む作業工程を示す断面図、第8図は
第7図の■−■線視敵視断面図9図はカバー材28を管
2内から引出す作業工程を説明するための断面図、第1
0図は管2内に挿入されたライニングチューブ7の外周
面を管2の内周面に接着するための工程を示す断面図、
第11図は第1ライニングチユーブ7の内面に第2ライ
ニングチユーブ45を接着した状態を示す断面図、第1
2図は管2内からカバー材46を引出す工程を説明する
ための断面図、第13図は第12図の■−■線視敵視断
面図14図および第15図はいずれも管2内からカバー
材48.51を引出す工程を説明するための断面図、第
16図は管2の内面にライニングチューブ52の外周面
を接着するための工程を説明するための断面図、第17
図は管2の内周面にライニングチューブ61の外周面を
接着するための工程を説明するための断面図である。 2・・・・・・管、3,4・・・・・・製杭、5・・・
・・・接着剤塗布装置、7゜45.52.61・・・・
・・ライニングチューブ、9・・・・・・供給ローラ、
10・・・・・・接着剤、11・・・・・・貯留槽、1
2・・・・・・案内ローラ、13・・・・・・絞りロー
ラ、14・・・・・・案内部材、15・・・・・・機体
、17・・・・・・揺動支持片、18・・・・・・固定
支持片、25・・・・・・ばね、28,46,48.5
1・・・・・・カバー材、35・・・・・・挿通法、3
6.49・・・・・・ワイヤ、40・・・・・・送風機
、57・・・・・・真空源。
Claims (1)
- ライニングされるべき管の内径とほぼ等しいかやや大き
い外径を有する可撓性合成樹脂製ライニングチューブの
外周面に接着剤を塗布して、そのライニングチューブを
、前記管内に挿入し、前記管の内面に接着してライニン
グするためのライニングチューブ外周面の接着剤塗布装
置において、前記ライニングチューブを折りたたんだ状
態でロール状に巻回・保持する供給ローラ、前記ライニ
ングチューブの外周面全面に塗布すべき接着剤の貯留槽
、前記ライニングチューブを供給ローラから貯留槽の接
着剤中に導く案内ローラ、前記貯留槽よりも前記ライニ
ングチューブの引張り方向前方に配置され、相互間隔を
調節自在にしてライニングチューブを挾んでライニング
チューブ外周面における接着剤の塗布量を調整する一対
の絞りローラ、および前記管の一端に配置され、前記引
張り方向に沿って前方に先細りで、かつ端部が前記管内
周面に連なる円弧面を有し、前記絞りローラからのライ
ニングチューブを前記管内に円滑に導く案内部材を含む
ことを特徴とするライニングチューブ外周面の接着剤塗
布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10454778U JPS5842061Y2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | ライニングチユ−ブ外周面の接着剤塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10454778U JPS5842061Y2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | ライニングチユ−ブ外周面の接着剤塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5521078U JPS5521078U (ja) | 1980-02-09 |
JPS5842061Y2 true JPS5842061Y2 (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=29046027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10454778U Expired JPS5842061Y2 (ja) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | ライニングチユ−ブ外周面の接着剤塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842061Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-28 JP JP10454778U patent/JPS5842061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5521078U (ja) | 1980-02-09 |
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