JP2820473B2 - 論理構造編集装置 - Google Patents

論理構造編集装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、予め論理的構造が定義された文書につい
て、章、節等の論理的な要素を編集する論理構造編集装
置に関する。
従来の技術 従来のこの種の論理構造編集装置の画面表示の例を第
7図に、この画面表示例に対応した文書型定義を第8図
に、また編集手順を第9図にそれぞれ示す。
まず第7図において画面表示について説明する。矢形
マークは要素マークであり、これには右向きの開始マー
ク51と左向きの終了マーク52がある。文書の各要素は開
始マークと開始マークのペアによって示される。また要
素マーク中に要素名が示される。
これらの要素は、文書全体を指す予稿集からタイトル
のような具体的な文字列まで階層構造を持ち、これは文
書型定義に記述される。
次に第8図において文書型定義について説明する、第
7図に示された画面表示は、この文書型定義に従ったも
のである。
文書型定義中の4行目から22行目までが階層構造の記
述である。<!ELEMENTの後に要素名が記述され、−0の
後にその要素に含まれる要素が記述される。
4行目は、予稿集という要素の下に予稿及び脚注とい
う要素があることを示し、+脚注の+記号は、この脚注
が予稿集以下の要素にすべて含まれることを意味する。
5行目は、予稿の下にタイトル,著者,記事,参照と
いう要素が含まれることを示す。
要素間または要素の後の記号の規則は次の通りであ
る。
要素間の記号 A,B,C:,記号は要素A,B,Cが順番に現れることを意味す
る。
A|B|C:|記号は要素A,B,Cのいずれか一つが現れることを
意味する。
A&B&C:&記号は要素A,B,Cが現れるがその順番を問
わないことを意味する。
要素の後の記号 A+:+記号は要素Aが繰り返し現れる可能性があるこ
とを示す。
A?:?記号は要素Aが無くともよいことを意味する。
第8図の説明を続ける。6行目のタイトルの下に#PC
DATAという要素があるが、これは該要素が文字列を含む
ことを示している。17行目の絵の下のEMPTYは、この絵
という要素が何も含んでいないことを示す。なお文字列
とEMPTYは最終要素である、また8行目の%挿入要素;
の%と;の記号は、この要素が2行目の%挿入要素の下
の図番I表に置き換わることを示している。
次に第9図に示したフローチャートに従って編集手順
を説明する。
要素一覧を画面に表示し、最上位レベルの要素を選択
する(第9図の)。ここでは第7図及び第8図によ
って説明した例を想定しているので、この要素として予
稿集を選択する。
さらに要素一覧を表示する()。この時点で入力可
能な要素が表示される。ここでは、予稿と脚注が、先に
選択された予稿集に続けて表示される()。
ここで予稿を選択すると脚注は消える()。そこで
キー入力をすると()、この予稿は文字列入力が不可
能な要素であるので、システムはアラームを発しキー入
力を無視する()。
そこで再度、要素一覧を表示する()。ここでは先
に選択された予稿に続けて、次に選択可能な脚注とタイ
トルが表示される。
タイトルを選択すると、脚注の要素マークは消える
()。キー入力を行うと()、このタイトル文字列
入力が可能な要素であり、システムはアラームを発しな
いので、“マルチライン文字列モジュールとその応用”
なる文字入力を行い、文字入力を終了したら要素終了キ
ーを押す()。
同様の手順の繰り返しにより、予稿集→予稿→タイト
ル→著者→所属→…というように要素マーク、入力文字
列が画面上に表示され、最終的に第7図に示したような
画面表示となる。
なお、文書型定義の規則及び要素を開始マークと終了
マークで囲む手法は、ISO(国際標準化機構)による標
準化(ISO−8879)がなされているが、表示方法及び編
集方法は標準化されていない。
発明が解決しようとする課題 しかし、上述のような従来の文書論理構造編集装置の
画面表示方法には、次に述べるような問題があった。
例えば上述の予稿集の例の場合、予稿と脚注が表示さ
れ、予稿を選択するとタイトルと脚注が表示される、と
いうように、文書型定義に従って次に入力すべき要素の
一覧表が表示されるだけである。また、要素は最上位レ
ベルにより順に入力され、その順に単純に並べて画面に
表示されるだけである。したがって、ユーザは、画面表
示からは文書全体の論理的構造が分からない。また、文
字列は他の要素と違って1文字づつが一つの要素と同じ
扱いを受け、文字列に開始マークも終了マークもなく、
画面上の要素一覧中に文字列は表示されないため、ユー
ザは画面表示の何処で文字入力をすべきかを画面表示か
らは判断できない。また、入力済みの要素は検索し得る
が、これから入力しようとしている要素を検索できな
い。
このような問題点は、編集作業中にユーザに不安を感
じさせ、作業能率の悪化や誤操作の増加の原因となって
いる。
なお、文書の全体的構造の問題に関しては、文書型定
義そのものを画面に表示することが考えられる。しか
し、文書型定義は特殊な記述言語で記述されているの
で、その知識が不十分な一般のユーザには理解できない
ため、有効な解決策とはならない。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、文
書の論理構造編集装置において、編集中に画面上で、文
書の全体構造の確認、要素の階層構造上の位置の確認、
文字列を入力すべき要素と入力すべきでない要素との区
別等を容易にし、快適かつ能率的な編集作業を可能とす
る論理構造編集装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するため、第1に、文書
の論理構造および文書データを記憶する記憶手段と、前
記文書データ、前記論理構造の各要素を表す要素マー
ク、前記論理構造の図式表現された構造図、要素一覧を
画面に表示する表示手段と、前記記憶手段から前記論理
構造を読み込んで要素の階層構造上でのレベルに応じて
要素マークの表示位置を異ならせると共に、文字列の入
力を許さない要素に対しては単一の要素マークで、文字
列の入力を許す要素に対しては文字列の開始と終了とを
判別可能に一対の要素マークで前記表示手段に表示させ
る制御手段とを備える構成としたものである。
第2に、前記論理構造の任意の要素を選択指示する指
示手段と、選択された要素を前記構造図から検索する検
索手段とを備え、前記制御手段が、前記検索手段により
検索された要素を前記構造図上で他の要素とは識別可能
に前記表示手段に表示させる構成としたものである。
第3に、前記指示手段により任意の要素が選択された
ときに、前記検索手段が前記要素マーク中から該当する
要素を検索し、前記制御手段が、検索された要素が文字
列の入力を許す場合には前記表示手段の当該要素の入力
位置に、文字列の入力を許さない場合には文字列の入力
が可能な下位の要素の入力位置にカーソルを表示させる
構成としたものである。
第4に、前記制御手段が、前記構造図上の要素が文書
中に繰り返し出現可能な要素である場合には、他の要素
と識別可能な特定形状として前記表示手段に表示させる
構成としたものである。
作用 本発明は上述の第1の構成により、文書の編集画面に
おいて、要素マークの表示位置から要素の階層構造上の
レベルが明らかになり、要素マークの形状から文字列を
入力できる要素とできない要素の区別並びに文字列を入
力できる要素の場合には文字列の開始と終了との区別が
明らかになる。
また、第2の構成により、文書が持つすべての要素お
よびこれらの要素が文書の階層構造上のどの位置にある
かを目視可能とすること、さらに、目的とする要素を要
素一覧で検索して階層構造図上でその位置を明らかにす
ることができる。
また、第3の構成により、編集中の文書の任意の要素
に入力しあち、あるいは任意の要素の文書内容を確認し
たい場合に、目的とする要素を要素一覧で検索して所望
の文書内容を表示することができる。
また、第4の構成により、階層構造図において、繰り
返し現れるという要素の特性を明示すると共に同一構造
の要素の重複表示を避け階層構造を簡潔に表すことがで
きる。
実施例 論理構造編集装置が第1図に示すハードウエア構成を
有するものとし、また編集すべき文書は第8図に示す文
書定義を持つものとして、本発明の実施例について説明
する。
第1図において、1は中央処理装置であり、これで実
行される処理のプログラムはハードディスク2に格納さ
れ、必要に応じてメモリ3にロードされ中央処理装置1
により実行される、処理のデータはハードディスク2ま
たはフロッピーディスク4に格納される。ハードディス
ク2及びフロッピーディスク4はディスクインタフェー
ス部5を介しシステムバス6に接続される。文書の論理
構造編集は対話的に処理されるが、そのマン・マシン・
シンタフェースはディスプレイインタフェース部5を介
してシステムバス6に接続されたディスプレイ8、キー
ボード9及びマウス10によって提供される。また編集さ
れた文書の出力は、ディスプレイ8またはプリンタイン
タフェース部11を介しシステムバス6に接続されたレー
ザビームプリンタ12によって行われる。
次に本発明の第1の実施例について、以下その編集手
順と画円表示を説明する。編集手順を第2図に、編集初
期の画面表示の例を第3図に、編集が進んだもしくは完
了した状態での画面表示の例を第4図に、それぞれ示
す。
初めに、文書型定義(第8図)に定義された階層構造
上の最上位レベルの要素をディスプレイ8の画面に表示
する(第2図の)。ここでは第3図に示すように、予
稿集の要素マーク21が表示される。要素マークの横方向
の表示位置は、要素の階層上のレベルが高いほど左寄り
とされるので、最上位レベルの予稿集の要素マーク21は
左端に表示される。また、予稿集は文字入力が不可能な
要素であるので、その要素マーク21は方向性のない矩形
のマークとされる。
次に、必須要素としての下位要素を画面に順次表示さ
せる(第2図の)。すなわち、ユーザがマウス10を操
作し、画面上のマウスマークを予稿集の要素マーク21に
あわせてダブルクリックをすることにより、予稿集の下
位要素表示を指示すると、第3図に示すように予稿の要
素マーク22が表示される。その表示位置は予稿集の要素
マーク21より1レベル分だけ右に寄せられる。さらに、
予稿を選択して下位要素表示を指示すると、タイトルの
要素マーク23a,23b、著者の要素マーク24、記事の要素
マーク25及び参照の要素マーク26a,26bが、さらに1レ
ベル分だけ右寄りの位置に順に表示される。
ここで、要素マーク23aのような右向きの矢形の要素
マークは開始マーク、要素マーク23bのような左向きの
要素マークは終了マークであり、そのペアによって文字
入力可能な要素が表示される。したがって、タイトルと
参照は文字入力可能な要素であることが画面より判断可
能である。文字列は開始マークと終了マークとの間に入
力される。
このようにして第3図に示す画面表示が得られる。
ここまでは編集の準備段階といえるもので、これから
ユーザは文字入力等の実質的な編集作業を行うことにな
る。
ユーザはマウス操作によって、画面上で編集したい要
素を指定し(第2図の)、その要素が文字入力可能で
あればキーボード9によって文字入力を行う(第2図の
)。例えば、タイトルを指定し、文字列“マルチラ
イン文字列モジュールとその応用”を入力すれば、画面
上には第4図に示すように、タイトルの開始マーク23a
と終了マーク23bの間に入力文字列が表示される。
文字入力を終了すると、ユーザはキーボード9の要素
終了キーを押下し(第2図の)、次に編集したい要素
を選択する(第2図の)。
ユーザは文字入力不可能な要素を指定し、その下位要
素の表示を指示すると、それが画面に表示される。例え
ば記事を指定して下位要素表示を指示すると、第4図に
示すように章(必須要素)の要素マーク31が1レベル分
右寄りの位置に表示される。この章も文字入不可能であ
るので、ユーザが章を指定して下位要素表示を指示する
と、第4図に示すようにタイトルの要素マーク(開始マ
ーク及び終了マーク)32a,32bと節の要素マーク33が1
レベル分右寄り位置に順次表示されることになる。この
タイトルは第4図に示すような文字入力が可能である。
次に節を指定して下位要素表示を指示すると、文の要素
マーク34a,34bが表示される。
この文のように文字入力可能な要素に対する文字入力
中にユーザが要素一覧表示を指示すると、その要素に含
み得る要素が一覧表示される(第2図の)。文の場
合、脚注、太字、下線、斜体字の要素が一覧表示される
(文書形定義参照)。
一覧表示された要素より必要な要素を指定すると、そ
の要素の要素マークが表示されて文字入力が可能となる
(第2図の)。第4図では、文中に脚注を2回、太字
を1回それぞれ指定して文字列を入力した場合である。
ここまで説明したように、文書型定義中の必須要素
が、そのレベルと対応させた位置に表示されるため、ユ
ーザは画面上で文書全体の階層構造と必須要素の位置付
けを容易に理解できる。また、文字入力可能な要素と文
字入力不可能な要素はそれぞれ形状の異なった要素マー
クで表示されるので、ユーザは要素マーク形状により文
字入力が可能か否かを容易に判別できるため、文字列を
入力する要素の選択が容易であり、また誤ったキー入力
や要素選択といった無駄を避けられる。
また、文字列を持たない要素は一つの要素マークのみ
で表示され、その終了は暗黙に同レベルの他の要素の要
素マークの表示によって定義されるので、画面表示が簡
潔となり、第4図と第7図と比較からも明らかなように
画面が見易くなる。
次に本発明の第2の実施例について、以下その編集手
順と画面表示を説明する。
第5図に画面表示の例を示す。図示のようには画面は
編集ウインドウ41、全要素一覧ウインドウ42、文書構造
ウインドウ43という三つのウインドウがある。
編集ウインドウ41(編集画面)には、初めは、前記第
1実施例と同様の手順によって第3図に示したような必
須要素が表示される。その表示の方法は前記第1実施例
で述べた通りである。ユーザは、この編集画面に対し
て、要素の挿入、文字列の入力等の編集操作を行う。文
字入力をできる場所にXカーソル44が表示される。
全要素一覧ウインドウ42には、文書型定義(第8図)
に定義された全要素の一覧表が表示される。ユーザは、
この一覧表より必要な要素を探し、それをマウス10によ
って指し示し左ボタンを押すことによって要素の選択を
する。このウインドウ42に全部の要素を一度に表示しき
れない場合、スクロールボックス45の操作によってスク
ロールをすることができる。
文書構造ウインドウ43には、文書型定義によって定義
された文書の階層構造が人間に分かりやすいツリー構造
図として図式表示される。このツリー構造図の表記規則
は第5図の注1,注2の通りである。例えばタイトル,著
者,記事はこの順番で必ず現れる要素であり、参照はそ
の最後に付け加えることができるオプションの要素であ
る。章は記事の下に必ず一つ以上現れる要素である。文
字列,太字,斜字はいずか一つ以上が現れればよい要素
である。
次に、文字入力等を行うための要素な検索手順を説明
する。その手順を第6図に示す。
要素検索命令を実行すると、全要素一覧表が全要素一
覧ウインドウ42に表示される(第6図の)。
全要素一覧表より、必要に応じてスクロールを行いな
がら検索したい要素を探し、マウス操作によって、その
要素にカーソルを移動させ左ボタンを押し要素を選択す
る(第6図の)。画面上では、選択した要素が四角枠
で囲まれる。ここで、太字を選択したものとすると、第
5図に示すように、太字が四角枠46に囲まれる。
次に全要素一覧ウインドウ42の右部にある検索ボタン
47をマウスで選択すると、指定の要素(ここでは太字)
の検索が実行される(第6図の)。その結果、文書構
造ウインドウ43及び編集ウインドウ41に検索結果が表示
される(第6図の)ので、ユーザは検索したい要素が
あるか探す(第6図の)。
指定された太字は必須要素ではないので、第5図に示
すように編集ウインドウ41上のXカーソル44は文の位置
にある。また文書のツリー構造図をみると、太字は文の
下の要素であることが分かる。ここで文は太線枠48で囲
まれているが、これは文がXカーソル44の位置している
要素であることを意味している。また、太字に斜線網49
がかけられているが、これは太字が現在の検査対象要素
であることを示している。
したがって、ユーザは編集画面において、文の下位要
素一覧を表示すれば太字をみつけることができる(第6
図の)。
他の要素を検索する場合には、文書のツリー構造図を
みれば、検索対象がどこにあるかが一目で分かるので、
第6図のの手順の繰り返しにより、編集ウインド
ウ41上のXカーソル44をその検索対象要素に移動するこ
とができる。
さらに、他に同じ要素があるか検索する場合には、全
要素一覧ウインドウ42の検索続行ボタン50を選択する
(第6図の)。その要素があれば、文書のツリー構
造図にその位置が表示される(第6図の)ので、その
表示された要素が目的の要素であるならば、ここで文字
入力等の編集作業を行う(第6図の)。
ここまで説明したように、文書の全要素が一覧表示さ
れ、その中から必要な要素を指定すると、人間が理解し
やすい文書のツリー構造図上のその要素の位置が明示さ
れる。また、編集画面の表示方法は前記第1実施例の方
法によるが、指定した要素が文書型定義の必須要素であ
れば、最上位レベルの要素から、指定の要素までの要素
に関して編集画面に表示され、指定の要素が必須要素で
なければ、それに最も近い(直上レベルの)必須要素ま
での要素に関して編集画面に表示され、同時に、この直
上レベルの必須要素の位置が文書のツリー構造図に明示
される。したがって、ユーザは検索した要素の文書構造
上の位置が明確に分かり、編集ウインドウ41すなわち編
集画面上において、その位置へ素早く移動し文字入力等
を行うことができる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、第1に、
文書の論理構造および文書データを記憶する記憶手段
と、前記文書データ、前記論理構造各要素を表す要素マ
ーク、前記論理構造の図式表現された構造図、要素一覧
を画面に表示する表示手段と、前記記憶手段から前記論
理構造を読み込んで要素の階層構造上でのレベルに応じ
て要素マークの表示位置を異ならせると共に、文字列の
入力を許さない要素に対しては単一の要素マークで、文
字列の入力を許す要素に対して文字列の開始と終了とを
判別可能に一対の要素マークで前記表示手段に表示させ
る制御手段とを備える構成とすることにより、文書の編
集画面において、要素マークの表示位置から要素の階層
構造上のレベルが明らかになり、要素マークの形状から
文字列を入力できる要素とできない要素の区別並びに文
字列を入力できる要素の場合には文字列の開始と終了と
の区別が明らかになる。
第2に、論理構造の任意の要素を選択指示する指示手
段と、選択された要素を構造図から検索する検索手段と
を備え、制御手段が、検索手段により検索された要素を
前記構造図上で他の要素とは識別可能に表示手段に表示
させる構成とすることにより、文書が持つすべての要素
およびこれらの要素が文書の階層構造上のどの位置にあ
るかを目視可能とすること、さらに、目的とする要素を
要素一覧で検索して階層構造図上でその位置を明らかに
することができる。
第3に、指示手段により任意の要素が選択されたとき
に、検索手段が前記要素マーク中から該当する要素を検
索し、制御手段が、検索された要素が文字列の入力を許
す場合には前記表示手段の当該要素の入力位置に、文字
列の入力を許さない場合には文字列の入力が可能な下位
の要素の入力位置にカーソルを表示させる構成とするこ
とにより、文書の任意の要素に入力したい、あるいは任
意の要素に文書内容を確認したい場合に、目的とする要
素を要素一覧で検索して所望の文書内容を表示すること
ができる。
第4に、制御手段が、構造図上の要素が文書中に繰り
返す出現可能な要素である場合には、他の要素と識別可
能な特定形状として表示手段に表示させる構想とするこ
とにより、階層構造図において、要素の特性を明示する
と共に同一構造の要素の重複表示を避け階層構造を簡潔
に表すことができる。
従って、文書の編集中に画面上で、文書の全体構造の
確認、階層構造上での要素の位置の確認、階層構造上で
の要素の特性の確認、要素の検索による入力位置の移
動、文字列を入力できる要素と入力できない要素との区
別、属性範囲の開始と終了位置の確認等を容易にし、快
適かつ能率的な編集作業を可能にするという効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図の文書の論理構造編集装置の構成例を示すブロッ
ク図、第2図は本発明の第1実施例による編集手順のフ
ローチャート、第3図は第1実施例による編集初期の画
面表示の一例を示す図、第4図は第1実施例による編集
が進んだまたは完了した時点の画面表示の一例を示す
図、第5図は本発明の第2実施例による画面構成を示す
図、第6図は第2実施例による要素検索手順のフローチ
ャート、第7図は従来の編集画面表示の一例を示す図、
第8図は文書形定義の一例を示す図、第9図は従来の編
集手順のフローチャートである。 8……ディスプレイ、9……キーボード、10……マウ
ス、21……予稿集の要素マーク、23a……タイトルの開
始マーク、23b……タイトルの終了マーク、41……編集
ウインドウ、42……全要素一覧ウインドウ、43……文書
構造ウインドウ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書の論理構造および文書データを記憶す
    る記憶手段と、前記文書データ、前記論理構造の各要素
    を表す要素マーク、前記論理構造の図式表現された構造
    図、要素一覧を画面に表示する表示手段と、前記記憶手
    段から前記論理構造を読み込んで要素の階層構造上での
    レベルに応じて要素マークの表示位置を異ならせると共
    に、文字列の入力を許さない要素に対しては単一の要素
    マークで、文字列の入力を許す要素に対しては文字列の
    開始と終了とを判別可能に一対の要素マークで前記表示
    手段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする
    論理構造編集装置。
  2. 【請求項2】前記論理構造の任意の要素を選択指示する
    指示手段と、選択された要素を前記構造図から検索する
    検索手段とを備え、前記制御手段が、前記検査手段によ
    り検索された要素を前記構造図上で他の要素とは識別可
    能に前記表示手段に表示させることを特徴とする前記請
    求項1記載の論理構造編集装置。
  3. 【請求項3】前記指示手段により任意の要素が選択され
    たときに、前記検索手段が前記要素マーク中から該当す
    る要素を検索し、前記制御手段が、検索された要素が文
    字列の入力を許す場合には前記表示手段の当該要素の入
    力位置に、文字列の入力を許さない場合には文字列の入
    力が可能な下位の要素の入力位置にカーソルを表示させ
    ることを特徴とする前記請求項2記載の論理構造編集装
    置。
  4. 【請求項4】前記制御手段が、前記構造図上の要素が文
    書中に繰り返し出現可能な要素である場合には、他の要
    素と識別可能な特定形状として前記表示手段に表示させ
    ることを特徴とする前記請求項1または2記載の論理構
    造編集装置。
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