JP2818564B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JP2818564B2
JP2818564B2 JP7307388A JP30738895A JP2818564B2 JP 2818564 B2 JP2818564 B2 JP 2818564B2 JP 7307388 A JP7307388 A JP 7307388A JP 30738895 A JP30738895 A JP 30738895A JP 2818564 B2 JP2818564 B2 JP 2818564B2
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    • H04B5/00Near-field transmission systems, e.g. inductive loop type
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    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B5/00Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied
    • G08B5/22Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • G08B5/222Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
    • G08B5/223Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線選択呼出受信機
に関し、特に自受信機のIDコードを含む選択呼出信号
を受信したときIDコードに続くメッセージを表示可能
な無線選択呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線選択呼出受信機の一
例として、例えば特開平4−114522号公報に所載
の「選択呼出受信機およびメッセージ表示制御方法」を
挙げることができる。この公報の発明は、使用者の不在
中に受信機が受信したメッセージを第三者に見られない
ようにして受信メッセージの機密性を確保する選択呼出
受信機を提供することを目的としている。
【0003】図5は従来の無線選択呼出受信機を含む選
択呼出受信システムの一例を示すブロック図、図6は図
5に示したID−ROMにおける各種コードの記憶状態
を模式的に示す図、図7は図6におけるシークレット設
定コードおよびシークレット解除コードの構成を示す図
であり、いずれも上記公報に記載されたものと同等であ
る。
【0004】図5を参照すると、この従来例の選択呼出
受信システムは、複数の電話機(図5では1個のみを図
示している)1と、これらの電話機1が回線を通して接
続される交換局2と、この交換局2に接続された基地局
3と、この基地局3との間で無線通信を行う無線選択呼
出受信機5とから構成されている。
【0005】そして、無線選択呼出受信機5は自受信機
のすべてのシーケンス制御を司る制御回路50と、アン
テナ41を通して基地局3からの電波を受信する無線回
路42と、無線回路42で受信した信号を復調する復調
回路43と、自受信機の個別番号符号(IDコード)な
どを格納するID−ROM45と、スピーカ駆動回路4
7に駆動されて呼出音を出力するスピーカ48と、受信
したメッセージ符号を記憶するメッセージメモリ46
と、表示スイッチ44が押されたときメッセージを表示
するメッセージ表示部49とを備えている。
【0006】ID−ROM45には、図6に示すように
自受信機のIDコードの他にシークレット設定コードお
よびシークレット解除コードが記憶されている。シーク
レット設定コードは例えば図7(a)に示すようにシー
クレット設定コードであることを示すコードU1と4桁
のバスワード××××とから構成される。またシークレ
ット解除コードは例えば図7(b)に示すようにシーク
レット解除コードであることを示すコードU2と4桁の
パスワード××××とから構成される。
【0007】制御回路50は主制御部として例えばマイ
クロコンピュータを備え、メッセージの表示に関する制
御機能として、メッセージ表示制御手段501,シーク
レットモード制御手段502および判定手段503を備
えている。
【0008】メッセージ表示制御手段501は自受信機
への呼出しが発生したときに、その選択呼出信号に含ま
れているメッセージ符号を解読して表示制御回路58を
通して対応するメッセージを表示部59に表示させる。
【0009】シークレットモード制御手段502は判定
手段503によりシークレット設定コードが検出された
ときにシークレットモードを設定して、以後メッセージ
表示制御手段501によるメッセージの表示制御を停止
させ、かつシークレット解除コードが検出されたときに
はシークレットモードを解除してメッセージ表示制御手
段501によるメッセージの表示制御を許可する。
【0010】判定手段503は受信された選択呼出信号
にシークレット設定コードまたはシークレット解除コー
ドが含まれているか否かを判定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来の無線選択呼
出受信機では、シークレット設定コードが検出される
と、以後のメッセージ表示制御を停止してしまうので、
シークレット解除コードが検出されるまでメッセージの
内容が一切分からないという問題点があった。
【0012】本発明の目的は、シークレット設定情報と
ユーザがあらかじめ設定した機密性を持たない第1の情
報を含む自受信機宛のメッセージ情報を受信したとき、
受信したメッセージについてはメッセージ表示制御手段
による表示を停止させ、ユーザが自分で設定することが
できる上記第1の情報に対応する機密性を持つ第2の情
報を表示させることにより、ユーザのみが理解できる表
示をさせて機密性を高めた無線選択呼出受信機を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、自受信
機のIDコードを含む選択呼出信号を受信したとき前記
IDコードに続くメッセージを表示可能な無線選択呼出
受信機において、受信メッセージ中にシークレット設定
情報が含まれているか否かを判定するシークレット設定
情報検出手段と、機密性を持たない第1の情報を設定す
る第1の情報設定手段と、前記受信メッセージから前記
第1の情報の一部または全部を検出する第1の情報検出
手段と、前記シークレット設定情報が検出され、かつ、
前記第1の情報検出手段が前記第1の情報の一部または
全部を検出したときにユーザによりあらかじめ設定さ
れた第2の情報を表示する第2の情報表示手段と、前記
各第1の情報に対応しその第1の情報を詳しく表す情報
およびこの第1の情報に機密性を持たせた情報を含む複
数の情報により構成された前記複数の第2の情報の中か
ら前記第2の情報表示手段により表示すべき情報を選択
設定する第2の情報設定手段とを備えることを特徴とす
る無線選択呼出受信機が得られる。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は本発明の無線選択呼出受信機を含む
無線選択呼出システムの一実施形態を示すブロック図で
ある。
【0017】図1において、従来例のシステムと同じ構
成要素には図5と同じ符号を付している。つまり、本実
施形態の無線選択呼出システムは複数の電話機(図1で
は1個のみを図示している)1と、これらの電話機1が
回線を通して接続される交換局2と、この交換局2に接
続された基地局3と、この基地局3との間で無線通信を
行う無線選択呼出受信機4とから構成されている。
【0018】そして、無線選択呼出受信機4は自受信機
のすべてのシーケンス制御を司る制御回路40と、アン
テナ41を通して基地局3からの電波を受信する無線回
路42と、無線回路42で受信した信号を復調する復調
回路43と、自受信機の個別番号符号(IDコード)の
他にシークレット設定コードU1を格納するID−RO
M45と、スピーカ駆動回路47に駆動されて呼出音を
出力するスピーカ48と、受信したメッセージ符号を記
憶するメッセージメモリ46と、表示スイッチ44が押
されたときメッセージを表示するメッセージ表示部49
とを備えている。
【0019】制御回路40は、主制御部として例えばマ
イクロコンピュータを備え、メッセージの表示に関する
制御機能としてメッセージ表示制御手段401と、シー
クレットモード制御手段402と、受信メッセージ中に
シークレット設定情報が含まれているか否かを判定する
とともにユーザのスイッチ操作によってシークレット解
除情報が入力されたか否かを判定するシークレット設定
情報検出手段403と、機密性を持たない第1の情報を
設定する第1の情報設定手段404と、受信メッセージ
から第1の情報の一部または全部を検出する第1の情報
検出手段405と、第1の情報検出手段405が第1の
情報の一部または全部を検出したときにユーザによりあ
らかじめ設定された第2の情報を表示する第2の情報表
示手段406と、各第1の情報に対応する上記第2の情
報はその第1の情報を詳しく表す情報およびこの第1の
情報に機密性を持たせた情報を含む複数の情報により構
成され第2の情報表示手段406により表示すべき情報
をこれら複数の第2の情報から選択設定する第2の情報
設定手段407とを備えている。
【0020】メッセージ表示制御手段401は自受信機
への呼出しが発生したときにその選択呼出信号に挿入さ
れているメッセージ符号を解読して対応するメッセージ
をメッセージ表示部49に表示させる。
【0021】シークレットモード制御手段402はシー
クレット設定情報検出手段403によりシークレット設
定情報が検出されたときに、メッセージ表示制御手段4
01によるメッセージの表示制御を停止させ、第1の情
報設定手段404によって設定された第1の情報の一部
または全部が第1の情報検出手段405によって検出さ
れたときに第2の情報表示手段406により設定された
第2の情報を表示させる。
【0022】次に、図2は図1に示した本実施形態にお
けるシークレット設定情報を含むメッセージの構成例を
示す図である。
【0023】図2(a)には第1の情報と複数の第2の
情報との対応が示されており、例えば、第1の情報“0
1−2345−6789”に対応する2つの第2の情報
は第1の情報を詳しく表す情報の“静日太郎”および第
1の情報に機密性を持たせた情報の“T.S”となって
いる。
【0024】また、図2(b)はシークレット設定コー
ドU1を含む受信メッセージを模式的に示し、(c)は
同図(b)のメッセージを受信したときの表示例を示し
ている。
【0025】さらに、図2(d)は第1の情報を含まな
い受信メッセージを模式的に示し、(e)は同図(d)
のメッセージを受信したときの表示例を示している。
【0026】図2(a)に示すように、複数の第2の情
報は第1の情報設定手段404によって設定された第1
の情報に対応して第2の情報設定手段により選択設定さ
れている。
【0027】選択呼出信号が受信され、シークレット設
定情報検出手段403が受信メッセージ中に図2(b)
に示すようにシークレット設定情報を示すシークレット
設定コードU1を検出すると、シークレットモード制御
手段401はメッセージ表示部49へのメッセージ表示
を停止させる。
【0028】第1の情報検出手段405によって受信メ
ッセージ中に第1の情報の一部または全部が含まれてい
るか否かの判定を行い、この第1の情報検出手段405
によって例えば第1の情報の一部である“6789”が
検出されると、第2の情報表示手段406によって図2
(c)に示すように第1の情報に対応する第2の情報を
メッセージ表示部49に表示する。
【0029】なお、本実施形態では第1の情報に対応す
る2つの情報を有し、第2の情報は第1の情報を詳し
く表す情報とし、第2の情報は第1の情報に機密性を
持たせた情報とし、第2の情報表示手段406は第2の
情報を表示することとしており、図2(c)に示すよ
うに“−SECRET−T.S”と表示している。
【0030】また、図2(d)に示すように、シークレ
ット設定コードU1を含み、第1の情報の一部または全
部を含まないメッセージを受信したときは、シークレッ
トモード制御手段402によってメッセージの表示は停
止されるが、第1の情報検出手段405は第1の情報の
一部または全部が含まれていないと判定し、メッセージ
表示制御手段401によって図2(e)に示すように、
シークレット情報を受信しているということだけを示す
“−SECRET−”の表示を行う。
【0031】シークレット設定されたメッセージは、ユ
ーザがスイッチ操作によりシークレット解除情報を示す
シークレット解除コードU2を入力し、シークレット設
定情報検出手段403がこのシークレット解除コードU
2を検出したとき、シークレットモード制御手段402
はシークレットモードを解除して、メッセージ表示制御
手段401によるメッセージ表示部49へのメッセージ
表示を許可する。
【0032】続いて、本実施形態の動作について図3お
よび図4を併用して説明する。
【0033】図3は図1に示した実施形態の全体の制御
処理手順を示すフローチャート、図4は図1に示した実
施形態のメッセージ表示制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0034】無線選択呼出受信機4の電源を投入する
と、制御回路40により初期処理が行われ、その後、呼
出待機状態となる(ステップS301)。なお、この初
期処理では、例えば制御回路40の初期化動作を始め、
基地局3から送信される選択呼出信号に対する同期確立
動作やバッテリセービングのための自受信機の受信期間
の確定などが行われる。
【0035】S301で呼出待機状態になると、無線選
択呼出受信機4は制御回路40により表示スイッチ44
のオン・オフ監視(S302)と受信期間の到来監視
(S303)とを繰り返し行う。
【0036】そして、自受信機が受信すべき期間になる
と(S303でYES)、図示しないバッテリセービン
グ回路により無線回路42および復調回路43を動作状
態に設定して、この期間に基地局3から到来する選択呼
出信号を受信する。
【0037】ここで、例えばメッセージ符号を含む自受
信機宛の通常の選択呼出信号が到来したとすると、制御
回路40はまず選択呼出信号に含まれるIDコードとI
D−ROM45に記憶されている自受信機のIDコード
とを照合し(S304)、両IDコードが一致するか否
かを判定する(S305)。
【0038】S305でYES、つまり受信IDコード
が自受信機のIDコードと一致したときは自受信機への
呼出しが発生したと判断して呼出音を発生させる(S3
06)。
【0039】また、受信選択呼出信号にメッセージ符号
が含まれているか否かを判定し、メッセージ符号が含ま
れていれば(S307でYES)、このメッセージ符号
中にシークレット設定情報が含まれているか否かを判定
する(S308)。
【0040】ここで、メッセージ符号中にシークレット
設定情報が含まれていなければ(S308でNO)、制
御回路40はS317に移行し、受信メッセージ符号を
解読してメッセージ表示部49に表示させる。すなわ
ち、通常のメッセージ表示動作が行われる。
【0041】そして、メッセージを表示させた後、制御
回路40は受信メッセージ符号をメッセージメモリ46
に記憶させる(S318)。
【0042】この状態で、呼出音を発生してから時間T
1(例えば10秒)が経過したか否かの判定(S31
9)と、図示しない停止スイッチが押されたか否かの判
定(S20)とを繰り返し実行する。
【0043】S319でYES、つまり時間T1が経過
したか、またはその間に停止スイッチがオンされた(S
320でYES)ときには、制御回路40は信号音の発
生を停止し、信号音の発生時点からの時間T2(例えば
20秒)が経過したか否かの判定(S322)と、停止
スイッチが押されたか否かの監視(S323)とを繰り
返し実行する。
【0044】そして、S322でYES、つまり時間T
2が経過したか、またはS323でYES、つまり停止
スイッチが再度オンされたときには、メッセージの表示
を停止させて(S324)受信待機状態に戻る。
【0045】S308でYES、つまりシークレット設
定情報が検出されると、シークレットモードが設定され
(S309)、受信選択呼出信号中に第1の情報の一部
または全部が含まれているか否かを判定し(S31
0)、第1の情報の一部または全部が検出されなかった
ときには(S310でNO)シークレットメッセージを
受信していることを示す情報だけを表示する(S31
1)。
【0046】また、S310でYES、つまり第1の情
報の一部または全部が検出されたときには、この受信し
た第1の情報に対応する第2の情報が1つ設定されてい
るか2つ以上設定されているかを判別する(S31
2)。
【0047】S312でNO、つまり第2の情報が1つ
設定されていると判定したときにはこの第2の情報を表
示させる(S313)。また、S312でYES、つま
り第2の情報が2つ以上設定されていると判定されたと
きにはこの第2の情報の一部または全部を表示させる
(S314)。
【0048】次に、メッセージ表示制御動作について説
明する。
【0049】呼出待機状態でユーザが表示スイッチ44
を押すと、制御回路40はメッセージメモリ46にメッ
セージ符号が記憶されているか否かを判定し(S33
1)、メッセージ符号が記憶されていれば(S331で
YES)メッセージメモリ46からこれを読み出し(S
332)、このメッセージ符号がシークレット設定情報
を含むか否かを判定する(S333)。
【0050】S333でNO、つまりメッセージ符号に
シークレット設定情報が含まれていないときにはメッセ
ージ符号を解読して対応するメッセージを表示させる
(S334)。
【0051】また、S333でYES、つまりメッセー
ジメモリ46に記憶されているメッセージ符号がシーク
レット設定情報を含んでいるときには、シークレット解
除情報が入力されているか否かをチェックする(S34
0)。
【0052】ここで、シークレット解除情報が入力され
ていなければ(S340でNO)第1の情報の一部また
は全部が含まれているか否かを判定し(S341)、第
1の情報の一部または全部が検出されなかったときには
(S341でNO)シークレット情報を受信しているこ
とを示す情報だけを表示する(S342)。
【0053】また、S341でYES、つまり第1の情
報の一部または全部が検出されたときには、この検出し
た第1の情報に対応する第2の情報の設定数を判定する
(S343)。そして、S343でYES、つまり2つ
以上の第2の情報が設定されていれば、第2の情報の一
部または全部を表示させ(S345)、また第2の情報
が1つ設定されていれば(S343でNO)この第2の
情報を表示する(S344)。
【0054】このとき、読み出されるメッセージ符号と
しては受信タイミングの最も新しいものが選択される。
【0055】さらに、この状態で制御回路40は表示ス
イッチ44の再操作の監視(S335)と停止スイッチ
のオン・オフの監視(S337)とを繰り返し実行して
いる。
【0056】そして、S335でYES、つまり表示ス
イッチ44がオンされると、読出しアドレスをインクリ
メントした(S339)のち、S332に戻って受信タ
イミングが次に新しいメッセージをメッセージメモリ4
6から読み出し、以降は表示スイッチ44が押されるご
とに同様の動作を行う。
【0057】また、1個のメッセージの表示時間が時間
T2になるか(S336でYES)、またはその間に停
止スイッチが押されると(S337でYES)、その時
点で制御回路40はメッセージの表示を停止させ(S3
38)、以後、受信待機状態に戻る。
【0058】次に、シークレット解除動作について説明
する。
【0059】ユーザはスイッチ操作によってシークレッ
ト解除情報として例えば4桁の数字をあらかじめ入力し
て記憶しておく。この状態(S340でYES)でシー
クレット設定されたメッセージを受信すると、ユーザは
スイッチ操作によりシークレット解除コードU2を入力
する。
【0060】そして、制御回路40はあらかじめ設定し
たシークレット解除情報とユーザが入力したシークレッ
ト解除コードU2とを照合し(S346)、両者が一致
したとき(S347でYES)には、設定されていたシ
ークレットモードを解除し(S348)、シークレット
設定されていたメッセージをメッセージ表示部49に表
示させる(S349)。
【0061】このように、本実施形態によれば、メッセ
ージ符号を含む選択呼出信号が受信されたときにも、発
呼者の意思でメッセージの機密性を高く保持することが
でき、ユーザ以外の第三者に受信メッセージを見られる
ことがなくなる。
【0062】また、受信した選択呼出信号中の第1の情
報に対応する第2の情報を表示するので、受信情報の内
容をユーザのみが容易に確認することができる。
【0063】さらに、複数のシークレット設定情報で受
信情報を詳しく表示したり、あるいは機密性を持たせて
表示したりすることができる。例えば図2(a)に示す
ように、シークレット設定情報がAのときには詳しい情
報を表示するため第2の情報を呼び出して人名(フル
ネーム)を表示し、シークレット設定情報がBのときに
は機密性を持たせるために第2の情報を呼び出して人
名のイニシアルを表示することもできる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、自受信機
のIDコードを含む選択呼出信号を受信したとき前記I
Dコードに続くメッセージを表示可能な無線選択呼出受
信機において、受信メッセージ中にシークレット設定情
報が含まれているか否かを判定するシークレット設定情
報検出手段と、機密性を持たない第1の情報を設定する
第1の情報設定手段と、前記受信メッセージから前記第
1の情報の一部または全部を検出する第1の情報検出手
段と、前記シークレット設定情報が検出され、かつ、
記第1の情報検出手段が前記第1の情報の一部または全
部を検出したときにユーザによりあらかじめ設定され
た第2の情報を表示する第2の情報表示手段と、前記各
第1の情報に対応しその第1の情報を詳しく表す情報お
よびこの第1の情報に機密性を持たせた情報を含む複数
の情報により構成された前記複数の第2の情報の中から
前記第2の情報表示手段により表示すべき情報を選択設
定する第2の情報設定手段とを備えることにより、所定
のシークレット設定情報によってユーザの意志に従って
受信メッセージを詳細に表示したりあるいは機密性を持
たせて表示したりして、メッセージ符号を含む選択呼出
信号が受信されたときにもメッセージの機密性を高く保
持することができるので、受信メッセージの有効性が著
しく向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線選択呼出受信機を含む無線選択呼
出システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施形態におけるシークレット設
定情報を含むメッセージの構成例を示す図であり、
(a)は第1の情報と複数の第2の情報との対応を示
し、(b)はシークレット設定コードU1を含む受信メ
ッセージを模式的に示し、(c)は同図(b)のメッセ
ージを受信したときの表示例を示し、(d)は第1の情
報を含まない受信メッセージを模式的に示し、(e)は
同図(d)のメッセージを受信したときの表示例を示
す。
【図3】図1に示した実施形態の全体の制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】図1に示した実施形態のメッセージ表示制御処
理手順を示すフローチャートである。
【図5】従来の無線選択呼出受信機を含む選択呼出受信
システムの一例を示すブロック図である。
【図6】図5に示したID−ROMにおける各種コード
の記憶状態を模式的に示す図である。
【図7】図5に示した無線選択呼出受信機におけるシー
クレット設定コードおよびシークレット解除コードの構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 電話機 2 交換局 3 基地局 4,5 無線選択呼出受信機 40,50 制御回路 41 アンテナ 42 無線回路 43 復調回路 44 表示スイッチ 45 ID−ROM 46 メッセージメモリ 47 スピーカ駆動回路 48 スピーカ 49 メッセージ表示部 401,501 メッセージ表示制御手段 402,502 シークレットモード制御手段 403 シークレット設定情報検出手段 404 第1の情報設定手段 405 第1の情報検出手段 406 第2の情報表示手段 407 第2の情報設定手段 503 判定手段 U1 シークレット設定コード U2 シークレット解除コード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自受信機のIDコードを含む選択呼出信
    号を受信したとき前記IDコードに続くメッセージを表
    示可能な無線選択呼出受信機において、受信メッセージ
    中にシークレット設定情報が含まれているか否かを判定
    するシークレット設定情報検出手段と、機密性を持たな
    い第1の情報を設定する第1の情報設定手段と、前記受
    信メッセージから前記第1の情報の一部または全部を検
    出する第1の情報検出手段と、前記シークレット設定情
    報が検出され、かつ、前記第1の情報検出手段が前記第
    1の情報の一部または全部を検出したときにユーザに
    よりあらかじめ設定された第2の情報を表示する第2の
    情報表示手段と、前記各第1の情報に対応しその第1の
    情報を詳しく表す情報およびこの第1の情報に機密性を
    持たせた情報を含む複数の情報により構成された前記複
    数の第2の情報の中から前記第2の情報表示手段により
    表示すべき情報を選択設定する第2の情報設定手段とを
    備えることを特徴とする無線選択呼出受信機。
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