JP3204614B2 - 無線受信機 - Google Patents
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Description
を記憶する手段を有し、複数の文字を表示する機能を有
する無線受信機に関するものである。
信機である無線呼出受信機を示すブロック図である。図
13において、15はアンテナ、16は無線部、17は波形整形
部、18はデコーダ部、19は制御部、20は報知制御回路、
21はEEPROM、22はメモリ部、23は表示制御部、24
は表示部、25はスイッチ、26はモータ、27はLED、28
は鳴音部である。
周波信号は、波形整形部17でディジタル信号に復調さ
れ、デコーダ部18に入力される。デコーダ部18は、ディ
ジタル信号をデコードし、EEPROM21に書き込まれ
ている自己の選択呼出アドレスと比較して一致した場
合、制御部19を経由し、報知制御回路20を動作させて鳴
音部28若しくはモータ26を駆動し、自己アドレスの受信
を報知する。
いて、メッセージ信号が付加されていた場合、メッセー
ジ信号を復号し、制御部19によりメモリ部22に着信時刻
とともに記憶する。制御部19は、メモリ部22に記憶した
メッセージデータを読み出し、表示制御部23により表示
部24にメッセージを表示する。記憶したメッセージは、
読出スイッチ25を押すことで再度メモリ部22より読み出
すことが可能である。複数記憶されたメッセージは、読
出スイッチ25を押すことで、順次読み出しが可能であ
る。
うな従来の表示付き無線受信機は、メッセージ情報を受
信した場合、個々にメッセージを表示する。また、記憶
したメッセージを表示する場合も個々のメッセージを別
々にページを変えて着信時刻の順番に表示していた。
式上の制約若しくは電話回線の混雑緩和のために、1回
に送信できるメッセージの桁数には制限がある。そのた
め、送信したいメッセージの桁数が制約文字数を超えた
場合、メッセージを複数回に分割して送信することを強
いられる。
1つの単位とし、カナ、英数字を送信するフリーワード
送信が主流になっており、例えば、数字メッセージを1
回に24文字送信できるサービスであってもカナ文字では
フリーワード変換コードを考慮し、11文字しか一度に送
れないという状況である。
信者が一まとまりのメッセージとして伝えたい場合でも
別々のメッセージとして受信し、別々のメッセージとし
て表示することしかできなかった。
まりのメッセージを読み取るのに読出スイッチを複数回
押す必要があり、またページが切り替わるためにメッセ
ージ内容の判読がしずらいという問題がある。また、同
一送信者の複数のメッセージの間に、別送信者のメッセ
ージが割り込んだ場合、さらにメッセージの判読はしず
らくなる。
するものであり、同一送信者の一まとまりのメッセージ
を同一画面に一括表示して、利用者がメッセージ内容の
読み取りを容易にできるようにした無線受信機を提供す
ることを目的とする。
に、本発明の無線受信機は、メッセージの着信から一定
時間をカウントする手段を有し、一定時間内に着信した
メッセージを1画面に一括して表示する手段を有するも
のである。これにより、送信者が意識せずに、一括で表
示したいメッセージを連続して一定時間内に送信するだ
けで無線受信機は同一送信者と判定し、表示を一括表示
にし、メッセージを見易くするという作用を有する。
て、スイッチ操作により、一括表示しているメッセージ
を個別表示に、個別表示しているメッセージを一括表示
にそれぞれ切り替える手段を有する構成とする。これに
より、利用者の判断で、前後のメッセージが一まとまり
か否かの判断がつく場合、一括表示操作を行うことで、
1画面上にメッセージを一括表示し、まとまったメッセ
ージを読み易くできるという作用を有する。
て詳細に説明する。
である無線呼出受信機の構成を示したものである。図1
において、1はアンテナ、2は無線部、3は波形整形
部、4はデコーダ部、5は制御部、6は報知制御回路、
7はEEPROM、8はメモリ部、9は表示制御部、10
は表示部、11はスイッチ、12はモータ、13はLED、14
は鳴音部である。
周波信号は、波形整形部3でディジタル信号に復調さ
れ、デコーダ部4に入力される。デコーダ部4は、ディ
ジタル信号をデコードし、EEPROM7に書き込まれ
ている自己の選択呼出アドレスと比較して一致した場
合、制御部5を経由し、報知制御回路6を動作させて鳴
音部14若しくはモータ12とともにLED13を駆動し、自
己アドレスの受信を報知する。
いて、メッセージ信号が付加されていた場合、メッセー
ジ信号を復号し、制御部5によりメモリ部8に着信時刻
とともに記憶する。このとき、制御部5はメッセージの
中に送信者識別コードあるいは連続送信コードが存在す
るか否かを判定し、メッセージとともにメモリ部8に記
憶する。制御部5は、メモリ部8に記憶したメッセージ
データを読み出し、表示制御部9により表示部10にメッ
セージを表示するが、メッセージの中に送信者識別コー
ドまたは連続送信コードが存在している場合、メモリ部
8内に記憶されている他のメッセージから一括表示する
メッセージを検索し、表示制御部9により表示部10に表
示する。
押すことで再度メモリ部8より読み出すことが可能であ
る。このときも制御部5はメモリ部8に記憶されている
メッセージの中から一括表示対象のメッセージを判定し
ながら表示制御部9により表示部10に表示する。
説明する。本実施の形態では、1回の送信メッセージが
4ビットコードで最大24文字という制約のある無線呼出
サービスであり、また、送信者識別コードを、メッセー
ジ先頭に“ ]”(4ビットコード)とそれに続く数字2
文字と考えた場合を例にとり説明する。また、一般的に
カナ文字を送るには“−”(4ビットコード)2文字の後
に続く数字2文字を1組としてカナ文字として扱う方法
を例にとる。
Lクダサイ012−345−6789」というメッセー
ジを送信する場合を例にする。1回の送信メッセージで
は数字24文字の制約があるため4回に分割して送信する
と次のようになる。
当てて、 1回目の送信: ]01 −−255574433469330402 コ ノ メ ッ セ ー シ ゛ ヲ 2回目の送信: ]01 −−724191401037 ミ タ ラ T E L 3回目の送信: ]01 −−2341043112 ク タ ゛ サ イ 4回目の送信: ]01 012−345−6789 となる。
合、一般的に、 1回目の送信: −−255574433469330402 コ ノ メ ッ セ ー シ ゛ ヲ 2回目の送信: −−724191401037 ミ タ ラ T E L 3回目の送信: −−2341043112 ク タ ゛ サ イ 4回目の送信: 012−345−6789 のようになる。
場合の本実施の形態での表示例を、従来技術での表示例
と比較して示したものである。disp1-1が本発明の場
合、disp1-2,1-3,1-4,1-5が従来技術の場合である。
この図3から明らかなように、本実施の形態によるメッ
セージは、従来技術に比べて内容の判読がし易くなると
いう効果が得られる。
識別できるため、以下のようにフリーワードの変換コー
ドを省略して送信することも可能である。この場合、無
線呼出受信機は、関連する同一送信者のメッセージ中の
フリーワード変換コードも含めてメッセージを一括制
御、および表示を行う。 1回目の送信: ]01 −−255574433469330402 コ ノ メ ッ セ ー シ ゛ ヲ 2回目の送信: ]01 724191401037 ミ タ ラ T E L 3回目の送信: ]01 2341043112_ (_はフリーワード ク タ ゛ サ イ 解除コード) 4回目の送信: ]01 012−345−6789 一括表示は、図3のdisp1-1と同様の結果が得られ、送
信文字数を減らすことができるという効果を得る。
ッセージ先頭に位置する ]+数字2文字としたが、本
発明では、識別コードの桁数、メッセージへの挿入位置
は、この例に限るものではなく、無線呼出受信機の設定
により任意である。フリーワード変換後のカタカナによ
る送信者名、送信者個々の電話番号、若しくは受信機に
登録されている電話帳番号等も識別コードとして利用で
きる。コード形態が任意であることから、従来の機能と
の融合が容易であるという利点を有する。
セージ内の送信者識別コードの判別方法について説明す
る。図4はメッセージ受信時のメッセージ内容の格納フ
ローであり、また図5は受信メッセージ記憶メモリの構
造例を示したものである。
予め決めた送信者識別コードフォーマット(この実施の
形態では、メッセージ先頭に ]+数字2文字)に当た
るコードが存在するか否かを検索する(ステップ(S)3-
1)。送信者識別コードが存在しない場合(S3-2)、本受信
メッセージは他のメッセージとは無関係の単独メッセー
ジと判断し、送信者識別コード無し(K=1)をセットす
る(S3-3)。
受信メッセージは他のメッセージと関連しており、一括
表示対象であると判定し、識別コード有り(K=0)をセ
ットする(S3-4)。K=0をセットすると同時に、送信者
識別コードをメッセージ記憶用メモリに記憶する(S3-5,
S3-6)。図5のように、メモリ内に識別コード有無のフ
ラグ(K)を持つことで、メッセージ表示の際の処理時間
が軽減されるという効果を得る。
セージ表示を行う場合の処理について説明する。着信若
しくは読出スイッチ11を押してメッセージを表示する
際、制御部5にてメモリ部8に記憶してあるメッセージ
の中の着信時刻最新のメッセージについて、図5におけ
るKの値が1か0かを判定する(S5-1,S5-2)。送信者識
別コードが無い場合(K=1)、本メッセージは他のメッ
セージとの関連無しと判断し、表示制御部9により表示
部10にメッセージの単独表示を行う。送信者識別コード
が有る場合(K=0)、本メッセージより着信時刻の古い
メッセージで本メッセージと送信者識別コードの一致す
るメッセージが有るかどうかを検索する(S5-4,S5-5)。
一致するメッセージが無い場合、本メッセージは他のメ
ッセージとの関連が無いと判断し、単独で表示する(S5-
6)。送信者識別コードの一致するメッセージがあった場
合、そのメッセージに一括表示解除の条件が有るかどう
かを判定し(S5-7,S5-8)、解除条件無しの場合は、識別
コードの一致するメッセージをすべて表示制御部9によ
り表示部10に一括表示する(S5-10)。解除条件有りの時
は、一括表示解除対象メッセージまでを一括表示する(S
5-9)。
る。同一送信者が、一まとまりのメッセージを送信する
際、送信者識別コードを使用し、前述のように一括表示
を実現するが、この場合、複数のまとまったメッセージ
を送りたい場合でも、すべて一括表示されてしまうこと
を防ぐために、一括表示解除コードを使用する。
]](4ビットコード2文字)とした場合の例を示す。 1回目の送信: ]01 −−255574433469330402 コ ノ メ ッ セ ー シ ゛ ヲ 2回目の送信: ]01 −−724191401037 ミ タ ラ T E L 3回目の送信: ]01 −−2341043112 ク タ ゛ サ イ 4回目の送信: ]01 012−345−6789 ]] 5回目の送信: ]01 3122654504552403 サ キ ホ ト ゛ ノ ケ ン 6回目の送信: ]01 401037119221044513 T E L ア リ カ ゛ ト ウ 7回目の送信: ]01 2504310412713241 ]] コ ゛ サ ゛ イ マ シ タ となる。
場合との表示を図7に示す。disp2-1,2-2は解除コード
が無い場合、disp2-3,2-4は解除コードを用いた場合の
表示例である。この例から明らかなように、同一送信者
のメッセージであっても、別メッセージで表示すること
が可能で、文章をより見易くすることができる。
について図8を用いて説明する。図8は、時間制御によ
り、一括表示を解除する場合のフローを示したものであ
る。S6-1からS6-6にて、前述と同様、送信者識別コード
を判定するが、送信者識別コードの一致するメッセージ
があった場合、同一送信者のメッセージの着信した時刻
の差を計算し(S6-7)、予め設定した時間(n分)との大小
を判定し、n分以内の場合のみ、一括表示の対象とし、
表示制御部9により表示部10にメッセージを一括表示す
る。前述の解除コードを用いた一括表示解除に比べ、送
信者が解除コードを入力する手間がいらないという効果
がある。
送信例を示すと、 1回目の送信: ]01 −−255574433469330402 コ ノ メ ッ セ ー シ ゛ ヲ 2回目の送信: ]01 −−724191401037 ミ タ ラ T E L 3回目の送信: ]01 −−2341043112 ク タ ゛ サ イ 4回目の送信: ]01 012−345−6789 5回目の送信: ]01 3122654504552403 サ キ ホ ト ゛ ノ ケ ン 6回目の送信: ]01 401037119221044513 T E L ア リ カ ゛ ト ウ 7回目の送信: ]01 2504310412713241 ]] コ ゛ サ ゛ イ マ シ タ となる。
い、5回目の送信は4回目の送信からn分以上間隔をあ
けて送信し、5回目から7回目の送信はそれぞれn分以
内に行うこととする。図9は、その結果を、一括表示解
除なしの場合と比較して示したものである。
ジの一括表示を行う場合のフローを示したものである。
メッセージを表示する際、受信メッセージ中に連続送信
コードが存在するか否かを検索する(S7-1)。連続送信コ
ードが存在する場合、連続送信数(m)を判定し(S7-2,S7
-4)、連続送信コードのあるメッセージより着信時刻が
後のメッセージm個を一括で表示する(S7-5)。連続送信
コードの無いメッセージおよび一括表示対象以外のメッ
セージについては、単独メッセージとして表示する(S7-
3)。
続する4つのメッセージを一括表示する例を示す。ここ
では、連続送信コードは、[+連続送信数+]の形式を
用いている。関連するメッセージは、メッセージ内のフ
リーワード変換コード等の制御も分割メッセージ間で有
効とした場合である。 1回目の送信: [4]−−255574433469330402 コ ノ メ ッ セ ー シ ゛ ヲ 2回目の送信: 724191401037 ミ タ ラ T E L 3回目の送信: 2341043112 ク タ ゛ サ イ 4回目の送信: 012−345−6789 となる。
つのメッセージをこれから送信するためのコードであ
る。図1と同様の結果を得る。この例において、連続送
信コードは、1メッセージ目の先頭に[+数字1文字
+]としたが、連続送信コードのコード桁数、挿入位置
はこの例に限るものではなく任意であり、無線呼出受信
機の設定で自由にできる。
信コード等のコードを用いずに、着信時刻のカウントの
みで関連するメッセージの一括表示を実現する例を示し
たものである。メッセージを表示する際、メッセージの
着信時刻を検索する(S8-1)。それ以前に着信したメッセ
ージの中で、着信時刻が一括表示制御用に予め設定した
p分以内のメッセージを検索する(S8-2)。p分以内に着
信した旧メッセージが存在しない場合は、単独で表示す
る(S8-3)。p分以内のメッセージが存在する場合は、一
括で表示する(S8-4)。
4回目の送信はp分以内に行う。これにより、送信者側
では、特殊なコード入力をすることなく、図3と同様な
表示結果が得られ、送信が容易であるという効果があ
る。
作のみで行う場合の例を示す。図12は、「オハヨウコ゛
サ゛イマス、」と、「キョウ8シ゛マチアワセ」という
2回に分割して送信した場合の例で、一括表示を設定し
た場合(disp4-1)と、一括表示解除した場合(disp4-2,4-
3)の表示例である。一括表示設定と解除は、スイッチ操
作により行えるようにする。
と、disp4-2,4-3に分割表示され、disp4-2,4-3表示中に
表示切り替えを行うと、disp4-1の一括表示を得る。無
線呼出受信機利用者の好みに応じて表示方法を切り替え
られるという効果を得る。
時間のカウントおよびスイッチ操作により同一送信者の
関連する一まとまりのメッセージを一括で表示し、利用
者はメッセージの判読がし易くなるという効果が得られ
る。
構成を示すブロック図である。
リクスを示す図である。
示例と比較して示した図である。
納フローを示す図である。
モリ部の構成図である。
作の識別コード判定フローを示す図である。
無しの場合と比較して示す図である。
合の一括表示判定フローを示す図である。
使用した表示例を一括表示解除なしの場合と比較して示
す図である。
送信コードを使用した一括表示制御フローを示す図であ
る。
よる一括表示判定フローを示す図である。
定、解除をスイッチ操作で行う場合の表示例を示す図で
ある。
ブロック図である。
…デコーダ部、 5…制御部、 6…報知制御回路、
7…EEPROM、 8…メモリ部、 9…表示制御
部、 10…表示部、 11…スイッチ、 12…モータ、
13…LED、 14…鳴音部。
Claims (2)
- 【請求項1】 受信したメッセージを表示する表示部
と、受信したメッセージを記憶するメモリ部とを有する
表示付き無線受信機において、メッセージの着信から一定時間をカウントする手段を有
し、一定時間内に着信したメッセージを1画面に一括し
て表示する手段を有する ことを特徴とする無線受信機。 - 【請求項2】 スイッチ操作により、一括表示している
メッセージを個別表示に、個別表示しているメッセージ
を一括表示にそれぞれ切り替える手段を有することを特
徴とする請求項1記載の無線受信機。
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