JP2001145142A - 無線受信機 - Google Patents

無線受信機

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JP2001145142A
JP2001145142A JP2000308842A JP2000308842A JP2001145142A JP 2001145142 A JP2001145142 A JP 2001145142A JP 2000308842 A JP2000308842 A JP 2000308842A JP 2000308842 A JP2000308842 A JP 2000308842A JP 2001145142 A JP2001145142 A JP 2001145142A
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Application number
JP2000308842A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Tsumura
敏行 津村
Yasushi Abe
康 阿部
Kazuhiko Fujimori
一彦 藤森
Hidenori Hisaie
英規 久家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信者別にメッセージを管理し、同一送信者
の関連あるメッセージを一括で表示して利用者のメッセ
ージ読出操作を簡略化する。 【解決手段】 デコーダ部4は、自己アドレスに続いて
メッセージ信号が付加されていた場合、メッセージ信号
を復号し、制御部5によりメモリ部8に着信時刻ととも
に記憶する。このとき制御部5は、メッセージの中に送
信者識別コードまたは連続送信コードが存在するか否か
を判定し、メッセージとともにメモリ部8に記憶する。
制御部5はメモリ部8に記憶したメッセージデータを読
み出し、表示制御部9により表示部10にメッセージを表
示するが、メッセージの中に送信者識別コードまたは連
続送信コードが存在している場合、メモリ部8内に記憶
されている他のメッセージから一括表示するメッセージ
を検索し、一括表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のメッセージ
を記憶する手段を有し、複数の文字を表示する機能を有
する無線受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、一般的な従来の表示付き無線受
信機である無線呼出受信機を示すブロック図である。図
13において、15はアンテナ、16は無線部、17は波形整形
部、18はデコーダ部、19は制御部、20は報知制御回路、
21はEEPROM、22はメモリ部、23は表示制御部、24
は表示部、25はスイッチ、26はモータ、27はLED、28
は鳴音部である。
【0003】アンテナ15と無線部16により受信された高
周波信号は、波形整形部17でディジタル信号に復調さ
れ、デコーダ部18に入力される。デコーダ部18は、ディ
ジタル信号をデコードし、EEPROM21に書き込まれ
ている自己の選択呼出アドレスと比較して一致した場
合、制御部19を経由し、報知制御回路20を動作させて鳴
音部28若しくはモータ26を駆動し、自己アドレスの受信
を報知する。
【0004】また、デコーダ部18は、自己アドレスに続
いて、メッセージ信号が付加されていた場合、メッセー
ジ信号を復号し、制御部19によりメモリ部22に着信時刻
とともに記憶する。制御部19は、メモリ部22に記憶した
メッセージデータを読み出し、表示制御部23により表示
部24にメッセージを表示する。記憶したメッセージは、
読出スイッチ25を押すことで再度メモリ部22より読み出
すことが可能である。複数記憶されたメッセージは、読
出スイッチ25を押すことで、順次読み出しが可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示付き無線受信機は、メッセージ情報を受
信した場合、個々にメッセージを表示する。また、記憶
したメッセージを表示する場合も個々のメッセージを別
々にページを変えて着信時刻の順番に表示していた。
【0006】ところが、無線呼出サービスでは、信号方
式上の制約若しくは電話回線の混雑緩和のために、1回
に送信できるメッセージの桁数には制限がある。そのた
め、送信したいメッセージの桁数が制約文字数を超えた
場合、メッセージを複数回に分割して送信することを強
いられる。
【0007】特に、最近では、数字メッセージ2文字を
1つの単位とし、カナ、英数字を送信するフリーワード
送信が主流になっており、例えば、数字メッセージを1
回に24文字送信できるサービスであってもカナ文字では
フリーワード変換コードを考慮し、11文字しか一度に送
れないという状況である。
【0008】このような場合、従来の方法では、同一送
信者が一まとまりのメッセージとして伝えたい場合でも
別々のメッセージとして受信し、別々のメッセージとし
て表示することしかできなかった。
【0009】そのため、無線受信機の所有者は、一まと
まりのメッセージを読み取るのに読出スイッチを複数回
押す必要があり、またページが切り替わるためにメッセ
ージ内容の判読がしずらいという問題がある。また、同
一送信者の複数のメッセージの間に、別送信者のメッセ
ージが割り込んだ場合、さらにメッセージの判読はしず
らくなる。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、同一送信者の一まとまりのメッセージ
を同一画面に一括表示して、利用者がメッセージ内容の
読み取りを容易にできるようにした無線受信機を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線受信機は、メッセージ情報の一部に送
信者が送信者識別コード若しくはメッセージ連続送信数
情報を付加することで、無線受信機がメッセージを受信
した際、コードの識別によって、複数のメッセージが同
一送信者の関連あるメッセージであることを判定し、同
一送信者の関連するメッセージを同一画面上に受信した
順に続けて一括表示することで、メッセージ内容の読み
取りを容易にしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、受信したメッセージを表示する表示部と、受信した
メッセージを記憶するメモリ部とを有する表示付き無線
受信機において、送信者識別コードを付加したメッセー
ジを受信し、メッセージ内の送信者識別コードを識別す
る手段と、送信者識別コードが一致したメッセージを一
括で表示する手段とを備えた構成とし、これにより、複
数回に分けて送信された関連するメッセージを同一表示
画面上に表示することで、無線受信機利用者がメッセー
ジ内容を読み取り易くなるという作用を有する。
【0013】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1の構成に、さらに、送信者識別コードを付加したメ
ッセージを受信して前記メッセージをメモリ部に記憶す
る際、送信者識別コードをパラメータにメモリ管理する
手段と、前記メッセージを表示する際、前記メモリ部に
記憶されたメッセージの中から送信者識別コード別にメ
ッセージを検索する手段を有する構成とする。これによ
り、無線受信機のメッセージ検索および表示制御設計が
容易にできるという作用を有する。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
の構成に、さらに、一括表示解除コードを識別する手段
を有し、複数の受信したメッセージの中で、送信者識別
コードの一致したメッセージを一括表示する際、前記一
括表示解除コードを用いて、一括表示メッセージを分割
および区別する機能を有する構成とする。これにより、
同一送信者が、複数のまとまったメッセージを送信した
場合に、一括表示を解除するコードをメッセージに入れ
ることで、解除コードまでのメッセージを一括表示し、
それ以降に再び一括表示コードを入れたメッセージを送
るとそれを先頭に、新たなまとまったメッセージの先頭
として表示することができるという作用を有する。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
の構成に、さらに、メッセージ受信から一定時間をカウ
ントする手段を有するとともに、送信者識別コードの一
致したメッセージであっても、前記一定時間の受信間隔
を超えて受信したメッセージおよびそれ以降に送られて
きたメッセージを除いて一括表示する制御手段を有する
構成とする。これにより、同一送信者が、一括表示の解
除を意識しなくても、ある一定時間をあけた送信、即
ち、別件の送信をした場合には自動的に別メッセージの
まとまりと判定できるという作用を有する。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、受信した
メッセージを表示する表示部と、受信したメッセージを
記憶するメモリ部とを有する表示付き無線受信機におい
て、メッセージ連続送信数を表すコードを付加したメッ
セージを受信し、メッセージ内の前記メッセージ連続送
信数コードを認識する手段と、前記メッセージ連続送信
数コードが示す連続する受信メッセージを結合し、同一
画面上に一括で表示する手段とを備えた構成とする。こ
れにより、送信者が予め一まとまりのメッセージを複数
回に分けて送信する際、1回目のメッセージの先頭に、
それに続くまとまりに表示したいメッセージ数コードを
付けることで、一括表示すべきメッセージを無線受信機
が判定するため、複数回の2回目以降にはコードが不要
であり、1回当たりのメッセージ送信数を有効利用でき
るという作用を有する。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、メッセー
ジの着信から一定時間をカウントする手段を有し、一定
時間内に着信したメッセージを1画面に一括して表示す
る手段を有するものであり、送信者が意識せずに、一括
で表示したいメッセージを連続して一定時間内に送信す
るだけで無線受信機は同一送信者と判定し、表示を一括
表示にし、メッセージを見易くするという作用を有す
る。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし6の構成において、さらに、スイッチ操作によ
り、一括表示しているメッセージを個別表示に、個別表
示しているメッセージを一括表示にそれぞれ切り替える
手段を有する構成とする。これにより、利用者の判断
で、前後のメッセージが一まとまりか否かの判断がつく
場合、一括表示操作を行うことで、1画面上にメッセー
ジを一括表示し、まとまったメッセージを読み易くでき
るという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について詳細に
説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形
態1の無線受信機である無線呼出受信機の構成を示した
ものである。図1において、1はアンテナ、2は無線
部、3は波形整形部、4はデコーダ部、5は制御部、6
は報知制御回路、7はEEPROM、8はメモリ部、9
は表示制御部、10は表示部、11はスイッチ、12はモー
タ、13はLED、14は鳴音部である。
【0021】アンテナ1と無線部2により受信された高
周波信号は、波形整形部3でディジタル信号に復調さ
れ、デコーダ部4に入力される。デコーダ部4は、ディ
ジタル信号をデコードし、EEPROM7に書き込まれ
ている自己の選択呼出アドレスと比較して一致した場
合、制御部5を経由し、報知制御回路6を動作させて鳴
音部14若しくはモータ12とともにLED13を駆動し、自
己アドレスの受信を報知する。
【0022】また、デコーダ部4は、自己アドレスに続
いて、メッセージ信号が付加されていた場合、メッセー
ジ信号を復号し、制御部5によりメモリ部8に着信時刻
とともに記憶する。このとき、制御部5はメッセージの
中に送信者識別コードあるいは連続送信コードが存在す
るか否かを判定し、メッセージとともにメモリ部8に記
憶する。制御部5は、メモリ部8に記憶したメッセージ
データを読み出し、表示制御部9により表示部10にメッ
セージを表示するが、メッセージの中に送信者識別コー
ドまたは連続送信コードが存在している場合、メモリ部
8内に記憶されている他のメッセージから一括表示する
メッセージを検索し、表示制御部9により表示部10に表
示する。
【0023】記憶したメッセージは、読出スイッチ11を
押すことで再度メモリ部8より読み出すことが可能であ
る。このときも制御部5はメモリ部8に記憶されている
メッセージの中から一括表示対象のメッセージを判定し
ながら表示制御部9により表示部10に表示する。
【0024】次に、図2および図3を用いて、表示例を
説明する。本実施の形態1では、1回の送信メッセージ
が4ビットコードで最大24文字という制約のある無線呼
出サービスであり、また、送信者識別コードを、メッセ
ージ先頭に“ ]”(4ビットコード)とそれに続く数字
2文字と考えた場合を例にとり説明する。また、一般的
にカナ文字を送るには“−”(4ビットコード)2文字の
後に続く数字2文字を1組としてカナ文字として扱う方
法を例にとる。
【0025】送信者が「コノメッセーシ゛ヲミタラTE
Lクダサイ012−345−6789」というメッセー
ジを送信する場合を例にする。1回の送信メッセージで
は数字24文字の制約があるため4回に分割して送信する
と次のようになる。
【0026】図2の変換マトリクスに基づき数字を割り
当てて、 となる。
【0027】従来の技術では、同じメッセージを送る場
合、一般的に、 のようになる。
【0028】図3は、上記4回のメッセージを受信した
場合の本発明での表示例を、従来技術での表示例と比較
して示したものである。disp1-1が本発明の場合、disp1
-2,1-3,1-4,1-5が従来技術の場合である。この図3
から明らかなように、本発明の実施の形態1によるメッ
セージは、従来技術に比べて内容の判読がし易くなると
いう効果が得られる。
【0029】また、本発明では、送信者がコードにより
識別できるため、以下のようにフリーワードの変換コー
ドを省略して送信することも可能である。この場合、無
線呼出受信機は、関連する同一送信者のメッセージ中の
フリーワード変換コードも含めてメッセージを一括制
御、および表示を行う。 一括表示は、図3のdisp1-1と同様の結果が得られ、送
信文字数を減らすことができるという効果を得る。
【0030】本実施の形態1では、送信者識別コードを
メッセージ先頭に位置する ]+数字2文字としたが、
本発明では、識別コードの桁数、メッセージへの挿入位
置は、この例に限るものではなく、無線呼出受信機の設
定により任意である。フリーワード変換後のカタカナに
よる送信者名、送信者個々の電話番号、若しくは受信機
に登録されている電話帳番号等も識別コードとして利用
できる。コード形態が任意であることから、従来の機能
との融合が容易であるという利点を有する。
【0031】(実施の形態2)次に、図4,図5を用い
て、受信時のメッセージ内の送信者識別コードの判別方
法について説明する。図4はメッセージ受信時のメッセ
ージ内容の格納フローであり、また図5は受信メッセー
ジ記憶メモリの構造例を示したものである。
【0032】図4において、メッセージを受信した際、
予め決めた送信者識別コードフォーマット(この実施の
形態では、メッセージ先頭に ]+数字2文字)に当た
るコードが存在するか否かを検索する(ステップ(S)3-
1)。送信者識別コードが存在しない場合(S3-2)、本受信
メッセージは他のメッセージとは無関係の単独メッセー
ジと判断し、送信者識別コード無し(K=1)をセットす
る(S3-3)。
【0033】送信者識別コードがあった場合(S3-2)、本
受信メッセージは他のメッセージと関連しており、一括
表示対象であると判定し、識別コード有り(K=0)をセ
ットする(S3-4)。K=0をセットすると同時に、送信者
識別コードをメッセージ記憶用メモリに記憶する(S3-5,
S3-6)。図5のように、メモリ内に識別コード有無のフ
ラグ(K)を持つことで、メッセージ表示の際の処理時間
が軽減されるという効果を得る。
【0034】(実施の形態3)次に、図1,図5および図
6を用いてメッセージ表示を行う場合の処理について説
明する。着信若しくは読出スイッチ11を押してメッセー
ジを表示する際、制御部5にてメモリ部8に記憶してあ
るメッセージの中の着信時刻最新のメッセージについ
て、図5におけるKの値が1か0かを判定する(S5-1,S5
-2)。送信者識別コードが無い場合(K=1)、本メッセ
ージは他のメッセージとの関連無しと判断し、表示制御
部9により表示部10にメッセージの単独表示を行う。送
信者識別ードが有る場合(K=0)、本メッセージより着
信時刻の古いメッセージで本メッセージと送信者識別コ
ードの一致するメッセージが有るかどうかを検索する(S
5-4,S5-5)。一致するメッセージが無い場合、本メッセ
ージは他のメッセージとの関連が無いと判断し、単独で
表示する(S5-6)。送信者識別コードの一致するメッセー
ジがあった場合、そのメッセージに一括表示解除の条件
が有るかどうかを判定し(S5-7,S5-8)、解除条件無しの
場合は、識別コードの一致するメッセージをすべて表示
制御部9により表示部10に一括表示する(S5-10)。解除
条件有りの時は、一括表示解除対象メッセージまでを一
括表示する(S5-9)。
【0035】次に、一括表示解除コードについて説明す
る。同一送信者が、一まとまりのメッセージを送信する
際、送信者識別コードを使用し、前述のように一括表示
を実現するが、この場合、複数のまとまったメッセージ
を送りたい場合でも、すべて一括表示されてしまうこと
を防ぐために、一括表示解除コードを使用する。
【0036】以下に、前述の例に加え、解除コードを
]](4ビットコード2文字)とした場合の例を示す。 となる。
【0037】解除コードを使用した場合と、使用しない
場合との表示を図7に示す。
【0038】disp2-1,2-2は解除コードが無い場合、dis
p2-3,2-4は解除コードを用いた場合の表示例である。こ
の例から明らかなように、同一送信者のメッセージであ
っても、別メッセージで表示することが可能で、文章を
より見易くすることができる。
【0039】(実施の形態4)次に、一括表示解除を時間
制御で行う場合について図8を用いて説明する。図8
は、時間制御により、一括表示を解除する場合のフロー
を示したものである。S6-1からS6-6にて、前述と同様、
送信者識別コードを判定するが、送信者識別コードの一
致するメッセージがあった場合、同一送信者のメッセー
ジの着信した時刻の差を計算し(S6-7)、予め設定した時
間(n分)との大小を判定し、n分以内の場合のみ、一括
表示の対象とし、表示制御部9により表示部10にメッセ
ージを一括表示する。前述の解除コードを用いた一括表
示解除に比べ、送信者が解除コードを入力する手間がい
らないという効果がある。
【0040】時間制御により一括表示を解除する場合の
送信例を示すと、 となる。
【0041】1回目から4回目の送信は、n分以内に行
い、5回目の送信は4回目の送信からn分以上間隔をあ
けて送信し、5回目から7回目の送信はそれぞれn分以
内に行うこととする。図9は、その結果を、一括表示解
除なしの場合と比較して示したものである。
【0042】(実施の形態5)図10は、連続送信コードを
使ってメッセージの一括表示を行う場合のフローを示し
たものである。メッセージを表示する際、受信メッセー
ジ中に連続送信コードが存在するか否かを検索する(S7-
1)。連続送信コードが存在する場合、連続送信数(m)を
判定し(S7-2,S7-4)、連続送信コードのあるメッセージ
より着信時刻が後のメッセージm個を一括で表示する(S
7-5)。連続送信コードの無いメッセージおよび一括表示
対象以外のメッセージについては、単独メッセージとし
て表示する(S7-3)。
【0043】以下に、連続送信コードを用いた場合の連
続する4つのメッセージを一括表示する例を示す。ここ
では、連続送信コードは、[+連続送信数+]の形式を
用いている。関連するメッセージは、メッセージ内のフ
リーワード変換コード等の制御も分割メッセージ間で有
効とした場合である。 となる。
【0044】1回目の送信の[4]は、一括表示したい4
つのメッセージをこれから送信するためのコードであ
る。図1と同様の結果を得る。この例において、連続送
信コードは、1メッセージ目の先頭に[+数字1文字
+]としたが、連続送信コードのコード桁数、挿入位置
はこの例に限るものではなく任意であり、無線呼出受信
機の設定で自由にできる。
【0045】(実施の形態6)次に、図11は、送信者識別
コード、連続送信コード等のコードを用いずに、着信時
刻のカウントのみで関連するメッセージの一括表示を実
現する例を示したものである。メッセージを表示する
際、メッセージの着信時刻を検索する(S8-1)。それ以前
に着信したメッセージの中で、着信時刻が一括表示制御
用に予め設定したp分以内のメッセージを検索する(S8-
2)。p分以内に着信した旧メッセージが存在しない場合
は、単独で表示する(S8-3)。p分以内のメッセージが存
在する場合は、一括で表示する(S8-4)。
【0046】送信は、 となり、1回目の送信と2回目の送信、3回目の送信、
4回目の送信はp分以内に行う。これにより、送信者側
では、特殊なコード入力をすることなく、図3と同様な
表示結果が得られ、送信が容易であるという効果があ
る。
【0047】(実施の形態7)次に、一括表示の設定、解
除をスイッチ操作のみで行う場合の例を示す。図12は、
「オハヨウコ゛サ゛イマス、」と、「キョウ8シ゛マチ
アワセ」という2回に分割して送信した場合の例で、一
括表示を設定した場合(disp4-1)と、一括表示解除した
場合(disp4-2,4-3)の表示例である。一括表示設定と解
除は、スイッチ操作により行えるようにする。
【0048】disp4-1表示中に表示切り替え操作を行う
と、disp4-2,4-3に分割表示され、disp4-2,4-3表示中に
表示切り替えを行うと、disp4-1の一括表示を得る。無
線呼出受信機利用者の好みに応じて表示方法を切り替え
られるという効果を得る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メッセージ符号中に、送信者識別コード若しくは連続送
信コードという同一送信者を識別するコードを設けるこ
と、若しくは時間のカウントおよびスイッチ操作により
同一送信者の関連する一まとまりのメッセージを一括で
表示し、利用者はメッセージの判読がし易くなるという
効果が得られる。また、送信者識別コード、連続送信コ
ードの桁数、メッセージへの挿入位置も任意に設定でき
るため、従来の機能コード、若しくは送信者名等をコー
ドと考えることもできるため、従来機能との融合も可能
であり、設計の自由度が高いという効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線呼出受信機
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるカナ数字変換マ
トリクスを示す図
【図3】本発明の実施の形態1における表示例を従来の
表示例と比較して示した図
【図4】本発明の実施の形態2における受信メッセージ
格納フローを示す図
【図5】本発明の実施の形態2,3におけるメッセージ
格納メモリ部の構成図
【図6】本発明の実施の形態3におけるメッセージ表示
動作の識別コード判定フローを示す図
【図7】解除コードを使用した時の表示例を解除コード
無しの場合と比較して示す図
【図8】本発明の実施の形態4における時間制御付きの
場合の一括表示判定フローを示す図
【図9】本発明の実施の形態4における時間制御の解除
を使用した表示例を一括表示解除なしの場合と比較して
示す図
【図10】本発明の実施の形態5におけるメッセージ連
続送信コードを使用した一括表示制御フローを示す図
【図11】本発明の実施の形態6における着信時刻制御
による一括表示判定フローを示す図
【図12】本発明の実施の形態7における一括表示の設
定、解除をスイッチ操作で行う場合の表示例を示す図
【図13】従来例における無線呼出受信機の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 波形整形部 4 デコーダ部 5 制御部 6 報知制御回路 7 EEPROM 8 メモリ部 9 表示制御部 10 表示部 11 スイッチ 12 モータ 13 LED 14 鳴音部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 藤森 一彦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 久家 英規 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したメッセージを表示する表示部
    と、受信したメッセージを記憶するメモリ部とを有する
    表示付き無線受信機において、 送信者識別コードを付加したメッセージを受信し、メッ
    セージ内の送信者識別コードを識別する手段と、送信者
    識別コードが一致したメッセージを一括で表示する手段
    とを備えていることを特徴とする無線受信機。
  2. 【請求項2】 送信者識別コードを付加したメッセージ
    を受信して前記メッセージをメモリ部に記憶する際、送
    信者識別コードをパラメータにメモリ管理する手段と、
    前記メッセージを表示する際、前記メモリ部に記憶され
    たメッセージの中から送信者識別コード別にメッセージ
    を検索する手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の無線受信機。
  3. 【請求項3】 一括表示解除コードを識別する手段を有
    し、複数の受信したメッセージの中で、送信者識別コー
    ドの一致したメッセージを一括表示する際、前記一括表
    示解除コードを用いて、一括表示メッセージを分割およ
    び区別する機能を有することを特徴とする請求項1記載
    の無線受信機。
  4. 【請求項4】 メッセージ受信から一定時間をカウント
    する手段を有するとともに、送信者識別コードの一致し
    たメッセージであっても、前記一定時間の受信間隔を超
    えて受信したメッセージおよびそれ以降に送られてきた
    メッセージを除いて一括表示する制御手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の無線受信機。
  5. 【請求項5】 受信したメッセージを表示する表示部
    と、受信したメッセージを記憶するメモリ部とを有する
    表示付き無線受信機において、 メッセージ連続送信数を表すコードを付加したメッセー
    ジを受信し、メッセージ内の前記メッセージ連続送信数
    コードを認識する手段と、前記メッセージ連続送信数コ
    ードが示す連続する受信メッセージを結合し、同一画面
    上に一括で表示する手段とを備えていることを特徴とす
    る無線受信機。
  6. 【請求項6】 受信したメッセージを表示する表示部
    と、受信したメッセージを記憶するメモリ部とを有する
    表示付き無線受信機において、メッセージの着信から一
    定時間をカウントする手段を有し、一定時間内に着信し
    たメッセージを1画面に一括して表示する手段を有する
    ことを特徴とする無線受信機。
  7. 【請求項7】 スイッチ操作により、一括表示している
    メッセージを個別表示に、個別表示しているメッセージ
    を一括表示にそれぞれ切り替える手段を有することを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の無線
    受信機。
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